JPH0796513A - 成形板状体の型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板 - Google Patents
成形板状体の型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板Info
- Publication number
- JPH0796513A JPH0796513A JP24270393A JP24270393A JPH0796513A JP H0796513 A JPH0796513 A JP H0796513A JP 24270393 A JP24270393 A JP 24270393A JP 24270393 A JP24270393 A JP 24270393A JP H0796513 A JPH0796513 A JP H0796513A
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- Japan
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- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形板状体に対して無理な変形力を作用させ
ることなく搬送コンベヤから型板へ移載できるようにす
る。 【構成】 搬送コンベヤ3で搬送された長尺で未硬化状
態の成形板状体2を受け取って搬送自在な複数の成形板
状体受用型板5を、それぞれ搬送方向上下に屈曲自在に
形成し、搬送コンベヤ3の搬送方向前端部の受渡し部4
での型板5の搬送面が、搬送コンベヤ3の搬送面と面一
になるように型板5を支持した状態で案内する案内支持
部8を設けてある。
ることなく搬送コンベヤから型板へ移載できるようにす
る。 【構成】 搬送コンベヤ3で搬送された長尺で未硬化状
態の成形板状体2を受け取って搬送自在な複数の成形板
状体受用型板5を、それぞれ搬送方向上下に屈曲自在に
形成し、搬送コンベヤ3の搬送方向前端部の受渡し部4
での型板5の搬送面が、搬送コンベヤ3の搬送面と面一
になるように型板5を支持した状態で案内する案内支持
部8を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺で未硬化状態の成
形板状体を、その長手方向に搬送自在な搬送コンベヤを
設け、前記搬送コンベヤの搬送方向前端部の受渡し部に
おいて前記搬送コンベヤで搬送された前記成形板状体を
受け取って搬送自在な複数の成形板状体受用型板を、搬
送方向に並設し、前記型板上の前記成形板状体を所定の
長さに切断自在な切断装置を、前記搬送コンベヤの搬送
方向下流側に設けてある成形板状体の型板への受渡し装
置、及び、前記搬送コンベヤの搬送方向前端部の受渡し
部において前記搬送コンベヤで搬送された前記成形板状
体を受け取って搬送自在な成形板状体受用型板に関す
る。
形板状体を、その長手方向に搬送自在な搬送コンベヤを
設け、前記搬送コンベヤの搬送方向前端部の受渡し部に
おいて前記搬送コンベヤで搬送された前記成形板状体を
受け取って搬送自在な複数の成形板状体受用型板を、搬
送方向に並設し、前記型板上の前記成形板状体を所定の
長さに切断自在な切断装置を、前記搬送コンベヤの搬送
方向下流側に設けてある成形板状体の型板への受渡し装
置、及び、前記搬送コンベヤの搬送方向前端部の受渡し
部において前記搬送コンベヤで搬送された前記成形板状
体を受け取って搬送自在な成形板状体受用型板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の成形板状体の型板への受
渡し装置(以後、単に受渡し装置という)、及び、成形
板状体受用型板(以後、単に型板という)としては、図
3に示すように、前記型板20を平板状に形成すると共
に、成形板状体2の搬送方向に沿って移動自在に並設し
た前記複数の型板20の上方に、前下がりの状態で搬送
コンベヤ3を配置してあるものがあり、この種の受渡し
装置は、前記搬送コンベヤ3によって搬送された成形板
状体2を、その搬送速度に同期して移動する型板20の
縦列に対して受渡し部4において一時的に屈曲する状態
で受渡し、その後、各型板20に渡って載置された状態
で搬送中の成形板状体2を、切断装置6によって前後の
型板20の継目部分で切断するものである。
渡し装置(以後、単に受渡し装置という)、及び、成形
板状体受用型板(以後、単に型板という)としては、図
3に示すように、前記型板20を平板状に形成すると共
に、成形板状体2の搬送方向に沿って移動自在に並設し
た前記複数の型板20の上方に、前下がりの状態で搬送
コンベヤ3を配置してあるものがあり、この種の受渡し
装置は、前記搬送コンベヤ3によって搬送された成形板
状体2を、その搬送速度に同期して移動する型板20の
縦列に対して受渡し部4において一時的に屈曲する状態
で受渡し、その後、各型板20に渡って載置された状態
