JPH08103073A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH08103073A
JPH08103073A JP26158094A JP26158094A JPH08103073A JP H08103073 A JPH08103073 A JP H08103073A JP 26158094 A JP26158094 A JP 26158094A JP 26158094 A JP26158094 A JP 26158094A JP H08103073 A JPH08103073 A JP H08103073A
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JP
Japan
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circuit
power supply
conversion
power
switching
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JP26158094A
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Tsuruo Kobayashi
鶴夫 小林
Shigeru Noguchi
繁 野口
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TEREKOMU KIKI KK
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TEREKOMU KIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの補助巻線を有する変換トランスを複数
並列に使用することにより、大容量の出力電力を供給で
き、かつ、薄型のスイッチング電源装置を提供する。 【構成】 1次巻線、2次巻線、及び補助巻線を有する
複数の変換トランス5,6と、電源投入時に生じる突入
電流を防止する突入電流防止回路2と、スイッチング制
御を行なう制御回路17とを備え、突入電流防止回路2
は、変換トランス5の補助巻線の端子A4−A5から供
給される電力により突入電流の制限制御を行ない、スイ
ッチング制御回路17は、変換トランス6の補助巻線の
端子B4−B5から供給される電力によりスイッチング
制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の変換トランスを
備えたスイッチング電源装置に係り、特に、変換トラン
スの補助巻線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のフォワ−ド型のスイッチ
ング電源装置の回路構成図である。図3において、25
は変換トランスであり、この変換トランス25は、1次
巻線、2次巻線、第1の補助巻線、及び第2の補助巻線
から構成されている。21は電源投入用のスイッチであ
り、このスイッチ21は、プラス側入力端子と変換トラ
ンス25の1次巻線の中線端子T2とに接続されてい
る。
【0003】22は突入電流防止回路であり、この突入
電流防止回路22は入力側端子からの突入電流を防止す
るものである。また、24はスイッチング用の電界効果
トランジスタ(以下「スイッチングトランジスタ」とい
う)であり、このスイッチングトランジスタ24のソー
ス端子には、突入電流防止回路22を介して入力電流が
供給される。また、このドレイン端子は変換トランス2
5の1次巻線の端子T3に接続されている。
【0004】23は電解コンデンサであり、このコンデ
ンサ23はスイッチ21の後段側の端子と突入電流防止
回路22の出力側との間に接続されている。また、31
はスイッチングトランジスタ24のスイッチング制御を
行なう制御回路であって、スイッチングトランジスタ2
4のゲート端子に所定の電位を与え、出力電力の制御を
している。26は制御回路31を起動するための起動用
抵抗であり、スイッチ21を閉じた後に、制御回路31
に電力を供給している。28はリセット用ダイオ−ドで
あって、変換トランス25の1次巻線の端子T1と、突
入電流防止回路22の出力側のマイナス端子との間に接
続されている。また、27は制御回路31を駆動するた
めの補助電源整流回路である。
【0005】なお、サイリスタSCR、ダイオ−ドD
