JPH0796075A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0796075A
JPH0796075A JP5242860A JP24286093A JPH0796075A JP H0796075 A JPH0796075 A JP H0796075A JP 5242860 A JP5242860 A JP 5242860A JP 24286093 A JP24286093 A JP 24286093A JP H0796075 A JPH0796075 A JP H0796075A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 表示状態が変化可能な可変表示部を複数有す
る可変表示装置を含み、予め定められた複数の当り組合
せ領域に含まれる複数の前記可変表示部の表示結果が予
め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合に所
定の遊技価値が付与可能となる遊技機に関する。 【構成】 複数の可変表示部2a〜2iのすべての表示
結果が導出表示される以前の段階において特定の表示態
様の組合せ条件を満たす表示結果が導出表示されるとい
うリーチ状態が成立する場合に、そのリーチ状態が成立
する当り組合せ領域内の複数の可変表示部2a〜2iの
一部または全部を通常とは異なる態様で表示するように
し、リーチ状態が成立したことを報知するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関する。詳しくは、表示状態が変化可能な可変表示部
を複数有する可変表示装置を含み、予め定められた複数
の当り組合せ領域に含まれる複数の前記可変表示部の表
示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せとなっ
た場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、表示状態が変化可
能な可変表示部を複数有する可変表示装置が設けられて
おり、その可変表示装置が有するある複数の可変表示部
の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せ
(たとえば777)となった場合に所定の遊技価値が付
与可能となるように構成されたものがあった。そして、
この従来の遊技機においては、前記複数の可変表示部の
表示結果が時期を異ならせて導出表示され、複数の可変
表示部の表示結果が次々導出表示されて特定の表示態様
の組合せ成立への期待感を段階的に高めることができる
ように構成されていた。
【0003】そして、前記複数の可変表示部のうちの一
部の表示結果が未だに導出表示されていない段階で既に
表示結果が導出表示されている可変表示部の表示結果が
前記特定の表示態様の組合せ条件を満たしている場合
に、未だに表示結果が導出表示されていない可変表示部
の表示結果次第では前記特定の表示態様の組合せが成立
するために、遊技者は特に前記特定の表示態様の組合せ
成立への期待を強く抱き、遊技者の興奮が特に高まった
状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、前記未だに表
示結果が導出表示されていない可変表示部の表示結果次
第で前記特定の表示態様の組合せが成立する場合には、
報知手段によりその旨を遊技者に報知して遊技者に確実
に認識させ、遊技者が見落すことがないようにする必要
がある。また、前記報知手段による報知は、遊技者によ
り印象的な報知を行なって遊技者の興奮をより一層増長
し得るような方法が望ましい。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、複数の可変表示部のうちの一
部の表示結果が未だに導出表示されていない段階で既に
表示結果が導出表示されている可変表示部の表示結果が
特定の表示態様の組合せ条件を満たす場合に、印象的に
その旨を遊技者に報知して遊技者に確実に認識させると
ともに遊技者の期待感をより一層増長し得るようにする
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示状態が変
化可能な可変表示部を複数有する可変表示装置を含み、
予め定められた複数の当り組合せ領域に含まれる複数の
前記可変表示部の表示結果が予め定められた特定の表示
態様の組合せとなった場合に所定の遊技価値が付与可能
となる遊技機であって、前記複数の可変表示部の表示結
果を時期を異ならせて導出表示させる可変表示制御手段
と、或る当り組合せ領域に含まれる複数の可変表示部の
すべての表示結果が導出表示される以前の段階におい
て、前記特定の表示態様の組合せ条件を満たす表示結果
が導出表示される場合に、該表示結果が導出表示される
前記当り組合せ領域の表示態様を通常時と異なる態様で
表示して前記特定の表示態様の組合せ条件を満たす旨を
報知する報知手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、可変表示制御手段の働きによ
り、複数の可変表示部の表示結果が時期を異ならせて導
出表示される。そして、或る当り組合せ領域に含まれる
複数の可変表示部のすべての表示結果が導出表示される
