JP3387537B2 - Rds受信機の2相psk復調回路 - Google Patents
Rds受信機の2相psk復調回路Info
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Description
ル・メッセージを伝送する多重データ放送(RDS:Ra
dio Data System )を受信し、RDSデータを復調する
RDS受信機に構成される2相PSK(Phase Shift Ke
ying)復調回路に関する。
の交通情報システムとしてARI(Autofahrer Rundfun
k Informations)放送が知られている。このARI放送
によるシステムでは、交通情報を放送するFMラジオ局
を、その電波に57KHzの副搬送波を常時入れること
で識別するようにされている。さらには、副搬送波を特
定の周波数で振幅変調したDK,BK信号により、交通
情報の開始,終了,対象地域を区別するようにされてい
る。
の副搬送波を入れ、選局用などのディジタル・データを
多重する放送方式であるFM多重データ放送(RDS)
が知られている。このRDS放送において多重されるデ
ータは、104ビットから成るグループ単位に構成さ
れ、選局機能を主な目的とした様々なメッセージが規格
化されている。伝送はそのRDSデータで2相PSK変
調した信号を副搬送波により周波数多重して行われる。
RDS変調信号の生成では、まずRDSデータの伝送速
度を1.1875kビット/秒として差動エンコード
し、その信号で1.1875KHzのクロックを2相P
SK変調する。さらにその2相PSK変調信号によって
副搬送波(57KHz)を搬送波抑圧型振幅変調し、そ
の両測波帯(DSB)信号が音声信号に多重されて伝送
される。ここで、RDSデータの副搬送波はステレオ放
送を示すパイロット信号(19KHz)の第3高調波と
同相か直交位相の関係に設定される。また、ARI信号
との両立性が要求される放送では、RDS変調信号とA
RI信号とを周波数を同じにして常に直交位相の関係に
設定されて同時送信される。
復調するためには、まずRDS変調信号を帯域通過フィ
ルタによってFM変調信号から分離し、PLL同期検波
によって2相PSK信号を得る。また2相PSK信号か
らRDSクロックを抽出し、そのRDSクロックを用い
て2相PSK信号を復調する。そして復調した2相PS
K信号を差動デコードすることによりRDSデータが得
られる。
DS受信機に構成されるRDS信号復調回路の構成図
を、図8に、その各部の信号波形のタイミングチャート
を示す。図に示すように、RDS信号復調回路では、B
PF51に図示しないFM検波器において検波されたF
M復調出力が供給され、RDS変調信号Aが分離され
る。分離されたRDS変調信号AはA−D変換回路52
によってA−D変換され、PLL同期検波回路53と2
相PSK復調回路55に供給される。そしてPLL同期
検波回路53より出力される2相PSK信号Cが、RD
Sクロック再生回路54に供給され、RDSクロック信
号Dが再生されて2相PSK復調回路55に供給され
る。
図7に示すように、乗算器55a、位相比較器55bお
よび積分&リセット回路55cにより構成され、乗算器
55aにA−D変換されたRDS変調信号BとRDSク
ロック信号Dが入力され、2相PSK復調信号Eが生成
される。この2相PSK復調信号Eには、図8に示すよ
うに、RDS変調信号の副搬送波成分(57KHz)が
含まれている。この副搬送波成分は、PLL同期検波回
路53における同期検波により生成された副搬送波の同
期信号Hに同期している。位相比較器55bではその同
期信号Hと2相PSK復調信号Eとを入力して位相比較
信号Iを積分&リセット回路55cに出力する。2相P
SK復調信号Eは、図8に示す位相変化点において副搬
送波成分の位相が180°反転する。したがって、同期
信号Hの位相と比較すると、位相が0°で合っている区
間と180°反転している区間が判別される。積分&リ
セット回路55cでは、RDSクロック信号Dも同時に
入力し、RDSクロックの1周期ごとに位相比較の結果
を観測してその結果を積分し位相判定を行う。位相判定
では、位相が連続して0°で合っている場合にはハイレ
ベル(RDSクロックの半周期)の信号を出力し、位相
が連続して180°で合っている場合にロウレベルの信
号を出力する。そして次のクロックの1周期直前でリセ
ットし、これを1周期ごとに繰り返す。これにより、R
DSクロックの1周期ごとに完全に分離された2相PS
K復調信号Fが出力される。
して、2相PSK復調回路55における信号処理を詳細
に説明する。積分&リセット回路55cでは、2相PS
K復調信号Fをクロックごとに完全に分離させるため
に、RDSクロックCからリセット(RESET)信号
Jが作成される。A−D変換されたRDS変調信号Bと
