JPH08101241A - プリント基板のパターン検査装置及び方法 - Google Patents

プリント基板のパターン検査装置及び方法

Info

Publication number
JPH08101241A
JPH08101241A JP6235788A JP23578894A JPH08101241A JP H08101241 A JPH08101241 A JP H08101241A JP 6235788 A JP6235788 A JP 6235788A JP 23578894 A JP23578894 A JP 23578894A JP H08101241 A JPH08101241 A JP H08101241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
printed circuit
circuit board
pins
adjacent pins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6235788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Inoue
一男 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6235788A priority Critical patent/JPH08101241A/ja
Publication of JPH08101241A publication Critical patent/JPH08101241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、プリント基板のレイアウト設計を行
なうCADシステムに於いて、半田ブリッジと見誤るパ
ターンの存在有無を自動的に検査することを特徴とす
る。 【構成】CPU11は、プリント基板のCADデータ
(PCBD)を検査対象データとしてRAM13の作業
データ領域13bに読み込み、RAM13の実行プログ
ラム領域13aに読み込まれたプリント基板検査プログ
ラム(TP)に従うパターンチェック処理を実行して、
隣接するピン相互の間でパターン結線されていることを
判断したとき、当該パターンが隣り合う2つのピンに挟
まれた領域に内包されているか否かを判断し、内包され
ているとき、半田ブリッジと見誤るパターンが存在する
旨のパターンエラーを表示装置(DISP)16に表示
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板のレイア
ウト設計を行なうCADシステムに適用されるもので、
プリント基板作成用のCADデータから、半田ブリッジ
と見誤るパターンが基板上に存在するか否かを検査する
プリント基板のパターン検査装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CADシステムによりプリント基
板のレイアウト設計が行なわれるようになった。又、こ
の種、レイアウト設計の対象となるプリント基板には、
実装部品として表面実装部品が多用されるようになって
きた。
【0003】この種プリント基板に実装される表面実装
部品のパターンは、図6に符号Pで示すように、長方形
状をなし、実装部品のパッド位置に対応する一定のピッ
チで配列される。
【0004】この際、隣り合うピン相互が、図7に示す
ように、直接、直線パターン(CPF)で結線されてい
ると、図8に示すような半田ブリッジ(HB)と見誤ま
る可能性が高い。
【0005】この半田ブリッジは表面実装部品をプリン
ト基板に半田付する際、ピンに過多な半田が付着するこ
とにより発生する。この種の半田ブリッジのチェック
は、通常、部品を基板に半田付した後、目視チェックに
より行なわれる。
【0006】このような半田ブリッジとの見誤りを回避
するために、隣り合うピン相互をパターン結線する際
は、図9に示すように、2つのピンに挟まれる領域の外
にパターンを一旦引き出す(即ちコ字状のパターン(C
PT)で隣接するピン相互を結線する)ことが好まし
い。
【0007】従来では、このような半田ブリッジと見誤
るようなパターンの存在有無を目視により検査してお
り、従ってパターンチェックに多くの時間と労力を要
し、更に検査漏れが生じ易く信頼性の面からも問題があ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、半田ブリッジと見誤るようなパターンの存在有無
を目視により検査しており、従ってパターンチェックに
多くの時間と労力を要し、信頼性の面からも問題があっ
た。
【0009】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
プリント基板のレイアウト設計を行なうCADシステム
に於いて、半田ブリッジと見誤るパターンの存在有無を
自動的に検査できるプリント基板のパターン検査装置及
び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント基板
作成用のCADデータから、基板上の隣接するピン相互
