JP2512857B2 - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JP2512857B2 JP33539692A JP33539692A JP2512857B2 JP 2512857 B2 JP2512857 B2 JP 2512857B2 JP 33539692 A JP33539692 A JP 33539692A JP 33539692 A JP33539692 A JP 33539692A JP 2512857 B2 JP2512857 B2 JP 2512857B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として、菓子や野
菜などの被計量物を多数の計量器で計量して、その計量
結果から最適な被計量物の組合せを選択する組合せ計量
装置のような計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】組合せ計量装置は、菓子や果物、野菜の
ような個々の重量にばらつきのある被計量物を、目標重
量とするものである(たとえば、特開昭63−3072
5号公報参照)。この種の組合せ計量装置の一例を図6
に示す。
【0003】図6において、搬送コンベア1によって搬
送された被計量物Mは、分散フィーダ2を介して、各駆
動フィーダ31 〜3n に供給され、各駆動フィーダ31
〜3n からそれぞれ対応する計量ホッパ61 〜6n に供
給される。図示しない組合せ制御手段は、上記n個の計
量ホッパ61 〜6n で得られた各計量値(被計量物の重
量)を組合せることで、最適な計量ホッパ(被計量物)
の組合せを選択する。つまり、計量ホッパ61 〜6n
計量値に基づいて、目標重量に最も近いか等しい組合せ
が選定される。この選定された被計量物Mは、集合排出
シュート9を介して集合排出される。
【0004】この組合せ選定を精度よく、また効率的に
行うためには、計量ホッパ61 〜6n に対する被計量物
Mの供給量が、常に、所定の重量(目標重量を組合せ選
択しようとするホッパ数で除した値。以下この値を「ホ
ッパの設定値」という。)に極めて近い値となるように
しなければならない。このため、各駆動フィーダ31
n 毎にその送力パラメータ(振動フィーダの振幅およ
び振動回数)の値(以下、「送力値」という。)が、以
下のように、制御されている。
【0005】図示しない送力パラメータ設定手段は、各
駆動フィーダ31 〜3n について、前回の送力値と、そ
の送力値に対応する実際の供給量とに基づいて新たな送
力値を設定する。この新たに設定された送力値に従っ
て、駆動フィーダ31 〜3n が駆動し、上記ホッパの設
定値に近い被計量物Mが計量ホッパ61 〜6n に送出さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、計量
ホッパ61 〜6n への供給量と、駆動フィーダ31 〜3
n の振動回数および振幅との関係を十分に考慮せず単に
経験に基づいて、振動回数および振幅を制御していたの
で、計量ホッパ61 〜6n への供給量が、ホッパの設定
値に近づくまでに時間がかかっていた。かかる問題は、
組合せ計量装置だけでなく、1つの駆動フィーダおよび
計量ホッパを備えた計量装置についても同様に生じる。
【0007】この発明は上記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、計量ホッパへの供給量をホッパの設定値に迅
速に近づけることのできる計量装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の送力パラメータ設定手段は、計量
ホッパに供給されるべき被計量物の設定値と前回の計量
値との比に、駆動フィーダの前回の振動回数を乗算した
値を演算する比例計算部と、この値を整数値に補正し
て、送力パラメータの1つである振動回数を求める整数
化処理部とを備えている。
【0009】一方、請求項2の送力パラメータ設定手段
は、計量ホッパに供給されるべき被計量物の設定値と前
回の計量値との比に、上記駆動フィーダの前回の振動回
数を乗算した値に基づいて、送力パラメータの1つであ
る新たな振動回数を演算して修正する振動回数演算部
と、新たな振幅の値を求めることで、上記振動回数によ
って調整できない送力値を振幅により調整する振幅演算
部とを備えている。
【0010】
【作用】駆動フィーダから計量ホッパへの供給量は、駆
動フィーダの振動回数を増減させるに従って、リニアに
