JPH0796296B2 - 内部ウォーム駆動手段 - Google Patents

内部ウォーム駆動手段

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JPH0796296B2
JPH0796296B2 JP3503502A JP50350291A JPH0796296B2 JP H0796296 B2 JPH0796296 B2 JP H0796296B2 JP 3503502 A JP3503502 A JP 3503502A JP 50350291 A JP50350291 A JP 50350291A JP H0796296 B2 JPH0796296 B2 JP H0796296B2
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マクフィー,ジョン
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ボールドウィン テクノロジー コーポレイション
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/15Devices for moving vibrator-rollers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S101/00Printing
    • Y10S101/38Means for axially reciprocating inking rollers

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、新規な内部ウオーム駆動手段、および印刷
期のインキングシステムに使用する振動ローラ組立体に
関するものである。
発明の背景 平版印刷機および他のタイプの印刷機のインキングシス
テムでは、いくつかのローラを軸方向に振動させ、リッ
ジングを除去し、ゴースティングを最小限に止めること
が要求される。これを達成するため、多くの印刷機設計
者は、中世までさかのぼる周知の外部ウオーム駆動手段
を使用している。この駆動手段は印刷機の一体の部分で
あり、製造工程で装備され、堅牢で信頼性が高い。
印刷機の品質を高めるため、設置および適当時間運転
後、付加的振動ローラが印刷機に組み込まれることがあ
る。スペース上の制限のため、このようなローラに振動
を生じさせる内蔵された機構をもたせる必要がある。し
かしながら、スペース上の制限のため、現在まで内蔵さ
れた機構をもつ付加的ローラにウオーム駆動概念を利用
した満足のいく装置は見出されていない。
一般に、印刷機のローラの軸方向の振動を生じさせる内
蔵された機構は、すべていくつかの形式のバレルカムを
使用する。この基礎的機構は、いくつかの種類の軸方向
動作をカムフォロアに与える回転円筒状カムからなる。
このような機構は3つのタイプのカム面をもち、それは
連続した単一の回転バレル、連続した重複またはクロス
のねじ、および逆リードの二重不連続カム面である。
最も直進性の高い機構は、バレルカムが回転ローラの内
面に取り付けられ、1つまたはそれ以上のフォロアが非
回転ローラシャフトに固定される単一バレルタイプのも
のである。これに代えて、カムをシャフトに取り付け、
フォロアをローラに取り付けることができる。
米国特許第3110253号明細書に記載されている公知の装
置では、ローラの回転毎に軸方向の振動の1サイクルが
生じる。しかしながら、高い印刷速度において、この設
計の迅速振動によって印刷製品が望ましくないストリー
クが生じることがある。
この問題を解決するため、いくつかの設計では、内部お
よび外部にギヤを使用し、カムとフォロアの相対回転速
度を減少させ、これによって軸方向の振動を減速してい
る。米国特許第2040331号明細書にギヤがローラの内側
に配置された装置の一例が示されている。米国特許第43
97236号明細書にギヤがローラの外側に配置されたもの
の一例が示されている。
他のタイプの装置にマルチ回転面をもつ連続カムを使用
するものがある。このようなカムは重複またはクロスね
じカムとして知られており、米国特許第715902号および
同第404682号明細書に記載されているカムがそれであ
る。このような設計では、ローラの数回転によって1サ
イクルの振動を生じさせることが要求される。このタイ
プの従来の装置の問題は、機構が摩耗によって故障し易
いということである。
米国特許第1022563号および同第4833987号明細書に記載
されている他のタイプの機構では、逆リードの2つの不
