JPH0797188B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0797188B2 JPH0797188B2 JP60101218A JP10121885A JPH0797188B2 JP H0797188 B2 JPH0797188 B2 JP H0797188B2 JP 60101218 A JP60101218 A JP 60101218A JP 10121885 A JP10121885 A JP 10121885A JP H0797188 B2 JPH0797188 B2 JP H0797188B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- semi
- film
- transmissive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は半透過形液晶表示装置い用いて好適な粘着半透
過形偏光板に関するものである。
過形偏光板に関するものである。
近年、液晶表示装置は、時計，電卓用途から情報伝達用
途へと適用範囲が拡がつており、さらにデイスクトツプ
タイプの情報端末用として半透過形液晶表示装置が増加
している。この半透過形液晶表示装置は、外部照明およ
び液晶表示素子背面側に予め用意されたEL,LED,白熱電
球などのバツクライト点灯による内部照明という２つの
表示状態を有することが知られており、いずれの状態に
おいても鮮明な表示を行なうためには半透過形偏光板と
しての反射率および透過率のいずれも高いことが要求さ
れる。
途へと適用範囲が拡がつており、さらにデイスクトツプ
タイプの情報端末用として半透過形液晶表示装置が増加
している。この半透過形液晶表示装置は、外部照明およ
び液晶表示素子背面側に予め用意されたEL,LED,白熱電
球などのバツクライト点灯による内部照明という２つの
表示状態を有することが知られており、いずれの状態に
おいても鮮明な表示を行なうためには半透過形偏光板と
しての反射率および透過率のいずれも高いことが要求さ
れる。
第１図は従来の半透過形偏光板の一例を示す断面図であ
る。同図において、１はPVAフイルムにヨウ素を吸着さ
せ一軸方向に４〜５倍程度延伸して形成された偏光子、
2a,2bは偏光子１の外面に接着配置させかつこの偏光子
１を保護および支持する透光性プラスチツクフイルム、
３は偏光子１および透光性プラスチツクフイルム2a,2b
から構成された偏光フイルム、４は図示しない液晶表示
素子の外面に接着させるための粘着剤、５は光拡散剤5a
を添加させた粘着剤、６は半透過性フイルム、７は離形
フイルムである。
る。同図において、１はPVAフイルムにヨウ素を吸着さ
せ一軸方向に４〜５倍程度延伸して形成された偏光子、
2a,2bは偏光子１の外面に接着配置させかつこの偏光子
１を保護および支持する透光性プラスチツクフイルム、
３は偏光子１および透光性プラスチツクフイルム2a,2b
から構成された偏光フイルム、４は図示しない液晶表示
素子の外面に接着させるための粘着剤、５は光拡散剤5a
を添加させた粘着剤、６は半透過性フイルム、７は離形
フイルムである。
なお、このような半透過形偏光板の構造は例えば特開昭
55−103511号公報に詳細に記載されている。
55−103511号公報に詳細に記載されている。
しかしながら、このように構成される半透過形偏光板
は、透過率が約10％程度であり、バツクライト点灯によ
る内部照明表示状態において全体が暗くなるという問題
があつた。
は、透過率が約10％程度であり、バツクライト点灯によ
る内部照明表示状態において全体が暗くなるという問題
があつた。
したがつて本発明は、前述した従来の問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、反射性能お
よび透過性能の優れた半透過形偏光板を提供することに
ある。
れたものであり、その目的とするところは、反射性能お
よび透過性能の優れた半透過形偏光板を提供することに
ある。
このような目的を達成するために本発明は、偏光フイル
ムに、反射および拡散機能を有する半透過性反射フイル
ムを組合せて半透過形偏光板を構成したものである。
ムに、反射および拡散機能を有する半透過性反射フイル
ムを組合せて半透過形偏光板を構成したものである。
次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第２図は本発明による半透過形偏光板の一例を示す断面
図であり、前述の図と同一部分は同一符号を付してあ
る。同図において、偏光フイルム３の一方の外面には、
透光性プラスチツクフイルム８上に、例えば酸化チタ
ン，炭酸カルシウム，シリカ粉末、ガラスビーズおよび
各種有機，無機顔料等の光拡散剤を含む光拡散膜９を被
着した半透過性反射フイルム10が粘着剤４により接着配
置されている。なお、この半透過性反射フイルム10は、
透過性プラスチツクフイルム８上の光拡散剤をコーテイ
ングあるいは印刷法により容易に製作することができ
る。
図であり、前述の図と同一部分は同一符号を付してあ
る。同図において、偏光フイルム３の一方の外面には、
透光性プラスチツクフイルム８上に、例えば酸化チタ
ン，炭酸カルシウム，シリカ粉末、ガラスビーズおよび
各種有機，無機顔料等の光拡散剤を含む光拡散膜９を被
着した半透過性反射フイルム10が粘着剤４により接着配
置されている。なお、この半透過性反射フイルム10は、
透過性プラスチツクフイルム８上の光拡散剤をコーテイ
ングあるいは印刷法により容易に製作することができ
る。
このような構成によれば、半透過性反射フイルム10は、
光拡散剤を含有する光拡散膜９を有しているので、光学
的に反射および拡散の両機能が同時に得られ、したがつ
て偏光フイルム３と組合せて半透過性偏光板を構成した
場合には反射性能および透過性能を向上させることがで
きる。
光拡散剤を含有する光拡散膜９を有しているので、光学
的に反射および拡散の両機能が同時に得られ、したがつ
て偏光フイルム３と組合せて半透過性偏光板を構成した
場合には反射性能および透過性能を向上させることがで
きる。
次に、下記表１に示す偏光フイルム３および半透過性反
射フイルム10の各透過率の異なう３種類を組合わせて得
られる各種の半透過形偏光板の透過率の実測結果を表２
に示す。
射フイルム10の各透過率の異なう３種類を組合わせて得
られる各種の半透過形偏光板の透過率の実測結果を表２
に示す。
同表から明らかなように各種の偏光フイルム３および半
透過性反射フイルム10を組合せることにより、透過率を
10％以上と大幅に向上させることができた。
透過性反射フイルム10を組合せることにより、透過率を
10％以上と大幅に向上させることができた。
なお、半透過形液晶表示素子の上板偏光板として透過率
43％，下板偏光板として透過率48％をそれぞれ使用して
半透過形液晶表示装置を構成し、ノーマリーオープン時
の透過率を14.5±2.5％とするためには下板偏光板の外
面に付設する半透過性反射板10の透過率を40.0±5.0％
とする必要がある。
