JPH08100567A - 電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置 - Google Patents

電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置

Info

Publication number
JPH08100567A
JPH08100567A JP6236874A JP23687494A JPH08100567A JP H08100567 A JPH08100567 A JP H08100567A JP 6236874 A JP6236874 A JP 6236874A JP 23687494 A JP23687494 A JP 23687494A JP H08100567 A JPH08100567 A JP H08100567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
lock
door
electric lock
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6236874A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Takimoto
明芳 滝本
Yoshio Mizukami
芳夫 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
Priority to JP6236874A priority Critical patent/JPH08100567A/ja
Publication of JPH08100567A publication Critical patent/JPH08100567A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で誤動作なく標準開閉方式、特定
者開閉方式、時間制限開閉方式でドアを開閉したり、施
錠したりできるようにする。 【構成】 ドアコントローラ10と電気錠コントローラ
11とオールダイタイマ53と押釦スイッチ52とキー
スイッチ54を備え、その電気錠コントローラ11を、
オールデイタイマ53よりの施錠禁止信号、押釦スイッ
チ52の施錠禁止を禁止する信号、キースイッチ54か
ら特定信号の組み合せにより標準開閉モード、特定者開
閉モード、時間制限開閉モードに切換えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明、人体検出信号によりドア
を開閉制御すると共に、電気錠により全開状態のドアを
ロックできるようにした電気錠を備えた自動開閉ドアの
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の自動開閉ドアは、モータで駆動さ
れる駆動プーリと従動プーリに亘ってベルトを巻掛け、
このベルトにドアを連結すると共に、人体検出器よりの
人体検出信号によりモータを駆動制御してドアを開閉動
作するものである。
【0003】前述の通常の自動開閉ドアは電源OFFし
た状態でドアを人が手で開閉できるので、夜間・休業時
等に施錠を行なって外部より人が侵入できないようにす
る必要があり、例えば実開平4−120875号公報に
示すように、電気錠を取付けて夜間・休業時等には電気
錠によりドアを全閉状態でロックして人が手で開閉でき
ないようにしている。
【0004】電気錠を備えた自動開閉ドアは取付け場所
によって異なる動作制御が行なわれる。例えば、一般的
な出入口に取付けた自動開閉ドアは内部側、外部側の人
体検出器より人体検出信号が入力される毎にドアを開閉
して人が自由に出入りできるようにしている。つまり標
準方式の動作制御が行なわれる。
【0005】また、例えば重要な室などのように部外者
の立入りを禁止する出入口に取付けた自動開閉ドアは、
特定の人間のみがドアを開閉して出入りできるようにし
ている。つまり、特定者開閉方式の動作制御が行なわれ
る。
【0006】また、例えば銀行のキャッシュコーナーの
出入口に取付けた自動開閉ドアは、正規の営業時間内は
内部側、外部側の人体検出器よりの人体検出信号が入力
される毎にドアを開閉して人が自由に出入りできるよう
にし、営業時間外は内部側の人体検出器からの人体検出
信号によってドアが開閉するが、外部側の人体検出器か
らの人体検出信号ではドアが開閉しないようにして内部
の人は出ることができるが、外部の人は入ることができ
ないようにしている。つまり、時間制限方式の動作制御
が行なわれる。
【0007】前述の標準方式の動作制御の場合には電源
ONで電気錠を解錠し、電源OFFで電気錠を施錠すれ
ば良いが、特定者開閉方式の動作制御の場合には特殊な
外部信号により電気錠により解錠し、時間制限方式の動
