JPH0796007B2 - 電子式内視鏡装置 - Google Patents

電子式内視鏡装置

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JPH0796007B2
JPH0796007B2 JP63001844A JP184488A JPH0796007B2 JP H0796007 B2 JPH0796007 B2 JP H0796007B2 JP 63001844 A JP63001844 A JP 63001844A JP 184488 A JP184488 A JP 184488A JP H0796007 B2 JPH0796007 B2 JP H0796007B2
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克義 笹川
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は拡大又は縮小機能の後段側に輪郭強調手段を備
えた電子式内視鏡装置に関する。
[従来の技術] 最近、リレー光学系を備えた光学式の内視鏡に代わり、
固体撮像素子を撮像手段に用いた電子式の内視鏡が実用
された。
上記電子式の内視鏡では輪郭強調等により画像を鮮明化
する等できる。
例えば、上記輪郭強調手段を備えた従来例として、例え
ば本出願人によって提案された特開昭61−94644号公報
があり、この構成を第10図に示す。
この従来例の内視鏡装置は内視鏡本体10、ビデオプロセ
ッサ12、RGB/NTSCモニタ14、NTSCモニタ16、RFモニタ1
8、記録/再生装置20、光源ユニット22、レーザ装置24
からなる。内視鏡本体10の先端には体腔内または空胴内
を撮像する固体撮像素子(例えばCCD)30が設けられ、
固体撮像素子30の出力がプリアンプ32を介して二相の信
号としてビデオプロセッサ12に供給される。内視鏡本体
10内にはライトガイド36、レーザプローブ38も設けられ
る。レーザプローブ38は例えば鉗子チャンネル内に挿入
され、レーザ装置24からのレーザ光を内視鏡本体の先端
まで導き、対象部にレーザ光を照射する。ライトガイド
36は光源ユニット22からの照明光を先端まで導く光ファ
イバ束からなり、体腔内またな空胴内を照明する。内視
鏡先端は細いので、固体撮像素子30は受光部のみからな
り、シャッタとして機能する遮光蓄積部は有さない。シ
ャンタ機能は後述するように光源ユニット22内に設けら
れる。
プリアンプ32からビデオプロセッサ12に供給された画像
信号は、まず、CMRアンプ40に入力される。CMRアンプ40
の出力信号がサンプル/ホールド回路42、ローパスフィ
ルタ44、帯域補正回路46、AGC回路48、γ補正回路50、A
/D変換器52、セレクタ54を介してフレームメモリ56に供
給される。ローパスフィルタ44、帯域補正回路46は画像
信号をスムージングする。フレームメモリ56はR,G,B画
像用の三つのフレームメモリ56−1,56−2,56−3からな
り、セレクタ54も三出力端子を有し、それぞれがR用,G
用,B用フレームメモリ56−1,56−2,56−3に接続され
る。
フレームメモリ56の出力がセレクタ58を介して1Hメモリ
60に供給される。1Hメモリ60は各色成分毎に二つに設け
られ、セレクタ58の作用により1水平走査線毎に交互に
書込まれ、書込まれていない方から読出される。すなわ
ち、フレームメモリ56−1,56−2,56−3の出力が、それ
ぞれセレクタ58−1,58−2,58−3に供給される。セレク
タ58−1,58−2,58−3は、それぞれ二出力端子を有し、
セレクタ58−1の出力が1Hメモリ60−1,60−2に、セレ
クタ58−2の出力が1Hメモリ60−3,60−4に、セレクタ
58−3の出力が1Hメモリ60−5,60−6に接続される。1H
メモリ60−1,60−2の出力がセレクタ62−1を介してD/
A変換器64−1に、1Hメモリ60−3,60−4の出力がセレ
クタ62−2を介してD/A変換器64−2に、1Hメモリ60−
