JPH0798611B2 - シート材の折り畳み方法およびその装置 - Google Patents

シート材の折り畳み方法およびその装置

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JPH0798611B2
JPH0798611B2 JP4136306A JP13630692A JPH0798611B2 JP H0798611 B2 JPH0798611 B2 JP H0798611B2 JP 4136306 A JP4136306 A JP 4136306A JP 13630692 A JP13630692 A JP 13630692A JP H0798611 B2 JPH0798611 B2 JP H0798611B2
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JP
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folding
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kelp
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plate
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信夫 小山
利明 田中
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばスライスされ
たとろろ昆布のような薄厚のシート材を、該シート材と
同材質の補填材とともに折り畳む方法およびその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、とろろ昆布を袋詰めした商品
においては、形崩れしていないシート状のとろろ昆布を
袋の表側に入れて外部からの見栄えをよくすると共に、
とろろ昆布の製造時に多く発生する形崩れした細片状の
とろろ昆布(中詰め用とろろ昆布)を外部から見えない
ように袋に積めて所定重量の商品とすることが行われて
いる。その場合、通常表用のとろろ昆布は昆布片を混入
かつ圧縮した固形体の昆布ブロックをスライスしてシー
ト状に成形すると共に、該表用とろろ昆布を折り畳むこ
とによって内部に上記の中詰め用とろろ昆布を包みこむ
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の昆布
ブロックのスライスにより得られる表用とろろ昆布は、
重量が1枚ずつ相違するから、各表用とろろ昆布の重量
を計量し、該計量重量に対して中詰め用とろろ昆布の供
給重量を加減して、合計重量が所定の目標重量となるよ
うにしなければならない。しかし、このような計量作業
は極めて面倒であり、特に薄くて破れやすい表用とろろ
昆布の折り畳みを伴いながら中詰め用とろろ昆布を包み
こまねばならないため、一層煩雑な作業を必要とし、作
業能率および量産性に欠けることになっていた。
【0004】そこで本発明は、上記のとろろ昆布のよう
な、一方がシート材とされている2種の物品を合わせて
目標重量に包装する場合における計量作業ならびに包み
こみ作業を能率的に行え、かつ省力化ができるシート材
の折り畳み方法およびその装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に記載の発明(以下、第1発明と称す)は、折り畳
みステーションにシート材と該シート材と同材質の補填
材とを、両者の合計重量が所定の目標重量になるように
供給して、該シート材を折り畳む方法であって、まずブ
ロック状の固形体をスライスして上記シート材を形成
し、その重量を計量したのち、これを折り畳みステーシ
ョンに供給すると共に、上記目標重量とシート材の計量
重量とから補填材の供給重量を算出して、その重量分の
補填材を上記折り畳みステーションにおけるシート材の
上に供給し、この状態でシート材を所定の形状に折り畳
むことを特徴とする。
【0006】さらに、請求項2に記載の発明(以下、第
2発明と称す)は、折り畳みステーションにシート材と
該シート材と同材質の補填材とを、両者の合計重量が所
定の目標重量になるように供給して、該シート材を折り
畳む装置であって、ブロック状の固形体をスライスして
シート材を得るカッター手段と、スライスされたシート
材の重量を計量する計量手段と、上記シート材を折り畳
みステーションにセットさせる手段と、上記目標重量と
計量手段による計量重量とから補填物の供給重量を算出