徐々に増減する。これに対し、振幅をある程度以上増減
させても、計量ホッパへの供給量は差程変化しない場合
がある。つまり、計量ホッパへの供給量の変化は、振動
回数の変化にほぼ比例した関係になるのに対し、振幅に
は単純に比例しない。
【0011】ここで、この発明では、計量ホッパに供給
されるべき被計量物の設定値と前回の計量値との比に、
駆動フィーダの前回の振動回数を乗算した値に基づい
て、新たな振動回数を演算する。したがって、振動回数
とほぼ比例する計量ホッパへの供給量を振動回数の変化
を主体として制御するから、供給量をホッパの設定値に
迅速に近づけることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図2において、搬送コンベア1は、製造ラ
インから送られて来た被計量物Mを偏平な円錐形の分散
フィーダ2の中央へ落下させる。分散フィーダ2の周縁
には、n個の駆動フィーダ31 〜3n が設けられてい
る。各駆動フィーダ31 〜3nは、設定された送力値に
従って駆動することで、つまり、設定された振幅および
回数だけ振動することで、分散フィーダ2上の被計量物
Mを、n個のプールホッパ41 〜4n に送出する。各プ
ールホッパ41 〜4n には、ゲート51 〜5n が設けら
れており、また、その下方に計量ホッパ61 〜6n が設
けられている。各計量ホッパ61 〜6n には、ホッパ重
量計量器71 〜7n およびゲート81 〜8n が設けられ
ている。ゲート81 〜8n の下方には大きな集合排出シ
ュート9が設けられている。
【0013】図1において、上記ホッパ重量計量器7i
は、たとえばロードセルからなり、計量ホッパ6i (図
2)内の被計量物Mの重量を測定して、その計量値を重
量信号wi として、組合せ制御手段10および送力パラ
メータ設定手段20i に出力する。なお、図1におい
て、「i 」が付されている符号に対応する要素および信
号はn個あることを意味する。
【0014】上記組合せ制御手段10は、ホッパ重量計
量器71 〜7n からの計量値を組合わせることで、つま
り、図2のn個の計量ホッパ61 〜6n で得られた被計
量物Mの重量を組合せることで、以下のように、最適な
計量ホッパ6の組合せ(最適な被計量物の組合せ)を選
択するものである。図1の組合せ制御手段10は、組合
せ重量演算部11、目標重量設定部12、組合せ判別部
13およびホッパ開閉制御部14を備えている。組合せ
重量演算部11は、ホッパ重量計量器7i からの計量値
のうちm個の計量値の組合せについて加算し、組合せ重
量信号wM を組合せ判別部13に出力する。この加算お
よび組合せ重量信号wM の出力は、全ての組合せについ
てなされる。組合せ判別部13は、組合せ重量演算部1
1からの組合せ重量信号wM と、目標重量設定部12か
らの目標重量とを比較して、たとえば包装する被計量物
Mの重量が目標重量または目標重量に最も近い値となる
ように組合せを選択し、選択信号aをホッパ開閉制御部
14およびフィーダ駆動制御部30i に出力する。
【0015】上記ホッパ開閉制御部14は、図2の選択
されたm個の計量ホッパ6i のゲート8i を開放させ
る。これにより、被計量物Mが計量ホッパ6i から排出
されて、集合排出シュート9によってひとまとめにされ
て、包装機40に供給される。さらに、上記ホッパ開閉
制御部14(図1)は、空になった計量ホッパ6i に対
応するプールホッパ4i のゲート5i を開いて、プール
ホッパ4i から計量ホッパ6i に被計量物Mを供給す
る。一方、図1のフィーダ駆動制御部30i は駆動フィ
ーダ3i に対応してn個設けられており、空になった図
2のプールホッパ4i に対応する駆動フィーダ3i を、
設定された振動回数および振幅(送力パラメータ)の値
に従って駆動させ、被計量物Mをプールホッパ4i に送
出させる。
【0016】図1の送力パラメータ設定手段20i は、
駆動フィーダ3i の新たな送力値を、前回の送力値およ
びホッパ重量計量器7i の計量値に基づいて設定するも
のである。この送力パラメータ設定手段20i は、平均
化処理部21i 、設定値メモリ22i 、振動回数演算部
23i 、振幅演算部24i 、前回振動回数メモリ25i
および前回振幅メモリ26i などを有している。
【0017】上記平均化処理部21i は、ホッパ重量計
量器7i からの重量信号wi を受けてホッパ重量計量器
i によるm回の計量値Wi の平均値(平均化処理値)
Waを求めるものである。この平均値Waは、たとえ