5,60−6の出力がセレクタ62−3を介してD/A変換器64
−3に供給される。D/A変換器64−1,64−2,64−3の出
力が、それぞれローパスフィルタ66−1,66−2,66−3を
介して帯域補正回路68−1,68−2,68−3に供給される。
帯域補正回路68−1,68−3の出力が乗算器70−1,70−3
に供給され、ホワイトバランス調整用信号WB−1,WB−3
と乗算され、ホワイトバランスが調整される。乗算器70
−1,帯域補正回路68−2,乗算器70−3の出力がスイッチ
72を介してRGB/NTSCモニタ14のRGB入力端子に供給され
る。
また、乗算器70−1、帯域補正回路68−2、乗算器70−
3の出力はNTSCデコーダ74にも供給される。NTSCデコー
ダ74の出力がセレクタ76の第一入力端子、記録/再生装
置20の入力端子に供給される。記録/再生装置20からの
再生信号が帯域補正回路80を介してセレクタ76の第二入
力端子に供給される。セレクタ76から出力されるNTSC信
号がスイッチ72を介しえRGB/NTSCモニタ14のNTSC入力端
子に供給され、NTSCモニタ16のNTSC入力端子に直接に供
給されるとともに、RFモジュレータ78を介してRFモニタ
18にも供給される。
帯域補正回路46の出力は分圧器85にも供給される。分圧
器85は自動調光の際のR,G,B画像毎の基準信号を発生す
る。この基準信号はG,R,Bの順に小さくなる。これは、
画像信号の輝度成分がこの順に小さくなっているからで
ある。
分圧器85の各分圧点がセレクタ86の各入力端に接続さ
れ、セレクタ86の出力信号がローパスフィルタ88、比較
増幅器90を介して光源ユニット22に自動調光信号として
供給される。
ビデオプロセッサ12内には固体撮像素子30の駆動のため
のクロックパルスを発生するSIDドライバ91も設けられ
る。ビデオプロセッサ14内の各回路はタイミングジェネ
レータ82,84によりタイミング制御される。タイミング
ジェネレータ82はレーザ照射を制御する操作スイッチ83
からの信号が入力される。タイミングジェネレータ82の
出力がサンプル/ホールド回路42、セレクタ54、フレー
ムメモリ56、セレクタ86、SIDドライ91に供給される。
タイミングジェネレータ84の出力がフレームメモリ56、
セレクタ58、1Hメモリ60、セレクタ62、NTSCデコーダ74
に供給される。なお、フレームメモリ56への書込み速度
と、フレームメモリ56からの読出し速度とは異なってい
て、タイミングジェネレータ82によりフレームメモリ56
への書込みが制御され、タイミングジェネレータ84によ
りフレームメモリ56からの読出しが制御される。また、
セレクタ54とセレクタ86は同期して制御され、一方がR
を選択しているときは他方もRを選択するように制御さ
れる。また、セレクタ58とセレクタ62は互いに別の1Hメ
モリを選択するように制御される。
光源ユニット22はライトガイド36に照明光の入射させる
ランプ92を有する。ランプ92からの照明光は絞り板94、
光学系96、回転フィルタ98を介してライトガイド36に入
射される。絞り板94は多数の穴を有する所定の厚みを有
する板であり、ガルバノモータ100により回転され、光
軸に体する角度が可変されることにより、穴の厚みで通
過光量を絞る。ガルバノモータ100は比較増幅器90から
の自動調光信号により駆動される。前述したように、自
動調光信号はG,R,Bの順に小さくなっているので、絞り
込む量もG,R,Bの順に小さくなり、各色の輝度信号のレ
ベルが均一になる。回転フィルタ98はシャッタ機能およ
び照明光をR,G,Bに着色する機能を有する。回転フィル
タ98は、同心円環上にR,G,Bのカラーフィルタが非連続
的に配設された円板からなる。各カラーフィルタの間の
非連続部は、固体撮像素子30からの信号読出しのために
固体撮像素子30への光を遮光するシャッタとして働く。
各カラーフィルタの回転方向における最後部の外側には
リードパルス発生用の透孔が設けられ、Rフィルタの透
孔の外側にはスタートパルス発生用の透孔が設けられ
る。
