JPH0796313A - 圧延機の自動板厚制御装置 - Google Patents

圧延機の自動板厚制御装置

Info

Publication number
JPH0796313A
JPH0796313A JP5322762A JP32276293A JPH0796313A JP H0796313 A JPH0796313 A JP H0796313A JP 5322762 A JP5322762 A JP 5322762A JP 32276293 A JP32276293 A JP 32276293A JP H0796313 A JPH0796313 A JP H0796313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate thickness
control
automatic
controller
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5322762A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Katayama
裕之 片山
Kazumi Inamura
和美 稲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP5322762A priority Critical patent/JPH0796313A/ja
Publication of JPH0796313A publication Critical patent/JPH0796313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧延材の厚みと硬度を一定にすること。 【構成】 圧下率を一定にするよう圧下装置7 に所定の
制御量を出力する自動圧下率制御コントローラ9 と、出
側板厚を一定にするよう圧下装置7 に所定の制御量を出
力する自動板厚制御コントローラ10と、出側板厚が所定
の公差内になると前記自動板厚制御コントローラ10を
「切」として自動圧下率制御コントローラ9を「入」と
し、出側板厚が所定の公差外になると前記自動圧下率制
御コントローラ9 を「切」として自動板厚制御コントロ
ーラ10を「入」とする切換手段11と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延機の自動板厚制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、圧延機の自動板厚制御として、
フィードフォワードAGC、BISRA AGC、モニ
タAGC、マスフローAGC、張力AGC等( 特公平3
−66044号公報、特公平3ー63443号公報、特
開平1ー71514号公報、特開昭63−84719号
公報、「第3版 鉄鋼便覧 第III 巻(1)圧延基礎・
鋼板 丸善株式会社 昭和55年6月30日発行 第5
74〜577ページ」等参照)がある。
【0003】また、前記各種の制御を適宜切り換えて最
適制御する技術も公知である(特公昭63ー16071
4号公報、特開昭 63ー171214号公報参照)。
前記従来のものは、圧延機出側の板厚が一定になるよう
に、ロールギャップを制御するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バネ鋼等の圧延におい
ては、板厚一定と同時に、材料固さ( 硬度) の均一化が
重要になる。即ち、圧延材の長手方向において、固いと
ころと軟らかいところが混在すると、不良品のバネにな
る。しかし、前記従来の板厚一定制御を行うと、圧延材
の固さがその長手方向で不均一になると言う問題があっ
た。
【0005】即ち、板厚を一定にするためには圧下率を
制御しなければならないが、圧下率が異なれば、材料固
さが変わり、均一な固さのものに圧延できない。そこ
で、従来は、前記硬度差を無くするために、焼鈍等の熱
処理をしなければならず、そのための工程が余分に必要
になっていた。そこで、本発明は、材料固さを略一定に
することができる圧延機の自動板厚制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、請求項1記載の
本発明の特徴とするところは、圧下率を一定にするよう
圧下装置に所定の制御量を出力する自動圧下率制御コン
トローラと、出側板厚を一定にするよう圧下装置に所定
の制御量を出力する自動板厚制御コントローラと、出側
板厚が所定の公差内になると前記自動板厚制御コントロ
ーラを「切」として自動圧下率制御コントローラを
「入」とし、出側板厚が所定の公差外になると前記自動
圧下率制御コントローラを「切」として自動板厚制御コ
ントローラを「入」とする切換手段と、を具備した点に
ある。
【0007】請求項2記載の本発明の特徴とするところ
は、圧下率を一定にするよう圧下装置に所定の制御量を
出力する自動圧下率制御コントローラと、出側板厚を一
定にするよう圧下装置に所定の制御量を出力する自動板
