JPH0799845A - マルチフィルム敷設装置 - Google Patents
マルチフィルム敷設装置Info
- Publication number
- JPH0799845A JPH0799845A JP24685893A JP24685893A JPH0799845A JP H0799845 A JPH0799845 A JP H0799845A JP 24685893 A JP24685893 A JP 24685893A JP 24685893 A JP24685893 A JP 24685893A JP H0799845 A JPH0799845 A JP H0799845A
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- JP
- Japan
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- film
- laying
- mulching film
- soil surface
- soil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】土壌面2を被覆するマルチフィルム1の使用後
の剥取を容易にする。 【構成】マルチフィルム1を土壌面2に被覆するとき
に、目付装置5によって破り目4を形成する。
の剥取を容易にする。 【構成】マルチフィルム1を土壌面2に被覆するとき
に、目付装置5によって破り目4を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マルチフィルムを土
壌面に被覆するように敷設する敷設装置に関し、トラク
タの後部に装着して作業する。
壌面に被覆するように敷設する敷設装置に関し、トラク
タの後部に装着して作業する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】マル
チフィルムの敷設では、フィルムの左右両端部を土壌で
埋めて固定するために、フィルムを取り除くときは土壌
面からの剥取が容易ではない。
チフィルムの敷設では、フィルムの左右両端部を土壌で
埋めて固定するために、フィルムを取り除くときは土壌
面からの剥取が容易ではない。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、一定幅のマ
ルチフィルム1を土壌面2に敷設するフィルム敷設装置
3に、このマルチフィルム1の敷設と同時にフィルム幅
の中央部を縦方向に沿って破り目4を施す目付装置5を
設けてなるマルチフィルム敷設装置の構成とする。
ルチフィルム1を土壌面2に敷設するフィルム敷設装置
3に、このマルチフィルム1の敷設と同時にフィルム幅
の中央部を縦方向に沿って破り目4を施す目付装置5を
設けてなるマルチフィルム敷設装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】トラクタ車体にフィルム敷設
装置3を装着して走行しながら、マルチフィルム1を土
壌面2に被覆し、左右両側端縁部に土壌を載せて剥離し
ないように固定する。これと同時にマルチフィルム1の
中央部には目付装置5が破り目4を形成する。
装置3を装着して走行しながら、マルチフィルム1を土
壌面2に被覆し、左右両側端縁部に土壌を載せて剥離し
ないように固定する。これと同時にマルチフィルム1の
中央部には目付装置5が破り目4を形成する。
【0005】作物栽培後、乃至中耕、栽培時等で該マル
チフィルム1を剥離するときは、フィルム1の破り目4
を引き裂いて左右に分離して土壌面2から剥ぎ取る。従
って、マルチフィルム1の破り目4は、フィルム被覆作
業時において形成されるものであるから、正確に容易に
形成され、しかも、土壌面2からの剥ぎ取りが容易であ
る。
チフィルム1を剥離するときは、フィルム1の破り目4
を引き裂いて左右に分離して土壌面2から剥ぎ取る。従
って、マルチフィルム1の破り目4は、フィルム被覆作
業時において形成されるものであるから、正確に容易に
形成され、しかも、土壌面2からの剥ぎ取りが容易であ
る。
【0006】なお、このマルチフィルム1の機械による
剥取においても、フィルム1を破り目4から分離させて
円滑に行わせることができる。
剥取においても、フィルム1を破り目4から分離させて
円滑に行わせることができる。
【0007】
【実施例】トラクタ車体の後部に昇降可能に連結される
フレーム6には、前部から後部にロータリー耕耘装置
7、培土器8、フイルム敷設装置3、及び目付装置5等
を装着する。耕耘装置7は左右方向の耕耘軸9に耕耘爪
10を配設し、トラクタ車体側から駆動される入力軸1
1及び伝動装置を経て回転される。耕耘装置7の後側に
は、培土器8が一定幅の畝A溝Bを形成するようにツー
ルバー12に設けられ、培土器8の後側には溝Bに接地
するゲージホイル13が設けられている。
フレーム6には、前部から後部にロータリー耕耘装置
7、培土器8、フイルム敷設装置3、及び目付装置5等
を装着する。耕耘装置7は左右方向の耕耘軸9に耕耘爪
10を配設し、トラクタ車体側から駆動される入力軸1
