JPH0799913B2 - バツテリバツクアツプ回路 - Google Patents
バツテリバツクアツプ回路Info
- Publication number
- JPH0799913B2 JPH0799913B2 JP61232266A JP23226686A JPH0799913B2 JP H0799913 B2 JPH0799913 B2 JP H0799913B2 JP 61232266 A JP61232266 A JP 61232266A JP 23226686 A JP23226686 A JP 23226686A JP H0799913 B2 JPH0799913 B2 JP H0799913B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- circuit
- battery backup
- transistor
- backup circuit
- Prior art date
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- Power Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、例えばICカード等のバッテリバックアップ回
路に係り、特に消費電流を減少する様にした回路に関す
る。
路に係り、特に消費電流を減少する様にした回路に関す
る。
＜発明の概要＞ 本発明はバッテリバックアップ回路において、バックア
ップ用電源を切換えるトランジスタのベース電流等を、
負荷電流に応じて変化するコレクタエミッタ間の電圧に
対応して流す構成とする事により、バックアップ回路の
消費電流の減少を計り、且つ起動電流を減少する様にし
たものである。
ップ用電源を切換えるトランジスタのベース電流等を、
負荷電流に応じて変化するコレクタエミッタ間の電圧に
対応して流す構成とする事により、バックアップ回路の
消費電流の減少を計り、且つ起動電流を減少する様にし
たものである。
＜従来の技術＞ 第４図に示す回路は従来例のバッテリバックアップ回路
図である。この回路はICカード内に内蔵されているバッ
テリバックアップ用の回路であり、ICカード内のCPU及
びメモリ等は出力端子Voに接続されており（図示せ
ず）、これらの電源はバックアップ用電源の供給端子Vi
nから供給される。従ってICカードがICカードリーダに
挿入されると、リーダから電圧5Vの電源がICカード内の
Vin、トランジスタQ1を介して先のCPU及びメモリに供給
される。ICカードをリーダから抜取るとカード内のメモ
リICのデータを保持する為にICカード内に内蔵されてい
る電池４から3Vの電圧が端子７、ダイオードＤ、出力端
Voを介してメモリICへ供給される構成とされている。
図である。この回路はICカード内に内蔵されているバッ
テリバックアップ用の回路であり、ICカード内のCPU及
びメモリ等は出力端子Voに接続されており（図示せ
ず）、これらの電源はバックアップ用電源の供給端子Vi
nから供給される。従ってICカードがICカードリーダに
挿入されると、リーダから電圧5Vの電源がICカード内の
Vin、トランジスタQ1を介して先のCPU及びメモリに供給
される。ICカードをリーダから抜取るとカード内のメモ
リICのデータを保持する為にICカード内に内蔵されてい
る電池４から3Vの電圧が端子７、ダイオードＤ、出力端
Voを介してメモリICへ供給される構成とされている。
次に回路動作について説明する。ICカードリーダに挿入
されると、電圧監視回路がこれを検知し、定電流源２の
動作を開始させる。するとトランジスタQ5Q6で構成され
るカレントミラー回路を介してトランジスタQ2のバイア
ス電流が供給される。すると、Q2のコレクタ電流（略5m
A）と略等しい電流がQ3、Q4で構成されるカレントミラ
ー回路により、トランジスタQ1のベースに流れる。
されると、電圧監視回路がこれを検知し、定電流源２の
動作を開始させる。するとトランジスタQ5Q6で構成され
るカレントミラー回路を介してトランジスタQ2のバイア
ス電流が供給される。すると、Q2のコレクタ電流（略5m
A）と略等しい電流がQ3、Q4で構成されるカレントミラ
ー回路により、トランジスタQ1のベースに流れる。
これによりトランジスタQ1がオンとなり、電源がQ1、Vo
を介してCPU及びメモリへ供給される。トランジスタQ1
のオン時のベース電流は、第２図の点線で示す様に負荷
電流とは無関係に5mA一定である。この負荷電流はICカ
ードによって異なり、略10〜50mAの範囲のものがある。
を介してCPU及びメモリへ供給される。トランジスタQ1
のオン時のベース電流は、第２図の点線で示す様に負荷
電流とは無関係に5mA一定である。この負荷電流はICカ
ードによって異なり、略10〜50mAの範囲のものがある。
第３図はバックアップ回路の起動電流特性図であり、点
線５がそれを示す。即ち起動時に大きな電流が流れてい
る。
線５がそれを示す。即ち起動時に大きな電流が流れてい
る。
＜発明が解決しようとする問題点＞ 上記従来例ではQ1のベース電流は、最大負荷電流及びQ1
のhfeの値を考慮して定電流で5mAを流していた。この
為、ベース電流は軽負荷時でも5mAという大きな電流が
流れるという問題があった。又トランジスタQ2のコレク
タ電流も同じ5mAが流れており、合せて10mAという大き
な電流が消費されていた。
のhfeの値を考慮して定電流で5mAを流していた。この
為、ベース電流は軽負荷時でも5mAという大きな電流が
流れるという問題があった。又トランジスタQ2のコレク
タ電流も同じ5mAが流れており、合せて10mAという大き
な電流が消費されていた。
又起動電流も第３図の点線５で示す様に起動時に大電流
が流れるという問題があった。
が流れるという問題があった。
＜問題点を解決するための手段＞ 本発明のバッテリバックアップ回路は、バックアップ用
電源を切換えるトランジスタのベース電流等を、負荷電
流に応じて変化するコレクタエミッタ間の電圧に対応し
て流す様にした構成を有する。
電源を切換えるトランジスタのベース電流等を、負荷電
流に応じて変化するコレクタエミッタ間の電圧に対応し
て流す様にした構成を有する。
＜作用＞ 本発明になるバッテリバックアップ回路は上記の様な構
成を有している為、トランジスタQ1のベース電流は負荷
電流に応じてその大きさが変り、よって軽負荷時にはそ