上記回転フィルタ98はステップモータ102により回転さ
れる。ステップモータ102はサーボ回路104により一定速
度で回転するように制御される。回転フィルタ98の縁部
には発光素子と光検出器からなり透光を介した光を受光
することによりリードパルス、スタートパルスを発生す
る光検出器106が設けられる。
上記光検出器106から出力されるスタートパルス、リー
ドパルスが、それぞれアンプ108,110を介してビデオプ
ロセッサ12内のタイミングジェネレータ82に供給され
る。
レーザ装置42は共振ミラー118−1,118−2に挾まれたYA
Gレーザ116を有し、YAGレーザ116はランプ制御回路&電
源112により制御される励起ランプ114により励起され
る。YAGレーザ116と共振ミラー118−1の間の光路はソ
レノイド122に接続されたシャッタ板120により選択点に
遮断/開放される。これにより、YAGレーザ116からレー
ザプローブ38にパルス的にレーザ光が入射される。ソレ
ノイド122のオン/オフはビデオプロセッサ12内のタイ
ミングジェネレータ82により制御される。
上記従来例では、固体撮像素子30からの順次読出される
R,G,B映像信号を同時化する為のメモリ機能の前段に垂
直輪郭強調を行う帯域補正回路46が設けられ、且つメモ
リ機能の後段に水平輪郭強調を行う帯域補正回路68−1,
68−2,68−3が設けてある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記構成の従来例において、メモリ部に垂直及び水平の
画像拡大機能を設けた場合、垂直輪郭強調用帯域補正回
路46で1H毎の輪郭強調を行ったにもかかわらず、画像の
垂直方向への拡大作用により、ある任意の1Hラインの有
する強調量が減少したり、逆に本来強調のかからない1H
ラインが強調量を有することになり、最終的に表示され
る画像が大変不自然な画像になる欠点がある。
この内容を第11図に基づいて補足説明すると、上記第10
図に示す従来例によって、第11図に示す50%白の被写体
151をスコープ10の先端に内蔵したCCD30で写すと、CCD3
0からの出力映像信号をTVモニタ14にて表示した場合の
画像を第12図(a)に示す。また、この画像の1フィー
ルドにおけるG映像信号を第12図(b)及び第13図
(a)に示す。
また、第13図(b)には、同図(a)の信号に対し、1H
毎の垂直輪郭補正後のTVモニタ14への入力映像信号を示
す。
ここで1H毎の垂直輪郭補正は、第14図に示す様な構成で
行うものとする。
つまり、入力信号VINは、1Hディレイライン152で1Hデ
ィレイすると共に、−1/2倍にする係数器(又は乗算
器)153を通した後、加算器154に入力される。上記1Hデ
ィレイライン152を通した信号は、さらに1Hディレイラ
イン155を通すと共に、2倍にする係数器156を通して加
算器154に入力される。この1Hディレイライン155を通し
た信号は、さらに−1/2倍にする係数器157を通して加算
器154で加算され、エッジが強調された出力信号VOUTと
して出力される。
今第10図における主要部を第15図に簡略化して示す。こ
こで、プリプロセス部を160で表わしている。また、第1
0図におけるメモリ部分をメモリ部161として表わし、こ
のメモリ部161に垂直及び水平の画像拡大手段161−i及
び262−i(ここでi=1,2,3)を設けた場合、第12図
(a)の映像信号における画像拡大された映像をTVモニ
タ14にて表示すると、第12図(a)における点線で示す
画像164が得られる。次に、垂直輪郭補正後の映像信号
(これは第13図(b)となる)に対し、画像拡大を行な
った場合の1フィールドの映像信号を第13図(c)に示
す。
ここで、画像拡大の方法は、次表のような乗算係数にて
行なうものとする。
つまり、第13図(b)における映像信号の各部x,y,z,
θ,…に対し、次のような演算により拡大された映像信
号の各部a,b,c,d,…を得る。但し、上記x,y,z,θ,…の
レベルをX,Y,Z,Σ,…で表わす。同様にa,b,c,d,…に対
