JPH0810322Y2 - 効果音発生装置 - Google Patents

効果音発生装置

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JPH0810322Y2
JPH0810322Y2 JP5049090U JP5049090U JPH0810322Y2 JP H0810322 Y2 JPH0810322 Y2 JP H0810322Y2 JP 5049090 U JP5049090 U JP 5049090U JP 5049090 U JP5049090 U JP 5049090U JP H0810322 Y2 JPH0810322 Y2 JP H0810322Y2
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JP
Japan
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signal
sound effect
sound
speaker
electric
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JP5049090U
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JPH0411075U (ja
Inventor
君男 近藤
操 木場
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、効果音に応じた電気信号を出力する信号発
生回路と、前記電気信号を信号ラインを通じて受けたと
きにその電気信号により示される効果音を再生する再生
手段とを備えた効果音発生装置に関する。
(従来の技術) 従来より、例えばパチンコゲーム機においては、入賞
或は特賞が発生したことを効果音により遊技客に報知す
るようにしている。つまり、盤面に設けられた入賞口に
パチンコ玉が入賞したときは、パチンコゲーム機の動作
を制御する制御装置により、所定数の賞球の払出し動作
が行われると共に、再生手段たるスピーカに対して入賞
発生を報知する効果音用の電気信号が出力されるので、
スピーカからは入賞発生を報知する効果音が発せられ
る。同様に、特賞が発生したときは、制御装置から出力
される電気信号に基づいてスピーカから特賞発生を報知
する効果音が発せられるので、スピーカからの効果音を
確認することにより、遊技客は入賞或は特賞の発生を認
識することができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、制御装置からスピーカに効果音に応じ
た電気信号が出力されていない状態において、制御装置
とスピーカとを接続する信号ラインに電気ノイズが重畳
したときは、スピーカからノイズ音が発生して、遊技客
が興ざめしてしまうことがある。特に、パチンコゲーム
機の制御装置の電源としてスイッチングレギュレータを
採用した場合、スイッチングレギュレータから放出され
る高周波ノイズが信号ラインに重畳して、スピーカから
のノイズ音が顕著となる傾向にある。
このようなノイズ音の発生に対して、信号ラインに電
気フィルタを介在させることが考えられるが、そのよう
な構成では、全体構成が複雑化してコストの高騰を招来
してしまう。
本考案は上記事情に鑑みて成されたもので、その目的
は、再生手段から無用なノイズ音が発生してしまう事態
を構成の複雑化を伴うことなく防止できる効果音発生装
置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、効果音に応じた電気信号を出力する信号発
生回路、及び前記電気信号を信号ラインを通じて受けた
ときにその電気信号により示される効果音を再生する再
生手段を設けた効果音発生装置において、前記信号発生
回路から効果音用の電気信号が出力されていない状態で
は前記信号ラインに与えられる信号を強制的に無効化す
る信号キャンセル手段を設けたものである。
(作用) 信号発生回路から効果音に応じた電気信号が出力され
ると、これを信号ラインを通じて受けた再生手段がその
電気信号により示される効果音を再生する。
一方、信号発生回路から効果音用の電気信号が出力さ
れていない状態では、信号キャンセル手段が信号ライン
に与えられる信号を強制的に無効化するので、そのタイ
ミングで信号ラインに電気ノイズが重畳した場合であっ
ても、再生手段により電気ノイズが発生されてしまうこ
とはない。
(実施例) 以下、本考案をパチンコゲーム機に適用した一実施例
を図面を参照して説明する。
全体の電気的構成を示す第1図において、入賞球検出
用の検出スイッチ1,2は、図示しないパチンコゲーム機
の盤面に設けられた複数の入賞口及び特定の入賞口に対
応して設けられている。また、盤面の裏側には賞球払出
装置2が設けられており、駆動状態で所定数のパチンコ
玉を払出す。そして、盤面には電気役物4が設けられて
おり、駆動状態で例えば閉鎖された入賞口を開放する。
パチンコゲーム機の裏側に設けられた制御装置5は、
検出スイッチ1からオン信号を受けたときは賞球払出装
置3を所定回数駆動すると共に、特定の入賞口に対応し
て設けられた検出スイッチ2からオン信号を受けたとき
は電気役物4を所定回数駆動する。そして、制御装置5
は、電気役物4の駆動状態で特賞条件が成立したとき
は、電気役物4を連続して駆動する特賞状態を呈する。
また、制御装置5は、入賞若しくは特賞が発生したとき
は、信号発生回路たるサウンドジェネレータ6に所定の
音階を示す音データを連続して出力すると共に、その音
データを出力していないタイミングでキャンセル端子CA
からハイレベルのキャンセル信号Scaを出力する。ここ
で、サウンドジェネレータ6は、制御装置5から音デー
タを受けとると、その音データが示す音階の周波数に相
当する交流電気信号を信号ライン7に出力する。そし
て、信号ライン7はアンプ8を通じて再生手段たるスピ
ーカ9に接続されており、信号ライン7の信号入力側に
与えられた電気信号をスピーカ9に伝達する。
さて、制御装置5のキャンセル端子CAは、この制御装
置5と共に信号キャンセル手段を構成するnpn形トラン
ジスタ10のベースと接続されている。そして、トランジ
スタ10のコレクタはサウンドジェネレータ6の出力側と
接続され、エミッタはアースされている。
次に上記構成の作用を制御装置5の制御内容をフロー
チャートで示す第2図を参照して説明する。
盤面に打込まれたパチンコ玉が入賞口に入賞すると、
その入賞口に設けられた検出スイッチ1がオンする。す
ると、制御装置5は、検出スイッチ1からオン信号を入
力した時点で(ステップA1)、キャンセル信号Scaの出
力をオフしてから(ステップA2)、賞球払出装置3を駆
動する(ステップA3)。これにより、パチンコゲーム機
から所定数の賞球が払出される。続いて、制御装置5
は、入賞発生効果音に応じた音データを出力してから
(ステップA4)、ステップA1に戻る。これにより、サウ
ンドジェネレータ6からは音データが示す音階に対応し