作制御の場合にはタイマーを用いて電気錠を解錠・施錠
している。なお電気錠の動作は前述と反対でも良い。
【0008】このために、自動開閉ドアのドア開閉制御
と電気錠の制御は自動開閉ドアの取付け場所に応じて異
なり、それぞれの動作制御に対応した制御装置を製造す
ることになるが、そのようにするとコスト上不利とな
る。
【0009】そこで、実開平4−120875号公報に
示すように、制御装置側に各種信号の入力端子を設け、
制御装置内には複数のゲートを設け、取付け場所に応じ
て外部スイッチ等を所定の入力端子に接続することで各
種制御信号を出力するようにして制御装置を共通化した
ものが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる制御装置である
と複数のゲート等を用いているから複雑となるばかり
か、動作制御方式に応じて所定の入力端子に外部スイッ
チ等を選択して接続するので、誤動作の原因となって信
頼性が悪いものとなる。
【0011】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】ドア5を開閉移動する駆
動ユニット8と、ドア5を全閉位置で施錠する電気錠9
と、人体検出信号を出力する内センサ26と外センサ2
7と、この人体検出信号により前記駆動ユニット8にド
ア5を開閉移動する動作制御信号を出力するドアコント
ローラ10と、前記電気錠9を施錠、解錠する信号を出
力する電気錠コントローラ11と、前記電気錠コントロ
ーラ11に施錠禁止信号を出力する第1の手段と、前記
電気錠コントローラ11に施錠禁止を禁止する信号を出
力する第2の手段と、特定者のみにより操作可能で電気
錠コントローラ11に特定信号を出力する第3の手段
と、前記ドア5が全閉位置の時に全閉位置信号を出力す
る第4の手段と、前記ドア5が全開位置の時に全開位置
信号を出力する第5の手段を備え、前記電気錠コントロ
ーラ11を、施錠禁止信号が入力され、施錠禁止を禁止
する信号と特定信号が入力されない時には通常開閉モー
ドとなり、施錠禁止信号が入力されない時には全閉位置
信号が入力されると施錠信号を出力し続ける施錠モード
となり、この施錠モードにおいて特定信号が入力される
と所定時間だけ通常開閉モードなり、かつ所定時間経過
したら施錠モードとなり、前記通常開閉モードにおいて
施錠禁止を禁止する信号が入力されると施錠モードとな
り、かつ内センサ26より人体検出信号が入力されると
通常開閉モードとなり、施錠モードにおいて内センサ2
6より人体検出信号が入力されると所定時間だけ通常開
閉モードとなるようにした電気錠を備えた自動開閉ドア
の制御装置。
【0013】
【作 用】施錠禁止信号、施錠禁止を禁止する信号、
特定信号の電気錠コントローラ11への入力、切りを組
合せることで標準開閉方式、特定者開閉方式、時間制限
開閉方式となり、構造が簡単となるし誤動作することも
なくなる。
【0014】
【実 施 例】
(電気錠を備えた自動開閉ドア)図1に示すように、ド
ア枠の無目等に取付けられるエンジンケース1には駆動
プーリ2と従動プーリ3が取付けてあり、その駆動プー
リ2と従動プーリ3にベルト4が巻掛けられ、そのベル
ト4にドア5がハンガー6で連結されてドア5は全開位
置と全閉位置に亘って開閉移動される。
【0015】前記エンジンケース1内にはモータ7を備
え駆動プーリ2を駆動する駆動ユニット8と、ドア5を
ロックする電気錠9が取付けられ、その電気錠9は通電
することで従動プーリ3をフリーとしてドア5を解錠
し、通電を断つことで従動プーリ3をロックしてドア5
を施錠する電磁式ブレーキを備えたブレーキ式電気錠と
なり、前記エンジンケース1内にはドアコントローラ1
0と電気錠コントローラ11と端子群12が設けてあ
る。なお、電磁式ブレーキの動作は前述と反対でも良
い。
【0016】前記電気錠9は図2に示すように、錠本体
13に錠杆14を出没自在に設け、その錠本体13に通
電すると錠杆14がハンガー6の錠受15より抜け出し
てドア5を解錠し、錠本体13の通電を断つと錠杆14
が錠受15に係合してドア5を施錠する電磁作動式ロッ
クピンを備えたピン式電気錠としても良い。なお、錠杆
14の作動は前述と反対でも良い。
【0017】次に各部の詳細を説明する。 (端子群12)端子群12は図3に示すように外部電源
に接続した外部電源線20が接続される電源入力端子2
1と、ドアコントローラ10に接続した第1内部電源線
22、電気錠コントローラ11に接続した第2内部電源
線23が接続される第1・第2電源出力端子24,25
と、内センサー26、外センサ27、安全センサ28に
接続したセンサ用電源線29が接続される電源出力端子
30等を備えている。
【0018】前記内センサ26は図4に示すようにドア
5の室内側に設けられ、外センサ27は図4に示すよう
