JPH08102183A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH08102183A
JPH08102183A JP6237067A JP23706794A JPH08102183A JP H08102183 A JPH08102183 A JP H08102183A JP 6237067 A JP6237067 A JP 6237067A JP 23706794 A JP23706794 A JP 23706794A JP H08102183 A JPH08102183 A JP H08102183A
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JP
Japan
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serial
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Withdrawn
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JP6237067A
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English (en)
Inventor
Koji Uruma
耕治 漆間
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像表示装置に対応するメモリサイズの最適
化を十分に細かく行なうことが可能なデュアルポート型
の半導体記憶装置を提供することである。 【構成】 下位ビット用のデータレジスタ81に対応し
てシリアルセレクタ71およびストップアドレスレジス
タ61が設けられ、上位ビット用のデータレジスタ82
に対応してシリアルセレクタ72およびストップアドレ
スレジスタ62が設けられる。メモリセルアレイ2から
データレジスタ81および82には、1行分のデータも
しくは1行中の下位ビットまたは上位ビットのデータが
転送される。ストップアドレスレジスタ61および62
によって、データレジスタ81および82のアドレスの
分割数が独立的に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、特に、各々が専用のデータポートを有するランダム
アクセスメモリ(以下RAMと呼ぶ)およびシリアルア
クセスメモリ(以下、SAMと呼ぶ)を共有したデュア
ルポート型の半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】専用のデータポートを有し、ランダムな
シーケンスでアクセス可能なRAMと、専用のデータポ
ートを有し、シリアルなシーケンスでのみアクセス可能
なSAMとを共有したデュアルポート型の半導体記憶装
置(以下、デュアルポートメモリと呼ぶ)が従来から用
いられている。このようなデュアルポートメモリは、た
とえば、CRT等の画像表示装置に画像を表示する場合
の画像表示用のメモリとして用いられる。
【0003】このようなデュアルポートメモリにおいて
は、RAMからSAMへのデータの転送が行なわれる。
そのデータの転送方法には、ノーマルリード転送と呼ば
れる方法と、スプリットリード転送と呼ばれる方法とが
ある。
【0004】ノーマルリード転送は、複数行および複数
列に配列されたメモリセルを有するRAMの1行分のデ
ータを一括的にSAMに転送する転送方法である。スプ
リットリード転送は、RAMの1行分のデータのうちの
上位側のビットのデータを記憶する上位ビット用のSA
Mと、RAMの1行分のデータのうちの下位ビット側の
データを記憶する下位ビット用のSAMとに分割された
SAMを有するデュアルポートメモリにおいて行なわれ
る。このスプリットリード転送は、上位用および下位用
のSAMのうちの一方のSAMのシリアルリード時に、
他方のSAMへRAMのデータを転送する転送方法であ
る。
【0005】このスプリットリード転送によれば、完全
非同期のデュアルポートアクセスを実現でき、さらに、
CRT等の画像表示装置に対するメモリサイズを最適化
できる。
【0006】また、このようなデュアルポートメモリに
おいては、スプリットリード転送時において、上位ビッ
ト用のSAMおよび下位ビット用のSAMの各々を、全
アドレスに対して1/2n 個のアドレス領域に分割し、
画像表示装置に対するメモリサイズの最適化をより細か
く行なうことができる機能であるストップレジスタ機能
を有するものがある。
【0007】次に、デュアルポートメモリの具体例を説