以前の段階において、前記特定の表示態様の組合せ条件
を満たす表示結果が導出表示される場合に、該表示結果
が導出表示される前記当り組み合わせ領域の表示態様を
通常時と異なる態様で表示して前記特定の表示態様の組
合せ条件を満たす旨が遊技者に報知される。
【0008】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、本実施例においては、遊技機
の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに
限らず、たとえば、コイン遊技機やスロットマシン等で
あってもよく、表示状態が変化可能な可変表示部を複数
有する可変表示装置を含み、その可変表示装置の複数の
可変表示部の表示結果が予め定められた特定の表示態様
の組合せとなった場合に所定の遊技価値が付与可能とな
る遊技機であればすべて対象となる。
【0009】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機の
遊技盤面を示す正面図である。パチンコ遊技機には、遊
技者が打球操作するための打球操作ハンドル(図示せ
ず)が設けられており、この打球操作ハンドルを遊技者
が操作することにより、パチンコ玉を1つずつ遊技盤1
2の前面に形成された遊技領域13内に打込むことがで
きる。この遊技領域13内には、図柄等からなる複数種
類の識別情報を可変表示して表示状態が変化可能な可変
表示装置1が設けられている。そして、遊技領域13内
に打込まれたパチンコ玉が始動入賞口4内に入賞すれ
ば、その始動入賞玉が始動入賞玉検出スイッチ4aによ
り検出されてその検出出力に基づいて、可変表示装置1
が可変開始された後停止制御される。その可変表示装置
1の停止時の表示結果が予め定められた特定の表示態様
(たとえば777)となれば、可変表示装置50の開閉
板5aが開成して打玉が入賞可能な遊技者にとって有利
な第1の状態となり大当り状態が発生する。
【0010】この可変入賞球装置50は、通常時は開閉
板5aが閉成して打玉が入賞不可能な遊技者にとって不
利な第2の状態となっているが、大当り状態が発生すれ
ばソレノイド8が励磁されて開閉板5aが開成して入賞
開口5が開放された第1の状態となる。この可変入賞球
装置50の第1の状態は、所定期間(たとえば30秒
間)の経過あるいは所定個数(たとえば10個)の打玉
の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することによ
り終了して第2の状態となる。その入賞開口5内に入賞
したパチンコ玉が特定入賞玉検出スイッチ6,入賞玉検
出スイッチ7により検出され、その検出個数が入賞個数
表示器9により表示される。また、第1の状態となって
いる可変入賞球装置50内に入賞したパチンコ玉が予め
定められた特定入賞領域(Vポケット)に入賞すれば、
その特定入賞玉が特定入賞玉検出スイッチ6により検出
され、その回の可変入賞球装置50の第1の状態が終了
するのを待って再度可変入賞球装置50を第1の状態に
駆動制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し
継続制御の上限回数はたとえば16回と定められてい
る。
【0011】前記可変表示装置1は、液晶表示装置2に
より構成されており、3行×3列の合計9個の可変表示
部2a〜2iを有している。そして、この9個の可変表
示部が一斉に可変開始した後、まず2つの可変表示部2
a,2bが停止し、次に4つの可変表示部2c〜2fが
停止し、次に2つの可変表示部2g,2hが停止し、最
後に真中の可変表示部2iが停止する。そして、横方向
における上段,中段,下段の3本の当りラインと縦方向
における左,中,右の3本の当りラインと斜め対角線上
に2本の当りラインとの合計8本の当りライン(当り組
合せ領域)が定められており、この8本の当りラインの
うちのある当りライン上で、予め定められた特定の表示
態様(たとえば777)となれば、大当り状態が発生す
る。さらに、この9個の可変表示部のすべてが後述する
フルーツ図柄となった場合にも大当り状態が発生する。
【0012】可変表示装置1が可変表示中に再度パチン
コ玉が始動入賞口4に入賞すれば、その始動入賞が記憶
されて可変表示装置1が可変停止した後再度可変開始で
きる状態になるのを待ってその始動入賞記憶に基づいて
可変表示装置1が再度可変開始される。この始動入賞記
憶の上限値はたとえば「4」に定められており、現時点
における始動入賞個数の記憶値が始動入賞個数表示器1
0により表示される。
【0013】遊技領域13内には、さらに通常入賞口3
a〜3eが設けられているとともに、各種の装飾ランプ
や装飾LED14,15,16が設けられている。遊技
領域13内に打込まれたパチンコ玉がいずれの入賞領域
や可変表示装置にも入賞しなかった場合にはアウト玉と
してアウト口11から回収される。
【0014】なお、可変表示装置1は、液晶表示装置を
用いたものに限らず、たとえばCRTや、ドットマトリ
ックスLED,エレクトロルミネッセンス,セグメント
LED,蛍光表示管等を用いたものであってもよい。さ
らに当りラインは8本に限らず、複数本であれば何本で
あってもよい。さらに、各可変表示部2a〜2iにより
たとえば全部で9試合のボクシングの試合を映像表示す