厚制御コントローラと、出側板厚が所定の公差外になる
ことを予測して所定の公差内に入れるため、前記自動圧
下率制御コントローラを「切」にし、出側板厚が所定の
公差内に入ることが予測できる時は、前記自動板厚制御
コントローラを「切」にしかつ前記自動圧下率制御コン
トローラを「入」にする切換手段とを具備した点にあ
る。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、出側板厚が所
定の公差内にあるとき、自動圧下率制御を行うため、圧
下率を一定とすることができる。また、出側板厚が所定
の公差内より外れると、自動圧下率制御が「切」となり
自動板厚制御が「入」になり、該板厚が所定の公差内に
入るよう制御される。
【0009】従って、板厚を所定の公差内に維持しつ
つ、圧下率を一定に制御できるので、圧延材の長手方向
に関する硬度むらが減少する。請求項2記載の発明で
は、出側板厚が所定の公差内にあるとき、自動圧下率制
御を行うため、圧下率を一定とすることができる。ま
た、出側板厚が所定の公差内より外れそうな時は予測制
御を行い自動圧下率制御が「切」となり自動板厚制御が
「入」になり、該板厚が所定の公差内に入るよう制御さ
れる。
【0010】従って、圧下率を概略一定に制御でき、か
つ板厚を所定の公差内に入れることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1において、圧延材1 は、入側リール2 から繰り
出され、出側リール3 に巻き取られる間、圧延機4 によ
り圧延される。圧延機4 の入側には、入側の圧延材1 の
板厚Hi を計測し、入側板厚偏差ΔHとして出力する入
側板厚計5 が設けられている。ここで、入側板厚偏差Δ
Hとは、設定入側板厚Hと実際の入側板厚Hi の差をい
う。
【0012】圧延機4 の出側には、出側の圧延材1 の板
厚hi を計測し、出側板厚偏差Δhとして出力する出側
板厚計6 が設けられている。ここで、出側板厚偏差Δh
とは、目標出側板厚hと実際の出側板厚hi の差をい
う。尚、添字iは、サンプリング回数を意味する。前記
圧延機4 には、上下一対のワークロール間のギャップを
調整するための圧下装置7 が設けられている。更にこの
圧下装置7 を制御するための制御装置8 が設けられてい
る。
【0013】前記制御装置8 は、圧下率を一定にするよ
う圧下装置7 に所定の制御量を出力する自動圧下率制御
コントローラ9 と、出側板厚を一定にするよう圧下装置
7 に所定の制御量を出力する自動板厚制御コントローラ
10と、出側板厚が所定の公差内になると前記自動板厚制
御コントローラ10を「切」として自動圧下率制御コント
ローラ9 を「入」とし、出側板厚が所定の公差外になる
と前記自動圧下率制御コントローラ9 を「切」として自
動板厚制御コントローラ10を「入」とする切換手段11と
を備えている。
【0014】即ち、前記切換手段11は、自動圧下率制御
コントローラ9 と圧下装置7 との間に介在されたスイッ
チ手段12と、自動板厚制御コントローラ10と圧下装置7
との間に介在されたスイッチ手段13と、これら両スイッ
チ手段12,13 を入り・切り制御する制御手段14とからな
る。図2は、前記装置を用いた制御方法のフローチャー
トであり、このフローチャートに基づき制御方法を説明
する。
【0015】ステップ1において、切換手段11の初期状
態を設定する。即ち、使用したい制御モードの何れか一
方を選択する。即ち、自動圧下率制御コントローラ9 ま
たは自動板厚制御コントローラ10の何れか一方を「入」
(ON)とし他方を「切」(OFF)とする。以下、自
動圧下率制御コントローラ9 による制御モードを「AR
C」と言い、自動板厚制御コントローラ10による制御モ
ードを「AGC」という。この実施例では、ARCを
「入」とし、AGCを「切」とする。
【0016】ステップ2において、出側板厚偏差Δhを
出側板厚計6 より読み込む。ステップ3において、前記
読み込んだ出側板厚偏差Δhと、予め設定した第2判定
値Δhc2の絶対値の大小を判断する。この第2判定値Δ
hc2は、図3に示すように、AGCを「入」とし、AR
Cを「切」にする切換点である。
【0017】即ち、(|Δh|≧|Δhc2|)の判断が
YESのとき、ステップ7に進む。ステップ7では、|
Δh|を更に大きな値としないために、AGCを「O
N」し、且つ、ARCを「OFF」する。AGCを
「入」にすると、AGCにより|Δh|→0 となる制
御が開始される。前記ステップ3において(|Δh|≧
|Δhc2|)の判断がNOのとき、ステップ4に進む。
【0018】ステップ4では、前記読み込んだ出側板厚
偏差Δhが、予め設定した第1判定値Δhc1を横切った
か否かの判断と、横切った場合、その横切ったときの出
側板厚偏差Δhの傾きとを判断する。この第1判定値Δ
hc1は、図3に示すように、AGCを「切」とし、AR
Cを「入」にする切換点であり、|Δhc2|≧|Δhc1
|とされている。