にドア5の室外側に設けられてこれら内・外センサ2
6,27はマットスイッチ、光線式スイッチとなって人
体検出信号を出力する。
【0019】前記安全センサ28は図4に示すようにド
ア5の室外側に設けた投光器31と受光器32より成
り、人が光をさえぎると信号を出力し、この安全センサ
28はドア5の近くで人で立ち止ったことを検出してド
ア5が閉じないようにするものである。
【0020】(電気錠コントローラ11)図3に示すよ
うに第1,第2,第3,第4,第5,第6入力端子4
0,41,42,43,44,45と入出力端子46よ
り成るコントロール用端子群47と、ドア閉出力・施錠
出力用端子群48と、警報出力用端子群49と、電気錠
駆動出力端子群50と、電源端子51を有し、第1入力
端子40には押釦スイッチ52より施錠禁止を禁止する
信号R1 が入力され、第2入力端子41にはオールディ
タイマ53より施錠禁止信号R2 が入力され、第3入力
端子42にはドアコントローラ10より全閉位置信号R
3 が入力され、第4入力端子43にはドアコントローラ
10より全開位置信号R4 が入力され、第5入力端子4
4には外センサ27、安全センサ28より人体検出信号
5 が入力され、第6入力端子45には内センサ26か
らの人体検出信号R6 及びキースイッチ54より特定信
号R7 が入力される。
【0021】前記電気錠駆動出力用端子群50は図5に
示すように第1駆動信号と第2駆動信号を出力し、電気
錠9より施錠確認信号が入力される。つまり、ブレーキ
式電気錠9の場合には第1駆動信号により施錠されて施
錠確認信号を出力し、ピン式電気錠9の場合には第1・
第2駆動信号によって施錠されて施錠確認信号を出力
し、それらの電気錠9には施錠した時にONするリミッ
トスイッチ等が取付けてある。
【0022】前記電気錠コントローラ11には図5に示
すように、電源端子51より電源が入力された時に点灯
する電源用ランプ55、内センサ信号で点灯する第1ラ
ンプ56、外センサ、安全センサ信号で点灯する第2ラ
ンプ57、全開位置信号で点灯する第3ランプ58、全
閉位置信号で点灯する第4ランプ59、施錠禁止信号で
点灯する第5ランプ60、施錠禁止を禁止する信号で点
灯する第6ランプ61、施錠確認信号で点灯する第7ラ
ンプ62、MS信号(人体検出信号)で点灯する第8ラ
ンプ63、ドア閉信号、施錠信号で点灯する第9ランプ
64、警報信号で点灯する第10ランプ65を有し、こ
れらのランプはLEDとなっている。また、擬似的な内
センサ信号となるテストボタン66を有している。
【0023】前記電気錠コントローラ11には電気錠9
をブレーキ式とピン式に切替える第1切替スイッチ6
8、電気錠9を通電施錠と停電施錠に切替える第2切替
スイッチ69、警報を出力するかを判断する時間を切替
えする第3切替スイッチ70、ドア閉信号出力と施錠信
号出力を切替える第4切替スイッチ71が設けられ、こ
れらはスライド式のスイッチとなっている。
【0024】(ドアコントローラ10)前記電気錠コン
トローラ11より外センサ27、内センサ26の人体検
出信号及び安全センサ28の人体検出信号が入力され、
これらの人体検出信号によって駆動ユニット8に制御信
号を出力してドア5を開閉動作する。このドアコントロ
ーラ10のドア開閉動作は従来公知であり、詳細な説明
を省略する。
【0025】次に作動とともに各部の詳細を説明する。 (標準方式の動作制御)押釦スイッチ52をOFFとし
て施錠禁止を禁止する信号を電気錠コントローラ11に
入力しないと共に、オールデイタイヤ53をONして施
錠禁止信号を電気錠コントローラ11に入力し続け、キ
ースイッチ54をOFFとする。これにより、電気錠コ
ントローラ11は通常開閉モードとなり、どのような場
合にも第1・第2駆動信号を出力せずに電気錠は解除さ
れる。つまり、施錠禁止信号は連続信号となっている。
【0026】この時、電気錠9がブレーキ式かピン式か
により第1切替スイッチ68を切替えると共に、第2切
替スイッチ69によって通電施錠か停電施錠かを切替
え、第3切替スイッチ70で警報を発生するかの判断時
間を選択する。
【0027】前述の状態で外センサ27より人体検出信
号が出力されると、その人体検出信号は電気錠コントロ
ーラ11を経てドアコントローラ10に入力されて従来
と同様にドア5を開閉動作し、内センサ26より人体検
出信号が出力された時も従来と同様にドア5を開閉動作
する。
【0028】この時、安全センサ28より人体検出信号
が入力された時にはドアコントローラ10はドア閉信号
を出力せずにドア5を開状態として人がドア5にはさま
れることを防止し、後述するように、人体検出信号が入
力されてから一定時間経過してもドア開位置信号が入力
されない時、及び人体検出信号がOFFしてから一定時
間経過してもドア閉位置信号が入力されない時には警報
