JPH08107904A - 歯科用インスツルメントメンテナンス装置 - Google Patents
歯科用インスツルメントメンテナンス装置Info
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- JPH08107904A JPH08107904A JP24535294A JP24535294A JPH08107904A JP H08107904 A JPH08107904 A JP H08107904A JP 24535294 A JP24535294 A JP 24535294A JP 24535294 A JP24535294 A JP 24535294A JP H08107904 A JPH08107904 A JP H08107904A
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯科用インスツルメントの水回路内に消毒液
を流し、更には、エアータービンのエアー回路内に潤滑
油を噴霧してベアリング給油し、更には、消毒後のイン
スツルメントの外観部を洗浄する機能を一体的に有す
る。 【構成】 メンテナンス装置30の垂直容器部30a内
には、オイルタンクと消毒水タンクとを有し、外部に歯
科用インスツルメント40を着脱自在に装着する接続端
子とを有する。接続端子に歯科用インスツルメント40
を装着し、歯科用インスツルメント40の水回路に前記
消毒水を流し、エアータービンのタービン駆動エアー回
路に前記オイルを噴霧してタービン羽根支持ベアリング
に給油する。
を流し、更には、エアータービンのエアー回路内に潤滑
油を噴霧してベアリング給油し、更には、消毒後のイン
スツルメントの外観部を洗浄する機能を一体的に有す
る。 【構成】 メンテナンス装置30の垂直容器部30a内
には、オイルタンクと消毒水タンクとを有し、外部に歯
科用インスツルメント40を着脱自在に装着する接続端
子とを有する。接続端子に歯科用インスツルメント40
を装着し、歯科用インスツルメント40の水回路に前記
消毒水を流し、エアータービンのタービン駆動エアー回
路に前記オイルを噴霧してタービン羽根支持ベアリング
に給油する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療において使用
する各種インスツルメント、例えば、エアータービン,
マイクロエンジン,シリンジ,スケーラ等における水回
路内を消毒し、更には、エアータービン内のベアリング
に潤滑油を供給することのできる歯科用インスツルメン
トメンテナンス装置に関する。
する各種インスツルメント、例えば、エアータービン,
マイクロエンジン,シリンジ,スケーラ等における水回
路内を消毒し、更には、エアータービン内のベアリング
に潤滑油を供給することのできる歯科用インスツルメン
トメンテナンス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、歯科治療ユニットの一例を示す
全体構成図で、図中、10は歯科治療ユニットで、該ユ
ニット10は、治療椅子1,ワークテーブル2,インス
ツルメントホルダー3,歯科治療を行うための各種(エ
アータービン,マイクロエンジン,シリンジ,スケーラ
等)ドクター用インスツルメント4,各インスツルメン
ト4に水,エアー,電気等を供給するためのインスツルメ
ントホース5,アシスタント用インスツルメントホルダ
ー6,アシスタント用インスツルメント7等を有し、周
知のように、歯科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭
を安頭台に固定して治療を受ける。治療中、術者は治療
椅子1を上下動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療
しやすい姿勢にし、インスツルメント4を用いて種々所
望の歯科治療を行う。また、アシスタントは、バキュー
ム管,排唾管等のアシスタント用のインスツルメント7
を用いて、患者の口腔内に生じる汚液,唾液等を吸引,
排出する。
全体構成図で、図中、10は歯科治療ユニットで、該ユ
ニット10は、治療椅子1,ワークテーブル2,インス
ツルメントホルダー3,歯科治療を行うための各種(エ
アータービン,マイクロエンジン,シリンジ,スケーラ
等)ドクター用インスツルメント4,各インスツルメン
ト4に水,エアー,電気等を供給するためのインスツルメ
ントホース5,アシスタント用インスツルメントホルダ
ー6,アシスタント用インスツルメント7等を有し、周
知のように、歯科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭
を安頭台に固定して治療を受ける。治療中、術者は治療
椅子1を上下動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療
しやすい姿勢にし、インスツルメント4を用いて種々所
望の歯科治療を行う。また、アシスタントは、バキュー
ム管,排唾管等のアシスタント用のインスツルメント7
を用いて、患者の口腔内に生じる汚液,唾液等を吸引,
排出する。