ば、m回の計量値Wi の単純平均でもよく、あるいは、
最大値と最小値を除いた残りの(m−2)回の平均値で
あってもよい。求められた平均値Waは、振動回数およ
び振幅演算部23i 、24i に平均重量信号waとして
出力される。
【0018】上記設定値メモリ22i は、ホッパごとの
所定値Whを記憶するものである。ホッパごとの所定値
Whは、目標重量を組合せ選択しようとする計量ホッパ
i(図2)の数で除した値で、組合せ制御手段10に
より求められる。このホッパの設定値Whは、振動回数
演算部23i および振幅演算部24i に読み出される。
【0019】前回振動回数メモリ25i は、振動回数演
算部23i で算出した前回の振動回数NT を記憶するも
のである。一方、前回振幅メモリ26i は、振幅演算部
24i が算出した前回の振幅IT を記憶するものであ
る。
【0020】上記振動回数演算部23i は、比例計算部
27i および整数化処理部28i を有している。比例計
算部27i は平均重量信号wa入力とし、下記の(1)
式で示すように、平均値Waとホッパの設定値(計量ホ
ッパに供給されるべき被計量物の設定値)Whとの比
に、駆動フィーダ3i の前回の振動回数NT を乗算した
値(N)T+1 (以下、この値を「乗算値(N)T+1 」と
いう。)を演算する。 (N)T+1 =(Wh/Wa)・NT …(1) 上記整数化処理部28i は、たとえば、乗算値(N)
T+1 の少数点以下を切り捨てて、乗算値(N)T+1 を整
数値NT+1 に補正する。補正された整数値NT+1は、後
述する例外的な処理を除き、新たな振動回数NT+1 とし
て、前回振動回数メモリ25i およびフィーダ駆動制御
部30i に出力される。
【0021】上記振幅演算部24i は、平均重量信号w
aを入力とし、たとえば下記の(2)式に従って新たな
振幅IT+1 を求めることで、上記振動回数NT+1 によっ
て調整できない送力値を振幅により調整するものであ
る。 IT+1 =IT +C(Wh−Wa)Ns/NT+1 …(2) 但し、IT :前回の振幅 C:定数 Ns:残余の振動回数、一般に、(N)T+1 −NT+1 求められた振幅IT+1 は、後述する例外的な処理を除
き、新たな振幅IT+1 として、前回振幅メモリ26i
よびフィーダ駆動制御部30i に出力される。
【0022】つぎに、駆動フィーダ3i の構造について
図3を用いて簡単に説明する。この図において、駆動フ
ィーダ3i は、四節回転連鎖を構成する第1および第2
のリンク31,32とトラフ33を有している。第1お
よび第2リンク31,32は、固定リンク34に回転自
在に取り付けられている。上記第2リンク32には、電
磁石35により吸引される磁性体36が固定されている
とともに、電磁石35の吸引力が除去された際に、第2
のリンク32を元の位置に復帰させるコイルばね37が
取り付けられている。したがって、上記トラフ33は、
電磁石35への通電回数だけ振動するとともに、1回の
通電時間に相当する振幅で振動する。なお、1秒間の振
動回数(振動数)は、駆動フィーダ3i の固有振動数に
よって定まっている。
【0023】上記振動回数および振幅は、フィーダ駆動
制御部30i (図1)により、図4に示すような交流波
形50を利用して決定される。振動回数は、交流波形5
0のうち斜線を施した通電部分51の数(通電回数)に
より決定される。一方、振幅は、斜線を施した通電部分
51の面積に比例して決まる。
【0024】つぎに、組合せ計量装置の動作について説
明する。図2の搬送コンベア1から被計量物Mが分散フ
ィーダ2上に送られ、さらに、駆動フィーダ3i 、プー
ルホッパ4i 、計量ホッパ6i および集合排出シュート
9を介して、被計量物Mが包装機40にひとまとめにし
て袋詰めされる。この際、図1の組合せ制御手段10
は、前述のように最適なm個の計量ホッパ6i (図2)
の組合せを選択する。つづいて、組合せ制御手段10
が、残りの計量ホッパ6i (図2)による組合せを選定
し、同様に、組合せ排出が行われる。一方、ホッパ開閉
制御部14は、図2の既に排出した計量ホッパ6i に対
応するプールホッパ 4i のゲート5i を開放し、プー
ルホッパ4i から空の計量ホッパ6i に被計量物Mを搬
送させる。また、排出されたプールホッパ4i に対応す
る駆動フィーダ3i が駆動して、空のプールホッパ4i
に被計量物Mを供給する。
【0025】つぎに、送力パラメータ設定手段20
i (図1)の動作を、図5のフローチャートにしたがっ
