JPH08103471A - 歯科治療ユニット - Google Patents
歯科治療ユニットInfo
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- JPH08103471A JPH08103471A JP6240342A JP24034294A JPH08103471A JP H08103471 A JPH08103471 A JP H08103471A JP 6240342 A JP6240342 A JP 6240342A JP 24034294 A JP24034294 A JP 24034294A JP H08103471 A JPH08103471 A JP H08103471A
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- water
- ionized water
- instrument
- dental treatment
- acidic
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルカリイオン水及び酸性イオン水生成手段
からインスツルメントホースまでの配水管の長さをでき
るだけ短くし、もって、耐酸性の高い高価なステンレス
材やチタン材の使用量を少なくし、コストの低廉化を図
る。 【構成】 歯科治療ユニット10は、インスツルメント
ホース6の接続端子部15を着脱自在に接続することの
できるコネクト部14を有する。このコネクト部14の
近傍に、アルカリイオン水及び酸性イオン水を生成する
ための手段13を設け、歯科治療時、アルカリイオン水
を前記インスツルメントに供給し、消毒時、酸性イオン
水を前記インスツルメントに供給する。
からインスツルメントホースまでの配水管の長さをでき
るだけ短くし、もって、耐酸性の高い高価なステンレス
材やチタン材の使用量を少なくし、コストの低廉化を図
る。 【構成】 歯科治療ユニット10は、インスツルメント
ホース6の接続端子部15を着脱自在に接続することの
できるコネクト部14を有する。このコネクト部14の
近傍に、アルカリイオン水及び酸性イオン水を生成する
ための手段13を設け、歯科治療時、アルカリイオン水
を前記インスツルメントに供給し、消毒時、酸性イオン
水を前記インスツルメントに供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療ユニット、よ
り詳細には、歯科ユニットにおけるエアータービン、マ
イクロエンジン、ウォータシリンジ等の水回路を消毒す
るための装置に関する。
り詳細には、歯科ユニットにおけるエアータービン、マ
イクロエンジン、ウォータシリンジ等の水回路を消毒す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、歯牙を切削するた
めにエアータービン、マイクロエンジン等を用い、例え
ば、エアータービンに取り付けられた切削具(バー)を
高速回転して歯牙を切削又は研磨するが、その場合、切
削又は研磨箇所が摩擦熱で高温になるため、この切削又
は研磨箇所に水又はスプレイ(水と空気の混合体)を噴
射して冷却する。また、治療後の口腔内を清掃するため
にウォータシリンジを用いて口腔内に水又はスプレイを
噴射する。
めにエアータービン、マイクロエンジン等を用い、例え
ば、エアータービンに取り付けられた切削具(バー)を
高速回転して歯牙を切削又は研磨するが、その場合、切
削又は研磨箇所が摩擦熱で高温になるため、この切削又
は研磨箇所に水又はスプレイ(水と空気の混合体)を噴
射して冷却する。また、治療後の口腔内を清掃するため
にウォータシリンジを用いて口腔内に水又はスプレイを
噴射する。
【0003】上述のように、歯科治療においては、水を
種々使用するが、この水を従来の歯科治療においては、
水道水から得ているが、インスツルメントの放水孔周囲
に付着した細菌が水流が停止している不使用時に繁殖し
て、インスツルメントの内部まで入り込んで汚染が広が
ってしまうおそれがある。このようなインスツルメント
内での細菌の繁殖を防止するために、例えば、殺菌効果
をもつ酸水性を使用することが考えられている。
種々使用するが、この水を従来の歯科治療においては、
水道水から得ているが、インスツルメントの放水孔周囲
に付着した細菌が水流が停止している不使用時に繁殖し
て、インスツルメントの内部まで入り込んで汚染が広が
