JPH0795785B2 - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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- JPH0795785B2 JPH0795785B2 JP62239418A JP23941887A JPH0795785B2 JP H0795785 B2 JPH0795785 B2 JP H0795785B2 JP 62239418 A JP62239418 A JP 62239418A JP 23941887 A JP23941887 A JP 23941887A JP H0795785 B2 JPH0795785 B2 JP H0795785B2
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- JP
- Japan
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- center
- card
- telephone
- function
- building
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1つのビル内又は複数のビル間の通信用端末
として使用される電話機に関する。
として使用される電話機に関する。
[従来の技術] 例えば、ビル管理のために用いられる通信システムにお
いては、電話機等の端末装置を用いて通信制御装置に、
ビル内の空調機器等の設備の制御やビル内の温度その他
の環境データの測定などの動作をさせることが行われて
いる。
いては、電話機等の端末装置を用いて通信制御装置に、
ビル内の空調機器等の設備の制御やビル内の温度その他
の環境データの測定などの動作をさせることが行われて
いる。
このような通信システムにおいて、ある端末が、同じビ
ル又は別のビルに設置されたセンター装置(制御の中心
となる中央管理装置を含む。以下、単に「センター」と
いう。)や他の端末と通信する場合には、相手に自己の
IDを認識させる必要がある。なぜなら、特に端末からセ
ンターを呼び出して通信する場合は、センターを介して
各種制御機器を操作したり、ビル管理データ等の情報を
引き出したりするため、センターでは通信要求をしてき
た相手先を確認する必要があるからである。
ル又は別のビルに設置されたセンター装置(制御の中心
となる中央管理装置を含む。以下、単に「センター」と
いう。)や他の端末と通信する場合には、相手に自己の
IDを認識させる必要がある。なぜなら、特に端末からセ
ンターを呼び出して通信する場合は、センターを介して
各種制御機器を操作したり、ビル管理データ等の情報を
引き出したりするため、センターでは通信要求をしてき
た相手先を確認する必要があるからである。
従来、端末として電話機を使用する場合は、操作者は次
のような「センター立上げ」動作を手動で行っていた。
のような「センター立上げ」動作を手動で行っていた。
まず、操作者は、表示器を備えた電話機からセンターを
呼び出してIDコード(例えば、自己の電話番号)を送信
する操作を行う。センターは、IDコードを確認すると、
その電話機にメニュー画面情報を送る。そこで、操作者
は、電話機の表示器に表示されたメニュー画面を見て、
実行したい操作項目(動作或いは機能)を選択する。こ
れにより、電話機からセンターへ選択信号が送信され、
センターは、この選択信号に対応した動作プログラムを
実行する。その結果得られた情報は電話機に送信され、
その表示器に表示される。
呼び出してIDコード(例えば、自己の電話番号)を送信
する操作を行う。センターは、IDコードを確認すると、
その電話機にメニュー画面情報を送る。そこで、操作者
は、電話機の表示器に表示されたメニュー画面を見て、
実行したい操作項目(動作或いは機能)を選択する。こ
れにより、電話機からセンターへ選択信号が送信され、
センターは、この選択信号に対応した動作プログラムを
実行する。その結果得られた情報は電話機に送信され、
その表示器に表示される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような電話機を用いた通信システ
ムでは、以下の点が問題となっていた。
ムでは、以下の点が問題となっていた。
ビル管理機能のように、電話機単独では果たすことので
きない機能を行う場合、電話機からセンターの動作プロ