【0003】歯科治療においては、歯牙を切削するため
にエアータービン、マイクロエンジン等を用い、例え
ば、エアータービンに取り付けられた切削具(バー)を
高速回転して歯牙を切削又は研磨するが、その場合、切
削又は研磨箇所が摩擦熱で高温になるため、この切削又
は研磨箇所に水又はスプレイ(水と空気の混合体)を噴
射して冷却する。また、治療後の口腔内を清掃するため
にウォータシリンジを用いて口腔内に水又はスプレイを
噴射する。
にエアータービン、マイクロエンジン等を用い、例え
ば、エアータービンに取り付けられた切削具(バー)を
高速回転して歯牙を切削又は研磨するが、その場合、切
削又は研磨箇所が摩擦熱で高温になるため、この切削又
は研磨箇所に水又はスプレイ(水と空気の混合体)を噴
射して冷却する。また、治療後の口腔内を清掃するため
にウォータシリンジを用いて口腔内に水又はスプレイを
噴射する。
【0004】上述のように、歯科治療においては、水を
種々使用するが、この水を水道水から得ており、そのた
め、水流が停止している不使用時に、インスツルメント
の放水孔周囲に付着した細菌が繁殖し、これがインスツ
ルメントの内部まで入り込んで汚染が広がってしまうお
それがある。このようなインスツルメント内での細菌の
繁殖を防止するために、例えば、消毒効果をもつ酸水性
をインスツルメント内の水回路内に流し、これら水回路
内を時々消毒することが考えられている。
種々使用するが、この水を水道水から得ており、そのた
め、水流が停止している不使用時に、インスツルメント
の放水孔周囲に付着した細菌が繁殖し、これがインスツ
ルメントの内部まで入り込んで汚染が広がってしまうお
それがある。このようなインスツルメント内での細菌の
繁殖を防止するために、例えば、消毒効果をもつ酸水性
をインスツルメント内の水回路内に流し、これら水回路
内を時々消毒することが考えられている。
【0005】図4は、酸性イオン水を生成する装置の一
例を示す図で、図中、20は電解槽、21は水導水供給
口、22はアルカリイオン水取り出し口、23は酸性イ
オン水取り出し口で、該電解槽20内には陰極25と陽
極26が配設されており、水道水供給口21より供給さ
れる水道水を連続して電気分解することにより、アルカ
リイオン水と酸性イオン水を生成する。すなわち、陰極
25側にはカルシウムCa、マグネシウムMg、カリウ
ムK等のミネラル成分が陽イオンの形で移動して来、陽
極26側には、塩素Cl、イオウS等が陰イオンの形で
移動してくる。このようにして陰極25側に移動してき
たアルカリイオン水は、生成中に水素ガスが発散し、水
酸基が普通の水より多く含まれたものとなって、PHが
高くなりアルカリ性となる。一方、陽極26側に移動し
てきた酸性イオン水は、生成中に酸素ガスが発散するの
で、水素イオンが多くなってPHが低くなって酸性とな
り、この酸性水を消毒液と使用することができる。
例を示す図で、図中、20は電解槽、21は水導水供給
口、22はアルカリイオン水取り出し口、23は酸性イ
オン水取り出し口で、該電解槽20内には陰極25と陽
極26が配設されており、水道水供給口21より供給さ
れる水道水を連続して電気分解することにより、アルカ
リイオン水と酸性イオン水を生成する。すなわち、陰極
25側にはカルシウムCa、マグネシウムMg、カリウ
ムK等のミネラル成分が陽イオンの形で移動して来、陽
極26側には、塩素Cl、イオウS等が陰イオンの形で
移動してくる。このようにして陰極25側に移動してき
たアルカリイオン水は、生成中に水素ガスが発散し、水
酸基が普通の水より多く含まれたものとなって、PHが
高くなりアルカリ性となる。一方、陽極26側に移動し
てきた酸性イオン水は、生成中に酸素ガスが発散するの
で、水素イオンが多くなってPHが低くなって酸性とな
り、この酸性水を消毒液と使用することができる。
【0006】上述のように、歯科治療においては、種々
のインスツルメントを使用するが、これらインスツルメ
ントの水回路内に細菌が繁殖する恐れがあるため、これ
ら水回路内に時々消毒液を流して、これら水回路内を消
毒することが行われている。
のインスツルメントを使用するが、これらインスツルメ
ントの水回路内に細菌が繁殖する恐れがあるため、これ
ら水回路内に時々消毒液を流して、これら水回路内を消
毒することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の消毒方
法は、主に、各インスツルメントを歯科治療ユニットに
装着した状態で、つまり、図3に示したように、各イン
スツルメント4をインスツルメントホース5に装着した
状態で歯科治療ユニット10に装着し、この状態で、各
インスツルメントの水回路に消毒液を流すようにしてお
り(勿論、この場合、各インスツルメントから消毒液は
排水トレイ等に放出される)、インスツルメントをイン
スツルメントホースに装脱する装脱作業が面倒であっ
た。特に、水回路内を消毒した後、オートクレーブ(高
圧蒸気減菌)しようとすると、インスツルメントの装脱
回数も多く、非常に面倒であった。更に、エアータービ
ンにおいては、タービン羽根を支持するベアリングに時
々潤滑油を供給する必要があるが、その場合、潤滑油を