ってしまうおそれがある。このようなインスツルメント
内での細菌の繁殖を防止するために、例えば、殺菌効果
をもつ酸水性を使用することが考えられている。
【0004】図3は、本発明が適用される歯科治療ユニ
ットの一例を示す全体構成図で、図中、10は歯科治療
ユニットで、該ユニット10は、治療椅子1、ワークテ
ーブル2、インスツルメントホルダー3、前記ワークテ
ーブル2及びインスツルメントホルダー3を支持するア
ーム4、歯科治療を行うための各種ドクター用インスツ
ルメント5、各インスツルメント5に水、エアー、電気
等を供給するためのインスツルメントホース6、スピッ
トン7、給排水ボックス8、アシスタント用インスツル
メントホルダー9、アシスタント用インスツルメント1
1、アシスタント用インスツルメントホルダー9を固定
支持するためのアーム12から成り、周知のように、歯
科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭を安頭台に固定
して治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下
動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢
にして治療を行なう。アシスタントホルダー9には、バ
キューム管、排唾管等が準備されており、治療時、患者
の口腔内に生じる汚液、唾液等を吸引、排出するように
している。このアシスタントホルダー9は、スタンドア
ロン式のものがあるが、図に示すように、アーム12を
通して固定部材、例えば、スピットン給排水ボックス8
に固定されているものもある。
ットの一例を示す全体構成図で、図中、10は歯科治療
ユニットで、該ユニット10は、治療椅子1、ワークテ
ーブル2、インスツルメントホルダー3、前記ワークテ
ーブル2及びインスツルメントホルダー3を支持するア
ーム4、歯科治療を行うための各種ドクター用インスツ
ルメント5、各インスツルメント5に水、エアー、電気
等を供給するためのインスツルメントホース6、スピッ
トン7、給排水ボックス8、アシスタント用インスツル
メントホルダー9、アシスタント用インスツルメント1
1、アシスタント用インスツルメントホルダー9を固定
支持するためのアーム12から成り、周知のように、歯
科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭を安頭台に固定
して治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下
動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢
にして治療を行なう。アシスタントホルダー9には、バ
キューム管、排唾管等が準備されており、治療時、患者
の口腔内に生じる汚液、唾液等を吸引、排出するように
している。このアシスタントホルダー9は、スタンドア
ロン式のものがあるが、図に示すように、アーム12を
通して固定部材、例えば、スピットン給排水ボックス8
に固定されているものもある。
【0005】図4は、アルカリイオン水及び酸性イオン
水を生成する装置の一例を示す図で、図中、20は電解
槽、21は水導水供給口、22はアルカリイオン水取り
出し口、23は酸性イオン水取り出し口で、該電解槽2
0内には陰極25と陽極26が配設されており、水道水
供給口21より供給される水道水を連続して電気分解す
ることにより、アルカリイオン水と酸性イオン水を生成
する。すなわち、陰極25側にはカルシウムCa、マグ
ネシウムMg、カリウムK等のミネラル成分が陽イオン
の形で移動して来、陽極26側には、塩素Cl、イオウ
S等が陰イオンの形で移動してくる。このようにして陰
極25側に移動してきたアルカリイオン水は、生成中に
水素ガスが発散し、水酸基が普通の水より多く含まれた
ものとなって、PHが高くなりアルカリ性となる。一
方、陽極26側に移動してきた酸性イオン水は、生成中
に酸素ガスが発散するので、水素イオンが多くなってP
Hが低くなり酸性となる。
水を生成する装置の一例を示す図で、図中、20は電解
槽、21は水導水供給口、22はアルカリイオン水取り
出し口、23は酸性イオン水取り出し口で、該電解槽2
0内には陰極25と陽極26が配設されており、水道水
供給口21より供給される水道水を連続して電気分解す
ることにより、アルカリイオン水と酸性イオン水を生成
する。すなわち、陰極25側にはカルシウムCa、マグ
