JPS6271521A - 低速撹拌方法及びその装置 - Google Patents
低速撹拌方法及びその装置Info
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- JPS6271521A JPS6271521A JP60213369A JP21336985A JPS6271521A JP S6271521 A JPS6271521 A JP S6271521A JP 60213369 A JP60213369 A JP 60213369A JP 21336985 A JP21336985 A JP 21336985A JP S6271521 A JPS6271521 A JP S6271521A
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- rotating shaft
- fluid
- stirring tank
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
- B01F27/05—Stirrers
- B01F27/07—Stirrers characterised by their mounting on the shaft
- B01F27/072—Stirrers characterised by their mounting on the shaft characterised by the disposition of the stirrers with respect to the rotating axis
- B01F27/0726—Stirrers characterised by their mounting on the shaft characterised by the disposition of the stirrers with respect to the rotating axis having stirring elements connected to the stirrer shaft each by a single radial rod, other than open frameworks
- B01F27/07261—Stirrers characterised by their mounting on the shaft characterised by the disposition of the stirrers with respect to the rotating axis having stirring elements connected to the stirrer shaft each by a single radial rod, other than open frameworks of the anchor type, i.e. the stirring elements being connected to the rods by one end and extending parallel to the shaft axis
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高粘度流体の攪拌、晶析1発酵。
熟成等の諸操作、カプセル製造など、低速攪拌を必要と
する攪拌槽における低速攪拌方法、およびその装置に関
するものである。
する攪拌槽における低速攪拌方法、およびその装置に関
するものである。
〔従来の技術)
攪拌装置としては、プロペラ型、オール型(1g型)、
タービン型、リボン型、スクリュー型など各種の型式の
ものが知られているが、前記用途に ′使用する
低速攪拌のためには、一般に、低い回転速度でも使用す
ることができるオール型、リボン型、スクリュー型の攪
拌装置が使用されている。
タービン型、リボン型、スクリュー型など各種の型式の
ものが知られているが、前記用途に ′使用する
低速攪拌のためには、一般に、低い回転速度でも使用す
ることができるオール型、リボン型、スクリュー型の攪
拌装置が使用されている。
これらの攪拌装置は、攪拌槽に垂設される回転軸に、攪
拌羽根として1本または数本の矩形板状の部材からなる
櫂を取付けたもの(オール型)。
拌羽根として1本または数本の矩形板状の部材からなる