【0019】即ち、|Δh|=|Δhc1|のとき、つま
り出側板厚偏差|Δh|が第1判定値|Δhc1|を横切
ったとき、|Δh|の傾きが負であれば、ステップ5へ
進み、それ以外の場合は、ステップ6に進む。ステップ
5においては、ARCを「ON(入)」し、AGCを
「OFF(切)」する。このARCにより、圧下率一定
の制御が開始される。
【0020】ステップ6では、ARCとAGCのモード
切換は行われない。図3に、AGCとARCにおける出
側板厚偏差の関係が示されている。この図3から明らか
なように、本発明によれば、出側板厚偏差|Δh|は、
許容値|Δhc2|内であり、且つ、ARC(自動圧下率
制御)の方がAGC(自動板厚制御)よりも使用頻度が
多いので、圧延材の圧下率は略一定になる。そして、圧
下率が略一定であるので、材料固さの均一化が達成でき
る。
【0021】ところで、以上の制御では、出側板厚偏差
|Δh|は、許容値|Δhc2|内であるが、|Δh|≧
|Δhc2|を判断しなければならないため、判断までに
タイムラグがあり、出側板厚偏差が許容値をオーバーす
るおそれがある。そこで、その欠点を解消すべく板厚精
度をさらに向上させたものが次の実施例である。
【0022】即ち、図4に示す装置は、出側の材料速度
を検出する検出器27が設けられている点において、前記
図1に示したものと異なる。そして、切換手段11の機能
も、前記図1に示したものと異なる。即ち、この実施例
では、切換手段11は、出側板厚が所定の公差外に外れそ
うになると、前記自動板厚制御コントローラ10を「入」
として自動圧下率制御コントローラ9 を「切」とし、出
側板厚が所定の公差外に外れそうにない時は、前記自動
圧下率制御コントローラ9 を「切」として自動板厚制御
コントローラ10を「入」とする。
【0023】図5、6に、図4の装置を用いた自動板厚
制御方法のフローチャートが示されている。まず、ステ
ップ1において、切換手段11の初期状態をARCをON
とし、AGCをOFFに設定するのは前記実施例の場合
と同じである。ステップ2において、出側板厚偏差Δh
を出側板厚計6 より読み込む。また、出側材料速度検出
器27より出側材料速度vを読み込む。
【0024】ステップ3では、検出遅れ時間t1 を計算
する。t1 は次式で求められる。 t1 =L/v ……(1) ここで、検出遅れ時間t1 は、圧延機4 を通過した圧延
材1 が出側板厚計6 に到達する時間である。Lは、圧延
機4 の中心から出側板厚計6 までの距離である。
【0025】ステップ4では、厚みの制限値までの到達
予想時間t2 を求める。その詳細が図6のサブルーチン
に示されている。図6のステップAにおいて、出側板厚
偏差Δhの制限値Δhc を設定する。この制限値Δhc
としては、板厚制御における公差を当てる。ステップB
において、出側板厚偏差Δhの傾きdΔh/dtを求め
る。この傾きdΔh/dtは、出側板厚偏差Δhの移動
速度を意味する。
【0026】ステップCにおいて、出側板厚偏差Δhが
制限値Δhc に到達するまでの到達時間t2 を求める。
即ち、図7に示すように、
【0027】
【数1】 Δhc −Δh=(dΔh/dt)・t2 ∴t2 =(Δhc −Δh)/(dΔh/dt) ……(2)
【0028】を求める。次に、図5のステップ5に進
み、前記検出遅れ時間t1 と到達時間t2 を比較する。
【0029】t1 ≧t2 の場合、図8に示す如く、出側
板厚がt2 秒後に制限値Δhc を越えるので、AGCを
ONにして板厚がΔhc を越えないように制御する必要
がある。そこで、AGCをONにし、ARCをOFFに
するステップ7に進む。t1 ≧t2 でない場合、図9に
示す如く、出側板厚がt2 秒後に制限値Δhcを越えな
い。つまり、この場合は余裕があるので、ARCをON
して圧下率一定制御を実行する。従って、AGCをOF
Fにし、ARCをONにするステップ6へ進む。
【0030】なお、ステップ8においては、演算続行の
判断を行う。以上の制御方法によれば、圧下率を概略一
定に制御でき、且つ、板厚を所定の公差内に確実に入れ
ることができる。以下、前記制御に用いられるARC
(自動圧下率制御)について更に詳しく説明する。
(尚、前記AGC(自動板厚制御)は、従来公知の技術
を用いるので、その詳細説明は省略する。)図10に示
すものは、前記自動圧下率制御コントローラ9 を詳しく
説明するための構成図であり、モニタAGC制御方式を
適用したものである。同図において、自動圧下率制御コ
ントローラ9 は、入側板厚速度を検出する速度検出手段
15と、前記入側板厚計5 と速度検出計15の信号を入力し
て、入側板厚偏差をトラッキングするトラッキング回路
16と、各種の目標値を設定する数値設定器17と、前記ト
ラッキング回路16と数値設定器17と出側板厚計6 からの
信号やデータを基に各種演算をする制御演算器18と、P
I(微分積分)コントローラ19とを有し、該PIコント
ローラ19が前記圧下装置7 に切換手段11を介して接続さ
