JPH07965A - イオン水生成装置 - Google Patents

イオン水生成装置

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Publication number
JPH07965A
JPH07965A JP5145985A JP14598593A JPH07965A JP H07965 A JPH07965 A JP H07965A JP 5145985 A JP5145985 A JP 5145985A JP 14598593 A JP14598593 A JP 14598593A JP H07965 A JPH07965 A JP H07965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
filter
stop time
supplied
flow path
Prior art date
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Pending
Application number
JP5145985A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hirahata
真一 平畑
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH07965A publication Critical patent/JPH07965A/ja
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用水の止水時間に応じて、装置への通水初期
にフィルターへの通水を行うか否かを制御することによ
って、塵が多く含まれている可能性が高い用水による高
価なフィルターの短寿命化を防止し、使用者に対し、過
剰な出費やメンテナンスを必要としないイオン水生成装
置を提供すること。 【構成】用水の供給を停止すると、制御回路21によっ
て用水の供給停止時間を計測し、その積算された止水時
間が設定時間値に達する前に用水を供給した場合、水源
から供給された用水は、分岐バルブ10によってフィル
ター53側に誘導された後、電解槽55に供給されて電
解処理される。一方、前記止水時間が設定時間値を越え
た状態で用水を供給した場合は、前記制御回路が用水を
前記バイパス流路6に誘導するように前記分岐バルブ1
0を制御し、これによって、用水を前記フィルターに通
さずに供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道等の水源から電解
槽に供給された用水を電解処理してアルカリイオン水や
酸性イオン水を得ることができるイオン水生成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のイオン水生成装置とし
て、図4に示されるものが存在する。即ち、このイオン
水生成装置50の内部には、通水されたか否かを検出す
る圧力センサー51、内部に活性炭や中空糸膜を有する
フィルター53、カルシウム添加槽54、電解槽55、
電解槽に電流を供給する駆動回路56、電源回路57及
び制御回路58等が設けられている。また、イオン水生
成装置50の外面には、操作パネル59に関連する各種
ユニットが設置されている。前記圧力センサー51、フ
ィルター53,カルシウム添加槽54及び電解槽55に
は、それぞれ給水ホース60、ホース61、ホース62
及びホース63が接続され、そして、前記電解槽55出
口側には、アルカリ水吐出ホース64及び酸性水吐出ホ
ース65が接続されている。
【0003】水道等の水源から給水ホース60を介して
供給された用水は圧力センサー51を通過した後、フィ
ルター53によって用水に含まれる塵や塩素が除去され
る。そして、浄化された用水はホース62を経てカルシ
ウム添加槽54に入り、内部に投入されているグリセロ
リン酸カルシウムを用水中に混入溶解させ、その用水を
前記電解槽55に供給する構成となっている。
【0004】図5を参照して、従来のイオン水生成装置
50の動作を説明する。なお、図中符号S10,S11
のSは、それぞれステップの略称である。
【0005】使用者が本イオン水生成装置50の電源を
投入し用水を通水すると、生成装置内部の圧力センサー
51が通水されたことを検知し(S10)、信号を制御
回路58に入力する。制御回路58は通水されたことを
認知し、電解処理を開始する(S11)。操作パネル5
9のスイッチを使って予め使用者が設定した電解強度に
従った電流を電解槽55に供給するように駆動回路56
に信号を出力する。フィルター53を通過した用水には
カルシウム添加槽54でグリセロリン酸カルシウムが添
加され、さらに、電解槽55で電解処理されてアルカリ
イオン水及び酸性イオン水が生成される。生成されたア
ルカリイオン水及び酸性イオン水は、それぞれアルカリ
水吐出ホース64及び酸性水吐出ホース65から各別に
吐出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
イオン水生成装置においては、フィルター内部に中空糸
膜を使用して微小な塵をも除去するようになっているの
で、そのフィルターは短期間で濾過機能を失ってしまう
という問題があった。特に、長時間使用しなかった後の
使い始めの水には、用水を供給する水道管内部の鉄錆等
が多く含まれており、フィルターの寿命を縮める大きな
原因となっていた。これによって、高価なフィルターを
短期間の内に交換する必要があり、多大な出費やメンテ
ナンスを使用者に強いられていた。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、用水の止水時間の長さに応じ
て、イオン水生成装置への通水初期にフィルターへの通
水を行うか否かを制御することによって、塵が多く含ま
れている可能性が高い用水による高価なフィルターの短
寿命化を防止し、使用者に対し、過剰な出費やメンテナ
ンスを必要としないイオン水生成装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のイオン水生成装置は、水道等の水源から電
解槽に供給された用水を電解処理してアルカリイオン水