明する。ここでは、RAMがダイナミックランダムアク
セスメモリ(以下、DRAMと呼ぶ)であり、SAMが
データレジスタである場合について説明する。図4は、
従来のデュアルポートメモリの構成を示すブロック図で
ある。
【0008】図4を参照して、このデュアルポートメモ
リ10は、DRAMを構成するメモリセルアレイ2、デ
ータレジスタ81,82、アドレスバッファ4、行デコ
ーダ51、列デコーダ52、アドレスポインタ53、ス
トップアドレスレジスタ6、シリアルセレクタ7、セン
スアンプおよび入出力コントロール回路21、データ入
出力バッファ91、シリアルバッファ92およびタイミ
ング発生回路93を含む。
【0009】さらに、このデュアルポートメモリ1は、
入力用および出力用の端子として、ランダムデータ入出
力ポート11、シリアルデータ入出力ポート12、アド
レス入力端子13、制御信号入力端子101〜107、
スペシャルファンクション出力端子108、電源端子1
09および接地端子110を含む。
【0010】ランダムデータ入出力ポート11は、複数
の入力端子を有し、データWIO0〜WIOj が入出力
される。シリアルデータ入出力ポート12は、複数の端
子を有し、データSIO0 〜SIOj が入出力される。
アドレス入力ポート13は、複数の端子を有し、アドレ
ス入力信号A0〜Aiが入力される。
【0011】入力端子101は、行アドレスストローブ
信号/RASを受ける。入力端子102は、列アドレス
ストローブ信号/CASを受ける。入力端子103は、
書込指定信号/WB・/WEを受ける。入力端子104
は、データトランスファ・出力イネーブル信号/DT・
/OEを受ける。
【0012】入力端子105は、シリアルコントロール
信号SCを受ける。入力端子106は、シリアルイネー
ブル信号/SEを受ける。入力端子107は、スペシャ
ルファンクション指定信号DSF1を受ける。出力端子
108は、スペシャルファンクション信号QSFが出力
される。
【0013】電源端子109は、電源電位Vccを受け
る。接地端子110は、接地電位Vssを受ける。
【0014】タイミング発生回路93は、入力端子10
1〜107からそれぞれ行アドレスストローブ信号/R
ASおよび列アドレスストローブ信号/CAS等の制御
信号を受け、それらの制御信号に応答してデュアルポー
トメモリ10の内部回路の制御のための内部クロック信
号を発生する。その内部クロック信号は、デュアルポー
トメモリ1内の各内部回路に供給される。
【0015】アドレス入力ポート13から入力されたア
ドレス信号A0〜Aiは、アドレスバッファ4を介して
内部のアドレスとして行デコーダ51、列デコーダ5
2、アドレスポインタ53およびストップアドレスレジ
スタ6に与えられる。
【0016】メモリセルアレイ2は、複数行および複数
列に配列された複数のメモリセル(図示せず)を有す
る。行デコーダ51および列デコーダ52は、与えられ
たアドレスに応じて、メモリセルアレイ2内において書
込または読出を行なうメモリセルを選択する。
【0017】ランダムデータ入出力ポート11から入力
されたデータは、データ入出力バッファ91と、センス
アンプおよび入出力コントロール回路21とを介して、
メモリセルアレイ2における選択されたメモリセルに書
込まれる。一方、選択されたメモリセルから読出された
データは、センスアンプ入出力コントロール回路21、
データ入出力バッファ91およびランダムデータ入出力
ポート11を介して外部に出力される。
【0018】メモリセルアレイ2からデータレジスタ8
1および82には、メモリセルアレイ2の1行の全ビッ
トのデータもしくは1行のうちの上位ビット側のデータ
または下位ビット側のデータが転送される。
【0019】シリアルセレクタ7は、データレジスタ8
1および82に転送されたデータの読出アドレスを指定
する。アドレスポインタ53は、与えられたアドレスに
応じてシリアルセレクタ7が指定する読出アドレスのう
ちの読出を開始するアドレスである読出開始アドレスを
指定する。ストップアドレスレジスタ6は、与えられた
アドレスに応答して、シリアルセレクタ7が指定する読
出アドレスのうちの読出を終了するアドレスである読出
最終アドレスを指定する。このように読出最終アドレス
が指定されることにより、データレジスタ81,82の
各々のアドレスが任意の数に分割される。
【0020】データレジスタ81および82からシリア
ルに読出されたデータは、シリアルバッファ92および
シリアルデータ入出力ポート12を介して外部に出力さ
れる。
【0021】次に、詳細な動作説明の前に、ストップア