れている。
【0031】前記自動圧下率制御コントローラ9 は、C
PU,メモリ等よりなるハードウエアと、該ハードウエ
アを制御するプログラムからなるソフトウエアとで構成
される制御用電子計算機で構成されている。図11、1
2において、前記構成の装置を用いて、圧延材1 の圧下
率を一定にする制御を説明する。
【0032】制御がスタートすると、第1ステップで制
御演算器18に数値設定器17から入側板厚設定値Hと出側
板厚設定値hが読み込まれる。第2ステップにおいて、
制御演算器18で目標圧下率Rの演算が、下記式に基づき
行われる。
【0033】
【数2】R=(H−h)/H ……(3) ここで、H:入側板厚設定値 h:出側板厚設定値
【0034】第3ステップでは、トラッキング回路16に
おいて入側板厚偏差ΔHのトラッキングが行われる。
【0035】第4ステップでは、出側板厚偏差Δhが制
御演算器18に読み込まれる。第5ステップでは、前記読
み込まれた出側板厚偏差Δhと同一地点の入側板厚偏差
ΔHが、制御演算器18に読み込まれる。そして、第6ス
テップで、出側目標板厚偏差値Δhc の演算が下記式に
基づき制御演算器18で行われる。
【0036】
【数3】Δhc =(1−R)・ΔH ……(4)
【0037】第7ステップでは、前記制御演算器18で、
実際の出側板厚偏差値Δhと目標偏差値Δhc との誤差
Δhe が、下記式で求められる。 Δhe =Δh−Δhc ……(5) 第8ステップでは、PIコントローラ19により、ロール
ギャップ制御量ΔSが下記式に基づき演算される。
【0038】
【数4】 ΔS={(M+m)/M}・{Δhe +(1/T2 )∫Δhe dt}……(6) 但し、M :ミル定数 m :変形抵抗係数 T2 :積分時間
【0039】そして第9ステップにおいて、前記ロール
ギャップ制御量ΔSが、圧下装置7に出力され、ロール
ギャップが制御される。
【0040】前記制御において、圧下率が一定になる理
由を、以下、説明する。通常、目標圧下率Rは前記(3)
式で与えられる。即ち、
【0041】
【数5】R=(H−h)/H ……(3) ここで、H:入側板厚設定値 h:出側板厚設定値
【0042】また、実際の圧下率R’は次式で計算でき
る。
【0043】
【数6】 R’={H+ΔH−(h+Δh)}/(H+ΔH)……(7) ここで、ΔH:入側板厚偏差 Δh:出側板厚偏差
【0044】従って、前記実際の圧下率R’を目標圧下
率Rとするための条件は、R=R’である。即ち、
【0045】
【数7】(H−h)/H={H+ΔH−(h+Δh)}
/(H+ΔH)
【0046】整理すると、 h/H=Δh/ΔH ……(8) 前記(8) 式を(3) 式に代入してΔhについて解くと、 Δh=(1−R)・ΔH ……(9) となり、この(9) 式が制御原理式になる。
【0047】前記(9) 式において、目標圧下率Rは既知
であり、入側板厚偏差値ΔHは入側厚み計で測定でき
る。従って、出側板厚偏差Δhを前記(9) 式を満足する
よう制御すれば実際の圧下率を目標圧下率となるよう制
御することが可能になる。そこで、出側板厚偏差Δhが
前記(9) 式を満足させるためのシステムを構築する。
【0048】前記(9) 式で計算されるΔhは目標値であ
る。(9) 式のΔhをΔhc と置き、これを出側板厚偏差
目標値とすると、前記(4) 式が得られる。即ち、
【0049】
【数8】Δhc =(1−R)・ΔH ……(4)
【0050】となる。実際の出側板厚偏差Δhは出側板
厚計で測定される。実際値Δhと目標値Δhc の誤差を
Δhe とすると、Δhe は次式で与えられ、前記(5) 式
になる。即ち、 Δhe =Δh−Δhc ……(5) 前記(5) 式において、Δhe =0 となるよう制御すれ
ば良い。
【0051】そこで、前記(5) 式に(4) 式を代入する
と、次式が求まる。
【0052】
【数9】Δhe =Δh−Δhc =Δh−(1−R)・ΔH ……(10)
【0053】ただし、(10)式において入側板厚偏差ΔH
は出側板厚偏差Δhと同一地点の値である。
【0054】前記(10)式をモニタAGCの制御式に適用
してロールギャップを制御することで本システムを実現
できる。前記モニタAGCの制御式は次式で与えられ
る。
【0055】
【数10】 ΔS={(M+m)/M}・{Δh+(1/T2 )∫Δhdt}……(11) 但し、ΔS:ロールギャップ制御量 M :ミル定数 m :変形抵抗係数 Δh:出側板厚偏差 T2 :積分時間
【0056】前記(11)式の目標値はΔh=0であるか
ら、(11)式のΔhに(10)式のΔhe を代入することがで
きる。即ち、前記(6) 式の
【0057】
【数11】 ΔS={(M+m)/M}・{Δhe +(1/T2 )∫Δhe dt}……(6)
【0058】の制御式に基づきロールギャップを制御す
ることにより、圧下率一定の制御が可能になる。即ち、
前記実施例によれば、前記(3) 式と(7) 式が等しくなる
制御であるので、実際の圧下率R’が目標圧下率Rに等
