JPH0797100A - 媒体引寄せ機構 - Google Patents
媒体引寄せ機構Info
- Publication number
- JPH0797100A JPH0797100A JP24448293A JP24448293A JPH0797100A JP H0797100 A JPH0797100 A JP H0797100A JP 24448293 A JP24448293 A JP 24448293A JP 24448293 A JP24448293 A JP 24448293A JP H0797100 A JPH0797100 A JP H0797100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- recording medium
- clamp
- recording
- clamp lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 対向する押圧子が解放状態になるまで記録媒
体を挟持したまま媒体引離し方向に移動しても、記録媒
体の記録面に汚れを発生させない媒体引寄せ機構を提供
する。 【構成】 媒体搬送路上の記録媒体5を突き当てる基準
端6に交差して記録媒体5を挟むように配設したクラン
プレバ−10、11を矢印A方向に移動すると、クラン
プレバ−10、11に設けられた押圧子24、25の先
端面が接近して記録媒体5を挟持するとともに基準端6
に引寄せる媒体引寄せ機構1において、押圧子24はク
ランプレバ−10に回動自在に支持するとともに、矢印
A方向に移動の際、先端面が押圧子25の先端面と記録
媒体5を挟持する位置でクランプレバ−10に当接する
ストッパ28と、矢印B方向に移動の際、回動して記録
媒体面を滑動する逃げ部29とを設ける。
体を挟持したまま媒体引離し方向に移動しても、記録媒
体の記録面に汚れを発生させない媒体引寄せ機構を提供
する。 【構成】 媒体搬送路上の記録媒体5を突き当てる基準
端6に交差して記録媒体5を挟むように配設したクラン
プレバ−10、11を矢印A方向に移動すると、クラン
プレバ−10、11に設けられた押圧子24、25の先
端面が接近して記録媒体5を挟持するとともに基準端6
に引寄せる媒体引寄せ機構1において、押圧子24はク
ランプレバ−10に回動自在に支持するとともに、矢印
A方向に移動の際、先端面が押圧子25の先端面と記録
媒体5を挟持する位置でクランプレバ−10に当接する
ストッパ28と、矢印B方向に移動の際、回動して記録
媒体面を滑動する逃げ部29とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、預金通帳や磁気カ−ド
等の記録媒体に記録したり、あるいは記録媒体を読み取
る際、記録媒体を基準端に引寄せる媒体引寄せ機構に関
する。
等の記録媒体に記録したり、あるいは記録媒体を読み取
る際、記録媒体を基準端に引寄せる媒体引寄せ機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、預金通帳や磁気カ−ド等の媒体引
寄せ機構には媒体搬送路上の記録媒体を突き当てる基準
端に交差して記録媒体を挟むように配設したクランプレ
バ−を媒体引寄せ方向に移動すると、クランプレバ−に
設けられた押圧子の先端面が接近して記録媒体を挟持す
るとともに基準端に引寄せるものがある。例えば本出願
人がすでに出願した実公平3−40833号公報もその
一つである。その公報によれば、プランジャマグネット
を励磁するとレバ−及びリンクを介してスライドブラケ
ットを移動させ、この移動によってクランプレバ−を媒
体引寄せ方向に移動し、対向する押圧子の先端面が互い
に接近して記録媒体を挟持し、その状態でさらに記録媒
体を基準端に引寄せるものである。
寄せ機構には媒体搬送路上の記録媒体を突き当てる基準
端に交差して記録媒体を挟むように配設したクランプレ
バ−を媒体引寄せ方向に移動すると、クランプレバ−に
設けられた押圧子の先端面が接近して記録媒体を挟持す
るとともに基準端に引寄せるものがある。例えば本出願
人がすでに出願した実公平3−40833号公報もその
一つである。その公報によれば、プランジャマグネット
を励磁するとレバ−及びリンクを介してスライドブラケ
ットを移動させ、この移動によってクランプレバ−を媒
体引寄せ方向に移動し、対向する押圧子の先端面が互い
に接近して記録媒体を挟持し、その状態でさらに記録媒
体を基準端に引寄せるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体引寄せ機構
にあっては、クランプレバ−を媒体引離し方向に移動す
ると、記録媒体は搬送ロ−ラによりおさえられているに
もかかわらず、対向する押圧子は解放状態になるまで記
録媒体を挟持したまま媒体引離し方向に移動するので、
押圧子は記録面をこすりながら解放され、汚れを発生さ
せるという問題点があった。
にあっては、クランプレバ−を媒体引離し方向に移動す
ると、記録媒体は搬送ロ−ラによりおさえられているに
もかかわらず、対向する押圧子は解放状態になるまで記
録媒体を挟持したまま媒体引離し方向に移動するので、
押圧子は記録面をこすりながら解放され、汚れを発生さ
せるという問題点があった。
【0004】本発明は、対向する押圧子が解放状態にな
るまで記録媒体を挟持したまま媒体引離し方向に移動し
ても、記録媒体の記録面に汚れを発生させない媒体引寄
せ機構を提供することを目的としている。
るまで記録媒体を挟持したまま媒体引離し方向に移動し
ても、記録媒体の記録面に汚れを発生させない媒体引寄
せ機構を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の媒体引寄せ機構においては、記録面側の押圧
子はクランプレバ−に回動自在に支持するとともに、媒
体引寄せの際、先端面が他方の押圧子の先端面と記録媒
体を挟持する位置でクランプレバ−に当接するストッパ
と、媒体引離しの際、回動して記録媒体面を滑動する逃
げ部とを設けたものである。
に本発明の媒体引寄せ機構においては、記録面側の押圧
子はクランプレバ−に回動自在に支持するとともに、媒
体引寄せの際、先端面が他方の押圧子の先端面と記録媒
体を挟持する位置でクランプレバ−に当接するストッパ
と、媒体引離しの際、回動して記録媒体面を滑動する逃
げ部とを設けたものである。
【0006】
【作用】上記のように構成された媒体引寄せ機構のクラ
ンプレバ−を媒体引寄せ方向に移動すると、記録面側の
押圧子はクランプレバ−に対して回動し、先端面が他方
の押圧子の先端面に圧接する位置でストッパをクランプ
レバ−に当接するので、記録媒体を挟持して基準端に引
き寄せる。
ンプレバ−を媒体引寄せ方向に移動すると、記録面側の
押圧子はクランプレバ−に対して回動し、先端面が他方
の押圧子の先端面に圧接する位置でストッパをクランプ
レバ−に当接するので、記録媒体を挟持して基準端に引
き寄せる。
【0007】他方、クランプレバ−を媒体引離し方向に
移動し、記録面側の押圧子が記録媒体から摩擦力を受け
ると、記録面側の押圧子はクランプレバ−に対して回動
する。
移動し、記録面側の押圧子が記録媒体から摩擦力を受け
ると、記録面側の押圧子はクランプレバ−に対して回動
する。
【0008】従って本発明よれば、対向する押圧子が解
放状態になるまで記録媒体を挟持したまま媒体引離し方
向に移動しても、記録媒体の記録面に汚れを発生させな
い。
放状態になるまで記録媒体を挟持したまま媒体引離し方
向に移動しても、記録媒体の記録面に汚れを発生させな
い。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
【0010】図1は実施例を示す正面図であり、図2は
本発明の要部を示す斜視図である。図2は分かりやすく
するため一部破断部と破線部とを含む。媒体引寄せ機構
1は媒体搬送機構2に隣接して設けてある。媒体搬送機
構2はフレ−ム3とフィ−ドロ−ラ4で構成され、媒体
搬送方向に沿って記録媒体5を突き当てる基準端6を有
する。記録媒体5はフレ−ム3に設けられた図示せぬ穴
からロ−ラ面を突設させた固定側フィ−ドロ−ラ4aに
可動側フィ−ドロ−ラ4bを圧接して搬送する。
本発明の要部を示す斜視図である。図2は分かりやすく
するため一部破断部と破線部とを含む。媒体引寄せ機構
1は媒体搬送機構2に隣接して設けてある。媒体搬送機
構2はフレ−ム3とフィ−ドロ−ラ4で構成され、媒体
搬送方向に沿って記録媒体5を突き当てる基準端6を有
する。記録媒体5はフレ−ム3に設けられた図示せぬ穴
からロ−ラ面を突設させた固定側フィ−ドロ−ラ4aに
可動側フィ−ドロ−ラ4bを圧接して搬送する。
【0011】媒体引寄せ機構1は基準端6に隣接した媒
体クランプ機構7と駆動力伝達機構8と駆動部9とから
なる。媒体クランプ機構7は基準端6に交差するととも
に媒体搬送路上の記録媒体5を挟持するクランプレバ−
10,11と、基準端6に隣接した板カム12と、固定
軸13,14に沿って矢印A−B方向に移動自在なスラ
イドブラケット13とからなる。
体クランプ機構7と駆動力伝達機構8と駆動部9とから