や酸性イオン水を得ることができるイオン水生成装置に
おいて、前記水源と電解槽との間において用水を浄化す
る浄化手段と、前記用水を前記浄化手段を迂回させて供
給するためのバイパス流路と、前記水源と浄化手段との
間において用水を前記浄化手段及びバイパス流路のいず
れかに選択誘導させる流路選択手段と、前記用水が供給
されていない時間を計測する止水時間計測手段と、前記
止水時間計測手段によって計測された止水時間が予め設
定された設定時間値を越えた状態においてのみ、前記用
水を前記バイパス流路に誘導するように前記流路選択手
段を制御する制御手段とを備えている。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明のイオン水生成装置
によれば、用水の供給を停止すると、前記止水時間計測
手段が用水の供給停止の止水時間を計測し、積算された
止水時間が所定時間値に達する前に用水を供給した場
合、水源から供給された用水は、流路選択手段によって
浄化手段側に誘導された後、電解槽に供給されて電解処
理される。一方、前記積算された止水時間が所定時間値
を越えた状態で用水を供給した場合は、前記制御手段が
用水を前記バイパス流路に誘導するように前記流路選択
手段を制御し、これによって、用水を前記浄化手段に通
さずに供給することができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
【0011】先ず、イオン水生成装置の概略全体構成を
図1に基づいて説明する。
【0012】イオン水生成装置1の内部には、水道等の
水源から供給される用水が通水されたか否かを検出する
ための圧力センサー51と、流路選択手段を構成するた
めの分岐バルブ10と、内部に活性炭や中空糸膜を有す
る浄化手段としてのフィルター53と、用水にグリセロ
リン酸カルシウムを混入させるためのカルシウム添加槽
54と、一対の電極や隔膜等(いずれも図示せず)を内
蔵した電解槽55とが設けられる。
【0013】また、前記イオン水生成装置1の内部に
は、電気的回路構成として、前記電解槽55の電極に電
流を供給する駆動回路56と、電源回路57と、マイク
ロコンピュータを内蔵した制御手段としての制御回路2
と、前記分岐バルブ10を切り替え駆動するためのバル
ブ駆動回路3とが設けられる。
【0014】さらに、前記イオン水生成装置1の外面に
は、で電解強度やpH等を設定したり切り換えたりする
ための各種スイッチ類(図示せず)を備えた操作パネル
59が設置されている。
【0015】前記圧力センサー51、分岐バルブ10、
フィルター53、カルシウム添加槽54及び電解槽55
には、それぞれ給水ホース60、ホース4、ホース5、
ホース7及びホース63が接続されている。また、前記
分岐バルブ10とカルシウム添加槽との間には、用水を
前記フィルターを迂回させて電解槽側に供給するための
ホースで構成されたバイパス流路6が設けられる。そし
て、前記電解槽55の出口側には、アルカリ水吐出ホー
ス64及び酸性水吐出ホース65が接続されている。
【0016】なお、前記制御回路2は、主として電解処
理の指令等の装置本体の制御を司る外に、用水の供給が
停止されたことを前記圧力センサー51が検出したとき
からその止水時間を計測するための止水時間計測手段と
して機能する。また、その制御回路2は、積算された止
水時間が予め設定された設定時間値に達するまでは、用
水を前記フィルター53に誘導するように前記分岐バル
ブ10を制御すると共に、前記積算された止水時間が前
記設定時間値を越えた状態においては、用水を前記バイ
パス流路6に誘導するように前記分岐バルブ10を制御
するようになっている。
【0017】次に、流路選択手段を構成する前記分岐バ
ルブ10の具体的構成を図2の断面図に基づいて説明す
る。即ち、バルブハウジング20には、図中矢印A方向
に移動可能な分岐軸21が挿入支持されている。その分
岐軸21は、戻しバネ22が装着されたソレノイド23
に接続されており、そのソレノイド23のオン,オフに
よって図2(a,b)に示される位置の間で駆動される
ようになっている。分岐軸21は、水漏れを防止するた
めのOリング24a及び24bが装着され、また、中間
部に通水孔25が設けられている。前記バルブハウジン
グ20には、二個の出口通水路26a,26bと,一個
の入り口通水路26cとが設けられ、それぞれホース
5、ホース6及びホース4が各別に接続されている。
【0018】従って、ソレノイド23に電流が印加され
ないオフの状態では、図2(a)に示すように、ホース
4から入り口通水路26cに導入された用水は通水孔2
5を通過して一方の出口通路26bからバイパス流路6
に流れる。また、ソレノイド23に電流が印加されたオ
ンの状態では、図2(b)に示すように、ホース4から
入り口通水路26cに導入された用水は通水孔25を通
過して他方の出口通水路26aからホース6に流れる構
成となっている。
【0019】本実施例は以上に説明した如く構成され
る。
【0020】次に、このように構成されたイオン水生成
装置の動作を図3のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0021】用水が通水される前の止水状態(ステップ
1、以下S1と略称する。以下の各ステップも同様に略
称する)において、制御回路2内のマイクロコンピュー
タが前回の使用を終了した時からの止水時間Tをカウン
トする(S2)。使用者が用水を通水すると、圧力セン
サー51が通水されたこと検知して制御回路2にその信
号を入力する(S1)。そうすると、積算された止水時
間Tが予め設定されている設定時間値T0より大きいか
否かを判断する(S3)。もし、積算された止水時間T
が大きい場合には、分岐バルブ10のソレノイド23が
オフされ(S4)、分岐軸21が図2(a)に示される
位置に配置されるので、供給された用水はバイパス流路
6に導入され、フィルター53を通ることなくカルシウ
ム添加槽54に供給される。そして、T1時間後(S
5)、ソレノイド23をオンして(S6)、電解処理を
開始する(S7)。
【0022】一方、積算された止水時間Tが設定時間値
T0に比べて小さい場合には、ソレノイド23がオンさ
れ(S6)、分岐軸21が図2(b)に示される位置に
配置されるので、用水はフィルター53に案内され、カ
ルシウム添加槽54から電解槽55に供給されて電解処
理が行われる(S7)。
【0023】このように、設定時間値T0より長時間使
用しなかった後の使い始めは、用水をフィルター53に
通過させない流路で流し、その後、フィルター53を通
過させて通常の電解処理を開始し、設定時間値T0より
短時間の場合は、最初からフィルター53を通して電解
処理を開始することができる。処で、前記各時間につい
ては、実用面を考慮した場合、例えば、前記設定時間値
T0を8時間、前記T1を1分間と設定することができ
る。これ等の時間は、水質やその他の各種条件によって
任意に設定すればよい。
【0024】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の
変更を加えることができる。
【0025】本実施例では、フィルターを通さない流路
で流す時間を一定としたが、止水時間に応じて、フィル
ターを通さない時間を可変させたり、フィルターを通さ
ない流量を可変してもよい。また、フィルターを通さな
い用水をカルシウム添加槽に供給したが、排水ホースに
導いて排水するようにしてもよい。さらに、通水の検知
を圧力センサーでなく、流量センサーで行ってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のイオン水生成装置では、用水の止水時間に応じ
て、装置への通水初期にフィルターへの通水を行うか否
かを制御することによって、塵が多く含まれている可能
性が高い用水による高価なフィルターの短寿命化を防止
し、使用者に対し、過剰な出費やメンテナンスを必要と
しないイオン水生成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のイオン水生成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】イオン水生成装置の分岐バルブの構成、動作を
表す断面図である。
【図3】イオン水生成装置の動作の概要を示すフローチ
ャートである。
【図4】従来のイオン水生成装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】従来のイオン水生成装置の動作の概要を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2 制御回路 3 バルブ駆動回路 10 分岐バルブ 53 フィルター 55 電解槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道等の水源から電解槽に供給された用
    水を電解処理してアルカリイオン水や酸性イオン水を得
    ることができるイオン水生成装置において、 前記水源と電解槽との間において用水を浄化する浄化手
    段と、 前記用水を前記浄化手段を迂回させて供給するためのバ
    イパス流路と、 前記水源と浄化手段との間において用水を前記浄化手段
    及びバイパス流路のいずれかに選択誘導させる流路選択
    手段と、 前記用水が供給されていない止水時間を計測する止水時
    間計測手段と、 前記止水時間計測手段によって計測された止水時間が予
    め設定された設定時間値を越えた状態においてのみ、前
    記用水を前記バイパス流路に誘導するように前記流路選
    択手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
    るイオン水生成装置。
JP5145985A 1993-06-17 1993-06-17 イオン水生成装置 Pending JPH07965A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5145985A JPH07965A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 イオン水生成装置

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JP5145985A JPH07965A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 イオン水生成装置

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JPH07965A true JPH07965A (ja) 1995-01-06

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ID=15397526

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JP5145985A Pending JPH07965A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 イオン水生成装置

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JP (1) JPH07965A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8448780B2 (en) 2009-06-29 2013-05-28 Fujitsu Limited Sheet bundle conveying apparatus and paper sheet handling apparatus

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US8448780B2 (en) 2009-06-29 2013-05-28 Fujitsu Limited Sheet bundle conveying apparatus and paper sheet handling apparatus

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Legal Events

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