JPH0799680A - 携帯型情報機器 - Google Patents
携帯型情報機器Info
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- JPH0799680A JPH0799680A JP5240092A JP24009293A JPH0799680A JP H0799680 A JPH0799680 A JP H0799680A JP 5240092 A JP5240092 A JP 5240092A JP 24009293 A JP24009293 A JP 24009293A JP H0799680 A JPH0799680 A JP H0799680A
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- cpu
- pager
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- clock
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線情報の受信を妨害する要因となる、情報
機器からの、不要な電磁輻射を制限し、無線情報を安定
して受信するための、手段を提供することを目的とす
る。 【構成】 CPUと、該CPUのアドレス空間に接続さ
れる主記憶装置と、該CPUと接続した周辺機器制御装
置と、データ入力装置と、データ出力装置と、IOスロ
ットと、電力供給装置とから成る、携帯型情報機器にお
いて、無線による情報受信装置(ページャー)を、前記
IOスロットに装着した場合、無線情報の受信時に、前
記ページャーの生成する制御信号に基づき、前記CPU
の動作クロックを、一時的に低下、或は、停止させ、さ
らに、周辺装置の動作を、一時的に停止させたり、また
は、電源の投入を一時的に遅らせることを、特徴とす
る。
機器からの、不要な電磁輻射を制限し、無線情報を安定
して受信するための、手段を提供することを目的とす
る。 【構成】 CPUと、該CPUのアドレス空間に接続さ
れる主記憶装置と、該CPUと接続した周辺機器制御装
置と、データ入力装置と、データ出力装置と、IOスロ
ットと、電力供給装置とから成る、携帯型情報機器にお
いて、無線による情報受信装置(ページャー)を、前記
IOスロットに装着した場合、無線情報の受信時に、前
記ページャーの生成する制御信号に基づき、前記CPU
の動作クロックを、一時的に低下、或は、停止させ、さ
らに、周辺装置の動作を、一時的に停止させたり、また
は、電源の投入を一時的に遅らせることを、特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型情報機器におい
て、無線による情報を受信する方法に関するものであ
る。
て、無線による情報を受信する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯型情報機器における無線による情報
の受信を実現した従来の実施例を、図15、図16、図
17に示す(米国特許5、043、721)。
の受信を実現した従来の実施例を、図15、図16、図
17に示す(米国特許5、043、721)。
【0003】ここで、図15は、従来の実施例の全体の
構成を示した概念図。図16は従来の実施例の、無線に
よる情報を受信する装置(ページャー)の内部構成を示
した図。図17は従来の実施例の携帯型情報機器の内部
構成を示した図である。
構成を示した概念図。図16は従来の実施例の、無線に
よる情報を受信する装置(ページャー)の内部構成を示
した図。図17は従来の実施例の携帯型情報機器の内部
構成を示した図である。
【0004】図15において、221は、データ入力装
置であるキーボード224と、データ出力装置であるデ
ィスプレイスクリーン222と、周辺装置を装着するた
めのアクセサリーポート(IOスロット)223と、ハ
ウジング220とを備えた、携帯型情報機器本体。22
6は、公衆電話回線接続用のデータ変換装置(以下モデ
ムと称す)227と、情報機器に接続するためのコネク
ター225とを備えた、携帯型情報機器221の周辺装
置の一つである、ページャーアクセサリーである。
置であるキーボード224と、データ出力装置であるデ
ィスプレイスクリーン222と、周辺装置を装着するた
めのアクセサリーポート(IOスロット)223と、ハ
ウジング220とを備えた、携帯型情報機器本体。22
6は、公衆電話回線接続用のデータ変換装置(以下モデ
ムと称す)227と、情報機器に接続するためのコネク
ター225とを備えた、携帯型情報機器221の周辺装
置の一つである、ページャーアクセサリーである。
【0005】図16において、238は、ROM265
と、RAM266を内蔵した、マイクロプロセッサー。
234は、水晶発振器。231は、データバックアップ
用RAM。230は、アクセサリーポート223へ接続
するための、コネクター。232は、無線情報を受信す
るアンテナ。233は、受信した無線情報をデコードす
る装置(デコーダ)。240は、バックアップ用電池2
41と、携帯型情報機器本体221からの電源供給線2
62とを、スイッチ239で切り換えて、電源を供給す
る電源回路。236は、ページャーの機能を制御する手
続きを格納したROM。264は、携帯型情報機器本体
221と通信するための、アドレス・データバス。26
3は、ページャーアクセサリー226が、無線情報を受
信したことを、携帯型情報機器本体221に、伝達する
ための信号線(WAKE UP/ INTERRUP
T)。237は、外部通信用のモデムである。
と、RAM266を内蔵した、マイクロプロセッサー。
234は、水晶発振器。231は、データバックアップ
用RAM。230は、アクセサリーポート223へ接続
するための、コネクター。232は、無線情報を受信す
るアンテナ。233は、受信した無線情報をデコードす
る装置(デコーダ)。240は、バックアップ用電池2
41と、携帯型情報機器本体221からの電源供給線2
62とを、スイッチ239で切り換えて、電源を供給す
る電源回路。236は、ページャーの機能を制御する手
続きを格納したROM。264は、携帯型情報機器本体
221と通信するための、アドレス・データバス。26
3は、ページャーアクセサリー226が、無線情報を受
信したことを、携帯型情報機器本体221に、伝達する
ための信号線(WAKE UP/ INTERRUP
T)。237は、外部通信用のモデムである。
【0006】図17において、261は、アクセサリー
ポート(IOスロット)。255は、アドレス・データ
バス。258は、ROM。257は、RAM。256
は、キーボード。253は、マイクロプロセッサ。25
4は、外部との通信の為のインターフェイス装置。25
0は、ディスプレイスクリーン。251は、前記250
の制御装置。252は、電源回路。259は、アクセサ