信号を出力して警報を発する。
【0029】オールデイタイマ53をOFFして施錠禁
止信号を電気錠コントローラ11に入力しないと電気錠
コントローラ11は施錠モードとなり、ドア5が全閉位
置となってドアコントローラ10より全閉位置信号が電
気錠コントローラ11に入力すると第1駆動信号又は第
1・第2駆動信号を電磁錠9に出力して電気錠9によっ
てドア5を全閉位置でロックして施錠し続ける。
【0030】電気錠9がドア5を全閉位置で施錠すると
施錠確認信号が電気錠コントローラ11にフィードバッ
クされ、この施錠確認信号又は前述した第1・第2駆動
信号を出力したことによって電気錠コントローラ11は
施錠モードとなる。
【0031】これにより、外センサ27、安全センサ2
8より人体検出信号が入力されても電気錠コントローラ
11はドアコントローラ10に人体検出信号を出力しな
くなってドア5は開き動作しないので、外部から人が侵
入することはできないし、電気錠9によるロック部分に
無理が力が作用しないようにする。
【0032】(特定者開閉方式の動作制御)前述の施錠
モードにおいてキースイッチ54をONして特定信号を
入力することで電気錠コントローラ11は第1駆動信号
又は第1・第2駆動信号の出力を所定時間だけ停止して
電気錠9をアンロックとしてドア5を解錠し、これと同
時に電気錠コントローラ11は前述の通常開閉モードと
なってドア5は開閉動作する。これにより、特定者のみ
が室内に入ることができる。
【0033】つまり、キースイッチ54はドア5の室外
側に設けられて特定者のみによって操作可能、例えば隠
しスイッチ、暗証番号入力式、カード挿入式となってい
る。
【0034】ドア5が閉じてドア全閉位置信号が入力さ
れると共に、前述の所定時間経過すると電気錠コントロ
ーラ11は施錠モードとなって前述のように電気錠9に
よりドア5を施錠する。
【0035】なお、施錠モードにおいて内センサ26よ
り人体検出信号が入力されると電気錠コントローラ11
は通常開閉モードとなり、所定時間経過後に施錠モード
になるから特定者が室外に出ることができる。
【0036】(時限制限方式の動作制御) (所定の時間内の動作制御)オールデイタイマ53を
ONして施錠禁止信号を入力することで電気錠コントロ
ーラ11を通常開閉モードとする。この状態で外部セン
サ27、安全センサ28が人体検出信号を出力すると電
気錠コントローラ11よりドアコントローラ10に出力
して前述と同様にドア5は開閉動作するから外部から室
内に人が入ることができる。
【0037】室内に入った人が押釦スイッチ52をON
して施錠禁止を禁止する信号(施錠信号)を電気錠コン
トローラ11に入力する。なお、押釦スイッチ52は図
6に示すように室内における内センサ26の検出エリア
より離れた位置に設置されている。
【0038】これにより、電気錠コントローラ11は施
錠モードとなり、ドア全閉位置信号が入力されると第1
駆動信号又は第1・第2駆動信号を出力して電気錠9に
よってドア5を全閉位置で施錠し、外部センサ27、安
全センサ28より人体検出信号が入力されてもドアコン
トローラ10に出力しなくなって外部の人が室内に入れ
ないようにする。
【0039】この後に室内の人が内センサ26の検出エ
リアに位置して人体検出信号が電気錠コントローラ11
に入力されると、前述と同様に電気錠9を解錠してドア
5を開閉動作すると共に、施錠禁止を禁止する信号をキ
ャンセルし、その後は前述の通常開閉モードとなる。
【0040】つまり、施錠禁止を禁止する信号はワンシ
ョット信号であって、施錠禁止信号が入力された解錠状
態において一時的に施錠状態とするものであり、その施
錠禁止を禁止する信号が入力されなくなっても施錠状態
を維持し、内センサ26の人体検出信号によって解錠し
て再び通常開閉モードに復帰する。
【0041】(所定の時間外の動作制御)オールデイ
タイマ53をOFFして電気錠コントローラ11を施錠
モードとし、前述のように電気錠9でドア5を全閉位置
で施錠することで、所定の時間外には外部の人は室内に
入ることが出来ないようにする。
【0042】前述の状態で内センサ26から人体検出信
号が入力されると電気錠コントローラ11は第1駆動信
号又は第1・第2駆動信号の出力を停止して電気錠9を
解錠し、内センサ26の人体検出信号でドア5を開閉す
る。つまり通常開閉モードとなる。これにより、所定時
間内に室内に入った人が所定時間外に室外に出ることが
できる。
【0043】以上の動作をフローチャートで示すと図7
のようになる。
【0044】次に時間制限方式の動作制御の第2実施例
を説明する。 (所定の時間内の動作制御)オールデイタイマ53を
ONして施錠禁止信号を入力することで電気錠コントロ
ーラ11を通常開閉モードとする。この状態で外部セン
サ27、安全センサ28が人体検出信号を出力すると電