櫂を取付けたもの(オール型)。
1本または数本の小幅の薄板をリボン状に瑳り合わせた
状態で取付けたもの(リボン型)、スクリューを取付け
たもの(スクリュー型)であって。
状態で取付けたもの(リボン型)、スクリューを取付け
たもの(スクリュー型)であって。
回転軸と連動する原動機を回転させることによって、攪
拌羽根を同時に回転させるものである。
拌羽根を同時に回転させるものである。
しかして、前記公知の攪拌装置を、低速攪拌に使用する
場合には1羽根の面積や、形状を変えることにより、低
速になっても攪拌効果を維持するように検討されている
。
場合には1羽根の面積や、形状を変えることにより、低
速になっても攪拌効果を維持するように検討されている
。
しかしながら、この程度の変更では、攪拌槽全体に対し
て9局部的な攪拌力の強弱が伴い、充分に均一な攪拌を
行うことができない。
て9局部的な攪拌力の強弱が伴い、充分に均一な攪拌を
行うことができない。
すなわち2回転軸の回動に際して、攪拌槽の内周壁近傍
の攪拌羽根の周速度は、内側の回転軸付近の回転の周速
度よりも大きいため、低速回転においても、攪拌槽にお
ける内周壁近傍の流動体は。
の攪拌羽根の周速度は、内側の回転軸付近の回転の周速
度よりも大きいため、低速回転においても、攪拌槽にお
ける内周壁近傍の流動体は。
攪拌羽根の攪拌を効率よく受けて充分な攪拌が行われる
もの一1回転軸近傍の流動体は、単に攪拌羽根の回動に
つれて、流動体が移動する程度に流動するのみで、実質
的に攪拌混合が行われずに。
もの一1回転軸近傍の流動体は、単に攪拌羽根の回動に
つれて、流動体が移動する程度に流動するのみで、実質
的に攪拌混合が行われずに。
流動体が停滞しているに等しい状態となっているもので
ある。
ある。
高速攪拌では、攪拌羽根が速い速度で回動するため、そ
の回動によって周速度の大きい攪拌槽の内周壁部の攪拌
の影響を受けて1回転軸周辺の流動体も同時に攪拌され
、攪拌槽内全体を概ね均等な攪拌状態に維持することも
可能である。
の回動によって周速度の大きい攪拌槽の内周壁部の攪拌
の影響を受けて1回転軸周辺の流動体も同時に攪拌され
、攪拌槽内全体を概ね均等な攪拌状態に維持することも
可能である。
しかしながら、低速攪拌にあっては、前記のように内周
壁部と1回転軸周辺部による攪拌効率の差異はきわめて
顕著であって、これは攪拌羽根自体を軸周にまで至らし
めるという方法を採用しても、この部分の周速度が小さ
いために、流動体は攪拌羽根の回動につれて移動するの
みで、充分な攪拌混合を行うことができない。
壁部と1回転軸周辺部による攪拌効率の差異はきわめて
顕著であって、これは攪拌羽根自体を軸周にまで至らし
めるという方法を採用しても、この部分の周速度が小さ
いために、流動体は攪拌羽根の回動につれて移動するの
みで、充分な攪拌混合を行うことができない。
また、均一混合までに時間かが一つたり、攪拌に起因す
る反応効率の低下、さらには得られる製品の品質に均一
性が欠ける等のトラブルを生じていた。
る反応効率の低下、さらには得られる製品の品質に均一
性が欠ける等のトラブルを生じていた。
また、前記のように攪拌羽根を大きくしたり。
回転軸を太くすることは、原動機に大きな負荷を与える
ので、それだけ装置全体が大型化すると共に、コスト面
においてきわめて不利であるなどの欠点があった。
ので、それだけ装置全体が大型化すると共に、コスト面
においてきわめて不利であるなどの欠点があった。
この発明は、か\る現状に鑑み、低速攪拌の攪拌槽にお
ける宿命といえる回転軸を中心とする攪拌回転の中心部
分、およびその近傍に発生する流動体の滞留部分をなく
することによって、攪拌槽全体の攪拌混合を均一化する
ことを目的としたものである。
ける宿命といえる回転軸を中心とする攪拌回転の中心部
分、およびその近傍に発生する流動体の滞留部分をなく
することによって、攪拌槽全体の攪拌混合を均一化する
ことを目的としたものである。
すなわち、第1の発明は、攪拌槽に垂設される回転軸の
低速回転にともなって、前記回転軸と一体的に回転する
攪拌羽根の内側に形成される流動体の滞留部に、流動体
を存在せしめないデッドスペースを筒状体により形成し
、攪拌槽内周壁側に位置する前記攪拌羽根の外側の流動
体周速度と。
低速回転にともなって、前記回転軸と一体的に回転する