1、抵抗R1,R2,R3、コンデンサC2からなる突
入電流防止回路22のサイリスタSCRは、変換トラン
ス25の第1の補助巻線の端子T6、T7から得られる
電力によってオン、オフ動作を行なう構成となってい
る。また、変換トランス25の第2の補助巻線の端子T
4、T5から得られる電力は、ダイオ−ドD3、コンデ
ンサC3からなる補助電源整流回路27で整流され、制
御回路31に供給される。
【0006】さらに、29はダイオ−ドD4、D5、及
びチョ−クコイルL1からなる整流回路、30は平滑用
コンデンサであり、変換トランス25の2次巻線の出力
が、整流回路29及び平滑用コンデンサ30で整流さ
れ、これが出力電源となる。
【0007】この構成により、入力された直流電源は、
スイッチングトランジスタ24のオン、オフにより交流
に変換され、変換トランス25により出力側に電力を伝
達して、整流回路29で整流し、出力平滑用コンデンサ
30で平滑して直流出力を得るものである。
【0008】以下、動作作用を簡単に説明すると、突入
電流防止回路22は、スイッチ21がオンした時に、電
解コンデンサ23に流れる電流を抵抗R1で制限して、
入力直流電源から電解コンデンサ23に流れ込む過大電
流を防いでいる。突入電流防止回路22の抵抗R1によ
り電解コンデンサ23が充電されると、起動抵抗26を
通して制御回路31に電流が供給されるが、このとき、
制御回路31は待機状態のため、微小の待機電流が流れ
るだけであり、起動抵抗26による電流は、補助電源整
流回路27のコンデンサC3を充電する。この後、コン
デンサC3の電圧がある電圧以上になると制御回路31
が動作を始める。
【0009】制御回路31が駆動され、スイッチングト
ランジスタ24のオン、オフ動作が始まると、変換トラ
ンス25の1次巻線の端子T2−T3間に交流電圧が印
加され、交流電圧が変換トランス25の2次巻線の端子
T8−T9間に誘導されて、この交流電圧を整流回路2
9及び平滑コンデンサ30で整流平滑し出力に直流電圧
を供給し始める。
【0010】一方、制御回路31が動作を始めると、起
動抵抗26だけでは、電流供給が足りなくなるが、変換
トランス25の第2の補助巻線の端子T4−T5間に誘
導された交流電圧を補助電源整流回路27で整流するこ
とにより、制御回路31の電源として使用することがで
きる。
【0011】また、出力から直流電力を取り出すと突入
電流防止回路22の抵抗R1による電力損失が増大す
る。この電力をを減少させるために、変換トランス25
の第1の補助巻線の端子T6−T7間に誘起される電圧
を突入防止回路22のダイオ−ドD1で整流し、抵抗R
2、R3及びコンデンサC2で分圧したのち、サイリス
タSCRのゲ−トに印加させて、サイリスタSCRを駆
動させる。すると、サイリスタSCRのアノ−ドとカソ
−ド間がオン状態へ移行する。このように、突入電流防
止回路22のサイリスタSCRがオン状態に移行する
と、抵抗R1による電力損失が減少する。以後、同様に
動作を連続的に遂行し安定した状態となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
スイッチング電源装置の回路構成で薄型の電源装置を提
供する場合において、小容量の電力を出力するときに
は、この回路構成を適用することができる。しかしなが
ら、大容量の電力を出力するときには、回路を構成して
いる各素子の容量も大きくする必要が生じ、特に、大容
量の変換トランスは形状が大きいことから、大電力を出
力できる薄型の電源装置を提供することが困難になると
いう問題がある。
【0013】本発明の目的は、一つの補助巻線を有する
変換トランスを複数並列に使用することにより、大容量
の出力電力を供給でき、かつ、薄型のスイッチング電源
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、1次巻線、2
次巻線、及び補助巻線を有する複数の変換トランスと、
電源投入時に生じる突入電流を防止する突入電流防止回
路と、スイッチング制御を行なうスイッチング制御回路
とを備えたスイッチング電源装置であって、上記突入電
流防止回路は、上記複数の変換トランスの内の一方の変
換トランスの補助巻線から供給される電力により上記突
入電流の制限制御を行ない、上記スイッチング制御回路
は、上記複数の変換トランスの内の他方の変換トランス
の補助巻線から供給される電力によりスイッチング制御