で搬送中の成形板状体2を、切断装置6によって前後の
型板20の継目部分で切断するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の受渡し
装置によれば、搬送コンベヤの搬送面と、型板の搬送面
とが受渡し部において傾斜した状態で交わるために、搬
送コンベヤから型板へ移載される成形板状体は、一時的
に屈曲し、無理な変形力が作用することによってクラッ
クや割れが発生し、品質が低下する問題がある。
装置によれば、搬送コンベヤの搬送面と、型板の搬送面
とが受渡し部において傾斜した状態で交わるために、搬
送コンベヤから型板へ移載される成形板状体は、一時的
に屈曲し、無理な変形力が作用することによってクラッ
クや割れが発生し、品質が低下する問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、成形板状体に対して無理な変形力を作用させるこ
となく搬送コンベヤから型板へ移載できる成形板状体の
型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板を提
供するところにある。
消し、成形板状体に対して無理な変形力を作用させるこ
となく搬送コンベヤから型板へ移載できる成形板状体の
型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板を提
供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の成形板状体の型板への受渡し装置の特徴構成
は、搬送コンベヤで搬送された長尺で未硬化状態の成形
板状体を受け取って搬送自在な複数の成形板状体受用型
板を、それぞれ搬送方向上下に屈曲自在に形成し、前記
搬送コンベヤの搬送方向前端部の受渡し部での前記型板
の搬送面が、前記搬送コンベヤの搬送面と面一になるよ
うに前記型板を支持した状態で案内する案内支持部を設
けてあるところにある。
の本発明の成形板状体の型板への受渡し装置の特徴構成
は、搬送コンベヤで搬送された長尺で未硬化状態の成形
板状体を受け取って搬送自在な複数の成形板状体受用型
板を、それぞれ搬送方向上下に屈曲自在に形成し、前記
搬送コンベヤの搬送方向前端部の受渡し部での前記型板
の搬送面が、前記搬送コンベヤの搬送面と面一になるよ
うに前記型板を支持した状態で案内する案内支持部を設
けてあるところにある。
【0006】また、本発明の成形板状体受用型板の特徴
構成は、搬送方向に複数に分割形成すると共に、各分割
部材どうしを屈曲自在に連設し、前記各分割部材どうし
の屈曲を阻止した状態でその分割部材と連結自在な連結
部材を設けてあるところにある。
構成は、搬送方向に複数に分割形成すると共に、各分割
部材どうしを屈曲自在に連設し、前記各分割部材どうし
の屈曲を阻止した状態でその分割部材と連結自在な連結
部材を設けてあるところにある。
【0007】
【作用】本発明の成形板状体の型板への受渡し装置の特
徴構成によれば、前記型板を、それぞれ搬送方向上下に
屈曲自在に形成し、前記搬送コンベヤの搬送方向前端部
の受渡し部での前記型板の搬送面が、前記搬送コンベヤ
の搬送面と面一になるように前記型板を支持した状態で
案内する案内支持部を設けてあるから、前記成形板状体
を搬送コンベヤから型板に移載する際に、面一の搬送面
上で受渡すことができ、無理な変形力を成形板状体に与
えない状態での受渡しが可能となる。従って、従来のよ
うに搬送コンベヤから型板への成形板状体の受渡しに伴
って、成形板状体に無理な変形力が作用して成形板状体
の品質が低下するようなことを防止することが可能とな
る。
徴構成によれば、前記型板を、それぞれ搬送方向上下に
屈曲自在に形成し、前記搬送コンベヤの搬送方向前端部
の受渡し部での前記型板の搬送面が、前記搬送コンベヤ
の搬送面と面一になるように前記型板を支持した状態で
案内する案内支持部を設けてあるから、前記成形板状体
を搬送コンベヤから型板に移載する際に、面一の搬送面
上で受渡すことができ、無理な変形力を成形板状体に与
えない状態での受渡しが可能となる。従って、従来のよ
うに搬送コンベヤから型板への成形板状体の受渡しに伴
って、成形板状体に無理な変形力が作用して成形板状体
の品質が低下するようなことを防止することが可能とな
る。
【0008】また、本発明の成形板状体受用型板の特徴
構成によれば、搬送方向に複数に分割形成すると共に、
各分割部材どうしを屈曲自在に連設し、前記各分割部材
どうしの屈曲を阻止した状態でその分割部材と連結自在
な連結部材を設けてあるから、各分割部材どうしを屈曲
させることによって、型板の姿勢を変更することが可能
となり、例えば、搬送コンベヤの下方から受渡し部へ送
り込まれた状態の型板を屈曲させて、その搬送面が搬送
コンベヤの搬送面に面一になるように姿勢変更すること
が可能となり、更に、その状態のまま屈曲しないように
各分割部材を連結部材で連結することで、搬送コンベヤ
からの一連の搬送面と面一の型板搬送面上に成形板状体
を安定的に載置した状態で支持して搬送することが可能
となる。
構成によれば、搬送方向に複数に分割形成すると共に、
各分割部材どうしを屈曲自在に連設し、前記各分割部材
どうしの屈曲を阻止した状態でその分割部材と連結自在
な連結部材を設けてあるから、各分割部材どうしを屈曲
させることによって、型板の姿勢を変更することが可能
となり、例えば、搬送コンベヤの下方から受渡し部へ送
り込まれた状態の型板を屈曲させて、その搬送面が搬送
コンベヤの搬送面に面一になるように姿勢変更すること
が可能となり、更に、その状態のまま屈曲しないように
各分割部材を連結部材で連結することで、搬送コンベヤ
からの一連の搬送面と面一の型板搬送面上に成形板状体
を安定的に載置した状態で支持して搬送することが可能
となる。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明の成形板状体の型板への
受渡し装置、および、成形板状体受用型板によれば、搬
送コンベヤの搬送面と面一の状態で型板に成形板状体を
移載することができるようになって、受渡し部で移載さ
れる成形板状体に無理な変形力を作用させることなく受
渡すことが可能となり、成形板状体の品質の維持性を向
上させることが可能となった。
受渡し装置、および、成形板状体受用型板によれば、搬
送コンベヤの搬送面と面一の状態で型板に成形板状体を
移載することができるようになって、受渡し部で移載さ
れる成形板状体に無理な変形力を作用させることなく受
渡すことが可能となり、成形板状体の品質の維持性を向
上させることが可能となった。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0011】図1は、押出成形装置1によって連続的に
押出成形された長尺の成形板状体2の搬送ラインを示
し、この搬送ラインは、成形板状体2を、その長手方向
に搬送自在な搬送コンベヤ3、及び、搬送方向に並設さ
れ且つ前記搬送コンベヤ3の搬送方向前端部の受渡し部
4において前記搬送コンベヤ3で搬送された前記成形板
状体2を受け取って搬送自在な複数の成形板状体受用型
板5、及び、前記搬送コンベヤ3の搬送方向下流側に設
けてあり且つ前記型板5上の前記成形板状体2を型板5
の長さに合わせて切断する切断装置6とを備えた受渡し
装置Dで構成してある。
押出成形された長尺の成形板状体2の搬送ラインを示
し、この搬送ラインは、成形板状体2を、その長手方向
に搬送自在な搬送コンベヤ3、及び、搬送方向に並設さ
れ且つ前記搬送コンベヤ3の搬送方向前端部の受渡し部
4において前記搬送コンベヤ3で搬送された前記成形板
状体2を受け取って搬送自在な複数の成形板状体受用型
板5、及び、前記搬送コンベヤ3の搬送方向下流側に設
けてあり且つ前記型板5上の前記成形板状体2を型板5
の長さに合わせて切断する切断装置6とを備えた受渡し
装置Dで構成してある。
【0012】前記成形板状体2は、補強繊維入りセメン
トスラリーからなり、前記押出成形装置1から押し出さ
れて長尺の板状を呈し、軟らかい状態で搬送コンベヤ3
から縦列を為す複数の型板5に受渡され、各型板5の長
さに合わせて前記切断装置6で切断された後、仮養生・
オートクレーブ養生・仕上げ等の後工程を経て、屋根材
や壁材等の建材として製品化される。
トスラリーからなり、前記押出成形装置1から押し出さ
れて長尺の板状を呈し、軟らかい状態で搬送コンベヤ3
から縦列を為す複数の型板5に受渡され、各型板5の長
さに合わせて前記切断装置6で切断された後、仮養生・
オートクレーブ養生・仕上げ等の後工程を経て、屋根材
や壁材等の建材として製品化される。
【0013】前記搬送コンベヤ3は、図に見られるよう
に、コンベヤベルトを、搬送方向に適宜間隔を明けて配
置した複数のローラーに掛け廻して形成してあり、前記
押出成形装置1と、前記受渡し部4とに渡って配置して
ある。尚、一部のローラーは回転駆動自在に形成してあ
り、そのローラーを回転駆動させることによって、コン
ベヤベルトを駆動することが可能となる。また、前記搬
送コンベヤ3の下方には、前記成形板状体受用型板5を
載置して前記受渡し部に搬送供給するための型板用コン
ベヤ7を設けてあり、この型板用コンベヤ7も、前記搬
送コンベヤ3と同構成に形成してあり、搬送コンベヤ3
の搬送速度に同期させて前記型板5を搬送できるように
構成してある。
に、コンベヤベルトを、搬送方向に適宜間隔を明けて配
置した複数のローラーに掛け廻して形成してあり、前記
押出成形装置1と、前記受渡し部4とに渡って配置して
ある。尚、一部のローラーは回転駆動自在に形成してあ
り、そのローラーを回転駆動させることによって、コン
ベヤベルトを駆動することが可能となる。また、前記搬
送コンベヤ3の下方には、前記成形板状体受用型板5を
載置して前記受渡し部に搬送供給するための型板用コン
ベヤ7を設けてあり、この型板用コンベヤ7も、前記搬
送コンベヤ3と同構成に形成してあり、搬送コンベヤ3
の搬送速度に同期させて前記型板5を搬送できるように
構成してある。
【0014】また、前記受渡し部4を挟んで前記搬送コ
ンベヤ3とは反対側の箇所には、受渡し部4に搬送供給
された前記型板5を前記搬送コンベヤ3の搬送面と面一
になるように支持して搬送方向下手側に案内する案内支
持部の一例であるガイドレール8を設けてある。このガ
イドレール8は、型板5の搬送面が、前記搬送コンベヤ
3の搬送面に面一になるように支持できるように形成し
てあり、前記型板用コンベヤ7によって搬送された型板
5は、受渡し部4で上方に屈曲した後、前方に屈曲して
前記ガイドレール8上に乗り上げ、このガイドレール8
に屈曲を阻止された状態で案内されて搬送方向の下手側
に移動する。したがって、搬送コンベヤ3によって搬送
された成形板状体2は、受渡し部4を経て型板5に受渡
されても、同一の搬送面を維持した状態で搬送されるこ
とになり、受渡し時に無理な変形力を受けて変形したり
することを防止できる。
ンベヤ3とは反対側の箇所には、受渡し部4に搬送供給
された前記型板5を前記搬送コンベヤ3の搬送面と面一
になるように支持して搬送方向下手側に案内する案内支
持部の一例であるガイドレール8を設けてある。このガ
イドレール8は、型板5の搬送面が、前記搬送コンベヤ
3の搬送面に面一になるように支持できるように形成し
てあり、前記型板用コンベヤ7によって搬送された型板
5は、受渡し部4で上方に屈曲した後、前方に屈曲して
前記ガイドレール8上に乗り上げ、このガイドレール8
に屈曲を阻止された状態で案内されて搬送方向の下手側
に移動する。したがって、搬送コンベヤ3によって搬送
された成形板状体2は、受渡し部4を経て型板5に受渡
されても、同一の搬送面を維持した状態で搬送されるこ
とになり、受渡し時に無理な変形力を受けて変形したり
することを防止できる。
【0015】成形板状体受用型板5は、図2に示すよう
に、搬送方向に複数に分割形成すると共に、各分割部材
9どうしをヒンジ連結することによって屈曲自在に形成
してあり、前記型板用コンベヤ7、及び、前記受渡し部
4においては、屈曲自在な状態を呈する。また、前記型
板5は両側縁部に各別に係合連結自在なチャンネル部材
からなる一対の連結部材10を取り付けることができる
ように形成してあり、前記ガイドレール8上で平板状に
支持された型板5に、前記両連結部材10を取り付ける
ことによって、各分割部材9どうしの相対移動を拘束
し、各分割部材9どうしの屈曲を阻止した状態で一体的
な平板状に型板5の姿勢を保持することができる。従っ
て、搬送ライン上で前記切断装置6によって各型板5毎
に成形板状体2を切断した後には、各分割部材9どうし
の屈曲を阻止した状態の型板5単位で、後工程のライン
に搬送される。
に、搬送方向に複数に分割形成すると共に、各分割部材
9どうしをヒンジ連結することによって屈曲自在に形成
してあり、前記型板用コンベヤ7、及び、前記受渡し部
4においては、屈曲自在な状態を呈する。また、前記型
板5は両側縁部に各別に係合連結自在なチャンネル部材
からなる一対の連結部材10を取り付けることができる
ように形成してあり、前記ガイドレール8上で平板状に
支持された型板5に、前記両連結部材10を取り付ける
ことによって、各分割部材9どうしの相対移動を拘束
し、各分割部材9どうしの屈曲を阻止した状態で一体的
な平板状に型板5の姿勢を保持することができる。従っ
て、搬送ライン上で前記切断装置6によって各型板5毎
に成形板状体2を切断した後には、各分割部材9どうし
の屈曲を阻止した状態の型板5単位で、後工程のライン
に搬送される。
【0016】前記型板5と、連結部材10との取付部分
の構造を説明すると、各分割部材9の両側端部に、チャ
ンネル部材からなる前記連結部材10の溝開口部に挿入
させて係止自在な断面『L』字型の突起部5aを各別に
設けてあり、型板5の各突起部5aが前記連結部材10
の溝開口部に挿入するように前記連結部材10を型板5
の両側縁部に設置することで、突起部5aの『L』字型
部分が連結部材10のアリ溝側縁部に係止支持され、型
板5を平板状に保持することが可能となる。
の構造を説明すると、各分割部材9の両側端部に、チャ
ンネル部材からなる前記連結部材10の溝開口部に挿入
させて係止自在な断面『L』字型の突起部5aを各別に
設けてあり、型板5の各突起部5aが前記連結部材10
の溝開口部に挿入するように前記連結部材10を型板5
の両側縁部に設置することで、突起部5aの『L』字型
部分が連結部材10のアリ溝側縁部に係止支持され、型
板5を平板状に保持することが可能となる。
【0017】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0018】〈1〉 前記成形板状体は、先の実施例で
説明した補強繊維入りセメントスラリーからなるものに
限定されるものではなく、他の材料からなる成形板状体
であっても適用可能である。
説明した補強繊維入りセメントスラリーからなるものに
限定されるものではなく、他の材料からなる成形板状体
であっても適用可能である。
【0019】〈2〉 前記成形板状体受用型板は、先の
実施例で説明したものに限定されるものではなく、例え
ば、各分割部材どうしの連結は、ヒンジ連結以外に、樹
脂の薄肉部による連結や、すだれ状に連結するものであ
ってもよく、要するに、各分割部材どうしが搬送方向上
下に屈曲自在に連結してあればよい。また、連結部材と
の連結構造に関しても、他の形態での実施が可能であ
る。
実施例で説明したものに限定されるものではなく、例え
ば、各分割部材どうしの連結は、ヒンジ連結以外に、樹
脂の薄肉部による連結や、すだれ状に連結するものであ
ってもよく、要するに、各分割部材どうしが搬送方向上
下に屈曲自在に連結してあればよい。また、連結部材と
の連結構造に関しても、他の形態での実施が可能であ
る。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】実施例の受渡し装置を示す概念図
【図2】実施例の型板を示す斜視図
【図3】従来例の受渡し装置を示す概念図
2 成形板状体 3 搬送コンベヤ 4 受渡し部 5 型板 6 切断装置 8 案内支持部 9 分割部材 10 連結部材
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺で未硬化状態の成形板状体(2)
を、その長手方向に搬送自在な搬送コンベヤ(3)を設
け、前記搬送コンベヤ(3)の搬送方向前端部の受渡し
部(4)において前記搬送コンベヤ(3)で搬送された
前記成形板状体(2)を受け取って搬送自在な複数の成
形板状体受用型板(5)を、搬送方向に並設し、前記型
板(5)上の前記成形板状体(2)を所定の長さに切断
自在な切断装置(6)を、前記搬送コンベヤ(3)の搬
送方向下流側に設けてある成形板状体の型板への受渡し
装置であって、 前記型板(5)を、搬送方向上下に屈曲自在に形成し、
前記受渡し部(4)での前記型板(5)の搬送面が、前
記搬送コンベヤ(3)の搬送面と面一になるように前記
型板(5)を支持した状態で案内する案内支持部(8)
を設けてある成形板状体の型板への受渡し装置。 - 【請求項2】 前記搬送コンベヤ(3)の搬送方向前端
部の受渡し部(4)において前記搬送コンベヤ(3)で
搬送された前記成形板状体(2)を受け取って搬送自在
な成形板状体受用型板であって、 搬送方向に複数に分割形成すると共に、各分割部材
(9)どうしを屈曲自在に連設し、前記各分割部材
(9)どうしの屈曲を阻止した状態でその分割部材
(9)と連結自在な連結部材(10)を設けてある成形
板状体受用型板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24270393A JPH0796513A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 成形板状体の型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24270393A JPH0796513A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 成形板状体の型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0796513A true JPH0796513A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17092997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24270393A Pending JPH0796513A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 成形板状体の型板への受渡し装置、および、成形板状体受用型板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004142160A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-05-20 | Denso Corp | セラミック成形体の搬送装置 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP24270393A patent/JPH0796513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004142160A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-05-20 | Denso Corp | セラミック成形体の搬送装置 |
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