JPH0799520A - 無線データ信号のための復調器 - Google Patents

無線データ信号のための復調器

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JPH0799520A
JPH0799520A JP6122679A JP12267994A JPH0799520A JP H0799520 A JPH0799520 A JP H0799520A JP 6122679 A JP6122679 A JP 6122679A JP 12267994 A JP12267994 A JP 12267994A JP H0799520 A JPH0799520 A JP H0799520A
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JP
Japan
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signal
circuit
khz
frequency
subcarrier
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JP6122679A
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English (en)
Inventor
Wilhelm Hegeler
ヘーゲラー ヴィルヘルム
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Blaupunkt Werke GmbH
Original Assignee
Blaupunkt Werke GmbH
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H40/00Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
    • H04H40/18Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/28Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information
    • H04H20/33Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information by plural channels
    • H04H20/34Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information by plural channels using an out-of-band subcarrier signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/13Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 副搬送波信号が有利に後続の別のデータ処理
時に準備処理する復調器を提供する。 【構成】 無線データ信号の伝送が、抑圧された副搬送
波の位相切り換えサンプリングにより行なわれ、該副搬
送波周波信号を含む多重信号MPXは帯域通過フィルタ
2と振幅制限器3を介して案内される形式の、無線デー
タ信号のための復調器において、振幅の制限された搬送
周波信号は副搬送波の周波数の複数倍であるサンプリン
グ周波数でサンプリングされ、そのサンプリング値は副
搬送波のそれぞれ1周期の所定の部分にわたり加算さ
れ、加算されたサンプリング値はディジタル処理回路へ
導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主請求項の上位概念に示
されている無線データ信号のための復調器に関する。
【0002】
【従来技術】公知の無線データ方式によりオーディオ信
号に付加的に、例えば送信される番組の名称または他の
情報を含むデータ信号を伝送できる。UKW(超短波)
ステレオ音響放送の場合にオーディオ信号ならびに交通
放送信号との両立性を保証する目的で、無線データ方式
の場合は、交通放送の際にも用いられる57KHzの搬
送波を、伝送されるべきデータで変調する。この場合も
ちろん側帯波が、交通放送の種々の信号のために用いら
れる変調周波の外側に位置する。この場合、バイフェー
ズ符号化が選択される。これにより、57KHzのスペ
クトル成分が生ずることなくさらにクロックパルスが暗
黙的に共に伝送される。変調された無線データ信号−以
下、RDS信号と称する−のスペクトル全体は±2,4
KHzへ制限される。
【0003】復調のために必要とされる、副搬送波の再
生の際に、ならびに位相の跳躍的変化の識別の際に、無
線データ信号の障害が、復調においてできるだけ誤差を
生ぜさせないようにすべきである。このことは、無線デ
ータ信号のほかにさらに交通放送信号が伝送される時
は、著しく困難である。