ネシウムMg、カリウムK等のミネラル成分が陽イオン
の形で移動して来、陽極26側には、塩素Cl、イオウ
S等が陰イオンの形で移動してくる。このようにして陰
極25側に移動してきたアルカリイオン水は、生成中に
水素ガスが発散し、水酸基が普通の水より多く含まれた
ものとなって、PHが高くなりアルカリ性となる。一
方、陽極26側に移動してきた酸性イオン水は、生成中
に酸素ガスが発散するので、水素イオンが多くなってP
Hが低くなり酸性となる。
【0006】上述のごとくして生成されたアルカリイオ
ン水及び酸性イオン水は、それぞれ取り出し口21,2
2より取り出され、前述のごとき周知の歯科治療ユニッ
トにおいて使用され、歯科治療に際しては、アルカリイ
オン水が使用され、夜間、休日等、インスツルメント非
使用時は、酸性イオン水が使用される。このアルカリイ
オン水及び酸性イオン水は、インスツルメントばかりで
なく、患者が口をうがいする時のうがい水としても使用
可能である。なお、アルカリイオン水の使用と、酸性イ
オン水の使用の切り替えは、例えば、朝、診療前に、ア
ルカリイオン水側に切り替えて所定時間、該アルカリイ
オン水を放流し、夜、診療終了後に、酸性イオン水側に
切り替えて所定時間、該酸性イオン水を放流するように
する。
ン水及び酸性イオン水は、それぞれ取り出し口21,2
2より取り出され、前述のごとき周知の歯科治療ユニッ
トにおいて使用され、歯科治療に際しては、アルカリイ
オン水が使用され、夜間、休日等、インスツルメント非
使用時は、酸性イオン水が使用される。このアルカリイ
オン水及び酸性イオン水は、インスツルメントばかりで
なく、患者が口をうがいする時のうがい水としても使用
可能である。なお、アルカリイオン水の使用と、酸性イ
オン水の使用の切り替えは、例えば、朝、診療前に、ア
ルカリイオン水側に切り替えて所定時間、該アルカリイ
オン水を放流し、夜、診療終了後に、酸性イオン水側に
切り替えて所定時間、該酸性イオン水を放流するように
する。
【0007】上述のように、歯科治療において、アルカ
リイオン水と酸性イオン水を利用し、アルカリイオン水
をスプレイ用の水或いは冷却用の水として使用し、酸性
イオン水を消毒用の水として使用することは、既に提案
されているが、従来、前記アルカリイオン水及び酸性イ
オン水生成手段が歯科治療ユニット10以外の場所、或
いは、歯科治療ユニット10の給排水ボックス8内に設
けられている。
リイオン水と酸性イオン水を利用し、アルカリイオン水
をスプレイ用の水或いは冷却用の水として使用し、酸性
イオン水を消毒用の水として使用することは、既に提案
されているが、従来、前記アルカリイオン水及び酸性イ
オン水生成手段が歯科治療ユニット10以外の場所、或
いは、歯科治療ユニット10の給排水ボックス8内に設
けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】酸性イオン水は、酸性
が非常に強く金属を腐食させるため、該酸性イオン水を
流す水回路には、通常の配管材を用いることはできず、
耐酸性の強い、例えば、ステンレス材、チタン材等、高
価の材料を用いなければならない。而して、従来は、単
一のアルカリイオン水及び酸性イオン水生成手段を用
い、該生成手段からのアルカリイオン水或いは酸性イオ
ン水を、ドクター用のインスツルメント、アシスタント
用のインスツルメント、更には、うがい水として使用す
るため、該アルカリイオン水及び酸性イオン水生成手段
から各使用箇所までの配管の長さが長く、コストが高い
ものになっていた。
が非常に強く金属を腐食させるため、該酸性イオン水を
流す水回路には、通常の配管材を用いることはできず、
耐酸性の強い、例えば、ステンレス材、チタン材等、高
価の材料を用いなければならない。而して、従来は、単
一のアルカリイオン水及び酸性イオン水生成手段を用
い、該生成手段からのアルカリイオン水或いは酸性イオ
ン水を、ドクター用のインスツルメント、アシスタント
用のインスツルメント、更には、うがい水として使用す
るため、該アルカリイオン水及び酸性イオン水生成手段
から各使用箇所までの配管の長さが長く、コストが高い
ものになっていた。
【0009】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、アルカリイオン水及び酸性イオン水
生成手段を、これら各使用箇所の近傍に設け、もって、
高価なステンレス材やチタン材の使用量を少なくし、よ
