JPH0796263B2 - 管状体の成形装置 - Google Patents

管状体の成形装置

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JPH0796263B2
JPH0796263B2 JP6581387A JP6581387A JPH0796263B2 JP H0796263 B2 JPH0796263 B2 JP H0796263B2 JP 6581387 A JP6581387 A JP 6581387A JP 6581387 A JP6581387 A JP 6581387A JP H0796263 B2 JPH0796263 B2 JP H0796263B2
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strip
tubular body
side edges
mandrel
edges
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力 四宮
栄一 吉野
智広 牧
斎 戸島
定 伊在井
旻 中田
道也 田村
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HOKKAICAN CO.,LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、可撓性の帯状体を管状体に連続成形する装置
に関し、特に紙製容器胴の最内層を構成する防水層を形
成するのに好適な管状体の成形装置に関する。
(従来の技術) 従来、特公昭60−35254号公報に見られるように、可撓
性の複数の帯状体を、それらの側縁が階段状になるよう
に互に側方にずらして重合し、こうして重ねた帯状体を
それらの両側縁の中間に位置するマンドレルの周囲に沿
って次第に曲げて管状に成形し、次いで互に位置がずれ
ている帯状体の前記両側縁を接合して完全な積層管状体
を成形する方法が提案されている。
これにより成形された積層管状体は、製造が容易であ
り、また耐圧強度に優れているため、内圧の高い容器の
容器胴に適している。この積層管状体を紙製の帯状体を
用いて構成するときは、焼却可能な容器胴となる。しか
し、このためには、該容器胴に耐水性及び密封性を与え
るための最内層を必要とする。
この最内層は、ガスバリヤー性を備えた防水層で形成
し、前記帯状体と同様にマンドレルに沿って管状体に成
形し、その両側縁を接合して密封性を与えた構造にする
ことが好ましい。即ち、第9図示のように、最内層X
は、管状体に成形され、その両側縁Y,Zを、互に合掌さ
せて接着し且つ一側に折り返して管状体Xの外面に接着
された構造とする。
このような構造とするときには、その外側の管状体を成
形するに先立って、該管状体を成形するマンドレルに沿
わせて最内層Xを折り曲げて成形することにより、外側
の管状体の内面に配設することができる。
このときに、該最内層X及び外側の管状体の夫々を構成
する帯状体に長尺の帯状体を用いて、これをマンドレル
に沿わせて連続して供給し、最内層Xを成形した後、管
状体を成形することが効率的である。このため、このよ
うな最内層Xを成形するための装置を必要とする。
(解決しようとする問題点) 本発明は、前記した最内層として用いるような管状体を
効率よく成形する装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために、少なくとも一
側面の一側縁に熱溶着性被膜を備えた可撓性材料からな
りかつ長手方向に張力を与えて連続して供給される長尺
帯状体の熱溶着性被膜側に対面しかつ両側縁の中間位置
で帯状体の長手方向に沿って配設した外周長が帯状体の
両側縁幅より短いマンドレルと、該マンドレルに沿わせ
て前記帯状体を曲げて筒状体に成形する際に案内する1
組の半筒形状の管状体成形部材をマンドレルに対して開
閉自在に設け、それらの下縁同士を帯状体の両側縁外面
の中間位置で、それらの上縁同士をマンドレルに沿わせ
て曲げられた帯状体の両側縁外面近傍でそれぞれ対設す
る成形案内装置と、該成形部材の上縁間から突出する帯
状体の両側縁同士を圧接加熱して溶着する接合装置と、
該接合された両側縁の一側外面に接着剤を塗布する接着
剤塗布装置と、該接着剤が塗布された両側縁を、その塗
布された側を内面として前記管状体に接着させるために
圧接する圧接装置とからなることを特徴とする。
本発明で用いる管状体の成形に用いる可撓性の帯状体
は、紙、プラスチック、金属箔等のシート材である。そ
して、前記したように該帯状体の両側縁を溶着可能とす
るために、少なくとも一側面の一側縁に熱溶着性の合成
樹脂層を備える。また、前記したように、紙製容器胴の