しくなり、圧下率が一定になる。
【0059】図13に示すものは、フィード・フォワー
ドAGC制御を採用した自動圧下率制御コントローラ9
の実施例である。自動圧下率制御コントローラ9 は、出
力タイミング回路20を有し、この出力タイミング回路20
は、圧下装置7 に切換手段11を介して接続されている。
該出力タイミング回路20は、速度検出計15に接続され、
圧延材1 の入側板厚計5 から圧延機4 までの圧延材1 の
走行時間を考慮して出力信号を相当時間遅延させるもの
である。前記出側板厚計6 は、出側板厚偏差の積分量を
前記圧下装置7 へフィードバック制御する自動板厚制御
コントローラ10に切換手段11を介して接続されている。
【0060】前記出力タイミング回路20は、制御演算機
21に接続されている。この制御演算機21は、CPU,メ
モリ等よりなるハードウエアと、該ハードウエアを制御
するプログラムからなるソフトウエアとで構成される制
御用電子計算機であり、数値設定手段22、第1演算手段
23、第2演算手段24、メモリ25、AGC制御手段26を有
する。
【0061】前記数値設定手段22は、圧延材1 の塑性定
数mや圧延機4 のミル定数Mを予め設定するものであ
る。前記第1演算手段23は、前記数値設定手段22と入側
板厚計5 とに接続され、入側板厚偏差ΔHを受け、それ
に(m/M)を乗算するものである。前記第2演算手段
24は、前記第1演算手段23とメモリ25とに接続され、圧
延機4 のロールギャップΔSを、 ΔS=A・(m/M)・ΔH ……(12) に基づき演算し、前記出力タイミング回路20に出力する
ものである。ここで、Aは、制御利得値であり、前記メ
モリ25に記憶されている。
【0062】前記AGC制御手段26は、前記入側板厚計
5 、及び、出側板厚計6 に接続され、入側板厚計5 の計
測値と出側板厚計6 の計測値とから制御利得値Aを演算
し、前記メモリ25に出力するものである。以下、前記A
GC制御手段26による演算の手順を図14〜17に基づ
き説明する。
【0063】先ず、ステップ1では、不感帯値E、目標
入側板厚H、目標出側板厚hを設定する。ステップ2で
は、予め設定した圧下率(以下、「圧下率設定値」とい
う)Rを次式により求める。 R=(H−h)/H ……(3) ステップ3では、入側板厚偏差平均値ΔH’を計算す
る。このステップ3は、図16に示すサブルーチンによ
り処理される。
【0064】即ち、入側板厚偏差値ΔHi は ΔHi =Hi −H ……(13) で求められ、入側板厚偏差平均値ΔH’は、
【0065】
【数12】 ΔH’=(ΔH1 +ΔH2 +……+ΔHn )/n ……(14)
【0066】で求められる。尚、nはサンプリング数で
あり、このサンプリングは所定の周期で行われる。即
ち、入側板厚計5 の信号を所定のサンプリングピッチで
読み込むことにより、実際の入側板厚Hi が読み込ま
れ、入側板厚偏差値ΔHi が求められ、且つ、入側板厚
偏差平均値ΔH’が求められる。
【0067】ステップ4では、出側板厚偏差平均値Δ
h’を計算する。このステップ4は図17に示すサブル
ーチンにより処理される。先ず、前記入側板厚偏差ΔH
i を入側速度検出計7 の信号によりトラッキングして、
圧延材1 の同一地点が出側板厚計6 に達するポイントを
求める。そして、入側板厚偏差ΔHi と同一地点の出側
板厚偏差Δhi を読み込む。そして、出側板厚偏差Δh
i の平均値Δh’を求める。
【0068】尚、この出側板厚偏差Δhi 、及び、その
平均値Δh’の求め方は、前記入側板厚偏差値ΔHi 、
及び、入側板厚偏差平均値ΔH’の求め方と同じである
のでその説明は省略する。ステップ5では、実際の圧下
率Rj の計算をする。この圧下率Rj は、
【0069】
【数13】 Rj ={(H+ΔH' )−(h+Δh' )}/(H+ΔH' )……(15)
【0070】御周期jと前記板厚計測サンプリング周期
iとは異なるものである。ステップ6では、圧下率誤差
ΔRj を求める。圧下率誤差ΔRj は、実際の圧下率R
j と前記の予め設定した圧下率Rの差で、次式で与えら
れる。
【0071】ΔRj =Rj −R ……(16) ステップ7では、圧下率の誤差ΔRj が、前記の不感帯
Eに入っているか否かの判断を行う。ΔRj <Eの場合
は、十分な圧下率が得られているので、制御利得値Aを
変更せず、後述するステップ9にスキップする。
【0072】ΔRj ≧Eの場合は、十分な圧下率が得ら
れていないので、制御利得値Aを変更し、圧下率を設定
値Rに近づけるべく、次のステップ8に進む。ステップ
8では、次式により制御利得値Aを変更する。 A=C・(1−ΔRj ) ……(17) 但し、Cは固定ゲインである。
【0073】前記変更された制御利得値Aは、メモリ25
に記憶されている制御利得値Aと置換される。この新た
な制御利得値Aは、前記第2演算手段24に呼び出され
る。ステップ9では、演算を続行するか否かを、操作盤
のスイッチ等を参照して判断する。続行するときは、前
