JPH0798280A - 外観検査装置 - Google Patents

外観検査装置

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JPH0798280A
JPH0798280A JP24251293A JP24251293A JPH0798280A JP H0798280 A JPH0798280 A JP H0798280A JP 24251293 A JP24251293 A JP 24251293A JP 24251293 A JP24251293 A JP 24251293A JP H0798280 A JPH0798280 A JP H0798280A
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mirror
camera
light
photographing unit
reflected
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JP24251293A
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Tadao Watanabe
忠男 渡辺
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、移動機構を簡素化し操作性を改善す
るととも撮影ユニットを放射線から遮蔽できる外観検査
装置を提供することを目的とする。 【構成】本外観検査装置は、照明光を発生する光源11
と検査表面を撮影するカメラ12とを収納し被検査体2
0の長手方向へ移動自在に設けられた撮影ユニット10
と、光源11からの照明光を前記長手方向と交差する水
平方向へ反射させると共に前記被検査体側からの反射光
を前記カメラ側へ反射させる第1の反射体13と、被検
査体10の端面と対向する位置に配置され、第1の反射
体13からの照明光を前記被検査体20の端面へ入射す
ると共に、前記被検査体20の端面からの反射光を前記
第1の反射体13へ反射する第2の反射体21とを具備
する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高レベル放射能廃棄物
のガラス固化体を被検査体としてカメラで撮影し、その
撮影像からガラス固化体の表面状態(傷,へこみ,色
等)を検査する外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス固化体の表面状態を検査す
るための装置として図8に示す構成のものが考えられて
いた。この外観検査装置は、照明装置1及びTVカメラ
2からなる撮影ユニットを基板3に固定し、その基板3
を上下動機構4,水平移動機構5および回動機構6で支
持し、TVカメラ2で撮影した画像をモニタ7に表示す
るようになっている。
【0003】このような外観検査装置では、ガラス固化
体8の側面を撮影する場合は、撮影ユニットをガラス固
化体8の側面に対向する位置へ移動し、照明装置1から
の照明光でガラス固化体側面の所定領域を照明し、その
照明領域をTVカメラ2で撮影してモニタ7へ表示す
る。
【0004】ガラス固化体8の上端面を検査する場合
は、撮影ユニットを上下動機構4によりガラス固化体8
の上面よりも所定距離上方へ移動し、その後、撮影ユニ
ットを水平移動機構5によりガラス固化体8の上方へ移
動させる。そして撮影ユニットを回動機構6により90
度回転させて撮影ユニットの正面をガラス固化体8の上
端面に向ける。
【0005】またガラス固化体8の下端面を検査する場
合は、上記同様に、上下動機構4,水平移動機構5およ
び回動機構6により、撮影ユニットをガラス固化体8の
下面と対向する位置まで移動させてから撮影を行うこと
になる。
【0006】なお、ガラス固化体8はクレーンで吊ら
れ、または回転テーブルに載置されるため自転可能とな
っている。従って、上下,水平,回転の3軸方向の動き
でガラス固化体の全面を検査できることになる。
【0007】しかしながら、実際に上下動機構4,水平
移動機構5および回動機構6を設けた場合には、移動機
構が複雑化し、装置自体が大型化する傾向にある。ま
た、撮影ユニットには種々の信号ケーブルが接続されて
おり、その一端は外部の各種機器へ接続されている。例
えば、照明装置1からは電気信号ケーブルが引き出され
ていて撮影ユニットから離れた位置に設置されている電
力供給部等に接続されている。またTVカメラ2はTV
ケーブルを介してモニタ7に接続されている。
【0008】一方、上述したように撮影ユニットの移動
範囲が非常に広く、撮影位置を変更する際には回転動作