最内層を防水性最内層として成形する時には、紙製帯状
体に熱溶着性合成樹脂フィルムをラミネートしたものを
用いるのが好ましい。
該帯状体は、連続した長尺のシート材を用い、これによ
り成形された管状体は、その後、所定の長さに切断され
る。
(作用) 本発明は、このように構成したので、帯状体の供給装置
により、帯状体をマンドレルに沿わせて連続供給し、こ
れを成形案内装置の管状体成形部材を通過させてマンド
レルに沿って曲げて管状体に成形すると共に帯状体の両
側縁を管状体成形部材の上縁間より突出させて合掌さ
せ、このように合掌突き合わされた両側縁を接合装置で
圧接加熱して両側縁の熱溶着性被膜を溶着して接合し、
接着剤塗布装置により、接合された両側縁の一側面に接
着剤を塗布すると共に圧接装置により接着剤が塗布され
た側を内面として成形された管状体に圧接して接着し完
成された管状体を成形する。
(実施例) 本発明の実施の一例を示す図面に従って更に詳説すれば
次の通りである。
第1図及び第2図は、本発明の実施装置を前記した紙製
容器胴に用いる積層して成る管状体のうち、最内層とし
て管状体を成形する例の概略図である。
Aは最内層を形成するための一側面に熱溶着性の防水合
成樹脂フィルムを備えた紙製帯状体aと共に容器胴を成
形するための3枚の帯状体b,c,dとを連続的に繰り出す
繰出装置、Bは繰り出された各帯状体a〜dを加熱して
均一に乾燥する予備加熱装置、Cは各帯状体a〜dをこ
れらの側縁が階段状となるように互に位置をずらして重
合するように位置決めする位置決め装置、Dは各帯状体
a〜dにホットメルト接着剤を塗布形成する接着剤塗布
装置、Eは各帯状体a〜dに塗布された接着剤を溶融状
態に保つための加熱手段を備えた加熱装置、Fは帯状体
aを管状体に成形する本発明実施の第1成形装置、Gは
第1成形装置Fで成形された帯状体aからなる管状体の
外側に前記3枚の帯状体b〜dにより管状体を成形する
第2成形装置、Hは成形された管状体全体を引き出す引
出装置、Iは引き出された管状体を適宜な長さに切断す
る切断装置である。
更に、本発明の実施装置である第1成形装置Fは、第3
図示の通りである。この第1成形装置Fに供給される帯
状体aは、第1図及び第2図示のように前記引出装置H
により第1成形装置Fに到達するまでその長手方向に張
力が加えられている。
該帯状体aは、紙材料からなり、その一側面全面に熱溶
着性の合成樹脂フィルムがラミネートされている。
1は該帯状体aが連続して供給される長手方向に沿って
且つ前記した熱溶着フィルムと対面させて帯状体aの両
側縁の中間位置に配設したマンドレル、2は帯状体aを
管状に成形案内する成形案内装置、3は成形案内装置2
で突き合わされ合掌した両側縁を接合する接合装置、4
は接合装置3で接合された前記両側縁にホットメルト接
着剤を塗布する接着剤塗布装置、5は接着剤を塗布され
た側を内面として両側縁を成形され管状体に折り曲げて
圧接して接着させる圧接装置である。
前記マンドレル1は、その断面形状を円形としその外周
長が帯状体aの両側縁の幅よりも短いものとした。
前記成形案内装置2は、第3図及び第4図示のように1
組の半筒形状の管状体成形部材6、7を備え、該成形部
材6、7をマンドレル1の両側から抱持させるようにす
る開閉手段8を備える。
該成形部材6、7は、互にその上縁9、10同士を、ま
た、下縁11、12同士を対設し、上縁9、10の間に間隙を
与えてマンドレル1に沿わせて成形される帯状体aの両
側縁を突出させるようにした。第5図示のように下縁1
1、12は互に凹凸縁に形成して、成形部材6、7とマン
ドレル1との間に供給される帯状体aが下縁11、12の間
に進入するのを防止した。
13は帯状体aをマンドレル1に沿わせるための案内縁で
ある。
前記開閉手段8は、第4図示のように平行な案内ロッド
14、15に摺動自在に設けた成形部材6、7の支持部材1
6、17をシリンダ18、19により離接自在とする。
20は成形部材6、7の上縁9、10の間隙に帯状体aの両
側縁を案内する案内板である。
前記接合装置3は、第3図及び第6図示のように前記成
形案内装置2で突き合わされ合掌された帯状体aの両側
縁の通過位置に対面させて設けたヒータ21、22と該ヒー
タ21、22を開閉する開閉手段23とを備える。
該開閉手段23は、第6図示のように断面L型のヒータ支
持部材24、25を対設し、それら垂直部にヒータ21、22を
設け、それらの屈折部で同一軸26に枢着し、水平部に連
結した1組のシリンダ27、28のより開閉するようにし
た。支持部材24の水平部を他方の支持部材25の水平部よ
り長くしてヒータ21の閉位置を基準としてヒータ22が閉
じるようにしてヒータ21、22の閉位置を規制した。
前記接着剤塗布装置4は、第3図及び第7図示のよう
