JPH081010B2 - コ−マの運転制御方法 - Google Patents

コ−マの運転制御方法

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JPH081010B2
JPH081010B2 JP61187638A JP18763886A JPH081010B2 JP H081010 B2 JPH081010 B2 JP H081010B2 JP 61187638 A JP61187638 A JP 61187638A JP 18763886 A JP18763886 A JP 18763886A JP H081010 B2 JPH081010 B2 JP H081010B2
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JP
Japan
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lap
machine base
speed operation
comber
stop
Prior art date
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JP61187638A
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JPS6342923A (ja
Inventor
慎三 西村
和博 稲垣
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願はコーマの運転制御方法に係り、更に詳しくは、
ラップ交換を行なう再にラップ交換に適した適位置に、
機台を適位置停止させるように運転制御を行なわんとす
るものである。
従来技術 従来ラップ交換を含めコーマを停止させる場合には、
停止指令により高速運転中の機台に制動を掛けて停止さ
せるか、コームシリンダーの清掃効果を高めるため、高
速運転中の機台を一旦低速運転に切替えた後に停止させ
るか、この二つの停止方法が採用されているが、いずれ
の方法で停止させても機台の停止位置は常にランダムで
一定しない。
発明が解決しようとする問題点 上記したように従来はいずれの方法で機台を停止させ
たとしても、停止目的(作業目的)にかかわらず機台の
停止位置は常にランダムで一定していない。一方ラップ
交換を行なう場合にはボビンからのラップをフィードロ
ーラ迄案内するラップコンダクターの下端部が、略垂直
に直下を指向する位置から更に機台前方内側に傾斜す
る、ニッパーの最前進位置迄の間で行なうのが作業性が
良好であることは広く知られている。従って従来におい
てはラップ交換を行なう場合、上記したようにランダム
に停止した機台を寸動所謂INCHINGか、又は、手回しに
より適位置に補正し、然る後にラップ交換を行なってお
り、作業の繁雑さは基より生産性を阻害していた。
問題点を解決するための手段 本願は、上記した従来のコーマの欠点に鑑み、ニッパ
ーナイフが最前進位置と最後退位置との間で往復動する
コーマにおいて、機台の高速運転中に、ラップをフィー
ドローラへ供給しているボビンのラップの消費状態を検
出して空ボビンとなる少し手前の時期に停止指令を発
し、この停止指令により機台を高速運転から低速運転に
移行させ、この低速運転中にニッパーナイフがその最前
進位置近傍となるラップ交換に適した適位置を検出し、
この検出指令によって機台の運転を停止させるようにブ
レーキを掛けることを特徴とする。
実施例 次に本願方法を、実施例を示す図面によって詳細に説
明する。図面において第1図〜第3図はコーマ1の要部
のみを示した配置説明図で、トップコーム2ニッパーナ
イフ3補助ニッパー4クッションプレート5フィードロ
ーラ7ラップコンダクター8トップ及びボトムデタッチ
ングローラ9、10コームシリンダ11等を有しており、ト
ップコーム2又はニッパーナイフ3等が第1図に示す最
前進位置と、第3図に示す最後退位置との間を往復動
し、トップコーム2とコームシリンダー11とによりフィ
ードローラ7によって送り出されるラップ12をコーミン
グするが、コーマ1構成及びコーミング動作そのものは
周知であるのでその詳細は省略する。
以上の如コーマ1において、本願の適位置停止は次の
如くにして行なわれる。第4図及び第5図で13は適位置
検出装置で、検出体14と検出器15とからなっている。検
出体14は扇形状をなす板体で、シリンダーシャフト16に
取付けたブラケット17に取付けられ、又検出器15は近接
あるいはリードスイッチ等の電気的な検出装置で、機台
に取付板18によって取付けられ、回転して来た検出体14
を検出するようになっている。
而して上記両者の取付位置は、次のように設定されて
