JPH08100719A - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JPH08100719A JPH08100719A JP26100894A JP26100894A JPH08100719A JP H08100719 A JPH08100719 A JP H08100719A JP 26100894 A JP26100894 A JP 26100894A JP 26100894 A JP26100894 A JP 26100894A JP H08100719 A JPH08100719 A JP H08100719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- filter element
- pipe
- air cleaner
- suction opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアクリーナケーシング内の吸入開口に駆動
手段で復動する偏流管を嵌合し、フィルタエレメントの
早期吸入抵抗増加をおさえろ過寿命の維持を図る。 【構成】 吸入開口６を有するカバー４と、出口開口を
有するボディ５とでケーシング２を形成する。ケーシン
グ２内にフィルタエレメント３を配設する。ケーシング
２内の吸入開口６に可撓性を有する偏流管８を嵌合させ
る。ケーシング２にバキュームモータ９を配設し、偏流
管８に連結する。
手段で復動する偏流管を嵌合し、フィルタエレメントの
早期吸入抵抗増加をおさえろ過寿命の維持を図る。 【構成】 吸入開口６を有するカバー４と、出口開口を
有するボディ５とでケーシング２を形成する。ケーシン
グ２内にフィルタエレメント３を配設する。ケーシング
２内の吸入開口６に可撓性を有する偏流管８を嵌合させ
る。ケーシング２にバキュームモータ９を配設し、偏流
管８に連結する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば内燃機関に装
着するエアクリーナの改良に関する。
着するエアクリーナの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエアクリーナは、フィルタエレメ
ントをケーシング内に収納し、吸気管からケ−シング内
に導入した空気を前記フィルタエレメントでろ過するも
のとなっている。図２にその一例を示す。エアクリーナ
１１はケ−シング１２とフィルタエレメント１３とから
なる。ケ−シング１２はカバー１４とボディ１５とで構
成してある。そして、これらカバー１４とボディ１５と
の間にフィルタエレメント１３を挟持させてクリップ１
６で締付けてある。カバー１４には、側壁に吸入開口を
設けさらに吸入開口と一体にして筒状の吸入管１７を設
けてある。
ントをケーシング内に収納し、吸気管からケ−シング内
に導入した空気を前記フィルタエレメントでろ過するも
のとなっている。図２にその一例を示す。エアクリーナ
１１はケ−シング１２とフィルタエレメント１３とから
なる。ケ−シング１２はカバー１４とボディ１５とで構
成してある。そして、これらカバー１４とボディ１５と
の間にフィルタエレメント１３を挟持させてクリップ１
６で締付けてある。カバー１４には、側壁に吸入開口を
設けさらに吸入開口と一体にして筒状の吸入管１７を設
けてある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエアクリー
ナにあっては、吸入管がフィルタエレメントに対し、一
定の方向を向けてケーシングを構成するカバーに一体的
に設けてあるため、導入される空気は、吸入管内壁に添
って流れその間に慣性力を得てケ−シング内を直進しフ
ィルタエレメントの特定部分に集中する。従って、導入
空気はフィルタエレメントの全面でろ過されず、空気中
に混入する塵埃もまた特定部分に集中して捕捉されるこ
とになり、フィルタエレメントの局所目詰まりによる早
期の吸入抵抗増加やろ過寿命の低下をもたらす。
ナにあっては、吸入管がフィルタエレメントに対し、一
定の方向を向けてケーシングを構成するカバーに一体的
に設けてあるため、導入される空気は、吸入管内壁に添
って流れその間に慣性力を得てケ−シング内を直進しフ
ィルタエレメントの特定部分に集中する。従って、導入
空気はフィルタエレメントの全面でろ過されず、空気中
に混入する塵埃もまた特定部分に集中して捕捉されるこ
とになり、フィルタエレメントの局所目詰まりによる早
期の吸入抵抗増加やろ過寿命の低下をもたらす。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、一壁に吸入開
口を設け該吸入開口に筒状の吸入管を設けた略箱状のカ
バーと、出口開口を設けた略箱状のボディとでなるケー
シング内に、フィルタエレメントを配設したエアクリー
ナにおいて、ケーシング内の吸入開口に可撓性を有する
筒状の偏流管を嵌合し、ケーシング壁に偏流管を往復動
させる駆動手段を配設し、駆動手段を前記偏流管に連結
させものである。
口を設け該吸入開口に筒状の吸入管を設けた略箱状のカ
バーと、出口開口を設けた略箱状のボディとでなるケー
シング内に、フィルタエレメントを配設したエアクリー
ナにおいて、ケーシング内の吸入開口に可撓性を有する