グラムを起動するために必要な操作に手間がかかる。ま
た、センターと通信する情報量が多い場合は通信に時間
がかかり、電話機からの入力に対する応答性も悪い。
きない機能を行う場合、電話機からセンターの動作プロ
グラムを起動するために必要な操作に手間がかかる。ま
た、センターと通信する情報量が多い場合は通信に時間
がかかり、電話機からの入力に対する応答性も悪い。
電話帳機能のように、電話機単独でも果たすことができ
る機能を行う場合にも、センターにその実行プログラム
を持たせることは不合理であり、効率も悪い。
る機能を行う場合にも、センターにその実行プログラム
を持たせることは不合理であり、効率も悪い。
従って、本発明の目的は、センターとの通信等に必要な
情報を格納する記憶手段としてICカードを使用する電話
機において、電話機単独で使用する機能であってICカー
ドに格納できる程度の容量のプログラムで済む機能につ
いては、センターと通信を行わず、電話機自体にその機
能を実行させると共に、ICカードを挿入するだけで自動
的に電話機又はセンター装置の動作プログラムを起動す
るようにして操作性を向上させた電話機を提供すること
である。
情報を格納する記憶手段としてICカードを使用する電話
機において、電話機単独で使用する機能であってICカー
ドに格納できる程度の容量のプログラムで済む機能につ
いては、センターと通信を行わず、電話機自体にその機
能を実行させると共に、ICカードを挿入するだけで自動
的に電話機又はセンター装置の動作プログラムを起動す
るようにして操作性を向上させた電話機を提供すること
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、1つのビル内又は複数のビル間の通信用端末
として使用される電話機において、 同じビル又は他のビルに設置されたセンター装置との通
信に必要な情報を格納できるICカードと、該ICカードの
挿入により起動し、該ICカードに格納された情報を取り
出して作動する操作部とを備え、 各ICカード毎に、前記センター装置の動作プログラムを
起動するセンター自動立上げ機能、又は前記センター装
置と通信を行うことなく独立した機能を実行する動作プ
ログラムを起動する非センター自動立上げ機能が定義さ
れて、各機能を示す情報が格納されており、 前記操作部は、前記ICカードが挿入された時、そのICカ
ードに格納された情報に従って前記センター自動立上げ
機能又は非センター自動立上げ機能を実行する動作プロ
グラムを自動的に起動するように構成されていることを
特徴とする。
として使用される電話機において、 同じビル又は他のビルに設置されたセンター装置との通
信に必要な情報を格納できるICカードと、該ICカードの
挿入により起動し、該ICカードに格納された情報を取り
出して作動する操作部とを備え、 各ICカード毎に、前記センター装置の動作プログラムを
起動するセンター自動立上げ機能、又は前記センター装
置と通信を行うことなく独立した機能を実行する動作プ
ログラムを起動する非センター自動立上げ機能が定義さ
れて、各機能を示す情報が格納されており、 前記操作部は、前記ICカードが挿入された時、そのICカ
ードに格納された情報に従って前記センター自動立上げ
機能又は非センター自動立上げ機能を実行する動作プロ
グラムを自動的に起動するように構成されていることを
特徴とする。
[作用] 本発明によれば、ICカードには、センター装置の動作プ
ログラムを起動するセンター自動立上げ機能、又は前記
センター装置と通信を行うことなく独立した機能を実行
する動作プログラムを起動する非センター自動立上げ機
能が定義されて、各機能を示す情報が格納されている。
ログラムを起動するセンター自動立上げ機能、又は前記
センター装置と通信を行うことなく独立した機能を実行
する動作プログラムを起動する非センター自動立上げ機
能が定義されて、各機能を示す情報が格納されている。
従って、電話帳機能のように電話機単独で使用する機能
であって、ICカードに格納できる程度の容量のプログラ
ムで済む機能については、センターと通信を行わず、電
話機自体でその機能を実行することができ、通信操作の
手間が省ける。そして、電話機に動作プログラムを実行
させるようにしたことと相まって、入力に対する応答性
も改善される。
であって、ICカードに格納できる程度の容量のプログラ
ムで済む機能については、センターと通信を行わず、電