【0004】位相制御ループを用いて無線データ信号の
ビットクロックを申し分なく再生することが、復調の品
質に対して著しい影響を有する。復調の際にさらに考慮
すべきことは、生じ得る種々の受信障害のほかに、多重
信号の中にしばしば含まれる交通放送信号による障害も
原因となり得ることである。
【0005】この目的で、特別の回路の形式の、または
プログラミング可能な信号プロセッサの形式のディジタ
ル信号処理手段が用いられることが多い。両方の場合と
も著しく多量のデータを著しく短かい時間内に処理しな
ければならない。
【0006】
【発明の解決すべき課題】本発明の課題は、副搬送周波
信号が有利に、後続の別のデータ信号処理のために準備
処理する無線データ信号用の復調器を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明による
復調器において次のようにして解決されている。即ち振
幅の制限された搬送周波信号は、副搬送波の周波数の複
数倍であるサンプリング周波数でサンプリングされ、そ
のサンプリング値は副搬送波のそれぞれ1周期の所定の
部分にわたり加算され、加算されたサンプリング値はデ
ィジタル処理回路へ導びかれる構成を有する。
【0008】本発明による復調器の構成によれば、ディ
ジタル信号処理回路は入力側で、副搬送波の周波数に相
応する中心周波数を有するディジタル帯域通過フィルタ
を備えている。前記の所定の部分は4分の1である。
【0009】本発明の復調器の有利な構成によれば、デ
ィジタル信号処理回路がさらに、ディジタル帯域通過フ
ィルタの出力信号をビットクロック信号のそれぞれ半波
にわたり積分する回路と、2つの相続く積分値の差およ
びこれらの差の和を算出する回路を含み、これらの差の
和から、復調される出力信号と切り換え位相補正信号が
発生される。この構成は、ビットクロックの再生の際の
例えば180°誤差の補正の目的で、著しく有利な別の
信号処理により特徴づけられている。
【0010】この構成の発展形態によれば、2つの相続
く積分値の差から1つの差が形成され、複数個の差より
成る差から品質信号が形成される。
【0011】この構成のさらに別の発展形態によれば、
ディジタル帯域通過フィルタは2つの直交出力信号を形
成し、該直交出力信号の最上位ビットは交通放送信号の
存在を検出する回路へ、および再生される副搬送波を発
生する位相制御回路へ導びかれる。
【0012】本発明の回路装置の別の有利な構成によれ
ば、複数個の差から成る和の、および複数個の差から成
る差の最上位ビットから、再生される無線データクロッ
ク信号の位相を制御する信号が形成される。
【0013】別の発展形態によれば、サンプリング値を
加算するために2つの順方向/逆方向計数器が設けられ
ており、該計数器は副搬送波の周波数の複数倍の周波数
によりクロック制御され、サンプリング値は、副搬送波
の周期の4分の1の持続時間にわたりその都度に交番的
に、順方向/逆方向計数器の一方の制御入力側(計数作
動化)へ導びかれ、該順方向/逆方向計数器は副搬送波
のそれぞれ一方の半周期にわたり順方向へ計数し、副搬
送波の他方の半周期にわたり逆方向へ計数し、両方の計
数器の計数状態のそれぞれ1周期の終りに、信号処理回
路へ伝送される。信号処理回路がマイクロプロセッサで
あり、該マイクロプロセッサにおいて、案内された信号
の以後の評価のためのプログラムが実施される。
【0014】この発展形態の利点は、マイクロプロセッ
サによる処理の目的でわずかなデータ量しか生じない、
何故ならばいずれにせよ生ずる57KHzとの混合は、
マイクロプロセッサへ伝送されるべきデータにおいて、
既に行なわれているからである。
【0015】この発展形態の有利な構成においては、加
算されたサンプリング値の帯域通過濾波は著しく簡単に
次のように行なえる、即ちそれぞれの順方向/逆方向計
数器の計数状態の伝送後に、1より小さい所定の値へ、
例えば伝送される計数状態の半分へセットされる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を複数個の図面を用いて以下
の記載で説明する。図において同じ部分には同じ参照記
号が付されている。記号ADDは、1つの直列全加算器
を示す。このADDは、3つの入力側A,B,CI(桁
上げ入力側)と2つの出力側S,CO(桁上げ出力側)
を有する1つの全加算器から構成されている。A+B+
CIが奇数の時は出力側Sに1が現われる。A+B+C
>1の時は出力側COに1が現われる。加算器の別の構
成素子はDフリップフロップであり、そのデータ入力側
DはCOと接続され、その出力側QはCIと接続されて
いる。クロックとしてDフリップフロップに、それぞれ
の加算器出力側と接続されているシフトレジスタへ導び
かれるのと同じクロックが導びかれる。加算前に、フリ
ップフロップはセットまたはリセットを介してプリセッ
トできる。このことは図面においてCO=1,0で示さ
れている。
【0017】さらに図面においてフリップフロップはそ