連続カム面が使用される。一方のカム面に交互に係合お
よび離脱する2つのカムフォロアによって振動が提供さ
れる。これらの設計の1つの問題は、高い印刷速度での
過度の摩耗およびそれによって生じる故障である。
したがって、従来の内部機構は機械的摩耗などの問題が
あるものである。機械的摩耗の1つの理由、軸方向動作
を生じさせる力がカムとフォロア間の接触ポイントに生
じるということである。摩耗がこのポイントに生じるこ
とがある。ギヤを使用しない設計では、カムに対するフ
ォロアの相対速度が極めて高い。内部ギヤを使用する設
計では、ギヤをローラの内部に適合するよう十分小さく
せねばならない。したがって、ギヤを比較的高い速度で
移動させねばならず、長期間の使用によって過度の摩耗
が生じる。
したがって、インキングシステムに使用するすべての従
来の内蔵式設計の大きい問題は、特に、高い印刷速度で
の過度の機械的摩耗によって信頼性が損なわれるという
ことである。多くの従来の装置の他の問題は、それがコ
ンパクトではなく、印刷機の適所に使用することができ
ないということである。いくつかの従来の設計の他の問
題は、生じる振動が高調波ではなく、正弦波ではないと
いうことである。
したがって、コンパクトであり、ローラの内部に適合さ
せることができるウオーム駆動機構を使用し、従来の装
置の前述した問題を低減または除去することができる内
蔵式振動ローラが要求されている。
発明の目的 したがって、この発明の目的は、平版印刷機のインキン
グシステムに適した内部ウオームおよび噛み合いウオー
ムギヤを使用したウオーム駆動手段を提供することにあ
る。
他の目的は、軸方向の高調波動作を生じさせる内蔵式ロ
ーラ駆動機構を提供することにある。
他の目的は、前述した内部ウオーム駆動手段を利用した
振動インキローラ組立体を提供することにある。
他の目的は、堅牢で信頼性のある振動インキローラ組立
体を提供することにある。
他の目的は、コンパクトな振動インキローラ組立体を提
供することにある。
他の目的は、低いコストで製造することができる振動イ
ンキローラ組立体を提供することにある。
発明の概要 この発明の目的は、ウオームギヤと、外面および内面を
有する実質上中空の管状ウオームとを備えた内部ウオー
ム駆動手段によって達成される。管状ウオームの内面
は、ウオームギヤと噛み合う少なくとも1つの内ねじを
有する。管状ウオームの回転軸心は実質上ウオームギヤ
の回転軸心に直角である。管状ウオームがその軸心のま
わりを回転すると、管状ウオームの内面の内ねじと噛み
合うウオームギヤがその軸心のまわりを回転する。
さらに、インキローラとして使用するに適した前述した
内部ウオーム駆動手段を利用した振動ローラ組立体も提
供される。振動ローラ組立体は、シャフトおよびシャフ
トに沿って取り付けられたベアリングユニットを有す
る。シャフトおよびベアリングユニットは実質上同心で
ある。複数の歯を有するウオームギヤがベアリングユニ
ットおよびシャフトのスロット状スペース内に配置さ
れ、ウオームギヤの回転軸心は実質上シャフトの長さ方
向軸心およびベアリングユニットの長さ方向軸心に直角
である。ウオームギヤを収容するスロット状スペースは
シャフト内の長さ方向両端を有する。一対の実質上同心
の偏心カムがウオームギヤの両面に一体的に設けられ
る。少なくとも1条の内ねじを有するローラシェルがベ
アリングユニットのまわりに取り付けられ、ローラシェ
ルの内ねじがウオームギヤの歯と噛み合う。ローラシェ
ルがその長さ方向軸心のまわりを回転すると、ウオーム
ギヤがその軸心のまわりを回転し、それに設けられたカ
ムがシャフトのスロット状スペースの長さ方向両端に交
互に接触する。カムがシャフトのスペースの両端に交互
に接触すると、ベアリングユニットがシャフトに沿って
前後方向に振動する。ベアリングユニットが振動する
と、ローラシェルがベアリングユニットに同調し、シャ
フトに沿って前後方向に振動する。
好ましい実施例の説明 図面を参照すると、同一の符号が同一の要素に付されて
いる。図1はこの発明の実施例の内部ウオーム駆動手段
10の断面図である。内部ウオーム駆動手段は管状ウオー
ム11を有する。管状ウオームは硬く耐久性のある材料で
製造されている。管状ウオーム11は金属または金属合金
で製造されていることが好ましく、スチールで製造され
ていることが好ましい。管状ウオームの外径をその用途
によって変化させることができる。管状ウオーム11は外
面12および内面14を有する。管状ウオームの内面は、右
ねじりまたは左ねじり方向のねじを有する。内ねじ面14
の有効表面におよそ0.00061mm以下の表面仕上げが施さ