してもそのレベルをA,B,C,D,…で表わす。
上記X,Y,Z,ΣをX=−0.25,Y=0.75,Z=0.5,Σ=0.5と
すると、 A=X×12/12+Y×0=−0.25 B=X×2/12+Y×10/12=0.5833 C=Y×4/12+Z×8/12=0.5833 D=Z×6/12+Σ×6/12=0.5 となり、第13図(c)に示すような波形になる。
第13図(c)からも明らかなように、本来強調されるべ
きbのラインの強調量が減少し(0.75→0.5833)、また
強調されるべきでないcのラインが強調量を有する結果
となり、最終的な画像としては大変不自然な画像にな
る。
又、図示しないが、垂直と水平の輪郭強調手段を画像拡
大手段の前に配置した構成であっても全く同様の不具合
が生じる。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、画像
の拡大等の信号処理を行う場合でも不自然とならない輪
郭強調を行うことのできる電子式内視鏡装置を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明では、画像の拡大ないしは縮小等、表示される画
像サイズを変える信号処理部の後段側にのみ輪郭強調手
段を配置することにより、拡大等を行った場合でも不自
然になることなく輪郭強調を行えるようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の電子式内視鏡装置の構成図、第2図は
水平輪郭強調回路の構成図、第3図は第1実施例の動作
説明図である。
第1図に示すように第1実施例の電子式内視鏡装置201
は、電子内視鏡202と、この電子内視鏡202に対する信号
処理を行う信号処理装置203と、前記電子内視鏡202に照
明光を供給する光源装置204と、前記信号処理装置203か
ら出力される映像信号をカラー表示するカラーモニタ20
5とから構成される。
上記電子内視鏡202は、細長の挿入部を有し、この挿入
部内にはライトガイド206が挿通され、このライトガイ
ド206はさらに操作部から延出されたライトガイドケー
ブル内を挿通され、その入射端を光源装置204に接続で
きるようにしてある。
上記光源装置204は、光源ランプ207の白色光が、モータ
208で回動駆動される回転カラーフィルタ209を通すこと
により、この回転カラーフィルタ209を形成する色透過
フイルタにより例えば赤,緑,青の照明光にされ、コン
デンサレンズ211により集光されてライトガイド206の入
射端面に照射される。この入射端面に照射された照明光
は伝送され、出射端面から被写体212側に向けて出射さ
れる。しかして、照明された被写体は、挿入部の先端に
取付けた対物レンズ213によりその焦点面に配置したCCD
214に結像され、光電変換される。しかして、信号処理
回路203内のドライバ215から出力されるドライブ信号に
より、CCD214から読出され、プリアンプ216で増幅さ
れ、信号ケーブルを経て信号処理装置203内のプリプロ
セス部217に入力される。このプリプロセス部217は、同
相成分ノイズを抑圧するCMRアンプ218、サンプルホール
ド回路219、LPF回路221、AGC回路222、γ−補正回路22
3、A/Dコンバータ224とから構成される。このA/Dコンバ
ータ224の出力はメモリ部225に入力される。
上記メモリ部225はセレクタ226と、このセレクタ226で
順次選択されるR用,G用,B用フレームメモリ227−1,227
−2,227−3と、R用,G用,B用垂直画像拡大手段228−1,
228−2,228−3と、R用,G用,B用水平画像拡大手段229
−1,229−2,229−3とからなる。
上記R用,G用,B用水平画像拡大手段229−1,229−2,229
−3の各出力はそれぞれD/Aコンバータ231−i,LPF回路2
32−i,垂直輪郭強調回路234−i,水平輪郭強調回路235−
i(ここでi=1,2,3)を経てTVカラーモニタ205に入力
され、モニタ画面上に被写体像がカラー表示される。
上記第1実施例では、メモリ部225にメモリ拡大手段を