駆動エアーで噴霧状にしてインスツルメントホース内を
流すようにしているが、潤滑油をインスツルメントホー
ス内を通すため、潤滑油供給後に、該インスツルメント
ホース内に駆動エアーを流し、ベアリングの慣し回転及
びオイル抜きのカラ回転をしなければならず、無駄な時
間を要している。
法は、主に、各インスツルメントを歯科治療ユニットに
装着した状態で、つまり、図3に示したように、各イン
スツルメント4をインスツルメントホース5に装着した
状態で歯科治療ユニット10に装着し、この状態で、各
インスツルメントの水回路に消毒液を流すようにしてお
り(勿論、この場合、各インスツルメントから消毒液は
排水トレイ等に放出される)、インスツルメントをイン
スツルメントホースに装脱する装脱作業が面倒であっ
た。特に、水回路内を消毒した後、オートクレーブ(高
圧蒸気減菌)しようとすると、インスツルメントの装脱
回数も多く、非常に面倒であった。更に、エアータービ
ンにおいては、タービン羽根を支持するベアリングに時
々潤滑油を供給する必要があるが、その場合、潤滑油を
駆動エアーで噴霧状にしてインスツルメントホース内を
流すようにしているが、潤滑油をインスツルメントホー
ス内を通すため、潤滑油供給後に、該インスツルメント
ホース内に駆動エアーを流し、ベアリングの慣し回転及
びオイル抜きのカラ回転をしなければならず、無駄な時
間を要している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)オイルタンクと消毒水タンクとを
内蔵し、外部に歯科用インスツルメントを着脱自在に装
着する接続端子とを具備し、該接続端子に歯科用インス
ツルメントを装着し、該歯科用インスツルメントの水回
路に前記消毒水を流し、更には、エアータービンのター
ビン駆動用エアー回路に前記オイルを噴霧してタービン
羽根支持ベアリングに給油するようにしたことを特徴と
したものである。
決するために、(1)オイルタンクと消毒水タンクとを
内蔵し、外部に歯科用インスツルメントを着脱自在に装
着する接続端子とを具備し、該接続端子に歯科用インス
ツルメントを装着し、該歯科用インスツルメントの水回
路に前記消毒水を流し、更には、エアータービンのター
ビン駆動用エアー回路に前記オイルを噴霧してタービン
羽根支持ベアリングに給油するようにしたことを特徴と
したものである。
【0009】
【作用】歯科用インスツルメントを着脱自在に装着し、
該インスツルメントの水回路内に消毒液を流し、更に
は、エアータービンのエアー回路内に潤滑油を噴霧して
ベアリングに給油し、更には、消毒後のインスツルメン
トの外観部を洗浄する機能を一体的に有する。
該インスツルメントの水回路内に消毒液を流し、更に
は、エアータービンのエアー回路内に潤滑油を噴霧して
ベアリングに給油し、更には、消毒後のインスツルメン
トの外観部を洗浄する機能を一体的に有する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明による歯科用インスツルメン
トメンテナンス装置の一実施例を説明するための概略構
成図、図2は、エアータービンの消毒及び給油を説明す
るための図で、図中、30は本発明によるメンテナンス
装置、40はエアータービン,マイクロエンジン,シリ
ンジ,スケーラ等の歯科治療用のインスツルメントで、
該メンテナンス装置30は、オイル(潤滑油)タンク3
1(図2参照),消毒液タンク32(図2参照)等が収
容され、外側面に前記インスツルメント40が着脱自在
に装着される垂直容器部30aと、該垂直容器部30a
の外側面に前記インスツルメント40が装着された時
に、少なくとも該インスツルメント40の先端部まで前
記インスツルメント装着面から延長する水平容器部30
bと、前記垂直容器部30aに回動自在に取り付けられ
て、前記インスツルメント40を覆うカバー33とを有
する。なお、34は図示しない商用電源に接続される電
源コード、35は図示しない歯科治療ユニットの圧縮空
気源に接続されるホースである。
トメンテナンス装置の一実施例を説明するための概略構
成図、図2は、エアータービンの消毒及び給油を説明す
るための図で、図中、30は本発明によるメンテナンス
装置、40はエアータービン,マイクロエンジン,シリ
ンジ,スケーラ等の歯科治療用のインスツルメントで、
該メンテナンス装置30は、オイル(潤滑油)タンク3
1(図2参照),消毒液タンク32(図2参照)等が収
容され、外側面に前記インスツルメント40が着脱自在
に装着される垂直容器部30aと、該垂直容器部30a
の外側面に前記インスツルメント40が装着された時
に、少なくとも該インスツルメント40の先端部まで前
記インスツルメント装着面から延長する水平容器部30
bと、前記垂直容器部30aに回動自在に取り付けられ
て、前記インスツルメント40を覆うカバー33とを有
する。なお、34は図示しない商用電源に接続される電
源コード、35は図示しない歯科治療ユニットの圧縮空
気源に接続されるホースである。
【0011】前記垂直容器部30aには、前述のオイル
タンク31をカートリッジ式に挿脱自在に挿入する蓋3
6,操作スイッチ37,パイロットランプ38等を有
し、内部には、消毒液タンク32として、例えば、図3