を行なう、ことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記した構成により、一つの補助巻線を有する
変換トランスを複数並列に使用することで、大電力の出
力を可能にすると共に、変換トランスの各々の補助巻線
を有効に利用して変換トランスの小型化を図り、大容量
の薄型スイッチング電源装置を提供できる。
【0016】
【実施例】まず、本発明の概要、背景について説明す
る。
【0017】近年、電話交換機、伝送装置等に使用され
るAC入力−DC出力のスイッチング電源装置、又はD
C入力−DC出力のスイッチング電源装置は、高効率で
小形の物が必要とされている。しかしながら、特に薄型
化を実現しようとする場合、トランスの大きさ、形状が
問題となる。一般的に電話交換機、伝送装置等に使用さ
れるスイッチング電源装置は、比較的大容量の出力を必
要とされるため、フォワ−ド型のスイッチング電源装置
を使用しているが、薄型化を実現しようとすると1個の
トランスでは、出力に電力を供給できなくなる場合があ
り、この場合トランスを2個或いはそれ以上を並列に接
続して、出力に電力を供給している。
【0018】スイッチング電源装置には、入力回路に大
容量の電解コンデンサを使用するため、電源スイッチを
オンした時、又は停電からの復電時に、この電解コンデ
ンサへ大電流が流れる。このため、スイッチング電源装
置には、この大電流を防ぐための突入電流防止回路を備
えている。この突入電流防止回路を実現する方法として
サイリスタやFETのスイッチ機能を使用する方法が有
り、これらの半導体を駆動させるために変換トランスの
補助巻線を使用している。
【0019】また、フォワ−ド型のスイッチング電源装
置の制御方法には、制御回路を1次側に設けて直接スイ
ッチングトランジスタを制御する方法と、制御回路を2
次側に設けてドライブトランス等で間接的にスイッチン
グトランジスタを制御する方法が有るが、回路の簡略な
構成及び使用部品点数の少なさから、一般に1次側に制
御回路を設けるスイッチング電源装置が多い。そして、
この制御回路の電源としては、変換トランスに補助巻線
を設けて、これを整流して使用している。
【0020】このようにスイッチング電源装置では、変
換トランスに補助巻線を設けて、これを様々な用途に使
用することがあり、本発明は、変換トランスを複数使用
した場合における補助巻線の有効な使用法に関するもの
である。
【0021】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0022】図1は、本発明のスイッチング電源装置の
実施例の回路構成図である。図1において、5及び6は
変換トランスであり、この変換トランス5及び6の各々
は、1次巻線、2次巻線、一つの補助巻線から構成され
ている。1は電源投入用のスイッチであり、このスイッ
チ1は、プラス側入力端子13と変換トランス5及び6
の1次巻線の中線端子A2及びB2との間に備えられて
いる。
【0023】2は突入電流防止回路であり、この突入電
流防止回路2は入力側端子13、14からの突入電流を
防止するものである。
【0024】また、4はスイッチング用の電界効果トラ
ンジスタ(以下「スイッチングトランジスタ」という)
であり、このスイッチングトランジスタ4のソース端子
には、突入電流防止回路2を介して入力電流が供給され
る。また、このスイッチングトランジスタ4のドレイン
端子は変換トランス5及び6の1次巻線の端子A3及び
B3の各々に接続されている。
【0025】3は電解コンデンサであり、このコンデン
サ3はスイッチ1の後段側の端子と突入電流防止回路2
の出力側との間に接続されている。また、17はスイッ
チングトランジスタ4のスイッチング制御を行なう制御
回路であって、スイッチングトランジスタ4のゲート端
子に所定の電位を与え、出力電力の制御をしている。7
は制御回路17を起動するための起動用抵抗であり、ス
イッチ1を閉じた後に、制御回路17に電力を供給して
いる。
【0026】9は2つのリセット用ダイオードからなる
リセット回路であって、ダイオ−ドD1が変換トランス
5の1次巻線の端子A1と、突入電流防止回路2の出力
側の端子との間に接続されており、かつ、ダイオ−ドD
2が変換トランス6の1次巻線の端子B1と、突入電流
防止回路2の出力側の端子との間に接続されている。ま
た、8は制御回路17を駆動するための補助電源整流回
路である。
【0027】なお、電界効果トランジスタQ1、ダイオ
