JPH0798450A - 液晶板面取り加工機 - Google Patents
液晶板面取り加工機Info
- Publication number
- JPH0798450A JPH0798450A JP26308993A JP26308993A JPH0798450A JP H0798450 A JPH0798450 A JP H0798450A JP 26308993 A JP26308993 A JP 26308993A JP 26308993 A JP26308993 A JP 26308993A JP H0798450 A JPH0798450 A JP H0798450A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamfering
- liquid crystal
- crystal plate
- axis
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶板のガラス基板の外周縁を短時間で能率
良く面取り加工出来るようにした、液晶板面取り加工機
を得る。 【構成】 液晶板の外周縁を面取り加工する液晶板面取
り加工機であって、液晶板を保持するチャックテーブル
と、面取り加工すべき領域を検出するアライメント手段
と、液晶板の上下端縁部を面取り加工する上部ブレード
手段及び下部ブレード手段とから成る面取り手段と、を
少なくとも含む。
良く面取り加工出来るようにした、液晶板面取り加工機
を得る。 【構成】 液晶板の外周縁を面取り加工する液晶板面取
り加工機であって、液晶板を保持するチャックテーブル
と、面取り加工すべき領域を検出するアライメント手段
と、液晶板の上下端縁部を面取り加工する上部ブレード
手段及び下部ブレード手段とから成る面取り手段と、を
少なくとも含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶板の外周縁を面取
り加工するための液晶板面取り加工機に関する。
り加工するための液晶板面取り加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワープロ、テレビ等に用いら
れる液晶板は、図8に示すように上下のガラス基板a、
b間に液晶が封入され、下ガラス基板b上に薄膜トラン
ジスタが形成され、周囲に配設された多数の端子cと回
路構成される。又、製造工程中に静電気の発生により薄
膜トランジスタが破損するのを防止するため、多数の端
子cの端部を帯状のショートリングdで短絡してある。
このような液晶板は、図10に示すような複数枚取りの
大判からポイントスクライバーで切断された後に上下ガ
ラス基板a、bの外周縁が面取り加工される。ガラス基
板のエッジで作業者が怪我しないように保護する目的
と、製造組立工程中に発生するガラス板エッジ部の欠
け、割れを防止する目的と、前記ショートリングdを最
終的に除去する目的からである。
れる液晶板は、図8に示すように上下のガラス基板a、
b間に液晶が封入され、下ガラス基板b上に薄膜トラン
ジスタが形成され、周囲に配設された多数の端子cと回
路構成される。又、製造工程中に静電気の発生により薄
膜トランジスタが破損するのを防止するため、多数の端
子cの端部を帯状のショートリングdで短絡してある。
このような液晶板は、図10に示すような複数枚取りの
大判からポイントスクライバーで切断された後に上下ガ
ラス基板a、bの外周縁が面取り加工される。ガラス基
板のエッジで作業者が怪我しないように保護する目的
と、製造組立工程中に発生するガラス板エッジ部の欠
け、割れを防止する目的と、前記ショートリングdを最
終的に除去する目的からである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記液晶板において
は、下ガラス基板bの上面周縁と下面周縁及び上ガラス
基板aの上面周囲を面取りしなければならないので、作
業に多くの時間が掛かり、加工速度も遅いので生産性が
悪い等の問題点があった。本発明は、このような従来の
問題点を解決するためになされ、短時間で能率良く面取
り加工が出来るようにした、液晶板面取り加工機を提供
することを課題としたものである。
は、下ガラス基板bの上面周縁と下面周縁及び上ガラス
基板aの上面周囲を面取りしなければならないので、作
業に多くの時間が掛かり、加工速度も遅いので生産性が