なる。媒体クランプ機構7は基準端6に交差するととも
に媒体搬送路上の記録媒体5を挟持するクランプレバ−
10,11と、基準端6に隣接した板カム12と、固定
軸13,14に沿って矢印A−B方向に移動自在なスラ
イドブラケット13とからなる。
【0012】スライドブラケット13は十字状の板材で
あり、長手方向の腕15,16には固定軸13,14に
摺動自在に嵌合する長穴17,18を設け、短手方向の
腕19,20にはクランプレバ−10,11の後端部を
ピン21で回動自在に設けてある。
あり、長手方向の腕15,16には固定軸13,14に
摺動自在に嵌合する長穴17,18を設け、短手方向の
腕19,20にはクランプレバ−10,11の後端部を
ピン21で回動自在に設けてある。
【0013】クランプレバ−10,11の中央部には板
カム12のカム面12a,12bに沿って移動するロ−
ラ22、23を対向させるとともに内側に多少突出させ
て設け、クランプレバ−10、11の先端部にはそれぞ
れ押圧子24、25が設けてある。クランプレバ−1
0、11の後端部にはスプリング26を掛ける耳部10
a,11aが張り出して設けてあり、付勢力によりロ−
ラ22、23をカム面12a、12bに圧接させてあ
る。
カム12のカム面12a,12bに沿って移動するロ−
ラ22、23を対向させるとともに内側に多少突出させ
て設け、クランプレバ−10、11の先端部にはそれぞ
れ押圧子24、25が設けてある。クランプレバ−1
0、11の後端部にはスプリング26を掛ける耳部10
a,11aが張り出して設けてあり、付勢力によりロ−
ラ22、23をカム面12a、12bに圧接させてあ
る。
【0014】板カム12のカム面12a、12bはスラ
イドブラケット13が矢印B方向に移動して固定軸1
3、14に長穴17、18の端部を当接させたとき、ク
ランプレバ−10、11の先端部が開き、矢印A方向に
移動すると、漸次閉じて押圧子24、25を圧接させる
ように設けてある。
イドブラケット13が矢印B方向に移動して固定軸1
3、14に長穴17、18の端部を当接させたとき、ク
ランプレバ−10、11の先端部が開き、矢印A方向に
移動すると、漸次閉じて押圧子24、25を圧接させる
ように設けてある。
【0015】記録媒体5の記録面側に対応する押圧子2
4は図2に示すようにクランプレバ−10の先端部にピ
ン27で回動自在に設けてあり、押圧子25はクランプ
レバ−11の先端部に固定してある。押圧子24にはス
ライドブラケット13を矢印A方向に移動したとき、先
端面が押圧子25の先端面と記録媒体5を挟持する位置
でクランプレバ−10に当接して回動を停止するように
ストッパ28を設ける。さらに押圧子24が矢印C方向
に回動した際、記録媒体面を滑動する逃げ部29を押圧
子24に設ける。逃げ部29は図1に示すように、ピン
27の中心から逃げ部29の外面までの距離をrとし、
ピン27の中心から先端面までの距離をRとすれば、R
≧rを満たすように設ける。
4は図2に示すようにクランプレバ−10の先端部にピ
ン27で回動自在に設けてあり、押圧子25はクランプ
レバ−11の先端部に固定してある。押圧子24にはス
ライドブラケット13を矢印A方向に移動したとき、先
端面が押圧子25の先端面と記録媒体5を挟持する位置
でクランプレバ−10に当接して回動を停止するように
ストッパ28を設ける。さらに押圧子24が矢印C方向
に回動した際、記録媒体面を滑動する逃げ部29を押圧
子24に設ける。逃げ部29は図1に示すように、ピン
27の中心から逃げ部29の外面までの距離をrとし、
ピン27の中心から先端面までの距離をRとすれば、R
≧rを満たすように設ける。
【0016】駆動部9にはプランジャマグネットを使用
する。駆動力伝達機構8はリンク30とレバ−31とか
らなる。リンク30は一端部をプランジャマグネットに
ピン32を介して回動自在に連結し、他端部をレバ−3
1の一端部にピン33で回動自在に連結してある。レバ
−31は固定軸34に回動自在に支持してあり、他端部
にはスライドブラケット13に設けたピン35に当接す
る当接部36が設けてある。レバ−31の他端部とスラ
イドブラケット13に設けたピン21との間には引張り
スプリング37が掛けてあり、さらにレバ−31と本体
との間にはレバ−31を矢印F方向に回動させるリセッ
トスプリング36が設けてある。駆動部9に通電する
と、リセットスプリング36の付勢力に抗してレバ−3
1を矢印E方向に回動する。
する。駆動力伝達機構8はリンク30とレバ−31とか
らなる。リンク30は一端部をプランジャマグネットに
ピン32を介して回動自在に連結し、他端部をレバ−3
1の一端部にピン33で回動自在に連結してある。レバ
−31は固定軸34に回動自在に支持してあり、他端部
にはスライドブラケット13に設けたピン35に当接す
る当接部36が設けてある。レバ−31の他端部とスラ
イドブラケット13に設けたピン21との間には引張り
スプリング37が掛けてあり、さらにレバ−31と本体
との間にはレバ−31を矢印F方向に回動させるリセッ
トスプリング36が設けてある。駆動部9に通電する
と、リセットスプリング36の付勢力に抗してレバ−3
1を矢印E方向に回動する。
【0017】次に動作について図3をも参照して説明す
る。図3は実施例の非通電時を示す状態図である。非通
電時、媒体引寄せ機構1は、図3に示すようにリセット
スプリング36の付勢力によりレバ−31が矢印F方向
に回動し、スライドブラケット13を矢印B方向に移動
させ、クランプレバ−10、11を板カム12のカム面
に沿って矢印B方向に移動させることにより、押圧子2
4、25を引き離した解放状態にする。この状態で、記
録媒体5が固定側フィ−ドロ−ラ4a、可動側フィ−ド
ロ−ラ4bにより媒体引寄せ機構1の近辺に搬送されて
くる。
る。図3は実施例の非通電時を示す状態図である。非通
電時、媒体引寄せ機構1は、図3に示すようにリセット
スプリング36の付勢力によりレバ−31が矢印F方向
に回動し、スライドブラケット13を矢印B方向に移動
させ、クランプレバ−10、11を板カム12のカム面
に沿って矢印B方向に移動させることにより、押圧子2
4、25を引き離した解放状態にする。この状態で、記
録媒体5が固定側フィ−ドロ−ラ4a、可動側フィ−ド
ロ−ラ4bにより媒体引寄せ機構1の近辺に搬送されて
くる。
【0018】媒体引寄せ時、可動側フィ−ドロ−ラ4b
が固定側フィ−ドロ−ラ4aから離れて記録媒体5をフ
リ−状態にする。この状態で駆動部9に通電すると、図
1に示したようにリセットスプリング36の付勢力に抗
してレバ−31が矢印E方向に回動する。スライドブラ
ケット13は引張りスプリング37を介してレバ−31
に引張られ、クランプレバ−10、11とともに矢印A
方向に移動する。クランプレバ−10、11が矢印A方
向に移動することにより、押圧子24、25の先端面を
接近させ、フレ−ム3に設けた穴3aを通じて記録媒体
5を少し持ち上げるようにして挟持する。そして記録媒
体5を矢印A方向に移動させてその側辺を基準端6に当
接させる。このとき押圧子24には矢印D方向に回動さ
せようとする摩擦力が作用するが、ストッパ28がクラ
ンプレバ−10に当接しているので回動することはな
い。
が固定側フィ−ドロ−ラ4aから離れて記録媒体5をフ
リ−状態にする。この状態で駆動部9に通電すると、図
1に示したようにリセットスプリング36の付勢力に抗
してレバ−31が矢印E方向に回動する。スライドブラ
ケット13は引張りスプリング37を介してレバ−31
に引張られ、クランプレバ−10、11とともに矢印A
方向に移動する。クランプレバ−10、11が矢印A方
向に移動することにより、押圧子24、25の先端面を
接近させ、フレ−ム3に設けた穴3aを通じて記録媒体
5を少し持ち上げるようにして挟持する。そして記録媒
体5を矢印A方向に移動させてその側辺を基準端6に当
接させる。このとき押圧子24には矢印D方向に回動さ
せようとする摩擦力が作用するが、ストッパ28がクラ
ンプレバ−10に当接しているので回動することはな
い。
【0019】記録媒体5を基準端6に当接させると、可
動側フィ−ドロ−ラ4bが再び固定側フィ−ドロ−ラ4
aに圧接する。記録媒体5が固定側フィ−ドロ−ラ4
a、可動側フィ−ドロ−ラ4bに挟持されたところで駆
動部9への通電を停止すると、リセットスプリング36
の付勢力によりレバ−31が矢印F方向に回動し、媒体
引寄せ機構1は、再び図3に示した状態になる。このと
き押圧子24は図2に示した逃げ部29が記録媒体面か
ら受ける摩擦力により矢印C方向に回動する。
動側フィ−ドロ−ラ4bが再び固定側フィ−ドロ−ラ4
aに圧接する。記録媒体5が固定側フィ−ドロ−ラ4
a、可動側フィ−ドロ−ラ4bに挟持されたところで駆
動部9への通電を停止すると、リセットスプリング36
の付勢力によりレバ−31が矢印F方向に回動し、媒体
引寄せ機構1は、再び図3に示した状態になる。このと
き押圧子24は図2に示した逃げ部29が記録媒体面か
ら受ける摩擦力により矢印C方向に回動する。
【0020】従って、記録媒体5を固定側フィ−ドロ−
ラ4a、可動側フィ−ドロ−ラ4bが挟持した状態で、
押圧子24、25が媒体引離し方向に移動しても、記録