れていることが好ましい。図1の管状ウオーム11の内面
は1条のねじが設けられているが、内面が2条のねじを
有することもこの発明の範囲内である。
さらに、図1に内部ウオーム駆動手段10の一部として設
けられたウオームギヤ16が示されている。ウオームギヤ
16は複数の歯18を有する。ウオームギヤの各歯が管状ウ
オーム11の内面14のねじと噛み合う。管状ウオーム11が
その長さ方向軸心“B"のまわりを回転すると、その内面
14のねじがウオームギヤ16の各歯18と噛み合い、ウオー
ムギヤがその中心“A"を通る横方向軸心のまわりを回転
する。ウオームギヤの回転軸心は実質上内部ウオーム駆
動手段の管状ウオームの長さ方向回転軸心に直角であ
る。管状ウオーム11と同様、ウオームギヤ16も表面硬化
されたスチールなどの耐久性のある合金で製造されてい
ることが好ましい。特に、ウオームギヤの歯18の有効表
面におよそ0.00081mm以下の表面仕上げが施されている
ことが好ましい。
さらに、ウオームギヤ16はその両面に一体的に設けられ
た偏心カム20、22を有する。図1は一方のカムを示す。
他方のカムはウオームギヤの反対側に取り付けられてい
る。2つのカムは実質上同心であることが好ましい。ウ
オームギヤ16に取り付けられたカム20、22は後述する付
加的要素を駆動する。
図2〜図4に振動ローラ組立体24が示されている。ここ
に使用されている用語“振動”とは、軸心、例えば軸心
“B"に沿った往復運動のことである。振動ローラ組立体
24は図1に示されている管状ウオーム11、内部ウオーム
ギヤ16および二重偏心カム20、22によって代表される前
述した新規な内部ウオーム駆動概念を利用したものであ
る。実質上円形状のシャフト26がベアリングユニット28
を取り付けるためのものとして設けられている。シャフ
トは回転方向、横方向または長さ方向動作のない固定
(デッド)シャフトであることが好ましい。シャフトの
両端を他の構造(図示せず)に取り付けることができ
る。ベアリングユニット28はシャフトに沿って配置され
ている。ベアリングユニットも実質上円形状のもので、
実質上シャフトと同心である。シャフトにオイルを補充
および循環させる軸方向オイル孔を設けてもよい。
ベアリングユニット28およびシャフト26内に複数の歯30
を有するウオームギヤ29が収容されている。ウオームギ
ヤ29および歯30は図1のウオームギヤ16および歯18に対
応する。ウオームギヤはベアリングユニット28およびシ
ャフト26に切削または機械加工されたスロット状スペー
ス31内に取り付けられ、収容されている。図3のポイン
ト31A、31Bはスロット状スペース31の横方向端を示し、
ポイント31C、31Dは上端および下端を示す。ウオームギ
ヤ29はそのポイント“A"のまわりの回転軸心(ウオーム
ギヤの中心を通る)が実質上ポイント“B"のまわりのシ
ャフト26の長さ方向軸心に対し直角をなすよう取り付け
られている。ポイント“B"はベアリングユニット28の長
さ方向軸心を示す。ウオームギヤは右ねじり方向のもの
であってもよく、左ねじり方向のものであってもよい。
いずれにしても、ウオームギヤのねじり状態は後述する
ローラシェルのねじ内面のそれと同一であり、逆方向で
ある。図2〜図4の実施例では、そのねじれ角はおよそ
3.14′である。
ウオームギヤ29は耐久性のある金属合金で製造されてい
ることが好ましい。マンガン青銅がウオームギヤの1つ
の材料であり、最も好ましい材料はスチール合金であ
る。ウオームギヤは何枚の歯を有するものであってもよ
いが、およそ16枚の歯を有するものであることが好まし
い。ウオームギヤの歯と歯の間の構成誤差がおよそ0.02
54mm以下であり、全体の構造誤差がおよそ0.0508mm以下
であることが好ましい。特に、ウオームギヤの歯30の有
効表面におよそ0.00081mm以下の表面仕上げが施されて
いることが好ましい。ウオームギヤの硬さはおよそRc55
〜60(“ロックウエルC")の範囲内であることが好まし
い。
図3に示されているように、ウオームギヤ29はウオーム
ギヤ29の中心孔“A"に押し込まれた一対のニードルベア
リング32、33によってベアリングユニット28およびシャ
フト26のスロット状スペース31内に取り付けられてい
る。ウオームギヤニードルベアリング32、33はシャフト
およびベアリングユニットを貫通するよう取り付けられ
たダボピン34を包囲する。ダボピン34は一対の標準ドリ
ルブッシュ35A、35Bによって支持されている。ドリルブ
ッシュはシャフトを貫通するよう配置され、ウオームギ
ヤの回転および軸心“B"のまわりの撓みを防止する。ド