るものであってもよく、或る当りライン(当り組合せ領
域)の各可変表示部において遊技者側のボクサーが勝て
ば大当り状態となるように構成してもよい。すなわち、
各可変表示部の可変表示はスクロール表示や切換表示に
限らず、かつ表示結果が導出表示された後においても引
続き可変表示され続けるものであってもよい。
【0015】可変入賞球装置50の第2の状態は、打玉
が入賞可能ではあるが入賞困難なものであってもよい。
【0016】図2は、可変表示装置1の可変表示状態を
示す画面図である。(a)は、複数の可変表示部2a〜
2iが可変表示中である旨が示されている。そして、基
本時間が経過した段階で(b)に示すように2つの可変
表示部2a,2bが停止される。この段階で、右下がり
の斜め対角線上の当りライン上において777の特定の
識別情報の組合せが成立する表示条件が満たされている
いわゆるリーチ状態が成立している。この複数の可変表
示部2a〜2iにおいては、リーチ状態が成立しない通
常の状態においては、表示される図柄はたとえば白色等
で表示され、赤,青,緑以外の色で表示される。そし
て、リーチ状態が成立した場合には、そのリーチ状態が
成立している当りライン上(当り組合せ領域内)におけ
る図柄(2a,2i,2bの図柄)が(b)に示すによ
うに緑色で表示される。
【0017】(c)では、さらに可変表示部2c,2
d,2f,2eが停止した段階が示されている。この段
階では、左の縦の当りライン上において777の特定の
識別情報の組合せが成立する表示条件が満たされたリー
チ状態となっており、そのために、可変表示部2d,2
hの表示図柄が青色に表示される。そして、可変表示部
2aは、左の縦の当りライン上と右下がりの斜めの当り
ライン上との2つの当りライン上においてリーチ条件が
満たされているために、青色と緑色とに順次色が切換表
示される。
【0018】(d)は、さらに可変表示部2g,2hが
停止した段階が示されている。この段階では、左の縦の
当りライン上において777の特定の表示態様の組合せ
が成立しているとともに、右下がりの斜め対角線上の当
りライン上において777の特定の表示態様の組合せの
条件を満たすリーチが成立している。そのために、可変
表示部2d,2hの表示図柄を青色に表示するととも
に、可変表示2b,2iの表示図柄を緑色に表示する。
さらに、可変表示部2aの図柄を青と緑に順次切換表示
する。
【0019】そして、最後の可変表示部2iが停止した
状態が(e)に示されている。この状態では、右下がり
の斜め対角線上の当りライン上においては777の特定
の表示態様の組合せが成立しなかったために、可変表示
部2bの表示図柄が白色等の赤,青,緑以外の色で表示
される。また、左縦方向の当りライン上において777
の特定の表示態様の組合せが成立しているために、可変
表示部2a,2d,2hの表示図柄を青色に表示する。
【0020】なお、図2の可変表示部に示されている星
印マークは、外れ図柄であり、この星印マークが当りラ
イン上において3つ並んだところでかつすべての可変表
示部においてこの星印マークが表示されたところで大当
りが発生しない。ゆえに、この星印マークは遊技者に目
立たないようにズーム縮小した状態で可変表示されると
ともに停止表示され、その結果、このズーム縮小された
星印マークの前後の図柄が可変表示部の表示領域に一部
割込んだ状態で表示される。
【0021】図3は、可変表示装置1の表示状態を示す
画面図であり、図2とは異なった表示態様を示してい
る。(a)は、可変表示2a,2bが停止した状態が示
されており、この状態でリーチが成立している。
【0022】そして、(b)は、さらに可変表示部2
c,2d,2e,2fが停止した状態が示されており、
この状態では、左縦方向の当りラインと上段の横方向の
当りラインと右下がりの斜め対角線上の当りラインとに
おいてリーチが成立している。その結果、可変表示部2
c,2gの表示図柄が赤色に表示され、可変表示部2
d,2hの表示図柄が青色に表示され、可変表示部2
i,2bの表示図柄が緑色に表示される。さらに、可変
表示部2aはリーチが成立している3つの当りラインの
交差点に位置する図柄であるために、この交差図柄が、
赤色と青色と緑色とに順次切換表示される。
【0023】(c)は、さらに可変表示部2h,2gが
停止した状態が示されている。この状態では、上段横方
向の当りライン上において特定の表示態様の組合せが成
立しており、かつ、右下がりの斜めの当りライン上にお
いてリーチが成立している。ゆえに、可変表示部2c,
2gの表示図柄が赤色に表示され、可変表示部2b,2
iの表示図柄が緑色に表示され、可変表示部2aの表示
図柄が赤色と緑色とに交互に切換表示される。
【0024】(d)は、すべての可変表示2a〜2iが
停止した状態が示されており、この状態では、上段の横
方向の当りラインと右下がりの斜めの当りライン上にお
いてともに特定の表示態様の組合せが成立している。ゆ
えに、可変表示部2c,2gの表示図柄が赤色に表示さ
れ、可変表示部2i,2bの表示図柄が緑色に表示さ
れ、可変表示部2aの表示図柄が赤色と緑色とが順次交
互に切換表示される。
【0025】本実施例においては、特定の表示態様の組
合せは777に限らず、すべての可変表示部2a〜2i
の停止図柄がフルーツのマークからなるフルーツ図柄で