−ドD3、抵抗R1,R2,R3、及びコンデンサC2
からなる突入電流防止回路2の電界効果トランジスタQ
1は、変換トランス5の補助巻線の端子A4、A5から
得られる電力によってオン、オフ動作を行なう構成とな
っている。また、変換トランス6の補助巻線の端子B
4、B5から得られる電力は、ダイオ−ドD4、コンデ
ンサC3からなる補助電源整流回路8で整流され、制御
回路17に供給される。
【0028】さらに、10はダイオ−ドD5、D6、及
びチョ−クコイルL1からなる整流回路、11はダイオ
−ドD7、D8、及びチョ−クコイルL2からなる整流
回路であり、各々回路は、変換トランス5及び6の2次
巻線の出力を整流した後、並列に結合されており、2倍
の出力電力を供給可能にしている。なお、12は平滑用
コンデンサであり、整流回路10及び11と連携して、
変換トランス5及び6の2次巻線からの出力を平滑し、
この出力が直流電源となり、出力端子15及び16間か
ら供給される。
【0029】なお、突入電流防止回路2は、電源スイッ
チ1がオンした時に、電解コンデンサ3に流れる電流を
抵抗R1で制限して、入力直流電源から電解コンデンサ
3に流れ込む過大電流を防ぐものである。
【0030】この構成により、入力された直流電源はス
イッチングトランジスタ4のオン、オフにより交流に変
換され、変換トランス5及び6により出力側に電力を伝
達して、整流回路10及び11で整流し、かつ、平滑用
コンデンサ12で平滑して直流出力を得るものである。
【0031】以下、本発明のスイッチング電源装置の動
作を図2を参照して説明する。図2は、本発明のスイッ
チング電源装置において、電源スイッチ1をオン、オフ
した際の所要個所の電圧、電流波形を示す図である。図
2において、(a)は、入力の(−)端子側を基準とした
ときの電源スイッチ1の後段直後の電圧波形を示し、
(b)は、電源スイッチ1を流れる電流波形を示し、(c)
は、電界コンデンサ3の両端の電圧波形を示し、(d)
は、出力の両端の電圧波形を示し、及び、(e)は、スイ
ッチングトランジスタ4のゲート端子の電位を示してい
る。
【0032】図1において、電源スイッチ1がオンした
時に、突入電流防止回路2の電界効果トランジスタQ1
はオフの状態にあるため、電界効果トランジスタQ1の
ソース端子とドレイン端子間に接続されている抵抗R1
により、電解コンデンサ3に流れる電流が、図2の
(b)に示すように制限され、この制限された電流が入
力直流電源から電解コンデンサ3に流れ込む。
【0033】突入電流防止回路2の抵抗R1を介して流
れる電流により電解コンデンサ3が充電されると、起動
抵抗7を通して制御回路17に電流が供給されるが、こ
のとき、制御回路17は待機状態のため、微小の待機電
流が流れるだけであり、起動抵抗7による電流は、補助
電源整流回路8のコンデンサC3を充電する。電解コン
デンサ3間の電圧が所定電圧Vs以上になり、所定時間
Tsを経過すると制御回路17が動作を始める。
【0034】制御回路17によってスイッチングトラン
ジスタ4のオン、オフ動作が始まると、変換トランス5
の1次巻線の端子A2−A3間と、変換トランス6の1
次巻線の端子B2−B3間とに交流電圧が印加され、交
流電圧が変換トランス5の2次巻線の端子A6−A7間
と、変換トランス6の2次巻線の端子B6−B7間とに
誘導されて、この交流電圧を整流回路10、整流回路1
1、及び平滑コンデンサ12で整流、平滑し、図2の
(d)に示すように、出力端子15及び16間に直流電
圧を供給し始める。
【0035】また、制御回路17が動作を始めると、起
動抵抗7からの電流だけでは、制御回路17への電流供
給が足りなくなるが、変換トランス6の補助巻線の端子
B4−B5間には交流電圧が誘導され、この交流電圧を
補助電源整流回路8で整流し、これを制御回路17の電
源として供給して、制御回路17を平滑に動作させてい
る。
【0036】また、出力端子15及び16から直流電力
を取り出すと突入電流防止回路2の抵抗R1による電力
損失が増大する。
【0037】この抵抗R1による電力を減少させるため
に、変換トランス5の補助巻線の端子A4−A5間に誘
起される電圧を突入防止回路2のダイオ−ドD3で整流
し、抵抗R2,R3及びコンデンサC2で分圧、平滑し
たのち、電界効果トランジスタQ1のゲ−ト端子に印加
させて、図2の(e)に示すように電界効果トランジス
タQ1を駆動させ、ドレイン端子とソ−ス端子間をオン
状態へ移行させる。