記ステップ3に戻る。続行しないときは、エンドに進み
終了する。
【0074】前記実施例によれば、圧下率が一定になる
理由は次の通りである。 実際の圧下率Rj が目標圧下率Rと一致している
(Rj =R)ときは、 ΔRj =Rj −R=0 ……(16)' となるので、 A=C・(1−ΔRj )=C ……(17)' となり、A=Cの制御利得値で制御する。 実際の圧下率Rj が目標圧下率Rより大きい(Rj
>R)ときは、板を潰し過ぎているときであるので、制
御利得値Aを、A=Cより小さくする必要がある。そこ
で、A=C・(1−ΔRj )において、ΔRj >0であ
るので、C・(1−ΔRj )<Cとなり、適当なCを与
えれば制御利得値Aは、A<Cとなる。これにより潰し
過ぎがなくなり、Rj =Rが得られる。 実際の圧下率Rj が目標圧下率Rより小さい(Rj
<R)ときは、板をもっと潰す必要の有るときであるの
で、制御利得値Aを、A=Cより大きくする必要があ
る。そこで、A=C・(1−ΔRj )において、ΔRj
<0であるので、C・(1−ΔRj )>Cとなり、適当
なCを与えることで、A>Cとなる。これによりもっと
潰すことができ、Rj =Rが得られる。
【0075】更に具体的に前記実施例の作用につき説明
する。まず、前記実施例の圧下率一定制御の作用の理解
を容易ならしめるために、図18、図19に基づき従来
の( 特公平3-66044 号公報記載の) 板厚制御につき説明
する。図18は、入側板厚偏差の挙動を示し、図19
は、図18の入側板厚に対し、従来のフィードフォワー
ドAGCを実行したときの出側板厚偏差の挙動を示す。
図18のA,B点が図19のA’,B’点に対応する。
【0076】従来の板厚制御は、出側板厚を一定値に制
御するものであるから、フィードフォワードAGCを実
行すると出側板厚偏差はゼロになる。この場合、前記
(3) 式により目標圧下率Rを、
【0077】
【数14】 R=(H−h)/H=(0.2-0.1 )/0.2 =0.5
【0078】とすると、実際の圧下率RA ' (A点の圧
下率)は、
【0079】
【数15】 RA ' ={(H+ΔH)−(h+Δh)}/(H+ΔH) ={(0.2+0.01)-(0.1+0.0) }/(0.2+0.01)=0.502
【0080】となり、目標圧下率R=0.5 に対し、0.00
2 のずれを生じる。同様にB点での圧下率RB ' は、
【0081】
【数16】 RB ' ={(H+ΔH)−(h+Δh)}/(H+ΔH) ={(0.2-0.005)-(0.1+0.0)}/(0.2-0.005) =0.487
【0082】となり、目標圧下率からずれる。即ち、従
来の方法では、出側板厚偏差をゼロに制御できるが、圧
下率を目標値に制御できないので、硬度差が生じる。
【0083】前記従来の板厚一定制御に対し、本実施例
では、ロールギャップΔSの制御式は、従来と同じ前記
(12)式を用いる。即ち、
【0084】
【数17】ΔS=A・(m/M)・ΔH……(12) 但し、m:圧延材の塑性定数 M:ミル定数 を用いるが、前記制御利得値Aを、前記(17)式の A=C・(1−ΔRj )……(17) 但し C:定数
【0085】に基づいて変更するものである。この制御
を行えば、出側板厚偏差は図20に示すようになる。
【0086】即ち、出側板厚は従来のように一定になら
ず、板厚精度は若干悪くなるが、しかし、圧下率が目標
値に一致し、硬度が一定になる。即ち、入側板厚が図1
8に示すものであり、出側板厚が図19に示す状態であ
ると、A’点の圧下率誤差ΔRj は、(16)式より、
【0087】
【数18】ΔRj =RA ’−R=0.502 −0.5 =0.002 となるので、
【0088】
【数19】A=C・(1−ΔRj )=0.998 C
【0089】となり、この制御利得値Aをもちいて、ロ
ールギャップΔSを制御すると、図20に示す状態にな
る。即ち、A”点の出側板厚偏差Δh は、+0.005にな
る。
【0090】A”点の実際の圧下率RA " は、
【0091】
【数20】 RA " ={(H+ΔH)−(h+Δh)}/(H+ΔH) ={(0.2+0.01)-(0.1+0.005) }/(0.2+0.01)=0.5
【0092】となり、RA " =Rと圧下率が目標値にな
り、硬度が均一になる。図21に示すものは、自動圧下
率制御コントローラの他の実施例である。
【0093】この図21に示すものは、圧延機4 の出側
に、出側圧延材1 の速度を検出する出側速度検出計27が
設けられ、該出側速度検出計27は、前記AGC制御手段
26に接続されている点が前記図13に示すものと異な
る。そして、前記AGC制御手段26においては、以下の
処理がされる点が前記実施例と異なる。
【0094】即ち、この実施例では、実際の圧下率Rj
の計算を Rj =1−V/v ……(18) に基づいて算出する。ここで、Vは、入側速度検出計15
で検出される入側圧延速度であり、vは、出側速度検出
計27で検出される出側圧延速度である。尚、前記関係式