ドレスレジスタ6によるデータレジスタ81および82
のアドレスの分割例について具体的に説明する。
【0022】図5は、入力されるアドレスと、データレ
ジスタ81および82のそれぞれの分割数との関係を示
す模式図である。この図5においては、アドレスと、分
割数と、データレジスタの分割状態との関係が関連付け
て図示される。
【0023】図4および図5を参照して、ストップレジ
スタ機能におけるストップレジスタセットサイクル(ス
トップアドレスレジスタ6にデータレジスタ81および
82のアドレスの分割数をセットするためのサイクル)
において、アドレス入力ポート13にアドレス信号A0
〜Aiが入力されると、特定のアドレスがアドレスバッ
ファ4を介してストップアドレスレジスタ6に与えられ
る。ここでは、入力されるアドレスA0〜AiのうちA
a〜Adがデータレジスタ81および82のアドレスの
分割数のセットに用いられる場合を仮定する。
【0024】この場合は、たとえば、アドレスAa〜A
dの4ビットがストップアドレスレジスタ6における分
割数のセットのために使用される。具体的な分割状態は
次のとおりである。アドレスAd〜Aaが“1111”
の場合には、分割数が1/2になる。それらのアドレス
が“0111”の場合は、分割数が1/4になる。それ
らのアドレスが“0011”の場合は、分割数が1/8
になる。それらのアドレスが“0001”の場合は、分
割数が1/16になる。それらのアドレスが“000
0”の場合は、分割数が1/32になる。
【0025】このデュアルポートメモリ10では、デー
タレジスタ81および82に対応して1つのストップア
ドレスレジスタ6が設けられているため、データレジス
タ81および82のアドレスの分割数が等しくなる。
【0026】次に、デュアルポートメモリ10における
シリアルリードに関する動作を詳細に説明する。図6
は、ストップレジスタ機能を説明するための制御信号
(行アドレスストローブ信号/RAS等)と、データレ
ジスタ81,82の読出動作との関係を示す模式図であ
る。以下、図4および図6を参照してストップレジスタ
機能について説明する。
【0027】図6においては、制御信号である行アドレ
スストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号
/CASおよびスペシャルファンクション指定信号DS
F1等の制御信号のタイミングチャートと、データレジ
スタ81および82のそれぞれの読出状態とが関連付け
て示される。特に、データレジスタ81および82の読
出状態については、各データレジスタのアドレスが分割
される状況および各データレジスタのシリアルリードが
実行される状況が時間経過(図面の上方向から下方向)
に従って示される。
【0028】さらに詳細に説明すると、図6において
は、データレジスタ81および82の各々について、上
下方向に並ぶブロックの各々が、あるタイミングにおけ
るアドレスの分割状況およびシリアルリード状況を示し
ている。さらに、シリアルリードの進行状況は、図中の
破線の矢印で示され、データレジスタ81および82の
間の読出アドレスのジャンプ(切換)は、実線の矢印で
示される。
【0029】ストップレジスタ機能は、ストップレジス
タセットサイクルの実行の開始に従って開始される。ま
ず、ストップレジスタセットサイクルを説明する。
【0030】行アドレスストローブ信号/RASの立下
がり時において、列アドレスストローブ信号/CASが
Lレベルであり、かつ、スペシャルファンクション指定
信号DSF1がHレベルである場合に、ストップレジス
タセットサイクルが開始される。そして、そのサイクル
の開始時に、アドレスバッファ4に与えられた特定のア
ドレス信号に応じたストップアドレスがストップアドレ
スレジスタ6にセットされる。これにより、シリアルセ
レクタ7の読出アドレスに関する読出最終アドレスが指
定されるので、データレジスタ81および82のアドレ
スがともに所定数に分割される。図6の場合は、それぞ
れ4分割される。
【0031】その後、ノーマルリード転送サイクルが実
行される。ノーマルリード転送サイクルは、データレジ
スタ81および82の初期状態を設定するためのイニシ
ャルリード転送を行なうサイクルである。このノーマル
リード転送サイクルにおいては、データレジスタ81お
よび82が、メモリセルアレイ2の1行に相当し、一体
のデータレジスタであるとみなされる。
【0032】このノーマルリード転送サイクルでは、イ
ニシャルリード転送として、ノーマルリード転送サイク
ルが実行される。これにより、メモリセルアレイ2の1
行分のデータがデータレジスタ81および82へ転送さ