話機自体でその機能を実行することができ、通信操作の
手間が省ける。そして、電話機に動作プログラムを実行
させるようにしたことと相まって、入力に対する応答性
も改善される。
また、ICカードごとに自動立上げ機能が定義され、電話
機にICカードを挿入すると直ちにその機能を実行するプ
ログラムが立ち上がるので、いちいち機能を選択する手
間が省かれ、迅速かつ容易に起動することができ、操作
性が向上する。
機にICカードを挿入すると直ちにその機能を実行するプ
ログラムが立ち上がるので、いちいち機能を選択する手
間が省かれ、迅速かつ容易に起動することができ、操作
性が向上する。
[実施例] 第1図は本発明の電話機を含む通信システムの構成を示
す。
す。
図において、2は本発明に係る電話機であり、ビル内の
適当な場所に設置される。この電話機2は後述の構成を
有し、同じビル内に設置された構内交換機(PBX)4に
接続されている。PBX4は、端末装置としての電話機2を
通信システムのセンターに接続する機能を有する。
適当な場所に設置される。この電話機2は後述の構成を
有し、同じビル内に設置された構内交換機(PBX)4に
接続されている。PBX4は、端末装置としての電話機2を
通信システムのセンターに接続する機能を有する。
ここでいうセンターは、例えば、PBX4に接続されるPBX
インタフェース(PIF)を含む通信制御装置6と、前述
のビル管理を行なう中央管理装置8及び操作端末10とで
構成され、その設置場所はシステムの構成に応じて、電
話機2やPBX4を設置したビルと同じ又は別のビルのいず
れであってもよい。また、センター側には、音声による
通信端末として電話機12も備えることができ、これはPB
X4に接続される。
インタフェース(PIF)を含む通信制御装置6と、前述
のビル管理を行なう中央管理装置8及び操作端末10とで
構成され、その設置場所はシステムの構成に応じて、電
話機2やPBX4を設置したビルと同じ又は別のビルのいず
れであってもよい。また、センター側には、音声による
通信端末として電話機12も備えることができ、これはPB
X4に接続される。
次に、第2図及び第3図は本発明による電話機の実施例
とその構成を示す。
とその構成を示す。
この電話機2は、小型で携帯に便利なICカード22の挿入
によって作動するものであり、ケーシングの内部には、
ICカード22の挿入で起動して、このICカードに格納され
ているプログラムやデータ等の情報を取り出し、且つ後
述の動作を実行する操作部24(第3図)が配置されてい
る。また、ケーシングの上面にはICカード挿入口26と矩
形の表示部28が設けられると共に、その左側には通話器
30が載置されるようになっている。
によって作動するものであり、ケーシングの内部には、
ICカード22の挿入で起動して、このICカードに格納され
ているプログラムやデータ等の情報を取り出し、且つ後
述の動作を実行する操作部24(第3図)が配置されてい
る。また、ケーシングの上面にはICカード挿入口26と矩
形の表示部28が設けられると共に、その左側には通話器
30が載置されるようになっている。
第3図に示すように、操作部24は、センターとの間で音
声及びデータ信号をPBX4を介して送受信する機能を有
し、その構成要素として、通信動作を制御するCPU32
と、センターその他の通信相手との間で送受信されるデ
ータその他の情報を格納する記憶装置(RAM)34と、デ
ィジタル信号を送受信するための変復調装置(MODEM)3
6と、通信回線に接続する場合に必要なネットワーク制
御装置(NCU)38と、上記の表示部28を形成する液晶表
示装置40と、表示部28の画面に重ね合せて配置された複
数個の感圧スイッチから成る操作入力部(タッチパネ
ル)42と、ICカード22から情報を読み出すためのICイン
タフェース44と、通話器30に接続した音声処理部46とを
備えている。
声及びデータ信号をPBX4を介して送受信する機能を有
し、その構成要素として、通信動作を制御するCPU32
と、センターその他の通信相手との間で送受信されるデ
ータその他の情報を格納する記憶装置(RAM)34と、デ
ィジタル信号を送受信するための変復調装置(MODEM)3
6と、通信回線に接続する場合に必要なネットワーク制
御装置(NCU)38と、上記の表示部28を形成する液晶表
示装置40と、表示部28の画面に重ね合せて配置された複
数個の感圧スイッチから成る操作入力部(タッチパネ