して、その重量分の補填材を上記折り畳みステーション
におけるシート材の上に供給する補填材供給手段と、上
記折り畳みステーションに設けられてシート材を所定の
形状に折り畳む折り畳み手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記の第1発明によれば、固形体をスライスす
ることによって得たシート材の重量が計量されることに
よって、自動的に補填材の必要重量が算出され、折り畳
みステーションに送り込まれたシート材の上にその重量
分の補填材が供給され、その後にシート材の折り畳みが
なされる。
【0008】さらに、第2発明によれば上記の作用が得
られることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0010】図面に示す実施例はとろろ昆布を製造する
ものであって、図1に示すように昆布片を混練かつ圧縮
してなる昆布ブロック1をスライスして薄厚のシート状
の表用とろろ昆布X1を得、このとろろ昆布X1を吸着
保持板2に吸着させたのち、該吸着保持板2をスライス
位置Yから折り畳み装置3の上面に形成されている折り
畳みステーションZに移動させ、該折り畳みステーショ
ンZに吸着している表用とろろ昆布X1をひろげて供給
し、かつ折り畳み装置3の側部に配置されている組み合
わせ計量器4から補填材としての中詰め用昆布X2(図
7参照)をシュート5を介して折り畳みステーションZ
の上にひろげられている表用とろろ昆布X1の上に供給
し、次いで上記の折り畳み装置3によって表用とろろ昆
布X1を、内部に中詰め用とろろ昆布X2を包み込むよ
うにして所定の形状に折り畳んで、コンベヤ6の上に排
出させ、このコンベヤ6によって折り畳み済みとろろ昆
布Xを図示しない包装機に送り込むようになされてい
る。
【0011】そのため、上記のスライス位置Yには昆布
ブロック1を一端側から順次スライスしていくカッター
7(図3参照)が昆布ブロック1の上に設けられると共
に、前述の吸着保持板2が駆動アーム8に支持されて配
置される。吸着保持板2は中空の板状体であって、昆布
吸着面2aに多数の通気穴9〜9が図3のように開口さ
れ、これらの通気穴9〜9が吸着保持板内部、および該
吸着保持板2を上記の駆動アーム8に支持させる中空支
持軸10、さらに該支持軸10に接続されているエアホ
ース11(図2、図3参照)を通して三方切り換え弁1
2に接続される。そして、この三方切り換え弁12の切
り換えによって吸引ポンプ13とコンプレッサ14とに
選択的に切り換え連通される。すなわち、表用とろろ昆
布X1を吸引保持する際には吸引ポンプ13に連通さ
れ、上記の折り畳みステーションZに表用とろろ昆布X
1を供給するときにコンプレッサ14に連通される。
【0012】また、上述の駆動アーム8は吸着保持板2
をスライス位置Yと折り畳みステーションZとにわたっ
て移動させるものであって、下端部が駆動軸15に連結
され、上端部に吸着保持板2の前述の支持軸10が枢着
されている。その場合、吸着保持板2はスライス位置Y
では図1中の実線に示すように昆布吸着面2aを縦にし
て、スライスされた表用とろろ昆布X1を吸着し、折り
畳みステーションZの上では昆布吸着面2aを下に向け
て、吸着している表用とろろ昆布X1を該折り畳みシテ
ーションZに落下させるように姿勢が制御される必要が
ある。そこで、スライス位置Yと折り畳みステーション
Zとにわたる移動中に吸着保持板2の姿勢を制御すべ
く、姿勢制御手段16が駆動アーム8に設けられてい
る。
【0013】すなわち、上記の姿勢制御手段16におい
ては、図2および図4に示すように上述の駆動軸15に
対して中空の外軸17が嵌合される。この外軸17は固
定軸であって、図示しない固定フレームに支持されてい
ると共に、該外軸17に大径ギヤ18が固装され、この
大径ギヤ18に噛み合う小径ギヤ19と、該小径ギヤ1
9に噛み合うもう1つの小径ギヤ20とが駆動アーム8
に回転自在に軸支されている。さらに小径ギヤ20と一
体回転するギヤ軸21に小径プーリー22が固装され、
また前述の支持軸10に大径プーリー23が固装され、
両プーリー22,23がベルト24によって連動され
る。
【0014】したがって、吸着保持板2がスライス位置
Yにある状態から駆動軸13によって駆動アーム8を回
転させると、大径ギヤ18の周りを小径ギヤ19が回転
するため、回転力が増速的に取り出され、もう1つの小
径ギヤ20に伝達される。この回転力は小径プーリー2
2と大径プーリー23との連動回転でさらに増速されて
支持軸10に入力され、吸着保持板2が回転することに