(18)は次のように導出される。
【0095】圧下率は、(3) 式より、
【0096】
【数21】 Rj ={(H+ΔH)−(h+Δh)}/(H+ΔH)……(19)
【0097】と定義されるが、この式を変形すると、
【0098】
【数22】 Rj ={(H+ΔH)−(h+Δh)}/(H+ΔH) =1−(h+Δh)/(H+ΔH) ……(20)
【0099】となる。ここで、入側圧延材と出側圧延材
の体積は同一の条件より、
【0100】
【数23】(H+ΔH)・V=(h+Δh)・v ∴(h+Δh)/(H+ΔH)=V/v ……(21) よって、
【0101】
【数24】 Rj ={(H+ΔH)−(h+Δh)}/(H+ΔH) =1−(h+Δh)/(H+ΔH) =1−V/v となり、前記(18)式が導出される。
【0102】尚、この実施例においては、図22に示す
手順によりAGC制御手段26において処理がされる。前
記の図14に示す実施例のステップ3〜5に変えて、この
実施例では、入側及び出側速度V,vを読み込み、この
値を用いて、実際の圧下率Rj を計算する点が前記実施
例とことなり、その他の手順は同じである。
【0103】前記実施例では、実際の圧下率の計算を、
入側及び出側板厚計5,6 の信号により求めているため、
特に出側において、圧延機4 直下の圧延材1 が出側板厚
計6まで到達するのに時間がかかり、検出が遅れると言
う問題がある。しかし、この実施例では、入側及び出側
の速度を用いるため、検出遅れが生じず、精度の良い制
御ができる。
【0104】尚、本発明は前記各実施例に限定されるも
のではない。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、圧下率を目標値に近づ
けることができるので、圧下率一定の制御ができ、従っ
て、圧延材の硬度を均一化できると共に、板厚一定の制
御もできるので、高品質の圧延が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の制御の処理手順を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の作用説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図5】図4の装置を用いた制御の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図7】ステップCの説明図である。
【図8】ステップ5のt1 ≧t2 のときの説明図であ
る。
【図9】ステップ5のt1 ≧t2 でないときの説明図で
ある。
【図10】自動圧下率制御コントローラの詳細を示す構
成図である。
【図11】自動圧下率一定の処理手順を示すフローチャ
トの前半部である。
【図12】前記フローチャトの後半部である。
【図13】自動圧下率制御コントローラの他の実施例を
示す構成図である。
【図14】図13に示す装置による自動圧下率一定の処
理手順を示すフローチャートのその1である。
【図15】前記フローチャートの続きを示すフローチャ
ートのその2である。
【図16】入側板厚偏差平均値を求めるサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図17】出側板厚偏差平均値を求めるサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図18】入側板厚偏差を示すグラフである。
【図19】従来の方法を実施したときの出側板厚偏差を
示すグラフである。
【図20】自動圧下率一定制御による出側板厚偏差を示
すグラフである。
【図21】自動圧下率制御コントローラの他の実施例を
示す構成図である。
【図22】図21の装置によるの処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 圧延材 4 圧延機 5 入側板厚計 6 出側板厚計 7 入側速度検出計 8 制御装置 9 自動圧下率制御コントローラ 10 自動板厚制御コントローラ 11 切換手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧下率を一定にするよう圧下装置に所定
    の制御量を出力する自動圧下率制御コントローラと、 出側板厚を一定にするよう圧下装置に所定の制御量を出
    力する自動板厚制御コントローラと、 出側板厚が所定の公差内になると前記自動板厚制御コン
    トローラを「切」として自動圧下率制御コントローラを
    「入」とし、出側板厚が所定の公差外になると前記自動
    圧下率制御コントローラを「切」として自動板厚制御コ
    ントローラを「入」とする切換手段と、を具備したこと
    を特徴とする圧延機の自動板厚制御装置。
  2. 【請求項2】 圧下率を一定にするよう圧下装置に所定
    の制御量を出力する自動圧下率制御コントローラと、 出側板厚を一定にするよう圧下装置に所定の制御量を出