リーポートからの、”WAKE UP / INTER
RUPT”要求入力。260は、アクセサリーポートへ
の、電源供給線。267は、電池である。
ポート(IOスロット)。255は、アドレス・データ
バス。258は、ROM。257は、RAM。256
は、キーボード。253は、マイクロプロセッサ。25
4は、外部との通信の為のインターフェイス装置。25
0は、ディスプレイスクリーン。251は、前記250
の制御装置。252は、電源回路。259は、アクセサ
リーポートからの、”WAKE UP / INTER
RUPT”要求入力。260は、アクセサリーポートへ
の、電源供給線。267は、電池である。
【0007】以上から構成される従来型の携帯型情報機
器において、無線情報を受信する方式の特徴は図16の
信号線263に集約されている。つまり、携帯型情報機
器本体221が動作をしていない時に、ページャーアク
セサリー226が無線情報を受信すると、263の信号
線の状態が変化し、携帯型情報機器本体221の動作が
再開される。この働きを”WAKE UP”と称してい
る。
器において、無線情報を受信する方式の特徴は図16の
信号線263に集約されている。つまり、携帯型情報機
器本体221が動作をしていない時に、ページャーアク
セサリー226が無線情報を受信すると、263の信号
線の状態が変化し、携帯型情報機器本体221の動作が
再開される。この働きを”WAKE UP”と称してい
る。
【0008】また、携帯型情報機器221が動作状態に
ある場合、信号線263及び259は、本体の処理に対
して割り込みを要求する信号線として機能する。
ある場合、信号線263及び259は、本体の処理に対
して割り込みを要求する信号線として機能する。
【0009】ここで前提となっているのは、ページャー
アクセサリー226が、安定していつでも無線情報を受
信できるということである。
アクセサリー226が、安定していつでも無線情報を受
信できるということである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、昨今のよう
に携帯型情報機器に搭載されているCPUの処理速度が
向上すると、無線情報を安定して受信することが困難と
なる。
に携帯型情報機器に搭載されているCPUの処理速度が
向上すると、無線情報を安定して受信することが困難と
なる。
【0011】アメリカ合衆国においては、すべての情報
機器に起因する不要電磁輻射の上限値が規定されてい
る。(FCC RULES PART15)。しかし実
際にこの上限値を満たしていても、無線情報を載せた電
波の電界強度が、この上限値を下回っている場合、無線
情報を安定的に受信することは一般に困難である。
機器に起因する不要電磁輻射の上限値が規定されてい
る。(FCC RULES PART15)。しかし実
際にこの上限値を満たしていても、無線情報を載せた電
波の電界強度が、この上限値を下回っている場合、無線
情報を安定的に受信することは一般に困難である。
【0012】また、携帯型情報機器の電源が切断されて
いる時、無線情報を受信しようとする事象と電源を投入
しようとする事象が同時に行われた場合、前述したよう
な不要電磁輻射の妨害が発生し、無線情報を安定的に受
信することが困難となる。
いる時、無線情報を受信しようとする事象と電源を投入
しようとする事象が同時に行われた場合、前述したよう
な不要電磁輻射の妨害が発生し、無線情報を安定的に受
信することが困難となる。
【0013】従って本発明は、無線情報の受信を妨害す
る要因となる情報機器からの不要な電磁輻射を制限し、
無線情報を安定して受信するための手段を提供すること
を目的とする。
る要因となる情報機器からの不要な電磁輻射を制限し、
無線情報を安定して受信するための手段を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、CPUと、該
CPUのアドレス空間に接続される主記憶装置と、デー
タ入力装置と、データ出力装置と、CPUや主記憶装置
以外の周辺機器を制御する周辺機器制御装置と、電力供
給装置と、ページャーとから成る、携帯型情報機器にお
いて、無線情報の受信時に、ページャーの生成する制御
信号に基づき、CPUの動作クロックを、一時的に低
下、或は停止させ、さらに、データ入力装置、データ出
力装置等の周辺装置の動作を一時的に停止させたり、ま
たは、電源の投入を一時的に遅らせることを、特徴とす
る。
CPUのアドレス空間に接続される主記憶装置と、デー
タ入力装置と、データ出力装置と、CPUや主記憶装置
以外の周辺機器を制御する周辺機器制御装置と、電力供
給装置と、ページャーとから成る、携帯型情報機器にお
いて、無線情報の受信時に、ページャーの生成する制御
信号に基づき、CPUの動作クロックを、一時的に低
下、或は停止させ、さらに、データ入力装置、データ出
力装置等の周辺装置の動作を一時的に停止させたり、ま
たは、電源の投入を一時的に遅らせることを、特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明によれば、ページャーは無線情報を受信
する時刻の直前に、携帯型情報機器本体に割り込みをか
け、動作中のCPUの動作クロックの速度を、一時的に
低下或は停止させ、更に、動作中の周辺装置の動作を一
時的に停止させたり、または、電源の投入を一時的に遅
らせることで、携帯型情報機器の動作に起因する不要な
電磁輻射を低減させることができる。
する時刻の直前に、携帯型情報機器本体に割り込みをか
け、動作中のCPUの動作クロックの速度を、一時的に
低下或は停止させ、更に、動作中の周辺装置の動作を一
時的に停止させたり、または、電源の投入を一時的に遅
らせることで、携帯型情報機器の動作に起因する不要な
電磁輻射を低減させることができる。
【0016】
(実施例1)図1は、本発明の携帯型情報機器と、ペー
ジャーの外観を示したものである。
ジャーの外観を示したものである。
【0017】ここで、1は、携帯型情報機器2のIOス
ロット3に装着できるカード形状のページャー。携帯型
情報機器2は、IOスロット3の他に液晶表示装置4
と、キー入力装置5と、電源スイッチ6を有する。
ロット3に装着できるカード形状のページャー。携帯型
情報機器2は、IOスロット3の他に液晶表示装置4
と、キー入力装置5と、電源スイッチ6を有する。
【0018】図2は、前記のページャー1の、内部構成
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【0019】ここで、10は、水晶発振器。11は、リ
アルタイムクロック(RTC)25を内蔵し、ページャ
ー全体の動作を制御する、マイクロプロセッサ。13
は、無線信号を受信するためのアンテナ。18は、アン
テナ13で受信した無線信号を、マイクロプロセッサ1
1の読み取れる信号に、デコードするための装置(デコ