に示したようなアルカリイオン水及び酸性イオン水生成
装置が収容されている。なお、図1には、給排水管につ
いては示されていないが、給水パイプは、前記アルカリ
イオン水及び酸性イオン水生成装置に接続され、排水パ
イプは水平収容部30bに接続されている。
タンク31をカートリッジ式に挿脱自在に挿入する蓋3
6,操作スイッチ37,パイロットランプ38等を有
し、内部には、消毒液タンク32として、例えば、図3
に示したようなアルカリイオン水及び酸性イオン水生成
装置が収容されている。なお、図1には、給排水管につ
いては示されていないが、給水パイプは、前記アルカリ
イオン水及び酸性イオン水生成装置に接続され、排水パ
イプは水平収容部30bに接続されている。
【0012】上述のようにして、メンテナンス装置30
の垂直容器部30a内には、潤滑油タンク31と消毒液
タンク32が収納されており、該垂直容器部30aに、
図1に示すように、インスツルメント40を装着する
と、パイロットランプ38が点灯するので、点灯したパ
イロットランプに対応したスイッチ37を押すと、スイ
ッチ37が押されたインスツルメント40の水回路に消
毒液(酸性水)が流され、該インスツルメント40の先
端部より水平容器部30b内に放出され、放出された酸
性水は、排水管を通して排出される。
の垂直容器部30a内には、潤滑油タンク31と消毒液
タンク32が収納されており、該垂直容器部30aに、
図1に示すように、インスツルメント40を装着する
と、パイロットランプ38が点灯するので、点灯したパ
イロットランプに対応したスイッチ37を押すと、スイ
ッチ37が押されたインスツルメント40の水回路に消
毒液(酸性水)が流され、該インスツルメント40の先
端部より水平容器部30b内に放出され、放出された酸
性水は、排水管を通して排出される。
【0013】更に具体的に説明すると、例えば、消毒さ
れるインスツルメントがエアータービンの場合は、例え
ば、図2に示すように、水回路に消毒液タンク32から
消毒液を流すとともに、タービン駆動エアー回路に潤滑
油タンク31から潤滑油をエアーにより噴霧してヘッド
部のベアリングに給油し、所定時間なら、運転及びオイ
ル切り運転を行う。また、マイクロエンジンの場合は、
水回路しかないので、この場合には、水回路に消毒液
(酸性水)を流し、次いで、必要により、エアーを流し
てフラッシングする。また、シリンジの場合には、エア
ー回路及び水回路に消毒液を流し、次いで、必要によ
り、エアーを流してフラッシングする。
れるインスツルメントがエアータービンの場合は、例え
ば、図2に示すように、水回路に消毒液タンク32から
消毒液を流すとともに、タービン駆動エアー回路に潤滑
油タンク31から潤滑油をエアーにより噴霧してヘッド
部のベアリングに給油し、所定時間なら、運転及びオイ
ル切り運転を行う。また、マイクロエンジンの場合は、
水回路しかないので、この場合には、水回路に消毒液
(酸性水)を流し、次いで、必要により、エアーを流し
てフラッシングする。また、シリンジの場合には、エア
ー回路及び水回路に消毒液を流し、次いで、必要によ
り、エアーを流してフラッシングする。
【0014】上述のように、本発明においては、メンテ
ナンス装置30にインスツルメント40を装着し、カバ
ー33をした後、操作スイッチ37を押すと、各インス
ツルメントの水回路は、上述のようにして自動的に消毒
されるが、その制御は、垂直容器部31aに収納されて
いる制御盤によって自動的に行われる。このようにし
て、消毒が行われた後、各インスツルメントは、必要に
よりオートクレーブにかけられるが、その場合、オート
クレーブする前に、インスツルメントの外観部を洗浄す
る必要がある。図1において、39はその場合の洗浄用
の水を放出するための放水口で、この放水口39より酸
性イオン水、或いは、アルカリイオン水、或いは、水道
水を放出して、消毒後のインスツルメントを洗浄する。
なお、この放水口39は、図1に示すように、1本設け
て共通使用するようにしてもよいが、各インスツルメン
トの上部に設けておき、前述の消毒が終った後に、自動
的に該放出口から放水させて自動的に洗浄するようにし
てもよい。
ナンス装置30にインスツルメント40を装着し、カバ
ー33をした後、操作スイッチ37を押すと、各インス
ツルメントの水回路は、上述のようにして自動的に消毒
されるが、その制御は、垂直容器部31aに収納されて
いる制御盤によって自動的に行われる。このようにし
て、消毒が行われた後、各インスツルメントは、必要に
よりオートクレーブにかけられるが、その場合、オート
クレーブする前に、インスツルメントの外観部を洗浄す
る必要がある。図1において、39はその場合の洗浄用
の水を放出するための放水口で、この放水口39より酸
性イオン水、或いは、アルカリイオン水、或いは、水道
水を放出して、消毒後のインスツルメントを洗浄する。
なお、この放水口39は、図1に示すように、1本設け
て共通使用するようにしてもよいが、各インスツルメン
トの上部に設けておき、前述の消毒が終った後に、自動
的に該放出口から放水させて自動的に洗浄するようにし
てもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、操作が非常に簡単で、しかも、作業時間が短
くて済む、簡便な、歯科用インスツルメントメンテナン
ス装置を提供することができる。
によると、操作が非常に簡単で、しかも、作業時間が短
くて済む、簡便な、歯科用インスツルメントメンテナン
ス装置を提供することができる。
【図1】 本発明による歯科用インスツルメントメンテ
ナンス装置の一実施例を説明するための全体概略斜視図
である。
ナンス装置の一実施例を説明するための全体概略斜視図
である。
【図2】 エアータービンの消毒及び給油動作を説明す
るための図である。
るための図である。
【図3】 歯科治療ユニットの一例を説明するための全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図4】 消毒液(酸性水)生成装置の一例を説明する
ための図である。
ための図である。
10…歯科治療ユニット、20…消毒液(酸性水)生成
装置、30…歯科用インスツルメントメンテナンス装
置、30a…垂直容器部、30b…水平容器部、31…
潤滑油タンク、32…消毒液タンク、33…カバー、3
4…電源コード、35…エアーホース、36…潤滑油タ
ンク装填用開閉蓋、37…操作スイッチ、38…パイロ
ットランプ、39…放水口、40…歯科用インスツルメ
ント。
装置、30…歯科用インスツルメントメンテナンス装
置、30a…垂直容器部、30b…水平容器部、31…
潤滑油タンク、32…消毒液タンク、33…カバー、3
4…電源コード、35…エアーホース、36…潤滑油タ
ンク装填用開閉蓋、37…操作スイッチ、38…パイロ
ットランプ、39…放水口、40…歯科用インスツルメ
ント。
Claims (3)
- 【請求項1】 オイルタンクと消毒水タンクとを内蔵
し、外部に歯科用インスツルメントを着脱自在に装着す
る接続端子とを具備し、該接続端子に歯科用インスツル
メントを装着し、該歯科用インスツルメントの水回路に
前記消毒水を流し、エアータービンのタービン駆動エア
ー回路に前記オイルを噴霧してタービン羽根支持ベアリ
ングに給油するようにしたことを特徴とする歯科用イン
スツルメントメンテナンス装置。 - 【請求項2】 前記消毒水タンクが酸性イオン水及びア
ルカリイオン水生成タンクであり、前記酸性水が消毒水
として用いられることを特徴とする請求項1に記載の歯
科用インスツルメントメンテナンス装置。 - 【請求項3】 洗浄水を放出する洗浄水放出口を有し、
該放出口より放出される洗浄水により、前記歯科用イン
スツルメント外側を洗浄するようにしたことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の歯科用インスツルメントメン
テナンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24535294A JPH08107904A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 歯科用インスツルメントメンテナンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24535294A JPH08107904A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 歯科用インスツルメントメンテナンス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107904A true JPH08107904A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17132403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24535294A Pending JPH08107904A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 歯科用インスツルメントメンテナンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08107904A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207257A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Nakanishi:Kk | 歯科用ハンドピース洗浄装置 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP24535294A patent/JPH08107904A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010207257A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Nakanishi:Kk | 歯科用ハンドピース洗浄装置 |
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