1及び伝動装置を経て回転される。耕耘装置7の後側に
は、培土器8が一定幅の畝A溝Bを形成するようにツー
ルバー12に設けられ、培土器8の後側には溝Bに接地
するゲージホイル13が設けられている。
【0008】フィルム敷設装置3は、一定幅のマルチフ
ィルム1をロ−ル巻にして、左右方向のリール14に支
持し、フレーム6後部のツールバー15に取付けられ
る。このリール14の後方にはフィルム1を引き出して
畝A土壌面2にまたがらせるように案内被覆する案内輪
16、及び、この被覆されるフィルム1の左右端縁部上
面に溝B部の土壌を掬い上げながら覆土する覆土ディス
ク17等を、該ツールバー15から後方へ突出するアー
ム18に取付け、ばね19でこれら案内輪16及び覆土
ディスク17等を溝B面に弾発させている。
ィルム1をロ−ル巻にして、左右方向のリール14に支
持し、フレーム6後部のツールバー15に取付けられ
る。このリール14の後方にはフィルム1を引き出して
畝A土壌面2にまたがらせるように案内被覆する案内輪
16、及び、この被覆されるフィルム1の左右端縁部上
面に溝B部の土壌を掬い上げながら覆土する覆土ディス
ク17等を、該ツールバー15から後方へ突出するアー
ム18に取付け、ばね19でこれら案内輪16及び覆土
ディスク17等を溝B面に弾発させている。
【0009】目付装置5は、丸鋸歯形態の目付輪20を
回転自在に軸装した揺動アーム21を、前記ツールバー
12に対して取付部材22を介して、左右移動調節自在
に設け、揺動アーム21は取付部材22に対してばね2
3で下方へ弾発させ、目付輪20をマルチフィルム1面
に押圧させる構成としている。トラクタの進行によっ
て、耕耘装置7で耕耘、乃至砕土された土壌面は、左右
一対の培土器8によって一定幅の畝A、溝Bが形成さ
れ、この畝A部上面に亘ってリール14から繰出される
マルチフィルム1が被覆される。このマルチフィルム1
の左右両端縁部は案内輪16で溝B部に押付けられると
共に、覆土ディスク17によって覆土Cされて固定さ
れ、風圧等で剥離され難い状態となる。
回転自在に軸装した揺動アーム21を、前記ツールバー
12に対して取付部材22を介して、左右移動調節自在
に設け、揺動アーム21は取付部材22に対してばね2
3で下方へ弾発させ、目付輪20をマルチフィルム1面
に押圧させる構成としている。トラクタの進行によっ
て、耕耘装置7で耕耘、乃至砕土された土壌面は、左右
一対の培土器8によって一定幅の畝A、溝Bが形成さ
れ、この畝A部上面に亘ってリール14から繰出される
マルチフィルム1が被覆される。このマルチフィルム1
の左右両端縁部は案内輪16で溝B部に押付けられると
共に、覆土ディスク17によって覆土Cされて固定さ
れ、風圧等で剥離され難い状態となる。
【0010】このようなマルチフィルム1の畝A部上面
には、目付輪20が接圧されて、進行方向に沿って破り
目4を形成する。この破り目4は、マルチフィルム1の
土壌面2を被覆した野菜等の栽培期間中は破れ難いが、
マルチフィルム1を左右に引っ張る等の外力を加えるこ
とによって、この破り目4に沿って容易に引き裂くこと
ができる。従って、土壌面2からマルチフィルム1を取
除くときは、畝A端側から左右へ引き裂きながら剥ぎ取
ることによって、覆土Cも容易に払い落すことができ、
マルチフィルム1の剥離を容易に、簡単に行うことがで
きる。
には、目付輪20が接圧されて、進行方向に沿って破り
目4を形成する。この破り目4は、マルチフィルム1の
土壌面2を被覆した野菜等の栽培期間中は破れ難いが、
マルチフィルム1を左右に引っ張る等の外力を加えるこ
とによって、この破り目4に沿って容易に引き裂くこと
ができる。従って、土壌面2からマルチフィルム1を取
除くときは、畝A端側から左右へ引き裂きながら剥ぎ取
ることによって、覆土Cも容易に払い落すことができ、
マルチフィルム1の剥離を容易に、簡単に行うことがで
きる。
【0011】破り目4の目付形態は、図2において、丸
鋸輪20の鋸歯25の形態によって異なり、(1)のよ
うに一定のピッチで縦目24が形成される構成や、
(2)のようにこの縦目24が一定間隔毎に不連続部2
8を有して間欠的に形成されるように欠歯部26を有す
る構成、(3)のように軸方向に沿う横刃27を一定間
隔に有して横目29を形成する構成等がある。
鋸輪20の鋸歯25の形態によって異なり、(1)のよ
うに一定のピッチで縦目24が形成される構成や、
(2)のようにこの縦目24が一定間隔毎に不連続部2
8を有して間欠的に形成されるように欠歯部26を有す
る構成、(3)のように軸方向に沿う横刃27を一定間
隔に有して横目29を形成する構成等がある。
【0012】又、図3においては、前記目付輪20にお
ける鋸歯25の側部に規制輪30を一体的に設けたもの
で、この規制輪30の外周面から外方へ突出された鋸歯
25のみがマルチフィルム1に切り込まれる。従って、
破り目4が正確に形成される。又、図4においては、被
覆するマルチフィルム1の畝A部上面を鎮圧する平、乃
至鼓状のローラー31に、左右所定の間隔をおいて一対
の目付輪20を取付けたもので、畝A上のマルチフィル
ム1に左右二条の破り目4を形成するものである。32