構成された場合にも大当りが発生する。(e)は、最後
に停止する可変表示部2iの停止図柄次第では、すべて
の可変表示2a〜2iにフルーツ図柄が停止表示される
というリーチ状態が示されている。この場合には、すべ
ての可変表示部2a〜2iの表示図柄が赤色,青色,緑
色に交互に切換表示される。
【0026】そして、最後の可変表示部2iが停止した
状態ですべての可変表示部にフルーツ図柄が表示されて
いる状態が(f)に示されている。この場合にも、すべ
ての可変表示部2a〜2iの表示図柄が赤,青,緑色に
交互に切換表示される。
【0027】なお、本実施例では、リーチが成立した場
合には、そのリーチが成立している当りライン上に位置
するすべての可変表示部の表示図柄を所定の色で表示す
るようにしたが、リーチが成立している当りライン上に
おける一部の表示図柄(たとえば既に停止表示されてい
る図柄のみあるいは未だに可変表示されている表示図柄
のみ)を所定の色で表示するようにしてもよい。
【0028】図4は、パチンコ遊技機に用いられる制御
回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制御回
路は、各種機器を制御するためのプログラムに従って遊
技制御を行なうための基本回路24と、始動入賞玉検出
スイッチ4aと特定入賞玉検出スイッチ6と入賞玉検出
スイッチ7とからの検出信号をメイン基本回路24に与
えるためのスイッチ回路22と、メイン基本回路22の
指令に従ってソレノイド8を駆動するソレノイド回路2
6と、メイン基本回路24から与えられるデータに従っ
て、大当りが発生した旨を示す大当り情報や可変表示装
置1の可変表示に利用された始動入賞玉の個数を表わす
有効始動情報をホストコンピュータであるホール用管理
コンピュータ等に対して出力する情報出力回路28と、
メイン基本回路24から与えられるデータに従って始動
記憶数表示器10とV表示LED17と入賞個数表示器
9と各種装飾用のランプやLED16とを駆動するため
のLED回路23とを含む。さらに、制御回路2は、基
本回路24からの可変表示制御指令信号に従って可変表
示装置1を構成する液晶表示装置2に対し可変表示制御
信号を与える液晶表示回路25が設けられている。ま
た、液晶表示装置2は、可変表示装置1により表示され
る図柄データ等を記憶しているROM35と、RAM3
6と、液晶表示装置2の表示制御を司るサブCPU34
とが設けられている。さらに、基本回路24には、制御
用プログラム等を記憶しているROM31と、そのプロ
グラムに従って制御動作を行なうためのCPU30と、
RAM32と、I/Oポート33さらにはクロック発生
回路(図示せず)とが設けられている。
【0029】メイン基本回路24には、電源投入時にメ
イン基本回路24をリセットするための初期リセット回
路19と、メイン基本回路24に対し定期的(たとえば
2msec毎)にリセットパルスを与えるための定期リ
セット回路20と、メイン基本回路24から与えられる
アドレス信号をデコードし、メイン基本回路24内に含
まれるROM31,RAM32,I/Oポート33等の
いずれか1つを選択するための信号を出力するためのア
ドレスデコード回路18と、メイン基本回路24から与
えられる音データに従ってスピーカ(図示せず)を駆動
し、効果音等を発生させるための音発生,増幅回路21
とが接続されている。さらに、パチンコ遊技機の制御回
路には、AC24Vの交流電源に接続され、複数種類の
直流の電圧を発生させる電源回路29が含まれている。
【0030】図5ないし図7は、図4に示した制御回路
の動作を説明するためのフローチャートである。
【0031】まずステップS(以下単にSという)1に
より、始動入賞があったか否かの判断がされ、ない場合
には可変表示装置の制御およびその表示結果に基づいた
大当り制御以外のその他の制御が行なわれる。一方、パ
チンコ玉が始動入賞口4に入賞すれば、S1によりYE
Sの判断がなされてS3に進み、外れ図柄用カウンタA
のカウント値が抽出される。この外れ図柄用カウンタA
は、0からカウントアップしてカウント上限値までカウ
ントアップし、それを超えると再度0からカウントアッ
プし直すカウンタであり、基本回路24のRAM32に
設けられ、CPU30により常時カウントアップしてい
る。次にS4により、当り外れ決定用カウンタBのカウ
ント値が抽出される。この当り外れ決定用カウンタB
は、大当りを発生させるか否かを事前決定するためのカ
ウンタであり、0からカウントアップしてその上限であ
る239までカウントアップし、それを超えると再度0
からカウントアップし直すものであり、基本回路24の
RAM32に設けられ、CPU30により常時カウント
アップされている。次にS5に進み、当り外れ決定用カ
ウンタBの抽出値が当りか否か(たとえば4であるか否
か)判定し、たとえば4であった場合にはS6により当
りフラグがセットされて大当りを発生させることが事前
決定される。当りでなかった場合にはS8に進む。
【0032】次にS7に進み、当り表示態様決定用カウ
ンタCのカウント値が抽出される。大当りが発生する特
定の表示態様は何種類か存在するのであり、その複数種
類の大当り表示態様のうちどの表示態様を可変表示装置
1に表示させるかをこの当り表示態様決定カウンタCの
カウント値に従って決めるのである。この当り表示態様