いる。前記したようにラップ交換の適位置は、第1図に
示すニッパーナイフ3が最前進位置にある時と、第2図
に示すようにラップコンダクター8の下端部が、略直下
を指向する位置にニッパーナイフ3がある時、即ち第8
図のタイミング図においてインデックス40(0)を中心
とし、インデツクス40〜6と32〜40迄の範囲である。従
って検出体14と検出器15との取付位置は、ニッパーナイ
フ3が第1図に示す最前進位置(インデックス40)に至
った時に、検出体14の略中心部分を検出器15が検出し、
検出体14の中心部分から、第4図において左右方向にイ
ンデックス6及び32に相当する巾を持たせたものであ
る。尚上記インデックスの数値は本実施例のコーマ1に
おけるもので、コーマ1によっては数値に多少の変動が
あるので、その場合には数値変動に応じて調製するもの
とする。図面において検出体14はシリンダシャフト16に
取付けたものを示したが、取付位置はこれに限定される
ものでなく、シリンダーシャフト16と1:1の同期回転を
行なう場所なら取付場所を問わず、時にシリンダーシャ
フト16と同期回転を行なう場所が好ましい。又図面にお
いて20はラップ12の測長カウンターで、フィードローラ
7にて引き出されるラップ12の長さをカウントするもの
で、引き出されたラップ12の長さを測長カウントするも
のであればその型式を問わず、又その取付個数もラップ
一斉交換の場合には、機台に一個の測長カウンター20で
足りるが、コーミングヘッド毎にランダムにラップ交換
を行なう場合には、各ヘッド毎に取付ける必要がある。
スイッチPB1が押されることによりリレーMS1、CR1がON
となり、これによってリレーRH及びRYLがONとなると同
時にリレーRUNがONとなり、コーマ1は高速の通常運転
に入ってコーミングを行ない、測長カウンター20によっ
て引き出されて行くラップ12の長さをカウントする。測
長カウンター20の測長値が設定値、即ちボビン21に巻き
取られているラップ12の全長より少し短い長さに設定し
た値に達すると、即ち、空ボビンとなる少し手前の時期
に、その検知指令により接点AC2が閉じ、これによって
リレーCR28はON、RHはOFFとなり、これと同時にリレーR
LがONとなるので今迄高速回転を行なっていたモータ1M
はインバータ(INV)制御によって低速回転に移行し、
上記リレーRLがONすると同時にタイマーTR1がカウント
を開始し、高速回転から低速回転に移行した機台が、完
全に所定の低速回転となる迄の時間を待機する。従って
このカウント時間は各機台の特性等を勘案し、必要最小
限の時間(本実施例では5秒間)に設定している。尚機
台の変速は上記インバーター制御に変え、ポールチェン
ジ、高速、低速専用モータ等いずれを採用しても可であ
る。
所定の設定時間が経過してTR1がタイムアップし、そ
の後に検出器15が回転して来る検出体14を検出(タイム
アップした瞬間に両者が相対している場合もある)する
と、検出指令によって接点LS2が閉じるので、リレーCR3
はONにRYLとRLとはOFFとなってモータ1Mへの給電は断た
れ、同時にリレーRBがONになり惰性回転を行なわんとす
る機台にブレーキを掛け、前記したラップ交換に適した
位置、ニッパーナイフ3がインデックス40を中心として
6と32との間へ位置するように停止させる。上記実施例
において機台の停止位置は比較的広い範囲となっている
が、これを最も作業性の良好なインデックス40に可及的
に接近させようとする場合は、検出体14の両側の巾を検
出器15が検出可能な限度迄狭くすることによって目的が
達せられる。
上記したようにリレーRBがONとなってブレーキが掛け
られると、タイマーTR2がカウントを開始しブレーキを
掛けた機台が完全に停止する迄待機するが、この時間も
上記同様一種のアイドルタイムであるので、必要最小限
(本実施例では2秒)の時間に設定する。TR2が所定の
設定時間をカウントしてタイムアツプすると、リレーRU
NがOFFになると同時に、リレーRBもOFFして、これによ
りブレーキが開放されて全ての動作は完了し、機台は前
記したラップ交換に適した適位置の範囲内に停止する。
コーマ1の機台が上記したように停止すると、以後の
ラップ12交換は従来と同様にして行なわれる。即ちロー
ラ19上に載置されている空のボビン21を手で取り出し、
第1図に仮想線で示すように機台の前方側に移動させる
とともに、ボビン21とフィードローラ7との間に張り渡
されているラップ12aを、空のボビン21を第1図におい
て反時計方向に回して巻きこむことにより切断し、切断
されたラップ12aはニッパーナイフ3トップコーム2に
支えられ機台前方側に傾いた状態で保持される。次いで
所定長さのラップ12が巻取られた新しいボビン21をロー