悪い等の問題点があった。本発明は、このような従来の
問題点を解決するためになされ、短時間で能率良く面取
り加工が出来るようにした、液晶板面取り加工機を提供
することを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、液晶板の外周縁を面
取り加工する液晶板面取り加工機であって、液晶板を保
持するチャックテーブルと、面取り加工すべき領域を検
出するアライメント手段と、液晶板の上下端縁部を面取
り加工する上部ブレード手段及び下部ブレード手段とか
ら成る面取り手段と、を少なくとも含む液晶板面取り加
工機を要旨とするものである。
するための手段として、本発明は、液晶板の外周縁を面
取り加工する液晶板面取り加工機であって、液晶板を保
持するチャックテーブルと、面取り加工すべき領域を検
出するアライメント手段と、液晶板の上下端縁部を面取
り加工する上部ブレード手段及び下部ブレード手段とか
ら成る面取り手段と、を少なくとも含む液晶板面取り加
工機を要旨とするものである。
【0005】
【作 用】上部ブレード手段と下部ブレード手段とで下
ガラス基板の上面と下面とを同時に面取りし、上面の面
取りの際にショートリングを除去することが出来、又下
部ブレード手段のみにて上ガラス基板の上面を面取りす
ることが出来る。
ガラス基板の上面と下面とを同時に面取りし、上面の面
取りの際にショートリングを除去することが出来、又下
部ブレード手段のみにて上ガラス基板の上面を面取りす
ることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図1は本発明に係る面取り加工機の一例を示
すもので、ベッド1上にチャックテーブル2がX軸方向
に往復動可能で且つθ軸方向に回転可能に搭載されてい
る。即ち、チャックテーブル2は基台3に対してθ軸方
向に回転可能に装着され、その基台3はX軸駆動用モー
ター4によりベッド1上に配設されたX軸ガイドレール
5に沿ってX軸方向に往復動可能に形成されている。
詳説する。図1は本発明に係る面取り加工機の一例を示
すもので、ベッド1上にチャックテーブル2がX軸方向
に往復動可能で且つθ軸方向に回転可能に搭載されてい
る。即ち、チャックテーブル2は基台3に対してθ軸方
向に回転可能に装着され、その基台3はX軸駆動用モー
ター4によりベッド1上に配設されたX軸ガイドレール
5に沿ってX軸方向に往復動可能に形成されている。
【0007】6は支持台であり、Y軸駆動用モーター7
によりベッド1上に配設されたY軸ガイドレール8に沿
ってY軸方向に往復動出来るようにしてある。又、支持
台6のほぼ中央の立ち上げ面には、取付台9がZ軸駆動
用モーター10によりZ軸ガイドレール11に沿ってZ
軸方向に往復動可能に取り付けられている。
によりベッド1上に配設されたY軸ガイドレール8に沿
ってY軸方向に往復動出来るようにしてある。又、支持
台6のほぼ中央の立ち上げ面には、取付台9がZ軸駆動
用モーター10によりZ軸ガイドレール11に沿ってZ
軸方向に往復動可能に取り付けられている。
【0008】前記取付台9には面取り手段12即ち、上
部ブレード手段12aと下部ブレード手段12bとが上
下に並設され、更に上部ブレード手段12aはy軸駆動
モーター又はエアシリンダー13により取付台9の側面
に配設されたy軸ガイドレール14に沿ってy軸(Y軸
と平行)方向に往復動可能に形成されると共に、z軸方
向に調整可能に形成されている。
部ブレード手段12aと下部ブレード手段12bとが上
下に並設され、更に上部ブレード手段12aはy軸駆動
モーター又はエアシリンダー13により取付台9の側面
に配設されたy軸ガイドレール14に沿ってy軸(Y軸
と平行)方向に往復動可能に形成されると共に、z軸方
向に調整可能に形成されている。
【0009】上部ブレード手段12aは水平に保持され
た上部スピンドルユニット15とその先端部に着脱自在
に取り付けられた上部ブレード16とを有し、下部ブレ
ード手段12bもこれと同様に下部スピンドルユニット
17と下部ブレード18とから構成されている。
た上部スピンドルユニット15とその先端部に着脱自在
に取り付けられた上部ブレード16とを有し、下部ブレ
ード手段12bもこれと同様に下部スピンドルユニット
17と下部ブレード18とから構成されている。
【0010】従って、上部ブレード手段12aと下部ブ
レード手段12bは、支持台6を介して同時にY軸方向