決定カウンタCも、0からカウントアップしてその上限
値までカウントアップし、その上限値を超えると再度0
からカウントアップし直すものであり、基本回路24の
RAM32に設けられ、CPU30により常時カウント
アップされている。
【0033】S8では、可変表示装置1の可変表示制御
が行なわれる。次にS9に進み、当りフラグがセットさ
れているか否かの判断がなされ、前記S6により当りフ
ラグがセットされている場合にはS10に進み、可変入
賞球装置50を第1の状態に駆動制御して大当り制御が
行なわれた後S11に進む。S11では、当りフラグが
クリアされ、S1に戻る。当りフラグがセットされてい
ない場合には直接S1に戻る。
【0034】図6,図7は、前記S8に示された可変表
示制御のサブルーチンプログラムを示すフローチャート
である。まずS12により、基本時間が経過したか否か
の判断がなされ、可変表示装置1が可変開始されてから
基本時間が経過していない場合にはそのままサブルーチ
ンプログラムが終了する。そして、基本時間が経過した
段階でS12によりYESの判断がなされ、S13以降
の停止制御が実行される。まずS13により、外れ図柄
用カウンタAや当り表示態様決定カウンタCの抽出値に
従って第1グループ図柄が停止制御される。この第1グ
ループ図柄とは、可変表示部2a,2bにより表示され
る図柄のことである。なお、当りフラグがセットされて
いない場合には外れ図柄用カウンタAの抽出値のみに基
づいて図柄停止制御が行なわれる。また、当りフラグが
セットされている場合には、当り表示態様決定カウンタ
Cの抽出値に従って、777が成立する当りラインが決
定され、その決定されたライン上の停止図柄が777と
なるように停止制御されるとともに、その決定された当
りライン上の停止図柄以外の停止図柄が外れ図柄用カウ
ンタAの抽出値に従って選択決定される。なお、前述し
たオールフルーツの停止図柄の場合には、当り表示態様
決定カウンタCの抽出値のみによってすべての停止図柄
が決定される。後述するS16,S19においても同様
である。
【0035】次にS14に進み、リーチが成立している
か否かの判断がなされ、成立していない場合にはそのま
まS15に進むが、成立している場合にはS25に進
む。S15で、停止待ち時間が経過したか否かの判断が
なされ、経過していない場合にはそのままサブルーチン
プログラムが終了する。そして、停止待ち時間すなわち
第1グループの図柄が停止されてから第2グループの図
柄を停止させるまでの待ち時間が経過すれば、S16に
進み、外れ図柄用カウンタAや当り表示態様決定カウン
タCの抽出値に従って第2グループ図柄を停止制御す
る。第2グループ図柄とは、可変表示部2c,2d,2
e,2fにより表示される図柄のことである。
【0036】次にS17に進み、リーチが成立している
か否かの判断がなされ、成立していなければS18に進
むが、成立している場合にはS25に進む。S18で
は、停止待ち時間が経過したか否かの判断がなされ、経
過した段階でS19に進み、外れ図柄用カウンタAや当
り表示態様決定カウンタCの抽出に従って第3グループ
の図柄停止制御が行なわれる。この第3グループの図柄
は、可変表示部2g,2hにより表示される図柄のこと
である。
【0037】そしてS20に進み、リーチが成立してい
るか否かの判断がなされ、成立していない場合にはS2
1に進むが成立している場合にはS23に進む。S21
では、停止待ち時間が経過したか否かの判断がなされ、
経過した段階でS22に進み、外れ図柄用カウンタAを
当り表示態様決定カウンタCの抽出値に従って第4グル
ープの図柄停止制御が行なわれる。この第4グループの
図柄とは、可変表示部2iより表示される図柄のことで
ある。
【0038】次に、図7のS23では、オールフルーツ
リーチが成立しているか否かの判断がなされる。このオ
ールフルーツリーチとは、図3の(e)に示したリーチ
状態のことである。そしてオールフルーツリーチが成立
している場合にはS24に進み、すべての図柄を赤,
青,緑に交互切換表示する制御がなされる。次にS25
に進み、リーチ成立ラインが複数本交差した図柄がある
か否かの判断がなされる。図2の(c)や図3の(b)
に示すように、リーチ成立ラインが複数本あり、そのリ
ーチ成立ラインが交差している場合には、S25により
YESの判断がなされてS27に進むが、交差していな
い場合にはS26に進む。そして、横方向のリーチ成立
ライン上の図柄を赤色に表示し、縦方向のリーチ成立ラ
イン上の図柄を青色に表示し、斜め方向のリーチ成立ラ
イン上の図柄を緑色に表示する制御がなされた後、S1
5,S18,S21のいずれかのステップに復帰する。
すなわち、S14よりYESの判断がなされた結果S2
3以降の処理がなされた場合にはS15に復帰し、S1
7によりYESの判断がなされた結果S23以降の処理
がなされた場合にはS18に復帰し、S20によりYE
Sの判断がなされた結果S23以降の処理がなされた場
合にはS21に復帰する。
【0039】一方、リーチ成立ラインが複数本あり、そ
の複数本のラインが交差している場合にはS27に進
み、交差ラインの種類を判別する。その結果、縦方向と
横方向との当りラインが交差している場合にはS28に
進み、その交差点上の図柄すなわち交差図柄を青と赤に
交互に順次切換表示する制御が行なわれる。交差ライン
