JPH08196553A - 歯科治療ユニット - Google Patents

歯科治療ユニット

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Publication number
JPH08196553A
JPH08196553A JP927295A JP927295A JPH08196553A JP H08196553 A JPH08196553 A JP H08196553A JP 927295 A JP927295 A JP 927295A JP 927295 A JP927295 A JP 927295A JP H08196553 A JPH08196553 A JP H08196553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
water
water passage
dental treatment
treatment unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP927295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Chatani
勝 茶谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osada Research Institute Ltd filed Critical Osada Research Institute Ltd
Priority to JP927295A priority Critical patent/JPH08196553A/ja
Publication of JPH08196553A publication Critical patent/JPH08196553A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水通路を有するインスツルメントの水通路の
詰まりを解消することを目的とする。 【構成】 インスツルメント6は水通路を内蔵し、該水
通路を通して患者の口腔内に冷却水、スプレー等を噴射
する。インスツルメント6に至るまでの水回路中に切り
換え弁13を具備するとともに、該切り換え弁13の一
方の供給口に冷却用又はスプレー用タンク11内の水
を、他方の供給口に洗浄液タンク12内の洗浄液を供給
する。前記切り換え弁13(及び14)を切り換えて前
記インスツルメントに供給する冷却用或いはスプレー用
の水と、洗浄液とを切り換えて供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療ユニット、よ
り詳細には、歯科治療において使用する各種インスツル
メント(例えば、エアータービン,マイクロエンジン,
スケーラ,シリンジ等、歯科治療に当り、患者の口腔内
に冷却用或いはスプレー用の水を噴射する機能を有する
インスツルメント)の水通路を洗浄するための洗浄機能
を具備した歯科治療ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明が適用される歯科治療ユ
ニットの一例を説明するための全体構成図で、図中、1
0は歯科治療ユニットを示し、該ユニット10は、治療
椅子1,スピットン2,給排水及びコントロールボック
ス3,無影灯4,インスツルメントホルダー5,インス
ツルメント6,インスツルメントホース7,ワークテー
ブル8,フットスイッチ9等から成り、インスツルメン
トホルダー5には、歯科治療において使用する種々のイ
ンスツルメント6が収納されており、周知のように、歯
科治療に当り、患者は椅子1に座り、頭を安頭台に固定
して治療を受ける。治療中、術者は、治療椅子1を上下
動、倒起動、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢
にして治療を行う。
【0003】インスツルメント6としては、例えば、歯
牙等の切削に使用するエアータービンやマイクロエンジ
ン、歯垢の除去に使用するスケーラ、患者の口腔内を清
掃するスケーラ等があるが、これらのインスツルメント
は、切削箇所を冷却するための冷却水を噴射する水通
路、或いは、スプレーを噴射するための水通路を内蔵し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述のごとき
水通路を有するインスツルメントにおいて、従来より、
水の出が悪くなるというクレームが多く、その原因を調
べたところ、水垢,細菌繁殖等により、水通路内がスラ
イム状(ぬるぬる状)になり、これにより、水通路内が
詰まり、これが流水の妨げとなっていることが分った。
更に、その原因を追求すると、インスツルメント内の水
通路は非常に細いものであり、これが一種のフィルタの
役目をし、このフィルタに前述のスライムが溜って、水
通路が詰まるものと思われる。また、前述の水通路中に
は、常に水が流れているわけでなく、非使用中は、イン
スツルメント内及び該インスツルメントに水を供給する
インスツルメントホース或いは該インスツルメントホー
スに至るまでの管路内に水が滞溜しており、その間に、
鉄サビやバクテリアが発生し、これらがインスツルメン
ト内の水通路に詰まるものと思われる。本発明は、上述
のごとき、水通路を有するインスツルメントの水通路の
詰まりを解消することを目的としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)水通路を有する歯科治療用インス
ツルメントを具備し、前記水通路を通して患者の口腔内
に冷却水、スプレー等を噴射する機能を有する歯科治療
ユニットにおいて、前記インスツルメントに至るまでの
水通路中に切り換え弁を具備するとともに、該切り換え
弁の一方の供給口に前記インスツルメントに供給する冷
却用又はスプレー用の水を、他方の供給口に前記インス
ツルメントの水通路を洗浄する洗浄液を供給するように
し、前記切り換え弁を切り換えて、前記インスツルメン
トに供給する冷却用或いはスプレー用の水と、前記洗浄
液とを切り換えて供給するようにしたことを特徴とした
ものであり、更には、(2)前記洗浄液が前記インスツ
ルメントの水通路内のスライムを洗浄する作用を有する
液体であること、更には、(3)前記洗浄液がリンゴ酸
液であることを特徴としたものである。
【0006】
【作用】冷却用或いはスプレー用の水等を噴射する水通
路を有する歯科治療用インスツルメントの前記水通路
に、該水通路内に溜っているスライム(Slime)を
洗浄するための洗浄液を、前記冷却用或いはスプレー用
の水より切り換えて、供給するようにし、もって、イン
スツルメント内の水通路の目詰りを防止する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を説明するための
構成図で、図中、6は前述のごとき水通路を内蔵するイ
ンスツルメント、7は該インスツルメント6が接続され
るインスツルメントホースで、該インスツルメント6
は、常時は、図2に示したように、インスツルメントホ
ルダー5に係架されており、歯科治療時、該インスツル