り安価な歯科治療ユニットを提供することを目的として
なされたものである。
れたもので、特に、アルカリイオン水及び酸性イオン水
生成手段を、これら各使用箇所の近傍に設け、もって、
高価なステンレス材やチタン材の使用量を少なくし、よ
り安価な歯科治療ユニットを提供することを目的として
なされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、インスツルメントホースを着脱自在に接
続することのできるコネクト部を有する歯科治療ユニッ
トにおいて、前記コネクト部の近傍に、アルカリイオン
水及び酸性イオン水を生成するための手段を設け、歯科
治療時、アルカリイオン水を前記インスツルメントに供
給し、消毒時、酸性イオン水を前記インスツルメントに
供給するようにしたことを特徴としたものである。
決するために、インスツルメントホースを着脱自在に接
続することのできるコネクト部を有する歯科治療ユニッ
トにおいて、前記コネクト部の近傍に、アルカリイオン
水及び酸性イオン水を生成するための手段を設け、歯科
治療時、アルカリイオン水を前記インスツルメントに供
給し、消毒時、酸性イオン水を前記インスツルメントに
供給するようにしたことを特徴としたものである。
【0011】
【作用】アルカリイオン水及び酸性イオン水生成手段を
有する歯科治療ユニットにおいて、該アルカリイオン水
及び酸性イオン水生成手段をインスツルメントホース取
り付け部近傍に設け、該アルカリイオン水及び酸性イオ
ン水生成手段からインスツルメントホースまでの配水管
の長さをできるだけ短くし、もって、耐酸性の高い高価
なステンレス材やチタン材の使用を少なくし、コストの
低廉化を図る。
有する歯科治療ユニットにおいて、該アルカリイオン水
及び酸性イオン水生成手段をインスツルメントホース取
り付け部近傍に設け、該アルカリイオン水及び酸性イオ
ン水生成手段からインスツルメントホースまでの配水管
の長さをできるだけ短くし、もって、耐酸性の高い高価
なステンレス材やチタン材の使用を少なくし、コストの
低廉化を図る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明が適用された歯科治療ユニッ
トの一実施例を説明するための要部概略拡大斜視図、図
2は、各インスツルメントに対する水回路を示す図で、
同図は、ドクター用インスツルメントに対する水回路を
示している。図1において、3は図3に示したはインス
ツルメントホルダー3に相当するインスツルメントホル
ダー、13は該インスツルメントホルダー3に配設され
たアルカリイオン水及び酸性イオン水生成器、14はド
クター用インスツルメントホース取り付け端子部で、該
端子部14にインスツルメントホース6の端子15が着
脱自在に接続されるようになっており、接続された状態
で、各インスツルメント5が作動可能状態となる。
トの一実施例を説明するための要部概略拡大斜視図、図
2は、各インスツルメントに対する水回路を示す図で、
同図は、ドクター用インスツルメントに対する水回路を
示している。図1において、3は図3に示したはインス
ツルメントホルダー3に相当するインスツルメントホル
ダー、13は該インスツルメントホルダー3に配設され
たアルカリイオン水及び酸性イオン水生成器、14はド
クター用インスツルメントホース取り付け端子部で、該
端子部14にインスツルメントホース6の端子15が着
脱自在に接続されるようになっており、接続された状態
で、各インスツルメント5が作動可能状態となる。
【0013】アルカリイオン水及び酸性イオン水生成器
13は、図4に示したようにして、アルカリイオン水と
酸性イオン水を生成するが、これらアルカリイオン水と
酸性イオン水とは、切り換えバルブ16に切り換えら
れ、例えば、歯科治療時は、アルカリイオン水がインス
ツルメント側(A側)、酸性イオン水が排水側(B側)
に出力され、消毒時は、酸性イオン水がインスツルメン
ト側(A側)、アルカリイオン水が排水側(B側)に出
力される。
13は、図4に示したようにして、アルカリイオン水と
酸性イオン水を生成するが、これらアルカリイオン水と
酸性イオン水とは、切り換えバルブ16に切り換えら
れ、例えば、歯科治療時は、アルカリイオン水がインス
ツルメント側(A側)、酸性イオン水が排水側(B側)
に出力され、消毒時は、酸性イオン水がインスツルメン
ト側(A側)、アルカリイオン水が排水側(B側)に出
力される。