れる。その転送の際において、列アドレスストローブ信
号/CASによってストローブされたアドレスに応じて
アドレスポインタ53にデータレジスタ81に関連する
読出開始アドレスAS1がセットされる。
【0033】データレジスタ81および82にデータが
転送された後、シリアルセレクタ7の動作によって、前
述のようにアドレスポインタ53にセットされた読出開
始アドレスAS1からデータレジスタ81のシリアルリ
ードが開始される。
【0034】そして、次に、スプリットリード転送サイ
クルが実行される。このスプリットリード転送サイクル
では、データがシリアルリードされていない側のデータ
レジスタにメモリセルアレイ2のデータが転送される。
すなわち、この場合には、メモリセルアレイ2の1行分
のデータにおける上位ビット側のデータがデータレジス
タ82に転送される。
【0035】この場合においては、列アドレスストロー
ブ信号/CASによってストローブされたアドレスに応
じて、アドレスポインタ53にデータレジスタ82に関
連する読出開始アドレスAS2がセットされる。
【0036】そして、データレジスタ81のシリアルリ
ードが進み、シリアルセレクタ7によって指定される読
出アドレスが、ストップアドレスレジスタ6にセットさ
れた読出最終アドレスAE1まで到達すると、シリアル
セレクタ7からデータレジスタ81および82に、読出
アドレスをジャンプさせる命令が送られる。
【0037】その命令によって、読出アドレスが、デー
タレジスタ81の読出最終アドレスAE1からデータレ
ジスタ82の読出開始アドレスAS2までジャンプさせ
られる。これにより、データレジスタ82において、読
出開始アドレスAS2を起点としてデータレジスタ82
の最終読出アドレスAE2までのシリアルリードが開始
される。
【0038】その後、データレジスタ81を転送先とし
たスプリットリード転送サイクルと、データレジスタ8
2を転送先としたスプリットリード転送サイクルとが繰
り返し実行されることにより、一方のデータレジスタか
らシリアルリードが行なわれている最中に、他方のデー
タレジスタに、メモリアレイ2からのデータが転送され
る動作が繰り返し行なわれる。
【0039】このような動作が行なわれるストップレジ
スタ機能によれば、下位ビット用のデータレジスタ81
および上位ビット用のデータレジスタ82の各々のアド
レスをともに1/2n 個のアドレス領域に分割すること
ができる。このように、データレジスタ81および82
の各々において全アドレスを複数のアドレスの領域に分
割できるため、シリアルリードされたデータが送られる
先の画像表示装置に対するSAMのメモリサイズを最適
化することができる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデュア
ルポートメモリにおいては、上位ビット用のSAMと、
下位ビット用のSAMとのアドレスの分割数を独立に制
御することができないという問題があった。このよう
に、上位ビット用のSAMと、下位ビット用のSAMと
の分割を独立的に制御できないと、たとえば、長いビッ
ト長のデータと、短いビット長のデータとを繰り返し画
像表示装置に描画することができないことになり、メモ
リサイズの最適化を細かく行なえないという問題が生じ
る。
【0041】この発明はこのような問題を解決するため
になされたものであり、画像表示装置に対応するメモリ
サイクルの最適化を細かく行なうことが可能なデュアル
ポート型の半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0042】この発明の他の目的は、デュアルポート型
の半導体記憶装置の上位ビット用のSAMと、下位ビッ
ト用のSAMとでアドレスの分割数を独立的に制御する
ことを可能にすることである。
【0043】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、第1および第2のデータポート、ランダムアクセス
メモリ、第1および第2のシリアルアクセスメモリ、第
1および第2の読出アドレス指定手段ならびに第1およ
び第2の最終アドレス指定手段を備える。
【0044】第1のデータポートにおいては、データが
入出力される。第2のデータポートにおいては、少なく
ともデータが出力される。
【0045】ランダムアクセスメモリは、第1のデータ
ポートを介して入出力されるデータの書込および読出を
ランダムに行なう。第1および第2のシリアルアクセス
メモリは、ランダムアクセスメモリに記憶されたデータ
の一部が交互に転送され、転送されたデータを交互に第
2のデータポートを介してシリアルに読出す。
