JPH0796817A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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Publication number
JPH0796817A
JPH0796817A JP5267918A JP26791893A JPH0796817A JP H0796817 A JPH0796817 A JP H0796817A JP 5267918 A JP5267918 A JP 5267918A JP 26791893 A JP26791893 A JP 26791893A JP H0796817 A JPH0796817 A JP H0796817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
blades
motor
motors
movement amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5267918A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoya Yamamoto
元哉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP5267918A priority Critical patent/JPH0796817A/ja
Publication of JPH0796817A publication Critical patent/JPH0796817A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のワイパブレードを夫々独立のワイパモ
ータで駆動する際、前記複数のワイパブレードが干渉す
ることのないよう同期制御する。 【構成】 各ワイパブレード2a、2b、2cを駆動す
るワイパモータ3a、3b、3cの移動量を位置検出回
路10a、10b、10cにより検出し、モータ移動量
順位決定回路12により前記夫々の移動量から最大ずれ
量Mを検出する。そして、該最大ずれ量に応じた処理を
処理回路13により行い、その結果を夫々のワイパモー
タを駆動するドライバ9a、9b、9cに送信して全て
のワイパモータを同期制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワイパブレード
を夫々独立のワイパモータにより駆動する、ワイパ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一対のワイパブレードとこの
ワイパブレードを夫々独立に払拭作動させる一対のワイ
パモータとを備えたワイパ装置が知られている。このワ
イパ装置ではリンク機構を用いずにワイパブレードを独
立に払拭作動させる為、ワイパブレードの干渉が生ずる
ことがあり、この干渉を防止する為にワイパモータを制
御してワイパブレードの払拭作動を同期させる必要があ
る。
【0003】特開平4−314654号には、この同期
の方法として、2つの各ワイパモータに取り付けられた
エンコーダより2つの各ワイパブレードの位置を検出
し、各ワイパブレードの位置の差が所定値以上の場合、
ワイパブレードの干渉が有ると判断し、先行しているワ
イパブレードを作動しているワイパモータを停止又は、
遅くすることが開示されている。
【0004】このように、常に一対のワイパブレードの
位置の差が所定値以下となるよう一対のワイパモータを
制御することにより、各ワイパブレードが干渉すること
なく一対のワイパブレードの払拭作動を同期させること
が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイパ
ブレードが3つ以上になり、このワイパブレードを夫々
独立に作動させるワイパモータを備えたワイパ装置に前
述の同期方法を用いると、各ワイパモータを夫々比較す
ることとなる為、回路が複雑になってしまう。
【0006】例えば、ワイパブレードが3つA、B、C
の場合、各ワイパブレードを駆動するワイパモータが
a、b、cと設けられている。そしてワイパモータaの
位置とワイパモータbの位置との差の大きさからワイパ
モータa、bに信号を出力し、更にワイパモータbの位
置とワイパモータcの位置との差の大きさからワイパモ
ータb、cに信号を出力することとなり、回路及び、演
算が複雑となってしまう。
【0007】従って、本発明は、簡単な制御により3つ
以上の独立したワイパモータを同期させ、各ワイパブレ
ードが互いに干渉しないようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に、本発明のワイパ装置は、ウインドシールドガラス面
を払拭する少なくとも3つのワイパブレードと、前記各
ワイパブレードを夫々独立して駆動するワイパモータ
と、前記各ワイパモータに設けられ、前記各ワイパブレ
ードの移動量を検出する検出手段と、前記検出手段の検
出結果に基づいて、最も先行しているワイパブレード
と、最も遅れているワイパブレードとを判別する判別手
段と、前記判別手段の判別結果に基づいて、前記各ワイ
パブレードが互いに干渉しないよう前記各ワイパモータ
の駆動を制御するワイパモータ制御手段とを備えたもの