リルブッシュもベアリングユニット28内に押し込まれ、
ダボピン34が移動するとき、ベアリングユニットは軸方
向に移動することができる。ウオームギヤを取り付ける
他の手段もこの発明の範囲内である。図4Aおよび図4Bに
示されているように、ブッシュ35A、35Bはシャフトの長
さ方向みぞ36内に設けられている。長さ方向みぞ36は端
ポイント36A、36Bを有する。図3に示されているよう
に、長さ方向みぞはスロット状ペースト31を貫通し、シ
ャフトの全幅にわたってのびる。
図2および図3に示されているように、ウオームギヤ29
の両面に一体的に一対の実質上同心の偏心カム39、40が
設けられている。図4Aおよび図4Bは一方のカム39を示
す。カム39、40は図1のカム20、22に対応する。カム3
9、40は実質上同一径のもので、その誤差はおよそ0.012
7mm以下である。カムはシャフト26に図2のポイント41
A、41B、42A、42Bに交互に接触する。ポイント41A、41
B、42A、42Bはそれぞれスロット状スペース31の長さ方
向両端にある。図4Aおよび図4Bはポイント41A、42Aを示
す。接触ポイント41A、42Aは実質上同一面内にあり、ポ
イント41B、42Bは実質上同一面内にある。長さ方向みぞ
36の端ポイント36A、36Bはそれぞれ長さ方向に接触ポイ
ント41A、41B、42A、42Bをわずかに越えてのびる。
ベアリングユニット28およびシャフト26のまわりにロー
ラシェル44が配置されており、これは図1の内部ウオー
ム駆動手段10の一部として示されている管状ウオーム11
に対応する。ローラシェル44は実質上ベアリングユニッ
ト28およびシャフト26と同心である。ローラシェル44は
外面45および内面46を有する。外面45にメッキを施して
もよく、これを被覆材料で被覆してもよい。外面にメッ
キを施すと、それが平衡化される。それを機械研削する
ことが好ましい。外面45がゴムまたは他の材料の任意の
カバー47で被覆される場合、外面は粗くなる。
ローラシェル44の内面46に内ねじが形成されている。内
面46のねじは右ねじり方向または左ねじり方向のもので
あってもよく、ウオームギヤ29のそれと逆方向のもので
ある。内面のねじはウオームギヤ29の歯30と噛み合う。
前述したように、内ねじ面46の有効面におよそ0.00061m
m以下の表面仕上げが施されていることが好ましい。ね
じ内面はおよそRc62〜70の範囲内の硬さをもつことが好
ましい。
ローラシェル44が長さ方向軸心“B"のまわりを回転する
と、ローラシェル44の内面46の内ねじがウオームギヤ29
の歯30と噛み合い、ウオームギヤがその軸心“A"のまわ
りに駆動される。ウオームギヤが回転すると、ウオーム
ギヤに取り付けられた一対の偏心カム39、40がそれぞれ
接触ポイント41A、41B、42A、42Bに交互に接触し、ベア
リングユニット28がシャフト26に沿って軸方向に前後方
向に振動する。図2では、ポイント41A、41B、42A、42B
がスペース31の内側に示されている。図4Aおよび図4B
は、点線に沿ったポイント41A、42Aの側面を示す。した
がって、ウオームギヤ29の回転がシャフト26に沿ったベ
アリングユニット28の往復軸方向運動に変換される。ベ
アリングユニット28の往復運動によってローラ組立体44
がベアリングユニットに同調し、シャフトに沿って前後
方向に振動する。
図4Aのウオームギヤ29の歯30はローラシェル44のねじ内
面46と噛み合っている。ニードルベアリング32、33およ
びダボピン34が占めるウオームギヤ29の中心孔“A"はポ
イント36A、36B間のほぼ中間の長さ方向みぞ36の位置に
示されている。図4Bに偏心カム39がシャフト26にポイン
ト41Aで接触した状態が示されている。偏心カム40がさ
らにシャフトにポイント41Bで接触し、ポイント41B、42
Bは実質上横方向の同一面内に配置される。
図4Aおよび図4Bでは、ローラシェル44の回転により、ね
じ内面46と噛み合うウオームギヤ29の歯30がポイント
“A"のまわりを回転する。これによって偏心カム39、40
がポイント“A"のまわりを回転する。カムがポイント
“A"のまわりを回転すると、図4Bに示されているよう
に、端位置36Bに接近するまで、ウオームギヤ29がみぞ3
6に沿って長さ方向に移動する。同時に、偏心カム39が
シャフトにポイント41Aで接触し、カム40がシャフトに
ポイント41Bで接触し、ベアリングユニットが軸方向に
シャフトに沿って一方向に移動する。ローラシェル44の
回転が継続されると、ウオームギヤのポイント“A"が端