は押え板である。
ける鋸歯25の側部に規制輪30を一体的に設けたもの
で、この規制輪30の外周面から外方へ突出された鋸歯
25のみがマルチフィルム1に切り込まれる。従って、
破り目4が正確に形成される。又、図4においては、被
覆するマルチフィルム1の畝A部上面を鎮圧する平、乃
至鼓状のローラー31に、左右所定の間隔をおいて一対
の目付輪20を取付けたもので、畝A上のマルチフィル
ム1に左右二条の破り目4を形成するものである。32
は押え板である。
【0013】図5においては、目付輪20を前記ローラ
ー31の中央部一個所に設けたものである。図6、図7
において、上例と異なる点は、目付装置5を、リール1
4から土壌面2へ引き出されるマルチフィルム1の引出
途中において、このマルチフィルム1の引出案内用のロ
ーラー32に設けたもので、マルチフィルム1の幅のほ
ゞ中央部を摺接案内する案内ローラー32の周面に、鋸
歯25を突出させている。
ー31の中央部一個所に設けたものである。図6、図7
において、上例と異なる点は、目付装置5を、リール1
4から土壌面2へ引き出されるマルチフィルム1の引出
途中において、このマルチフィルム1の引出案内用のロ
ーラー32に設けたもので、マルチフィルム1の幅のほ
ゞ中央部を摺接案内する案内ローラー32の周面に、鋸
歯25を突出させている。
【0014】この案内ローラー32は前記フィルム支架
用のリール14と共にツールバー12に取付けられてい
る。33はトラクタ車体、34はリフトアーム、35は
後車輪、36は作業機上下調節ハンドルである。
用のリール14と共にツールバー12に取付けられてい
る。33はトラクタ車体、34はリフトアーム、35は
後車輪、36は作業機上下調節ハンドルである。
【図1】斜視図。
【図2】目付装置部の側面図、斜面図等で示す実施態様
図。
図。
【図3】目付装置部の別実施例を側面図、斜視図、正面
図等で示す実施態様図。
図等で示す実施態様図。
【図4】目付装置部の別実施例を正面図、分解斜視図等
で示す実施態様図。
で示す実施態様図。
【図5】目付装置部の別実施例を正面図、分解斜視図等
で示す実施態様図。
で示す実施態様図。
【図6】一部別実施例を示す斜視図。
【図7】その側面図。
1 マルチフィルム 2 土壌面 3 敷設装置 4 破り目 5 目付装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 春義 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 一定幅のマルチフィルム1を土壌面2に
敷設するフィルム敷設装置3に、このマルチフィルム1
の敷設と同時にフィルム幅の中央部を縦方向に沿って破
り目4を施す目付装置5を設けてなるマルチフィルム敷
設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24685893A JPH0799845A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | マルチフィルム敷設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24685893A JPH0799845A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | マルチフィルム敷設装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799845A true JPH0799845A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17154776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24685893A Pending JPH0799845A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | マルチフィルム敷設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799845A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296929A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd | マルチフィルム敷設機およびマルチフィルム敷設方法 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP24685893A patent/JPH0799845A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296929A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd | マルチフィルム敷設機およびマルチフィルム敷設方法 |
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