筒状の偏流管を嵌合し、ケーシング壁に偏流管を往復動
させる駆動手段を配設し、駆動手段を前記偏流管に連結
させものである。
【０００５】
【作用】駆動手段によって、偏流管はフィルタエレメン
トに対する向きを任意に変え、吸入管を介してケーシン
グ内に流入する空気をフィルタエレメント全面に分散さ
せる。
トに対する向きを任意に変え、吸入管を介してケーシン
グ内に流入する空気をフィルタエレメント全面に分散さ
せる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１により説明す
る。エアクリーナ１は合成樹脂や金属製のケーシング２
内にフィルタエレメント３が配設されたものである。ケ
ーシング２はカバー４とボディ５とで形成される。カバ
ー４は一端が開放した略箱状をなし、側壁に円形の吸入
開口６を設け該開口と一体にして側壁外側に筒状の吸入
管７を設けてある。カバー４内側の吸入開口６には、基
端部および先端部が合成樹脂製で円筒状をなしそれらの
中間部が合成樹脂エラストマーでなり蛇腹状で可撓性を
有する偏流管８を、基端部を嵌合させて配設してある。
カバー４には、さらに、上壁に駆動手段をなすバキュ−
ムモ−タ９を配設しその連結杆９ａの一端を前記偏流管
８の管壁に連結してあり、また、側壁の吸入開口６下方
の開放端近傍に留め穴を設けコイルスプリング１０の一
端を掛留めてある。コイルスプリング１０の他端は前記
偏流管８管壁に掛留めてあり、偏流管８は、コイルスプ
リング１０の収縮力でフィルタエレメントの一端側に向
けて屈曲している。バキュームモータ９は内燃機関（図
示せず）に連結管で連結している。
る。エアクリーナ１は合成樹脂や金属製のケーシング２
内にフィルタエレメント３が配設されたものである。ケ
ーシング２はカバー４とボディ５とで形成される。カバ
ー４は一端が開放した略箱状をなし、側壁に円形の吸入
開口６を設け該開口と一体にして側壁外側に筒状の吸入
管７を設けてある。カバー４内側の吸入開口６には、基
端部および先端部が合成樹脂製で円筒状をなしそれらの
中間部が合成樹脂エラストマーでなり蛇腹状で可撓性を
有する偏流管８を、基端部を嵌合させて配設してある。
カバー４には、さらに、上壁に駆動手段をなすバキュ−
ムモ−タ９を配設しその連結杆９ａの一端を前記偏流管
８の管壁に連結してあり、また、側壁の吸入開口６下方
の開放端近傍に留め穴を設けコイルスプリング１０の一
端を掛留めてある。コイルスプリング１０の他端は前記
偏流管８管壁に掛留めてあり、偏流管８は、コイルスプ
リング１０の収縮力でフィルタエレメントの一端側に向
けて屈曲している。バキュームモータ９は内燃機関（図
示せず）に連結管で連結している。
【０００７】ボディ５は一端が開放した略箱状をなし、
側壁にろ過された空気の出口開口５ｂを設けてある。カ
バー４とボディ５の開放端周縁にはそれぞれフランジ４
ａ、５ａを設けてあり、それら周縁近傍に複数のクリッ
プ１６と受座１６ａとを設けてある。
側壁にろ過された空気の出口開口５ｂを設けてある。カ
バー４とボディ５の開放端周縁にはそれぞれフランジ４
ａ、５ａを設けてあり、それら周縁近傍に複数のクリッ
プ１６と受座１６ａとを設けてある。
【０００８】フィルタエレメント３は矩形をなし、ろ紙
や不織布でなるシート状ろ材をひだ折り加工し、その側
面に端板紙を貼着するとともに一側周縁に例えば発泡ウ
レタン樹脂でなる弾性シ−ル体３ａを形成してある。そ
して、フィルタエレメント３を前記カバー４およびボデ
ィ５のフランジ４ａ、５ａ間に挟持してケーシング２内
に収納し、クリップ１６で締付けてある。
や不織布でなるシート状ろ材をひだ折り加工し、その側
面に端板紙を貼着するとともに一側周縁に例えば発泡ウ
レタン樹脂でなる弾性シ−ル体３ａを形成してある。そ
して、フィルタエレメント３を前記カバー４およびボデ
ィ５のフランジ４ａ、５ａ間に挟持してケーシング２内
に収納し、クリップ１６で締付けてある。
【０００９】図示しない内燃機関の作動によってエアク
リーナ１に負圧が作用し空気吸入管７からカバー４内に
流入する。内燃機関の負圧は連結管を介してバキューム
モータ９にも伝達され、コイルスプリング１０の張力を
上回る負圧がバキュームモータ９に加わると負圧に応じ
て連結杆９ａが引上げられ、偏流管８はフィルタエレメ
ント３の他端側へ屈曲し、負圧が小さくなると再び一端
側へ屈曲する。この偏流管８の動きによって流入空気は
フィルタエレメント３全面に分散され、空気中の塵埃も
分散された空気の流れにのってフィルタエレメント３全
面に達し捕捉される。
リーナ１に負圧が作用し空気吸入管７からカバー４内に
流入する。内燃機関の負圧は連結管を介してバキューム
モータ９にも伝達され、コイルスプリング１０の張力を
上回る負圧がバキュームモータ９に加わると負圧に応じ
て連結杆９ａが引上げられ、偏流管８はフィルタエレメ
ント３の他端側へ屈曲し、負圧が小さくなると再び一端
側へ屈曲する。この偏流管８の動きによって流入空気は
フィルタエレメント３全面に分散され、空気中の塵埃も
分散された空気の流れにのってフィルタエレメント３全
面に達し捕捉される。
【００１０】前記実施例の他、偏流管８をゴム、軟質塩
化ビニル等で筒状に形成したり全長に亘って蛇腹状に形
成してもよい。また、駆動手段に軸方向に往復動する、
空圧、油圧、電磁等のアクチュエータを採用してもよ