ル)42と、ICカード22から情報を読み出すためのICイン
タフェース44と、通話器30に接続した音声処理部46とを
備えている。
一方、ICカード22は、電話機の操作部24による通信に必
要な手順及び各種の情報を格納する機能を有し、その構
成要素として、情報の書込みや読出し動作を制御するCP
U48と、上記の手順や情報を格納する記憶装置(EPROM)
50と、操作部24のICインタフェース44に接続して情報を
シリアルに送出するために必要なシリアルインタフェー
ス52とを備えている。その記憶装置50には、センターそ
の他の相手との通信に必要な情報(例えば相手先電話番
号)、センターが対象を特定するためのIDコード(例え
ば自己の電話番号又はテナント情報)、後述の自動立上
げ指定プログラム及びビル管理用画面等の情報と、電話
機それ自体の機能(例えば電子電話帳や目覚まし)を実
行するための情報を格納することができる。
要な手順及び各種の情報を格納する機能を有し、その構
成要素として、情報の書込みや読出し動作を制御するCP
U48と、上記の手順や情報を格納する記憶装置(EPROM)
50と、操作部24のICインタフェース44に接続して情報を
シリアルに送出するために必要なシリアルインタフェー
ス52とを備えている。その記憶装置50には、センターそ
の他の相手との通信に必要な情報(例えば相手先電話番
号)、センターが対象を特定するためのIDコード(例え
ば自己の電話番号又はテナント情報)、後述の自動立上
げ指定プログラム及びビル管理用画面等の情報と、電話
機それ自体の機能(例えば電子電話帳や目覚まし)を実
行するための情報を格納することができる。
これらの機能を実現するためのプログラムやデータ等の
情報は、適当な書込み装置を使用して、ICカードへ格納
することができる。また、電話帳等の機能を実行するた
めの情報は、電話機の表示部28に表示される手順に従っ
て、使用者が上記タッチパネルを操作することで入力す
ることができる。
情報は、適当な書込み装置を使用して、ICカードへ格納
することができる。また、電話帳等の機能を実行するた
めの情報は、電話機の表示部28に表示される手順に従っ
て、使用者が上記タッチパネルを操作することで入力す
ることができる。
使用時には、ICカード22は電話機の挿入口26から内部に
挿入される。第2図に示すように電話機2のケーシング
が偏平で、その厚さがカードの長さより小さい場合に
は、ICカード22は斜めに挿入される。
挿入される。第2図に示すように電話機2のケーシング
が偏平で、その厚さがカードの長さより小さい場合に
は、ICカード22は斜めに挿入される。
次に、図示の実施例の動作を説明する。
例えば、本発明の電話機を使用して通信するビル管理シ
ステムは、ビル設備管理の合理化、省力化、省エネルギ
ー及び管理水準の均一化を図ると共に、緊急時のセンタ
ーからの一斉通話、ビル間での内線通話、外線との通
話、各ビルの自動扉の操作及び防犯警報等の機能を有す
る。
ステムは、ビル設備管理の合理化、省力化、省エネルギ
ー及び管理水準の均一化を図ると共に、緊急時のセンタ
ーからの一斉通話、ビル間での内線通話、外線との通
話、各ビルの自動扉の操作及び防犯警報等の機能を有す
る。
第4図は、このようなビル管理システムにおける電話機
2の動作を示すフローチャートである。
2の動作を示すフローチャートである。
初めに、ビル内の適所に設置された電話機2にICカード
22を挿入すると、操作部24内のCPU32は、各構成要素及
び回路部を初期状態に設定する「イニシャル動作」を行
なう。
22を挿入すると、操作部24内のCPU32は、各構成要素及
び回路部を初期状態に設定する「イニシャル動作」を行
なう。
次に、CPU32は、ICカード22に格納されているデータを
読み取った後、センター自動立上げか否かを判断する。
ここで、「自動立上げ」とは、ICカードの挿入で特定の
手順(プログラム)を自動的に起動することである。
読み取った後、センター自動立上げか否かを判断する。
ここで、「自動立上げ」とは、ICカードの挿入で特定の
手順(プログラム)を自動的に起動することである。
更に、「センター自動立上げ」とは、「自動立上げ」の
うち、センターのプログラムを起動することである。こ
の場合、センターでプログラムが実行され、その結果の
情報がセンターから電話機へ送信されるので、電話機は
通信システムにおける端末として動作することになる。
うち、センターのプログラムを起動することである。こ