のデータ入力側Dと少なくとも1つの出力側Qを有す
る。他方、図示の目的でシフトレジスタはSR,計数器
はCNT,積分器はINTで示されている。
【0018】本発明によるRDS復調器の図示の実施例
へ、1から受信された多重信号MPXが導びかれる。多
重信号は無線データ信号のほかにさらに交通放送信号を
含むことができる。57KHz帯域通過フィルタ2にお
ける濾波後に、多重信号の振幅が制限される。生じた2
進信号は、積分および読み出し(積分およびダンプ)用
の回路4を制御する。この回路の出力信号はディジタル
帯域フィルタ5を介して導びかれる。このフィルタは、
濾波された57KHz信号Yの両方の直交成分YCとY
Sのための2つの出力側を有する。
【0019】両方の成分は、交通放送信号が存在するか
否かを識別する回路6と、57KHz信号の位相補正用
の回路7へ導びかれる。これらの成分のうちの一方は半
波積分用の回路へ導びかれ、その出力信号から、その都
度に2つの、4分の1のビットクロック周期だけ即ち1
/4,75KHzだけ時間的に遅延された値が9で減算
される。これらの値HWIDから10で、和ISSと差
ISDが形成される。
【0020】和ISSは回路11において、復調された
無線データ信号DAと補正信号を形成するために用いら
れる。この補正信号は180°位相誤差を補正する。差
ISDは、品質を示す信号を導出する回路12へ導びか
れる。両方の回路11と12において、信号ISS,I
SDの最上位ビットMSBが分離されて、位相制御回路
13へ導びかれる。この回路において2つの信号V1と
S1が形成される。V1は1,1875KHz信号の位
相の変化を表わし、S1はこの変化の極性を表わす。和
ISSの最上位ビットは、補正信号により制御される位
相選択回路14を介して導びかれる。出力側16から無
線データ信号DAが送出される。他方、品質信号QUは
出力側17から取り出される。
【0021】クロック信号発生器18は、図2〜図7を
用いて詳細に説明される個々の回路のためにクロック信
号を形成する。回路7〜13により形成された信号V5
7,S57,V1,S1は、クロック信号発生器18に
含まれている分周器を制御する。
【0022】図2は、積分および読み出し用の回路装置
4とディジタル帯域通過フィルタ5を、図1におけるよ
りも詳細に示す。2進信号はDフリップフロップ22の
入力側21へ導びかれる。このDフリップフロップは周
波数8,664MHzのクロック信号によりクロック制
御される。Dフリップフロップ22の出力側Qは、6ビ
ット計数器23の計数作動入力側CEと接続されてい
る。この計数器も8,664MHzの周波数でクロック
制御される。周波数228KHzのクロック信号CZの
クロックで、計数器23の内容が7ビットシフトレジス
タ24の中へ転送される。この場合はクロックパルスは
抑圧される、即ち作用しない。他方、6ビット計数器2
3は新たにiX19へセットされる。ただしiXは、欠
如するクロックパルスの時間において有効な2進信号値
(0または1)である。シフトレジスタ24により引き
受けられる6ビット計数器23の内容は、1つの別のビ
ット−即ち最下位ビット−だけ補完される。シフトレジ
スタは読み込みの際に0へセットされる。このことは、
このシフトレジスタと後続のシフトレジスタのために共
通のクロック信号の使用を可能にする。シフトレジスタ
24の直列データ入力側SIはMSB出力側と接続され
ている。そのため10ビットによるアリスメティック右
シフトが可能となる。
【0023】ディジタル帯域通過フィルタ5は、クロッ
ク周波228KHzの下で関数Y(n)=2・X−7/
8・Y(n−2)を有する2次の再帰フィルタにより構
成される。このフィルタは57KHzで増幅度16を有
する。フィルタの入力信号に2が乗算される、何故なら
ば最後の3ビットはフィルタにおいて、評価の際の丸め
誤差により省略されるからである。フィルタは、加算器
25,遅延回路として用いられる2つのシフトレジスタ
26,27、別の加算器28,1ビットメモリ29,反
転段30から構成される。
【0024】1ビットメモリ29は4番目に低いビット
によりプリセットされる。そのデータ入力側に5番目に
低いウエイトのビットが加えられる。6つのクロックパ
ルスが後続する。そのため最上位ビットが1ビットメモ
リ29の中に残る。相補信号形成の場合に生ずる−1の
“誤差”は意図的に補正されない。何故ならばこれによ
り、ウエイトY=0の場合の極性の問題がなくなるから
である。Y=0は関数的に値+0,5を有し、Y=−1
は−0,5に相応する。そのため関数値0は最上位ビッ
トの跳躍的変化と共に正確に生ずる。このことは57K
Hz位相制御のために有利である。
【0025】帯域通過フィルタ5の両方のシフトレジス
タ26,27において位相制御の後に、57KHz信号
の両方の直交成分の平均値が形成される。57KHzク
ロックで平均値は一義的に無線信号へ、および必要に応
じて交通放送信号へ配属できる。両方の値の最上位ビッ
ト(極性)は位相制御と交通信号識別のために用いられ
