JPH08103306A - バックル - Google Patents
バックルInfo
- Publication number
- JPH08103306A JPH08103306A JP6266222A JP26622294A JPH08103306A JP H08103306 A JPH08103306 A JP H08103306A JP 6266222 A JP6266222 A JP 6266222A JP 26622294 A JP26622294 A JP 26622294A JP H08103306 A JPH08103306 A JP H08103306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable piece
- cut
- latch
- inside wall
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
Landscapes
- Buckles (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立工程や部品管理を簡略化し得るように改
良されたバックルを提供する。 【構成】 通常は突出状態にあり、かつ没入方向へ弾性
変形可能な可動片6を備える第1の部分1と、突出状態
にある可動片と係合するべく第1の部分を受容する受容
部11内に設けられた係合部14、および該係合部から
離脱させる向きに受容部の外部から可動片を変形させる
ための係合解除手段13を備える第2の部分2とを有す
るバックルに於て、受容部と、該受容部内に突入した第
1の部分の突端との対向面同士の少なくともいずれか一
方に、これら両者を離間させる向きに付勢するべく弾発
手段9を一体形成する。
良されたバックルを提供する。 【構成】 通常は突出状態にあり、かつ没入方向へ弾性
変形可能な可動片6を備える第1の部分1と、突出状態
にある可動片と係合するべく第1の部分を受容する受容
部11内に設けられた係合部14、および該係合部から
離脱させる向きに受容部の外部から可動片を変形させる
ための係合解除手段13を備える第2の部分2とを有す
るバックルに於て、受容部と、該受容部内に突入した第
1の部分の突端との対向面同士の少なくともいずれか一
方に、これら両者を離間させる向きに付勢するべく弾発
手段9を一体形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば書類ケースや鞄
のフラップ状蓋を閉じた状態に止めたり、ストラップを
連結したりするためのバックルに関するものである。
のフラップ状蓋を閉じた状態に止めたり、ストラップを
連結したりするためのバックルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂の材料自体の弾性を利用して係
合・離脱可能に構成したバックルが、書類ケースや鞄の
フラップ状蓋を閉じた状態に止めたり、ストラップを連
結したりするための止め具として用いられている。この
ようなバックルとして、本発明の出願人は、通常は突出
状態にあり、かつ没入方向へ弾性変形可能な可動片を備
えるラッチと、突出状態にある可動片と係合するべくラ
ッチを受容する受容部内に設けられた係合部、および係
合部から離脱させる向きに受容部の外部から可動片を変
形させるための係合解除手段を備えるラッチ保持部とか
らなるものを、特願平6−93109号明細書に於て既
に提案している。これの場合、係合部と可動片との係合
を解除したならば、受容部からラッチを直ちに抜き出さ
ないと再係合してしまうので、ラッチを押し出す向きに
付勢するばねが受容部の底部に組み込まれている。
合・離脱可能に構成したバックルが、書類ケースや鞄の
フラップ状蓋を閉じた状態に止めたり、ストラップを連
結したりするための止め具として用いられている。この
ようなバックルとして、本発明の出願人は、通常は突出
状態にあり、かつ没入方向へ弾性変形可能な可動片を備
えるラッチと、突出状態にある可動片と係合するべくラ
ッチを受容する受容部内に設けられた係合部、および係
合部から離脱させる向きに受容部の外部から可動片を変
形させるための係合解除手段を備えるラッチ保持部とか
らなるものを、特願平6−93109号明細書に於て既
に提案している。これの場合、係合部と可動片との係合
を解除したならば、受容部からラッチを直ちに抜き出さ
ないと再係合してしまうので、ラッチを押し出す向きに
付勢するばねが受容部の底部に組み込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このばねは、一般的に
極めて小さいものなのでその取り扱いが厄介であるた
め、組立工程や部品管理の煩雑化の要因となり得る。
極めて小さいものなのでその取り扱いが厄介であるた
め、組立工程や部品管理の煩雑化の要因となり得る。
【0004】本発明は、このような先行技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
組立工程や部品管理を簡略化し得るように改良されたバ
ックルを提供することにある。
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
組立工程や部品管理を簡略化し得るように改良されたバ
ックルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、通常は突出状態にあり、かつ没入方向へ弾
性変形可能な可動片を備える第1の部分と、突出状態に
ある前記可動片と係合するべく前記第1の部分を受容す
る受容部内に設けられた係合部、および該係合部から離
脱させる向きに前記受容部の外部から前記可動片を変形
させるための係合解除手段を備える第2の部分とを有す
るバックルであって、前記受容部と、該受容部内に突入
した前記第1の部分の突端との対向面同士の少なくとも
いずれか一方に、これら両者を離間させる向きに付勢す
るべく弾発手段が一体形成されることを特徴とするバッ
クルによって達成される。
明によれば、通常は突出状態にあり、かつ没入方向へ弾
性変形可能な可動片を備える第1の部分と、突出状態に