の場合、センターでプログラムが実行され、その結果の
情報がセンターから電話機へ送信されるので、電話機は
通信システムにおける端末として動作することになる。
上記の「センター自動立上げ」判断の結果、“Yes"の場
合は、センターに電話をかけてセンターを呼び出し、後
述の動作を行う。
合は、センターに電話をかけてセンターを呼び出し、後
述の動作を行う。
一方、「センター自動立上げ」でない場合は、次に非セ
ンター自動立上げか否かを判断する。「非センター自動
立上げ」とは、「自動立上げ」のうち、電話機が(ICカ
ードに格納されている)自己のプログラムを起動するこ
とである。この場合、センターとの通信は行われず、電
話機自体でプログラムが実行されるので、電話機はセン
ターを介さずに動作することになる。
ンター自動立上げか否かを判断する。「非センター自動
立上げ」とは、「自動立上げ」のうち、電話機が(ICカ
ードに格納されている)自己のプログラムを起動するこ
とである。この場合、センターとの通信は行われず、電
話機自体でプログラムが実行されるので、電話機はセン
ターを介さずに動作することになる。
上記の「センター自動立上げ」、「非センター自動立上
げ」は、最初のメニュー表示画面(後述の第5図参照)
において「自動立上設定」を選択し、次に表示される画
面において操作者が所望の項目を選択することにより、
それぞれ設定される。以後、ICカード挿入時には、その
選択した動作を実行するプログラムを自動的に起動させ
ることができる。これは、ICカードに「センター自動立
上げ」か「非センター自動立上げ」かを定義することで
ある。すなわち、ICカードには、プログラム等の情報と
共に、そのICカードを「センター自動立上げ」にするか
「非センター自動立上げ」にするかの情報を予め書き込
んでおくことができる。
げ」は、最初のメニュー表示画面(後述の第5図参照)
において「自動立上設定」を選択し、次に表示される画
面において操作者が所望の項目を選択することにより、
それぞれ設定される。以後、ICカード挿入時には、その
選択した動作を実行するプログラムを自動的に起動させ
ることができる。これは、ICカードに「センター自動立
上げ」か「非センター自動立上げ」かを定義することで
ある。すなわち、ICカードには、プログラム等の情報と
共に、そのICカードを「センター自動立上げ」にするか
「非センター自動立上げ」にするかの情報を予め書き込
んでおくことができる。
具体的には、「センター自動立上げ」にするか「非セン
ター自動立上げ」にするかの情報が書き込まれていない
ICカードが挿入されると、第4図の手順に従って第5図
の「メニュー画面」が表示されるので、今後このICカー
ドを、例えば「センター自動立上げ」にしたい場合に
は、「メニュー画面」の「自動立上設定」を選択し、次
に表示される「自動立上設定画面」(図示省略)で「セ
ンター自動立上げ」を選択する。これにより、ICカード
内に「センター自動立上げ」にする旨の情報が書き込ま
れるので、以後、このICカードを差し込むだけで「セン
ター自動立上げ」になる。
ター自動立上げ」にするかの情報が書き込まれていない
ICカードが挿入されると、第4図の手順に従って第5図
の「メニュー画面」が表示されるので、今後このICカー
ドを、例えば「センター自動立上げ」にしたい場合に
は、「メニュー画面」の「自動立上設定」を選択し、次
に表示される「自動立上設定画面」(図示省略)で「セ
ンター自動立上げ」を選択する。これにより、ICカード
内に「センター自動立上げ」にする旨の情報が書き込ま
れるので、以後、このICカードを差し込むだけで「セン
ター自動立上げ」になる。
従って、前述のように、ICカードの挿入により「イニシ
ャル動作」が行われた後、ICカード内の自動立上げ情報
が読み出されるので、以前に選択した動作が実行され
る。
ャル動作」が行われた後、ICカード内の自動立上げ情報
が読み出されるので、以前に選択した動作が実行され
る。
次に、上記の「非センター自動立上げ」判断の結果、
“Yes"であれば「非センターサービス」を行う。ここ
で、「非センターサービス」とは、センターを介さずに
行う機能、例えば、相手先電話番号を記録し、必要に応
じてそれを読出して表示する電話帳や、使用者が目覚ま
し時刻を設定できる目覚まし時計等の機能をいう。
“Yes"であれば「非センターサービス」を行う。ここ
で、「非センターサービス」とは、センターを介さずに
行う機能、例えば、相手先電話番号を記録し、必要に応