ーダ)。20は、マイクロプロッセサ11の、制御コー
ドを格納したROM。19は、マイクロプロセッサ11
の動作領域と、デコードした無線信号を格納するため
の、RAM。12は、マイクロプロセッサ11のローカ
ルバス。14は、携帯型情報機器2の、IOスロット3
に装着するためのコネクター。15は、アドレスとデー
タのバス。16は、ページャーが、無線情報を受信した
ことを、携帯型情報機器2に通知するための信号線(R
I#;RING INDICATOR)。17は、ペー
ジャーが、受信状態に入る時と、受信が終了したこと
を、携帯型情報機器2に通知するための、割り込み信号
線(IRQ#;INTERRUPT REQUES
T)。21は、携帯型情報機器から供給される電源線。
24は、ページャー内部のバックアップ用電源。23
は、21と24を切り換えたり、電源を安定化させるた
めの、電源回路である。
アルタイムクロック(RTC)25を内蔵し、ページャ
ー全体の動作を制御する、マイクロプロセッサ。13
は、無線信号を受信するためのアンテナ。18は、アン
テナ13で受信した無線信号を、マイクロプロセッサ1
1の読み取れる信号に、デコードするための装置(デコ
ーダ)。20は、マイクロプロッセサ11の、制御コー
ドを格納したROM。19は、マイクロプロセッサ11
の動作領域と、デコードした無線信号を格納するため
の、RAM。12は、マイクロプロセッサ11のローカ
ルバス。14は、携帯型情報機器2の、IOスロット3
に装着するためのコネクター。15は、アドレスとデー
タのバス。16は、ページャーが、無線情報を受信した
ことを、携帯型情報機器2に通知するための信号線(R
I#;RING INDICATOR)。17は、ペー
ジャーが、受信状態に入る時と、受信が終了したこと
を、携帯型情報機器2に通知するための、割り込み信号
線(IRQ#;INTERRUPT REQUES
T)。21は、携帯型情報機器から供給される電源線。
24は、ページャー内部のバックアップ用電源。23
は、21と24を切り換えたり、電源を安定化させるた
めの、電源回路である。
【0020】図3は、前記携帯型情報機器2の、内部構
成を示したブロック図である。
成を示したブロック図である。
【0021】ここで、30は、携帯型情報機器の全体を
制御するCPU。31は、IOスロット3の信号線であ
る、アドレス・データバス41と、割り込み信号線42
(IRQ#)と、RI# 43とを制御する装置。44
は、ページャー1からの割り込み要求42(IRQ#)
に応じて、CPU 30へ、最優先の割り込みを要求す
る、NMI(NON MASKABLE INTERR
UPT)。32は、IOスロット3のコネクター。46
は、CPU 30のアドレス・データバス。33は、C
PU 30の主記憶装置であるRAM。34は、CPU
30の制御コードを格納するROM。35は、液晶表
示装置37を制御する装置。36は、キー入力装置38
の制御装置。40は、水晶振動子。39は、CPU 3
0からのCPUクロック制御信号45を受けて、CPU
30へクロック47を出力する装置。48は、内蔵さ
れた電池49から、携帯型情報機器全体の、電力50
(VCC)を作る電源装置である。
制御するCPU。31は、IOスロット3の信号線であ
る、アドレス・データバス41と、割り込み信号線42
(IRQ#)と、RI# 43とを制御する装置。44
は、ページャー1からの割り込み要求42(IRQ#)
に応じて、CPU 30へ、最優先の割り込みを要求す
る、NMI(NON MASKABLE INTERR
UPT)。32は、IOスロット3のコネクター。46
は、CPU 30のアドレス・データバス。33は、C
PU 30の主記憶装置であるRAM。34は、CPU
30の制御コードを格納するROM。35は、液晶表
示装置37を制御する装置。36は、キー入力装置38
の制御装置。40は、水晶振動子。39は、CPU 3
0からのCPUクロック制御信号45を受けて、CPU
30へクロック47を出力する装置。48は、内蔵さ
れた電池49から、携帯型情報機器全体の、電力50
(VCC)を作る電源装置である。
【0022】図4は、図3のCPUクロック制御装置3
9の、内部構成を示したブロック図である。
9の、内部構成を示したブロック図である。
【0023】図5は、図4をさらに詳しく説明した図で
ある。
ある。
【0024】ここで、60は、水晶振動子。61は、発
振回路。62は、CPUからの制御信号63をもとに、
CPUへのクロック64を生成する回路(ここではディ
バイダ;分周回路)である。
振回路。62は、CPUからの制御信号63をもとに、
CPUへのクロック64を生成する回路(ここではディ
バイダ;分周回路)である。
【0025】61の発振回路は、図5において、66の
水晶振動子と、65の抵抗器、68、69のコンデンサ
ー、67の反転ゲートとで、構成される。62のクロッ
ク生成回路は、70、73のDフリップフロップと、7
2のセレクタとで、構成される。
水晶振動子と、65の抵抗器、68、69のコンデンサ
ー、67の反転ゲートとで、構成される。62のクロッ
ク生成回路は、70、73のDフリップフロップと、7
2のセレクタとで、構成される。
【0026】図5の回路の動作を示したものが、図6の
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【0027】ここで、81は、反転ゲート67から出力
される波形。82は、フリップフロップ73の出力で、
CPUへのクロック出力となる74の波形。84は、前
記73の反転出力である76の波形。84は、フリップ
フロップ70の出力である75の波形。85は、セレク
タ72の制御信号である71の波形(CPUクロック制
御信号)。80は、前記制御信号85の変化するタイミ
ングを示している。
される波形。82は、フリップフロップ73の出力で、
CPUへのクロック出力となる74の波形。84は、前
記73の反転出力である76の波形。84は、フリップ
フロップ70の出力である75の波形。85は、セレク
タ72の制御信号である71の波形(CPUクロック制
御信号)。80は、前記制御信号85の変化するタイミ
ングを示している。
【0028】この図から、制御信号85(図3の45、
図4の63、図5の71に当たる)の状態が変化する、
80のタイミングで、CPUへのクロック出力82(図
3の47、図4の64、図5の74に当たる)の周波数
が、2分の1に低下していることが分かる。
図4の63、図5の71に当たる)の状態が変化する、
80のタイミングで、CPUへのクロック出力82(図
3の47、図4の64、図5の74に当たる)の周波数
が、2分の1に低下していることが分かる。
【0029】図7は、携帯型情報機器2とページャー1
の全体の、処理の流れを表した図である。
の全体の、処理の流れを表した図である。
【0030】ここで、86は、ページャー1の動作状態
を示した図。91は、CPU 30の動作クロック47