て説明する。ステップS0でスタートすると、S1に進
み、平均化処理部21i (図1)がm回の計量値Wi
平均値Waを求める。つづいて、ステップS2に進み、
比例計算部27i (図1)が、ホッパの設定値Wh、平
均値Waおよび前回の振動回数NT から比例計算した乗
算値(N)T+1 を求める。つづいて、ステップS3に進
み、整数化処理部28i (図1)が乗算値(N)T+1
少数点以下を切り捨てて、乗算値(N)T+1 を整数化し
た振動回数NT+1 を求め、ステップS4に進む。
【0026】ステップS4では、新たに求めた振動回数
T+1 が設定最大振動回数NMAX 以下か否かを判断し、
MAX よりも大きければステップS5に進み、一方、N
MAX以下であればステップS6に進む。ステップS5で
は、設定最大振動回数NMAXを新たな振動回数NT+1
し、ステップS6に進む。
【0027】ステップS6では、振幅演算部24i (図
1)が、前述の式(2)に従って、新たな振幅IT+1
求める。なお、この式(2)において、残余の振動回数
Nsは、一般に上記少数点以下の振動回数{(N)T+1
−NT+1 }であるが、ステップS5を経た場合は、Ns
=(N)T+1 −NMAX となる。つづいて、ステップS7
に進み、新たな振幅IT+1 が設定最大振幅IMAX 以下か
否かを判断し、IMAX以下であればステップS9に進み
終了し、一方、IMAX よも大きければステップS8に進
む。ステップS8では、振幅および振動回数を従来と同
様な経験則から求める例外処理を行い、ステップS9に
進んで終了する。
【0028】こうして、求められた振動回数NT+1 およ
び振幅IT+1 は、新たな送力値として、図1のフィーダ
駆動制御部30i に出力されるとともに、前回振動回数
メモリ25i および前回振幅メモリ26i に記憶され
る。フィーダ駆動制御部30iは、上記振幅IT+1 に基
づいて図4の通電時間Tを定め、振動回数NT+1 に相当
する回数だけ、図3の電磁石35に通電する。これによ
り、駆動フィーダ3i のトラフ33が振動する。
【0029】上記構成においては、図2の計量ホッパ6
i への供給量の変化は、振動回数NT+1 の変化にほぼ比
例した関係になるのに対し、振幅IT+1 には単純に比例
しない。特に、この実施例のように、図4の交流波形5
0を利用して振動のエネルギを発生させる場合は、電磁
石35(図3)への通電時間Tと通電部分51のエネル
ギ(斜線部分の面積)との相関関係が複雑であることか
ら、振幅IT+1 自体を正確に制御することも容易ではな
い。そのため、振幅IT+1 を主体として、駆動フィーダ
i (図3)の搬送量を制御すると、計量ホッパ6
i (図2)への供給量が、ホッパの設定値Whに近づく
のに時間がかかる。
【0030】ここで、送力パラメータ設定手段20
i (図1)は、図5のステップS2のように、ホッパの
設定値Whと前回の計量値Waとの比に、駆動フィーダ
i の前回の振動回数NT を乗算した値(N)T+1 に基
づいて、新たな振動回数NT+1 を演算している。したが
って、振動回数NT+1 とほぼ比例する計量ホッパ6i
の供給量を振動回数NT+1 の変化に基づいて制御するか
ら、上記供給量をホッパの設定値Whに迅速に近づける
ことができる。
【0031】ところで、振動回数NT+1 は整数値になる
ので、少数点以下の微調整をすることは、一般に困難で
ある。ここで、この実施例では、残余の振動回数Nsを
含んだ関数により新たな振幅IT+1 を求めて、振動回数
T+1 によって調整できない送力値を振幅IT+1 により
修正している。したがって、より正確かつ迅速に、供給
量をホッパの設定値Whに近づけることができる。
【0032】ところで、上記実施例では、振幅IT+1
式(2)により求めたが、この発明では、振幅IT+1
演算式を限定するものではなく、他の演算式により求め
てもよい。また、上記実施例では、ホッパ重量計量器7
i (図1)の計量値Wi を平均化処理した平均値Waを
前回の計量値として、式(1)を適用したが、この発明
では必ずしも平均値Waを求める必要はなく、平均値W
aに代えて前回の計量値Wi に基づいて、新たな振動回
数NT+1 を演算してもよい。さらに、上記実施例では、
乗算値(N)T+1 の少数点以下を切り捨てて、新たな振
動回数NT+1 を求めたが、この発明では、乗算値(N)
T+1 の少数点以下を切り上げて振動回数NT+1 を求めて
もよいし、あるいは、四捨五入して振動回数NT+1 を求
めてもよい。
【0033】なお、上記実施例では、複数の駆動フィー