が縦方向と斜め方向との当りラインである場合には交差
図柄を青と緑に交互に順次切換表示する。交差ラインが
横方向と斜め方向との当りラインである場合には交差図
柄を赤と緑に交互に順次切換表示する。交差ラインが縦
方向と横方向と斜め方向との3つである場合にはその交
差図柄を赤,青,緑に交互に順次に切換表示する。そし
て、S32に進み、交差図柄以外のリーチ成立ライン上
の図柄を、それぞれ定められた色(S26参照)に表示
制御する。前記S3〜S7,S12〜S32により、前
記複数の可変表示部の表示結果を時期を異ならせて導出
表示させる可変表示制御手段が構成されている。また、
前記S23〜S32により、或る当り組合せ領域に含ま
れる複数の可変表示部のすべての表示結果が導出表示さ
れる以前の段階において、前記特定の表示態様の組合せ
条件を満たす表示結果が導出表示される場合に、該表示
結果が導出表示される前記当り組合せ領域の表示態様を
通常時と異なる態様で表示して前記特定の表示態様の組
合せ条件を満たす旨を報知する報知手段が構成されてい
る。
【0040】図8は、可変表示装置1の各可変表示部2
a〜2iの他の例を示す画面図である。複数の可変表示
部2a〜2iの可変停止時の表示結果が、たとえば,
,,の所定の当り組合せ領域のうちのいずれかの
領域内の可変表示部において特定の表示態様の組合せと
なれば、大当り状態となるように制御してもよい。たと
えば、に示す領域内の4つの可変表示部2a,2d,
2i,2cの可変停止時の表示結果が、すべて「7」と
なれば、大当りを発生させる。この場合において、第1
グループの可変表示部2a,2b、第2グループの可変
表示部2c,2d,2e,2f、第3グループの可変表
示部2g,2h、第4グループの可変表示部2iの順で
可変表示部が停止制御されて第4グループの可変表示部
2iがまだ可変表示している段階でいずれかの領域内に
おいて特定の表示態様の組合せが成立する条件を満たし
た表示態様となっていればリーチ状態が成立して、前述
した所定の色で図柄表示する等のリーチ制御が行なわれ
る。また、特定の表示態様の組合せを「7」のゾロ目以
外のある奇数のゾロ目にしてもよい。さらに四隅の可変
表示部2a,2b,2g,2hに特定の表示態様の組合
せが揃った場合に大当りを発生させてもよい。また、前
述した実施例に示した横方向3本と縦方向3本と斜め対
角線上に2本との合計8本の当りラインとこの図8に示
した〜の4つのブロック領域とのいずれかで特定の
識別情報の組合せが成立した場合に大当りが発生するよ
うにしてもよい。その場合に、直線の当りライン上で成
立した大当りと4つのブロック領域内に成立した大当り
の場合とで、付与される価値の大きさを異ならせてもよ
い。
【0041】図9は、さらに他の例を示す可変表示装置
1の画面図である。図9に示す〜の4つの当り組合
せ領域内の複数の可変表示部の表示結果が特定の表示態
様の組合せ(たとえば7が3つ揃った状態)になれば、
大当りを発生させる。たとえば、の領域内にある3つ
の可変表示部2a,2d,2cの可変停止時の表示結果
がすべて7になれば大当りを発生させる。この場合は、
複数の可変表示部2a〜2iが停止時期を異ならせて停
止制御され、それぞれの領域〜内の3つの可変表示
部のうちのたとえば2つの可変表示部が停止した段階で
前記特定の表示態様の組合せが成立する条件を満たした
表示結果となっている場合には、リーチ状態となり、前
述した図柄を所定の色で表示する等のリーチ制御を行な
う。
【0042】図10は、さらに他の例を示す可変表示装
置の画面図である。〜に示す屈曲した当りライン上
に位置する可変表示部からなる当り組合せ領域におい
て、特定の表示態様の組合せ(たとえば777)が成立
すれば大当りを発生させる。この場合においても、複数
の可変表示部2a〜2iが停止時期を異ならせて停止制
御されている段階で、〜の当りライン上における3
つの可変表示部のうち2つが停止した段階で前記特定の
表示態様の組合せが成立する条件を満たした表示結果と
なっている場合には、リーチ状態が成立して、前述した
図柄を所定の色で表示させる等のリーチ制御を行なう。
なお、たとえば2cと2eの可変表示部に特別な図柄が
揃えば大当りにするように構成してもよい。また、図
2,図3と図9、あるいは図2,図3と図10とを複合
したもので大当りを発生させてもよい。
【0043】図11は、さらに他の例を示す可変表示装
置の表示状態を示す画面図である。複数の可変表示部1
00a〜100fが図示するように三角形状に配設され
ており、複数の可変表示部100a〜100fが可変停
止した段階で、(a),(b)または(c)に示すよう
に、三角形のある一辺に相当する位置に配設された3つ
の可変表示部の表示結果が特定の表示態様の組合せ(た
とえば777)となった場合に、大当りを発生させる。
この実施例における複数の可変表示部100a〜100
fの停止順序は、まず3つの可変表示部100a,10
0b,100cが停止制御され、次に2つの可変表示部
100d,100eが停止制御され、最後の可変表示部
100fが停止制御される。さらに、(d),(e),
(f)あるいは(g)に示すように、三角形状に配設さ
れている3つの可変表示部の可変停止時の表示結果が特
定の表示態様の組合せ(たとえば777)になった場合
にも、大当りを発生させる。さらに、(h)に示すよう