の波形。92は、CPU 30の動作状態を示した図。
96は、ページャー1か携帯型情報機器2への、割り込
み信号を示した波形。99は、ページャー1からのRI
#信号を示した波形。101は、IOスロット制御装置
31からCPU 30への最優先割り込み信号線、NM
I 44の波形。87は、CPU 30が、不要電磁輻
射を低減させる状態(これを、DO NOTDISTU
RB MODE、略して、DNDモードと称す)に移行
するタイミング。89は、DNDモードが終了するタイ
ミング。88は、ページャーが無線情報を受信中である
ことを示し、90は、ページャーが受信してデコードし
た情報を、携帯型情報機器へ転送していることを、示し
ている。
を示した図。91は、CPU 30の動作クロック47
の波形。92は、CPU 30の動作状態を示した図。
96は、ページャー1か携帯型情報機器2への、割り込
み信号を示した波形。99は、ページャー1からのRI
#信号を示した波形。101は、IOスロット制御装置
31からCPU 30への最優先割り込み信号線、NM
I 44の波形。87は、CPU 30が、不要電磁輻
射を低減させる状態(これを、DO NOTDISTU
RB MODE、略して、DNDモードと称す)に移行
するタイミング。89は、DNDモードが終了するタイ
ミング。88は、ページャーが無線情報を受信中である
ことを示し、90は、ページャーが受信してデコードし
た情報を、携帯型情報機器へ転送していることを、示し
ている。
【0031】電波を受信する時刻が迫ると、ページャー
1は、IRQ# 17を発生させ(97)、これを受け
取ったIOスロット制御装置31は、CPU 30へ最
優先の割り込みNMI 44を発生させる。すると、C
PU 30は、NMIルーチン(93)の中で、IOス
ロット制御装置31を通じてNMIの発生要因を調べ、
ページャーからの要求であることを知ると直ちに、クロ
ックの発振周波数を下げて、不要な電磁輻射を低下させ
るモード(DNDモード)に移行する(94)。
1は、IRQ# 17を発生させ(97)、これを受け
取ったIOスロット制御装置31は、CPU 30へ最
優先の割り込みNMI 44を発生させる。すると、C
PU 30は、NMIルーチン(93)の中で、IOス
ロット制御装置31を通じてNMIの発生要因を調べ、
ページャーからの要求であることを知ると直ちに、クロ
ックの発振周波数を下げて、不要な電磁輻射を低下させ
るモード(DNDモード)に移行する(94)。
【0032】次に、ページャー1は、無線情報を受信し
終ると、IRQ# 17と、RI#を発生させ(98と
100)、携帯型情報機器2へ通知する。すると、IO
スロット制御装置31は、NMIを再度生成させ(10
3)、CPU 30は、NMIルーチン95の中で、ク
ロックの発振周波数を元に戻すとともに、ページャーか
ら、デコードされた無線情報を受け取る。
終ると、IRQ# 17と、RI#を発生させ(98と
100)、携帯型情報機器2へ通知する。すると、IO
スロット制御装置31は、NMIを再度生成させ(10
3)、CPU 30は、NMIルーチン95の中で、ク
ロックの発振周波数を元に戻すとともに、ページャーか
ら、デコードされた無線情報を受け取る。
【0033】(実施例2)本発明の請求項3に該当する
実施例を示したのが、図8から、図11である。
実施例を示したのが、図8から、図11である。
【0034】本発明の携帯型情報機器と、ページャーの
外観は、実施例1の図1と同じである。携帯型情報機器
の内部構成は、実施例1の図3と同等であるが、CPU
30の種類と、CPUクロック制御装置39の、内部
構成と動作が異なる。ページャーの内部構成は、実施例
1の図2と同じである。
外観は、実施例1の図1と同じである。携帯型情報機器
の内部構成は、実施例1の図3と同等であるが、CPU
30の種類と、CPUクロック制御装置39の、内部
構成と動作が異なる。ページャーの内部構成は、実施例
1の図2と同じである。
【0035】本発明で使用するCPUは、動作クロック
を停止させても、内部のレジスターの状態を保持するこ
とのできる、スタティック型のCPUである。
を停止させても、内部のレジスターの状態を保持するこ
とのできる、スタティック型のCPUである。
【0036】図8は、図3のCPUクロック制御装置3
9の、内部構成を示した、ブロック図である。
9の、内部構成を示した、ブロック図である。
【0037】図9は、図8をさらに詳しく説明した図で
ある。
ある。
【0038】ここで、110は、水晶振動子。111
は、発振回路。112は、CPU 30、或は、IOス
ロット制御装置31からの制御信号114をもとに、C
PUへのクロック113を生成する回路(ここではクロ
ックON/OFF回路)である。
は、発振回路。112は、CPU 30、或は、IOス
ロット制御装置31からの制御信号114をもとに、C
PUへのクロック113を生成する回路(ここではクロ
ックON/OFF回路)である。
【0039】111の発振回路は、図9において、12
0の水晶振動子と、115の抵抗器、122、123の
コンデンサー、121の反転ゲートとで、構成される。
112のクロック生成回路は、118のDフリップフロ
ップと、117のセレクタとで、構成される。
0の水晶振動子と、115の抵抗器、122、123の
コンデンサー、121の反転ゲートとで、構成される。
112のクロック生成回路は、118のDフリップフロ
ップと、117のセレクタとで、構成される。
【0040】図9の回路の動作を示したものが、図10
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【0041】ここで、131は、反転ゲート121から
出力される波形。132は、フリップフロップ118の
出力で、CPUへのクロック出力となる119の波形。
133は、前記119の反転出力の波形。134は、セ
レクタ117の、一方の入力信号A(125)。135
は、セレクタ117の制御信号である116の波形(C
PUクロック制御信号)。130は、前記制御信号11
6の変化するタイミングを示している。
出力される波形。132は、フリップフロップ118の
出力で、CPUへのクロック出力となる119の波形。
133は、前記119の反転出力の波形。134は、セ
レクタ117の、一方の入力信号A(125)。135
は、セレクタ117の制御信号である116の波形(C
PUクロック制御信号)。130は、前記制御信号11
6の変化するタイミングを示している。
【0042】この図から、制御信号116(図3の4
5、図8の114、図9の116に当たる)の状態が変
化する、80のタイミングで、CPUへのクロック出力
119(図3の47、図8の113、図9の119に当
たる)が、停止していることが分かる。
5、図8の114、図9の116に当たる)の状態が変
化する、80のタイミングで、CPUへのクロック出力