る。無線データ信号を含む、57KHz信号の成分のう
ち5ビットは無線データ復調のために用いられる。
【0026】交通放送信号の識別回路6(図3)に57
KHz信号の両方の成分が34,35から導びかれる。
両成分は、4,75KHz信号によりクロック制御され
るそれぞれ2つのDフリップフロップ36,37;3
8,39を介して転送される。Dフリップフロップ3
7,38の入力信号と出力信号はそれぞれ排他オア回路
40,41へ導びかれる。排他オア回路は極性変化の際
にそれぞれ1つのパルスを送出する。フリップフロップ
42,43はこれらのパルスによりセットされ、約0,
6KHzの周波数のクロック信号によりリセットされ
る。これによりおよび後続のナンド回路44により、2
つの1,1875KHz周期において前記の両成分の少
なくとも一方において極性変化が生じなかったか否かが
検出される。生じなかった時は交通放送信号の存在が推
定される。そのため後続の5ビット積分器45が増分化
され、別の場合は減分化される。積分器は両側のオーバ
ー阻止装置を有する。インクリメント(増分化)とディ
クリメント(減分化)の量は計数方向と、次の表に示し
た積分器45の第2位のビットに依存する: 計数状態 0...7 8...15 16...23 24...31 肯 定 +1 +2 +1 +2 否 定 −2 −1 −2 −1 肯定/否定情報が統計的に変化する場合、積分器は3つ
の安定位置、即ち中央と両端位置を有し、これらの位置
のうち、一方の情報が明瞭に優勢である場合にだけ、積
分器は作動できる。このヒステリシスは、良好な信号の
際は迅速な判定を行なわせ、障害時には動作を著しく遅
延させる。積分器内容の最上位ビットは出力信号を表わ
し、交通放送信号の存在が検出されたか否かを示す。こ
の出力信号は出力側46から取り出せる。
【0027】図3にも示されている57KHz位相補正
用の回路装置にディジタル帯域フィルタ5から、57K
Hz信号の両方の成分の最上位ビットと回路6の出力信
号が入力側47,48,49を介して導びかれる。オア
回路50と排他オア回路51を用いて結合した後に信号
は入力側UPを介して、1ビット計数器52〜56から
成る5ビット計数器を制御する。1ビット計数器はオー
バーフロー出力側とアンダーフロー出力側により互いに
接続されている。計数器全体のその都度のオーバーフロ
ーまたはアンダーフローの後に、5ビット計数器はその
計数領域の中央へセットされる。増分化または減分化の
量は変化できる。その目的は、最初は迅速な制御を行な
わせ、定常状態において著しく大きい遅延動作を行なわ
せるためである。この目的でマルチプレクサ57,58
により個々の1ビット計数器が遮断へ切り換えできる。
矢印で示されたマルチプレクサ57,58の入力側を介
して、適切な切り換え信号が導びかれる。
【0028】49へ導びかれた信号ARIが値1をとる
と、自動的にRDS成分になる成分だけが制御のために
用いられる。何故ならば位相制御ループが位相を、平均
して0になるように回転させるからである。このことは
搬送波信号のゼロ点通過に相応する。
【0029】ARI=0の場合は、両方の47,48に
導びかれる成分の排他オア結合は、コスタス(Cost
as)ループの形式で位相制御の目的で用いられる。適
切な反転により、ARI=1の場合と同じ成分がRDS
成分になることが保証される。
【0030】次に回路7の出力側59,60に信号V5
7とS57が、57KHz搬送波の位相の制御の目的で
送出される。信号V57は値1の場合に位相を変化さ
せ、計数器56のオーバーフローまたはアンダーフロー
の場合に短時間現われる。信号S57は極性すなわち変
化の方向を表わし、計数器56のその都度の内容から成
る。信号V57とS57は228KHz発生器(図7)
において、クロック周波8,664MHzを、通常のよ
うに38によるのではなく、37または39により1回
分周する。
【0031】良好な1,1875KHz位相制御とRD
S復調のために、57KHz RDSサンプリング値の
近似的に正弦波状の評価が必要とされる、しかも同時に
2つの異なる位相のために必要とされる。そのため本発
明による復調器の場合は、まず最初に2つの90°位相
のずれた半波積分を形成し、これから所望の関数を合成
する。
【0032】57KHzサンプリング値の種々異なる十
分に細かく段階づけられる評価は、乗算を必要としてし
まうため、本発明による復調器においては、積分のため
に用いられるサンプリング値の異なる時間密度により、
評価が達せられる。このことは許容される、何故ならば
値は57KHz帯域通過フィルタにおいて57KHzの
数周期においてほとんど変化しないからである。最高の
サンプリング周波数(サンプリング値の最大密度)とし
て57KHzが選定された。これにより114KHzの
周波数−これでもよい−に比較して、この演算のために
必要とされる回路において少なくとも1ビットが節約さ
れる。
【0033】この目的で回路8−その詳細は図4に示さ
れている−において、ビットクロック信号の半波のその
