JPH0797042B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JPH0797042B2
JPH0797042B2 JP5023354A JP2335493A JPH0797042B2 JP H0797042 B2 JPH0797042 B2 JP H0797042B2 JP 5023354 A JP5023354 A JP 5023354A JP 2335493 A JP2335493 A JP 2335493A JP H0797042 B2 JPH0797042 B2 JP H0797042B2
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文祐 政
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、菓子、果物、野菜な
どのように個々の重量にバラツキのある物品を、ほぼ一
定重量となるように、複数個ひとまとめにして袋詰めな
どを行なう際に使用される、組合せ計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】個々の重量にバラツキのある被計量物
を、設定重量分だけ、複数個ひとまとめにしようとして
も、設定重量との間に誤差が生じる。この誤差は被計量
物1個の平均重量が大きいほど著しくなる。
【0003】この問題を解決するものとして、図9に示
す組合せ計量装置が用いられている。即ち、この組合せ
計量装置では、複数の計量ホッパ2〜2に、設定重
量のほぼM分の一に相当する被計量物をそれぞれフィー
ダ1〜1によって供給し、各計量ホッパ2〜2
ごとに設けた計量器3〜3によって、収容された被
計量物をそれぞれ計量する。そして、この計量器3
の出力に基づいて、被計量物の組合せ重量を、異な
るすべての組合せについて算出する。この組合せ重量の
うち、設定重量Wとの差が最も小となる組合せを選定
し、この計量ホッパ内の被計量物を排出して集合シュー
ト4などに集合する。
【0004】しかして、このような構成の従来の組合せ
計量装置では、各計量ホッパへの被計量物の供給量が設
定重量の整数分の一に近い程、設定重量となる組合せが
得られる確率が高くなる。
【0005】このため、従来の組合せ計量装置では、例
えば各フィーダ毎に所定の供給回数毎の平均供給量を算
出して、その平均供給量が設定重量Wの整数分の一(即
ちW/M)になるように、フィーダの被計量物に対する
送力をフィードバック制御しして、図10のaのよう
に、計量ホッパ1個当たりの重量分布をW/Mに集中さ
せ、計量ホッパM個当たりの重量分布bを設定重量Wに
集中させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各フィーダの供給量がW/Mに極めて近くなるよう
に制御され、その分布がW/Mを中心とする極めて狭い
幅に集中している場合に、各フィーダの電源ラインの変
動や各フィーダに対する被計量物の供給状態の同一方向
への変動があって、計量ホッパ1個当たりの重量分布a
の中心がa′のように僅かにずれると、計量ホッパM個
当たりの分布もb′のようにずれて、M個のホッパで設
定重量が得られる確率が激減してしまい、最悪の場合、
設定重量となる組合せが得られず、運転が停止してしま
うという問題がある。この発明は上記の問題を解決した
組合せ計量装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の組合せ計量装置は、駆動信号に応じた送力
で被計量物を送り出す複数のフィーダ(13〜1
)と、前記複数のフィーダの送力を決定するための
送力パラメータを記憶する送力記憶手段(52)と、前
記送力記憶手段に記憶されている送力パラメータに比例
した駆動信号で前記各フィーダを選択的に駆動するフィ
ーダ制御手段(60)と、前記複数のフィーダから送り
出された被計量物をそれぞれ受ける複数の計量ホッパ
(16〜16)と、前記複数の計量ホッパに収容さ
れた被計量物をそれぞれ計量する複数の計量器(17
〜17)と、前記複数の計量器によって計量された被
計量物の組合せの中から、設定重量に近い組合せを、各
計量値に基づいて選定し、該選定された被計量物を排出
させる組合せ排出装置(30)と、前記複数の計量器か
らの計量信号を受け、該計量信号から計量ホッパ内に被
計量物が収容されているか否かをそれぞれ判定して、前
記複数の計量ホッパのうち、被計量物が収容されている
収容済ホッパの数を検出する収容済ホッパ数検出手段
(42)と、前記複数の計量器からの計量信号を受け
て、前記収容済ホッパ内の被計量物の全重量値を算出す
る全重量演算手段(41)と、前記全重量値を前記収容