を伴うなど複雑な動きをすることから、上記各種ケーブ
ルの処理が難しく操作性を妨げる要因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の外
観検査装置は、撮影ユニットの移動機構が複雑で撮影部
位を変更する場合には撮影ユニットを複雑に移動させな
ければならず操作性が悪く、また撮影ユニットの複雑な
移動に伴い信号ケーブルの処理も難しかった。またガラ
ス固化体8は高レベル放射性物質であるため、図8に示
すように、撮影ユニットの撮影器材をガラス固化体8に
直接向けたのでは、放射線が撮影ユニットの各機器に照
射される不具合がある。
【0010】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、撮影ユニットの移動機構を簡素化して撮影
ユニットの動きを単純なものとし操作性を改善できると
共に、撮影ユニットを放射線から遮蔽できる外観検査装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下のような手段を講じた。請求項1に
対応する外観検査装置は、放射性物質を含む被検査体の
検査表面に照明光を照射し、その検査表面を撮影すると
共にその撮影画像を表示するものにおいて、前記照明光
を発生する光源と前記検査表面を撮影するカメラとを収
納し、前記被検査体の長手方向へ移動自在に設けられた
撮影ユニットと、前記光源からの照明光を前記長手方向
と交差する水平方向へ反射させると共に前記被検査体側
からの反射光を前記カメラ側へ反射させる第1の反射体
と、前記被検査体の端面と対向する位置に配置され、前
記第1の反射体からの照明光を前記被検査体の端面へ入
射すると共に、前記被検査体の端面からの反射光を前記
第1の反射体へ反射する第2の反射体とを具備する構成
とした。
【0012】請求項2に対応する外観検査装置は、前記
光源と前記第1の反射体との間の光路上に、前記照明光
の光軸を前記カメラの光軸とは独立して調整する光学部
材を備える構成とした。請求項3に対応する外観検査装
置は、被検査体全体に対する相対位置を識別するために
識別手段を前記被検査体の表面に設けた構成となってい
る。
【0013】
【作用】請求項1に対応する外観検査装置では、被検査
体の上端面を撮影する場合は、第1の反射体を上方へ移
動し、第1の反射体と第2の反射体との光軸を一致させ
る。このような状態で撮影ユニットの光源から出射した
照明光は被検査体の長手方向に沿って進み第1の反射体
に入射する。そして第1の反射体で長手方向と交差する
水平方向へ反射し第2の反射体に入射する。第2の反射
体で反射した照明光が被検査体の上端面へ入射する。
【0014】一方、被検査体の上端面で反射した反射光
は、第2の反射体,第1の反射体と伝播した後にカメラ
に入射する。従って、撮影ユニットを上方の1軸方向へ
移動しただけで被検査体の上端面を撮影できたことにな
る。しかも、第1の反射体を設けたことにより撮影ユニ
ットを直接被検査体に向けなくても照明及び撮影が可能
となった。
【0015】また、第2の反射体を被検査体の下端面に
配置し、角度を90度回転させれば、上記した同様に動
作により被検査体の下端面を撮影できることになる。被
検査体の側面を撮影する場合は、第1の反射体を被検査
体の側面位置まで移動する。そして、撮影ユニットの光
源から照明光を出射すれば、照明光が第1の反射体を介
して被検査体の側面に入射する。被検査体の側面で反射
した反射光は第1の反射体を介してカメラに入射し撮影
される。
【0016】請求項2に対応する外観検査装置では、光
源と第1の反射体との間の光路上に設けられた光学部材
により、照明光の光軸がカメラの光軸とは独立に調整さ
れる。従って、照明光の光軸とカメラの光軸とをずらす
ことができ、それにより被検査体での直接反射光がカメ
ラに入射するのを防止でき、ハレーションの発生が抑え
られるものとなる。
【0017】請求項3に対応する外観検査装置では、被
検査体から検査領域をカメラで撮影して表示した際に、
識別手段が同時に表示されるため被検査体全体に対する
どの部分の被検査領域を撮影しているかを容易に判断す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には、本発明の第1実施例に係る外観検査装置の構成
が示されている。本実施例の外観検査装置は、上面が開
口した放射能遮蔽容器9に照明装置11とTVカメラ1
2が収納されている。照明装置11とTVカメラ12は
近接配置されており、互いの光軸を平行にして容器固定
部に固定されている。なお、照明装置11とTVカメラ
12の各光軸は上方に向けられている。これら放射能遮
蔽容器9,照明装置11,TVカメラ12から撮影ユニ