【0014】切り換え弁16は、基本的には、例えば、
朝、治療に先立って、インスツルメント側(A側)にア
ルカリイオン水が出力されるように切り換えられ、治療
期間中は、インスツルメントからは、アルカリイオン水
が放射され、夜、治療終了後、インスツルメント側(A
側)に酸性イオン水が出力されるように切り換えられ
て、数秒間、或いは、数分間、インスツルメント及びイ
ンスツルメントホース内の水回路に酸性イオン水が供給
され、これらの水回路内を消毒し、これら水回路内にバ
クテリアやカビが発生するのを抑える。しかし、必ずし
も、上記の使用方法に限定されるものではなく、必要に
応じて、1日に何回でも、インスツルメントに酸性イオ
ン水を流して、該インスツルメント内の水回路を消毒す
るようにしてもよい。また、以上には、ドクター用イン
スツルメントホルダーにアルカリイオン水及び酸性イオ
ン水発生器を設ける例について説明したが、その他に、
例えば、給排水ボックス内にも設け、スピットン、アシ
スタント用インスツルメントの水回路に上述のごときア
ルカリイオン水、酸性イオン水を用い、アルカリイオン
水を治療用水、或いは、うがい用水として用い、酸性イ
オン水を消毒用水として用いるようにしてもよいことは
容易に理解できよう。
朝、治療に先立って、インスツルメント側(A側)にア
ルカリイオン水が出力されるように切り換えられ、治療
期間中は、インスツルメントからは、アルカリイオン水
が放射され、夜、治療終了後、インスツルメント側(A
側)に酸性イオン水が出力されるように切り換えられ
て、数秒間、或いは、数分間、インスツルメント及びイ
ンスツルメントホース内の水回路に酸性イオン水が供給
され、これらの水回路内を消毒し、これら水回路内にバ
クテリアやカビが発生するのを抑える。しかし、必ずし
も、上記の使用方法に限定されるものではなく、必要に
応じて、1日に何回でも、インスツルメントに酸性イオ
ン水を流して、該インスツルメント内の水回路を消毒す
るようにしてもよい。また、以上には、ドクター用イン
スツルメントホルダーにアルカリイオン水及び酸性イオ
ン水発生器を設ける例について説明したが、その他に、
例えば、給排水ボックス内にも設け、スピットン、アシ
スタント用インスツルメントの水回路に上述のごときア
ルカリイオン水、酸性イオン水を用い、アルカリイオン
水を治療用水、或いは、うがい用水として用い、酸性イ
オン水を消毒用水として用いるようにしてもよいことは
容易に理解できよう。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、ステンレス材、チタン材等の高価な材料を極
力少なくして、かつ、歯科治療ユニットにおける水回路
内にバクテリやカビが発生するのを効果的に抑えること
ができる。
によると、ステンレス材、チタン材等の高価な材料を極
力少なくして、かつ、歯科治療ユニットにおける水回路
内にバクテリやカビが発生するのを効果的に抑えること
ができる。
【図1】 本発明による歯科治療ユニットの一実施例を
説明するための要部概略拡大斜視図である。
説明するための要部概略拡大斜視図である。
【図2】 本発明による歯科治療ユニットにおけるイン
スツルメントの水回路の一例を説明するための図であ
る。
スツルメントの水回路の一例を説明するための図であ
る。
【図3】 本発明が適用される歯科治療ユニットの一例
を説明するための全体構成図である。
を説明するための全体構成図である。
【図4】 本発明の実施に使用されるアルカリイオン水
及び酸性イオン水発生器の一例を説明するための図であ
る。
及び酸性イオン水発生器の一例を説明するための図であ
る。
1…歯科治療椅子、2…ワークテーブル、3…ドクター
用インスツルメントホルダー、4…アーム、5…ドクタ
ー用インスツルメント、6…インスツルメントホース、
7…スピットン、8…給排水ボックス、9…アシンタン
ト用インスツルメントホルダー、10…歯科治療ユニッ
ト、11…アシスタント用インスツルメント、12…ア
ーム、13…アルカリイオン水及び酸性イオン水生成
器、14…インスツルメント接続端子、15…インスツ
ルメントホース端子、16…切り換え弁、20…アルカ
リイオン水及び酸性イオン水生成器。
用インスツルメントホルダー、4…アーム、5…ドクタ
ー用インスツルメント、6…インスツルメントホース、
7…スピットン、8…給排水ボックス、9…アシンタン
ト用インスツルメントホルダー、10…歯科治療ユニッ
ト、11…アシスタント用インスツルメント、12…ア