43％，下板偏光板として透過率48％をそれぞれ使用して
半透過形液晶表示装置を構成し、ノーマリーオープン時
の透過率を14.5±2.5％とするためには下板偏光板の外
面に付設する半透過性反射板10の透過率を40.0±5.0％
とする必要がある。
以上説明したように本発明によれば、偏光フイルムおよ
び半透過性反射フイルムの組合せにより半透過形偏光板
を構成したことにより、反射性能および透過性能を向上
させることできるとともに、その反射率と透過率とを選
択することにより、外部照明もしくは内部照明のいずれ
の状態においても鮮明な表示を可能とする半透過形液晶
表示装置を実現することができるなどの極めて優れた効
果が得られる。
び半透過性反射フイルムの組合せにより半透過形偏光板
を構成したことにより、反射性能および透過性能を向上
させることできるとともに、その反射率と透過率とを選
択することにより、外部照明もしくは内部照明のいずれ
の状態においても鮮明な表示を可能とする半透過形液晶
表示装置を実現することができるなどの極めて優れた効
果が得られる。
第１図は従来の半透過形偏光板の一例を示す断面図、第
２図は本発明による半透過形偏光板の一例を示す断面図
である。 １……偏光子、2a,2b……透光性プラスチツクフイル
ム、３……偏光フイルム、４……粘着剤、８……透光性
プラスチツクフイルム、９……光拡散膜、10……半透過
性反射フイルム。
２図は本発明による半透過形偏光板の一例を示す断面図
である。 １……偏光子、2a,2b……透光性プラスチツクフイル
ム、３……偏光フイルム、４……粘着剤、８……透光性
プラスチツクフイルム、９……光拡散膜、10……半透過
性反射フイルム。
Claims (2)
- 【請求項１】液晶表示素子と該液晶表示素子を挾持する
ように設けられた表示面側の上板偏光版とバックライト
側の下板偏光版とから構成される液晶表示装置であっ
て、 上記下板偏光版が、偏光子と該偏光子を挾持するように
上記偏光子の両面を覆う１組の透光性プラスチックフィ
ルムとからなる偏光フィルムと、該偏光フィルムの片側
に粘着剤により接着配置された半透過性反射フィルムと
から構成され、かつ、上記半透過性反射フィルムは上記
透過性プラスチックフィルム上に光拡散膜を形成して設
けられたことを特徴とする半透過性の液晶表示装置。 - 【請求項２】前記半透過性反射フィルムの透過率を40.0
±5.0％とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101218A JPH0797188B2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101218A JPH0797188B2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61260202A JPS61260202A (ja) | 1986-11-18 |
| JPH0797188B2 true JPH0797188B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=14294763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60101218A Expired - Lifetime JPH0797188B2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797188B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0668513B1 (en) * | 1994-02-18 | 2000-07-12 | Tomoegawa Paper Co. Ltd. | Method of production of a semi-transmissive semi-reflective film laminate |
| JP3002829U (ja) * | 1994-04-06 | 1994-10-04 | 住友化学工業株式会社 | 光学部品 |
| US6646697B1 (en) | 1997-07-18 | 2003-11-11 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal display |
| JP3058620B2 (ja) | 1998-04-28 | 2000-07-04 | 京セラ株式会社 | 液晶表示装置 |
| AU2003221196A1 (en) * | 2002-03-12 | 2003-09-22 | Inpa Co., Ltd. | Self-adhesive plastic sheet comprising two plastic film layers and method for the preparation thereof |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546707A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-02 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Optical transmittance and reflection type polarizing body |
| JPS5760179U (ja) * | 1980-09-27 | 1982-04-09 | ||
| JPS57202522A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-11 | Tomoegawa Paper Co Ltd | Light semitransmittable reflection material |
| JPS58111084A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-07-01 | 東洋紡績株式会社 | 表示装置 |
| JPS5950412A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-23 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 偏光板 |
| JPS59229526A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-24 | Hitachi Ltd | 半透過反射板形液晶表示装置 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP60101218A patent/JPH0797188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61260202A (ja) | 1986-11-18 |
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