に移動すると共に、取付台9を介して同時にZ軸方向に
移動し、しかも上部ブレード手段12aのみy軸方向及
びz軸方向に移動可能になっている。
レード手段12bは、支持台6を介して同時にY軸方向
に移動すると共に、取付台9を介して同時にZ軸方向に
移動し、しかも上部ブレード手段12aのみy軸方向及
びz軸方向に移動可能になっている。
【0011】19は顕微鏡19aを備えたアライメント
手段であり、前記支持台6の上部に取り付けられ、チャ
ックテーブル2上に保持したワークである液晶板20の
面取り箇所をアライメント出来るようにしてある。
手段であり、前記支持台6の上部に取り付けられ、チャ
ックテーブル2上に保持したワークである液晶板20の
面取り箇所をアライメント出来るようにしてある。
【0012】このように構成された面取り加工機は、加
工の前に予め加工品種に合わせたアプリケーションプロ
グラムを登録する。プログラムの内容としては、ワーク
サイズ、アライメントターゲットの位置データ、面取り
サイズ、切断速度等である。
工の前に予め加工品種に合わせたアプリケーションプロ
グラムを登録する。プログラムの内容としては、ワーク
サイズ、アライメントターゲットの位置データ、面取り
サイズ、切断速度等である。
【0013】事前の準備としてアライメント手段19や
面取り手段12の位置調整等の準備作業を実施するの
は、通常のダイサーやスライサーと同様である。この場
合、図3に示すように上部ブレード手段12aの上部ブ
レード16は面取り角度がα°のものを取り付け、下部
ブレード手段12bの下部ブレード18は面取り角度が
β°のものを取り付ける。このように面取り角度の異な
るブレードを用いるのは、上部ブレード16による面取
り時に前記ショートリングdを同時に除去する必要があ
るからである。
面取り手段12の位置調整等の準備作業を実施するの
は、通常のダイサーやスライサーと同様である。この場
合、図3に示すように上部ブレード手段12aの上部ブ
レード16は面取り角度がα°のものを取り付け、下部
ブレード手段12bの下部ブレード18は面取り角度が
β°のものを取り付ける。このように面取り角度の異な
るブレードを用いるのは、上部ブレード16による面取
り時に前記ショートリングdを同時に除去する必要があ
るからである。
【0014】次に、実際の面取り加工工程の一例を説明
すると、先ず第一にワークである液晶板20を所定の向
きでチャックテーブル2上にセットする。
すると、先ず第一にワークである液晶板20を所定の向
きでチャックテーブル2上にセットする。
【0015】起動ボタン(図略)を押すと、アライメン
トの操作モードとなりアライメント手段19の顕微鏡1
9aを使用して液晶板20に形成されているアライメン
トマークe(図9参照)を検出することによりアライメ
ントを遂行する。この作業により以降の加工動作は装置
が自動的に行う。
トの操作モードとなりアライメント手段19の顕微鏡1
9aを使用して液晶板20に形成されているアライメン
トマークe(図9参照)を検出することによりアライメ
ントを遂行する。この作業により以降の加工動作は装置
が自動的に行う。
【0016】アライメントが完了し起動ボタンが操作さ
れると、チャックテーブル2をθ軸回りに時計方向45
°回転すると共に、面取り手段12をY軸移動及びZ軸
移動によって上下のブレード手段12a、12bの割り
出しを行う。この後、チャックテーブル2をX軸移動さ
せることで液晶板20の下ガラス基板20bの四隅のう
ちの一か所例えば図2に示すP部の隅切りと、その隅切
り部上下面の面取り加工とを遂行する。
れると、チャックテーブル2をθ軸回りに時計方向45
°回転すると共に、面取り手段12をY軸移動及びZ軸
移動によって上下のブレード手段12a、12bの割り
出しを行う。この後、チャックテーブル2をX軸移動さ
せることで液晶板20の下ガラス基板20bの四隅のう
ちの一か所例えば図2に示すP部の隅切りと、その隅切
り部上下面の面取り加工とを遂行する。
【0017】P部の隅切りは、図4(A−1)に示すセ
ット状態即ち、上部ブレード16は非接触で下部ブレー
ド18の前面のみでなされ、しかもチャックテーブル2
のX軸移動の往路時にて遂行される。この隅切り直後に
上下部のブレード手段12a、12bは図4(A−2)
の状態にセットされ、チャックテーブル2のX軸移動の
復路時にて隅切り部上下面の面取り加工がなされる。