がパターン結線されているか否かを判断する手段と、こ
の手段で隣接ピン相互がパターン結線されていることを
判断したとき、当該パターンが設定領域に内包されてい
るか否かを判断する手段と、この手段でパターンが設定
領域に内包されていることを判断したとき、外部にエラ
ーを通知する手段とを具備してなることを特徴とする。
【0011】
【作用】プリント基板作成用のCADデータから、所定
の間隔内で配置されるピンを一つずつ選択し、そのピン
について、隣接するピンとの間でパターン結線されてい
るか否かを判断する。ここで、隣接するピン相互の間で
パターン結線されていることを判断したとき、当該パタ
ーンが予め定められた領域、例えば隣り合う2つのピン
に挟まれた領域に内包されているか否かを判断する。こ
こで、内包されていることを判断したとき、半田ブリッ
ジと見誤るパターンが存在することを外部に通知する。
このようなパターンチェック処理を隣接する各ピンにつ
いて行なうことにより、人手を介在することなく、高い
信頼性をもって、半田ブリッジと見誤るパターンの存在
有無を検査できる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例による装置の構成を示す
ブロック図である。図1に於いて、11は本発明に係る
装置の制御を司るCPUであり、ここではRAM13に
貯えられたプリント基板作成用のCADデータ(PCB
D)を処理対象データとして、ROM12に格納された
制御プログラム、及びRAM13に貯えられたプリント
基板検査プログラム(TP)に従い、図3に示すような
パターンチェック処理を実行する。
【0013】12はCPU11の制御の下にアクセス制
御されるROMであり、システム制御のための各種の制
御プログラムが格納される。13はCPU11の制御の
下にアクセス制御されるRAMであり、ここでは、処理
対象データとしてハードディスクより読み込んだ、プリ
ント基板検査プログラム(TP)が実行プログラム領域
13aに貯えられ、プリント基板作成用のCADデータ
(PCBD)が作業データ領域13bに貯えられる。
【0014】14はCPU11の制御の下にアクセス制
御されるハードディスク装置(HDD)であり、プリン
ト基板検査プログラム(TP)を格納するとともに、プ
リント基板のレイアウト設計を行なうCADシステムで
作成された、検査対象となるプリント基板のCADデー
タ(PCBD)、検査済みの同CADデータ(PCB
D)等を格納する。
【0015】15は各種のデータ及びコマンド入力に供
される入力装置(KB)であり、ここでは検査対象とな
るプリント基板のCADデータ(PCBD)の呼び出し
指示、検査済みCADデータ(PCBD)の格納指示、
パターンエラー通知の確認応答等の各種コマンド入力に
供される。
【0016】16はCPU11の制御の下に、プリント
基板のCADデータ(PCBD)に従う、パターン、ス
ルーホール、部品等を含むプリント基板のレイアウト情
報、及びパターンエラー等を表示出力する表示装置(D
ISP)である。
【0017】図2はCPU11の制御の下に、RAM1
3に貯えられたプリント基板検査プログラム(TP)に
従い実行されるパターンチェック処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【0018】図3乃至図5はそれぞれ本発明の一実施例
に於ける動作を説明するための隣り合う2つのピンと領
域とパターンとの関係を示す図である。図中、Pはピ
ン、Ar はエラー判定のための設定領域、CPTは正パ
ターン、CPFはエラーとなる誤パターンである。
【0019】ここで、上記図1乃至図5を参照して本発
明の一実施例に於ける動作を説明する。CPU11は、
ROM12の制御プログラムに従うシステム立上げ処理
後に於いて、入力装置(KB)15より検査対象となる
プリント基板のCADデータ(PCBD)の呼び出し指
示を受けると、ハードディスク装置(HDD)に格納さ
れたプリント基板検査プログラム(TP)をRAM13
の実行プログラム領域13aに読み込み、更に、指示さ
れたプリント基板のCADデータ(PCBD)を同じく
RAM13の作業データ領域13bに読み込んで、上記
RAM13の実行プログラム領域13aに読み込まれた
プリント基板検査プログラム(TP)に従う、図2に示
すパターンチェック処理を実行する。
【0020】このパターンチェック処理では、先ず、R
AM13の作業データ領域13bに貯えられた検査対象
となるプリント基板のCADデータ(PCBD)から、
プリント基板上で隣り合うピンの一組を検査対象として
選択し、その隣り合う2つのピンそれぞれに繋がるパタ
ーンを取り出して、この2つのパターンが同じであるか
否かにより、隣り合うピン相互がパターンで結ばれてい
るか否かを判定する(図2ステップS11,S12)。
【0021】尚、ここでは、隣り合うピン相互間の距離
をもとに、検査対象となる隣り合うピンであるか否かを
判定するものとする。即ち、検査対象とする隣り合うピ
ンの判定は、2つのピン(検査対象となる1つのピン
と、そのピンに隣接する1つのピン)間の距離を予め定
められた値と比較して、2つのピン間の距離が予め定め