都度に12のサンプリング値Yが半波積分HWIとなる
ように加算される。この場合、個々のサンプリング値Y
の5つの最下位ビットが省略される。この目的でアンド
回路61,加算器62,別のアンド回路64−これは制
御回路63により共通に制御される−,2つの8ビット
シフトレジスタ65,66が用いられる。サンプリング
値Yは回路8の入力側61′へ導びかれる。正弦波−お
よび余弦波半波積分SHWIとCHWIは次の形式で同
時に形成される:4,75KHz周期で分周器125
(図7)における計数器は57KHz周期を計数する。
この場合、計数状態は0と11の間を移動する。2つの
8ビット語(SHWIとCHWI)は16ビットシフト
レジスタの中で回転する。この16ビットシフトレジス
タはシフトレジスタ65,66により構成され、その入
力が5ビットサンプリング値の加算と、回転する値(8
ビット)の消去を可能にする。分周器125(図7)に
おける計数器の計数状態が6の時は、シフトも加算も行
なわれない。そのためこの位相を1,1875KHz位
相変化のために使用できる。
【0034】次のダイヤグラム図においてrot(r)
は8ビットを中心とするデータの回転を示す。計数状態
が<3と>8の場合は、加算の間で回転が必要とされ
る。ダイヤグラム図の行S−Cにおいて、どちらの半波
(正弦または余弦)がその都度に加算のために用いられ
るかが示されている。行addはaが、加算が行なわれ
るか否かを示す。行sinとcosにおいて、*は、ど
ちらの成分のために加算が行なわれるかを示す。行du
mpにおいて、その都度の半波積分のために相応の値が
いつ取り出されるかを示す。シフトレジスタにおける所
属のメモリが次に消去される。
【0035】 125 11 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 0 rot r r r r r r r r r r r r r r r r r r r r S-C C S C S C S C S C S C S C S C S C S C S add a a a a a a a a a a a a a cos * * * * * * * sin * * * * * * dump SHWI CHWI このようにして得られた半波積分HWIのうち、3つの
最下位ビットが省略できる。この場合、丸め誤差は補正
する必要はない。何故ならば次に半波積分のHWIの差
だけが用いられるからである。
【0036】分周器125(図7)を実現するために1
/3分周器と1/4分周器との従続接続が有利である。
何故ならばこれにより、クロックの発生が簡単化される
からである。1/3分周器は必要に応じて(V1=
1)、3ではなく2または4により分周する。
【0037】回路9(図1と図4)において、それぞれ
2つの相続く半波積分HWIの差が4,75KKHzク
ロックで形成される。この目的で5ビットシフトレジス
タ71が設けられており、その出力側は反転段72を介
して加算器73と接続されている。74に導びかれる信
号HWIは、一方ではシフトレジスタ71へ達し他方で
は加算器73へ達する。加算器の出力側は回路9の出力
側75を形成し、ここに信号HWID(n)=HWI
(n)−HWI(n−1)が送出される。ビットの個数
を高めるこの種の加算の際に次のことが保証される。即
ち最後のクロックパルス(この場合は6番目の)の際に
加算器に両方の入力信号の最上位ビットが加わることが
保証される。回路9においてこのことは次のようにして
達成できる。即ちシフトレジスタ71のためのクロック
信号CHWIDでその都度の5番目のパルスが抑圧さ
れ、そのため最上位ビットが6番目のパルスによりはじ
めて転送される。
【0038】回路10(図1と図4)においてそれぞれ
2つの相続く信号値HWIDの和と差が形成される。こ
のことは4,75KHzクロックで6ビットの精度で行
なわれる。入力側76へ信号HWIDが導びかれてシフ
トレジスタ77へ達する。このシフトレジスタの出力側
は加算器78と直接接続され、別の加算器79とは反転
段80を介して接続されている。別の信号として加算器
78,79へ信号HWIDが入力側76から導びかれ
る。出力側81は和信号ISSを導びき出力側82は差
信号ISDを導びく。両信号はビット幅6を有する、何
故ならばこの加算の際にビット数は高められないからで
ある。そのため新たに生じた最上位ビットは第2位のビ
ットに等しくそのため省略できる。
【0039】和信号ISSの場合はこのことが正確に当
てはまる、何故ならばISS(n)=HWID(n)+
HWID(n−1)=HWI(n)−HWI(n−2)
であり、さらに両方のHWI値はわずか5ビットの幅し
か有していないからである。差信号ISDの場合は、Y
の振幅変調(>1.5KHz)が大きい場合にだけ、6
ビット幅を上回わることができる。しかしこのことは、
前もって設定されている帯域幅の結果、生ずる確率はほ
とんどない。さらに信号ISDにおけるこの種の個々の
誤差は、品質信号の個々の誤差値を生ぜさせることもあ