攪拌羽根の内側に形成される流動体の滞留部に、流動体
を存在せしめないデッドスペースを筒状体により形成し
、攪拌槽内周壁側に位置する前記攪拌羽根の外側の流動
体周速度と。
前記デッドスペース側に位置する攪拌羽根内側の流動体
周速度との速度差を減少せしめ、もって流動体を均一に
攪拌混合せしめることを特徴とする低速攪拌方法を要旨
とするものである。
周速度との速度差を減少せしめ、もって流動体を均一に
攪拌混合せしめることを特徴とする低速攪拌方法を要旨
とするものである。
第2の発明は F拌槽に垂設される回転軸に。
流動体の存在しないデッドスペースを構成する筒状体を
同心状に固着すると共に、この筒状体の外周面上に、も
しくはその外側に1回転軸の回転によって作動する複数
の攪拌羽根を設け、攪拌槽内における流動体の滞留部を
な(することを特徴とする低速攪拌装置を要旨とするも
のである。
同心状に固着すると共に、この筒状体の外周面上に、も
しくはその外側に1回転軸の回転によって作動する複数
の攪拌羽根を設け、攪拌槽内における流動体の滞留部を
な(することを特徴とする低速攪拌装置を要旨とするも
のである。
また、第3の発明は、攪拌槽内の上方に回転軸の下端を
位置せしめ、この回転軸の端面に複数のアームを固定す
ると共に、各アームにそれぞれ攪拌羽根を一体的に付設
し、前記回転軸の延長線上の攪拌槽の底面で、かつ前記
攪拌羽根の内側に位置させて、流動体の存在しないデッ
ドスペースを構成する筒状体を立設し、もって攪拌槽内
における流動体の滞留部をなくすることを特徴とする低
速攪拌装置を要旨とするものである。
位置せしめ、この回転軸の端面に複数のアームを固定す
ると共に、各アームにそれぞれ攪拌羽根を一体的に付設
し、前記回転軸の延長線上の攪拌槽の底面で、かつ前記
攪拌羽根の内側に位置させて、流動体の存在しないデッ
ドスペースを構成する筒状体を立設し、もって攪拌槽内
における流動体の滞留部をなくすることを特徴とする低
速攪拌装置を要旨とするものである。
この発明における低速攪拌方法は、前記のように、攪拌
槽に垂設される回転軸を中心とする攪拌回転の中心部分
、およびその近傍に発生する流動体の滞留部分に、流動
体の存在しないデッドスペースを形成することによって
、低速攪拌における攪拌槽内の攪拌混合を均一にするも
ので、具体的にデッドスペースを形成するに際しては、
筒状体を、攪拌槽の底面に、その一端が軸支される回転
軸に同心上に配設固定する方法と、その下端が。
槽に垂設される回転軸を中心とする攪拌回転の中心部分
、およびその近傍に発生する流動体の滞留部分に、流動
体の存在しないデッドスペースを形成することによって
、低速攪拌における攪拌槽内の攪拌混合を均一にするも
ので、具体的にデッドスペースを形成するに際しては、
筒状体を、攪拌槽の底面に、その一端が軸支される回転
軸に同心上に配設固定する方法と、その下端が。
攪拌槽の上部に位置する回転軸の延長線上の底面に、筒
状体を立設固定する方法とがある。
状体を立設固定する方法とがある。
なお1回転軸は、攪拌槽の底面から立設させ。
その先端部を、攪拌槽内の上方で軸支する方法もある。
しかして、前記筒状体は、筒内に流動体が存在しない構
造のもので、流動体に対し不活性な合成樹脂や、ステン
レススチール等で作られ、かつ軽量なものを使用するも
のであって、特に中空体が好ましく使用される。
造のもので、流動体に対し不活性な合成樹脂や、ステン
レススチール等で作られ、かつ軽量なものを使用するも
のであって、特に中空体が好ましく使用される。
筒状体の径や、大きさは、使用する攪拌羽根や攪拌槽の
大きさ、使用する流動体の種類などによって適宜決定す
るものである。
大きさ、使用する流動体の種類などによって適宜決定す
るものである。
また2回転軸の回転によって2作動する攪拌羽根は1回
転軸の所定部位に、該回転軸に直交状態で付設されたア
ームの側面乃至下端面に一体的に固着する方法と9回転
軸に同心上に配設固定された筒状体の外周面に一体的に
固定する方法とがある。
転軸の所定部位に、該回転軸に直交状態で付設されたア
ームの側面乃至下端面に一体的に固着する方法と9回転
軸に同心上に配設固定された筒状体の外周面に一体的に
固定する方法とがある。
なお1回転軸より突出するアームは、2本以上であり、
これに各1枚の攪拌羽根を付したものであって1回転軸