ダおよび計量ホッパを備えた組合せ計量装置について説
明したが、この発明は、たとえば1つの駆動フィーダお
よび計量ホッパを備えた計量装置についても適用するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項の発明に
よれば、計量ホッパに供給されるべき被計量物の設定値
と前回の計量値との比に、駆動フィーダの前回の振動回
数を乗算した値に基づいて、新たな振動回数を演算する
から、振動回数とほぼ比例する計量ホッパへの供給量を
ホッパの設定値に迅速に近づけることができる。また、
請求項2の発明によれば、振動回数の変化によって調整
できない送力パラメータの値を振幅により修正するの
で、計量ホッパへの供給量が、より正確かつ迅速にホッ
パの設定値に近づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す組合せ計量装置の制
御系の概略構成図である。
【図2】一般的な組合せ計量装置を示す概略構成図であ
る。
【図3】駆動フィーダの概略構成図である。
【図4】駆動フィーダの制御信号を示す特性図である。
【図5】送力パラメータ設定手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】組合せ計量装置の基本的な構成を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
2…(分散)フィーダ、3i …駆動フィーダ、6i …計
量ホッパ、7i …ホッパ重量計量器、20…送力パラメ
ータ設定手段、23i …振動回数演算部、24i …振幅
演算部、27i …比例計算部、28i …整数化処理部、
Wh…ホッパの設定値、NT+1 …新たな振動回数、
(N)T+1 …乗算した値。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された送力パラメータの値に従って
    駆動することで、フィーダ上の被計量物を計量ホッパへ
    送出する駆動フィーダと、駆動フィーダの新たな送力パ
    ラメータの値を、前回の送力パラメータの値および計量
    ホッパに設けたホッパ重量計量器からの計量値に基づい
    て設定する送力パラメータ設定手段とを備えた計量装置
    において、 上記送力パラメータ設定手段は、 上記計量ホッパに供給されるべき被計量物の設定値と前
    回の計量値との比に、上記駆動フィーダの前回の振動回
    数を乗算した値を演算する比例計算部と、 この値を整数値に補正して、送力パラメータの1つであ
    る振動回数を求める整数化処理部とを備えていることを
    特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】 設定された送力パラメータの値に従って
    駆動することで、フィーダ上の被計量物を計量ホッパへ
    送出する駆動フィーダと、駆動フィーダの新たな送力パ
    ラメータの値を、前回の送力パラメータの値および計量
    ホッパに設けたホッパ重量計量器からの計量値に基づい
    て設定する送力パラメータ設定手段とを備えた計量装置
    において、 上記送力パラメータ設定手段は、 上記計量ホッパに供給されるべき被計量物の設定値と前
    回の計量値との比に、上記駆動フィーダの前回の振動回
    数を乗算した値に基づいて、送力パラメータの1つであ
    る新たな振動回数を演算して修正する振動回数演算部
    と、 新たな振幅の値を求めることで、上記振動回数によって
    調整できない送力パラメータの値を振幅により調整する
    振幅演算部とを備えていることを特徴とする計量装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112386A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Yamato Scale Co Ltd 振動搬送装置及びそれを用いた組合せ秤

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JP2011112386A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Yamato Scale Co Ltd 振動搬送装置及びそれを用いた組合せ秤

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