るが、このことは許容される。
【0040】信号ISSは出力81を介して、180°
誤差を識別するための回路11(図5)へ導びかれる。
出力側82を介して差信号ISDは、品質信号を導出す
るための回路12(図5)へ導びかれる。両方の回路は
図5に示されており、入力側85,86の流れ方向に各
1つのマルチプレクサ87,88を有する。マルチプレ
クサには6ビットシフトレジスタ89,90が後続す
る。このシフトレジスタを用いて信号ISSとISDの
最上位ビットMSBが分離されて、1,1875KHz
クロックの位相制御回路13へ導びかれる。
【0041】回路13(図5)は排他オア回路91から
成り、これに5ビット順方向/逆方向計数器92が後続
する。この計数器は2,375KHzの周波数でクロッ
ク制御される。排他オア回路91の出力側に1が生ずる
と計数器は順方向へ計数し、0の場合は逆方向へ計数す
る。オーバーフローの場合は位相M12=6が分周器1
25(図7)において2倍され、アンダーフローの場合
はこの位相が抑圧される。投入接続の際およびオーバー
フロー,アンダーフローの後に計数器92の内容は中間
へセットされる。この位相をより速く過渡振動させる目
的で量すなわちインクレメント値が回路7の場合のよう
に制御される。回路13の出力側93,94は信号V1
とS1を導びく。信号V1は、S1により与えられる方
向へ位相を変化させる。出力側93,94は分周器12
5(図7)の入力側126,127へ接続されている。
【0042】回路13により作動される、1,1875
KHzクロックの位相制御は、真のRDSビットクロッ
クに対して位相誤差180°を生ぜしめる。そのため
2,375KHzクロックで得られたデータ(ISS)
を用いての決定が必要とされる。ISSの絶対値の和
は、妥当なデータの場合は、その間に存在する正しくな
いデータの場合よりも大きい。そのため交番する極性を
有する和信号ISSの絶対値が、2,375KHzクロ
ックで加算器において加算される。
【0043】2,375KHzクロックパルスでの絶対
値の形成の際に、シフトレジスタ89においてデータの
一時記憶が行なわれる(図5)。何故ならば既に加算の
開始時に最上位ビット−極性を示す−が既知でなければ
ならないからである。シフトレジスタ89にまず最初に
ISSが入力される。次に最上位ビットMSBがマルチ
プレクサ87を介してシフトレジスタ89の入力側へ加
えられると加算が開始できる。絶対値Abs(ISS)
は排他オア回路95の出力側に送出される。別の排他オ
ア回路96へ絶対値のほかに信号T1Kが導びかれる。
このT1Kは1,1875KHzの方形波信号であり交
番作用を行なわせる。加算前にCOがMSB XOR
T1Kへセットされる。
【0044】加算器として加算器97と8ビットシフト
レジスタ98が用いられる。加算器には、両側のオーバ
ーフロー阻止構成が、加算器内容E180のために8ビ
ットではなく9ビットが用いられるように、設けられ
る。この場合、加算器の計数領域のいちばん上の部分に
おいて加算が阻止され、いちばん下の部分において減算
が阻止される。この目的で2つの排他オア回路151,
152、ナンド回路153、フリップフロップ154、
アンド回路155が用いられる。
【0045】加算器内容E180の最上位ビットは次の
ことを示す。即ち、2,375KHzのクロックで得ら
れたデータ(ISSの最上位ビット)のうちのどれが、
および品質信号のうちのどれが妥当であるか、およびそ
れに応じてマルチプレクサ107を制御することを示
す。このマルチプレクサ107は信号ISSの最上位ビ
ットを直接に出力側16へ導びくか、またはフリップフ
ロップ108を用いて1/2RDSクロック周期だけ遅
延させて出力側16へ導びく。
【0046】品質情報を得る目的で回路12において、
86から導びかれる差信号ISDから、マルチプレクサ
88とシフトレジスタ90と排他オア回路99を用い
て、絶対値Abs(ISD)が形成される。回路13の
別の部分は機能MSB(Abs(ISS)−Abs(I
SD)−2)を実現する。加算器へ達する値の各々は、
これが奇数個の反転段を通った時に−1の誤差を有し、
即ちISSが負(MSB=1)の時は−1であり、IS
Dが正の時は別の−1である。即ち前述の2ではなく
(1−MSB(ISS)+MSB(ISD))による減
算が必要とされる。このことは反転段100,アンド回
路101,排他オア回路102,2ビットシフトレジス
タ103および加算器104を用いて行なわれる。加算
器104の出力信号の105での反転後に、別の加算器
106において和信号の絶対値が加算される。フリップ
フロップ109とマルチプレクサ110は、180°位
相誤差を補正するために用いられる。品質信号QUは出
力側17から取り出される。
【0047】図6は選択された複数個のクロック信号を
電圧・時間ダイヤグラム図として示す。228KHzの
1周期において1つのOパルス(CZ)のほかに最大1
4のクロックパルスが必要とされる。そのため4,33