られた値より小さいときに、検査対象となる隣り合うピ
ンであると判定する。
【0022】上記パターン結線チェックに於いて、隣り
合うピン相互がパターンで結ばれていることを判定する
と、次に、2つのピンに挟まれたエラー判定のための設
定領域を計算する。この実施例では、図4及び図5に示
すように、隣り合う2つのピンP,Pの最大/最小座標
P(max)/P(min)に従う矩形の領域をエラー
判定のための設定領域Ar とする。そして、この領域A
r に、上記2つのピンP,Pを結ぶパターンが内包され
ているか否かを判定する(図2ステップS13,S14)。
【0023】この実施例では、2つのピンP,Pを結ぶ
パターンと上記領域Ar を構成する4辺が交差しなけれ
ばパターンは領域Ar に内包されていると判断する(図
3(a),(b)参照)。
【0024】このパターンの領域内包チェックで、2つ
のピンP,Pを結ぶパターンが領域Ar に内包されてい
ると判定したときは、半田ブリッジと見誤るパターンが
存在する旨のパターンエラーを表示装置(DISP)1
6に表示出力する(図2ステップS15)。
【0025】この際のパターンエラー表示は、半田ブリ
ッジと見誤るパターンそのものを特定の表示形態で表示
する手段、又は、エラー箇所をコード情報等で表示する
手段、又は、それらを組み合わせた手段のいずれであっ
てもよい。
【0026】この際のエラーとなるパターンを図3
(b)に示す。ここでは、CPFがエラーとなる誤パタ
ーンである。又、上記パターンの領域内包チェックで、
パターンが領域Ar に内包されていると判定されないと
きは、そのピンが検査対象から外れ、予め定められた順
序に従い、次の検査対象となる2つのピンについて、上
記同様のパターンチェック処理が実行される(図2ステ
ップS14,S16,S11,…)。
【0027】この際のエラーとならないパターンを図3
(a)に示す。ここでは、CPTがエラーとならない正
パターンである。又、上記パターン結線チェックに於い
て、隣り合うピン相互がパターンで結ばれていないと判
定されたとき、又は、エラーの確認応答をしたときも、
上記同様に、そのピンが検査対象から外れ、次の検査対
象となる2つのピンについて、上記同様のパターンチェ
ック処理が繰り返し実行される。
【0028】このようにして、検査対象となる全てのピ
ンに対し上記したパターンチェック処理が繰り返し実行
される。これにより、人手を介在した目視によるパター
ンチェックによらず、高い信頼性をもって、半田ブリッ
ジと見誤るパターンの存在有無を検査できる。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、C
ADシステムを用いたプリント基板のレイアウト設計に
於いて、半田ブリッジと見誤るパターンの存在有無を自
動的に検査でき、これにより、人手を介在した目視によ
る検査に頼ることなく、高い信頼性をもって、迅速に半
田ブリッジと見誤るような不良パターンの存在有無を検
査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による装置の構成を示
すブロック図。
【図2】上記実施例に於けるパターンチェック処理手順
を示すフローチャート。
【図3】上記実施例に於ける動作を説明するための、正
しいパターン例(a)とエラーとなるパターン例(b)
を対比して示す図。隣り合う2つのピンと領域とパター
ンとの関係を示す図
【図4】上記実施例に於ける動作を説明するための、隣
り合う2つのピンと領域との関係を示す図。
【図5】上記実施例に於ける動作を説明するための、領
域設定例を示す図。
【図6】プリント基板に実装される表面実装部品のパタ
ーン構成を示す図。
【図7】半田ブリッジと見誤まる可能性が高いパターン
例を示す図。
【図8】半田ブリッジ例を示す図。
【図9】好ましいパターン例を示す図。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…ハ
ードディスク装置(HDD)、15…入力装置(K
B)、16…表示装置(DISP)、S−BUS…シス
テムバス、TP…プリント基板検査プログラム、PCB
D…プリント基板作成用のCADデータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板作成用のCADデータか
    ら、基板上の隣接するピン相互がパターン結線されてい
    るか否かを判断する手段と、 この手段で隣接ピン相互がパターン結線されていること
    を判断したとき、当該パターンが設定領域に内包されて
    いるか否かを判断する手段と、 この手段でパターンが設定領域に内包されていることを
    判断したとき、外部にエラーを通知する手段とを具備し
    てなることを特徴とするプリント基板のパターン検査装
    置。
  2. 【請求項2】 隣接する2つのピン間距離が予め定めら
    れた値より小さいとき、隣接ピンであると判定する手段
    を備えた請求項1記載のプリント基板のパターン検査装
    置。
  3. 【請求項3】 隣接する2つのピンの最大・最小座標を
    もとに作成した矩形領域を設定領域とする手段を備えた