媒体5の記録面に汚れを発生させない。
ラ4a、可動側フィ−ドロ−ラ4bが挟持した状態で、
押圧子24、25が媒体引離し方向に移動しても、記録
媒体5の記録面に汚れを発生させない。
【0021】押圧子24、25が解放されたところで固
定側フィ−ドロ−ラ4a、可動側フィ−ドロ−ラ4bに
より記録媒体5を搬送し、記録媒体5にデ−タを記録し
たり、あるいは記録媒体5からデ−タの読取りを行う。
定側フィ−ドロ−ラ4a、可動側フィ−ドロ−ラ4bに
より記録媒体5を搬送し、記録媒体5にデ−タを記録し
たり、あるいは記録媒体5からデ−タの読取りを行う。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0023】記録面側の押圧子はクランプレバ−に回動
自在に支持するとともに、媒体引寄せの際、先端面が他
方の押圧子の先端面と記録媒体を挟持する位置でクラン
プレバ−に当接するストッパと、媒体引離しの際、回動
して記録媒体面を滑動する逃げ部とを設けたことによ
り、押圧子が解放状態になるまで記録媒体を挟持したま
ま媒体引離し方向に移動しても、記録面側の押圧子が回
動して記録媒体の記録面に汚れを発生させない。
自在に支持するとともに、媒体引寄せの際、先端面が他
方の押圧子の先端面と記録媒体を挟持する位置でクラン
プレバ−に当接するストッパと、媒体引離しの際、回動
して記録媒体面を滑動する逃げ部とを設けたことによ
り、押圧子が解放状態になるまで記録媒体を挟持したま
ま媒体引離し方向に移動しても、記録面側の押圧子が回
動して記録媒体の記録面に汚れを発生させない。
【図1】実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の要部を示す斜視図である。
【図3】実施例の非通電時を示す状態図である。
1 媒体引寄せ機構 2 媒体搬送機構 6 基準端 7 クランプ機構 8 駆動力伝達機構 10、11 クランプレバ− 24、25 押圧子 28 ストッパ 29 逃げ部
Claims (2)
- 【請求項1】 媒体搬送路上の記録媒体を突き当てる基
準端に交差して記録媒体を挟むように配設したクランプ
レバ−を媒体引寄せ方向に移動すると、クランプレバ−
に設けられた押圧子の先端面が接近して記録媒体を挟持
するとともに基準端に引寄せる媒体引寄せ機構におい
て、 記録面側の押圧子はクランプレバ−に回動自在に支持す
るとともに、媒体引寄せの際、先端面が他方の押圧子の
先端面と記録媒体を挟持する位置でクランプレバ−に当
接するストッパと、媒体引離しの際、回動して記録媒体
面を滑動する逃げ部とを設けたことを特徴とする媒体引
寄せ機構。 - 【請求項2】 上記逃げ部は回動支点から逃げ部の外面
までの距離をrとし、回動支点から先端面までの距離を
Rとすれば、R≧rを満たすように設けた請求項1記載
の媒体引寄せ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24448293A JPH0797100A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 媒体引寄せ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24448293A JPH0797100A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 媒体引寄せ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797100A true JPH0797100A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17119329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24448293A Pending JPH0797100A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 媒体引寄せ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797100A (ja) |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24448293A patent/JPH0797100A/ja active Pending
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