JPH0810206A - モップ用払拭体 - Google Patents

モップ用払拭体

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JPH0810206A
JPH0810206A JP14645794A JP14645794A JPH0810206A JP H0810206 A JPH0810206 A JP H0810206A JP 14645794 A JP14645794 A JP 14645794A JP 14645794 A JP14645794 A JP 14645794A JP H0810206 A JPH0810206 A JP H0810206A
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JP
Japan
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mop
cloth
wiping
wiping body
sewn
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JP14645794A
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English (en)
Inventor
Kaoru Nakatani
馨 中谷
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造にかかる手間と労力とが軽減でき、低廉
なコストで製造できるモップ用払拭体を提供する。 【構成】 多数の糸条を所定の幅および厚みに重ねて、
モップ柄Aから取り外したとき略長方形状となる払拭部
材2を形成し、この払拭部材2の長手方向の中央部分
に、この長手方向と直角の方向に布地3を巻回して縫着
する。別の布地4を布地3との間に腔部5が形成される
ように弛ませた状態で布地3に縫着する。腔部5に杆状
部材6を挿嵌する。モップ柄Aに設けられた挟持具Bで
杆状部材6を布地4の上から挟持して、モップ用払拭体
1をモップ柄Aに装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モップ柄に着脱自在に
装着して使用される、モップ用払拭体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモップ用払拭体には図1
0に符号21で示すようなものがあった。このモップ用
払拭体21は、図9に示すように、多数の糸条を所定の
幅および厚みに重ねて略長方形状をなす払拭部材22を
形成し、この払拭部材22の長手方向の中央部分に幅約
10cmほどの布地23を巻回してミシン糸により払拭部
材22と一体的に縫い合わせ、次いで、払拭部材22を
布地23の幅方向の中心線に沿って二つに折り曲げ、こ
の折り曲げた部分どうしをミシン糸により縫い合わせて
(図10参照)なるものである。
【0003】このモップ用払拭体21は、図10に示す
ように、二つに折り曲げられた布地23の部分を、モッ
プ柄Aの下端に設けられた挟持具Bで挟持することによ
り、モップ柄Aに着脱自在に装着して使用されるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のモップ用払拭体21には、以下のような問題点があ
った。すなわち、その製造過程において、払拭部材22
を布地23ごと二つに折り曲げる作業は、払拭部材22
が厚いために困難であり、この折り曲げた部分どうしを
ミシン糸により縫い合わせるためには、折り曲げた部分
を木槌などで叩いて薄くすることが必要となることもあ
って、これらの多大な手間と労力を要する作業のために
モップ用払拭体21の製造コストが高いものとなってい
た。
【0005】また、モップ柄Aの挟持具Bで挟持した際
にモップ用払拭体21に所定の形状を保たせるために
は、払拭部材22に巻回する布地23の幅をある程度広
くせざるを得ず、幅の広い布地23の中に縫い込まれる
ために払拭部材22(糸条)の使用量が多くなって、こ
の理由からもモップ用払拭体21の製造コストが高いも
のとなっていた。
【0006】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、製造にかかる手間と労力とが軽減で
き、低廉なコストで製造できるモップ用払拭体を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るモップ用払拭体は、糸条や布地などか
らなる払拭部材を備えたモップ用払拭体であって、前記
払拭部材の長手方向の中央部分に、前記長手方向と直角
の方向に延在する腔部を形成し、この腔部に杆状部材を
挿嵌したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明に係るモップ用払拭体は、モップ柄に設
けられた挟持具で、腔部に挿嵌された杆状部材を腔部の
外から挟持することにより、モップ柄に着脱自在に装着
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1および図2において、符号1は本発明の一実施
例に係るモップ用払拭体を示している。このモップ用払
拭体1は、図3(a) に示すように、多数の糸条を所定の
幅および厚みに重ねて略長方形状をなす払拭部材2を形
成し、この払拭部材2の長手方向の中央部分に、この長
手方向と直角の方向に幅約3cmほどの布地3を巻回して
ミシン糸により払拭部材2と一体的に縫い合わせ、次い
で、図3(b)に示すように、別の布地4を、布地3との
間に腔部5が形成されるように弛ませた状態で、その両
側縁部をミシンで布地3に縫着し、さらに、図1および
図2に示すように、腔部5に樹脂パイプからなる杆状部
材6を挿嵌して、形成されている。
【0010】このモップ用払拭体1は、図1および図2
に示すように、モップ柄Aに設けられた挟持具Bで杆状
部材6を、布地4の上から挟持することにより、モップ
柄Aに着脱自在に装着される。
【0011】本実施例のモップ用払拭体1は、払拭部材
2に布帛3および4を縫着し、これらにより形成された
腔部5に杆状部材6を挿嵌する容易な作業で製造でき、
前記従来のモップ用払拭体のように、払拭部材を布地ご
と二つに折り曲げたり、折り曲げた部分を木槌で叩いて
薄くしたりというような作業を必要としないので、製造
にかかる手間と労力が軽減でき、これによりその製造コ
ストを下げることが可能となる。
【0012】また、モップ柄Aの挟持具Bで挟持した際
のモップ用払拭体1の形状は杆状部材6により保持され
るため、前記従来のモップ用払拭体に比べて払拭部材2
に巻回する布地3の幅は狭くてもよく、布地3の中に縫