済ホッパ数で除算して、前記収容済ホッパ1個当りの平
均収容量を算出する平均収容量演算手段(46)と、前
記平均収容量で計量ホッパ1個当りの目標重量を除算す
る除算手段(51)と、前記除算手段で算出した値に
記送力記憶手段に記憶されている現段階の送力パラメー
乗算した結果と予め設定されている所定の制御係数
とによって、次回のフィーダ駆動用の新たな送力パラメ
ータ算出する演算手段(53、70、72、73)
と、前記演算手段によって算出された送力パラメータ
を、前記送力記憶手段に記憶させる送力更新手段(5
4)とを備え 前記複数のフィーダから前記複数の計量
ホッパに供給される被計量物の平均収容量が前記計量ホ
ッパ1個当りの目標重量を中心に分散するようにしてい
る。
【0008】
【作用】このように構成したため、本発明の組合せ計量
装置では、平均収容量で計量ホッパ1個当りの目標重量
を除算した値に現段階の送力パラメータを乗じて得られ
る乗算結果と予め設定されている所定の制御係数とによ
って、次回のフィーダ駆動用の新たな送力パラメータ
算出し、その新たな送力パラメータで被計量物を計量ホ
ッパへ供給するため、被計量物を供給した後の平均収容
量が、計量ホッパ1個当りの目標重量に対して制御係数
に応じた適度な幅で分散され、各フィーダに対する被計
量物の供給量の同一方向への変動や電源変動によって、
その平均が移動しても、設定重量となる組合せ確率は大
きく減少することがなく、設定重量に近い組合せが得ら
れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1は、一実施例の組合せ計量装置の機構部
の概略構成図、図2は制御部の概略構成図、図3〜図6
は図2の各部の内部構成を示している。
【0010】図1において、11は被計量物を順次円形
フィーダ12へ供給する供給器である。円形フィーダ1
2の周縁部下方には、N個の中間ホッパ14〜14
が円形に配置され、それぞれフィーダ13〜13
介して被計量物が供給される。中間ホッパ14〜14
の下方には、それぞれ計量ホッパ16〜16が設
置されている。中間ホッパ14〜14に収容された
被計量物は、排出ゲート15〜15を開くと、それ
ぞれ計量ホッパ16〜16へ落下収容される。
【0011】計量ホッパ16〜16には、それぞれ
計量器17〜17が設置されている。計量器17
〜17は、それぞれ計量ホッパ16〜16に収容
された被計量物を計量し、その計量値を出力する。
【0012】計量ホッパ16〜16の下方には、集
合シュート19が設置されている。計量ホッパ16
16に収容された被計量物は、それぞれ計量ホッパ1
〜16の排出ゲート18〜18を開くと、集
合シュート19に落下する。集合シュート19の下方に
は、包装機21が設置されている。集合シュート19の
底部には、一定時間ごとに、あるいは包装機21とのタ
イミングを合わせて開くタイミングホッパ20が設けら
れている。
【0013】計量ホッパ16〜16の排出ゲート1
〜18は、組合せ排出装置30の排出制御装置3
3によって開閉制御される。
【0014】組合せ排出装置30は、図3に示すよう
に、計量値記憶回路31と、組合せ選定回路32と、排
出制御装置33とを備えている。
【0015】図3において前記計量器17〜17
らの各計量値は、組合せ排出装置30の計量値記憶回路
31へ送られる。計量値記憶回路31は計量ホッパ16
〜16内の収容物の計量値をそれぞれ記憶する。
【0016】組合せ選定回路32は、計量値記憶回路3
1に記憶された各計量ホッパ16〜16の収容物の
計量値に基づいて、被計量物の組合せ重量を、異なるす
べての組合せについて算出する組合せ計算部32aと、
設定重量Wを設定記憶する重量設定部32bと、組合せ
計算部32aの組合せ重量出力と重量設定部32bの設
定重量出力とを比較し、例えば設定重量との差が所定範
囲内で最も小となる計量ホッパの組合せを選定して組合
せ選定信号を出力する組合せ判別部32cとを備えてい
る。
【0017】排出制御装置33は、前記組合せ選定信号
を受けると、排出ゲート18〜18のうちの指定さ
れたゲートを開くとともに、一定時間をおいて排出済み
の計量ホッパへの中間ホッパの排出ゲートを開くよう
に、開閉制御を行なう。
【0018】また、各計量器17〜17からの各計
量値は、図2に示しているように、空の計量ホッパへの
フィーダの供給量を制御するための供給量制御回路40
へ送られる。
【0019】供給量制御回路40は、全重量演算回路4
1と、収容済ホッパ数検出回路42と、平均収容量演算
回路46と、目標重量演算回路47と、パラメータ演算
回路50と、フィーダ制御装置60とを備えている。
【0020】各計量器17〜17からの計量値は全
重量演算回路41に入力され、被計量物を収容している
