JPH08103644A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPH08103644A
JPH08103644A JP24156794A JP24156794A JPH08103644A JP H08103644 A JPH08103644 A JP H08103644A JP 24156794 A JP24156794 A JP 24156794A JP 24156794 A JP24156794 A JP 24156794A JP H08103644 A JPH08103644 A JP H08103644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring
blade
speed
low
ring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24156794A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Kataoka
功行 片岡
Yasumasa Okamoto
保雅 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Corp
Priority to JP24156794A priority Critical patent/JPH08103644A/ja
Publication of JPH08103644A publication Critical patent/JPH08103644A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速撹拌翼と低速撹拌翼とを備えた撹拌装置
で、少ない電力消費量で、効率よく高粘度材料の撹拌を
行うことを目的とする。 【構成】垂直軸を持つ回転体の内面形状を有する撹拌槽
と、撹拌槽の中心に回転軸を垂設しその先端に高速撹拌
翼を設けて回転軸をモータで回転させることにより高速
撹拌を行い、撹拌槽の内壁から所定の間隔をおいて低速
撹拌翼を配設し低速回転翼の上縁部を輪形の歯車に同軸
的に固設して輪形の歯車を介してモータで回転させるこ
とにより低速撹拌を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速撹拌手段と低速撹
拌手段とを備えた撹拌装置に係り、特に、少ない電力消
費量で、効率よく高粘度材料の撹拌を行うことのできる
撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、撹拌槽に、中心部分の撹拌を
行う高速撹拌翼と、槽壁に沿った撹拌を行う低速撹拌翼
とを、同心2軸で支持し回転させるようにした高粘度材
料用の撹拌装置が知られている。
【0003】しかしながら、このような構造の撹拌装置
では、高速撹拌翼と低速撹拌翼とを同心2軸で支持し回
転させるため軸構造、流体漏れを防止するためのシール
機構、軸受、さらに駆動部も二重構造になるため、メン
テナンス等の作業が非常に難しいという問題があった。
【0004】また、従来の撹拌槽では、同心2軸を大容
量のモーターを用いて、プーリー等の伝動車とチェーン
・ベルトを介して回転させていたが、撹拌槽上部のスペ
ースが制限され、撹拌用材料の投入時に支障をきたすと
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
同心2軸ミキサーでは、同心2軸のシール機構、軸受、
駆動部等が二重構造になるため、メンテナンス等の作業
が非常に難しく、また、大容量のモーターを用いて、プ
ーリー等の伝動車とチェーン・ベルトを介して回転させ
ているため、撹拌槽上部のスペースが制限され、撹拌用
材料の投入時に支障をきたし、さらに、撹拌槽壁に沿っ
た低速撹拌翼の撹拌効率が、中心の高速撹拌翼による撹
拌効率より低くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためなされ
たもので、メンテナンスを容易にし撹拌槽上部のスペー
スの有効利用を図ることができ、しかも少ない電力消費
で、効率よく高粘度作業を行うことのできる撹拌装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の撹拌装置は、上
述した目的を達成するために、垂直軸を持つ回転体の内
面形状を有する撹拌槽と、前記撹拌槽の中心に回転軸を
垂設しその先端に高速撹拌翼を設けて前記回転軸をモー
タで回転させることにより高速撹拌を行う第1の撹拌手
段と、前記撹拌槽の内壁から所定の間隔をおいて低速撹
拌翼を配設し該低速回転翼の上縁部を輪形の歯車に同軸
的に固設して前記輪形の歯車を介してモータで回転させ
ることにより低速撹拌を行う第2の撹拌手段とを有する
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の撹拌装置は、撹拌槽の中心に回転軸が
垂設され、高速回転翼は、この回転軸により回転され
る。一方、撹拌槽の内壁から所定の間隔をおいて配設さ
れた低速撹拌翼は、その上縁部が輪形の歯車に同心的に
固設され、この輪形の歯車を介してモータで回転され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例の撹拌装置を概略
的に示す断面図、図2は本発明の一実施例の撹拌装置に
使用されている遊び車を示す断面図である。
【0011】これらの図において、撹拌槽1は内面が逆
円錐状の底部とその上の円筒状の部分とからなってお
り、図示を省略したが、上部に材料の投入口が、下部に