く、この場合にはコイルスプリング１０を用いる必要が
なくなり、構成の簡素化や軽量化が図れる。
化ビニル等で筒状に形成したり全長に亘って蛇腹状に形
成してもよい。また、駆動手段に軸方向に往復動する、
空圧、油圧、電磁等のアクチュエータを採用してもよ
く、この場合にはコイルスプリング１０を用いる必要が
なくなり、構成の簡素化や軽量化が図れる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明のエアクリーナは、
ケーシング内の吸入開口に、撓性の偏流管を嵌合させて
駆動手段でフィルタエレメントの一端側から他端側へと
往復動させるようにしたので、流入した空気は偏流管の
向く方向へ曲げられフィルタエレメント全面に分散され
る。従って、フィルタエレメントには空気中の塵埃が均
等に捕捉され、長期に亘ってろ過寿命が維持され、早期
抵抗増加を生ずることがないものとなる。
ケーシング内の吸入開口に、撓性の偏流管を嵌合させて
駆動手段でフィルタエレメントの一端側から他端側へと
往復動させるようにしたので、流入した空気は偏流管の
向く方向へ曲げられフィルタエレメント全面に分散され
る。従って、フィルタエレメントには空気中の塵埃が均
等に捕捉され、長期に亘ってろ過寿命が維持され、早期
抵抗増加を生ずることがないものとなる。
【図１】実施例のエアクリーナの図である。
【図２】従来のエアクリーナの図である。
１ エアクリーナ ２ ケーシング ３ フィルタエレメント ４ カバー ５ ボディ ６ 吸入開口 ８ 偏流管 ９ バキュームモータ
Claims (1)
- 【請求項１】 一壁に吸入開口を設け該吸入開口と一体
にして筒状の吸入管を設けた略箱状のカバーと、出口開
口を設けた略箱状のボディとでなるケーシング内に、フ
ィルタエレメントを配設したエアクリーナにおいて、ケ
ーシング内の吸入開口に可撓性を有する筒状の偏流管を
嵌合し、ケーシングに偏流管を往復動させる駆動手段を
配設し、駆動手段を偏流管に連結させたエアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26100894A JPH08100719A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26100894A JPH08100719A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | エアクリーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100719A true JPH08100719A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17355780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26100894A Pending JPH08100719A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | エアクリーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100719A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001115909A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-04-27 | Filterwerk Mann & Hummel Gmbh | フラットなフィルタインサートを有するフィルタ |
| US10047663B2 (en) | 2014-04-29 | 2018-08-14 | Dana Canada Corporation | Charge air cooler with multi-piece plastic housing |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26100894A patent/JPH08100719A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001115909A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-04-27 | Filterwerk Mann & Hummel Gmbh | フラットなフィルタインサートを有するフィルタ |
| JP4499263B2 (ja) * | 1999-09-10 | 2010-07-07 | フイルテルウエルク マン ウント フンメル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | フラットなフィルタインサートを有するフィルタ |
| US10047663B2 (en) | 2014-04-29 | 2018-08-14 | Dana Canada Corporation | Charge air cooler with multi-piece plastic housing |
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