た交流電気信号がスピーカ9に出力されるから、スピー
カ9からは入賞の発生を報知する効果音が発せられる。
また、盤面に打込まれたパチンコ玉が特定の入賞口に
入賞したときは、その特待の入賞口に対応して設けられ
た検出スイッチ2がオンする。すると、制御装置5は、
検出スイッチ2からオン信号を入力した時点で(ステッ
プA5)、キャンセル信号Scaをオフしてから(ステップA
6)、賞球払出装置3を駆動すると共に(ステップA
7)、電気役物4を駆動する(ステップA8)。これによ
り、パチンコゲーム機から賞球が払出されると共に、電
気役物4が動作するので、閉鎖された入賞口が開放され
た入賞確率が高くなる。また、制御装置5は、電気役物
4の駆動に応じた音データをサウンドジェネレータ6に
出力するから(ステップA9)、スピーカ9からは電気役
物4が駆動状態にあることを報知する効果音が発せられ
る。
そして、電気役物4の駆動により特賞条件が成立した
ときは、制御装置5は、ステップA10からステップA11に
進行して、電気役物4の駆動状態を開始すると共に、特
賞の発生に応じた音データを出力する(ステップA1
2)。これにより、スピーカ9からは特賞の発生を報知
する効果音が発せられる。この特賞状態において、打込
パチンコ玉が入賞口に入賞したときは検出スイッチ1若
しくは2がオンするので、制御装置5は、ステップA13
からステップA14に進行して賞球払出装置3を駆動す
る。そして、特賞条件が終了していないときは、制御装
置5は、ステップA13乃至A15を繰返して実行し、特賞状
態が所定条件の成立により終了したところで、ステップ
A15からステップA16に進行して、電気役物4の駆動を停
止すると共に、音データの出力を停止する(ステップA1
7)。これにより、特賞状態が終了すると共に、特賞の
発生を報知する効果音の出力状態も終了される。
さて、何れの検出スイッチ1,2もオンしていない状態
では、制御装置5は、ステップA1,A5からステップA18に
進行して、キャンセル端子CAからキャンセル信号Scaを
出力する。すると、キャンセル信号Scaの出力に応じて
トランジスタ10がオンするので、信号ライン7の信号入
力側はトランジスタ10を介して強制的に0Vにクランプさ
れる。従って、スピーカ9から効果音が発せられていな
いタイミングで信号ライン7に電気ノイズが重畳した場
合であっても、その電気ノイズがアンプ8を介してスピ
ーカ9に出力されてしまうことはない。
要するに、上記構成のものによれば、スピーカ9から
効果音が発せられていない状態では、信号ライン7の信
号入力側はトランジスタ10を介して強制的に0Vにクラン
プされるので、信号ライン7に重畳した電気ノイズがス
ピーカ9に出力されてしまうことはない。従って、スピ
ーカからノイズ音が発せられてしまう虞がある従来例と
違って、スピーカから効果音が発せられていないときに
無用なノイズ音がスピーカ9から発せられることはない
ので、遊技客がノイズ音により興ざめしてしまうことは
ない。
しかも、上述のような構成は、制御装置5と信号ライ
ン7とをトランジスタ10により接続すると共に、制御装
置5のプログラムの小幅な変更で対応できるから、全体
構成が複雑化してしまうことはない。
尚、上記実施例では、スピーカ9から効果音が発せら
れていない状態で、信号ライン7の信号入力側をトラン
ジスタ10を介して0Vにクランプするように構成したが、
これに代えて、信号ライン7の信号入力側を制御装置5
により動作される例えばアナログスイッチ或はリレーに
より開閉するように構成してもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案の効果音発生
装置によれば、信号発生回路から効果音用の電気信号が
出力されていない状態では信号ラインに与えられる信号
を強制的に無効化する信号キャンセル手段を設けたの
で、再生手段から無用なノイズ音が発生してしまう事態
を構成の複雑化を伴うことなく防止できるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は電気的
構成のブロック図、第2図は制御内容を示すフローチャ
ートである。 図中、5は制御装置(キャンセル手段)、6はサウンド
ジェネレータ(信号発生回路)、7は信号ライン、9は
スピーカ(再生手段)、10はトランジスタ(キャンセル
手段)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】効果音に応じた電気信号を出力する信号発
    生回路と、前記電気信号を信号ラインを通じて受けたと
    きにその電気信号により示される効果音を再生する再生
    手段とを備えた効果音発生装置において、前記信号発生
    回路から効果音用の電気信号が出力されていない状態で
    は前記信号ラインに与えられる信号を強制的に無効化す
    る信号キャンセル手段を設けたことを特徴とする効果音
    発生装置。
JP5049090U 1990-05-15 1990-05-15 効果音発生装置 Expired - Lifetime JPH0810322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5049090U JPH0810322Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 効果音発生装置

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JP5049090U JPH0810322Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 効果音発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0411075U JPH0411075U (ja) 1992-01-29
JPH0810322Y2 true JPH0810322Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=31569083

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JP5049090U Expired - Lifetime JPH0810322Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 効果音発生装置

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JP4661443B2 (ja) * 2005-08-05 2011-03-30 日本ビクター株式会社 デジタル放送受信機

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JPH0411075U (ja) 1992-01-29

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