JPH0799117A - ビーズインダクタ - Google Patents
ビーズインダクタInfo
- Publication number
- JPH0799117A JPH0799117A JP24117993A JP24117993A JPH0799117A JP H0799117 A JPH0799117 A JP H0799117A JP 24117993 A JP24117993 A JP 24117993A JP 24117993 A JP24117993 A JP 24117993A JP H0799117 A JPH0799117 A JP H0799117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- holes
- coil
- outside
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形化が可能であると共に製造が容易であ
り、配線基板に面実装するとき自動化が容易であり、ま
たコイル導電パタ−ンが配線基板の配線で短絡すること
がないビ−ズコアを得る。 【構成】 柱状コア1には貫通孔41〜46が形成され、
下端面32には溝5が形成されると共に溝5内に開口す
る貫通孔42と43間、44と45間に導電パタ−ン用溝6
が、上端面31には貫通孔41と42間、43と44間、45
と46間に導電パタ−ン用溝7がそれぞれ形成されてい
る。このコア1の貫通孔41〜46および上端面31及び
下端面32の導電パタ−ン用溝6、7に導電ペ−ストを
塗布し、電極端子用溝8に導電ペ−ストを塗布して焼成
することによりコイル2とこれに接続される電極端子9
が形成される。
り、配線基板に面実装するとき自動化が容易であり、ま
たコイル導電パタ−ンが配線基板の配線で短絡すること
がないビ−ズコアを得る。 【構成】 柱状コア1には貫通孔41〜46が形成され、
下端面32には溝5が形成されると共に溝5内に開口す
る貫通孔42と43間、44と45間に導電パタ−ン用溝6
が、上端面31には貫通孔41と42間、43と44間、45
と46間に導電パタ−ン用溝7がそれぞれ形成されてい
る。このコア1の貫通孔41〜46および上端面31及び
下端面32の導電パタ−ン用溝6、7に導電ペ−ストを
塗布し、電極端子用溝8に導電ペ−ストを塗布して焼成
することによりコイル2とこれに接続される電極端子9
が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面実装に適したビーズ
インダクタに関する。
インダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビーズインダクタは、図3に示す
ように、複数の貫通孔a1、a2、a3、a4、a5及びa6
を有する柱状コアbと、導線cを複数の貫通孔a1〜a6
に通して巻回したコイルdとから構成されており、妨害
電波除去用として多用されている。
ように、複数の貫通孔a1、a2、a3、a4、a5及びa6
を有する柱状コアbと、導線cを複数の貫通孔a1〜a6
に通して巻回したコイルdとから構成されており、妨害
電波除去用として多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビーズ
インダクタは、導線cを柱状コアbの複数の貫通孔a1
〜a6に通さなければならないので、製造上面倒である
とともに大型化する欠点があり、また、配線基板に面実
装する場合、手作業によらざるを得ないとともに、柱状
コアの端面に露出するコイルの導線間が配線基板の配線
導体で短絡することがあるという欠点があった。
インダクタは、導線cを柱状コアbの複数の貫通孔a1
〜a6に通さなければならないので、製造上面倒である
とともに大型化する欠点があり、また、配線基板に面実
装する場合、手作業によらざるを得ないとともに、柱状
コアの端面に露出するコイルの導線間が配線基板の配線
導体で短絡することがあるという欠点があった。
【0004】本発明は、従来のビーズインダクタのこの
ような欠点に鑑みてなされたもので、小型化することが
可能であるとともに製造及び面実装が容易であり、また
コイルの導線間が面実装した場合、配線基板の配線で短
絡することがないビーズインダクタを提供することをそ
の目的とするものである。
ような欠点に鑑みてなされたもので、小型化することが
可能であるとともに製造及び面実装が容易であり、また
コイルの導線間が面実装した場合、配線基板の配線で短
絡することがないビーズインダクタを提供することをそ
の目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、柱状コアとコイルとからなり、該柱状
コアは、対向するその両端面に開口する複数の貫通孔を
有するものであり、該コイルは、前記複数の貫通孔内お
よび前記両端面に沿って連続して配設された導体パタ−
ンからなるビ−ズインダクタであって、前記柱状コアの
前記両端面のうちの少なくとも一方の端面には溝が形成
され、前記複数の貫通孔は、前記両端面のうちの少なく
とも一方の端面の溝内および溝外に開口し、前記コイル
の前記両端面のうちの少なくとも一方の端面に沿って配
設される導体パタ−ンは前記溝内および溝外に形成さ
れ、該溝外に開口する貫通孔内に形成された導体パタ−
ンは溝外の端面に設けられた電極端子に接続されてなる
ことを特徴とする。
達成するために、柱状コアとコイルとからなり、該柱状
コアは、対向するその両端面に開口する複数の貫通孔を
有するものであり、該コイルは、前記複数の貫通孔内お
よび前記両端面に沿って連続して配設された導体パタ−
ンからなるビ−ズインダクタであって、前記柱状コアの
前記両端面のうちの少なくとも一方の端面には溝が形成
され、前記複数の貫通孔は、前記両端面のうちの少なく
とも一方の端面の溝内および溝外に開口し、前記コイル
の前記両端面のうちの少なくとも一方の端面に沿って配
設される導体パタ−ンは前記溝内および溝外に形成さ
れ、該溝外に開口する貫通孔内に形成された導体パタ−
ンは溝外の端面に設けられた電極端子に接続されてなる
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】柱状コアの貫通孔内及び互いに対向する両端面
に導電ペーストを塗布し焼きつけてコイルを形成したの
で、コイルが容易且つ小型に製造できる。また柱状コア
の少なくとも一方の端面に溝を設け、該溝内にコイルの
導電パターンを形成し、該一方の端面の溝外に電極を形
成したので、該一方の端面を下にして配線基板に搭載す
るときは、該導電パターンが配線基板の配線導体で短絡
せず、また配線基板への面実装が容易であり、自動化で
きる。
に導電ペーストを塗布し焼きつけてコイルを形成したの
で、コイルが容易且つ小型に製造できる。また柱状コア