全計量ホッパ16〜16の計量値が加算される。
【0021】また、収容済ホッパ数検出回路42は、図
4に示すように、各計量器17〜17からの計量値
を比較器43〜43で受け、零設定器44に設定さ
れた重量零を表わす値と計量値とをそれぞれ比較し、計
量値が零より大の場合には、“1”を、零の場合には
“0”を、ビット加算器45へ出力するように構成され
ており、被計量物が収容されている収容済計量ホッパの
数Lを、ビット加算器45から出力する。
【0022】平均収容量演算回路46は、図2に示して
いるように、全重量演算回路41からの加算値Waと、
収容済計量ホッパ数検出回路42からの収容済ホッパ数
Lとを受け、WaをLで除算して、計量ホッパに供給さ
れている被計量物の平均収容量を算出する。
【0023】目標重量演算回路47の除算器48は、組
合せ排出装置30の重量設定部32b(図3参照)に設
定された設定重量Wを、組合せホッパ数設定器49に設
定された目標組合せ数Mで除算する。従って、除算器4
8の出力W/Mは、M個の計量ホッパを組合せて設定重
量Wを得る場合の、各計量ホッパ1個当りの目標重量を
表わしている。
【0024】パラメータ演算回路50は、図5に示すよ
うに、目標重量演算回路47からの目標重量で平均収容
量演算回路46からの平均収容量を除算器51によって
除算する。この除算器51の出力は、計量ホッパ1個当
りの目標重量と、現段階での空でない計量ホッパ1個当
りの平均収容量との比を表わしている。
【0025】送力記憶器52は、フィーダの振動振幅や
振動時間を比例制御して、被計量物の送り出し量を決定
するための送力パラメータFを記憶し、出力する。乗
算器53は、後述する減算器70、乗算器72および加
算器73とともに、この実施例の演算手段を形成するも
のであり、除算器51の出力に送力記憶機器52に記憶
されている送力パラメータFを乗算する。この乗算結
果Fは次回の被計量物供給時の平均収容量が目標重量
W/Mに等しくなるための送力パラメータに相当してい
る。
【0026】減算器70は、乗算器53の乗算結果F
と現パラメータFとの差ΔFを演算して、乗算器72
へ出力する。
【0027】一方、制御係数設定器71には、フィーダ
から空のホッパへ新たに供給される被計量物の量によっ
て全体の平均収容量が、目標重量に対して適度に分散す
るための1以外の係数Xが、予め設定されている。
【0028】乗算器72は、制御係数設定器71に設定
されている制御係数Xと差ΔFとを乗算し、その結果を
加算器73へ出力する。加算器73は、その乗算結果X
・ΔFに現段階の送力パラメータFを加算した値を、
次のフィーダ駆動のための新たな送力パラメータF
N+1としてスイッチ54へ出力する。
【0029】スイッチ54は、この実施例の送力更新手
段であり、送力記憶器52に記憶されていた現段階の送
力パラメータFを、加算器73から出力される新たな
送力パラメータFN+1に更新記憶させる。
【0030】フィーダ制御装置60は、送力記憶器52
に記憶されている送力パラメータに比例した送力で各フ
ィーダを駆動するために、図6に示すように構成されて
いる。即ち、供給制御回路61は、排出された計量ホッ
パに被計量物を供給するための各フィーダ毎の供給信号
を出力する。乗算器62〜62は、供給すべき計量
ホッパに対応して、供給制御回路61から出力される供
給信号と、送力記憶器52に記憶されている送力パラメ
ータを乗算し、駆動回路63〜63は乗算器62
〜62からの出力に応じてフィーダ13〜13
駆動する。
【0031】次に上記実施例による組合せ計量装置の動
作を具体的に説明する。被計量物が、供給器11、円形
フィーダ12を経てフィーダ13〜13によってそ
れぞれ中間ホッパ14〜14へ供給され、中間ホッ
パ14〜14を介して各計量ホッパ16〜16
に収容されて計量される。
【0032】しかして、N個の全計量ホッパ16〜1
のうち、L個の計量ホッパには、各フィーダによっ
て既に被計量物が収容され、残りの(N−L)個の計量
ホッパは排出済みで空の状態になっているとすると、各
計量ホッパ16〜16に対応した各計量器17
17からの計量値は、収容済計量ホッパ数検出回路4
2の比較器43〜43へ入力され、ビット加算器4
5から収容済ホッパ数Lを表わす信号が、平均収容量演
算回路46へ出力される。
【0033】一方、各計量値は全重量演算回路41で加
算され、その全重量Waが平均収容量演算回路46出力
される。この結果、空でない収容済みの計量ホッパに供
給されている被計量物の平均収容量Wa/Lが、平均収
容量演算回路46からパラメータ演算回路50へ出力さ
れる。
【0034】パラメータ演算回路50は、目標重量演算