気錠コントローラ11よりドアコントローラ10に出力
して前述と同様にドア5は開閉動作するから外部から室
内に人が入ることができる。
【0045】室内に入った人が内センサ26の検出エリ
ア内に入ると内センサ26は人体検出信号を出力し、そ
の内センサ26の検出エリアを人が通過すると内センサ
26の人体検出信号がOFFする。
【0046】このように、室内に人が入った場合には外
センサ26、安全センサ27、内センサ26より順次人
体検出信号が入力され、最後に内センサ26からの人体
検出信号が切れるので、電気錠コントローラ11は人体
検出信号の入りと切りの順序を判断し、内センサ26か
らの人体検出信号の切りが最後の場合に室内に人が入っ
たと判断する。
【0047】つまり、人が入口まで来たが室内に入らず
に室外に出た場合には外センサ27、安全センサ28は
人体検出信号を出力するが、内センサ26は人体検出信
号を出力しないので、前述の人体検出信号の入り、切り
順次は外センサ27又は安全センサ28の人体検出信号
の切りが最後となり、この場合には電気錠コントローラ
11は室内に人が入ったと判断せずに前述の通常開閉モ
ードを維持する。
【0048】これにより、人が入ったと判断した後に電
気錠コントローラ11にドア閉位置信号が入力されると
第1駆動信号又は第1・第2駆動信号を出力して電気錠
9によってドア5を全閉位置で施錠して施錠モードとな
り、外部センサ27、安全センサ28より人体検出信号
が入力されてもドアコントローラ10に出力しなくなっ
て外部の人が室内に入れないようにする。
【0049】この後に室内の人が内センサ26の検出エ
リアに入り込んで人体検出信号が電気錠コントローラ1
1に入力されると、前述と同様に電気錠9を解錠してド
ア5を開閉動作すると共に、施錠禁止を禁止する信号を
キャンセルし、その後は前述の通常開閉モードとなる。
【0050】前述のドア5を全閉位置で施錠してから一
定時間(例えば10分)以上経過、つまり施錠状態が一
定時間以上継続した場合には他の信号に優先して解錠す
ると同時に施錠禁止として電気錠コントローラ11を通
常開閉モードとする。
【0051】以上の様にすることで、押釦スイッチ52
が不要となるし、室内に人が入った場合にのみ施錠で
き、しかも室内に入った人が急病等で倒れた場合に外部
より人が室内に入って救出できる。
【0052】以上の動作をフローチャートで示すと図8
に示すようになる。
【0053】(所定の時間外の動作制御)オールデイ
タイマ53をOFFして電気錠コントローラ11を施錠
モードとし、前述のように電気錠9でドア5を全閉位置
で施錠することで、外部から人が入らないようにすると
共に、施錠モードよりも内センサ26の人体検出信号を
優先してドア5を開閉動作させて室内の人が所定の時間
外に室外に出られるようにする。
【0054】(警報を発する動作)内センサ26又は通
常開閉モードの時に外センサ27あるいは安全スイッチ
28より人体検出信号が電気錠コントローラ11に入力
された後に第3切替スイッチ70で選択した所定時間以
内にドアコントローラ10より全開位置信号が入力され
ない場合には警報信号を警報器に出力して警報を発す
る。
【0055】つまり、ドア5が閉位置に停止中又は閉じ
動作中に最初の人体検出信号が出力され、所定時間以内
に全開位置信号が入力されない場合には、ドア5が全開
位置まで開き動作しないことであり、ドア衝突・断線・
ドアコントローラ異常等の自動ドア異常として警報を出
力する。
【0056】内センサ26又は外センサ27あるいは安
全スイッチ28よりの人体検出信号がOFFした後に第
3切替スイッチ70で選択した所定時間以内にドアコン
トローラ10より全閉位置信号が入力されない場合には
警報信号を警報器に出力して警報を発する。
【0057】つまり、人体検出信号OFFの状態が所定
時間継続しても全閉位置信号が入力されない場合には、
ドア5が全閉位置まで閉じ動作しないことであり、ドア
衝突・断線・ドアコントローラ異常等の自動ドア異常と
して警報を出力する。なお、全閉位置信号、全開位置信
号はドア枠側に設けたリミットスイッチ、リードスイッ
チより出力するようにしても良い。
【0058】電気錠コントローラ11より施錠信号を出
力した後(施錠動作時)に施錠確認信号が電気錠コント
ローラ11に入力されない時(施錠されない時)には、
再度施錠信号を出力し、この動作を所定回数以上しても
施錠確認信号が電気錠コントローラ11に入力されない
場合には警報器に警報信号を出力して警報を発する。
【0059】つまり、施錠を行う際に正常に施錠されれ
ば電気錠9に設けたリミットスイッチ等より施錠確認信
号が入力されるが、この施錠確認信号が入力されない場
合には所定回数の再施錠動作を行う。この再施錠動作に
よっても施錠確認信号が入力されない場合には、錠本
体、錠受け、リミットスイッチ異常、断線などの電磁ロ