設け、このメモリ拡大手段の後段側に垂直輪郭強調回路
234−i及び水平輪郭強調回路235−iとを設けたことが
特徴となっている。
ところで、上記垂直輪郭強調回路234−iの構成は第14
図に示すものと同様のものを用いることができる。
また、水平輪郭強調回路235−iとしては、例えば第2
図に示す構成のものを用いることができる。入力信号V
INは、200〜250nSの遅延量のディレイライン242で遅延
されると共に、−1/2倍にする係数器243を通して3入力
の加算器244に入力される。上記ディレイライン242を通
した信号は、さらに200〜250nSの遅延量のディレイライ
ン245を通して遅延されると共に、2倍にする係数器246
を通して加算器244に入力される。このディレイライン2
45を通した信号は、さらに−1/2倍にする係数器247を通
した後、加算器244で加算され、エッジが強調された出
力信号VOUTとして出力される。この水平輪郭強調は、
人間の視覚特性において最も敏感な2MHz〜2.5MHz付近の
周波数を強調している。
尚、上記第1実施例において、メモリ部225における画
像拡大手段は、垂直画像拡大後に水平画像拡大を行って
も良いし、この逆に水平画像拡大後に垂直画像拡大を行
うようにしても良い。
このように構成された第1実施例によれば、CCD214から
出力されたR,G,B面順次出力信号はプリプロセス部217に
てγ補正等の信号処理がされ、メモリ部225に入力され
る。このメモリ部225に入力される信号は、一時フレー
ムメモリ227−iに記憶された後、同時化されたR,G,B信
号にされる。その後垂直拡大及び水平拡大が行われ、さ
らにD/Aコンバータ231−i、LPF回路232−iを通した
後、垂直輪郭強調234−i及び水平輪郭強調235−iが行
われる。このようにして輪郭強調(補正)が行われたRG
B映像信号は、TVカラーモニタ205にてカラー表示され
る。
ところで、被写体151を写した場合の1フィールドG信
号を第 図(a)に示したが、同一となる被写体212を
この第1実施例で写した場合の1フィールドG信号を第
3図(a)に示し、このG信号を垂直画像拡大手段228
−2で垂直画像拡大した波形を同図(b)に示す。
上記垂直画像拡大後の波形に対し、第14図で示すものと
同一構成の垂直輪郭強調回路234−2で拡大すると第3
図(c)に示す波形が得られる。
すなわち、1フィールドG信号に対しては画像拡大を行
っても、画像拡大後の映像信号に対し、輪郭強調を行な
う為、1ライン毎に正規のレベルの輪郭強調信号を得る
ことができる。
以上の説明では、G信号を用いたが、R,B信号でも同様
である。
また、水平輪郭強調に対しても、垂直の場合と同様のこ
とが言え、水平画像拡大された映像信号に対し、TVモニ
タ205上で人間の視覚特性においても最も敏感である2MH
z〜2.5MHz付近の周波数を強調することで、大変見易い
画像を得ることが出来る。
このように第1実施例では画像拡大手段228−i,229−i
の後段側に垂直及び水平の輪郭強調回路234−i,235−i
を設けてあるので不自然になることなく輪郭強調でき
る。
第4図は本発明の第2実施例の電子式内視鏡装置251の
概略の構成を示す。
この第2実施例は、上記第1実施例において、水平輪郭
強調回路235−iを垂直輪郭強調回路234−iの前に配置
した構成の信号処理装置252にしてあり、その他は第1
実施例と同様であり、またその作用効果も同様である。
第5図は本発明の第3実施例における主要部を示す。
この第3実施例では、LPF回路232−iの後段に並列に設
けた水平輪郭強調回路261−i及び垂直輪郭強調回路262
−i(第5図では261−1及び262−1のみ示す。)から
なる水平・垂直輪郭強調回路263−iを配置してある。
尚、上記水平・垂直輪郭強調回路263−1の具体的構成
を第6図に示す。
入力信号VIは、200〜250nSの遅延量を有する遅延素子d
1を経て加算器264に入力されると共に、1Hの遅延量を有
する遅延素子D1に入力される。この遅延素子D1を通した