メントホルダー5から引き出して使用する。インスツル
メントホルダー5の下部には前記インスツルメントホー
ス7を着脱自在に接続するための接続口があり、該接続
口には、給排水及びコントロールボックス3より電気
(マイクロエンジン駆動用、照明用等の電気)、水(冷
却水、スプレー用等の水)、圧縮空気(エアータービン
駆動用、スプレー用等の空気)を供給するリード線、水
チューブ、エアーチューブ等が導かれ、該接続口にイン
スツルメントホース7が接続された時に、インスツルメ
ント6に、電気、水、エアー等を供給するようになって
いる。
【0008】図1において、11は前記給排水及びコン
トロールボックス2内に配設された水タンク、12は本
発明によって付加された洗浄液タンク、13,14は本
発明によって付加された切り換え弁(なお、図には、2
個の切り換え弁13,14を用い、これらを連動して切
り換えるようにした例を示しているが、いずれか一方の
みでもよい)、15はコンプレッサで、該コンプレッサ
15によって、歯科治療時は、切り換え弁13,14を
図示の状態にして水タンク11内の水をインスツルメン
ト6に供給し、洗浄時は、切り換え弁13,14を矢印
方向に90°回転して洗浄液タンク12内の洗浄液をイ
ンスツルメント6に供給するようにしている。
【0009】前記洗浄液としては、インスツルメント及
びインスツルメントホース内のスライムを溶かして該洗
浄液と共に流出させてしまうものであれば何でもよい
が、洗浄後の洗浄液が残留し、歯科治療時、これらの残
留洗浄液が冷却水或いはスプレー水と共に患者の口腔内
に噴射されるおそれがあるので、毒性のないものを使用
することは当然であり、実際は、毒性が少なく、しか
も、水に易溶であり、香味のあるリンゴ酸が適してい
る。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、歯科治療に使用する各種インスツルメントの
水通路内に生じるスライム等を容易に除去することがで
き、従って、これらインスツルメントの水通路に目詰り
等のおそれがなくなり、非常に使い勝手の良い歯科治療
ユニットを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による歯科治療ユニットに用いて好適
なインスツルメント内の水通路洗浄装置の一実施例を説
明するための要部概略構成図である。
【図2】 本発明が適用される歯科治療ユニットの一例
を説明するための全体構成図である。
【符号の説明】
1…歯科治療椅子、2…スピットン、3…給排水及びコ
ントロールボックス、4…無影灯、5…インスツルメン
トホルダー、6…インスツルメント、7…インスツルメ
ントホース、8…ワークテーブル、9…フットスイッ
チ、10…歯科治療ユニット、11…冷却用或いはスプ
レー用の水タンク、12…洗浄水用のタンク、13,1
4…切り換え弁、15…コンプレッサー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水通路を有する歯科治療用インスツルメ
    ントを具備し、前記水通路を通して患者の口腔内に冷却
    水、スプレー等を噴射する機能を有する歯科治療ユニッ
    トにおいて、前記インスツルメントに至るまでの水通路
    中に切り換え弁を具備するとともに、該切り換え弁の一
    方の供給口に前記インスツルメントに供給する冷却用又
    はスプレー用の水を、他方の供給口に前記インスツルメ
    ントの水通路を洗浄する洗浄液を供給するようにし、前
    記切り換え弁を切り換えて、前記インスツルメントに供
    給する冷却用或いはスプレー用の水と、前記洗浄液とを
    切り換えて供給するようにしたことを特徴とする歯科治
    療ユニット。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液が前記インスツルメントの水
    通路内のスライムを洗浄する作用を有する液体であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の歯科治療ユニット。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液がリンゴ酸液であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の歯科治療ユニット。
JP927295A 1995-01-24 1995-01-24 歯科治療ユニット Pending JPH08196553A (ja)

Priority Applications (1)

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JP927295A JPH08196553A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 歯科治療ユニット

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JP927295A JPH08196553A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 歯科治療ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH08196553A true JPH08196553A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11715829

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JP927295A Pending JPH08196553A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 歯科治療ユニット

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JP (1) JPH08196553A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018669A1 (en) * 2006-08-07 2008-02-14 E-Woo Technology Co., Ltd A dental clean water process system
KR100834533B1 (ko) * 2007-05-14 2008-06-02 (주)이우테크놀로지 치과용 정수 처리 장치
JP2010075625A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 歯科用医療機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100834533B1 (ko) * 2007-05-14 2008-06-02 (주)이우테크놀로지 치과용 정수 처리 장치
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