ある前記可動片と係合するべく前記第1の部分を受容す
る受容部内に設けられた係合部、および該係合部から離
脱させる向きに前記受容部の外部から前記可動片を変形
させるための係合解除手段を備える第2の部分とを有す
るバックルであって、前記受容部と、該受容部内に突入
した前記第1の部分の突端との対向面同士の少なくとも
いずれか一方に、これら両者を離間させる向きに付勢す
るべく弾発手段が一体形成されることを特徴とするバッ
クルによって達成される。
【0006】
【作用】このような構成によれば、別部材のばねを用意
する必要がなくなる。
する必要がなくなる。
【0007】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】図1及び図2は、本発明に基づき構成され
た書類ケースや鞄のフラップ状蓋を閉状態に保持するた
めのバックルBであり、蓋Fの端部に取付けられる第1
の部分としてのラッチ部1と、箱状あるいは袋状をなす
収納部Cの開口側に取付けられる第2の部分としてのラ
ッチ保持部2とからなっている。
た書類ケースや鞄のフラップ状蓋を閉状態に保持するた
めのバックルBであり、蓋Fの端部に取付けられる第1
の部分としてのラッチ部1と、箱状あるいは袋状をなす
収納部Cの開口側に取付けられる第2の部分としてのラ
ッチ保持部2とからなっている。
【0009】ラッチ部1は、先端がテーパ形状をなす平
板部3と、蓋Fに結合される基部4とが弾性に富む合成
樹脂材にて一体成形されている。平板部3の中央には、
先端側を残して3方にスリット状の切込み5を入れて遊
端を上向きに引き起こした舌状の可動片6が形成されて
いる。また平板部3の先端部は、V字状の切込み7によ
って二股に分けられているが、V字状切込み7の内壁面
が撓み得るように、切込み7の内壁面と平行にスリット
8を設けることにより、弾発力を発揮する薄肉部9が内
壁面に形成されている。
板部3と、蓋Fに結合される基部4とが弾性に富む合成
樹脂材にて一体成形されている。平板部3の中央には、
先端側を残して3方にスリット状の切込み5を入れて遊
端を上向きに引き起こした舌状の可動片6が形成されて
いる。また平板部3の先端部は、V字状の切込み7によ
って二股に分けられているが、V字状切込み7の内壁面
が撓み得るように、切込み7の内壁面と平行にスリット
8を設けることにより、弾発力を発揮する薄肉部9が内
壁面に形成されている。
【0010】ラッチ保持部2は、収納部Cの開口側の端
縁部に裏板10を当てて固定されるようになっており、
その内面にラッチ部1の平板部3を受容する窪み11が
凹設されている。そしてラッチ保持部2の上面中央に
は、窪み11の奥側を残して3方にスリット状の切込み
12を入れた舌状の押圧片13が形成されている。また
押圧片13の遊端側の内面と平板部3を受容する窪み1
1との間が段付きになっており、この段付きにて可動片
6の遊端が係合し得る係合部14が形成されている。そ
して、可動片6の遊端が係合部14に係合した状態で、
可動片6の遊端部上面が押圧片13の遊端部下面に当接
し得るようになっている。これに加えて、ラッチ部1を
受容する窪み11の奥には、外向きに突出し、かつ突端
が半円形状をなす突起15が突設されている。
縁部に裏板10を当てて固定されるようになっており、
その内面にラッチ部1の平板部3を受容する窪み11が
凹設されている。そしてラッチ保持部2の上面中央に
は、窪み11の奥側を残して3方にスリット状の切込み
12を入れた舌状の押圧片13が形成されている。また
押圧片13の遊端側の内面と平板部3を受容する窪み1
1との間が段付きになっており、この段付きにて可動片
6の遊端が係合し得る係合部14が形成されている。そ
して、可動片6の遊端が係合部14に係合した状態で、
可動片6の遊端部上面が押圧片13の遊端部下面に当接
し得るようになっている。これに加えて、ラッチ部1を
受容する窪み11の奥には、外向きに突出し、かつ突端
が半円形状をなす突起15が突設されている。
【0011】このように構成されたバックルBを使用す
るに当たっては、図3に示すように、ラッチ保持部2の
窪み11内にラッチ部1の平板部3を挿入して押込む
と、窪み11の開口の隙間が平板部3の厚さ一杯の寸法
なので、可動片6が没入方向に撓められる。そのまま一
杯に押し込むと、可動片6の遊端部が係合部14に到達
したところで可動片6が復元し、係合部14の段付きに
可動片6の遊端が係合してその状態が保持される。
るに当たっては、図3に示すように、ラッチ保持部2の
窪み11内にラッチ部1の平板部3を挿入して押込む
と、窪み11の開口の隙間が平板部3の厚さ一杯の寸法
なので、可動片6が没入方向に撓められる。そのまま一
杯に押し込むと、可動片6の遊端部が係合部14に到達
したところで可動片6が復元し、係合部14の段付きに
可動片6の遊端が係合してその状態が保持される。
【0012】係合部14に可動片6が係合した状態で押
圧片13を押すと、押圧片13の遊端内面に直接押圧さ
れて可動片6が没入方向へ撓む。これによって可動片6
の遊端が係合部14から外れると、V字状切込み7の内
壁面の薄肉部9のばね作用により、図4に示すように、
V字状切込み7の内壁面と突起15の先端とが互いに離
間し、ラッチ部1の平板部3がラッチ保持部1の窪み1
1から押し出される。
圧片13を押すと、押圧片13の遊端内面に直接押圧さ
れて可動片6が没入方向へ撓む。これによって可動片6
の遊端が係合部14から外れると、V字状切込み7の内
壁面の薄肉部9のばね作用により、図4に示すように、
V字状切込み7の内壁面と突起15の先端とが互いに離
間し、ラッチ部1の平板部3がラッチ保持部1の窪み1
1から押し出される。
【0013】上記ばね作用を発揮させるための薄肉部9
を有するV字状切込み7と突起15との関係は、本実施
例と逆の関係、即ち平板部3側に突起15を設け、窪み
11の奥側に薄肉部9を設けた関係をとるようにしても
良い。
を有するV字状切込み7と突起15との関係は、本実施
例と逆の関係、即ち平板部3側に突起15を設け、窪み
11の奥側に薄肉部9を設けた関係をとるようにしても
良い。