信号は、加算器264に入力されると共に、遅延素子d2,D2
にそれぞれ入力される。遅延素子D2を通した信号は、遅
延素子d3を通して加算器264に入力される。また遅延素
子d2を通した信号は、加算器265及び266に入力されると
共に、遅延素子d4を通して加算器264に入力される。こ
の加算器264で加算された信号は、−1/4倍にする係数器
267を通した後、加算器265に入力され、上記遅延素子d2
を通した信号と加算され、α倍にする係数器268を通し
た後、加算器266で加算され、水平及び垂直方向に輪郭
強調された出力信号になる。
尚、上記di(i=1,2,3,4)は200〜250nSの遅延量を有
し、Di(i=1,2)は1Hの遅延量を有する遅延素子であ
る。
この実施例の作用効果は上記第1実施例と同様である。
第7図は本発明の第4実施例における輪郭強調手段を示
す。
この第4実施例では垂直,水平及び斜め方向に輪郭強調
を行うマルチ輪郭強調回路271を示す。
上記マルチ輪郭強調手段271は、第8図に示す画素A〜
Iの配列に対して垂直,水平,斜め方向に輪郭強調を行
うものである。
第7図において、入力信号VIは加算器272に入力される
と共に、1画素分の遅延量を与える遅延素子c1を通して
加算器27に入力される。また、この遅延素子c1を通した
信号はさらに遅延素子c2通して加算器272に入力され、
この加算器272で加算される。
又、上記入力信号VIは1Hの遅延量を与える遅延素子D1
を通した後、加算器273に入力されると共に、遅延素子D
2に入力される。
上記遅延素子D1を通した信号は、遅延素子c3を通した
後、加算器274,275に入力されると共に、遅延素子c4を
通して加算器273で加算される。又、上記遅延素子D2を
通した信号は、加算器276に入力されると共に、遅延素
子c5を通した後、一方は直接、他方は遅延素子c6を通し
て加算器276で加算される。これら加算器272,273,276で
それぞれ加算された信号は、次段の加算器277で加算さ
れた後、−1/8倍にする係数器278を通した後、加算器27
4、α倍にする係数器279を通し、加算器275により、遅
延素子c3を通した信号と加算されて、輪郭強調された出
力信号Voが出力される。
尚、第7図において、c1〜c6は1画素分の遅延量を与え
る遅延素子であり、D1,D2は1H分の遅延量を与える遅延
素子である。
尚、第7図においてA〜Iで示すように各画素の配列に
応じたタイミングにてマルチ輪郭強調される。
以上の各実施例は、面順次方式の電子式内視鏡装置に対
するものであるが、本発明はカラーモザイクフイルタを
CCDの撮像面の前に配置したモザイクフィルタを有する
電子式内視鏡にも適用できる。
このモザイク式の電子内視鏡装置281の概略の構成を第
9図に示す。
モザイクフィルタ282を有する電子スコープ283と、この
電子スコープ283の信号処理を行う信号処理装置284と、
この電子スコープ283に白色光を供給する光源装置285
と、前記信号処理装置284から出力される映像信号を表
示するTVカラーモニタ286とから構成される。
上記電子スコープ283は、CCD287の撮像面の前にモザイ
クフィルタ282に設けてある。
光源装置285は、光源ランプ288の白色光をコンデンサレ
ンズ289で集光し、ライトガイド291の入射端面に照射す
る。証明された被写体は対物レンズ292によりCCD287に
結像する。CCD287の前面のモザイクフィルタ282によ
り、色分離されて結像される。しかして、CCD287の出力
は、プリプロセス部293を通し、メモリ部294に入力され
る。このメモリ部294は、垂直,水平の画像拡大手段を
含み、このメモリ部294内で電気的に色分離され、輝度
信号Y及び色差信号R−Y,B−Yが出力され、それぞれD
/Aコンバータ295−iでアナログ信号に変換される。し
かして、輝度信号Yに対しては、輪郭補正部296にて輪
郭強調される。輪郭強調された輝度信号Yと、式差信号
R−Y,B−Yはそれぞれ逆マトリクス回路297に入力さ
れ、R,G,B色信号に変換され、TVカラーモニタ286でカラ
ー表示される。