ット10を構成している。
【0019】撮影ユニット上方の照明装置11およびT
Vカメラ12の光軸上に第1の反射体としての第1のミ
ラー13が配置されている。この第1のミラー13は、
その反射面が光軸に対して45度だけガラス固化体側へ
傾いており、支持アーム14を介して撮影ユニット10
に支持されている。従って、撮影ユニット10と第1の
ミラー13との光学的位置関係は固定されている。
【0020】上記撮影ユニット10が、撮影ユニット1
0の光軸と平行なガイド16を持ったカメラ移動機構1
7に保持されている。また撮影ユニットのTVカメラ1
2はモニタ17に接続され、照明装置11は不図示の電
力供給部に不図示の信号ケーブルを介して接続されてい
る。
【0021】ガラス固化体20の端面と対向する位置に
第2の反射体としての第2のミラー21を配置してい
る。第2のミラー21は角度調整機構22により反射面
角度を自在に調節可能になっており、ミラー移動機構2
3により角度調整機構22と共に上下方向へ移動可能に
なっている。
【0022】なお、ガラス固化体20は、不図示の吊下
機構にて保持されており、その吊下機構を介して操作さ
れる。次に、以上のように構成された本実施例の動作に
ついて図2〜図4を参照して説明する。
【0023】ガラス固化体20の上面の状態を検査する
場合は、撮影ユニット10及び第2のミラー21を図2
に示す状態に配置する。すなわち、第2のミラー21を
ミラー移動機構23によりガラス固化体20の上面に対
向する位置まで移動すると共に、角度調整機構21によ
り反射面を図示状態にする。一方、撮影ユニット10を
カメラ移動機構17により上方へ移動する。撮影ユニッ
ト10に対して第1のミラー13が支持アーム14を介
して固定されているので、撮影ユニット10の移動と共
に第1のミラー13も上方へ移動する。そして第1のミ
ラー13と第2のミラー21との互いの光軸が一致する
ところまで撮影ユニット10を移動する。
【0024】照明装置11を駆動すると、照明装置11
から出射した照明光はガラス固化体20の長手方向とな
る上方に向けて進行し第1のミラー13に入射する。そ
して第1のミラー13で上記長手方向と交差する水平方
向へ反射し、第2のミラー21に入射する。その照明光
はさらに第2のミラー21で反射してガラス固化体20
の上端面に入射する。第1のミラー13と第2のミラー
21の角度により、ガラス固化体20の上面における照
明位置が決まる。従って、外部から角度調整機構22の
動作を制御して第2のミラー21の角度を変化させるこ
とにより、撮影ユニット10及び第1のミラー13は固
定したままで、ガラス固化体20の上面における任意の
位置を照明することができる。ガラス固化体20の上面
で反射した反射光は第2のミラー21,第1のミラー1
3を通ってTVカメラ12に入射する。TVカメラ12
は照明光で照明された検査領域を撮影し、その映像信号
をモニタ1へ出力する。その結果、モニタ17にはガラ
ス固化体上面の所定領域が映し出される。
【0025】なお、図2では反射光の光線しか図示され
ていないが、照明装置10の光軸はTVカメラ12の光
軸と平行でかつ近接していることからほぼ同一光路であ
るといえる。
【0026】次に、ガラス固化体20の側面を検査する
場合は、撮影ユニット10を図3に示す状態に配置す
る。すなわち、撮影ユニット10をカメラ移動機構17
により下方向へ移動し、第1のミラー13がガラス固化
体20の側面に対向する位置まで来たところで停止す
る。次に、照明装置11を駆動する。照明装置11で発
生した照明光は第1のミラー13に入射し、そこで反射
してガラス固化体20の側面に入射することになる。撮
影ユニット10をカメラ移動機構17により下方向へ移
動すればガラス固化体の長手方向を照明光で走査するこ
とができ、またガラス固化体20を吊下機構により回転
させれば周方向を照明光で走査することができる。照明
光が照射された側面からの反射光は第1のミラー13を
通ってTVカメラ12に入射する。この様にしてガラス
固化体20の側面の状態がモニタ17へ表示される。
【0027】なお、側面を表示する場合は、第1のミラ
ー13による鏡像反転により画像が実際のものとは反対
に映し出される。そこで本実施例では、側面を表示する
場合はTVカメラ12の有する鏡像反転機能を用いて正
常画像に戻してから表示するものとする。
【0028】次に、ガラス固化体20の下面を検査する
場合は、撮影ユニット10を図4に示す状態に配置す
る。すなわち、第2のミラー21をミラー移動機構23
によりガラス固化体20の下面に対向する位置まで移動
すると共に、角度調整機構21により反射面を図示状態