2MHzのクロック周波数が実現される。クロック信号
CZ,CY,CY8は周波数228KHzで繰り返さ
れ、信号CHWIは最大114KHzの周波数で、クロ
ック信号CHWIDとCISSは4,75KHzで、ク
ロック信号CABSとCE180は2375KHzで繰
り返される。
【0048】図7はクロック信号発生器18のブロック
図を示す。発振器120は8,664MHzの周波を発
生し、これから分周器により121228KHzが形成
される。分周器121は通常のように38で分周する。
しかしこのことは入力側122,123における信号V
57とS57により±1だけ変化できる。
【0049】228KHzの周波は別の分周器124に
おいて4で分周され、これにより副搬送周波数57KH
zが形成される。分周器124に分周器125が後続
し、その分周比は入力側126,127を介して信号V
1とS1を用いて、通常値12からはじまって1だけ増
加または減少できる。
【0050】3つの別の分周器128〜130は分周器
125の出力周波4.75KHzから、2,375KH
z,1,1875KHzおよび約0.6KHzの周波を
形成する。分周器121,124,125,128の出
力信号は論理回路131へ導びかれ、その出力側から個
々のクロック信号が取り出される。さらに図7に周波数
の図7に示されている信号も、クロック信号として用い
られる。
【0051】図8において示されている実施例におい
て、多重信号から濾波されて取り出され振幅の制限され
た副搬送周波の無線データ信号は入力側140へ導びか
れて、フリップフロップ141を用いて8,664MH
zのクロックでサンプリングされる。2つのアンド回路
142,143は、導びかれる方形の114KHz信号
により制御される。この場合、反転段144を用いてア
ンド回路142はアンド回路143とは逆に制御され
る。
【0052】アンド回路142,143の出力側は、2
つの順方向/逆方向計数器145,146の“計数作動
化”入力側と接続されている。そのため計数器は交番的
に入力信号の複数個の1(または0)を計数する。計数
器へクロックパルス周波8,664MHzが導びかれ
る。さらに計数器145,146がその計数方向に関し
て、導びかれた方形状の57KHz信号により制御され
る。計数器の出力側はマイクロプロセッサ147の入力
側と接続されている。
【0053】計数器145,146は交番的に、57K
Hzの周波数配置に同期して8,664MHzクロック
信号のそれぞれ38クロックパルスを入力される。それ
ぞれ他方の計数器が計数している間中の非作動時相中
に、計数器は57KHzクロックで評価されて新たにセ
ットされる。
【0054】全体的に次の時間順序が形成される。ただ
しnは114KHzの1クロック周期の場合の次数であ
る。
【0055】n−1:計数器146は逆方向へ計数し、
計数器145は0へセットされる。
【0056】n−2:計数器145は逆方向へ計数する n−1:計数器146は順方向へ計数する n :計数器145は順方向へ計数し、計数器146
は内容をセーブする。計数器146は0へセットされ
る。
【0057】n−3:上記参照、データ送出(割り込
み) このようにして、差形成用の加算装置が必要とされな
い。
【0058】図9は図8による回路装置に類似する回路
装置を示す。同じ参照記号の設けられている部品は同じ
機能を実施する。しかし図9による回路装置はまず第1
にマイクロプロセッサのために設けられているのではな
く、例えば回路4と5に代えて、図1の復調器において
使用できる。入力側140へリミッタ3(図1)の出力
信号が導びかれ、他方、出力側148,149(図9)
からそれぞれ、57KHzクロックで計数器145,1
46から読み出された信号の最上位ビットが、回路6と
7(図1)へ導びかれる。計数器146から読み出され
た6ビット幅の値は出力側150から回路8(図1)へ
導びかれる。
【0059】ディジタル帯域通過フィルタ5の機能は、
図9に示された回路の場合は次のように引き受けられ
る。即ち計数器145,146がそれらの内容の読み出
し後のたびにこの内容の半分へセットされるように、引
き受けられる。このことは簡単にシフト機能−これは計
数器ユニットにはしばしば設けられているが、図9には
示されていない−により行なわれる。このシフト機能は
少なくともRDSチャンネルにおいていずれにしても直
列の読み出しのために必要とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による復調器のブロック図である。
【図2】積分および読み出し用の回路装置とディジタル
帯域通過フィルタのブロック図である。
【図3】交通放送情報用の検出器と位相補正用の回路装
置のブロック図である。
【図4】半波積分用の、ならびに積分結果の以後の処理
のための回路装置のブロック図である。
【図5】無線データ信号および品質信号の導出用の回路
装置のブロック図である。
【図6】前述の回路装置に必要とされるクロック信号の
時間ダイヤグラム図である。