【0046】第1および第2の読出アドレス指定手段
は、第1および第2のシリアルアクセスメモリにそれぞ
れ対応して設けられ、各々が、対応するシリアルアクセ
スメモリにおけるデータを読出すアドレスを指定する。
【0047】第1および第2の最終アドレス指定手段
は、第1および第2の読出アドレス指定手段にそれぞれ
対応して設けられ、各々が、対応するシリアルアクセス
メモリのアドレスを分割するためのアドレス分割数を示
す情報を外部から受け、そのアドレス分割数に応じて、
対応する読出アドレス指定手段が一連のデータの読出に
おいて指定する分割されたアドレスの最終アドレスを指
定する。
【0048】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、第1の最終アドレス指定手段が受け
るアドレス分割数を示す情報と、第2の最終アドレス指
定手段が受けるアドレス分割数を示す情報との分割数が
異なることを特徴とする。
【0049】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載の発明において、アドレス分割数を示す情報
がアドレス入力信号であることを特徴とする。
【0050】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、1つのラン
ダムアクセスメモリに対応して第1および第2のシリア
ルアクセスメモリが設けられる。ランダムアクセスメモ
リから第1および第2のシリアルアクセスメモリへ交互
にデータが転送される。すなわち、一方のシリアルアク
セスメモリにデータが転送されている際には、他方のシ
リアルアクセスメモリにデータが転送されない。
【0051】第1のシリアルアクセスメモリのデータを
読出す場合の読出のアドレスは、第1のアドレス指定手
段によって指定される。第2のシリアルアクセスメモリ
のデータを読出す場合の読出アドレスは、第2のアドレ
ス指定手段によって指定される。
【0052】第1のシリアルアクセスメモリにおける一
連のデータの読出時の最終アドレスは、第1の最終アド
レス指定手段によって指定される。このような最終アド
レスの指定によって、第1のシリアルアクセスメモリの
アドレスが任意の数に分割される。
【0053】第2のシリアルアクセスメモリにおける一
連のデータの読出時の最終アドレスは、第2の最終アド
レス指定手段によって指定される。このようなアドレス
の指定によって第2のシリアルアクセスメモリのアドレ
スが任意の数に分割される。
【0054】このように、第1のシリアルアクセスメモ
リの分割数と、第2のシリアルアクセスメモリの分割数
とを個別に指定することができる。
【0055】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、第1および第2の読出アドレ
ス指定手段の各々が受けるアドレス分割数を示す情報
は、分割数が異なるため、第1および第2のシリアルア
クセスメモリのアドレスは、異なる分割数で分割され
る。
【0056】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または2に記載の発明において、アドレス分割数がア
ドレス入力信号であるため、対応するアドレス入力信号
に応じて第1および第2のシリアルアクセスメモリが個
別に分割される。
【0057】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0058】図1は、この発明が適用される半導体記憶
装置であるデュアルポートメモリの構成を示すブロック
図である。この図1において図4と共通するものには同
一の参照符号を付し適宜その説明を省略する。
【0059】図1のデュアルポートメモリ1が図4のも
のと異なるのは、データレジスタ81および82の各々
に対応してシリアルセレクタおよびストップアドレスレ
ジスタが設けられていることである。すなわち、データ
レジスタ81に対応してシリアルセレクタ71およびス
トップアドレスレジスタ61が設けられ、データレジス
タ82に対応して、シリアルセレクタ72およびストッ
プアドレスレジスタ62が設けられる。
【0060】ストップアドレスレジスタ61および62
は、各々が、アドレスバッファ4からアドレスを受け、
その受けたアドレスに応じて、対応するシリアルセレク
タが指定する読出最終アドレスを指定する。
【0061】シリアルセレクタ71および72は、各々
が、アドレスポインタ53から読出開始アドレスの情報
を受けるとともに、対応するシリアルセレクタから読出
最終アドレスの情報を受ける。そして、シリアルセレク