に直交状態であれば9回転軸に対して角度をもって曲折
していてもよく、また弧状に弯曲したものであってもよ
い。
これに各1枚の攪拌羽根を付したものであって1回転軸
に直交状態であれば9回転軸に対して角度をもって曲折
していてもよく、また弧状に弯曲したものであってもよ
い。
さらに、アームに取付ける矩形板状の部材からなる攪拌
羽根の取付は角度は2回転軸と平行する垂直型であって
もよく、又回転方向に、垂直より適宜の角度で傾斜させ
たものであってもよい。
羽根の取付は角度は2回転軸と平行する垂直型であって
もよく、又回転方向に、垂直より適宜の角度で傾斜させ
たものであってもよい。
この発明の低速攪拌方法、およびその攪拌装置の典型的
な構成は、第1図〜第3図で例示したものであるが、攪
拌槽5内に、攪拌混合しようとする。物性の異なった複
数種類の液−液、または。
な構成は、第1図〜第3図で例示したものであるが、攪
拌槽5内に、攪拌混合しようとする。物性の異なった複
数種類の液−液、または。
液−固等を投入し、ついで、原動機を作動させて回転軸
1を所定の方向に回転させる。
1を所定の方向に回転させる。
その場合1回転軸1の回転速度は1例えば、直径1mの
攪拌槽に対し、15〜20rp−程度の低速回転である
。
攪拌槽に対し、15〜20rp−程度の低速回転である
。
回転軸1の回転に従い、この回転軸1に同心上に配設固
着された筒状体4も回転するが、筒状体4は、その上下
端面が閉塞されているので、流動体は、筒状体4内に浸
入することがない。
着された筒状体4も回転するが、筒状体4は、その上下
端面が閉塞されているので、流動体は、筒状体4内に浸
入することがない。
一方、攪拌羽根3は、アーム2を介して前記回転軸1に
連結しているので1回転軸lの回転と同時に回転し、攪
拌槽1内に投入された物性の異なる複数の液を、順次攪
拌混合するものである。
連結しているので1回転軸lの回転と同時に回転し、攪
拌槽1内に投入された物性の異なる複数の液を、順次攪
拌混合するものである。
なお、第4図乃至第9図に示される他の実施例において
も、その作用は同一であるが、第9図に示される実施例
は2回転軸1゛に直接筒状体4を設けることなく1回転
軸1の延長線上の攪拌槽1の底面に筒状体4を立設して
いるので、第1図乃至第8図に示される実施例に比較し
1回転軸にか\る負荷が減少し、設置が簡単であり、既
存の低速攪拌装置にも、簡単に応用することができる点
で優れたものである。・ いずれの実施例においても、攪拌槽5内に発生する流動
体の滞留部分、すなわち9回転軸1およびその近傍部分
に、流動体の存在しない筒状体4を設け、この筒状体4
の外側に位置する攪拌羽根3の、外側と内側の周速度の
差を小さくしているので、攪拌槽5全体の充分な攪拌混
合が確実に実施できるものである。
も、その作用は同一であるが、第9図に示される実施例
は2回転軸1゛に直接筒状体4を設けることなく1回転
軸1の延長線上の攪拌槽1の底面に筒状体4を立設して
いるので、第1図乃至第8図に示される実施例に比較し
1回転軸にか\る負荷が減少し、設置が簡単であり、既
存の低速攪拌装置にも、簡単に応用することができる点
で優れたものである。・ いずれの実施例においても、攪拌槽5内に発生する流動
体の滞留部分、すなわち9回転軸1およびその近傍部分
に、流動体の存在しない筒状体4を設け、この筒状体4
の外側に位置する攪拌羽根3の、外側と内側の周速度の
差を小さくしているので、攪拌槽5全体の充分な攪拌混
合が確実に実施できるものである。
以下1図面を引用して、この発明の実施例をそれぞれ具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図乃至第3図は、この発明の低速攪拌方法を実施す
るための装置の第1の実施例を示すもの゛で、第4図乃
至第9図は、それぞれ第2乃至第7の実施例を示す。
るための装置の第1の実施例を示すもの゛で、第4図乃
至第9図は、それぞれ第2乃至第7の実施例を示す。
これら図面において、1は攪拌槽5内に垂設された回転
軸であって、その基端側は、原動機(図示せず)に連結
され、他端は、攪拌槽5の底面に設けられた軸受6に嵌
合されて垂直に保持されると共に、矢印の方法に回転す
るものである。
軸であって、その基端側は、原動機(図示せず)に連結
され、他端は、攪拌槽5の底面に設けられた軸受6に嵌
合されて垂直に保持されると共に、矢印の方法に回転す
るものである。
この回転軸lの上方の周面には、複数(実施例において
は3本)のアーム2が9等間隔で回転軸1に対して直交
状態で突設され、その下面にオール型の攪拌羽根3がそ
れぞれ一体的に底面方向に垂直に付設されたものである
。
は3本)のアーム2が9等間隔で回転軸1に対して直交
状態で突設され、その下面にオール型の攪拌羽根3がそ
れぞれ一体的に底面方向に垂直に付設されたものである
。
4は、前記回転軸1に同心状に固着された円筒状の中空
体からなる筒状体であって、その上下の各端面ば閉塞さ
れ、攪拌槽5内に液などを収納した場合、筒状体4内に
流動体が浸入しないよう構成されている。
体からなる筒状体であって、その上下の各端面ば閉塞さ
れ、攪拌槽5内に液などを収納した場合、筒状体4内に
流動体が浸入しないよう構成されている。
なお、前記回転軸lに突設されるアーム2は。
第3図に示すように、筒状体4の上部に形成したスリッ
トから突出せしめている。
トから突出せしめている。
しかして、この筒状体4は1回転軸1の外周面と、アー
ム2に連設された攪拌羽根3の内側の端縁との間に形成
される間隔を狭め、もって流動体の存在しないデッドス
ペースを形成するものであるから、これにより攪拌効率
が向上するようにその大きさを決定することが望ましい
。
ム2に連設された攪拌羽根3の内側の端縁との間に形成
される間隔を狭め、もって流動体の存在しないデッドス
ペースを形成するものであるから、これにより攪拌効率
が向上するようにその大きさを決定することが望ましい
。
このような構成からなる攪拌槽5に9例えば。
物性の異なった複数種類の液体を投入し、これを攪拌に
より混合するには、まず、原動機を回転せしめ、攪拌機
の回転軸1を矢印の方向に低速回転させる。
より混合するには、まず、原動機を回転せしめ、攪拌機
の回転軸1を矢印の方向に低速回転させる。
この場合の回転速度は1例えば、直径1mの攪拌槽に対
して、15〜20rpm程度の低速の回転速度とする。
して、15〜20rpm程度の低速の回転速度とする。
このような状態において、攪拌を行えば1回転軸1には
、流動体の滞留部分を減少させるデッドスペースとなる
筒状体4が、一体的に固着されているので、攪拌槽5内
の異なる複数の液が、均一に攪拌混合されるものである
。
、流動体の滞留部分を減少させるデッドスペースとなる
筒状体4が、一体的に固着されているので、攪拌槽5内
の異なる複数の液が、均一に攪拌混合されるものである
。
この発明における攪拌装置は、前記第1図〜第3図に示
される構成にのみに限定されるものではな(、他に第5
図〜第9図に示すような各種の態様が存在する。
される構成にのみに限定されるものではな(、他に第5
図〜第9図に示すような各種の態様が存在する。
すなわち、第4図に示す第2の実施例は、前記の第1の
実施例と異なり9回転軸1に突設固着されるアーム2が
1回転軸1の上下方向における中心部に設けられたもの
で、このアーム2の先端には、攪拌羽根3がそれぞれ固
着され1回転軸1の回転にともない、攪拌羽根3が回転
し、攪拌槽5内に収容された異なる2液を均一に攪拌混
合するものであって、筒状体4と9回転軸lおよびアー
ム2との関係は、第1の実施例と同じである。
実施例と異なり9回転軸1に突設固着されるアーム2が
1回転軸1の上下方向における中心部に設けられたもの
で、このアーム2の先端には、攪拌羽根3がそれぞれ固
着され1回転軸1の回転にともない、攪拌羽根3が回転
し、攪拌槽5内に収容された異なる2液を均一に攪拌混
合するものであって、筒状体4と9回転軸lおよびアー
ム2との関係は、第1の実施例と同じである。
第5図は、第3の実施例を示すもので、アーム2と、F
R拌羽根3の組合せを、上下2段に構成した場合である
。
R拌羽根3の組合せを、上下2段に構成した場合である
。
第6図は、第4の実施例を示し、アーム2が。
回転軸1の下方より突出した態様を示す。
第7図は、第5の実施例を示すもので、攪拌羽根3を2
回転軸1に同心状に一体的に固着された筒状体4の外周
面に、上下2段に突設固定したものである。
回転軸1に同心状に一体的に固着された筒状体4の外周
面に、上下2段に突設固定したものである。
この第7図において、攪拌槽5は、その外周にジャケッ