の少なくとも一方の端面に溝を設け、該溝内にコイルの
導電パターンを形成し、該一方の端面の溝外に電極を形
成したので、該一方の端面を下にして配線基板に搭載す
るときは、該導電パターンが配線基板の配線導体で短絡
せず、また配線基板への面実装が容易であり、自動化で
きる。
【0007】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面につき説明す
る。図1及び図2において、1は柱状コア、2はコイル
である。柱状コア1は、上端面31及び下端面32に開口
する例えば6個の貫通孔41、42、43、44、45及び
46を有し、この貫通孔のうち4個の貫通孔42、43、
44及び45はこの実施例では、下端面32のみに形成さ
れた溝5内に開口し、他の2個の貫通孔41及び46は、
それぞれ溝5外の両側に開口している。また、溝5内に
開口する貫通孔42と43間、44と45間を連絡するよう
に、それぞれ導電パターン用溝6が形成され、上端面3
1には、貫通孔41と42間、43と44間及び45と46間
をそれぞれ連絡する導電パターン用溝7が形成され、下
端面32の溝5を挾んで両側には貫通孔41、46に連な
る電極端子用溝8、8が形成されている。
る。図1及び図2において、1は柱状コア、2はコイル
である。柱状コア1は、上端面31及び下端面32に開口
する例えば6個の貫通孔41、42、43、44、45及び
46を有し、この貫通孔のうち4個の貫通孔42、43、
44及び45はこの実施例では、下端面32のみに形成さ
れた溝5内に開口し、他の2個の貫通孔41及び46は、
それぞれ溝5外の両側に開口している。また、溝5内に
開口する貫通孔42と43間、44と45間を連絡するよう
に、それぞれ導電パターン用溝6が形成され、上端面3
1には、貫通孔41と42間、43と44間及び45と46間
をそれぞれ連絡する導電パターン用溝7が形成され、下
端面32の溝5を挾んで両側には貫通孔41、46に連な
る電極端子用溝8、8が形成されている。
【0008】この柱状コア1の6個の貫通孔41〜46、
下端面32の前記溝6、8及び上端面31の前記溝7にそ
れぞれ導電ペーストを互いに連なるように塗布して焼き
つけると柱状コア1に約3ターンのコイル2の導電パタ
ーンが形成され、その両端は電極端子9に接続される。
下端面32の前記溝6、8及び上端面31の前記溝7にそ
れぞれ導電ペーストを互いに連なるように塗布して焼き
つけると柱状コア1に約3ターンのコイル2の導電パタ
ーンが形成され、その両端は電極端子9に接続される。
【0009】尚、図1及び2において、10は配線基板
である。
である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、小型化が可能であるとともに製造が容易であり、
配線基板に面実装するとき、自動化することが容易であ
り、更にコイルの導電パターンが配線基板の配線パター
ンで短絡することがない等の効果を有する。
ので、小型化が可能であるとともに製造が容易であり、
配線基板に面実装するとき、自動化することが容易であ
り、更にコイルの導電パターンが配線基板の配線パター
ンで短絡することがない等の効果を有する。
【図1】 (A)は本発明の一実施例の柱状コアの斜視
図、(B)は(A)のB−B線截断面図、(C)はその
底面図
図、(B)は(A)のB−B線截断面図、(C)はその
底面図
【図2】 (A)は上記実施例の斜視図、(B)は
(A)のB−B線断面図、(C)はその底面図
(A)のB−B線断面図、(C)はその底面図
【図3】 (A)は従来のビーズインダクタの平面図、
(B)はその斜視図、(c)は底面図
(B)はその斜視図、(c)は底面図
【符号の説明】 1 柱状コア 2 コイル 31 上端面 32 下端面 41〜46 貫通孔 5 溝 6、7 導電パターン用溝 8 電極端子用溝 9 電極端子
Claims (1)
- 【請求項1】 柱状コアとコイルとからなり、該柱状コ
アは、対向するその両端面に開口する複数の貫通孔を有
するものであり、該コイルは、前記複数の貫通孔内およ
び前記両端面に沿って連続して配設された導体パタ−ン
からなるビ−ズインダクタであって、前記柱状コアの前
記両端面のうちの少なくとも一方の端面には溝が形成さ
れ、前記複数の貫通孔は、前記両端面のうちの少なくと
も一方の端面の溝内および溝外に開口し、前記コイルの
前記両端面のうちの少なくとも一方の端面に沿って配設
される導体パタ−ンは前記溝内および溝外に形成され、
該溝外に開口する貫通孔内に形成された導体パタ−ンは
溝外の端面に設けられた電極端子に接続されてなること
を特徴とするビ−ズインダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24117993A JPH0799117A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ビーズインダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24117993A JPH0799117A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ビーズインダクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799117A true JPH0799117A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17070416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24117993A Withdrawn JPH0799117A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ビーズインダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799117A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103035390A (zh) * | 2012-12-24 | 2013-04-10 | 深圳顺络电子股份有限公司 | 电感磁珠 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP24117993A patent/JPH0799117A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103035390A (zh) * | 2012-12-24 | 2013-04-10 | 深圳顺络电子股份有限公司 | 电感磁珠 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |