JPH079652U - ウインカー付ドアミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】死角に入った並走車から、より確認しやすい補
助のウインカー付ドアミラーの提供。 【構成】自動車のドアミラーカバー４の先端にウインカ
ーカバー５を設けウインカーカバーの中心部にウインカ
ーランプ６を埋め込んで取り付けその電源をウインカー
電源に直結させる。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は自動車のドアミラーカバーの先端部分に取り付けられた補助ウ インカーに関するものである。

交差点やＴ字路での左折時など、ドライバーは、右方向からの車の流れの切れ 目探しに気を取られ、その間に車の側面の死角部分に入ってきた自転車やオート バイ等を見逃し、これらと左折時に接触したり巻き込んでしまう事故になる場合 が多いと指摘されています。また、車線変更時に死角にいる並走車とのあいだに 於いても同様の事故発生の危険性をはらんでいます これらを防ぐために従来行われていた方法は、車体前部のウインカーカバーの 形状を工夫し、側方からも見えるようにしたり、車体の前側面に補助ウインカー を付けて側方車に注意を促す方法でした。しかし、側方の二輪車が（図１）のよ うに複数になった場合、一台目の二輪車は自動車のドライバーの視野に入ってい るものの、二台目の二輪車は自動車のドライバーの死角に入ってしまうばかりで なく、二輪車側からも、ウインカーの設置位置の関係から前の二輪車の影に隠れ て自動車のウインカーの変化に気付きにくくなり、左折時の事故に結びつきやす くなっているものと思われます。

本考案はこの様な欠点をもったウインカーの側方車対策について、ドアミラー カバーの先端部分に補助のウインカーを備えることによって、死角に入ってしま った二輪車などからも確認のしやすいものにしたものである。これを図面につい て説明すれば、ドアミラーカバーの先端部分のミラー裏の空間を利用してウイン カーランプ室を設けその電源をウインカー電源と直結させたものである。（図２ ） これにより得られる効果は次のとうりである （イ） ウインカーの位置が高くなることにより死角にいる二輪車のドライバー の目の位置に近くなる上、ウインカーが車体からやや離れて点滅するので 警告効果も高く、見落とされることが少なくなる。

（ロ） ドアーミラーは車体に対し後方にある角度をもって取り付けられている ので（図１）、側方車にとってその先端にとり付けられたウインカーの確 認は容易である。また、点滅するウインカーは、直接自動車のドライバー の目に入らない位置なのでミラーによる後方確認作業の邪魔になることは ない上、ウインカーが確認できる程度に点滅しているので視線も自然と点 滅側に動く事となり側方の安全確認作業忘れ防止にもなり、ウインカーの の球切れの確認も容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 交差点に於ける自動車と複数二輪車との位置
関係及び死角並びにドアミラーウインカーウインカーの
位置関係である。

【図２】本考案の斜視図である。 （１）はドアミラーウインカーの位置 （２）は死角及び死角に入った二輪車 （３）はミラー （４）はミラーカバー （５）はウインカーカバー （６）はウインカーランプ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車のドアミラーカバーの先端部分に
   埋め込んで取り付けられたウインカーを備えたドアミラ
   ー