にする。撮影ユニット10はカメラ移動機構17により
下方へ移動し、第1のミラー13と第2のミラー21と
の互いの光軸が一致するところで停止する。
【0029】次に、照明装置11を駆動して照明光を発
生させる。照明装置11から出射した照明光はガラス固
化体20の長手方向となる上方に向けて進行し第1のミ
ラー13に入射する。そして第1のミラー13で上記長
手方向と交差する水平方向へ反射し、第2のミラー21
に入射する。その照明光はさらに第2のミラー21で上
方に向けて反射し、ガラス固化体20の下端面に入射す
る。そして角度調整機構22の動作を制御して第2のミ
ラー21の角度を変化させ、ガラス固化体20の下面に
おける任意の位置を照明する。ガラス固化体20の下面
で反射した反射光は第2のミラー21,第1のミラー1
3を通ってTVカメラ12に入射し、モニタ17へ表示
される。
【0030】上記操作中に注目部位が発見された場合に
はTVカメラ12のズーム機能を使って拡大表示する。
この場合、視野の中心を、第2のミラー21の角度を角
度調整機構22で変更し注目部位へ移動する。
【0031】このように本実施例によれば、撮影ユニッ
ト10の光軸上に配置され当該ユニット10と共に移動
する第1のミラー13を設けると共に、ガラス固化体1
0の上面及び下面に対向する位置へ移動可能に支持され
ると共に反射角度を任意に変更可能な第2のミラー21
を設けたので、撮影ユニット10を1軸方向へ移動する
だけでガラス固化体20の上面,下面,及び側面を撮影
することができる。従って、撮影ユニット10の移動が
1軸方向で済むことから移動機構の構成を簡素化できる
と共に、撮影ユニット10から引き出される信号ケーブ
ルの処理も簡単になるという利点がある。
【0032】また撮影ユニット10の構成要素である照
明装置11,TVカメラ12を放射能遮蔽容器9の中に
収納し、その放射能遮蔽容器9をガラス固化体20とは
直接対面しない上面を開口させるようにしたので、各種
機器を放射能から保護することができる。
【0033】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図5は、第2実施例に係る外観検査装置の要部の構
成を示している。本実施例の外観検査装置は、上述した
第1実施例における撮影ユニット10の部分を変形した
例である。従って、撮影ユニット以外の部分は第1実施
例と同様に構成されているので、ここでは撮影ユニット
の構成についてのみ詳しく説明する。
【0034】照明装置11とTVカメラ12を十分な離
間Lを保って離間配置し、照明装置11の光軸上に回動
ミラー30を配置し、TVカメラ12の光軸上にハーフ
ミラー31を配置する。回動ミラー30を照明装置11
からの照明光がハーフミラー31へ入射するように角度
調整し、ハーフミラー31を回動ミラー30からの入射
光が第1のミラー13へ反射し、かつ、第1のミラー1
3からの入射光が透過してTVカメラ12に入射するよ
うに角度調整している。回動ミラー30の角度θは電気
的または手動で外部から調整可能に構成されている。
【0035】このように構成された撮影ユニット10′
を備えた本実施例では、照明装置11を駆動すると、照
明装置11で発生した照明光が回動ミラー30で反射し
てハーフミラー31に所定の入射角で入射し、さらにハ
ーフミラー31で反射して第1のミラー13に入射す
る。
【0036】このとき、照明光がガラス固化体20に入
射する時の入射角度は回動ミラー30の角度で決まって
くる。従って、回動ミラー30の角度によってはガラス
固化体20への入射光のうち直接反射光は第1のミラー
13へは戻らずに散乱光のみが第1のミラー13に戻る
ように調整できる。このような状態が図5に示されてい
る。
【0037】ガラス固化体20表面での反射光は第1の
ミラー13に入射し、ハーフミラー31を透過してTV
カメラ12に入射する。本実施例では、回動ミラー30
の角度を調節して照明光の光軸L1とカメラ12の光軸
L2とがずれるようにすれば、ガラス固化体20の表面
での直接反射光はTVカメラ12には入射しなくなり、
散乱反射光のみが入射するようになる。直接反射光はハ
レーションを起こしやすい照度の高い光であるため、そ
の様な直接反射光を除外した撮影像はきわめて視認性の
良いものとなる。
【0038】このように本実施例によれば、カメラ12
の光軸と照明装置11の光軸との相対角度を任意にずら
すことができるため、検査領域のハレーションが生じな
いように照明することができ、視認性に優れた撮影像を
得ることができる。
【0039】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。本実施例は、図6に示すようにガラス固化体20の
表面に長手方向に所定間隔で識別手段として色の異なる
識別線M1〜M5を描画している。このような識別線M
1〜M5を有するガラス固化体20の表面を、上述した
第1実施例または第2の実施例による外観検査装置で撮
影すると、図7に示すような撮影像がモニタ17に表示
されることになる。
【0040】本実施例によれば、ガラス固化体20の縦
横比が大きく、またはTVカメラ12をズームしたこと
により、全体像がTVカメラ12の視野によりモニタ1
7に表示されない場合であっても、識別線M1〜M5の
色からガラス固化体20のどの部分を表示しているのか
を容易に判断することができる。
【0041】なお、識別模様は色の異なる識別線M1〜
M5に限られるものではなく、高さ位置毎に識別線の形
状を変えたり間隔を変化させたりしても良い。また、線
を描画するのではなくワイヤのようなものを使っても同
様の機能を実現できる。本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々変形実施可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、撮
影ユニットの移動機構を簡素化して撮影ユニットの動き
を単純なものとし操作性を改善できると共に、撮影ユニ
ットを放射線から遮蔽できる外観検査装置を提供でき
る。
【0043】また、本発明によれば、撮影ユニットの移
動機構を簡素化して撮影ユニットの動きを単純なものに
できると共に、撮影ユニットを放射線から遮蔽でき、し
かも視認性の良い撮影像を表示できる外観検査装置を提
供できる。
【0044】また、本発明によれば、撮影ユニットの移
動機構を簡素化して撮影ユニットの動きを単純なものに
できると共に、撮影ユニットを放射線から遮蔽でき、し
かも撮影部位を容易に判断できる外観検査装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る外観検査装置の構成
図である。
【図2】第1実施例においてガラス固化体の上面を撮影
する際の配置状態を示す図である。
【図3】第1実施例においてガラス固化体の側面を撮影
する際の配置状態を示す図である。
【図4】第1実施例においてガラス固化体の下面を撮影
する際の配置状態を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る外観検査装置の撮影
ユニット部分の構成図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る外観検査装置で観察
対象とするガラス固化体に描画した識別線を示す図であ
る。
【図7】第3実施例でのモニタ表示画面を示す図であ
る。
【図8】従来の外観検査装置の構成図である。
【符号の説明】
9…放射線遮蔽容器、10…撮影ユニット、11…照明
装置、12…TVモニタ、13…第1のミラー、14…
支持アーム、17…カメラ移動機構、18…モニタ、2
1…第2のミラー、22…角度調整機構、23…ミラー
移動機構、30…回動ミラー、31…ハーフミラー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性物質を含む被検査体の検査表面に
    照明光を照射し、その検査表面を撮影すると共にその撮
    影画像を表示する外観検査装置において、 前記照明光を発生する光源と前記検査表面を撮影するカ
    メラとを収納し、前記被検査体の長手方向へ移動自在に
    設けられた撮影ユニットと、 前記光源からの照明光を前記長手方向と交差する水平方
    向へ反射させると共に前記被検査体側からの反射光を前
    記カメラ側へ反射させる第1の反射体と、 前記被検査体の端面と対向する位置に配置され、前記第
    1の反射体からの照明光を前記被検査体の端面へ入射す
    ると共に、前記被検査体の端面からの反射光を前記第1
    の反射体へ反射する第2の反射体とを具備したことを特
    徴とする外観検査装置。
  2. 【請求項2】 前記光源と前記第1の反射体との間の光
    路上に設けられ、前記照明光の光軸を前記カメラの光軸
    とは独立して調整する光学部材を具備したことを特徴と
    する請求項1記載の外観検査装置。
  3. 【請求項3】 前記被検査体の表面に、被検査体全体に
    対する相対位置を識別するための識別手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の外観検査
    装置。
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