上記構成の電子式内視鏡装置281において、画像拡大さ
れたY映像信号に対して輪郭補正部296を設け、得られ
たY輪郭強調信号と同様に画像拡大されたR−Y,B−Y
信号との逆マトリクス演算を行うことにより、容易にR,
G,Bに輪郭強調した信号にしてカラー表示できる。
但し、輪郭補正部296の具体的な輪郭強調の方法は上記
(垂直→水平輪郭強調,水平→垂直輪郭強調,垂直と水
平を平行に行なう輪郭強調、マルチ輪郭強調)に示した
方法にて行なう。
尚、本発明は挿入部の先端部にCCDを配設した電子式内
視鏡に限定されるものでなく、光学式内視鏡の接眼部
に、CCDを内蔵したTVカメラを装着した外付けカメラ装
着方式の電子式内視鏡にも適用できる。
尚、輪郭強調手段は、水平,垂直方向等特定の方向のみ
に対し、輪郭強調を行うものも本発明に属する。
尚、輪郭強調手段は、上述したものに限らず、公知の他
の輪郭強調手段を用いても良いし、今後新方式の輪郭強
調の方法が考えられれば、それを用いたものも含む。
また、上述の各実施例では画像を拡大するものに対して
説明してあるが、画像を縮小するものについても同様に
適用できる。また、これらを両方行えるもの、つまり画
像サイズを変更できる手段を有するものに広く適用でき
る。従って、ズーム機能を有するものについても本発明
は適用できる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば画像サイズを変更する
ことのできる画像サイズ変化手段の後段側にのみ輪郭強
調手段を設けてあるので、画像の拡大とか縮小等を行っ
ても輪郭強調により不自然にならない見易い映像を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の電子式内視鏡装置の構成図、第2図は
水平輪郭強調回路の構成図、第3図は第1実施例の動作
説明図、第4図は本発明の第2実施例の概略の構成図、
第5図は本発明の第3実施例における主要部の構成図、
第6図は第3実施例における輪郭強調回路の構成図、第
7図は本発明の第4実施例における輪郭強調回路の構成
図、第8図は第4実施例における画素配列を示す説明
図、第9図は本発明の第5実施例の概略の構成図、第10
図は従来例の構成図、第11図は被写体例を示す説明図、
第12図は第11図に示す被写体をTVモニタに写した像等を
示す説明図、第13図は従来例において画像の輪郭強調の
後に画像の拡大を行った場合の波形を示す説明図、第14
図は垂直輪郭強調回路の具体例を示す構成図、第15図は
第10図に示す従来例に画像拡大手段を設けた場合を簡略
化した構成で示すブロック図である。 201……電子式内視鏡装置 202……電子内視鏡、203……信号処置装置 204……光源装置部、205……TVモニタ 214……CCD 217……プリプロセス部 225……メモリ部 228−1,228−2,228−3……垂直画像拡大手段 229−1,229−2,229−3……水平画像拡大手段 234−1,234−2,234−3……垂直輪郭強調回路 235−1,235−2,235−3……水平輪郭強調回路
フロントページの続き (72)発明者 菅野 正秀 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 潤 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 雅彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 笹川 克義 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子を用いた撮像手段を有する電
    子式内視鏡に対する信号処理手段を備えた電子式内視鏡
    装置において、 画像の拡大あるいは縮小等を行う信号処理部と、この信
    号処理部の後段側にのみ配置した輪郭強調部とを有する
    ことを特徴とする電子式内視鏡装置。
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