【0014】なお、上記実施例は、書類ケースの蓋の止
め具に対する適用例について説明したが、本発明は、こ
れに限定されるものではなく、ストラップやベルトのバ
ックルとしても利用し得る。
め具に対する適用例について説明したが、本発明は、こ
れに限定されるものではなく、ストラップやベルトのバ
ックルとしても利用し得る。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、ラッチ部と
ラッチ保持部とを相互離間する向きに弾発力を発揮する
部分をラッチ部とラッチ保持部との互いの対向部同士間
に一体成形し、これらを形成する材料自体の弾性により
ばね作用を得るものとしたことから、ばねを別部品とす
る必要がなくなるため、組立工程や部品管理を簡略化す
る上に効果的である。
ラッチ保持部とを相互離間する向きに弾発力を発揮する
部分をラッチ部とラッチ保持部との互いの対向部同士間
に一体成形し、これらを形成する材料自体の弾性により
ばね作用を得るものとしたことから、ばねを別部品とす
る必要がなくなるため、組立工程や部品管理を簡略化す
る上に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくバックルの結合状態を一部切除
して示す平面図。
して示す平面図。
【図2】本発明に基づくバックルの結合状態を示す縦断
面図。
面図。
【図3】取扱い要領を示す斜視図。
【図4】本発明に基づくバックルの結合解除状態を示す
要部拡大図。
要部拡大図。
1 ラッチ部 2 ラッチ保持部 3 平板部 4 基部 5 切込み 6 可動片 7 V字状切込み 8 スリット 9 薄肉部 10 裏板 11 窪み 12 切込み 13 押圧片 14 係合部 15 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 通常は突出状態にあり、かつ没入方向へ
弾性変形可能な可動片を備える第1の部分と、突出状態
にある前記可動片と係合するべく前記第1の部分を受容
する受容部内に設けられた係合部、および該係合部から
離脱させる向きに前記受容部の外部から前記可動片を変
形させるための係合解除手段を備える第2の部分とを有
するバックルであって、 前記受容部と、該受容部内に突入した前記第1の部分の
突端との対向面同士の少なくともいずれか一方に、これ
ら両者を離間させる向きに付勢するべく弾発手段が一体
形成されることを特徴とするバックル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266222A JPH08103306A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | バックル |
KR1019950009530A KR0120838B1 (ko) | 1994-10-05 | 1995-04-22 | 버클 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266222A JPH08103306A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | バックル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103306A true JPH08103306A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17427965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6266222A Pending JPH08103306A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | バックル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103306A (ja) |
KR (1) | KR0120838B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014024489A1 (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-13 | 株式会社ニフコ | バックル |
JP2015096172A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 有限会社ポスト商会 | バックル |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6266222A patent/JPH08103306A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-22 KR KR1019950009530A patent/KR0120838B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014024489A1 (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-13 | 株式会社ニフコ | バックル |
JP2014033717A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Nifco Inc | バックル |
US9578930B2 (en) | 2012-08-07 | 2017-02-28 | Nifco Inc. | Buckle |
JP2015096172A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 有限会社ポスト商会 | バックル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0120838B1 (ko) | 1997-10-22 |
KR960013271A (ko) | 1996-05-22 |
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