RDSクロック信号Dとの乗算により生成される2相P
SK復調信号Eに含まれる副搬送波成分は、図に示すよ
うにRDS変調信号の副搬送波成分の位相が反転すると
ころでは位相は反転せずに、位相が連続するところで反
転している。したがって、2相PSK復調信号Eに含ま
れる副搬送波成分の位相が反転しているか、していない
かを判別することができれば、副搬送波成分を含まない
2相PSK復調信号Fが得られる。このため、位相比較
器55bでは、副搬送波成分を含む2相PSK復調信号
Eと同期信号Hとを論理積により同期検波する。これに
より位相が合っているときにはその区間で副搬送波成分
が出力され、位相が180°で合っているときにはロウ
レベルとする、位相比較信号Iが出力される。積分&リ
セット回路55cでは、RDSクロックの1周期ごとに
位相比較信号Iの副搬送波成分をカウントし、カウント
時にRDSクロックの後半周期の間ハイレベルとなるよ
うに出力信号を生成することにより、1周期ごとに完全
に分離された2相PSK復調信号Fが得られる。
ミングチャートに示すように、1周期ごとに完全に分離
された2相PSK復調信号Fを差動デコードすることに
よって、RDSデータを出力する。
SK復調回路55の位相比較器55bにおける位相比較
では、2相PSK復調信号Eに含まれる副搬送波成分と
同期信号Hとの位相関係が安定していれば、図11
(A)に示すように、正しい位相比較信号Iが出力さ
れ、積分&リセット回路55cから副搬送波を含まない
安定した2相PSK復調信号Fが出力される。
同期検波では、受信信号の電界レベルの低下時等におい
てジッタ成分による誤差が発生する。また、RDS信号
と共にARI信号が送信されている場合には、PLL同
期検波回路53は変調度の高いARI信号にロックする
ため、やはりジッタ成分による誤差が大きく発生する。
このため、2相PSK復調信号Eに含まれる副搬送波成
分と同期信号Hとの位相関係が不安定となり、その位相
ズレにより図11(B)に示すように、位相が180°
異なる区間で位相比較信号Iにパルスが発生し、積分&
リセット回路55cにおいて誤ってカウントされてしま
い、その出力信号が不安定となって誤ったRDSデータ
が復調される恐れがあった。
たもので、より安定した2相PSK復調信号が得られる
2相PSK復調回路を提供することを目的とする。
2に第2の発明の原理構成図を示す。前記課題を解決す
るため第1の発明は、図1に示すように、RDSデータ
で2相PSK変調された信号により副搬送波を変調した
RDS変調信号から前記RDSデータを再生するRDS
受信機に構成され、RDS変調信号Bと当該RDS変調
信号Bから再生されたRDSクロック信号Dとの積を演
算する乗算手段2と、その乗算手段2の出力信号Eと前
記副搬送波の同期信号Hとの位相を比較し位相比較信号
Iを出力する位相比較手段3と、RDSクロック信号D
の1周期ごとに位相比較信号Iを観測してその結果を積
分し位相判定を行うと共に次の周期直前にリセットを行
い、1周期ごとに前記副搬送波成分を分離した2相PS
K復調信号Fを出力する積分&リセット手段4と、を有
する2相PSK復調回路1において、位相比較信号Iに
含まれるパルスをさらに細かい周期のパルスに変換し積
分&リセット手段4に出力するパルス変換手段5を、備
えて構成する。
RDSデータで2相PSK変調された信号により副搬送
波を変調したRDS変調信号から前記RDSデータを再
生すると共に、交通情報の識別用に重畳されるARI信
号の受信の有無を検出するRDS受信機に構成され、R
DS変調信号Bと当該RDS変調信号Bから再生された
RDSクロック信号Dとの積を演算する乗算手段2と、
その乗算手段2の出力信号Eと前記副搬送波の同期信号
Hとの位相を比較し位相比較信号Iを出力する位相比較
手段3と、RDSクロック信号Dの1周期ごとに位相比
較信号Iを観測してその結果を積分し位相判定を行うと
共に次の周期直前にリセットを行い、1周期ごとに前記
副搬送波成分を分離した2相PSK復調信号Fを出力す
る積分&リセット手段4と、を有する2相PSK復調回
路11において、ARI信号受信の有無により前記同期
信号Hのパルス幅を変えて位相比較手段3に出力するパ
ルス幅可変手段12を、備えて構成する。
ス変換手段5において位相比較信号Iがさらに細かいパ
ルスに変換される。したがって、積分&リセット手段4
では、位相比較の結果をより詳細に観測することができ
るため、位相ズレなどの影響を排除して正しい位相判定
がなされ、副搬送波成分を分離した正確な2相PSK復
調信号Fが出力される。
1では、ARI信号が受信されている場合に、パルス幅
可変手段12において副搬送波の同期信号Hのパルス幅
が狭くされる。これにより、位相比較手段3におけるR
DS変調信号Bに含まれる副搬送波成分と同期信号Hの