なる。このため、駆動アーム8によって吸着保持板2が
スライス位置Yから折り畳みステーションZへ移動され
る間に、該吸着保持板2が昆布吸着面2aを立てている
状態から寝かされる状態に回転され、折り畳みステーシ
ョンZからスライス位置Yに復帰移動される間に逆方向
に回転がなされる。
【0015】一方、前述の折り畳み装置3は後述する複
数の折り畳み板25〜31を用いて、折り畳みステーシ
ョンZに供給された表用とろろ昆布X1を支えている状
態で、これらの折り畳み板25〜31を所定の順序で起
立させることによって、表用とろろ昆布X1を折り畳
み、次に折り畳み済み昆布Xを折り畳みステーションZ
に設けている落とし口32から下方に排出し、これを前
述のコンベヤ6によって受け止めて搬送するように構成
されている。
【0016】そのため、上記の折り畳みステーションZ
は吸着保持板2によって供給される表用とろろ昆布X1
がひろげられた状態で無理なくのる大きさおよび形状と
されると共に、該折り畳みステーションZにのった表用
とろろ昆布X1をその周囲から上記の落とし口32にむ
けて所定の順序で重ね折りするように上述の折り畳み板
25〜31が設けられ、かつ落とし口32に、この落と
し口32を開閉すると共に、開放状態では折り畳まれた
とろろ昆布Xをコンベヤ6に排出するシュート板33が
備えられる。
【0017】その場合、この実施例では、上記折り畳み
板が長尺の3つの折り畳み板25,26,27(以下、
第1折り畳み板25、第2折り畳み板26、第3折り畳
み板27と称す)と、短尺の4つの折り畳み板28,2
9,30,31(以下、第4折り畳み板28、第5折り
畳み板29、第6折り畳み板30、第7折り畳み板31
と称す)とから構成され、第1折り畳み板25と第2折
り畳み板26とが長さ方向をコンベヤ6の搬送方向に合
わせて折り畳みステーションZの前後に配置されると共
に、第3折り畳み板27が第1折り畳み板25の内側に
平行して配置される。また、第3折り畳み板27と第2
折り畳み板26との間のほぼ中央位置が前述の落とし口
32とされてシュート板33が配置され、かつ該シュー
ト板33をコンベヤ搬送方向に挟んで、第4と第7の折
り畳み板28,31と、第5と第6との折り畳み板2
9,30とが振り分けて配置される。
【0018】さらに、上記の第1から第7までの折り畳
み板25〜31とシュート板33とは同じ平面に配置さ
れると共に、それぞれが折り畳みステーションZを囲ん
でいる本体フレーム34に回転可能にそれぞれの支軸3
5〜35,36に取り付けられて、該支軸35〜35,
36を中心として回転可能とされている。そして装置本
体内に、第1から第7までの各支軸35〜35に対応し
てそれぞれロータリソレノイド37〜37が装備され、
それぞれの支軸35とロータリソレノイド37とがカッ
プリング38によって連結され、ロータリソレノイド3
7の励磁によって、その支軸35に取り付けられている
折り畳み板が水平状態から起立され、励磁の解除によっ
て元の水平位置に復帰されるようになされている。
【0019】また、上記のシュート板33の支軸34に
も装置本体内でリンク39を介してソレノイド40が連
結され、該ソレノイド40の作動による支軸36の回転
でシュート板33が回動されるようになされているが、
その場合、シュート板33は水平位置から下方に回動さ
れ、その位置から復帰する。
【0020】上記折り畳み板25〜31は、第1折り畳
み板25が第3折り畳み板27の上に向けてとろろ昆布
Xを重ね折るように起立し、第2折り畳み板26および
第3折り畳み板27がそれぞれ第4ないし第7折り畳み
板28〜31の上に向けて同様に重ね折るように起立す
るように構成される。また、第4折り畳み板28が第7
折り畳み板31の上に、そして第5折り畳み板29が第
6折り畳み板30の上にそれぞれ重ね折るように起立す
ると共に、第6および第7のそれぞれの折り畳み板3
0,31がシュート板33の上に重ね折るように起立す
べく構成される。
【0021】さらに、前述の折り畳みステーションZに
は、表用とろろ昆布X1の供給後に、該表用とろろ昆布
X1の上に組み合わせ計量装置4から中詰め用とろろ昆
布X2が供給されて、表用とろろ昆布X1が折り畳まれ
るようになされており、その場合に、表用とろろ昆布X
1と中詰め用とろろ昆布X2との合計重量が予め定めら
れた所定の目標重量となるように制御される。そのた
め、前述の昆布ブロック1は秤41の上にのせられて、
その重量が計量されるようになされており、カッター7
によって表用とろろ昆布X1をスライスすることによる