タ71および72の各々は、設定された読出開始アドレ
スから読出最終アドレスまでの間のアドレスを順次読出
アドレスとして指定する。
【0062】このように、シリアルセレクタ71および
72の各々においては、対応するストップアドレスレジ
スタによって個別に読出最終アドレスが指定されるの
で、対応するデータレジスタのアドレスは、任意の数の
アドレスの領域に分割される。したがって、データレジ
スタ81および82は、異なる分割数でアドレスが分割
され得る。
【0063】次に、全体的な動作説明の前に、ストップ
アドレスレジスタ61および62によるデータレジスタ
81および82のアドレスの分割例について具体的に説
明する。
【0064】図2は、入力されるアドレスと、データレ
ジスタ81および82のそれぞれの分割数との関係を示
す模式図である。この図2においては、アドレスと、分
割数と、データレジスタの分割状態との関係が関連付け
て図示される。
【0065】図1および図2を参照して、ストップレジ
スタセットサイクルにおいて、アドレス入力ポート13
にアドレス信号A0〜Aiが入力されると、そのアドレ
スがアドレスバッファ4を介してストップアドレスレジ
スタ61および62に与えられる。ここでは、入力され
るアドレスA0〜AiがたとえばA0〜A8である場合
を仮定する。
【0066】この場合は、たとえば、アドレスA0〜A
3の4ビットが下位用のストップアドレスレジスタ61
における分割数のセットのために使用される。そして、
アドレスA4〜A7が上位用のストップアドレスレジス
タ62における分割数のセットのために使用される。
【0067】具体的な分割状態は次のとおりである。ア
ドレスA7〜A4またはアドレスA3〜A0が“111
1”の場合には、分割数が1になる。それらのアドレス
が“0111”の場合は、分割数が1/2になる。それ
らのアドレスが“0011”の場合は、分割数が1/4
になる。それらのアドレスが“0001”の場合は、分
割数が1/8になる。それらのアドレスが“0000”
の場合は、分割数が1/16になる。
【0068】このデュアルポートメモリ1では、各デー
タレジスタに対応してシリアルセレクタおよびストップ
アドレスレジスタが設けられているため、このようにデ
ータレジスタ81および82のアドレスの分割数を独立
的に制御することができる。
【0069】次に、このデュアルポートメモリ1におけ
るシリアルリードに関する動作を詳細に説明する。図3
は、ストップレジスタ機能を説明するための制御信号
(行アドレスストローブ信号/RAS等)と、データレ
ジスタ81および82の読出動作との関係を示す模式図
である。図3は、従来例で説明した図6に対応するもの
である。
【0070】図3においては、行アドレスストローブ信
号/RAS、列アドレスストローブ信号/CASおよび
スペシャルファンクション指定信号DSF1等の制御信
号のタイミングチャートと、データレジスタ81および
82のそれぞれの読出状態とが関連付けて示される。特
に、データレジスタ81および82の読出状態について
は、各データレジスタのアドレスが分割される状況およ
び各データレジスタのシリアルリードが実行される状況
が時間経過(図面の上方向から下方向)に従って示され
る。
【0071】さらに詳細に説明すると、図3において
は、データレジスタ81および82の各々について、上
下方向に並ぶブロックの各々が、あるタイミングにおけ
るアドレスの分割状態およびシリアルリード状態を示し
ている。シリアルリード状態の進行状況は、破線の矢印
で示され、データレジスタ81および82の間の読出ア
ドレスのジャンプ(切換)は、実線の矢印で示される。
【0072】以下、図1および図3を参照して説明す
る。この実施例によるデュアルポートメモリ1において
も、従来例に示したようなストップレジスタセットサイ
クル、ノーマルリード転送サイクルおよびスプリットリ
ード転送サイクルが実行される。
【0073】ストップレジスタ機能は、ストップレジス
タセットサイクルの実行の開始に従って開始される。ま
ず、ストップレジスタセットサイクルを説明する。
【0074】行アドレスストローブ信号/RASの立下
がり時において、列アドレスストローブ信号/CASが
Lレベルであり、かつ、スペシャルファンクション指定
信号DSF1がHレベルである場合に、ストップレジス
タセットサイクルが開始される。
【0075】そして、そのストップレジスタセットサイ
クルの開始時に、アドレスバッファ4に与えられたアド
レス信号A0〜Aiに応じた読出最終アドレスがストッ
プアドレスレジスタ61および62にセットされる。
【0076】これにより、データレジスタ81および8