    力する自動板厚制御コントローラと、 出側板厚が所定の公差外になることを予測して所定の公
    差内に入れるため、前記自動圧下率制御コントローラを
    「切」にし、出側板厚が所定の公差内に入ることが予測
    できる時は、前記自動板厚制御コントローラを「切」に
    しかつ前記自動圧下率制御コントローラを「入」にする
    切換手段と、を具備したことを特徴とする圧延機の自動
    板厚制御装置。
JP5322762A 1993-04-23 1993-12-21 圧延機の自動板厚制御装置 Pending JPH0796313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322762A JPH0796313A (ja) 1993-04-23 1993-12-21 圧延機の自動板厚制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-98109 1993-04-23
JP9810993 1993-04-23
JP5322762A JPH0796313A (ja) 1993-04-23 1993-12-21 圧延機の自動板厚制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0796313A true JPH0796313A (ja) 1995-04-11

Family

ID=26439313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5322762A Pending JPH0796313A (ja) 1993-04-23 1993-12-21 圧延機の自動板厚制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0796313A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101985129A (zh) * 2010-09-08 2011-03-16 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 负公差钢板轧制方法
CN102145346A (zh) * 2010-12-09 2011-08-10 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 一种采用完全负公差轧制宽厚钢板的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101985129A (zh) * 2010-09-08 2011-03-16 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 负公差钢板轧制方法
CN102145346A (zh) * 2010-12-09 2011-08-10 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 一种采用完全负公差轧制宽厚钢板的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS641208B2 (ja)
KR920010766B1 (ko) 습식조질 압연방법
JPH0796313A (ja) 圧延機の自動板厚制御装置
JPH0218168B2 (ja)
JP4788349B2 (ja) 圧延制御方法及び熱間仕上圧延機
JP2002018506A (ja) 連続圧延機の板厚制御方法、パススケジュール算出方法及び板厚制御装置
JP3230648B2 (ja) リバース圧延における形状制御方法
JPH0815609B2 (ja) 圧延機の板厚制御方法
JPS5852724B2 (ja) 金属圧延機及び設定方法
JP2861854B2 (ja) テーパ厚鋼板の平坦矯正方法
JP3506119B2 (ja) タンデム圧延機の圧延負荷配分変更方法
JP3278120B2 (ja) 厚板材の圧延方法
JP3117913B2 (ja) 調質圧延における形状制御方法及び調質圧延機
JP2953334B2 (ja) テーパ厚鋼板の製造方法
JP3350140B2 (ja) 板圧延の噛み込み端部の板厚制御方法
JP2003211212A (ja) 熱間仕上げ圧延機における板幅制御方法
JPH08300024A (ja) 熱間圧延における板幅制御方法
JPH05269516A (ja) 厚板圧延の形状制御方法
JPS6372416A (ja) 圧延材噛込み端部の板厚補償方法
JPS631131B2 (ja)
JP2763490B2 (ja) 圧延機のスタンド間張力制御方法
JP2950182B2 (ja) テーパー鋼板の製造方法
JPH11123427A (ja) 圧延材の形状制御方法および装置
JPH0818058B2 (ja) 厚板圧延の自動板厚制御方法
JPH0441010A (ja) 冷間圧延におけるエッジドロップ制御方法