重量減少分によって、このスライスされた表用とろろ昆
布X1の重量が計量され、かつ該計量値が組み合わせ計
量装置4に送られるようになされている。そして組み合
わせ計量装置4では、上記した目標重量から送られてき
た表用とろろ昆布の重量を減算して、その表用とろろ昆
布X1と組み合わせるべき中詰め用とろろ昆布X2の供
給重量が決定され、その重量分の中詰め用とろろ昆布X
2を折り畳みステーションZに供給する。
【0022】ところで、折り畳みステーションZに対す
る中詰め用とろろ昆布X2の供給がシュート5によって
なされることは先にのべたが、その供給位置は表用とろ
ろ昆布X1の折り畳みと、その後の排出のため、落とし
口32の上部分に対してなされることが望ましい。その
ためにはシュートの先端が図5の鎖線に示すように落と
し口32の上方に臨んでいる必要があるが、それでは折
り畳みステーションZに対する表用とろろ昆布X1の供
給がシュート5に阻害されることになるので、表用とろ
ろ昆布X1の供給時には実線に示すようにシユート5が
折り畳みステーションZから後退して待機しており、該
表用とろろ昆布X1の供給完了に伴ってシュート5が落
とし口32の上方へ進入するようにする。
【0023】次に、動作を説明する。
【0024】昆布ブロック1の前面に、昆布吸着面2a
を対向させて吸着保持板2が位置している図1の実線状
態で、かつ三方切り換え弁12によって吸着保持板2に
吸引ポンプ13を接続させ、通気穴9〜9にエアの吸引
力を働かせている状態より、カッター7を下降させ、昆
布ブロックをスライスすると、該スライスにより得られ
たシート状の表用とろろ昆布X1が上記のエア吸引力に
よって吸着保持板2の昆布吸着面2aに吸着される。一
方、昆布ブロック1においては、上記のスライスによっ
て吸着された表用とろろ昆布1枚分の重量が減るので、
この1枚分の重量が計量されて組み合わせ計量装置4に
送られる。
【0025】次に、駆動アーム8が図1の矢印P1方向
に回動され、吸着保持板2が折り畳みステーションZに
向けて移動される。また、該移動中に吸着保持板2が矢
印P2方向に回転され、折り畳みステーションZの上方
に移動したときには、吸着保持面2aが下に向く。そし
て、折り畳みステーションZへの移動完了に伴い、三方
切り換え弁12によって吸着保持板2にコンプレッサ1
4が連通され、通気穴9〜9からのエア吹き出しによっ
て吸着されていた表用とろろ昆布X1が折り畳みステー
ションZに供給される。
【0026】次いで、組み合わせ計量装置4のシュート
板5が落とし口32の上方に位置するように前進移動さ
れ、前述の表用とろろ昆布X1の計量値から算出された
重量分の中詰め用とろろ昆布X2がシュート5によっ
て、表用とろろ昆布X1の上に図7のように供給され
る。
【0027】この状態から、まず第1と第2の折り畳み
板25,26が起立され、重ね折り線a,bを基準に表
用とろろ昆布X1の前後が重ね折りされ、続いて第3の
折り畳み板27が起立され、重ね折り線cを基準として
重ね折りされる。このため表用とろろ昆布X1は図8に
示す細長い状態に折り畳まれて、前述の第4ないし第7
折り畳み板28〜31およびシュート板33の上にのる
と共に、中詰め用とろろ昆布X2が内部に包みこまれる
ことになる。
【0028】次に、第4と第5の折り畳み板28,29
が同時に起立され、表用とろろ昆布X1の両端が重ね折
り線d,eを基準に重ね折りされ、続いて第6折り畳み
板30が起立されて重ね折り線fを基準として重ね折ら
れ、さらに第7折り畳み板31が起立されて重ね折り線
gを基準に重ね折られる。
【0029】このように第1〜第7折り畳み板25〜3
1が表用とろろ昆布X1を落とし口32に向けて一定し
た順序で重ね折りしていくことにより、最後の第7折り
畳み板31がとろろ昆布を折ったときには、落とし口3
2、すなわちシュート板33の上に図9に示すようにコ
ンパクトに、かつ整然とした形状に折り畳まれたとろろ
昆布Xが位置することになる。したがって、折り畳み完
了後にシュート板33を下方に傾斜させれば、この折り
畳み済みとろろ昆布Xが折り畳みステーションZからコ
ンベヤ6の上に排出され、該コンベヤ6により包装機に
搬送され、一定した、かつ整然とした折り畳み状態で包
装され、商品価値が高められる。
【0030】以上のように、表用とろろ昆布X1と中詰
め用とろろ昆布X2との合計重量が所定の目標重量に自
動的に揃えられた状態で、両者X1,X2が折り畳まれ
るから、とろろ昆布X1,X2の計量ならびに包装ステ
ーションZに対する供給が迅速に行えることになって作
業能率が向上し、また省力化が可能になる。加えて、中