ラ19上に載置し、このボビン21から引き出したラップ12
を前のラツプ12aに接合するが、接合は次の通りの方法
で行なわれる。第6図に示すように、ボビン21から引き
出したラップ12をラップコンダクター8に沿ってフィー
ドローラ7迄導き、その後た切断されているラップ12a
を上に重ね合わせて接合する方法と、第7図に示すよう
に、まず最初に切断された方のラップ12aをラップコン
ダクター8の上に添着させ、その上にボビン21から引き
出したラップ12を重ね合わせて接合する方法とによって
行なわれる。いずれの方法を採用するにしろ機台の停止
位置は前記したように適位置であり、ラツプコンダクタ
ー8の下端部は略垂直に直下を指向するかこれより機台
前方側に傾いているので、ラップコンダクター8上で接
合される双方のラップ12、12aが、ラップコンダクター
8から遊離して垂れ下がることがなく、迅速確実にラッ
プ交換を行ない得る。
発明の効果 本願発明は以上において詳記したように、ニッパーナ
イフが最前進位置と再後退位置との間で往復動するコー
マにおいて、機台の高速運転中に、ラップをフィードロ
ーラへ供給しているボビンのラップの消費状態を検出し
て空ボビンとなる少し手前の時期に停止指令を発して、
ニッパーナイフがその最前進位置近傍となるラップ交換
に適した適位置を検出し、この検出指令によって機台を
前記適位置に停止させるようにしたので、従来のよう
に、ラップ交換時にランダムな位置に止まった機台を、
再度インチング等行って、所定の適位置に位置させるも
のと比べ、そうした位置決め動作を別途必要とせず、機
台停止後直ちにラップ接合を含むラップ交換作業に移る
ことができ、作業性が向上する。また、停止指令によ
り、高速運転から低速運転に移行させ、この低速運転中
に適位置停止させるので、確実に適位置に止めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願実施の1例を示し、第1図〜第3図は要部の
みを示した説明図、第4図は検出装置の正面図、第5図
は第4図の側面図、第6図及び第7図はラップの接合状
態を示す説明図、第8図は作動タイミング図、第9図、
第10図は回路図である。 1……コーマ、3……ニッパーナイフ、7……フィード
ローラ、8……ラップコンダクター、13……検出装置、
12、12a……ラップ、20……測長カウンター、21……ボ
ビン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニッパーナイフが最前進位置と最後退位置
    との間で往復動するコーマにおいて、機台の高速運転中
    に、ラップをフィードローラへ供給しているボビンのラ
    ップの消費状態を検出して空ボビンとなる少し手前の時
    期に停止指令を発し、この停止指令により機台を高速運
    転から低速運転に移行させ、この低速運転中にニッパー
    ナイフがその最前進位置近傍となるラップ交換に適した
    適位置を検出し、この検出指令によって機台の運転を停
    止させるようにブレーキを掛けることを特徴とするコー
    マの運転制御方法。
JP61187638A 1986-08-08 1986-08-08 コ−マの運転制御方法 Expired - Lifetime JPH081010B2 (ja)

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JPS6342923A JPS6342923A (ja) 1988-02-24
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303453A (en) * 1988-11-03 1994-04-19 Rieter Machine Works, Ltd. Textile machine
CH680670A5 (ja) * 1990-01-17 1992-10-15 Rieter Ag Maschf

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531845A (en) * 1976-06-28 1978-01-10 Mitsubishi Electric Corp Digital protective relay
JPS59150617A (ja) * 1983-02-10 1984-08-28 Toshiba Corp 定位置停止制御方法

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JPS6342923A (ja) 1988-02-24

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