位相ズレが吸収されるため、積分&リセット手段4にお
ける位相ズレによる誤判定が避けられ、副搬送波成分を
分離した正確な2相PSK復調信号Fが出力される。
3に、第1の発明と第2の発明とを実施した2相PSK
復調回路の一実施例の構成図を示す。
調回路30は、乗算手段であるEx−OR(排他的論理
和)回路31と、位相比較手段である第1のAND(論
理積)回路32と、パルス変換手段である第2のAND
回路33と、積分&リセット手段であるカウンタ34お
よびリセット信号生成回路35と、パルス幅可変手段で
あるパルス幅変換器36と、パルス幅変換器36と共に
パルス幅可変手段を形成する第1の切換えスイッチ37
と、第2のAND回路33と共にパルス変換手段を形成
する第2の変換スイッチ38と、分周器39と、を備え
て構成される。
は、A−D変換されたRDS変調信号Bと当該RDS変
調信号Bから再生されたRDSクロック信号Dとが入力
され、その排他的論理和により副搬送波成分を含む2相
PSK復調信号Eが出力される。第1のAND回路32
には、その副搬送波成分を含む2相PSK復調信号Eと
第1の切換えスイッチ37から出力される副搬送波の同
期信号Kとが入力され、その論理積により位相比較信号
Iが出力される。そして第2のAND回路33には、そ
の位相比較信号Iと第2の切換えスイッチ38から出力
される基準クロック信号Lとが入力され、その論理積に
より位相同期の割合を持った2相PSK復調信号Mがカ
ウンタ34に出力される。また、リセット信号生成回路
35には、RDSクロック信号Dが入力され、図9に示
したようにリセット信号Jが生成されてカウンタ34に
出力される。
期検波により生成された副搬送波に同期した57KHz
の第1の同期信号Hと、その第1の同期信号Hをパルス
幅変換器36によりデュ−ティ比1:3にパルス幅を変
換した第2の同期信号Nと、ARI信号検出信号Oとが
入力され、ARI信号が受信されていないときには第1
の同期信号Hに、ARI信号が受信されいるときには第
2の同期信号Nに切換えて出力するようにされている。
また、第2の切換えスイッチ38には、RDS受信機の
基準信号である4.332MHzの第1の基準クロック
信号Pと、その第1の基準クロック信号Pを分周器39
により1/2に分周した2.166MHzの第2の基準
クロック信号Qと、ARI信号検出信号Oとが入力さ
れ、ARI信号が受信されていないときには第2の基準
クロック信号Qに、ARI信号が受信されているときに
は第1の基準クロック信号Pに切換えて出力するように
されている。
タイミングチャート示す。図4は、位相比較信号Iに含
まれるパルスが基準クロックのパルスに変換されること
を示すタイミングチャートである。また、第5図は、A
RI信号が受信されていないときであって、同期検波の
ジッタによる変動が発生した場合のパルス変換を示し、
第6図は、ARI信号が受信されているときであって、
同期検波のジッタによる変動が発生した場合でのパルス
変換を示す。
の出力する位相比較信号Iには、Ex−OR回路31か
ら出力される2相PSK復調信号Eに含まれる副搬送波
成分の位相が反転する区間を示すパルスが含まれてい
る。そのパルスは、図5および図6に示すように、同期
信号Kとほぼ同一のパルスであるが、第2のAND回路
33におけるパルス変換により、さらに細かい基準クロ
ックLのパルスに変換され、位相同期の割合を持った2
相PSK復調信号Mとしてカウンタ34に出力される。
カウンタ34では、リセット信号JによりRDSクロッ
クの1周期ごとに第2のAND回路33の出力する基準
クロックをカウントし、カウント時にRDSクロックの
後半周期の間ハイレベルとなるように出力信号を生成
し、1周期ごとに完全に分離した2相PSK復調信号F
として差動デコード回路40に出力する。これにより差
動デコード回路40からはRDSデータGが復調され
る。
の円内に示すように、位相比較信号Iに含まれる1パル
ス内の基準クロックパルス数に近いカウント数を設定し
て位相の変化を観測し判定を行う。したがって、図5に
示すように、ARI信号が受信されていない場合におい
て、同期検波のジッタによる変動が発生して位相が18
0°異なる区間で誤パルスが発生したとしても、細分化
されたパルスのカウント判定により誤パルスによる位相
判定がなくなる。また、ARI信号が受信されていると
きには、図6に示すように、第1のAND回路32に入
力される副搬送波の同期信号Kが、パルス幅を狭く変換
した同期信号Nに切換わっているため、同期検波のジッ
タによる変動が吸収され、位相が180°異なる区間で
の誤パルスの発生が抑制される。したがって、カウンタ
34での位相判定が不安定となって誤った2相PSK復
調信号が復調される事態が回避される。
PSK復調回路によれば、RDS受信機における同期検
波のジッタによる変動によって、2相PSK復調信号に
含まれる副搬送波成分と副搬送波の同期信号とに位相ズ
レが発生したとしても、パルス変換手段により細分化さ
れた位相比較パルスにより、積分&リセット手段におけ
る位相の誤判定が回避され、副搬送波成分を完全に分離
した正確な2相PSK復調信号が安定して出力される。
よれば、ARI信号の受信により同期検波においてジッ
タによる変動が発生したとしても、副搬送波の同期信号
のパルス幅が切換えられるため、2相PSK復調信号に
含まれる副搬送波成分と副搬送波の同期信号との位相ズ
レが吸収され、積分&リセット手段における位相の誤判
定が回避され、副搬送波成分を完全に分離した正確な2
相PSK復調信号が安定して出力される。
K復調回路の一実施例の構成図である。
スが、基準クロックのパルスに変換されることを示すタ
イミングチャートである。
あって、同期検波のジッタによる変動が発生した場合の
パルス変換を示すタイミングチャートである。
って、同期検波のジッタによる変動が発生した場合での
パルス変換を示すタイミングチャートである。
て、RDS受信機に構成されるRDS復調回路の構成図
である。
グチャートである。
るタイミングチャートである。
グチャートである。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 RDSデータで2相PSK変調された信
号により副搬送波を変調したRDS変調信号から前記R
DSデータを再生するRDS受信機に構成され、 前記RDS変調信号と当該RDS変調信号から再生され
たRDSクロック信号との積を演算する乗算手段と、当
該乗算手段の出力信号と前記副搬送波の同期信号との位
相を比較し位相比較信号を出力する位相比較手段と、前
記RDSクロック信号の1周期ごとに前記位相比較信号
を観測してその結果を積分し位相判定を行うと共に次の
周期直前にリセットを行い、1周期ごとに前記副搬送波
成分を分離した2相PSK復調信号を出力する積分&リ
セット手段と、を有する2相PSK復調回路において、 前記位相比較信号に含まれるパルスをさらに細かい周期
のパルスに変換し前記積分&リセット手段に出力するパ
ルス変換手段を、備えることを特徴とするRDS受信機
の2相PSK復調回路。 - 【請求項2】 RDSデータで2相PSK変調された信
号により副搬送波を変調したRDS変調信号から前記R
DSデータを再生すると共に、交通情報の識別用に重畳
されるARI信号受信の有無を検出するRDS受信機に
構成され、 前記RDS変調信号と当該RDS変調信号から再生され
たRDSクロック信号との積を演算する乗算手段と、当
該乗算手段の出力信号と前記副搬送波の同期信号との位
相を比較し位相比較信号を出力する位相比較手段と、前
記RDSクロック信号の1周期ごとに前記位相比較信号
を観測してその結果を積分し位相判定を行うと共に次の
周期直前にリセットを行い、1周期ごとに前記副搬送波
成分を分離した2相PSK復調信号を出力する積分&リ
セット手段と、を有する2相PSK復調回路において、 前記ARI信号受信の有無により前記同期信号のパルス
幅を変えて前記位相比較手段に出力するパルス幅可変手
段を、備えることを特徴とするRDS受信機の2相PS
K復調回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34857292A JP3387537B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | Rds受信機の2相psk復調回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205063A JPH06205063A (ja) | 1994-07-22 |
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ID=18397923
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (2)
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---|---|
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JP (1) | JP3387537B2 (ja) |
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1992
- 1992-12-28 JP JP34857292A patent/JP3387537B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1993
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