い込まれる量が少ない分だけ糸条の使用量を少なくする
ことができ、これによっても製造コストを下げることが
できる。
【0013】さらに、前記従来のモップ用払拭体では、
払拭部材の布地を巻回して折り曲げた部分は厚くなって
いるので水洗するとき水を含むと乾きにくかったが、本
実施例では水洗後の乾燥も速やかである。さらにまた、
図1に示すように、杆状部材6はその両端が腔部5から
外に出ない程度の長さとなっているので、清掃の際に杆
状部材6により建具や家具に傷を付けるのを防ぐことが
できる。
【0014】なお、杆状部材6の材質,断面形状などは
任意である。また、本実施例では払拭部材2が多数の糸
条からなる例を示したが、払拭部材2は布地,不織布,
多孔質弾性体(スポンジ),その他であってもよく、こ
れらには一般的な化学ぞうきんと同様に清浄剤を含浸さ
せてもよい。
【0015】また、本実施例では腔部5は両端が開口し
ているが、その一端が閉塞していてもよく、さらに、両
端が閉塞した腔部5の中に杆状部材6が縫い込まれてい
てもよい。
【0016】図4および図5は本発明の別の実施例を示
している。本実施例のモップ用払拭体1では、払拭部材
2の裏表の両方に布地4が縫着されて腔部5が形成され
ている。したがって、図5に示すように、先ず一方の腔
部5に杆状部材6を挿嵌した状態でモップ用払拭体1を
モップ柄Aに装着して使用し、払拭部材2が汚れてきた
ら一旦モップ用払拭体1をモップ柄Aから取り外し、杆
状部材6を他方の腔部5に差し替えて、再びモップ柄A
に装着する。これにより払拭部材2の両面が使用できる
ので、モップ用払拭体1の水洗いの頻度を下げることが
できる。
【0017】なお、払拭部材2が多数の糸条からなるも
のに限定されないのは前記実施例と同様であり、例えば
複数枚の布地を縫い合わせて略長方形状をなす払拭部材
2(雑巾)を形成し、この雑巾に本実施例と同様の布地
3および布地4を縫着して腔部5を形成してもよい。
【0018】図6〜図8は本発明のさらに別の実施例を
示している。本実施例のモップ用払拭体1では、払拭部
材2は2枚の布地2aおよび2bからなる。そして、布
地2aおよび2bは重ね合わせた状態で、その長手方向
の中央部分がミシン糸7によりコ字状に縫着され、この
縫着された布地2aと2bとの間に腔部5が形成され、
この腔部5に杆状部材6が挿脱自在に挿嵌されている。
【0019】本実施例ではモップ用払拭体1を、 図7に示すように布地2aが外に出た状態でモップ
柄Aに装着する。 の状態から払拭部材2を180°回転させて、布
地2bが外に出た状態でモップ柄Aに装着する。 図8に示すように布地2aと布地2bとが半分ずつ
外に出た状態でモップ柄Aに装着する。 の状態から払拭部材2を180°回転させて、布
地2aと布地2bとが半分ずつ外に出た状態でモップ柄
Aに装着する。 以上のように4通りの方法で装着することにより布地2
aと2bの全ての面を払拭に使用できることになって、
モップ用払拭体1の水洗いの頻度をより一層下げること
ができる。
【0020】また、本実施例のモップ用払拭体1では、
洗った後に絞るときに杆状部材6を芯にして絞れば、杆
状部材6を芯にしない場合に比べて僅かな力で効率よく
絞ることができる。なお、布地2aおよび布地2bのそ
れぞれが、複数の布地を縫い合わせて形成した雑巾状の
ものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るモップ
用払拭体においては、製造にかかる手間と労力が軽減で
き、また、使用する払拭部材の量を従来に比べて少なく
することができ、これにより製造コストを下げることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るモップ用払拭体の、モ
ップ柄に装着した状態を示す斜視図である。
【図2】図1のモップ用払拭体の要部拡大断面図であ
る。
【図3】図1のモップ用払拭体の製造過程を説明する斜
視図である。
【図4】本発明の別の実施例に係るモップ用払拭体の分
解斜視図である。
【図5】図4のモップ用払拭体の、モップ柄に装着した
状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例に係るモップ用払拭
体の分解斜視図である。
【図7】図6のモップ用払拭体の、モップ柄に装着した
状態を示す要部拡大断面図である。
【図8】図6のモップ用払拭体の、モップ柄に装着した
状態を示す要部拡大断面図である。
【図9】従来のモップ用払拭体の製造過程を説明する斜
視図である。
【図10】従来のモップ用払拭体の、モップ柄に装着し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 モップ用払拭体 2 払拭部材 4 布地 5 腔部 6 杆状部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸条や布地などからなる払拭部材を備え
    たモップ用払拭体であって、前記払拭部材の長手方向の
    中央部分に、前記長手方向と直角の方向に延在する腔部
    を形成し、この腔部に杆状部材を挿嵌したことを特徴と
    するモップ用払拭体。
JP14645794A 1994-06-28 1994-06-28 モップ用払拭体 Pending JPH0810206A (ja)

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JP14645794A JPH0810206A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 モップ用払拭体

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JP14645794A JPH0810206A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 モップ用払拭体

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JPH0810206A true JPH0810206A (ja) 1996-01-16

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ID=15408080

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JP14645794A Pending JPH0810206A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 モップ用払拭体

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