ト7を設け、このジャケット7内に熱媒を通し、また、
筒状体4の上部より熱媒の入口管10、出口管11を設
けて筒状体4内にも熱媒を通すようにすれば、攪拌と同
時に熱媒による加熱または冷却を行うことができる。
ト7を設け、このジャケット7内に熱媒を通し、また、
筒状体4の上部より熱媒の入口管10、出口管11を設
けて筒状体4内にも熱媒を通すようにすれば、攪拌と同
時に熱媒による加熱または冷却を行うことができる。
この場合、筒状体4は、その上蓋に熱媒の入口管10.
出口管11を固定し、この上蓋のみは回転軸1の回転に
伴って回転しないようにすることが必要である。
出口管11を固定し、この上蓋のみは回転軸1の回転に
伴って回転しないようにすることが必要である。
なお、8はジャケット7に送入する熱媒の入口管、9は
出口管である。
出口管である。
第8図は、第6の実施例を示し、第7図と同様に9回転
軸1に同心状に一体的に固着された筒状体4の外周面に
、複数の攪拌羽根3を所定の間隔を存して配役固定した
ものである。
軸1に同心状に一体的に固着された筒状体4の外周面に
、複数の攪拌羽根3を所定の間隔を存して配役固定した
ものである。
第9図は、第7の実施例を示すもので2回転軸lの下端
は、攪拌槽5の上部に位置し、前記第2乃至第6の実施
例と異なり、攪拌槽5の内部にまで垂下せずに、攪拌羽
根3のみが攪拌槽5内に配置されている場合の態様を表
している。
は、攪拌槽5の上部に位置し、前記第2乃至第6の実施
例と異なり、攪拌槽5の内部にまで垂下せずに、攪拌羽
根3のみが攪拌槽5内に配置されている場合の態様を表
している。
デッドスペースを構成する筒状体4は、第7の実施例に
おいては、攪拌の中心となる回転軸1の延長線上に位置
する攪拌槽5の底面に立設固定されている。
おいては、攪拌の中心となる回転軸1の延長線上に位置
する攪拌槽5の底面に立設固定されている。
なお、前記第7図の場合に準じ、攪拌槽5の外周にジャ
ケット7を設け、熱媒の入口管8.出口管9を利用して
このジャケット7内に熱媒を通すようになし、また攪拌
槽5の下部および筒状体4の下部を貫通して熱媒の入口
管10.出口管11を設けて筒状体4内にも熱媒を通す
ようにすれば、攪拌と同時に熱媒による加熱または冷却
を行うことができて有利である。
ケット7を設け、熱媒の入口管8.出口管9を利用して
このジャケット7内に熱媒を通すようになし、また攪拌
槽5の下部および筒状体4の下部を貫通して熱媒の入口
管10.出口管11を設けて筒状体4内にも熱媒を通す
ようにすれば、攪拌と同時に熱媒による加熱または冷却
を行うことができて有利である。
以上述べたように、この発明の低速攪拌方法を実施する
ための装置は。
ための装置は。
(1)回転軸に同心状に筒状体を嵌合固着し、攪拌羽根
を、前記筒状体の外周側に位置せしめた状態で1回転軸
に直交状態で固定されたアームの先端に固定したもの。
を、前記筒状体の外周側に位置せしめた状態で1回転軸
に直交状態で固定されたアームの先端に固定したもの。
(2)回転軸に同心状に筒状体を嵌合固着し、攪拌羽根
を、アームを使用することなく、前記筒状体の外周面に
直接固定したもの。
を、アームを使用することなく、前記筒状体の外周面に
直接固定したもの。
(3)回転軸の下端を、攪拌槽の上部に位置せしめると
共に、その下端面にアームを直交状態で突設固定し、か
つ各アームの下面に攪拌羽根を一体的に固着し、筒状体
を、この攪拌槽の攪拌の中心となる回転軸の延長線上に
位置する底面上に立設固定したもの。
共に、その下端面にアームを直交状態で突設固定し、か
つ各アームの下面に攪拌羽根を一体的に固着し、筒状体
を、この攪拌槽の攪拌の中心となる回転軸の延長線上に
位置する底面上に立設固定したもの。
があるが、いずれの場合も、デッドスペースを構成する
ための筒状体は、当該攪拌槽の攪拌の中心となる1回転
軸に同心状に、もしくは回転軸の延長線上で、かつ、攪
拌羽根の内側に設けるものである。
ための筒状体は、当該攪拌槽の攪拌の中心となる1回転
軸に同心状に、もしくは回転軸の延長線上で、かつ、攪
拌羽根の内側に設けるものである。
この発明の低速攪拌方法は、攪拌槽に垂設される回転軸
を中心とする。攪拌回転の中心部分および、その近傍に
、流動体が存在しないデッドスペースを形成するという
、きわめて簡単、かつ容易な方法によって、低速攪拌の