じてそれを読出して表示する電話帳や、使用者が目覚ま
し時刻を設定できる目覚まし時計等の機能をいう。
上記のように「非センター自動立上げ」を選択した場合
に「非センターサービス」を実行するようにした理由
は、電話帳機能のように電話機単独で使用する機能であ
って、ICカードのような記憶手段に記憶させておける程
度の大きさのプログラムで済む機能については、センタ
ーと通信を行わず電話機自体にプログラムを実行させる
ことにより、通信操作の手間が省け、入力に対する応答
も速くなるからである。
に「非センターサービス」を実行するようにした理由
は、電話帳機能のように電話機単独で使用する機能であ
って、ICカードのような記憶手段に記憶させておける程
度の大きさのプログラムで済む機能については、センタ
ーと通信を行わず電話機自体にプログラムを実行させる
ことにより、通信操作の手間が省け、入力に対する応答
も速くなるからである。
第4図において、「センター自動立上げ」、「非センタ
ー自動立上げ」のいずれでもない場合、又は「非センタ
ーサービス」が終了したときは、次に表示部28の画面に
メニュー表示をする。このメニュー表示画面は、第5図
に示すように、予め定められた動作の項目を表示し、そ
れらのうちから所望の動作を操作者に選択させるもので
ある。
ー自動立上げ」のいずれでもない場合、又は「非センタ
ーサービス」が終了したときは、次に表示部28の画面に
メニュー表示をする。このメニュー表示画面は、第5図
に示すように、予め定められた動作の項目を表示し、そ
れらのうちから所望の動作を操作者に選択させるもので
ある。
ここで、「センター自動立上げ」と「非センター自動立
上げ」のいずれでもない場合にも電話機が動作するよう
にしたのは、「センター自動立上げ」及び「非センター
自動立上げ」だけでなく、他の「自動立上げ」もメニュ
ー表示画面で選択できるようにする、すなわち、「自動
立上げ」のうち、センターでプログラムを起動する機能
(センター自動立上げ)や、電話機がプログラムを起動
する機能(非センター自動立上げ)を自動的に実行する
だけでなく、電話機にICカードを挿入することでメニュ
ー画面を表示させ、ここから所望の機能を選択してその
動作プログラムを立上げることもできるようにするため
である。
上げ」のいずれでもない場合にも電話機が動作するよう
にしたのは、「センター自動立上げ」及び「非センター
自動立上げ」だけでなく、他の「自動立上げ」もメニュ
ー表示画面で選択できるようにする、すなわち、「自動
立上げ」のうち、センターでプログラムを起動する機能
(センター自動立上げ)や、電話機がプログラムを起動
する機能(非センター自動立上げ)を自動的に実行する
だけでなく、電話機にICカードを挿入することでメニュ
ー画面を表示させ、ここから所望の機能を選択してその
動作プログラムを立上げることもできるようにするため
である。
上記のメニュー表示画面において、操作者は、所望の動
作に対応する部位(図の□の部分)に指で接触すること
によってメニュー選択ができる。例えば「ビル管理」を
選択すると、電話機2は、センターの中央管理装置8を
呼び出して通信する動作を行う。なお、この動作に入る
前にカード排出指令が入力されたか否かをチェックし、
“Yes"であれば、ICカード22を排出して動作終了とな
る。他方、カード排出指令が入力されない場合はセンタ
ーを呼び出す動作に入る。
作に対応する部位(図の□の部分)に指で接触すること
によってメニュー選択ができる。例えば「ビル管理」を
選択すると、電話機2は、センターの中央管理装置8を
呼び出して通信する動作を行う。なお、この動作に入る
前にカード排出指令が入力されたか否かをチェックし、
“Yes"であれば、ICカード22を排出して動作終了とな
る。他方、カード排出指令が入力されない場合はセンタ
ーを呼び出す動作に入る。
上記のセンター呼出し後は、センターから応答があった
か否かをチェックする。そして、応答がなければ、次に
「あきらめ」のメッセージを画面に表示してから、上述
のメニュー表示に戻る。一方、応答があった場合には、
それがセンターからのメッセージか否かをチェックし、
“No"であれば「エラー表示」をして上述のメニュー表
示に戻る。
か否かをチェックする。そして、応答がなければ、次に
「あきらめ」のメッセージを画面に表示してから、上述
のメニュー表示に戻る。一方、応答があった場合には、
それがセンターからのメッセージか否かをチェックし、