119(図3の47、図8の113、図9の119に当
たる)が、停止していることが分かる。
【0043】図11は、携帯型情報機器2とページャー
1の全体の、処理の流れを表した図である。
1の全体の、処理の流れを表した図である。
【0044】ここで、136は、ページャー1の動作状
態を示した図。141は、CPU30の動作クロック1
13の波形。142は、CPU 30の動作状態を示し
た図。145は、ページャー1か携帯型情報機器2へ
の、割り込み信号を示した波形。148は、ページャー
1からのRI#信号を示した波形。150は、IOスロ
ット制御装置31からCPU 30への最優先割り込み
信号線、NMI 44の波形。137は、CPU 30
が、不要電磁輻射を低減させる、DNDモードに移行す
るタイミング。139は、DNDモードが終了するタイ
ミング。138は、ページャーが無線情報を受信中であ
ることを示し、140は、ページャーが受信してデコー
ドした情報を、携帯型情報機器へ転送していることを、
示している。
態を示した図。141は、CPU30の動作クロック1
13の波形。142は、CPU 30の動作状態を示し
た図。145は、ページャー1か携帯型情報機器2へ
の、割り込み信号を示した波形。148は、ページャー
1からのRI#信号を示した波形。150は、IOスロ
ット制御装置31からCPU 30への最優先割り込み
信号線、NMI 44の波形。137は、CPU 30
が、不要電磁輻射を低減させる、DNDモードに移行す
るタイミング。139は、DNDモードが終了するタイ
ミング。138は、ページャーが無線情報を受信中であ
ることを示し、140は、ページャーが受信してデコー
ドした情報を、携帯型情報機器へ転送していることを、
示している。
【0045】電波を受信する時刻が迫ると、ページャー
1は、IRQ# 17を発生させ(146)、これを受
け取ったIOスロット制御装置31は、CPU 30へ
最優先の割り込みNMI 44を発生させる。すると、
CPU 30は、NMIルーチン(143)の中で、I
Oスロット制御装置31を通じてNMIの発生要因を調
べ、ページャーからの要求であることを知ると直ちに、
クロックの発振を止めて、不要な電磁輻射を低下させる
モード(DNDモード)に移行する(152)。
1は、IRQ# 17を発生させ(146)、これを受
け取ったIOスロット制御装置31は、CPU 30へ
最優先の割り込みNMI 44を発生させる。すると、
CPU 30は、NMIルーチン(143)の中で、I
Oスロット制御装置31を通じてNMIの発生要因を調
べ、ページャーからの要求であることを知ると直ちに、
クロックの発振を止めて、不要な電磁輻射を低下させる
モード(DNDモード)に移行する(152)。
【0046】次に、ページャー1は、無線情報を受信し
終ると、IRQ# 17と、RI#を発生させ(147
と149)、携帯型情報機器2へ通知する。すると、I
Oスロット制御装置31は、NMIを再度生成させ(1
53)、CPU 30は、NMI発生と同期して、クロ
ックの発振周波数を元に戻すとともに、ページャーか
ら、デコードされた無線情報を受け取る。
終ると、IRQ# 17と、RI#を発生させ(147
と149)、携帯型情報機器2へ通知する。すると、I
Oスロット制御装置31は、NMIを再度生成させ(1
53)、CPU 30は、NMI発生と同期して、クロ
ックの発振周波数を元に戻すとともに、ページャーか
ら、デコードされた無線情報を受け取る。
【0047】ここで、停止したCPUクロックを再起動
させるために、CPU 30の内部回路に依らず、IO
スロット制御装置で直接、クロック制御信号を生成して
も同等の効果が得られる。
させるために、CPU 30の内部回路に依らず、IO
スロット制御装置で直接、クロック制御信号を生成して
も同等の効果が得られる。
【0048】(実施例3)本発明の請求項2に該当する
実施例を示したのが、図12である。
実施例を示したのが、図12である。
【0049】本発明の携帯型情報機器と、ページャーの
外観は、実施例1の図1と同じである。また、ページャ
ーの内部構成は、実施例1の図2と同じである。図12
は、前記携帯型情報機器2の、内部構成を示したブロッ
ク図である。
外観は、実施例1の図1と同じである。また、ページャ
ーの内部構成は、実施例1の図2と同じである。図12
は、前記携帯型情報機器2の、内部構成を示したブロッ
ク図である。
【0050】ここで、160は、携帯型情報機器の全体
を制御するCPU。162は、IOスロット3の信号線
である、アドレス・データバス163と、割り込み信号
線165(IRQ#)と、RI# 166とを制御する
装置。161は、ページャー1からの割り込み要求16
5(IRQ#)に応じて、CPU 160へ、最優先の
割り込みを要求する、NMI。164は、IOスロット
3のコネクター。169は、CPU 160のアドレス
・データバス。167は、CPU 30の主記憶装置で
あるRAM。168は、CPU 160の制御コードを
格納するROM。173は、液晶表示装置175を制御
する装置。180は、キー入力装置178の制御装置。
176は、水晶振動子。172は、CPU 160から
のCPUクロック制御信号170を受けて、CPU 1
60へクロック171を出力する装置。177は、磁気
2次記憶装置181を制御する装置。182は、前記磁
気2次記憶装置の動作を制御する信号線。184は、内
蔵された電池185から、携帯型情報機器全体の、電力
183(VCC)を作る電源装置である。
を制御するCPU。162は、IOスロット3の信号線
である、アドレス・データバス163と、割り込み信号
線165(IRQ#)と、RI# 166とを制御する
装置。161は、ページャー1からの割り込み要求16
5(IRQ#)に応じて、CPU 160へ、最優先の
割り込みを要求する、NMI。164は、IOスロット
3のコネクター。169は、CPU 160のアドレス
・データバス。167は、CPU 30の主記憶装置で
あるRAM。168は、CPU 160の制御コードを
格納するROM。173は、液晶表示装置175を制御
する装置。180は、キー入力装置178の制御装置。
176は、水晶振動子。172は、CPU 160から
のCPUクロック制御信号170を受けて、CPU 1
60へクロック171を出力する装置。177は、磁気
2次記憶装置181を制御する装置。182は、前記磁
気2次記憶装置の動作を制御する信号線。184は、内
蔵された電池185から、携帯型情報機器全体の、電力
183(VCC)を作る電源装置である。
【0051】本発明は、CPU 160のクロック17
1と、周辺装置である磁気2次記憶装置181と、LC
D表示装置175と、キー入力装置178の動作を、ペ
ージャー1からの割り込み信号線IRQ#(165)
と、RI#(166)とで、制御することを特徴として