としたものである。
【0009】
【作用】複数のワイパブレードを夫々独立して駆動する
ワイパモータの移動量を夫々検出し、判別手段により前
記夫々の移動量のうち最も大きな値のものが最も先行し
ているワイパブレードと判別し、かつ、最も小さな値の
ものが最も遅れているワイパブレードと判別する。そし
てこの判別結果からワイパモータ制御手段により最も大
きな移動量と最も小さな移動量との差を求める。そし
て、該移動量の差を小さくするよう、前記差の大きさに
応じて最も移動量の大きいワイパモータの移動量を、最
も移動量の小さいワイパモータの移動量に合わせると共
に、その他のワイパモータの移動量も最も移動量の小さ
いワイパモータの移動量に合わせることによって全ての
ワイパモータを同期させることが出来る。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、複数のワイパブレード
を夫々独立のワイパモータで駆動する際、前記複数のワ
イパモータの駆動を同期制御することにより、前記複数
のワイパブレードが干渉することを防止出来る。又、複
数のワイパブレードのうち最も速いものと、最も遅いも
のとを比較するだけで前記同期制御が出来る為、ワイパ
ブレードの数が増加しても比較するデータは常に2つで
あり、該データの差により所定の制御を行うことが出来
る。従って、様々な数のワイパブレードに即座に対応可
能である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6により
説明する。
【0012】本実施例は、ワイパブレード2a、2b、
2cの3本のワイパブレードが図1に示すように車両の
ウインドシールドガラス4の表面を払拭するものであ
り、このワイパブレード2a、2b、2cを、夫々ワイ
パモータ3a、3b、3cにより駆動するワイパ装置1
である。
【0013】図2に、駆動回路を示す。これによれば、
各ワイパモータ3a、3b、3cには夫々エンコーダ5
a、5b、5cが設けられ、これらエンコーダ5a、5
b、5cからの信号とワイパ切替えスイッチ6からの信
号とを制御回路7のCPU8が所定の演算を行い、その
演算結果を各ドライバ9a、9b、9cに送信し、これ
ら各ドライバ9a、9b、9cにより各ワイパモータ3
a、3b、3cが駆動されることになる。
【0014】次に実際の駆動について述べる。先ず、ワ
イパモータ3a、3b、3cへ電流を通電し同時に作動
させる。すると各ワイパブレード2a、2b、2cが下
反転位置S1、S2、S3から上反転位置T1、T2、
T3に向かって移動する。そして、各ワイパブレード2
a、2b、2cは上反転位置T1、T2、T3で反転し
た後再び前記下反転位置S1、S2、S3に到達する。
【0015】ここでエンコーダ5aはワイパモータ3a
から、ワイパブレード2aが下反転位置S1に到達した
時の下反転位置信号Saと、ワイパモータ3aの回転角
αに同期するパルス信号Paを出力し、CPU8に送信
する。同様にエンコーダ5b及び、5cも下反転位置信
号Sb、Scと、パルス信号Pb、Pcを出力し、CP
U8に送信する。
【0016】CPU8に送信されたエンコーダ5aから
の各信号Sa、Paは、図4に示すように位置検出回路
10aに送られる。そして位置検出回路10aでは図3
に示すように、下反転位置信号Saの出力から次の下反
転位置信号Saの出力までの間のパルス信号Paをカウ
ントし、これがワイパブレード2aの移動量11aとし
て検出される。同様にエンコーダ5b、5cからの各信
号Sb、Pb及びSc、Pcも夫々位置検出回路10
b、10cに送られ移動量11b、11cが検出され
る。
【0017】尚、ワイパブレード2a、2b、2cのス
ピードはワイパモータ3a、3b、3cの回転数に比例
する為、前述の通り検出された各ワイパブレード2a、
2b、2cの移動量11a、11b、11cは、各ワイ
パモータ3a、3b、3cの移動量と考えてもよい。
【0018】次に、各ワイパモータ3a、3b、3cの
移動量11a、11b、11cを、モータ移動量順位決
定回路12により順位付けを行う。具体的には、最も移
動量の大きいものから1位、2位、3位と決定する。こ
こで最も先行しているワイパブレードと、最も遅れてい
るワイパブレードが判別される。
【0019】そして、最も先行しているワイパブレード
のワイパモータの移動量と、最も遅れているワイパブレ
ードのワイパモータの移動量との差が、全てのワイパモ
ータ移動量の最大ずれ値Mとなる。つまり、最大のパル
ス数から最小のパルス数を引いた数が最大ずれ値Mとな
る。この最大ずれ値Mの大きさに応じて処理回路13に
より図6に示す処理を行う。
【0020】先ず、最大ずれ値Mが比較的小さい場合例
えば0から2の間であれば、全てのワイパモータはその
まま動くオン状態とする。しかし、最大ずれ値Mが大き
くなった場合例えば4であれば、1位のワイパモータは
ブレーキをかけその場で停止させ、2位のワイパモータ
はモータへの電源は切るが惰性で動くオープン状態と
し、3位のワイパモータはそのまま動くオン状態とす
る。これにより速い側のワイパモータは遅い側のワイパ
モータのスピードに近づき、全てのワイパモータの同期
が可能となる。
【0021】尚、図6に示す処理の内容は一例であり、
この処理の内容を変更することで、状況に応じた制御が