【0038】このように、突入電流防止回路2の電界効
果トランジスタQ1がオン状態に移行することにより、
抵抗R1による電力損失を減少させることができる。
【0039】また、スイッチング電源装置において、ス
イッチングトランジスタ4のオン、オフ動作による交流
電圧が変換トランス5の1次巻線の端子A2−A3間、
及び変換トランス6の1次巻線の端子B2−B3間に印
加されると、変換トランス5の2次巻線の端子A6−A
7間、及び変換トランス6の2次巻線の端子B6−B7
間に誘導されて、この交流電圧を整流回路10、整流回
路11、及び平滑コンデンサ12で整流平滑し出力に直
流電圧を供給する。
【0040】このように、変換トランスを2個並列に接
続することにより、出力に2倍の電力を供給することが
できる。なお、本実施例においては、変換トランス5及
び6の仕様、形状を同一のものとし、使用する部品種類
数を低減させている。
【0041】以上のように、スイッチングトランジスタ
4のオン、オフ動作による交流電圧は、出力に電力を供
給するとともに、変換トランス5の補助巻線の端子A4
−A5間、及び変換トランス6の補助巻線の端子B4−
B5間をも誘導させる。
【0042】従って、変換トランス5の補助巻線の端子
A4−A5間に誘導された交流電圧は、突入電流防止回
路2の電界効果トランジスタQ1を駆動させるために使
用し、変換トランス6の補助巻線の端子B4−B5間に
誘導された交流電圧は、制御回路17の補助電源として
使用することができる。これにより、2個の変換トラン
スの巻線の数を減らすことができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、変換トランスを複数並
列に使用し、大電力の出力を可能にすると共に、これら
複数の変換トランスの補助巻線の各々を有効に利用し、
変換トランスの補助巻線の数を一つにすることで、変換
トランスの小型化を可能にすることができる。よって、
電話交換機、伝送装置等に好適な大容量、かつ、薄型の
スイッチング電源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すスイッチング電源装置の
回路構成図である。
【図2】本発明のスイッチング電源装置における各部の
波形を示す図である。
【図3】従来のスイッチング電源装置の回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 電源スイッチ 2 突入電流防止回路 3 電解コンデンサ 4 スイッチングトランジスタ 5,6 変換トランス 7 制御回路起動用抵抗 8 補助電源整流回路 9 リセット回路 10,11 整流回路 12 平滑コンデンサ 17 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次巻線、2次巻線、及び補助巻線を有す
    る複数の変換トランスと、電源投入時に生じる突入電流
    を防止する突入電流防止回路と、スイッチング制御を行
    なうスイッチング制御回路とを備えたスイッチング電源
    装置であって、 上記突入電流防止回路は、上記複数の変換トランスの内
    の一方の変換トランスの補助巻線から供給される電力に
    より上記突入電流の制限制御を行ない、 上記スイッチング制御回路は、上記複数の変換トランス
    の内の他方の変換トランスの補助巻線から供給される電
    力によりスイッチング制御を行なう、ことを特徴とする
    スイッチング電源装置。
JP26158094A 1994-09-30 1994-09-30 スイッチング電源装置 Pending JPH08103073A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6191965B1 (en) 1999-07-07 2001-02-20 Nagano Japan Radio Co., Ltd. Switching power supply
JP2016027778A (ja) * 2014-07-02 2016-02-18 株式会社タムラ製作所 スイッチング電源装置
JP2016208756A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 京都電機器株式会社 スイッチング電源装置

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