いるが、CPU クロックの制御方法は、実施例1記載
の、図4、図5、図6がそのまま適用できる。
1と、周辺装置である磁気2次記憶装置181と、LC
D表示装置175と、キー入力装置178の動作を、ペ
ージャー1からの割り込み信号線IRQ#(165)
と、RI#(166)とで、制御することを特徴として
いるが、CPU クロックの制御方法は、実施例1記載
の、図4、図5、図6がそのまま適用できる。
【0052】実施例1の図7においては、87で示され
るタイミングで、CPUのクロックを低下させている
が、本発明においては、同時に、前記周辺装置の動作
を、制御線182、174、179を用いて一時的に停
止させ、DNDモードを実現している。ページャーが受
信を終了すると、89で示されるタイミングで、CPU
のクロックと、前記周辺装置181と175、178の
動作が、復元される。
るタイミングで、CPUのクロックを低下させている
が、本発明においては、同時に、前記周辺装置の動作
を、制御線182、174、179を用いて一時的に停
止させ、DNDモードを実現している。ページャーが受
信を終了すると、89で示されるタイミングで、CPU
のクロックと、前記周辺装置181と175、178の
動作が、復元される。
【0053】(実施例4)図12において、CPUクロ
ック制御装置172を図8と図9で示す回路で実現した
ものが、請求項4の発明に該当する。
ック制御装置172を図8と図9で示す回路で実現した
ものが、請求項4の発明に該当する。
【0054】本発明の携帯型情報機器と、ページャーの
外観は、実施例1の図1と同じである。
外観は、実施例1の図1と同じである。
【0055】ページャーの内部構成は、実施例1の図2
と同じである。
と同じである。
【0056】本発明の機器の動作原理は、実施例2の図
11を援用できる。
11を援用できる。
【0057】つまり、本発明の携帯型情報機器とページ
ャーは、図11の動作図において、137のタイミング
で、CPU 160の動作クロック171を停止させ、
同時に、周辺装置である磁気2次記憶装置181と、L
CD表示装置175と、キー入力装置178の動作を、
一時的に停止させ、ページャーの受信が終了した139
のタイミングで、CPU 160のクロック171と、
前記周辺装置181と175、178の動作が、復元さ
れることを特徴としている。
ャーは、図11の動作図において、137のタイミング
で、CPU 160の動作クロック171を停止させ、
同時に、周辺装置である磁気2次記憶装置181と、L
CD表示装置175と、キー入力装置178の動作を、
一時的に停止させ、ページャーの受信が終了した139
のタイミングで、CPU 160のクロック171と、
前記周辺装置181と175、178の動作が、復元さ
れることを特徴としている。
【0058】(実施例5)図13は、請求項5記載の携
帯型情報機器の、実施例の内部構成を示したブロック図
である。本発明の、携帯型情報機器とページャーの外観
は、図1で示される。また、ページャーの内部構成は、
図2で示される。
帯型情報機器の、実施例の内部構成を示したブロック図
である。本発明の、携帯型情報機器とページャーの外観
は、図1で示される。また、ページャーの内部構成は、
図2で示される。
【0059】ここで、194は、携帯型情報機器の全体
を制御するCPU。196は、IOスロット3の信号線
である、アドレス・データバス197と、割り込み信号
線200(IRQ#)と、RI# 201とを制御する
装置。195は、ページャー1からの割り込み要求20
0(IRQ#)に応じて、CPU 194へ、最優先の
割り込みを要求する、NMI。198は、IOスロット
3のコネクター。199は、CPU 194のアドレス
・データバス。206は、CPU 194の主記憶装置
であるRAM。207は、CPU 194の制御コード
を格納するROM。208は、液晶表示装置210を制
御する装置。213は、キー入力装置211の制御装
置。205は、水晶振動子。204は、CPU 194
からのCPUクロック制御信号203を受けて、CPU
194へクロック202を出力する装置。191は、
内蔵された電池192から、携帯型情報機器全体の電力
193(VCC)を作るとともに、電源スイッチ190
を制御する、電源装置である。
を制御するCPU。196は、IOスロット3の信号線
である、アドレス・データバス197と、割り込み信号
線200(IRQ#)と、RI# 201とを制御する
装置。195は、ページャー1からの割り込み要求20
0(IRQ#)に応じて、CPU 194へ、最優先の
割り込みを要求する、NMI。198は、IOスロット
3のコネクター。199は、CPU 194のアドレス
・データバス。206は、CPU 194の主記憶装置
であるRAM。207は、CPU 194の制御コード
を格納するROM。208は、液晶表示装置210を制
御する装置。213は、キー入力装置211の制御装
置。205は、水晶振動子。204は、CPU 194
からのCPUクロック制御信号203を受けて、CPU
194へクロック202を出力する装置。191は、
内蔵された電池192から、携帯型情報機器全体の電力
193(VCC)を作るとともに、電源スイッチ190
を制御する、電源装置である。
【0060】本発明は、携帯型情報機器の電源スイッチ
190が、OFF状態になって、VCC 193に電力
が供給されていない時、IOスロット3に装着されたペ
ージャー1が、無線情報を受信しようとした場合に、電
源スイッチ190が押されて、VCC 193が供給さ
れ、携帯型情報機器の動作が始まり、無線情報の受信を
妨害するノイズが発生するのを、防止できる。
190が、OFF状態になって、VCC 193に電力
が供給されていない時、IOスロット3に装着されたペ
ージャー1が、無線情報を受信しようとした場合に、電
源スイッチ190が押されて、VCC 193が供給さ
れ、携帯型情報機器の動作が始まり、無線情報の受信を
妨害するノイズが発生するのを、防止できる。
【0061】ページャーは、無線情報を受信しようとす
る場合、IRQ# 200の信号を発生させ、携帯型情
報機器側に通知する。電源装置191は、その状態を監
視して、IRQ# 200にローレベルのパルスが出力
されると、電源スイッチ190が押されても、VCC
193の供給を、無線情報の受信が終了するまで、遅延
させる。
る場合、IRQ# 200の信号を発生させ、携帯型情
報機器側に通知する。電源装置191は、その状態を監
視して、IRQ# 200にローレベルのパルスが出力
されると、電源スイッチ190が押されても、VCC
193の供給を、無線情報の受信が終了するまで、遅延
させる。
【0062】この一連の動作を説明したのが、図14で
ある。214は、ページャー1が受信状態に入るタイミ
ングを示し、215は、受信が終了するタイミングを示
している。216は、ページャー1が受信状態に入るこ