位置36Aに接近するまで、ポイント“A"は端位置36Bから
みぞ36の中心を通って逆方向に移動する。同時に、カム
39がシャフトのポイント42Aに接触し、カム40がポイン
ト42Bに接触し、ベアリングユニットは軸方向に逆方向
に移動する。したがって、ローラシェルが回転すると、
ウオームギヤのポイント“A"がみぞ36の端ポイント36
A、36B間を前後方向に移動する。同時に、カム39、40が
シャフトのポイント41A、41B、42A、42Bに交互に接触
し、ベアリングユニットがシャフトに沿って移動する。
ローラシェル44もベアリングユニットに同調し、振動す
る。
ウオームギヤの回転をベアリングユニットの振動に変換
する他の方法も考えられる。例えば、一対のクランクア
ームの一端をシャフトにピン連結し、他端をカムに取り
付けることができる。他の実施例では、二重ねじの管状
ウオームを噛み合いウオームギヤに使用し、迅速な振動
をベアリングユニットに与えることができる。
この発明の一部として図4Aおよび図4Bのベアリング48、
50が設けられている。ベアリング48は第1保持器52内に
押し込まれている。保持器52はその分解を容易にするね
じ孔を有する。エンドプラグ54が肩部56に軸方向に押し
付けられ、保持器52が軸方向に拘束される。ベアリング
50はローラシェル44内に押し込まれている。ベアリング
48、50はローラ組立体24のベアリングユニット28のベア
リング表面支持を提供する。これによってシャフト26に
沿った軸方向のベアリングユニット28の過度の“遊び”
が防止される。ベアリングユニットがベアリング48に軸
方向に押し付けられると、ローラシェル44は軸方向に左
側に移動する。ベアリングユニットがベアリング50に逆
方向に押し付けられると、ローラシェルは軸方向に右側
に移動する。
前述した振動ローラ組立体は例えば、印刷機のインキン
グシステムに使用するインキローラ組立体として容易に
使用することができる。振動ローラ組立体の摩耗は小さ
く、その交換コストは低い。内ねじウオームを利用した
ウオーム駆動機構および振動ローラ組立体の他の適用も
考えられる。
この発明には他の実施例が考えられる。
以上説明したように、この発明によれば、実質上中空の
管状ウオーム11、44の内面に少なくとも1条の内ねじが
形成され、これがウオームギヤ16、29と噛み合う。ウオ
ーム11、44の回転軸心は実質上ウオームギヤ16、29の回
転軸心に直角である。したがって、ウオーム11、44を回
転させると、ウオーム11、44に対する定位置でウオーム
ギヤ16、29を回転させることができる。さらに、一対の
偏心カム20、22、39、40がウオームギヤ16、29の両面に
設けられ、ウオームギヤ16、29が回転するとき、偏心カ
ム20、22、39、40によって外部要素、たとえばローラシ
ェル44を直線駆動し、振動させることができる。
図面の簡単な説明 図1はこの発明の実施例の内部ウオーム駆動手段の断面
側面図であり、 図2はこの発明の実施例の振動ローラ組立体の断面平面
図であり、 図3は図2の線2′−2′に沿った振動ローラ組立体の
横断面図であり、 図4Aは図2の振動ローラ組立体の断面側面図であり、 図4Bは図2の振動ローラ組立体の作用を示す断面図であ
る。
11、44……管状ウオーム 16、29……ウオームギヤ 20、22、39、40……偏心カム

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウオームギヤと、外面および内面を有する
    実質上中空の管状ウオームとからなり、前記内面は、前
    記ウオームギヤと噛み合い、前記ウオームが回転すると
    き、前記ウオームに対する定位置で前記ウオームギアを
    回転させる少なくとも1条の内ねじを有し、前記ウオー
    ムの回転軸心は実質上前記ウオームギヤの回転軸心に直
    角であり、前記ウオームギヤは、前記ウオームギヤの両
    面に一体的に設けられ、前記ウオームギヤが回転すると
    き、外部要素を直線駆動する一対の偏心カムを有するこ
    とを特徴とする内部ウオーム駆動手段。
  2. 【請求項2】前記内部は前記ウオームギヤと噛み合う2
    条の内ねじを有することを特徴とする請求項1に記載の
    内部ウオーム駆動手段。
  3. 【請求項3】スチール合金で製造されていることを特徴
    とする請求項1に記載の内部ウオーム駆動手段。
  4. 【請求項4】平版印刷機のインキング装置において、イ
    ンキローラとして使用するに適した振動ローラ組立体で
    あって、 (a)シャフトと、 (b)前記シャフトに沿って取り付けられたベアリング