ック異常として警報を発する。
【0060】電気錠コントローラ11が施錠信号をOF
Fした後(解錠動作時)に施錠確認信号がOFFしない
時(解錠されない時)には、再度解錠動作を所定回数以
上し、それでも施錠確認信号がOFFしない場合には警
報器に警報信号を出力して警報を発する。
【0061】つまり、解錠を行う際に正常に解錠されれ
ば電気錠9に設けたリミットスイッチ等より施錠確認信
号がOFFするが、この施錠確認信号がOFFされない
場合には所定回数の再解錠動作を行う。この再解錠動作
によっても解錠確認信号がOFFされない場合には、錠
本体、錠受け、リミットスイッチ異常、断線などの電磁
ロック異常として警報を発する。
【0062】
【発明の効果】施錠禁止信号、施錠禁止を禁止する信
号、特定信号の電気錠コントローラ11への入力、切り
を組合せることで標準開閉方式、特定者開閉方式、時間
制限開閉方式とすることができ、構造が簡単となるし誤
動作することもなくなる。請求項2によれば、ドアコン
トローラ10は人体検出信号に基づいて開閉動作する従
来と同様なものが利用できる。請求項3によれば、ドア
5の施錠、解錠を確認できる。請求項4によれば、ドア
5が誤動作して全開、全閉しないことを確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ式の電気錠を備えた自動開閉ドアの概
略説明図である。
【図2】ピン式の電気錠を備えた自動開閉ドアの概略説
明図である。
【図3】制御装置の構成説明図である。
【図4】各センサの取付け状態を示す平面図である。
【図5】電気錠コントローラの正面図である。
【図6】センサ及び押釦スイッチの取付け状態を示す平
面図である。
【図7】動作を示すフローチャートである。
【図8】動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5…ドア、8…駆動ユニット、9…電気錠、10…ドア
コントローラ、11…電気錠コントローラ、52…押釦
スイッチ、53…オールデイタイマ、54…キースイッ
チ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア5を開閉移動する駆動ユニット8
    と、ドア5を全閉位置で施錠する電気錠9と、人体検出
    信号を出力する内センサ26と外センサ27と、この人
    体検出信号により前記駆動ユニット8にドア5を開閉移
    動する動作制御信号を出力するドアコントローラ10
    と、前記電気錠9を施錠、解錠する信号を出力する電気
    錠コントローラ11と、前記電気錠コントローラ11に
    施錠禁止信号を出力する第1の手段と、前記電気錠コン
    トローラ11に施錠禁止を禁止する信号を出力する第2
    の手段と、特定者のみにより操作可能で電気錠コントロ
    ーラ11に特定信号を出力する第3の手段と、前記ドア
    5が全閉位置の時に全閉位置信号を出力する第4の手段
    と、前記ドア5が全開位置の時に全開位置信号を出力す
    る第5の手段を備え、 前記電気錠コントローラ11を、施錠禁止信号が入力さ
    れ、施錠禁止を禁止する信号と特定信号が入力されない
    時には通常開閉モードとなり、施錠禁止信号が入力され
    ない時には全閉位置信号が入力されると施錠信号を出力
    し続ける施錠モードとなり、この施錠モードにおいて特
    定信号が入力されると所定時間だけ通常開閉モードな
    り、かつ所定時間経過したら施錠モードとなり、前記通
    常開閉モードにおいて施錠禁止を禁止する信号が入力さ
    れると施錠モードとなり、かつ内センサ26より人体検
    出信号が入力されると通常開閉モードとなり、施錠モー
    ドにおいて内センサ26より人体検出信号が入力される
    と所定時間だけ通常開閉モードとなるようにしたことを
    特徴とする電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置。
  2. 【請求項2】 通常開閉モードの時には人体検出信号を
    ドアコントローラ10に出力し、施錠モードでドア5が
    施錠されている時には外センサ27からの人体検出信号
    をドアコントローラ10に出力しないようにした請求項
    1記載の電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置。
  3. 【請求項3】 電気錠9に施錠状態の時に施錠確認信号
    を出力する手段を設け、施錠時に施錠確認信号が入力さ
    れない時及び、解錠時に施錠確認信号が切れない時に警
    報を発するようにした請求項1又は2記載の電気錠を備
    えた自動開閉ドアの制御装置。