れに見合った小さな電流となり、消費電流を小さくでき
る。又、起動電流も従来の様に大電流が流れない。
成を有している為、トランジスタQ1のベース電流は負荷
電流に応じてその大きさが変り、よって軽負荷時にはそ
れに見合った小さな電流となり、消費電流を小さくでき
る。又、起動電流も従来の様に大電流が流れない。
＜実施例＞ 第１図は本発明の一実施例になるバッテリバックアップ
の回路図を示す。第４図に示す従来例と同一部分には同
一符号を付しその説明は省略する。第４図との相違点は
第４図のトランジスタQ2〜Q4に代えて第１図ではトラン
ジスタQ7〜Q12を使用しており、又、抵抗R1〜R3を接続
した点である。
の回路図を示す。第４図に示す従来例と同一部分には同
一符号を付しその説明は省略する。第４図との相違点は
第４図のトランジスタQ2〜Q4に代えて第１図ではトラン
ジスタQ7〜Q12を使用しており、又、抵抗R1〜R3を接続
した点である。
トランジスタQ1のベース電流I1は次式で示される。
但し、ＫはI3/I2（I2及びI3は抵抗R2及びR3を流れる電
流）、ＶCES1はQ1のコレクタエミッタ間のサチレーショ
ン電圧、ＶBE8はQ8のベースエミッタ間電圧、ＶBE7はQ7
のベースエミッタ間電圧である。
流）、ＶCES1はQ1のコレクタエミッタ間のサチレーショ
ン電圧、ＶBE8はQ8のベースエミッタ間電圧、ＶBE7はQ7
のベースエミッタ間電圧である。
（１）式においてＶCES1が変化するとそれに応じてトラ
ンジスタQ1のベース電流I1が変化する事が分る。このＶ
CES1は負荷電流に応じて変化し、従ってI1は負荷電流に
応じて変化する。この様子を第２図の実線８で示す。Ｋ
は略10倍であるので、I2はI1の1/10程度である。
ンジスタQ1のベース電流I1が変化する事が分る。このＶ
CES1は負荷電流に応じて変化し、従ってI1は負荷電流に
応じて変化する。この様子を第２図の実線８で示す。Ｋ
は略10倍であるので、I2はI1の1/10程度である。
又、起動電流は第３図の実線６で示す様になり、従来の
様に起動時に大電流は流れなくなる。
様に起動時に大電流は流れなくなる。
＜発明の効果＞ 上述した本発明になるバッテリバックアップ回路では、
出力トランジスタのベース電流は負荷電流に応じた電流
を流す様にした為、従来の様に軽負荷時に無用な大きな
電流を流す事ができなくなり、省電力化を計る事ができ
る。
出力トランジスタのベース電流は負荷電流に応じた電流
を流す様にした為、従来の様に軽負荷時に無用な大きな
電流を流す事ができなくなり、省電力化を計る事ができ
る。
又、起動時に大電流が流れない為、起動時においても省
電力化を計ったバッテリバックアップ回路を実現する事
ができた。
電力化を計ったバッテリバックアップ回路を実現する事
ができた。
第１図は本発明の一実施例になるバッテリバックアップ
の回路図、第２図は負荷電流対ベース電流の特性図、第
３図は起動電流の特性図、第４図は従来のバッテリバッ
クアップの回路図を夫々示す。 Vin……バックアップ電源入力端子,Vo……電源出力端
子,Q1〜Q12……トランジスタ,R1〜R3……抵抗,1……電
圧監視回路,4……内蔵電池（バッテリ）
の回路図、第２図は負荷電流対ベース電流の特性図、第
３図は起動電流の特性図、第４図は従来のバッテリバッ
クアップの回路図を夫々示す。 Vin……バックアップ電源入力端子,Vo……電源出力端
子,Q1〜Q12……トランジスタ,R1〜R3……抵抗,1……電
圧監視回路,4……内蔵電池（バッテリ）
Claims (1)
- 【請求項１】バックアップ用電源と出力端との間に直列
接続されたトランジスタを、電圧監視回路により該電源
の有無を検知してオン、オフ制御する様にしたバッテリ
バックアップ回路において、該トランジスタのオン動作
時にコレクタ、エミッタ間の電圧の変動に応じてベース
電流を流す様にした事を特徴とするバッテリバックアッ
プ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61232266A JPH0799913B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | バツテリバツクアツプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61232266A JPH0799913B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | バツテリバツクアツプ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6389030A JPS6389030A (ja) | 1988-04-20 |
| JPH0799913B2 true JPH0799913B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16936554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61232266A Expired - Lifetime JPH0799913B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | バツテリバツクアツプ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799913B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0282884A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Fujitsu General Ltd | 高画質テレビジョン |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61232266A patent/JPH0799913B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6389030A (ja) | 1988-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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