詰め用とろろ昆布X2は表用とろろ昆布X1に包みこま
れ、商品としての見栄えが良好になる。
【0031】図10は本発明の他の実施例を示すもの
で、前記の実施例がスライスされた表用とろろ昆布X1
を吸着保持板2に吸着させ、かつ駆動アーム8と姿勢制
御手段16との作動で自動的に折り畳みステーションZ
に供給したのに対し、この実施例は保持板102を用い
て作業者がスライスされた表用とろろ昆布X1を受け取
り、折り畳みステーションZに供給するようにしてい
る。その場合、表用とろろ昆布X1の計量は図1のよう
に秤41によって昆布ブロック1の重量変化から行うこ
ともできるが、図10のように別個に秤141を設け、
これに保持板102をのせることにより全体重量を計量
し、この全体重量から予め分かっている保持板102自
体の重量分を減算することで、保持している1枚の表用
とろろ昆布重量を算出し、組み合わせ計量装置4に入力
させるようにしてもよい。
【0032】さらに、図1および図10の各実施例にお
いて、秤41,141に代えて、吸着保持板2、保持板
142にロードセルを取り付け、これらの保持板2,1
42に保持した表用とろろ昆布X1の重量が該ロードセ
ルによって計量されるようにすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の記載によって明かなように、本発
明によれば、固形体をスライスすることによって得たシ
ート材の重量が計量されることによって、自動的に補填
材の必要重量が算出され、折り畳みステーションに送り
込まれたシート材の上にその重量分の補填材が供給さ
れ、その後にシート材の折り畳みがなされる。したがっ
て、シート材および補填材の計量、ならびに折り畳みス
テーションに対する供給および折り畳みの各動作が迅速
化されることになって、作業能率が向上し、かつ省力化
が図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例にかかるとろろ昆布製
造装置の概略構成図。
【図2】 上記製造装置におけるとろろ昆布スライス
位置の斜視図。
【図3】 上記スライス位置を異なる方向から見た
図。
【図4】 姿勢制御手段の拡大図。
【図5】 上記製造装置における折り畳み装置の平面
図。
【図6】 図5のA−A線切断図。
【図7】 とろろ昆布の折り畳み順序の説明図。
【図8】 図7に続く折り畳み順序説明図。
【図9】 折り畳まれたとろろ昆布の斜視図。
【図10】 第2実施例の概略構成図。
【符号の説明】
1 昆布ブロック 2 吸着保持板 3 折り畳み装置 4 組み合わせ計量装置 7 カッター 8 駆動アーム 16 姿勢制御手段 25〜31 折り畳み板 33 シュート板 41,141 秤 X1 表用とろろ昆布 X2 中詰め用とろろ昆布 Z 折り畳みステーション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳みステーションにシート材と該シ
    ート材と同材質の補填材とを、両者の合計重量が所定の
    目標重量になるように供給して、該シート材を折り畳む
    方法であって、まずブロック状の固形体をスライスして
    上記シート材を形成し、その重量を計量したのち、これ
    を折り畳みステーションに供給すると共に、上記目標重
    量とシート材の計量重量とから補填材の供給重量を算出
    して、その重量分の補填材を上記折り畳みステーション
    におけるシート材の上に供給し、この状態でシート材を
    所定の形状に折り畳むことを特徴とするシート材の折り
    畳み方法。
  2. 【請求項2】 折り畳みステーションにシート材と該シ
    ート材と同材質の補填材とを、両者の合計重量が所定の
    目標重量になるように供給して、該シート材を折り畳む
    装置であって、ブロック状の固形体をスライスしてシー
    ト材を得るカッター手段と、スライスされたシート材の
    重量を計量する計量手段と、上記シート材を折り畳みス
    テーションにセットさせる手段と、上記目標重量と計量
    手段による計量重量とから補填物の供給重量を算出し
    て、その重量分の補填材を上記折り畳みステーションに
    おけるシート材の上に供給する補填材供給手段と、上記
    折り畳みステーションに設けられてシート材を所定の形
    状に折り畳む折り畳み手段とを設けたことを特徴とする
    シート材の折り畳み装置。
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