際に生ずる特有の液体滞空間を実質的になりシ、もって
攪拌槽内全体の攪拌を均一化せしめ、これにより攪拌効
率を大きく向上せしめることができるものである。
を中心とする。攪拌回転の中心部分および、その近傍に
、流動体が存在しないデッドスペースを形成するという
、きわめて簡単、かつ容易な方法によって、低速攪拌の
際に生ずる特有の液体滞空間を実質的になりシ、もって
攪拌槽内全体の攪拌を均一化せしめ、これにより攪拌効
率を大きく向上せしめることができるものである。
また、この発明の低速攪拌装置は、か\るデッドスペー
スを、ta拌槽内の流動体が内部に浸入しない筒状体で
形成したものであり、従来使用されている低速攪拌装置
に、前記の筒状体を単に付加させるのみで、充分に、か
つ確実に低速攪拌の効率を向上させることができる。
スを、ta拌槽内の流動体が内部に浸入しない筒状体で
形成したものであり、従来使用されている低速攪拌装置
に、前記の筒状体を単に付加させるのみで、充分に、か
つ確実に低速攪拌の効率を向上させることができる。
この発明の低速攪拌装置は、前記のように、優れた低速
攪拌装置として、安価に、しかも簡単に得ることができ
、高粘度流体の攪拌混合用として。
攪拌装置として、安価に、しかも簡単に得ることができ
、高粘度流体の攪拌混合用として。
また晶析1発酵、熟成、カプセル製造に使用する攪拌、
伝熱および反応装置等としてきわめて有用である。
伝熱および反応装置等としてきわめて有用である。
図面は、この発明の攪拌装置の実施例を示すもので、第
1図は第1の実施例の一部を切欠いた側面図、第2図は
その平面図、第3図はその要部の拡大斜視図、第4図乃
至第9図は、それぞれ第2乃至第7の実施例を示す縦断
面図である。 1・・・回転軸 2・・・アーム 3・・・攪拌羽根 4・・・筒状体 5・・・攪拌槽 7・・・ジャケット8.10・・
・熱媒入口管 9.11・・・熱媒出口管 特許出願人 東亜合成化学工業 株式会社代 理 人
弁理士 幸 1)全 弘 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 !!!!7図 第9図
1図は第1の実施例の一部を切欠いた側面図、第2図は
その平面図、第3図はその要部の拡大斜視図、第4図乃
至第9図は、それぞれ第2乃至第7の実施例を示す縦断
面図である。 1・・・回転軸 2・・・アーム 3・・・攪拌羽根 4・・・筒状体 5・・・攪拌槽 7・・・ジャケット8.10・・
・熱媒入口管 9.11・・・熱媒出口管 特許出願人 東亜合成化学工業 株式会社代 理 人
弁理士 幸 1)全 弘 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 !!!!7図 第9図
Claims (3)
- (1)攪拌槽に垂設される回転軸の低速回転にともなっ
て、前記回転軸と一体的に回転する攪拌羽根の内側に形
成される流動体の滞留部に、流動体を存在せしめないデ
ッドスペースを筒状体により形成し、攪拌槽内周壁側に
位置する前記攪拌羽根の外側の流動体周速度と、前記デ
ッドスペース側に位置する攪拌羽根内側の流動体周速度
との速度差を減少せしめ、もって流動体を均一に攪拌混
合せしめることを特徴とする低速攪拌方法。 - (2)攪拌槽に垂設される回転軸に、流動体の存在しな
いデッドスペースを構成する筒状体を同心状に固着する
と共に、この中空体の外周面上に、もしくはその外側に
、回転軸の回転によって作動する複数の攪拌羽根を設け
、攪拌槽内における液の滞留部をなくすることを特徴と
する低速攪拌装置。 - (3)攪拌槽内部の上方に回転軸の下端を位置せしめ、
この回転軸の端面に複数のアームを固定すると共に、各
アームにそれぞれ攪拌羽根を一体的に付設し、前記回転
軸の延長線上の攪拌槽の底面で、かつ前記攪拌羽根の内
側に位置させて、流動体の存在しないデッドスペースを
構成する筒状体を立設し、もって攪拌槽内における液の