に、複数の可変表示部100a〜100fのうちの三角
形のコーナー部分の可変表示部100a,100b,1
00cの表示結果が特定の表示態様の組合せ(たとえば
3つとも7)となった場合に大当りを発生させる。さら
に、この図11に示す実施例の場合に、複数の可変表示
部100a〜100fの停止制御の際に、(a)〜
(h)に示す3つの可変表示部のうちの2つの可変表示
部が停止された段階で前記特定の表示態様の組合せ(7
77)が成立する条件を満たした表示結果となっている
場合(たとえば77)、リーチ状態が発生して前述した
表示図柄を所定の色で表示する等のリーチ制御が行なわ
れる。さらに、(d)〜(h)に示した3つの可変表示
部の表示結果が特定の表示態様の組合せとなった場合に
のみ大当りを発生させるようにしてもよい。
【0044】図12は、さらに他の例を示す可変表示装
置の画面図である。可変表示装置の可変表示部5には、
図11に示したように6個の可変表示部100a〜10
0fが三角形状に配設されている。さらに、可変表示部
5の左右両側の上部には、キャラクタを表示するための
キャラクタ表示部100g,100hが設けられてい
る。そして、図11に示したように、3つの可変表示部
が特定の識別情報の組合せ(たとえば777)となった
場合に加えて、すべての可変表示部100a〜100f
の可変停止時の表示結果がすべて同一の図柄(たとえば
F)となった場合に、大当り状態が発生する。キャラク
タ表示部100g,100hには、リーチ時等にモンス
ターとそのモンスターを退治する勇者とが戦う場面を表
示して大当り前の予告をし、大当りが発生すれば勇者が
モンスターを倒す表示となるように表示制御する。な
お、キャラクタとは、画像表示に登場する人物,動物あ
るいはUFO等の物を表わす図柄をいう。また、キャラ
クタ表示部100g,100hにより、前述した可変入
賞球装置50の第1の状態の繰返し継続回数や可変入賞
球装置50への入賞玉個数を表示してもよい。この図1
2に示す実施例においても、各可変表示部100a〜1
00fは、停止時期を異ならせて停止制御され、リーチ
状態が成立した場合には前述した表示図柄を所定の色で
表示する等のリーチ制御が行なわれる。
【0045】図13は、さらに他の例を示す可変表示装
置の画面図である。この図13においては、中央の可変
表示部110gのまわりに6個の可変表示部110a〜
110fが配設されており、可変表示部110aから左
回りに順次可変停止して最後に可変表示部110gが停
止する。そして、図示するように、110a〜110g
の7つの可変表示部のうちのどの可変表示部でもよいか
らたとえば4つの可変表示部110a,100b,10
0d,100eにおいて予め定められた特定の識別情報
の組合せ(たとえば7777)が表示されれば、大当り
が発生する。また、この7つの可変表示部110a〜1
10gのうち、互いに隣接し合う3つの可変表示部(た
とえば110a,110f,110g)により特定の識
別情報の組合せ(たとえば777)が表示されれば、大
当りを発生させてもよい。また、リーチ状態成立時に
は、前述した表示図柄を所定の色で表示する等のリーチ
制御が行なわれる。また、大当りの発生条件である図柄
が揃った可変表示部の数に関しては、前述した4つ,3
つに限定されるものではない。
【0046】次に、リーチ成立時の報知に関する別実施
例を以下に説明する。 (1) リーチ成立時に、各可変表示部で表示される図
柄を所定の色で表示するのに代えて、またそれに加え
て、各可変表示部の背景を所定の色で表示させる。その
場合には、前記S24,S26,S28〜S32の「図
柄」の文字を、「背景」に修正することにより、また、
「図柄および背景」に修正することにより達成できる。
【0047】(2) リーチ成立時においては、表示図
柄を所定の色で表示させることに代えてまたはそれに加
えて、表示図柄を点滅させるようにしてもよい。
【0048】(3) リーチ成立時に表示図柄を所定の
色で表示するのに代えてまたはそれに加えて、その表示
図柄の形状を変形させるようにしてもよい。たとえば、
表示図柄を拡大したりまたは縮小したりあるいは拡大と
縮小を交互に繰返すようにしたり、さらには、上下ある
いは左右あるいは斜めに伸縮するようにしてもよい。ま
た、上下あるいは左右あるいは斜め方向に図柄が往復移
動すなわち振動するようにしてもよい。図柄を伸縮ある
いは振動させる場合には、たとえば、縦方向の当りライ
ン上にリーチが成立した場合には縦方向に伸縮したりあ
るいは振動させたりし、横方向にリーチが成立した場合
には、横方向に伸縮あるいは振動させて、斜め方向にリ
ーチが成立した場合には斜め方向に伸縮あるいは振動さ
せる。さらに、複数のリーチラインが交差する交差図柄
がある場合には、その交差図柄を、リーチが成立してい
る複数の方向に交互に伸縮させたり振動させたりする。
【0049】(4) 前述した(1)〜(3)ならびに
図2,図3に示したリーチ報知に加えて、リーチが成立
した可変表示部を枠で囲んだりあるいは線で結んだりし
てリーチ報知を行なうようにしてもよい。さらには、前
記(1)〜(3)のリーチ報知のうち、2つ以上のもの
を組合せてリーチ報知を行なうようにしてもよい。
【0050】(5) 前述した実施例では、斜め対角線
上の2本の当りライン上においてリーチが成立すれば、