ット状態即ち、上部ブレード16は非接触で下部ブレー
ド18の前面のみでなされ、しかもチャックテーブル2
のX軸移動の往路時にて遂行される。この隅切り直後に
上下部のブレード手段12a、12bは図4(A−2)
の状態にセットされ、チャックテーブル2のX軸移動の
復路時にて隅切り部上下面の面取り加工がなされる。
【0018】この後、チャックテーブル2をθ軸回り時
計方向に90°ずつ回転させながら、他の三つのコーナ
ーQ部、R部、S部の隅切りとその隅切り部上下面の面
取り加工とを前記P部の加工と同じ要領にて順次遂行す
る。
計方向に90°ずつ回転させながら、他の三つのコーナ
ーQ部、R部、S部の隅切りとその隅切り部上下面の面
取り加工とを前記P部の加工と同じ要領にて順次遂行す
る。
【0019】次に、チャックテーブル2をθ軸回りに反
時計方向45°回転させ、端子が設けられている辺(S
部とR部を結んだ辺)SRの下ガラス基板20bを、チ
ャックテーブル2のX軸移動の往路時にて面取り加工す
る。この面取り加工は図5(B−1)に示すセット状態
で、下ガラス基板20bの上面は上部ブレード16の面
取り角度α°、下面は下部ブレード18の面取り角度β
°でそれぞれなされ、上面の面取りと同時にその縁部に
位置するショートリングdの除去を行える。
時計方向45°回転させ、端子が設けられている辺(S
部とR部を結んだ辺)SRの下ガラス基板20bを、チ
ャックテーブル2のX軸移動の往路時にて面取り加工す
る。この面取り加工は図5(B−1)に示すセット状態
で、下ガラス基板20bの上面は上部ブレード16の面
取り角度α°、下面は下部ブレード18の面取り角度β
°でそれぞれなされ、上面の面取りと同時にその縁部に
位置するショートリングdの除去を行える。
【0020】下ガラス基板20bの面取り後、チャック
テーブル2のX軸復路移動において、上ガラス基板20
aの上面の面取り加工を行う。この面取り加工は図5
(B−2)に示すセッティング状態、つまり下部ブレー
ド18のみで遂行される。
テーブル2のX軸復路移動において、上ガラス基板20
aの上面の面取り加工を行う。この面取り加工は図5
(B−2)に示すセッティング状態、つまり下部ブレー
ド18のみで遂行される。
【0021】この後、チャックテーブル2をθ軸回り反
時計方向に90°ずつ回転させながら、端子が設けられ
ている他の二辺RQ、QPについても同様に下ガラス基
板20bの上下面の面取りと、上ガラス基板20aの上
面の面取り加工とが順次に遂行される。
時計方向に90°ずつ回転させながら、端子が設けられ
ている他の二辺RQ、QPについても同様に下ガラス基
板20bの上下面の面取りと、上ガラス基板20aの上
面の面取り加工とが順次に遂行される。
【0022】最後に、チャックテーブル2をθ軸回り反
時計方向に90°回転し、端子の設けられていない辺
(液晶封止側の辺)PSの面取り加工を行うが、これは
図6(C−1)に示すセット状態で、チャックテーブル
2のX軸移動の往路時においてブレード18のみで上ガ
ラス基板20aの上面を面取りし、図6(C−2)に示
すセット状態に変更してから、チャックテーブル2のX
軸移動の復路時において下部ブレード18のみで下ガラ
ス基板20bの下面を面取りする。この時、上部ブレー
ド16が上ガラス基板20aに接触しないように、(C
−2)のセット時に前記y軸駆動モーター又はエアシリ
ンダー13により上部ブレード手段12aをy軸ガイド
レール14に沿ってy軸(Y軸と平行)方向に若干後退
させておく。
時計方向に90°回転し、端子の設けられていない辺
(液晶封止側の辺)PSの面取り加工を行うが、これは
図6(C−1)に示すセット状態で、チャックテーブル
2のX軸移動の往路時においてブレード18のみで上ガ
ラス基板20aの上面を面取りし、図6(C−2)に示
すセット状態に変更してから、チャックテーブル2のX
軸移動の復路時において下部ブレード18のみで下ガラ
ス基板20bの下面を面取りする。この時、上部ブレー
ド16が上ガラス基板20aに接触しないように、(C
−2)のセット時に前記y軸駆動モーター又はエアシリ
ンダー13により上部ブレード手段12aをy軸ガイド
レール14に沿ってy軸(Y軸と平行)方向に若干後退
させておく。
【0023】以上のような一連の工程により、液晶板2
0の上下ガラス基板20a、20bの面取り加工と、端
子cの端部に設けられたショートリングdの除去とを行