回路47からの計量ホッパ1個当りの目標重量W/M
を、空でないL個の計量ホッパの平均収容量で除算し、
その除算結果に現段階の送力パラメータFを乗算す
る。
【0035】この結果、この乗算出力Fは、 F=〔(W/M)÷(Wa/L)〕F となる。そして乗算出力Fと現段階の送力パラメータ
との差ΔF(=F−F)が求められ、その差Δ
Fに制御係数Xが乗算され、さらにこの乗算結果に現段
階のパラメータFが加算されて、その加算結果が次回
のフィーダ駆動時の送力パラメータFN+1として、ス
イッチ54を介して送力記憶器52に更新記憶される。
【0036】新たに記憶された送力パラメータFN+1
はフィーダ制御装置60に送出され、駆動回路63
63のうち、空の計量ホッパに対応する駆動回路が、
この新たな送力パラメータFN+1とそのフィーダに対
応した供給信号との乗算出力に応じた送力でフィーダを
駆動し、空の計量ホッパに対する被計量物の供給がなさ
れる。
【0037】このように、計量ホッパの平均収容量を目
標重量に一致させるための送力パラメータに相当する乗
算結果Fと現段階の送力パラメータとの差ΔFに、制
御係数Xを乗じた値分だけ、送力パラメータが更新され
る。即ち、制御係数Xが1より大きければ、乗算結果F
sより大きな送力パラメータが送力記憶器52に更新記
憶される。したがって、新たな送力パラメータが乗算結
果Fsから大きく離れない範囲で、1より大きな制御係
数Xが設定されているとき、この更新された送カパラメ
ータによって被計量物が供給された後の平均収容量は、
図7に示すように、目標重量W/Mの上下を適度な幅で
振動するように変化する。
【0038】このために、各フィーダから供給される被
計量物の重量値の重量分布は、図8のaのように、W/
Mを中心に適度に広がって分散され、例えば、これらを
M−1個、M個、M+1個組合せた組合せ重量の分布も
c、d、eのように、互いに重なる部分が生じるように
広がる。したがって、M個付近での重量分布はfのよう
にほぼ平坦な分布となる。
【0039】この結果、たとえフィーダへの被計量物の
供給状態が同一方向に変化してその重量分布aの平均値
がW/Mから移動しても、それを組合せた重量分布fは
平行にずれるだけなので、目標とする設定重量Wを中心
とする範囲h内にはいる確率はほとんど変化せず、常に
設定重量Wに近い組合せを見い出すことができる。な
お、フィーダ制御装置60の供給制御回路61からの各
供給信号の大きさを僅かずつ異なる値にしておけば、こ
の重量分布をより広く且つ平坦にすることができ、フィ
ーダの電源変動やフィーダに対する供給状態の変化に対
してより強い計量装置となる。
【0040】このようにして、全計量ホッパ16〜1
への供給が完了すると、組合せ選定回路32は、全
計量ホッパ16〜16について計量値記憶回路31
に記憶された各計量値に基づいて、すべての異なる組合
せについて、組合せ重量を算出し、重量設定部32bに
設定された設定重量Wとの差が最も小となる計量ホッパ
の組合せを選定し、組合せ選定信号を排出制御装置33
へ送出する。排出制御装置33は、組合せ選定信号によ
って指定された計量ホッパの排出ゲートを開き、集合シ
ュート19に排出される。排出された被計量物は集合シ
ュート19でひとまとめにされ、タイミングホッパ20
が開くと包装機21へ落下して袋詰めされる。
【0041】このようにして1回の組合せ排出が終了す
ると、次に、排出済みの空の計量ホッパには、前記同様
に供給量制御回路40によって送力が制御された各フィ
ーダから被計量物が収容され、以下同様の動作で順次組
合せ計量が繰り返される。
【0042】なお、上記の実施例では、計量の度に、フ
ィーダ送力の制御を行なっていたが、これは、スイッチ
54の動作のタイミングを変えることによって、計量の
数回おきに行なってもよいし、また一定時間毎でもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組合せ計
量装置は、平均収容量で計量ホッパ1個当りの目標重量
を除算した値に現段階の送力パラメータを乗じて得られ
る乗算結果と予め設定されている所定の制御係数とによ
って、次回のフィーダ駆動用の新たな送力パラメータ
算出し、その新たな送力パラメータで被計量物を計量ホ
ッパへ供給するため、被計量物を供給した後の平均収容
量が、計量ホッパ1個当りの目標重量に対して制御係数
に応じた適度な幅で分散され、各フィーダに対する被計
量物の供給量の同一方向への変動や電源変動によって、
その平均が移動しても、設定重量となる組合せ確率は大
きく減少することがなく、安定した確率で組合せが得ら
れ、効率的な計量を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機構部を示す概略構成図で