滞留部をなくすることを特徴とする低速攪拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213369A JPS6271521A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 低速撹拌方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213369A JPS6271521A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 低速撹拌方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271521A true JPS6271521A (ja) | 1987-04-02 |
Family
ID=16638041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213369A Pending JPS6271521A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 低速撹拌方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271521A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999013052A1 (fr) * | 1997-09-11 | 1999-03-18 | Shinko Pantec Co., Ltd. | Bac de brassage destine a stocker une solution de levure et procede de production de produits alimentaires fermentes tels que la biere au moyen dudit bac de brassage |
CN104826357A (zh) * | 2015-05-28 | 2015-08-12 | 化工部长沙设计研究院 | 一种带整流罩的结晶器 |
CN104971654A (zh) * | 2015-06-11 | 2015-10-14 | 柳州美纳机械有限公司 | 橡胶组合式搅拌器 |
JP2015534823A (ja) * | 2012-11-07 | 2015-12-07 | アンドリッツ インコーポレーテッド | 垂直パドルを備える高固形分酵素反応混合器および方法 |
CN106267861A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-01-04 | 成都市翻鑫家科技有限公司 | 一种高效浓缩设备 |
CN106345131A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-01-25 | 成都市翻鑫家科技有限公司 | 一种快速浓缩装置 |
CN106422398A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-02-22 | 成都市翻鑫家科技有限公司 | 一种多功能浓缩设备 |
CN106422375A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-02-22 | 成都市翻鑫家科技有限公司 | 一种新型浓缩装置 |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP60213369A patent/JPS6271521A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999013052A1 (fr) * | 1997-09-11 | 1999-03-18 | Shinko Pantec Co., Ltd. | Bac de brassage destine a stocker une solution de levure et procede de production de produits alimentaires fermentes tels que la biere au moyen dudit bac de brassage |
JP2015534823A (ja) * | 2012-11-07 | 2015-12-07 | アンドリッツ インコーポレーテッド | 垂直パドルを備える高固形分酵素反応混合器および方法 |
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