い、図7に示すような液晶板20′を得ることが出来
る。
0の上下ガラス基板20a、20bの面取り加工と、端
子cの端部に設けられたショートリングdの除去とを行
い、図7に示すような液晶板20′を得ることが出来
る。
【0024】この面取り工程において、2本のスピンド
ルユニットを上下に配置し、上部スピンドルユニット1
5に取り付けた上部ブレード16と下部スピンドルユニ
ット17に取り付けた下部ブレード18とを、適宜セッ
ティングして同時使用又は選択使用することにより所要
の面取りが出来るようにしたので、従来よりも短時間で
能率良く行うことが可能となり、その作業性を著しく向
上させることが出来る。
ルユニットを上下に配置し、上部スピンドルユニット1
5に取り付けた上部ブレード16と下部スピンドルユニ
ット17に取り付けた下部ブレード18とを、適宜セッ
ティングして同時使用又は選択使用することにより所要
の面取りが出来るようにしたので、従来よりも短時間で
能率良く行うことが可能となり、その作業性を著しく向
上させることが出来る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
面取り手段の上部ブレード手段と下部ブレード手段とで
液晶板の下ガラス基板の上面と下面とを同時に面取り出
来ると共に、ショートリングを面取りと同時に除去する
ことが出来、又下部ブレード手段のみにて上ガラス基板
の上面を面取り出来るようにしたので、加工速度が速
く、短時間で能率良く行え、作業性が著しく向上する等
の優れた効果を奏する。
面取り手段の上部ブレード手段と下部ブレード手段とで
液晶板の下ガラス基板の上面と下面とを同時に面取り出
来ると共に、ショートリングを面取りと同時に除去する
ことが出来、又下部ブレード手段のみにて上ガラス基板
の上面を面取り出来るようにしたので、加工速度が速
く、短時間で能率良く行え、作業性が著しく向上する等
の優れた効果を奏する。
【図1】 本発明の実施例を示す面取り加工機の斜視図
である。
である。
【図2】 (イ) 〜(ハ) は液晶板の面取り加工箇所を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】 面取り手段における上部ブレードと下部ブレ
ードの面取り角度を示す説明図である。
ードの面取り角度を示す説明図である。
【図4】 (A−1)は隅切り、(A−2)はその隅切
り部の面取り加工を示す説明図である。
り部の面取り加工を示す説明図である。
【図5】 (B−1)は端子が設けられた辺の下ガラス
基板の面取り加工、(B−2)は上ガラス基板の面取り
加工をそれぞれ示す説明図である。
基板の面取り加工、(B−2)は上ガラス基板の面取り
加工をそれぞれ示す説明図である。
【図6】 (C−1)は端子が設けられていない辺の上
ガラス基板の面取り加工、(C−2)は下ガラス基板の
面取り加工をそれぞれ示す説明図である。
ガラス基板の面取り加工、(C−2)は下ガラス基板の
面取り加工をそれぞれ示す説明図である。
【図7】 面取り加工が終了した液晶板の斜視図であ
る。
る。
【図8】 従来の液晶板の斜視図である。
【図9】 図8におけるF部の拡大斜視図である。
【図10】複数枚取り大判サイズの液晶板を示す平面図
である。
である。
1…ベッド 2…チャックテーブル 3…基台
4…X軸駆動用モーター 5…X軸ガイドレール
6…支持台 7…Y軸駆動用モーター 8…Y軸ガ
イドレール 9…取付台 10…Z軸駆動用モータ
ー 11…Z軸ガイドレール 12…面取り手段
12a…上部ブレード手段 12b…下部ブレード
手段 13…y軸駆動用モーター又はエアシリンダー
14…y軸ガイドレール 15…上部スピンドル
ユニット 16…上部ブレード17…下部スピンドル
ユニット 18…下部ブレード 19…アライメン
ト手段 19a…顕微鏡 20…液晶板 20a
…上ガラス基板 20b…下ガラス基板
4…X軸駆動用モーター 5…X軸ガイドレール
6…支持台 7…Y軸駆動用モーター 8…Y軸ガ
イドレール 9…取付台 10…Z軸駆動用モータ
ー 11…Z軸ガイドレール 12…面取り手段
12a…上部ブレード手段 12b…下部ブレード
手段 13…y軸駆動用モーター又はエアシリンダー
14…y軸ガイドレール 15…上部スピンドル
ユニット 16…上部ブレード17…下部スピンドル
ユニット 18…下部ブレード 19…アライメン