【図7】クロック発生用の回路装置のブロック図であ
る。
【図8】本発明による別の復調器のブロック図である。
【図9】積分および読み出し用の回路装置のブロック図
である。
【符号の説明】
2 帯域通過フィルタ 4 積分および読み出し用回路 5 ディジタル帯域通過フィルタ 6 識別回路 7 位相補正回路 13 位相制御回路 14 位相選択回路 18 クロック信号発生器 22 Dフリップフロップ 23 計数器 24,26,27 シフトレジスタ 28 加算器 29 メモリ 30 反転段 36,37,38,39 Dフリップフロップ 40,41,51 排他オア回路 42,43 フリップフロップ 44 ナンド回路 45 積分器 52〜56 計数器 57,58 マルチプレクサ 61,64 アンド回路 62,73 加算器 65,66,71,77 シフトレジスタ 72,80 反転段 78,79 加算段 87,88 マルチプレクサ 89,90,98 シフトレジスタ 91,95,96 排他オア回路 92 正方向/逆方向計数器 97 加算器 153 ナンド回路 154 フリップフロップ 155 アンド回路 SR シフトレジスタ BIT ビット DATA データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線データ信号の伝送が、抑圧された副
    搬送波のPSKにより行なわれ、該副搬送波周波信号を
    含む多重信号は帯域通過フィルタと振幅制限器を介して
    案内される形式の、無線データ信号のための復調器にお
    いて、振幅の制限された搬送周波信号は、副搬送波の周
    波数の複数倍のサンプリング周波数でサンプリングさ
    れ、そのサンプリング値は副搬送波のそれぞれ1周期の
    所定の部分にわたり加算され、加算されたサンプリング
    値はディジタル処理回路(5〜13;148)へ導びか
    れることを特徴とする、無線データ信号用の復調器。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号処理回路(5〜13)は
    入力側で、副搬送波の周波数に相応する中心周波数を有
    するディジタル帯域通過フィルタ(5)を備えている、
    請求項1記載の復調器。
  3. 【請求項3】 前記の所定の部分が4分の1である、請
    求項1又は2記載の復調器。
  4. 【請求項4】 ディジタル信号処理回路(5〜13)が
    さらに、ディジタル帯域通過フィルタの出力信号をビッ
    トクロック信号のそれぞれ半波にわたり積分する回路
    (8)と、2つの相続く積分値の差およびこれらの差の
    和を算出する回路(9,10)を含み、これらの差の和
    から、復調される出力信号と切り換え位相補正信号が発
    生される、請求項2記載の復調器。
  5. 【請求項5】 2つの相続く積分値の差から1つの差が
    形成され、複数個の差相互間の差から1つの品質信号が
    形成される、請求項4記載の復調器。
  6. 【請求項6】 ディジタル帯域通過フィルタ(5)は2
    つの直交出力信号を形成し、該直交出力信号の最上位ビ
    ットは交通放送信号の存在を検出する回路(6)へ、お
    よび再生される副搬送波を発生する位相制御回路へ導び
    かれる、請求項4記載の復調器。
  7. 【請求項7】 複数個の差から成る和の、および複数個
    の差から成る差の最上位ビットから、再生される無線デ
    ータクロック信号の位相を制御する信号が形成される、
    請求項5記載の復調器。
  8. 【請求項8】 サンプリング値を加算するために2つの
    順方向/逆方向計数器(145,146)が設けられて
    おり、該計数器は副搬送波の周波数の複数倍の周波数に
    よりクロック制御され、サンプリング値は、副搬送波の
    周期の4分の1の持続時間にわたりその都度に交番的
    に、順方向/逆方向計数器(145,146)のうちの
    一方の計数器の制御入力側(計数イネーブル)へ導びか
    れ、該順方向/逆方向計数器(145,146)は副搬
    送波のそれぞれ一方の半周期にわたり順方向へ計数し、
    副搬送波の他方の半周期にわたり逆方向へ計数し、それ
    ぞれ1周期の終りに、両方の計数器の計数状態は信号処
    理回路へ伝送される、請求項1記載の復調器。
  9. 【請求項9】 信号処理回路がマイクロプロセッサ(1
    48)であり、該マイクロプロセッサにおいて、供給さ
    れた信号の以後の評価のためのプログラムが実施され
    る、請求項8記載の復調器。
  10. 【請求項10】 計数状態の伝送後に、それぞれの順方
    向/逆方向計数器(145,146)が、1より小さい
    所定の値へ例えば伝送される計数状態の半分へセットさ
    れる、請求項8又は9記載の復調器。
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