に、接合装置3で溶着された帯状体aの両側縁の一側外
面に臨ませたホットメルト接着剤を吹きつける噴射ノズ
ル29からなり、該ノズル29は案内ロッド30に沿って位置
調整自在に設けた。
前記圧接装置5は、第3図及び第8図示のように接着剤
塗布装置4により接着剤が塗布された帯状体aの両側縁
の通過位置に昇降自在の圧接手段31と該圧接手段31を昇
降させる昇降手段32とからなる。
該圧接手段31は、マンドレル1の外周面に沿う底面を有
し、接着剤の固着を促進するために冷却媒体を流す構造
とした。
該昇降手段32は、圧接手段31の長手方向の中間位置にリ
ンク33を揺動自在に連結し、該リンク33の中間位置をシ
リンダ34に連結してなる。このように圧接手段31を揺動
自在にすることにより、折り曲げられた帯状体aの両側
縁に凹凸のしわなどが生じても支障がない。
次に前記実施装置の作動を説明する。
前記したように帯状体aは、成形された管状体を引き出
す引出装置Hで引き出されながら長手方向に張力を与え
られてマンドレル1に沿わせられながら連続して供給さ
れる。
そして、第3図示のように成形案内装置2の成形部材
6、7を開閉手段8により帯状体aを抱持させながら閉
位置にすると、帯状体aは成形部材6、7の案内縁13に
案内されてマンドレル1に沿う形状に成形されると共に
両側縁が成形部材6、7の上縁9、10の間隙に挿入され
て突出し突き合わせ合掌させられる。
次いで突き合わせられた両側縁は、開閉手段23で閉位置
にあるヒータ21、22の間隙を通過して両側縁内面にある
熱溶着フィルムが互に溶着して接合される。
更に接合された両側縁は、接着剤塗布装置4により一側
面に接着剤が塗布される。
次いで、昇降手段32により下降位置にある圧接手段31に
より接着剤が塗布された側を内面として折り曲げられて
成形された管状体の外面に接着させられる。
その後、前記した第2成形装置Gにより帯状体b〜dが
マンドレル1に沿って曲げられて帯状体aからなる管状
体の外側に多層の管状体に成形される。
(効果) 本発明によるときには、前記のことから明らかなよう
に、帯状体をマンドレルに沿った形状の管状体に連続し
て成形でき、そして、管状体に成形された帯状体の両側
縁を連続して接合すると共に前記管状体に接着して完全
な管状体に成形することを能率よく行なえる管状体の成
形装置を提供するの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は、本発明の実施の一例を示すもの
で、第1図は、本実施装置を容器胴の成形装置に用いた
装置全体の平面概略図、第2図は第1図の正面図、第3
図は本実施装置の正面図、第4図は第3図のIV−IV線断
面図、第5図は第4図の底面図、第6図は第3図のIV−
IV線断面図、第7図は第3図のVII−VII線断面図、第8
図は第3図のVIII−VIII線断面図、第9図は管状体の断
面図である。 1……マンドレル、2……成形案内装置 3……接合装置、4……接着剤塗布装置 5……圧接装置 a……帯状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 旻 埼玉県上尾市原市1528−4 (72)発明者 田村 道也 埼玉県岩槻市岩槻7353−6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一側面の一側縁に熱溶着性被膜
    を備えた可撓性材料からなりかつ長手方向に張力を与え
    て連続して供給される長尺帯状体の熱溶着性被膜側に対
    面しかつ両側縁の中間位置で該、帯状体の長手方向に沿
    って配設した外周長が帯状体の両側縁幅より短いマンド
    レルと、該マンドレルに沿わせて前記帯状体を曲げて筒
    状体に成形する際に案内する1組の半筒形状の管状体成
    形部材をマンドレルに対して開閉自在に設け、それらの
    下縁同士を帯状体の両側縁外面の中間位置で、それらの
    上縁同士をマンドレルに沿わせて曲げられた帯状体の両
    側縁外面近傍でそれぞれ対設する成形案内装置と、 該成形部材の上縁間から突出する帯状体の両側縁同士を
    圧接加熱して溶着する溶着装置と、 該接合された両側縁の一側外面に接着剤を塗布する接着
    剤塗布装置と、該接着剤が塗布された両側縁を、その塗
    布された側を内面として前記筒状体に接着させるために
    圧接する圧接装置とからなることを特徴とする管状体の
    成形装置。
JP6581387A 1987-03-14 1987-03-23 管状体の成形装置 Expired - Lifetime JPH0796263B2 (ja)

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