ト手段 19a…顕微鏡 20…液晶板 20a
…上ガラス基板 20b…下ガラス基板
Claims (1)
- 【請求項1】 液晶板の外周縁を面取り加工する液晶板
面取り加工機であって、液晶板を保持するチャックテー
ブルと、面取り加工すべき領域を検出するアライメント
手段と、液晶板の上下端縁部を面取り加工する上部ブレ
ード手段及び下部ブレード手段とから成る面取り手段
と、を少なくとも含む液晶板面取り加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26308993A JPH0798450A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 液晶板面取り加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26308993A JPH0798450A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 液晶板面取り加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798450A true JPH0798450A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17384681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26308993A Pending JPH0798450A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 液晶板面取り加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798450A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000190191A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Disco Abrasive Syst Ltd | 半導体ウェ―ハの加工方法 |
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JP2011011323A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 硬質脆性板の面取加工方法及び装置 |
WO2011092736A1 (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-04 | 坂東機工株式会社 | ガラス板の加工方法及びガラス板の加工装置 |
KR101511133B1 (ko) * | 2013-08-20 | 2015-04-10 | 주식회사 코디에스 | 기판 가공 장치 |
TWI491470B (zh) * | 2010-07-08 | 2015-07-11 | Nakamura Tome Precision Ind | A chamfering method for a hard brittle plate, and a chamfering apparatus |
WO2016085174A1 (ko) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 동우화인켐 주식회사 | 유리 기판 모서리 가공 장치 |
WO2016085175A1 (ko) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 동우화인켐 주식회사 | 유리 기판 모서리 가공 장치 |
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CN112123087A (zh) * | 2020-09-28 | 2020-12-25 | 安徽华城兴建材科技有限公司 | 一种纤维水泥防爆板的生产设备 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP26308993A patent/JPH0798450A/ja active Pending
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