“No"であれば「エラー表示」をして上述のメニュー表
示に戻る。
センターからの応答メッセージが来たときは、次にIDコ
ード、例えば自己の電話番号を送出する。このIDコード
は、ICカード22に格納されているデータの1つである。
ード、例えば自己の電話番号を送出する。このIDコード
は、ICカード22に格納されているデータの1つである。
その後、電話機2は「ターミナル機能」を実行する。こ
れは、センターで動作プログラムを実行し、電話機は入
力操作及び表示用の端末装置として使用される場合、そ
の電話機の機能をいう。
れは、センターで動作プログラムを実行し、電話機は入
力操作及び表示用の端末装置として使用される場合、そ
の電話機の機能をいう。
例えば、センターとの通信により電話機がその表示部に
ビル管理情報を表示する機能である。具体的には、第6
図に示すように、そのビル内の平面図(これはICカード
22内に格納されている)と共に次のような情報を表示す
る。すなわち、ビル内の所定の場所(例えば3階のテナ
ントAの部屋)と各種設備の配置をそれぞれ罫線と図形
で表示すると共に、その場所の温度や湿度を数字と文字
で表示する。ここで、図形61はタイムスケジュール設定
用の端末設備、62は施錠等の防犯設備、63は照明設備、
64は空調設備、65はエレベータを示す。
ビル管理情報を表示する機能である。具体的には、第6
図に示すように、そのビル内の平面図(これはICカード
22内に格納されている)と共に次のような情報を表示す
る。すなわち、ビル内の所定の場所(例えば3階のテナ
ントAの部屋)と各種設備の配置をそれぞれ罫線と図形
で表示すると共に、その場所の温度や湿度を数字と文字
で表示する。ここで、図形61はタイムスケジュール設定
用の端末設備、62は施錠等の防犯設備、63は照明設備、
64は空調設備、65はエレベータを示す。
第6図の画面表示において、図形61〜65のデータは、管
理態様ビルの室内を表示するのに不可欠であり、ICカー
ドに格納されている。そして、表示の際には、ICカード
から読み出されて表示される。一方、左上の天気・温度
・湿度表示のデータは、センターで得られる情報であ
り、表示の際には、センターから送信される。
理態様ビルの室内を表示するのに不可欠であり、ICカー
ドに格納されている。そして、表示の際には、ICカード
から読み出されて表示される。一方、左上の天気・温度
・湿度表示のデータは、センターで得られる情報であ
り、表示の際には、センターから送信される。
上記のようなターミナル機能については、例えば一定の
時間毎に終了か否かをチェックし、終了でなければその
まま動作を続けるが、終了したときは、回線を自動的に
切断し、ICカード22を排出して動作終了となる。
時間毎に終了か否かをチェックし、終了でなければその
まま動作を続けるが、終了したときは、回線を自動的に
切断し、ICカード22を排出して動作終了となる。
[発明の効果] 以上のとおり、本発明によれば、電話機単独で使用する
機能であって、ICカードに格納できる程度の容量のプロ
グラムで済む機能については、センターと通信を行わ
ず、電話機自体にその機能を実行させるようにしたの
で、通信操作の手間が省け、入力に対する応答も迅速に
なる。
機能であって、ICカードに格納できる程度の容量のプロ
グラムで済む機能については、センターと通信を行わ
ず、電話機自体にその機能を実行させるようにしたの
で、通信操作の手間が省け、入力に対する応答も迅速に
なる。
また、各機能ごとにICカードを用意して、対応する機能
を各ICカード内に定義しておき、電話機にICカードを挿
入するとすぐに、その機能を実行する動作プログラムが
立ち上がるようにしたので、いちいち機能を選択操作す
る手間が省かれ、迅速かつ容易な起動が実現される。
を各ICカード内に定義しておき、電話機にICカードを挿
入するとすぐに、その機能を実行する動作プログラムが
立ち上がるようにしたので、いちいち機能を選択操作す
る手間が省かれ、迅速かつ容易な起動が実現される。
第1図は本発明の電話機を含む通信システムの構成図、 第2図及び第3図は実施例の電話機の外観及び構成を示
す図、 第4図は実施例の動作を示すフローチャート、 第5図及び第6図はそれぞれ実施例のメニュー表示画面
及びビル内の平面図を表示した画面の説明図である。 2……電話機、4……構内交換機、6……通信制御装
置、8……中央管理装置、10……操作端末、12……電話