    請求項1記載のプリント基板のパターン検査装置。
  4. 【請求項4】 プリント基板作成用のCADデータか
    ら、基板上の隣接するピン相互がパターン結線されてい
    るか否かを判断し、隣接するピン相互がパターン結線さ
    れているとき、当該パターンが予め定められた領域に内
    包されているか否かを判断し、内包されているとき、半
    田ブリッジと見誤るパターンが存在することを外部に通
    知することを特徴とするプリント基板のパターン検査方
    法。
JP6235788A 1994-09-30 1994-09-30 プリント基板のパターン検査装置及び方法 Pending JPH08101241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6235788A JPH08101241A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プリント基板のパターン検査装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6235788A JPH08101241A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プリント基板のパターン検査装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08101241A true JPH08101241A (ja) 1996-04-16

Family

ID=16991269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6235788A Pending JPH08101241A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プリント基板のパターン検査装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08101241A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180058A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Ckd Corp 半田印刷検査装置及び半田印刷システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011180058A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Ckd Corp 半田印刷検査装置及び半田印刷システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5948797B2 (ja) 検査結果の目視確認作業の支援用のシステムおよび装置ならびに方法
JP4541172B2 (ja) 部品実装ラインにおける情報管理システム
TW202026947A (zh) 智慧判定回饋方法及裝置
TWI695977B (zh) 使用深度學習模型檢測焊點是否橋接之系統及方法
US7134599B2 (en) Circuit board inspection apparatus
JPH08101241A (ja) プリント基板のパターン検査装置及び方法
CN112557416A (zh) 使用深度学习模型检测焊点是否桥接的系统及方法
JP3514486B2 (ja) 集計分析方法および集計分析装置
JP2003224400A (ja) 認識データ修正方法、認識データ修正システム、及び認識データ修正プログラム
JP2002171099A (ja) 回路基板の実装品質チェック方法及びその装置
KR0176528B1 (ko) 부품 장착 데이타 오류 검사 방법
JP2786792B2 (ja) 部品干渉検査装置、及びcadシステム
JP2990155B1 (ja) 検証用テストパタン設計装置および検証用テストパタン設計方法
JP2727512B2 (ja) Icパターン設計装置
JP2827271B2 (ja) プリント板cad装置
JP2002334124A (ja) プリント配線板における配線幅調整装置及び配線幅調整方法
JP2004030201A (ja) 汎用検査システム
CN115131264A (zh) 依据元件识别数据使用图形特征二次检测的系统及方法
JP3998642B2 (ja) 印刷はんだ検査サービス方法及び印刷はんだ検査装置
JPH0989973A (ja) プリント配線板用検査機のプローブ位置の決定方法
JPS62126311A (ja) 座標読取装置
JPH06119356A (ja) 修理業務支援装置
JPH08292241A (ja) 検査実行データ出力装置および方法
JP2908109B2 (ja) プリント基板配線処理方式およびその装置
JPH0318977A (ja) 図形処理装置におけるプリント基板のピン表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees