JPH0797800B2 - 電子黒板装置 - Google Patents

電子黒板装置

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JPH0797800B2
JPH0797800B2 JP60297130A JP29713085A JPH0797800B2 JP H0797800 B2 JPH0797800 B2 JP H0797800B2 JP 60297130 A JP60297130 A JP 60297130A JP 29713085 A JP29713085 A JP 29713085A JP H0797800 B2 JPH0797800 B2 JP H0797800B2
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ram card
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は筆記面に書かれている筆記情報を用紙にコピー
する電子黒板装置に関する。
〔従来技術〕
電子黒板装置は従来の黒板としての機能の他に筆記面に
書かれている筆記情報を用紙にコピーする機能を設けた
装置である。電子黒板装置は筆記情報をコピーする機能
を有しているので、この電子黒板装置を用いた場合には
例えば会議中における出席者はそれぞれ黒板に書かれた
情報を写し書きする必要がなくなった。すなわち、出席
者は会議等の内容を考えることに集中でき、無駄な時間
を必要としなくなった。この特徴のため、オフィスや工
場さらには研究室等各方面でこの電子黒板装置が使われ
ている。
従来の電子黒板装置では、イメージセンサ等で筆記情報
を読取り、その読取った電子信号をプリンタ等で出力す
る方式が多く用いられている。会議等で出席者に筆記面
に書いた情報をコピーして配布する時には先ず必要とす
る枚数を数値キーによって入力し、続いてコピーキー等
を押下して、用紙へのコピーを行っている。一般的に前
述した方式の電子黒板装置においては、一筆記面分の筆
記情報を読取った時にそれをメモリ等に記憶し、必要と
する枚数分、順次メモリより読出してプリンタで出力し
ている。
前述した電子黒板装置は筆記情報を読取るイメージセン
サの他に読取った情報を一時的に記憶するメモリと、そ
の情報を用紙に出力するプリンタとを有している。この
ため、電子黒板装置は構成が複雑で高価なものとなって
いる。また、次にコピーをとる時には前回読取った情報
を記憶しているメモリの内容が消えてしまい、再度同一
のコピーを取ることが出来ないという問題を有してい
る。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、全体の構
成を簡略化して様々な使い方に対応できる電子黒板装置
を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は読取られた筆記情報をコネクタを介して、着脱
可能に構成されたRAMカード、プリンタ等の外部接続機
器に出力できるようにしたことを要点とする。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第2図は、本発明の実施例の電子黒板装置の外観図であ
る。黒板本体1は脚部2の上部に設けられている。そし
て黒板本体1の前面部には筆記シート3が配置され、さ
らに筆記シート3の筆記情報を記憶するRAMカード11が
挿入されるRAMカード挿入口と複数のキーとを有する操
作部4が設けられている。
本発明の実施例においては筆記シート3はループ状で黒
板本体1内に設けられたモータによって移動するように
構成されており、2ページ分の筆記領域を有している。
そして、この筆記シート3は操作部4におけるオペレー
タのキー操作によって移動する。第3図(a)は黒板本
体の操作部4の配置図である。左端に、後述するRAMカ
ードが挿入されていない時にコピーキー等が押下された
場合にエラーを表示するエラーランプLED1が設けられ、
そして順次右側にオールクリアキーK1(A/C),コピー
キーK2(COPY),下移動キーK3 ,上移動キーK4 ,ページ移動キーK5(Δ)が設けられている。更にその
右側にはRAMカードを挿入するRAMカード挿入口L1,RAMカ
ードが挿入されている等の時に点燈するランプLED2,RAM
カード挿入口に挿入されているRAMカードの記憶内容を
クリアするクリアキーK6,電源スイッチSW1,電源投入表
示ランプLED3が設けられている。
制御ユニットは筆記面の移動や筆記情報の読取りの制御
を行う回路と、読取った情報を第3図(a)に示したRA
Mカード挿入口に挿入され、内部のコネクタと接続するR
AMカードへのデータの書込みを行う回路と後述するプリ
ンタへの読取った情報すなわちデータを出力する回路と
を有している。この制御ユニットの後部には図示しない
が、プリンタと接続するためのコネクタが配置されてお
り、このコネクタに接続されるケーブル5を介してプリ
ンタ6と接続される。プリンタ6は前述したケーブル5
を介して供給される筆記情報すなわち読取りデータを印
字する装置である。また、前述した操作部4のRAMカー
ド挿入口にセットされて筆記情報が書込まれたRAMカー
ドを印字する機能をも有している。第3図(b)はプリ
ンタ装置6の前面の操作部の配置図である。左側よりラ
ンプLED4,オールクリアキーK7,コピーキーK8,RAMカード
挿入口L2,カード挿入表示ランプLED5,電源スイッチSW2,
電源投入ランプLED6が設けられている。コピーキーK8は
RAMカード挿入口L2に挿入されたRAMカードに記憶された
筆記情報を出力することを指示するキーであり、オール
クリアキーK7は前述のコピーキーK8の押下によって発生
したエラー(例えばRAMカードがRAMカード挿入口に挿入
されていない時やRAMカードに何も記憶されていない時
にコピーキーを押下した場合)をクリアするキーであ
る。
本発明は、黒板装置とプリンタにRAMカードと接続可能
なコネクタ(RAMカード挿入口L1,L2内部に設けられてい
る)をそれぞれ設け、黒板本体にプリンタ6が接続され
ていなくてもRAMカードに筆記情報を記憶させ、コピー
が必要な時にプリンタに設けられたRAMカード挿入口L2
にRAMカードを挿入してコピーを行なえるようにしたも
のである。
第1図は本発明の実施例の回路構成図、第5図はその動
作処理を示すフローチャートである。以下では第1図、
第5図を用いて更に詳細に説明する。制御回路1は前述
した操作部4より入力するキーの操作やRAMカードの挿
入に対する処理等を行う本体CPU9を有し、それらに接続
された後述する回路はこの本体CPU9の制御によって動作
する。前述した操作部4の電源スイッチSW1が操作者に
よってオン(START)となると、先ずRAMカード11のチェ
ック処理S1を行う。RMAカード11は筆記情報を記憶する
メモリ部と、メモリ部に筆記情報が記憶されているか否
かを表わすレジスタRとよりなり、それらが接続してい
るデータバスDB2,アドレスバスAB2,制御線SE2はコネク
タを介して本体プロセッサ9のデータバスDB1、アドレ
スバスAB1,制御線SE1に接続されている。RAMカード11の
チェック処理S1は、コネクタ10にRAMカード11が接続さ
れているか否かを判別し、本体CPU9内に設けられたフラ
グレジスタFにその状態を格納する処理である。第6図
はRAMカードチェック処理の詳細を示すフローチャート
である。先ず、RAMカード11がランプ挿入口L1に挿入さ
れ、コネクタ10に接続されているか否かの判別処理S1−
1を行う。この判別処理S1−1はメモリの特定領域をラ
イトした後同じデータがリードされるか否かによってな
される。なお、コネクタの特定のピン間をショートする
ようにRAMカード11を構成し、特定のピン間がショート
されているか否かによっても同様に判別することができ
る。一方、本体CPU9は内部にフラグレジスタFを有し、
第4図(a)に示すようにフラグレジスタFはプリンタ
6が接続されているかのフラグF1,RAMカードが接続され
ているかのフラグF2,RAMカード11が挿入されている時に
そのRAMカード11がデータ書込み可能であるかのフラグF
3よりなる。前述した判別処理S1−1において挿入され
ている(YES)時にはフラグF2に“1"をセットする処理
を行う。そして挿入されていない(NO)時にはフラグF2
に“0"をセットする処理を行う。そして処理S1−3の後
にはフラグF3を“0"とする処理S1−4,更にRAMカードが
挿入されていることを表わすランプLED2をオンとする処
理S1−5を行う。一方、処理S1−2を行った後には、挿
入されているRAMカード11が書込み可能であるか否かを
判別する処理S1−6を行う。RAMカード11内に設けられ
たレジスタRには後述するが筆記情報を書込んだ時に
“1"が、またクリアされた時に“0"が格納されるので、
この判別処理S1−6はこのレジスタRが“0"か或いは
“1"であるかによって判別する。レジスタRが“0"でな
い(NO)時にはRAMカード書込フラグF3を“0"とする前
述した処理S1−4より実行する。即ち、RAMカード11が
挿入されていてもRAMカード書込みフラグF3を“0"とし
て書込み禁止するとともにそれに続く処理S1−5でラン
プLED2をオフとする処理を行う。この処理によって操作
者(使用者)に挿入したRAMカードが書込み禁止である
ことを表示する。RAMカードが挿入されていない時にも
処理S1−4,S1−5を行うので、このランプLED2のオフは
コピーキーを押下してもコピー動作ができないことを表
わしている。また判別処理S1−6において挿入されたRA
Mカード11が書込み可能であると判別(YES)した時には
RAMカード書込みフラグF3に“1"を格納する処理S1−7
とランプLED2をオンとする処理S1−8を行う。そして処
理S1−5或いは処理S1−8によってRAMカードチェック
処理S1を終了(RTN)する。前述したRAMカードチェック
処理S1によってRAMカードへの書込み可能の表示とその
フラグの設定が完了する。そして、次にはキーサンプリ
ング処理S2を行う。キーサンプリング処理S2は黒板本体
1の操作部4に設けられたキーK1〜K6が押下されたか否
か判別する処理である。キーが押下されていない(キー
なし)の時には前述した処理S1より繰り返す。この繰り
返しによって例えばRAMカードが後で挿入されても、挿
入されたカードに対して前述した処理S1によってフラグ
の変更やランプの点燈が行われる。キーサンプリング処
理S2においてキーK1〜K6の1個が押下された時には、次
には、押下されたキーの判断処理S3を行うとともに押下
されたキーに対応する処理を実行する。キー判断処理S3
によって分岐されて実行する処理は下移動処理S4,上移
動処理S5,1ページ上移動処理S6,コピー処理S1,RAMカー
ドクリア処理S8,エラー解除処理S9である。下移動処理S
4はキー判断処理S3において下移動キーK3が押下された
時に実行する処理である。本体CPU9にはモータドライバ
12が接続されているので、この処理によってモータドラ
イバ12に対して筆記シート3が下方向に移動するように
モータを回転させるデータを出力する処理がなされる。
モータを回転させ筆記シート3を上方に移動する制御信
号がモータドライバ12に加わった時にはモータドライバ
はパルスモータ13を上方向に筆記シート3を移動すべき
駆動信号をパルスモータ13に加えパルスモータ13を回転
させる。筆記シート3は前述したようにループ状になっ
ており、そのループ内にシート移動ローラ15,14が設け
られている。シート移動ローラ15は自由回転するように
なっており、シート移動ローラ14は前述したパルスモー
タと機械的に接続されているので、パルスモータ13がモ
ータドライバ12で駆動された時には筆記シート3がその
回転方向に対応して移動する。下移動処理S4は筆記シー
ト3を下方向に移動させる処理であり、これに対し反対
方向すなわち上方向に移動させるのが上移動処理S5であ
る。上移動処理5は前述とは逆に上方向に移動させるた
め、モータドライバ12はパルスモータ13を下移動処理と
は逆の回転する制御を行う。
下移動処理S4,上移動処理S5はキーK3,K4が押下されてい
る間移動させる処理であり、キーの押下がなされなくな
った時には直ちにこの処理を終了する。1ページ上移動
処理S6はシートを1ページ分上方向に移動する処理であ
る。本発明の実施例においては、筆記シート3は2ペー
ジ分しかないので、この上移動処理がなされると次のペ
ージが筆記部に移動する。この処理も同様にモータドラ
イバ12に回転制御信号が加わることによってデータが回
転して筆記シート3が移動するが、前述した処理と異な
る点はキーK5の1回の押下によって自動的に1筆記部の
シートの移動がなされることである。
コピー処理S7は筆記シート3に書かれた筆記情報をイメ
ージセンサ18で読取ってRAMカード11内のメモリに格納
する処理である。第7図はコピー処理S1の詳細なフロー
チャートである。コピー処理S7が実行すると、先ず本体
プロセッサ9が有するレジスタBを「0」とする処理S7
−1を実行する。本発明の実施例においては、イメージ
センサ18はラインセンサであり、そのラインセンサが筆
記シートを全て読取るためには例えば1200回のステップ
移動が行われる。このステップ移動をカウントし、全て
の位置の筆記情報が読取られていたか否かを検出するた
めにレジスタBが設けられている。後述するがこのレジ
スタBは1ライン分の読取りが行われるたびにインクリ
メントされ、1200であるか否かが比較される。処理S7−
1の後にはプリンタ6が黒板装置の制御回路に接続され
ているか否かの判別処理S7−2を行う。
本発明の実施例においては、プリンタ6が接続されてい
る時にはプリンタ6に筆記情報を出力するとともにRAM
カード11に筆記情報を記憶するように、またプリンタ6
が接続されていない時にはRAMカード11にのみ前記情報
を記憶するようになっている。またその逆で、プリンタ
6が接続されてRAMカード11が挿入されていない時には
プリンタ6に筆記情報を出力するようになっている。よ
ってプリンタ6が接続されているか否かを判別(S7−
2)し、接続されていない(NO)時にはフラグレジスタ
F1を“0"とするとともに更にフラグレジスタF3が“1"で
あるか否かの判別(S7−4)を行う。フラグレジスタF3
にはRAMカードにデータが書込み可能であるか否かのフ
ラグが格納され、フラグレジスタF3が“1"でない時(N
O)には書込みが出来ない(RAMカードが挿入されていな
いか或いはRAMカードにすでに筆記情報が格納されてい
る)ので、この時にはランプLED1をオン即ちランプを点
燈する処理S7−5を行って処理S7を終了する。オペレー
タはこのランプLED1の点燈によって接続ミス等をしてし
まったことが分る。一方判別処理S7−2においてプリン
タが接続されていると判別(YES)した時にはフラグレ
ジスタF1に“1"を格納(S7−6)する。そしてパルスモ
ータ等の制御処理S7−7を行う。なお、判別処理S7−4
においてフラグレジスタF3の内容が“1"であった(YE
S)時にも同様に処理S7−7より行う。パルスモータ等
の制御処理S7−7は1ライン分のシートの移動を行う処
理である。スタート直後の時には筆記部の先頭のライン
の筆記情報がイメージセンサ18に加わる。そして次にそ
の筆記情報を読取り、本体CPU9内のレジスタAに格納す
る処理S7−8を行う。この処理S7−8においては、本体
CPU9は第1図における光源ドライバ16に光源17を発光さ
せ制御信号を加え、光源ドライバ16は光源17をドライブ
させる処理を行う。更にその光源17より発光し、筆記面
で反射してイメージセンサ18に加わった反射光を1ライ
ン単位で読取るための制御処理をも行う。この読取りは
第1図におけるタイミング発生回路19,センサドライバ2
0,シリアルパラレル変換部21によって行われる。本発明
の実施例においてはイメージセンサ18はCCD(チャージ
カップルドディバイス)素子であるので、特定のクロッ
クによって入力した光の情報が読取られる。すなわち本
体CPU9より出力される制御信号によってタイミング発生
回路19はイメージセンサ18が必要とするタイミング信号
を発生しセンサドライバ20に加える。センサドライバ20
は入力するタイミング信号に同期してイメージセンサ18
をドライブする。イメージセンサ18は1ライン分の情報
を読取った後は、前述したクロックで順次1ドット(1
ビット)の読取り情報をシリアルパラレル変換部21に出
力するので、シリアルパラレル変換部21はその読取った
情報を例えば8ビットよりなる1バイトのパラレル情報
に変換して本体CPU9に出力する。本体CPU9は1バイト単
位で処理を行うものであり、本体CPU9はシリアルパラレ
ル変換部21より出力される1バイト単位の読取り情報を
レジスタAに順次格納する。
レジスタAは1ライン分の読取り情報を記憶するレジス
タであり、前述した1バイト単位の読取り情報の格納に
よって処理S7−8を終了する。この処理により、1ライ
ン分の筆記情報が読取られたので次にはその1ライン分
の筆記情報をRAMカード11或いはプリンタ6に出力する
処理を行う。先ずフラグレジスタF3の内容が“1"である
か否かを判別する処理S7−9を行う。そしてそのフラグ
F3が“1"であった時(YES)にはランプLED2を点滅させ
る処理S7−10,更にはレジスタAの内容をRAMカード11に
格納する処理S7−11を行う。ランプLED2を点滅させる処
理S7−10は特定時間ランプLED2を消し再度点燈する処理
であり、後述するがこの処理は筆記情報を読取る間繰り
返し行われるので、結果的には筆記情報を読取っている
間点滅することになる。
判別処理S7−9においてフラグレジスタF3の内容が“0"
であると判別した時には前述した処理S7−10,S7−11を
スキップする。そして次にはプリンタ6にデータを出力
するか否かの判別処理S7−12を行う。フラグレジスタF1
には、前述した処理S7−4,S7−6において、プリンタ6
が接続されている時に“1"がまタプリンタ6が接続され
ていない時には“0"が格納されているので、判別処理S7
−12でフラグレジスタF1の内容が“1"であると判別(YE
S)した時にはレジスタAの内容をプリンタ6に出力す
る処理S7−13を行い、“0"の時(NO)には処理S7−13の
スキップする。前述した処理によって、1ライン分の筆
記情報の読取りとRAMカードへの格納或いはプリンタへ
の出力等の処理が終了したので、次には、全ての領域を
読取ったか否かの判別処理S7−14を行う。
本発明の実施例においてはレジスタBに現在までに読取
ったライン数が格納されているので、レジスタBの内容
が1200であるかの判別によってこの処理はなされる。レ
ジスタBの内容が「1200」である時(YES)には全ての
領域の読取りが終了したので、次にRAMカード11内のレ
ジスタRに筆記情報が格納されていることを表わす値す
なわち“1"を格納し(S7−15)、コピー処理S7を終了
(RTN)する。また判別処理S7−14においてレジスタB
の内容が「1200」でない(NO)と判別した時すなわち全
ラインを読取ってないと判別した時には、次にはレジス
タBの内容をインクリメントする処理(S7−16)と、第
6図に示したRAMカードチェック処理S1を行う。レジス
タBの内容が「1200」でない時(NO)には更に筆記情報
を読取る動作を行うのであるが、例えばオペレータ等に
よってRAMカード11が引き抜かれたりすることがあるの
で、1ライン分の筆記情報を読取るたびにRAMカードの
チェック処理S1を行う。そして、次には、オールクリア
キーK1が押下されたか否かの判別処理を行う。本発明の
実施例においては、コピーする必要がないと変更された
時にはオールクリアキーK1を押下することによって中断
することができる。このオールクリアキーK1の押下を判
別するのが判別処理S1−17である。そしてキーK1が押下
されていないと判別した時(NO)には再度処理S7−7よ
り繰り返し実行する。またキーK1が押下されたと判別し
た時(YES)にはコピーの途中であってもそれを中断し
て処理を終了(RTN)する。以上述べた動作によって1
ライン分の読取り処理とプリンタ6やRAMカード11への
出力処理が繰り返されて筆記シート3上の筆記情報が読
取られ、コピーされる。
第5図に戻って説明する。キー判断処理S3において、ク
リアキーK6が押下されたと判別した時にはRAMカードを
クリアする処理S8を行う。本発明の実施例においては、
RAMカードには第4図(d)に示すようにレジスタRが
設けられており、このレジスタRの内容が「0」の時に
は筆記情報が記憶されていない場合であるので、RAMカ
ードのクリア処理S8では第8図に示すようにフラグレジ
スタF2の内容が1であることを判別S8−1し、“1"であ
った時にはレジスタRをクリアすなわちレジスタRに
“0"を格納する処理S8−2を行ってクリア処理S8を終了
(RTN)する。又、判別処理S8−1でRAMカード11が挿入
されていない時、すなわちフラグレジスタF2の内容が
“1"でないと判別した時には処理S8−2をスキップして
終了(RTN)する。
また、キー判別処理S3において、オールクリアキーK1が
押下されたと判別した時には、エラー解除処理S9を行
う。前述した処理において、正常動作しないようなキー
操作例えばプリンタ6が接続されていなく更にRAMカー
ド11に書込みできない等の場合にランプLED11が点燈す
るので、この点燈を停止するのがエラー解除処理S9であ
る。
前述した動作によって電子黒板の筆記面に書いた筆記情
報を読取り、プリンタ6に出力或いはRAMカード11に出
力することができる。例えば複数ページ分の筆記情報を
RAMカードにコピーする場合にはコピーキーを押下し
て、RAMカードに格納する毎に、ページに対応してRAMカ
ードを入れ換えることにより、プリンタ6がなくとも記
憶することが可能である。プリンタ6が接続されていな
い場合には、本発明の実施例においては、プリンタに設
けられたRAMカード挿入口に、筆記情報を記憶したRAMカ
ードを挿入し、コピーキーを押下することによって、記
憶した筆記情報をプリンタ6に出力することができる。
第9図は本発明の実施例のプリンタ6のプリンタCPU22
の処理を示すフローチャートである。電源が投入される
とこの処理を実行する(START)。
先ず初期設定処理S10を行う。この処理は例えばプリン
タ6の用紙の位置設定さらにはバッファのクリア等の処
理である。そして初期設定処理S10の後にはプリンタ6
の前面部に設けられた操作部7(第3図(b))に設け
られたキーすなわち操作部7より加わるオールクリアキ
ーK7,コピーキーK8が押下したことを表わす信号が入力
したか否かを判別する処理S11を行う。押下されたキー
がない時(キーなし)には次には前述した黒板本体1か
らのデータの入力要求INTがあるか否かを判別処理S12に
より判別する。制御回路8のコネクタ23,プリンタ6の
コネクタ24は本体CPU9,プリンタCPU22にそれぞれデータ
バスDB4,DB5、制御部SE3,SE5で接続されているので、コ
ネクタ23,24間がデータバスDB4,制御部SE4によって接続
されている時には、本体CPU9より出力される入力要求は
制御部SE3,SE4,SE5を介してプリンタCPU22に加わる。こ
の信号を判別するのが前述した処理S12である。そして
この入力要求INTがない時には再度前述した判別処理S11
より繰り返し実行する。入力要求INTが存在する時(YE
S)には黒板本体1すなわち制御回路8からのデータを
取込みプリンタCPU22が有するバッファB′に格納する
(S13)とともに、そのバッファに格納したデータをプ
リントする処理S14を行う。制御回路8の本体CPU9から
のデータは前述したデータバスDB3,コネクタ23,データ
バスDB4,コネクタ24,データバス25を介してプリンタCPU
22に加わるように構成されている。これらのデータバス
DB3とコネクタ23,24によって本体CPU9とプリンタCPU22
は接続されたこととなり、本体CPU9より出力されてデー
タはプリンタCPU22で取込まれるのである。黒板本体1
からの入力要求INTはプリンタ6にデータを取込んでプ
リントする動作を要求する信号であり、この信号が入力
することによってプリンタ6はプリント動作を行わなく
てはならない。一方、黒板本体1からは筆記情報は1ラ
イン単位で送出される。前述した処理S13,S14は1ライ
ン単位でのバッファへの格納とバッファの内容をプリン
トする処理である。プリンタCPU22はプリンタドライバ2
5を介してサーマルプリンタ26に接続している。この接
続は印字すべきデータが伝わるデータバスDB7,DB8と制
御信号が伝わる制御部SE6,SE7によってなされている。
プリンタCPU22がプリント処理を行う時にはデータバスD
B6と制御部SE6を介してデータと制御信号がプリンタド
ライバ25に加わり、これらの信号が加わることによって
プリンタドライバ25はサーマルプリンタ26をドライブす
る。
本発明の実施例においては、コピーキーK8の押下によっ
てコピー動作は1ページ分行われるので、処理S14の後
にはプリント処理が全て終了(END)したか否かを判別
する処理S15を行う。終了していない時(NO)には再度S
13より行う。終了した時(YES)には1ページ分のプリ
ントが終ったので、前述した判別処理S11より実行す
る。
前述した制御回路8からの出力処理はキーが操作されな
くても行われるが、プリンタ6においてはこれ以外の処
理はキーの押下によって実行する。オールクリアキーK7
が押下された時には、初期設定処理S10より再度行う。
コピーキーK8であると判別処理11で判別(コピーキー)
した時には、次にはRAMカード11′がRAMカード挿入口L2
に挿入されているか否かを判別する処理を行い、RAMカ
ード11がない時(NO)には、前述した黒板本体からの入
力要求があるか否かを判別する処理12より実行する。な
ぜならばRAMカードが入っていない時には、用紙に出力
するデータを読取ることができないので、コピーキーK8
が押下されたとしても、そのキーの押下を無視するので
ある。判別処理S16においてRAMカード11′が挿入されて
いる(YES)時には次には挿入されているRAMカード11′
のレジスタ内の内容が「0」であるか否かを判別する処
理S17を行う。プリンタCPU22とRAMカード11′(RAMカー
ド11と同一特性)とはデータバスDB8,DB9,アドレスバス
AB8,AB9,制御部SE8,SE9とコネクタ27に接続されてお
り、RAMカード11′のレジスタR′の読出し並びにデー
タの読出しはこれらのバス等を介してなされる。
判別処理S17においてレジスタR′の内容が“0"である
時(YES)には何もメモリ内に格納されていない或いは
クリアされているので、この時(YES)にもコピーキーK
8の押下に対する処理を実行せず処理S12より実行する。
判別処理S17においてレジスタR′の内容が“0"でない
と判別(NO)した時には、次には操作部7に設けられて
いるランプLED5を点滅させる処理S18を行うとともにRAM
カード11′のデータを読出してプリンタCPU22が有する
バッファB′に格納するとともに、格納したデータをプ
リントする処理S20を実行する。プリンタCPU22内に有す
るバッファB′はサーマルプリンタ26における1ライン
分の印字の容量であり、前述した処理S19,S20によって
1ライン分の印字がなされる。そしてRAMカード11′に
格納されている筆記情報が全て出力されたか否かの判別
処理すなわち終了(END)であるかの判別処理S21を行
う。終了でない時(NO)には次にはオールクリアキーK7
が押下されたか否かの判別処理S22を行う。前述した黒
板本体においても同様であるが、プリンタ6のオールク
リアキーK7の押下もプリント動作中に強制終了すること
ができるように、この判別処理S22が行われる。判別処
理S22においてオールクリアキーK7が押下されていない
と判別(NO)した時には、再度処理S18より実行する。
またオールクリアキーK7が押下された時には全てを初期
状態に戻すため、初期設定処理S10より実行する。ま
た、前述した判別処理S21において終了であると判別し
た時にはランプLED5をオフすなわち消燈する処理S22を
行って前述した判別処理S12より実行する。
前述したように、プリンタ6は黒板本体1からの筆記情
報の用紙への出力並びにRAMカード11′の筆記情報の用
紙への出力を行う。
黒板本体1においてプリンタ6が接続していなくてもRA
Mカード11に筆記情報を格納でき、更にプリンタ6に設
けられたRAMBカード挿入口にセットしたRAMカード11′
の内容すなわち筆記情報をプリントできるので、本発明
では、複数の黒板本体1に対して1台のプリンタがあれ
ば、筆記シートに書かれた情報をコピーすることができ
る。また、黒板本体1には1ライン分のレジスタすなわ
ち1ライン分の記憶素子を設けるだけでコピーが可能と
なり、黒板本体の価格を低下させることができる。
以上本発明の実施例を用いて詳細に説明したが、本発明
の実施例における外部接続機器はRAMカードに限らず、
例えばフロッピーディスク装置等のディスケットを用い
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上、述べたように本発明は筆記情報を記憶するRAMカ
ードなどの外部接続機器が着脱可能なようにコネクタで
接続され、更にプリンタにも同様のコネクタを設けたの
で、黒板本体1に1台のプリンタを設ける必要がなく、
構成が簡単で様々な使い方に対応できる電子黒板装置を
得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路構成図、 第2図は本発明の実施例の電子黒板の斜視図、 第3図(a)は黒板本体の操作部の配置図、 第3図(b)はプリンタ装置の操作部の配置図、 第4図はレジスタの構成図、 第5図は本発明の実施例の動作を示すフローチャート、 第6図はRAMカードチェック処理の詳細を示すフローチ
ャート、 第7図はコピー処理の詳細を示すフローチャート、 第8図はRAMカードクリア処理を示すフローチャート、 第9図は本発明の実施例のプリンタ処理を示すフローチ
ャートである。 K2,K8……コピーキー、 1……黒板本体、 4,5……操作部、 6……プリンタ、 9……本体CPU、 10,23,24,27……コネクタ、 11,11′……RAMカード、 22……プリンタCPU.

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記面に書かれた情報を読取って電気信号
    に変換する電子黒板装置において、 前記電気信号に変換された筆記情報が少なくとも出力さ
    れ、外部接続機器に前記筆記情報を記憶させる第1のコ
    ネクタと、 前記筆記情報が少なくとも出力され、外部印字装置に前
    記筆記情報を供給し、用紙に出力させる第2のコネクタ
    と、 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタによる動作が
    可能であるか否かをそれぞれ判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果が、第1のコネクタによる
    動作が可能である時、前記第1のコネクタより前記筆記
    情報を供給し、第2のコネクタによる動作が可能である
    時、前記第2のコネクタより前記筆記情報を供給するこ
    とを特徴とする電子黒板装置。
  2. 【請求項2】前記外部印字装置は、前記外部接続機器が
    接続される第3のコネクタを有し、前記筆記情報を記憶
    している前記外部接続機器より、前記第3のコネクタを
    介して前記筆記情報が供給され、用紙に出力されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子黒板装
    置。
  3. 【請求項3】前記外部接続機器は、リード・ライト動作
    可能な、かつ情報が記憶されているか否かを表すレジス
    タを有するランダムアクセスメモリカード(RAMカー
    ド)であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電子黒板装置。
  4. 【請求項4】前記判別手段において、前記第1のコネク
    タと前記第2のコネクタとの両方による動作が不可能で
    あると判別される場合、使用者にLEDの点灯によって報
    知すると共に印字に関する操作キーを無効にすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子黒板装置。
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