2のアドレスが所定数に分割される。図3の場合には、
データレジスタ81のアドレスが4分割され、データレ
ジスタ82のアドレスが8分割される。
【0077】その後、ノーマルリード転送サイクルが実
行される。ノーマルリード転送サイクルは、データレジ
スタ81および82の初期状態を設定するためのイニシ
ャルリード転送を行なうサイクルである。このノーマル
リード転送サイクルにおいては、データレジスタ81お
よび82が、メモリセルアレイ2の1行に相当し、一体
のデータレジスタであるとみなされる。
【0078】このノーマルリード転送サイクルでは、イ
ニシャルリード転送として、ノーマルリード転送サイク
ルが実行される。これにより、メモリセルアレイ2の1
行分のデータがデータレジスタ81および82へ転送さ
れる。その転送の際において、列アドレスストローブ信
号/CASによってストローブされたアドレスに応じて
アドレスポインタ53に読出開始アドレスがセットされ
る。
【0079】データレジスタ81および82にデータが
転送された後、データレジスタ81において、前述のよ
うにアドレスポインタ53にセットされた読出開始アド
レスAS1からシリアルリードが開始される。
【0080】そして、次に、スプリットリード転送サイ
クルが実行される。そのスプリットリード転送サイクル
では、データがシリアルリードされていない側のデータ
レジスタにメモリセルアレイ2のデータが転送される。
すなわち、この場合には、メモリセルアレイ2の1行分
のデータのうちの上位側ビットのデータがデータレジス
タ82に転送される。この場合においては、列アドレス
ストローブ信号/CASによってストローブされたアド
レスに応じてアドレスポインタ53に読出開始アドレス
AS2がセットされる。
【0081】そして、図3において破線の矢印で示され
るようにデータレジスタ81のシリアルリードが進み、
読出アドレスが、ストップレジスタ61にセットされた
読出最終アドレスAE1まで到達すると、シリアルセレ
クタ71からデータレジスタ81に、読出アドレスをジ
ャンプさせる命令が送られる。
【0082】その命令によって、その時点で指定されて
いる読出アドレスが、データレジスタ81の読出最終ア
ドレスAE1からデータレジスタ82の読出開始アドレ
スAS2までジャンプさせられる。これにより、データ
レジスタ82において、読出開始アドレスAS2を起点
としてデータレジスタ82の読出最終アドレスAE2ま
でのシリアルリードが行なわれる。
【0083】その後、データレジスタ81を転送先とし
たスプリットリード転送サイクルと、データレジスタ8
2を転送先としたスプリットリード転送サイクルとが交
互に繰り返し実行されることにより、一方のデータレジ
スタからシリアルリードが行なわれている最中に、他方
のデータレジスタに、メモリセルアレイ2からのデータ
が転送される動作が繰り返し行なわれる。
【0084】このような動作が行なわれるこの実施例の
ストップレジスタ機能によれば、下位ビット用のデータ
レジスタ81および上位ビット用のデータレジスタ82
の各々のアドレスを1/2n の数の領域に分割すること
ができる。その分割数は、ストップアドレスレジスタ6
1および62によってそれぞれ独立的に制御できるた
め、CRT等の画像表示装置に対するSAM(データレ
ジスタ81および82)のメモリサイズを最適化でき
る。
【0085】さらに、この実施例によるデュアルポート
メモリ1においては、ストップレジスタ機能において、
下位ビット用のSAM(データレジスタ81)および上
位ビット用のSAM(データレジスタ82)の分割数を
独立的に設定できることにより、次のような特徴的な効
果を得ることができる。
【0086】すなちわ、CRT等の画像表示装置に対す
るメモリサイズの最適化をより細かく行なうことができ
る。具体的には、長いビット長のデータと、短いビット
長のデータとを繰り返しCRT等の画像表示装置に描画
する場合に、メモリサイズの最適化を十分に行なうこと
ができる。
【0087】なお、この実施例においては、ノーマルリ
ード転送サイクルにおいてアドレスポインタ53にセッ
トされた読出開始アドレスが下位ビット用のデータレジ
スタ61の読出開始アドレスとなる場合を説明した。し
かし、それに限らず、ノーマルリード転送サイクルにお
いてアドレスポインタ53にセットされる読出開始アド
レスは、上位ビット用のデータレジスタ82の読出開始
アドレスとなるようにしてもよい。その場合において
も、この実施例で説明したスプリットリード転送サイク
ルを実行すれば、この実施例と同様にデュアルポートメ
モリ1が動作する。