可能となる。
【0022】ここで具体的数値を用いて図5のフローチ
ャートにより制御を説明する。エンコーダ5a、5b、
5c、からの信号が位置検出回路10a、10b、10
cに送信されステップ14、15、16で各ワイパモー
タ3a、3b、3cの移動量が検出される。例えば、ワ
イパモータ3aの移動量は10、ワイパモータ3bの移
動量は13、ワイパモータ3cの移動量は15であっ
た。次にステップ17で各ワイパモータを順位付けす
る。1位は移動量15のワイパモータ3c、2位はワイ
パモータ3b、3位はワイパモータ3aである。
【0023】次に、ステップ18で各ワイパモータ間の
最大ずれ量Mを求める。ここでは1位のワイパブレード
3cの移動量15から3位のワイパブレード3aの移動
量10を引いた値で5となる。そしてステップ19でこ
の最大ずれ量Mが5に応じて図6の処理に従う。ここで
は、1位のワイパモータ3cにはブレーキ(その場で停
止させる)、2位のワイパモータ3bにはオープン(モ
ータへの電源は切るが惰性で動く)、3位のワイパモー
タ3aにはオン(そのままの状態で動く)という信号を
それぞれのドライバ9c、9b、9aに送信し、その結
果ワイパモータ3a、3b、3cが同期される。
【0024】前記制御を繰り返すことにより複数のワイ
パブレードの同期制御が可能となり、各ワイパブレード
間の干渉がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるワイパ装置を示す全体
構成図である。
【図2】図1に示すワイパ装置を駆動する回路図であ
る。
【図3】本発明の実施例におけるエンコーダからの出力
信号を示すタイムチャートである。
【図4】図2に示す駆動回路における制御回路のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施例における制御を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施例における制御中の処理を示すマ
ップである。
【符号の説明】
1 ワイパ装置 2 ワイパブレード 3 ワイパモータ 4 ウインドシールドガラス 5 エンコーダ 10a 位置検出回路 10b 位置検出回路 10c 位置検出回路 12 モータ移動量順位決定回路 13 処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールドガラス面を払拭する少
    なくとも3つのワイパブレードと、 前記各ワイパブレードを夫々独立して駆動するワイパモ
    ータと、 前記各ワイパモータに設けられ、前記各ワイパブレード
    の移動量を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、最も先行している
    ワイパブレードと、最も遅れているワイパブレードとを
    判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記各ワイパブレ
    ードが互いに干渉しないよう前記各ワイパモータの駆動
    を制御するワイパモータ制御手段と、 を備えたことを特徴とするワイパ装置。
JP5267918A 1993-09-29 1993-09-29 ワイパ装置 Pending JPH0796817A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5267918A JPH0796817A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ワイパ装置

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JP5267918A JPH0796817A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ワイパ装置

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JPH0796817A true JPH0796817A (ja) 1995-04-11

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ID=17451432

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JP5267918A Pending JPH0796817A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ワイパ装置

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JP (1) JPH0796817A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101379307B1 (ko) * 2012-11-30 2014-03-28 디알에스테크 주식회사 철도 차량의 와이퍼 구동 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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