とを通知する最初のパルス。217は、ページャー1の
受信が終了したことを通知するパルス。218は、受信
した無線情報をデコードして、携帯型情報機器へ、デー
タを送る準備が整ったことを示すパルスである。214
と215の間が、電源の供給を遅らせる期間である。
ある。214は、ページャー1が受信状態に入るタイミ
ングを示し、215は、受信が終了するタイミングを示
している。216は、ページャー1が受信状態に入るこ
とを通知する最初のパルス。217は、ページャー1の
受信が終了したことを通知するパルス。218は、受信
した無線情報をデコードして、携帯型情報機器へ、デー
タを送る準備が整ったことを示すパルスである。214
と215の間が、電源の供給を遅らせる期間である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ページャーは、無線情
報を受信する時刻の直前に、携帯型情報機器本体に、割
り込みをかけ、動作中のCPUの動作クロックの速度
を、一時的に低下、或は、停止させ、更に、動作中の周
辺装置の動作を、一時的に停止させたり、電源の投入を
一時的に遅らせることで、携帯型情報機器の動作に起因
する、不要な電磁輻射を低減させ、ページャーの無線情
報の受信を、安定的に行わせることができる。
報を受信する時刻の直前に、携帯型情報機器本体に、割
り込みをかけ、動作中のCPUの動作クロックの速度
を、一時的に低下、或は、停止させ、更に、動作中の周
辺装置の動作を、一時的に停止させたり、電源の投入を
一時的に遅らせることで、携帯型情報機器の動作に起因
する、不要な電磁輻射を低減させ、ページャーの無線情
報の受信を、安定的に行わせることができる。
【図1】本発明の携帯型情報機器と、ページャーの外観
を示した図。
を示した図。
【図2】ページャーの、内部構成を示したブロック図。
【図3】請求項1と請求項3記載の携帯型情報機器の、
内部構成を示したブロック図。
内部構成を示したブロック図。
【図4】図3記載のCPUクロック制御装置の、内部構
成を示したブロック図。
成を示したブロック図。
【図5】図4記載のCPUクロック制御装置の、具体的
な回路を示した図。
な回路を示した図。
【図6】図5記載のCPUクロック制御装置の、動作タ
イミングを示した図。
イミングを示した図。
【図7】請求項1記載の、携帯型情報機器とページャー
の、全体の動作の流れを示した図。
の、全体の動作の流れを示した図。
【図8】請求項3に対応する、CPUクロック制御装置
の、内部構成を示したブロック図。
の、内部構成を示したブロック図。
【図9】図8記載のCPUクロック制御装置の、具体的
な回路を示した図。
な回路を示した図。
【図10】図9記載のCPUクロック制御装置の、動作
タイミングを示した図。
タイミングを示した図。
【図11】請求項3記載の、携帯型情報機器とページャ
ーの、全体の動作の流れを示した図。
ーの、全体の動作の流れを示した図。
【図12】請求項2と請求項4記載の携帯型情報機器
の、内部構成を示したブロック図。
の、内部構成を示したブロック図。
【図13】請求項5記載の携帯型情報機器の、内部構成
を示したブロック図。
を示したブロック図。
【図14】請求項5記載の、携帯型情報機器とページャ
ーの、全体の動作の流れを示した図。
ーの、全体の動作の流れを示した図。
【図15】従来技術の、携帯型情報機器とページャー
の、外観を示した図。
の、外観を示した図。
【図16】従来技術の、ページャーの内部構成を示した
ブロック図。
ブロック図。
【図17】従来技術の、携帯型情報機器の内部構成を示
したブロック図。
したブロック図。
1:ページャー 2:携帯型情報機器 3:IOスロット 4:LCD表示装置 5:キー入力装置 6:電源スイッチ 10:水晶発振器 11:マイクロプロセッサ 12:マイクロプロセッサのローカルバス 13:アンテナ 14:コネクター 15:アドレス・データバス 16:RI# 17:IRQ# 18:デコーダ 19:RAM 20:ROM 21:電源供給線 22:電源装置 23:VCC 24:バックアップ電池 25:RTC 30:CPU 31:IOスロット制御装置 32:IOスロットコネクター 33:RAM 34:ROM 35:LCD表示制御装置 36:キー入力制御装置 37:LCD表示装置 38:キー入力装置 39:CPUクロック制御装置 40:水晶振動子 41:IOスロットアドレス・データバス 42:IRQ# 43:RI# 44:NMI 45:CPUクロック制御信号 46:CPUアドレス・データバス 47:CPUクロック 48:電源回路 49:電池 50:VCC 60:水晶振動子 61:発振回路 62:分周回路 63:CPUクロック制御信号 64:CPUクロック出力端子 65:抵抗器 66:水晶振動子 67:反転ゲート 68、69:コンデンサー 70、73:Dフリップフロップ 71:CPUクロック制御信号 72:セレクタ 74:CPUクロック出力端子 75:Q出力 76:Q反転出力 80:CPUクロック制御の変化するタイミング 81:発振回路の出力波形 82:73のQ出力 83:73のQ反転出力 84:70のQ出力 85:CPUクロック制御信号 86:ページャーの状態 87:DNDモードの開始 88:ページャーの受信状態 89:DNDモードの終了 90:ページャーからのデータ転送 91:CPUクロックの波形 92:CPUの状態 93:NMIルーチン 94:DNDモード 95:NMIルーチン 96:IRQ#の状態 97:IRQ#の最初のパルス 98:IRQ#の次のパルス 99:RI#の状態 100:RI#のパルス 101:NMIの状態 102:NMIの最初のパルス 103:NMIの次のパルス 110:水晶振動子 111:発振回路 112:CPUクロックON・OFF回路 113:CPUクロック出力端子 114:CPUクロック制御信号 115:抵抗器 116:CPUクロック制御信号 117:セレクタ 118:Dフリップフロップ 119:CPUクロック出力端子 120:水晶振動子 121:反転ゲート 122、123:コンデンサ 130:CPUクロック制御の変化するタイミング 131:発振回路の出力波形 132:118のQ出力 133:118のQ反転出力 134:117のA入力 135:CPUクロック制御信号 136:ページャーの状態 137:DNDモードの開始 138:ページャーの受信状態 139:DNDモードの終了 140:ページャーからのデータ転送 141:CPUクロックの波形 142:CPUの状態 143:NMIルーチン 144:NMIルーチン 145:IRQ#の状態 146:IRQ#の最初のパルス 147:IRQ#の次のパルス 148:RI#の状態 149:RI#のパルス 150:NMIの状態 151:NMIの最初のパルス 152:DNDモード 153:NMIの次のパルス 160:CPU 161:NMI 162:IOスロット制御装置 