【0088】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、第1
および第2の最終アドレス指定手段によって、第1のシ
リアルアクセスメモリの分割数と、第2のシリアルアク
セスメモリの分割数とを個別に指定できるようにしたた
めに、上位用のSAMの分割数と、下位用のSAMの分
割数とを独立的に制御することができる。その結果、C
RT等の画像表示装置に対するメモリサイズの最適化を
より細かく、より効率的に行なうことができる。
【0089】請求項2に記載の本発明によれば、第1お
よび第2の読出アドレス指定手段の各々が受けるアドレ
ス分割数を示す情報において分割数が異なるため、第1
および第2のシリアルアクセスメモリのアドレスを異な
る分割数で分割することができる。その結果、長いビッ
ト長のデータと、短いビット長のデータとを繰り返し画
像表示装置に描画する場合において、メモリサイズの最
適化をより細かく行なうことができる。
【0090】請求項3に記載の本発明によれば、アドレ
ス分割数を示す情報が、アドレス入力信号であるため、
対応するアドレス入力信号に応じて第1および第2のシ
リアルアクセスメモリのアドレスを個別に分割すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明が適用される半導体記憶装置である
デュアルポートメモリの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例によるデュアルポートメモ
リにおける入力されるアドレスと、各データレジスタの
分割数との関係を示す模式図である。
【図3】 この発明の実施例によるデュアルポートメモ
リにおけるストップレジスタ機能を説明するための制御
信号とデータレジスタの読出動作との関係を示す模式図
である。
【図4】 従来のデュアルポートメモリの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 従来のデュアルポートメモリにおける入力さ
れるアドレスと、各データレジスタの分割数との関係を
示す模式図である。
【図6】 従来のデュアルポートメモリにおけるストッ
プレジスタ機能を説明するための制御信号と、データレ
ジスタの読出動作との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1 デュアルポートメモリ、2 メモリセルアレイ、6
1,62 ストップアドレスレジスタ、71,72 シ
リアルセレクタ、81,82 データレジスタ、AE
1,AE2 読出最終アドレス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが入出力される第1のデータポー
    トと、 少なくともデータが出力される第2のデータポートと、 前記第1のデータポートを介して入出力されるデータの
    書込および読出をランダムに行なうランダムアクセスメ
    モリと、 前記ランダムアクセスメモリに記憶されたデータの一部
    が交互に転送され、転送されたデータを交互に前記第2
    のデータポートを介してシリアルに読出す第1および第
    2のシリアルアクセスメモリと、 前記第1および第2のシリアルアクセスメモリにそれぞ
    れ対応して設けられ、各々が、対応するシリアルアクセ
    スメモリにおけるデータを読出すアドレスを指定する第
    1および第2の読出アドレス指定手段と、 前記第1および第2の読出アドレス指定手段にそれぞれ
    対応して設けられ、各々が、対応するシリアルアクセス
    メモリのアドレスを分割するためのアドレス分割数を示
    す情報を外部から受け、そのアドレス分割数に応じて、
    対応する読出アドレス指定手段が一部のデータの読出に
    おいて指定する分割されたアドレスの最終アドレスを指
    定する第1および第2の最終アドレス指定手段とを備え
    た、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の最終アドレス指定手段が受け
    る前記アドレス分割数を示す情報と、前記第2の最終ア
    ドレス指定手段が受ける前記アドレス分割数を示す情報
    とは、分割数が異なる、請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス分割数を示す情報は、アド
    レス入力信号である、請求項1または2記載の半導体記
    憶装置。
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