ある。
【図2】図1の制御部を示す概略構成図である。
【図3】図2の要部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図2の要部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図2の要部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図2の要部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】実施例による目標重量に対する供給量の制御を
示す図である。
【図8】実施例による計量ホッパの収容物の重量分布と
組合せ重量の分布を示す図である。
【図9】従来の組合せ計量装置を示す概略構成図であ
る。
【図10】計量ホッパの収容物の重量分布組合せ重量の
分布との関係を示す図である。
【符号の説明】
11 供給器 12 円形フィーダ 13〜13 フィーダ 16〜16 計量ホッパ 17〜17 計量器 18〜18 排出ゲート 19 集合シュート 30 組合せ排出装置 31 計量値記憶回路 32 組合せ選定回路 33 排出制御装置 40 供給量制御回路 41 全重量演算回路 42 収容済ホッパ数検出回路 46 平均収容量演算回路 47 目標重量演算回路 50 パラメータ演算回路 60 フィーダ制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動信号に応じた送力で被計量物を送り出
    す複数のフィーダ(13〜13)と、 前記複数のフィーダの送力を決定するための送力パラメ
    ータを記憶する送力記憶手段(52)と、 前記送力記憶手段に記憶されている送力パラメータに比
    例した駆動信号で前記各フィーダを選択的に駆動するフ
    ィーダ制御手段(60)と、 前記複数のフィーダから送り出された被計量物をそれぞ
    れ受ける複数の計量ホッパ(16〜16)と、 前記複数の計量ホッパに収容された被計量物をそれぞれ
    計量する複数の計量器(17〜17)と、 前記複数の計量器によって計量された被計量物の組合せ
    の中から、設定重量に近い組合せを、各計量値に基づい
    て選定し、該選定された被計量物を排出させる組合せ排
    出装置(30)と、 前記複数の計量器からの計量信号を受け、該計量信号か
    ら計量ホッパ内に被計量物が収容されているか否かをそ
    れぞれ判定して、前記複数の計量ホッパのうち、被計量
    物が収容されている収容済ホッパの数を検出する収容済
    ホッパ数検出手段(42)と、 前記複数の計量器からの計量信号を受けて、前記収容済
    ホッパ内の被計量物の全重量値を算出する全重量演算手
    段(41)と、 前記全重量値を前記収容済ホッパ数で除算して、前記収
    容済ホッパ1個当りの平均収容量を算出する平均収容量
    演算手段(46)と、 前記平均収容量で計量ホッパ1個当りの目標重量を除算
    する除算手段(51)と、 前記除算手段で算出した値に前記送力記憶手段に記憶さ
    れている現段階の送力パラメータ乗算した結果と予
    設定されている所定の制御係数とによって、次回のフィ
    ーダ駆動用の新たな送力パラメータ算出する演算手段
    (53、70、72、73)と、 前記演算手段によって算出された送力パラメータを、前
    記送力記憶手段に記憶させる送力更新手段(54)とを
    備え 前記複数のフィーダから前記複数の計量ホッパに供給さ
    れる被計量物の平均収容量が前記計量ホッパ1個当りの
    目標重量を中心に分散するようにしたことを特徴とする
    組合せ計量装置。
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JPS57169627A (en) * 1981-04-13 1982-10-19 Yamato Scale Co Ltd Combination balance
JPS57182127A (en) * 1981-05-01 1982-11-09 Ishida Scales Mfg Co Ltd Automatic weighing apparatus
JPH0695037B2 (ja) * 1985-11-12 1994-11-24 アンリツ株式会社 組合せ計量装置

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JPH0694509A (ja) 1994-04-05

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