    ユニットと、 (c)複数の歯を有するウオームギヤとを備え、前記ウ
    オームギヤが前記ベアリングユニットおよび前記シャフ
    トのスロット状スペース内に配置され、前記ウオームギ
    ヤの回転軸心は実質上前記ベアリングユニットおよび前
    記シャフトの長さ方向軸心に直角であり、前記スロット
    は前記シャフト内の両端を有し、 (d)前記ウオームギヤの両面に一体的に設けられた一
    対の実質上同心の偏心カムを備え、前記カムは前記スロ
    ットの両端で前記シャフトに交互に係合し、 (e)少なくとも1条の内ねじを有し、前記ベアリング
    ユニットのまわりに取り付けられたローラシェルを備
    え、前記内ねじが前記ウオームギヤの歯と噛み合い、前
    記ローラシェルの回転によって前記ウオームギヤが回転
    し、前記カムが前記シャフトに前記スロット状スペース
    の両端で交互に係合し、前記ベアリングユニットおよび
    前記ローラシェルが前記シャフトに沿って振動するよう
    にしたことを特徴とする振動ローラ組立体。
  5. 【請求項5】前記ローラシェルのまわりに配置された取
    り外し可能のカバーを備えたことを特徴とする請求項4
    に記載の振動ローラ組立体。
  6. 【請求項6】前記ウオームギヤは16枚の歯を有すること
    を特徴とする請求項4に記載の振動ローラ組立体。
  7. 【請求項7】前記ウオームギヤの歯と歯の間の構成誤差
    がおよそ0.0254mm以下であり、全体の構成誤差がおよそ
    0.0508mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の
    振動ローラ組立体。
  8. 【請求項8】前記同心のカムは実質上同一の直径を有
    し、その誤差はおよそ0.0127mm以下であることを特徴と
    する請求項4に記載の振動ローラ組立体。
  9. 【請求項9】スチール合金で製造されていることを特徴
    とする請求項4に記載の振動ローラ組立体。
  10. 【請求項10】前記ウオームギヤが、前記ウオームギヤ
    の軸方向にのびるダボピンによって、前記シャフトおよ
    び前記ベアリング内に支持されていることを特徴とする
    請求項4に記載の振動ローラ組立体。
  11. 【請求項11】前記ダボピンのまわりに配置された一対
    のニードルベアリングを備えたことを特徴とする請求項
    10に記載の振動ローラ組立体。
  12. 【請求項12】前記ダボピンが一対のドリルブッシュに
    よって支持されていることを特徴とする請求項11に記載
    の振動ローラ組立体。
  13. 【請求項13】前記シャフトが固定シャフトであること
    を特徴とする請求項4に記載の振動ローラ組立体。
  14. 【請求項14】前記ベアリングユニットに強度を与え、
    これを表面支持する少なくとも1つの支持ベアリングを
    備えたことを特徴とする請求項4に記載の振動ローラ組
    立体。
  15. 【請求項15】前記内部ウオームギヤがおよそ3.14゜の
    ねじれ角を有することを特徴とする請求項4に記載の振
    動ローラ組立体。
  16. 【請求項16】前記ウオームギヤの歯におよそ0.00081m
    m以下の表面仕上げがなされていることを特徴とする請
    求項4に記載の振動ローラ組立体。
  17. 【請求項17】前記ローラシェルの内ねじにおよそ0.00
    061mm以下の表面仕上げがなされていることを特徴とす
    る請求項4に記載の振動ローラ組立体。
  18. 【請求項18】前記ウオームギヤがおよそRc55〜60の範
    囲の硬さを有することを特徴とする請求項4に記載の振
    動ローラ組立体。
  19. 【請求項19】前記ローラシェルの内ねじがおよそRc62
    〜70の範囲の硬さを有することを特徴とする請求項4に
    記載の振動ローラ組合体。
  20. 【請求項20】前記ローラシェルが前記ウオームギヤの
    歯と噛み合う2条の内ねじを有することを特徴とする請
    求項4に記載の振動ローラ組立体。
  21. 【請求項21】一対のクランクアームが前記ウオームギ
    ヤの回転を前記ベアリングユニットの振動に変換するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の振動ローラ組立体。
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