その2本のリーチライン上の可変表示部の表示図柄をと
もに緑色に表示するようにしたが、斜め右下がりのリー
チライン上の可変表示部と斜め右上がりのリーチライン
上の可変表示部との表示図柄をそれぞれ異なる色(たと
えば濃い緑と薄い緑)で区別して表示することによりリ
ーチ報知を行なうようにしてもよい。
【0051】(6) 前述した実施例においては、リー
チが成立した後においてリーチが成立した旨を報知する
ようにしたが、前述した外れ図柄用カウンタAの抽出値
や当り表示態様決定カウンタCの抽出値に従ってリーチ
が成立するか否かが事前に判別可能であるために、リー
チが成立することが事前に判別された場合には可変表示
装置1によりリーチ状態が表示される以前の段階からリ
ーチが表示される旨を予告報知するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、或る当り組合せ領域に
含まれる複数の可変表示部のすべての表示結果が導出表
示される以前の段階において、特定の表示態様の組合せ
条件を満たす表示結果が導出表示される場合には、その
旨が報知手段により報知されて遊技者に確実に認識させ
ることができる。しかも、報知手段による報知は、特定
の表示態様の組合せ条件を満たす表示結果が導出表示さ
れる当り組合せ領域の表示態様自体を通常時とは異なる
態様で表示することにより行なわれるために、可変表示
部の表示状態という遊技者が注目している対象物自体の
態様が変化することにより、遊技者により印象的に報知
することができ、遊技者の興奮を効果的に盛上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機の
遊技盤面を示す正面図である。
【図2】可変表示装置の表示状態を示す画面図である。
【図3】可変表示装置の表示状態を示す画面図である。
【図4】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示した制御回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】図4に示した制御回路の動作を説明するための
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
【図7】図4に示した制御回路の動作を説明するための
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
【図8】他の例における可変表示装置の表示状態を示す
画面図である。
【図9】さらに他の例における可変表示装置の表示状態
を示す画面図である。
【図10】さらに他の例における1可変表示装置の表示
状態を示す画面図である。
【図11】さらに他の例における可変表示装置の表示状
態を示す画面図である。
【図12】さらに他の例における可変表示装置の表示状
態を示す画面図である。
【図13】さらに他の例における可変表示装置の表示状
態を示す画面図である。
【符号の説明】
13は遊技領域、1は可変表示装置、2a〜2iは可変
表示部、50は可変入賞球装置、24は基本回路、25
は液晶表示回路、2は液晶表示装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な可変表示部を複数
    有する可変表示装置を含み、予め定められた複数の当り
    組合せ領域に含まれる複数の前記可変表示部の表示結果
    が予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合
    に所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、 前記複数の可変表示部の表示結果を時期を異ならせて導
    出表示させる可変表示制御手段と、 或る当り組合せ領域に含まれる複数の可変表示部のすべ
    ての表示結果が導出表示される以前の段階において、前
    記特定の表示態様の組合せ条件を満たす表示結果が導出
    表示される場合に、該表示結果が導出表示される前記当
    り組合せ領域の表示態様を通常時と異なる態様で表示し
    て前記特定の表示態様の組合せ条件を満たす旨を報知す
    る報知手段とを含むことを特徴とする、遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09164250A (ja) * 1995-12-13 1997-06-24 Konami Co Ltd 遊技機用制御装置、遊技機および遊技機制御用記憶媒体
JP2002346102A (ja) * 2001-05-25 2002-12-03 Aruze Corp 遊技機、遊技機の画面画像表示方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びサーバ
JP2006289147A (ja) * 2006-08-04 2006-10-26 Takeya Co Ltd パチンコ機
US8550906B2 (en) 2002-11-27 2013-10-08 Konami Gaming Incorporated Game machine and game program

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