機、22……ICカード、24……操作部、26……カード挿入
口、28……表示部、30……通話器。
す図、 第4図は実施例の動作を示すフローチャート、 第5図及び第6図はそれぞれ実施例のメニュー表示画面
及びビル内の平面図を表示した画面の説明図である。 2……電話機、4……構内交換機、6……通信制御装
置、8……中央管理装置、10……操作端末、12……電話
機、22……ICカード、24……操作部、26……カード挿入
口、28……表示部、30……通話器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 修 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 木村 文宏 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山崎 浩 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 鈴木 正司 神奈川県伊勢原市鈴川54番地 山武ハネウ エル株式会社伊勢原工場内 (72)発明者 柳下 稔 神奈川県伊勢原市鈴川54番地 山武ハネウ エル株式会社伊勢原工場内 (56)参考文献 特開 昭62−126756(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】1つのビル内又は複数のビル間の通信用端
末として使用される電話機において、 同じビル又は他のビルに設置されたセンター装置との通
信に必要な情報を格納できるICカードと、 該ICカードの挿入により起動し、該ICカードに格納され
た情報を取り出して作動する操作部とを備え、 各ICカード毎に、前記センター装置の動作プログラムを
起動するセンター自動立上げ機能、又は前記センター装
置と通信を行うことなく独立した機能を実行する動作プ
ログラムを起動する非センター自動立上げ機能が定義さ
れて、各機能を示す情報が格納されており、 前記操作部は、前記ICカードが挿入された時、そのICカ
ードに格納された情報に従って前記センター自動立上げ
機能又は非センター自動立上げ機能を実行する動作プロ
グラムを自動的に起動するように構成されていることを
特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62239418A JPH0795785B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62239418A JPH0795785B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6481457A JPS6481457A (en) | 1989-03-27 |
JPH0795785B2 true JPH0795785B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=17044477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62239418A Expired - Lifetime JPH0795785B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795785B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004064662A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Nippon Conlux Co Ltd | 情報伝達方法および装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126756A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレコントロ−ル装置 |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP62239418A patent/JPH0795785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6481457A (en) | 1989-03-27 |
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