排出口が設けられている。
【0012】撹拌槽1内には、上縁部近傍には槽を横切
って支持梁2が固設され、この支持梁2と覆蓋3に設け
た軸受4,5に支持されて回転軸6が垂設されている。
【0013】回転軸6の先端部には高速撹拌翼7が固定
され、上部は減速歯車機構とモータからなる駆動装置8
に接続されて回転駆動されるようになっている。
【0014】また、撹拌槽1の槽壁の断面形状と相似形
の低速撹拌翼10が、上端を輪形の歯車9に同軸的に固
定されて、撹拌槽1の槽壁からわずかのクリアランスを
おいて撹拌槽1内に配設されている。この実施例では輪
形の歯車9として平歯車を用いているが、かさ歯車やウ
ォーム歯車を用いてもよい。また、低速撹拌翼10は直
線状のものの他、回転軸に対して傾斜または湾曲したも
のや、図で片側の回転翼が周方向に90度、または12
0度組の間隔で配置されたものとしてもよい。上記低速
撹拌翼10は、輪形の歯車9の側面を撹拌槽1の周縁部
にスラストベアリング10を介して支承させることによ
り、撹拌槽1内に保持されている。
【0015】輪形の歯車9は、モータ及び必要に応じて
減速歯車機構を含む駆動装置11の駆動歯車12に噛合
されており、この駆動装置11と回転軸6を挟んで反対
側の位置に、または周方向の複数箇所に等間隔で、歯車
9と噛合う遊び車12が配設されている。低速撹拌翼1
0は、駆動装置11を駆動させることにより、撹拌槽1
の槽壁に沿って回転する。
【0016】この実施例の撹拌装置では、回転軸6を同
心2軸とする必要がないため軸構造シール機構、軸受、
駆動部等を単純な構造とすることができメンテナンスが
容易である。また、プーリー等の伝動車やチェーン・ベ
ルト等を使用しないので、モータのトルクを高い効率で
各撹拌翼に伝達することができ、しかも撹拌槽上部に広
い空間が得られるので撹拌用材料の投入等の作業性も良
好になる。さらに、高速撹拌翼と低速撹拌翼の回転数を
独立して調節できるので撹拌する材料によって最適の作
業条件を設定することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の撹拌装置に
よれば、回転軸を同心2軸構造とする必要がないので、
シール機構、軸受、駆動部等の構造が単純になってメン
テナンス作業が容易になり、また、プーリー等の伝動車
とチェーン・ベルトを介して回転させる必要がないの
で、撹拌槽上部に作業空間が生じ、撹拌用材料の投入等
の作業性が向上し、かつ、高い撹拌効率が得られるので
消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の撹拌装置の全体を示す断面
図である。
【図2】本発明の一実施例の撹拌装置に使用されている
遊び車の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…撹拌槽、2…支持梁、3…覆蓋、4,5…軸受、6
…回転軸、7…高速撹拌翼、8,11…駆動装置、9…
輪形の歯車、10…低速撹拌翼

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直軸を持つ回転体の内面形状を有する
    撹拌槽と、 前記撹拌槽の中心に回転軸を垂設しその先端に高速撹拌
    翼を設けて前記回転軸をモータで回転させることにより
    高速撹拌を行う第1の撹拌手段と、 前記撹拌槽の内壁から所定の間隔をおいて低速撹拌翼を
    配設し該低速回転翼の上縁部を輪形の歯車に同軸的に固
    設して前記輪形の歯車を介してモータで回転させること
    により低速撹拌を行う第2の撹拌手段とを有することを
    特徴とする撹拌装置。
JP24156794A 1994-10-05 1994-10-05 撹拌装置 Withdrawn JPH08103644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24156794A JPH08103644A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 撹拌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24156794A JPH08103644A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 撹拌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08103644A true JPH08103644A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17076262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24156794A Withdrawn JPH08103644A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 撹拌装置

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JP (1) JPH08103644A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010003320A1 (zh) * 2008-07-11 2010-01-14 上海尚龙乳业有限公司 一种乳制品脱糖加工设备

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115