  4. 【請求項4】 人体検出信号が入力されてから一定時間
    経過しても全開位置信号が入力されない時、及び人体検
    出信号がOFFしてから一定時間経過しても全閉位置信
    号が入力されない時に警報を発するようにした請求項1
    又は2又は3記載の電気錠を備えた自動開閉ドアの制御
    装置。
JP6236874A 1994-09-30 1994-09-30 電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置 Pending JPH08100567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6236874A JPH08100567A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6236874A JPH08100567A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08100567A true JPH08100567A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17007077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6236874A Pending JPH08100567A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08100567A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107476737A (zh) * 2017-09-30 2017-12-15 广州地铁设计研究院有限公司 快速轨道交通工程升降式防淹防护密闭门控制系统及控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107476737A (zh) * 2017-09-30 2017-12-15 广州地铁设计研究院有限公司 快速轨道交通工程升降式防淹防护密闭门控制系统及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100026487A1 (en) Security system control panel
US5444440A (en) Operating circuits for locking device
WO1995015910A1 (en) Elevator door tampering protection system
US5144153A (en) Method and apparatus for operating motorized gate upon loss of electrical power thereto
US4108281A (en) Elevator door tampering protection system
US3877266A (en) Two-key locking system
US5323151A (en) Quick close circuit for electric gate
WO2002077400A2 (en) Improvements relating to security of, and strategies for exiting, lockable enclosures
JPH08100567A (ja) 電気錠を備えた自動開閉ドアの制御装置
US4189692A (en) Lock controlled power shut-off system
JP2776420B2 (ja) 出入口における自動ドアの開閉管理装置
EP1946276A1 (en) Security system entry control
JP4032520B2 (ja) 設備連動機能付き電気錠制御システム
JP3300913B2 (ja) 自動ドアの制御装置
JPH05214858A (ja) セキュリティルームへの入退室制限装置
JP2683370B2 (ja) カードロック装置
JPH0317027B2 (ja)
JPH11324489A (ja) 自動ドアの開閉装置
US3996580A (en) Fire alarm and protection booth
JPH0728444B2 (ja) ホ−ムコントロ−ラ
JP3542210B2 (ja) 警報装置
JP3555687B2 (ja) 電気錠連動型防犯システム
JP2553104B2 (ja) 出入管理装置
KR930008914B1 (ko) 차량의 종합 제어 관리 운행을 위한 차량 자동 제어 키 시스템
CA2648482C (en) Security system entry control