ーム、13…アルカリイオン水及び酸性イオン水生成
器、14…インスツルメント接続端子、15…インスツ
ルメントホース端子、16…切り換え弁、20…アルカ
リイオン水及び酸性イオン水生成器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61C 19/00 J
Claims (1)
- 【請求項1】 インスツルメントホースを着脱自在に接
続することのできるコネクト部を有する歯科治療ユニッ
トにおいて、前記コネクト部の近傍に、アルカリイオン
水及び酸性イオン水を生成するための手段を有し、歯科
治療時、アルカリイオン水を前記インスツルメントに供
給し、消毒時、酸性イオン水を前記インスツルメントに
供給するようにしたことを特徴とする歯科治療ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240342A JPH08103471A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 歯科治療ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240342A JPH08103471A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 歯科治療ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103471A true JPH08103471A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17058064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6240342A Pending JPH08103471A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 歯科治療ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103471A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004512900A (ja) * | 2000-11-08 | 2004-04-30 | プランメカ オイ | 歯科用ユニットの水ラインの殺菌方法及び殺菌構成体 |
JP2006142046A (ja) * | 2006-01-23 | 2006-06-08 | Morita Mfg Co Ltd | 管路洗浄方法及び装置、この管路洗浄装置を備えた診療装置 |
WO2012102534A3 (ko) * | 2011-01-24 | 2012-12-13 | (주) 덴토존 | 치과용 살균수 공급장치 |
KR20200048658A (ko) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과용 시술기구 거치 장치 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP6240342A patent/JPH08103471A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004512900A (ja) * | 2000-11-08 | 2004-04-30 | プランメカ オイ | 歯科用ユニットの水ラインの殺菌方法及び殺菌構成体 |
JP2006142046A (ja) * | 2006-01-23 | 2006-06-08 | Morita Mfg Co Ltd | 管路洗浄方法及び装置、この管路洗浄装置を備えた診療装置 |
WO2012102534A3 (ko) * | 2011-01-24 | 2012-12-13 | (주) 덴토존 | 치과용 살균수 공급장치 |
KR101441562B1 (ko) * | 2011-01-24 | 2014-09-17 | (주) 덴토존 | 치과용 살균수 공급장치 |
KR20200048658A (ko) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과용 시술기구 거치 장치 |
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