163:IOスロットアドレス・データバス 164:IOスロットコネクター 165:IRQ# 166:RI# 167:RAM 168:ROM 169:CPUアドレス・データバス 170:CPUクロック制御信号 171:CPUクロック 172:CPUクロック制御装置 173:LCD表示制御装置 174:LCD表示装置制御信号 175:LCD表示装置 176:水晶振動子 177:磁気2次記憶制御装置 178:キー入力装置 179:キー入力装置制御信号 180:キー入力制御装置 181:磁気2次記憶装置 182:磁気2次記憶装置制御信号 183:VCC 184:電源回路 185:電池 190:電源スイッチ 191:電源回路 192:電池 193:VCC 194:CPU 195:NMI 196:IOスロット制御装置 197:IOスロットアドレス・データバス 198:IOスロットコネクター 199:CPUアドレス・データバス 200:IRQ# 201:RI# 202:CPUクロック 203:CPUクロック制御信号 204:CPUクロック制御装置 205:水晶振動子 206:RAM 207:ROM 208:LCD表示制御装置 209:LCD表示装置制御信号 210:LCD表示装置 211:キー入力装置 212:キー入力装置制御信号 213:キー入力制御装置 214:電源スイッチの投入を遅延させる期間の開始 215:電源スイッチの投入を遅延させる期間の終了 216:IRQ#の最初のパルス 217:IRQ#の次のパルス 218:RI#のパルス 220:ハウジング 221:携帯型情報機器の本体 222:ディスプレイスクリーン 223:アクセサリーポート 224:キーボード 225:コネクタ 226:ページャーアクセサリー 227:モデム 230:コネクタ 231:RAM 232:アンテナ 233:デコーダ 234:水晶発振器 236:ROM 237:モデム 238:マイクロプロセッサ 239:電源切り替えスイッチ 240:電源回路 241:バックアップ用電池 250:ディスプレイスクリーン 251:ディスプレイスクリーン制御装置 252:電源回路 253:マイクロプロセッサ 254:外部通信インターフェイス 255:アドレス・データバス 256:キーボード 257:RAM 258:ROM 259:WAKE UP / INTERRUPT 260:電源供給線 261:アクセサリーポート 262:電源供給線 263:WAKE UP / INTERRUPT 264:アドレス・データバス 265:ROM 266:RAM 267:電池
Claims (5)
- 【請求項1】中央処理装置(以下CPUと略す)と、該
CPUのアドレス空間に接続される主記憶装置と、デー
タ入力装置と、データ出力装置と、CPUや主記憶装置
以外の周辺機器(前記データ入力装置や、データ出力装
置等)を制御する周辺機器制御装置と、電力供給装置
と、無線による情報受信装置(以下、ページャーと称
す)とから成る、携帯型情報機器において、無線情報の
受信時に、ページャーの生成する制御信号に基づき、C
PUの動作クロックを、一時的に低下させることを特徴
とした、携帯型情報機器。 - 【請求項2】前記携帯型情報機器において、ページャー
の生成する制御信号に基づき、CPUの動作クロックと
周辺機器の動作を一時的に低下させることを特徴とし
た、請求項1記載の携帯型情報機器。 - 【請求項3】動作クロックを停止しても、内部の状態を
保持し、再度クロックが供給された時、動作を再開する
CPU(以下スタティックCPUと略す)を有する前記
携帯型情報機器において、ページャーの生成する制御信
号に基づき、前記スタティックCPUの動作クロック
を、一時的に停止させることを特徴とした、携帯型情報
機器。 - 【請求項4】前記携帯型情報機器において、ページャー
の生成する制御信号に基づき、スタティックCPUの動
作クロックと周辺機器の動作を一時的に停止させること
を特徴とした、請求項3記載の携帯型情報機器。 - 【請求項5】電力供給装置が作動スイッチを持ち、ペー
ジャーが独自にバックアップ用電池を持つ前記携帯型情
報機器において、携帯型情報機器の電力供給装置以外に
電力が供給されていない時に、無線情報を受信する場
合、ページャーの生成する制御信号に基づき、前記電力
供給装置の作動スイッチの動作を一時的に遅延させるこ
とを特徴とした、携帯型情報機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5240092A JPH0799680A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 携帯型情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5240092A JPH0799680A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 携帯型情報機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799680A true JPH0799680A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17054375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5240092A Pending JPH0799680A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 携帯型情報機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799680A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6263449B1 (en) | 1998-01-07 | 2001-07-17 | Nec Corporation | Data processor having radio communication function and method of controlling frequency of clock signals in data processor |
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JP2009232222A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Fujitsu Ltd | 無線通信装置 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5240092A patent/JPH0799680A/ja active Pending
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