JPH0795686A - スピーカユニット - Google Patents
スピーカユニットInfo
- Publication number
- JPH0795686A JPH0795686A JP23685093A JP23685093A JPH0795686A JP H0795686 A JPH0795686 A JP H0795686A JP 23685093 A JP23685093 A JP 23685093A JP 23685093 A JP23685093 A JP 23685093A JP H0795686 A JPH0795686 A JP H0795686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- ribs
- speaker unit
- voice coil
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リブを有する振動板を使用して良好な周波数
特性が得られるスピーカユニットを提供する。 【構成】 フレーム15と、このフレーム15にエッジ
22が支持された振動板20と、この振動板20に取付
けられたコイルボビン24に巻装されたボイスコイル2
5と、このボイスコイル25の周囲に構成された磁気回
路11〜14とを有し、ボイスコイル25に所定の信号
を供給することで、信号に対応した音響が再生されるス
ピーカユニットにおいて、振動板20に、同心円状のリ
ブ31〜39を複数設けると共に、このリブ31〜39
の幅(又はリブを配する間隔)を変化させるようにし
た。
特性が得られるスピーカユニットを提供する。 【構成】 フレーム15と、このフレーム15にエッジ
22が支持された振動板20と、この振動板20に取付
けられたコイルボビン24に巻装されたボイスコイル2
5と、このボイスコイル25の周囲に構成された磁気回
路11〜14とを有し、ボイスコイル25に所定の信号
を供給することで、信号に対応した音響が再生されるス
ピーカユニットにおいて、振動板20に、同心円状のリ
ブ31〜39を複数設けると共に、このリブ31〜39
の幅(又はリブを配する間隔)を変化させるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響信号(音声信号)
が供給されて音響再生を行うスピーカユニットに関す
る。
が供給されて音響再生を行うスピーカユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】音楽などを再生するコーン型のスピーカ
ユニットとして、従来図7に示す如く構成されているも
のがある。図7において、11は外周側センタープレー
ト、12はボトムプレート、13は磁石、14は内周側
センタープレートを示し、この外周側センタープレート
11,ボトムプレート12,磁石13,内周側センター
プレート14で磁気回路が構成され、内周側に磁石13
が配される。この内周側の磁石13とボトムプレート1
2と内周側センタープレート14には、中央部に透孔が
形成されている。そして、この磁気回路では、外周側セ
ンタープレート11の最内周部11aと、内周側センタ
ープレート14の最外周部14aとの間に所定の隙間が
形成され、この隙間に後述するボイスコイル24が配置
される。そして、外周側センタープレート11の上に
は、フレーム15が取付けられ、このフレーム15の環
状の最外周部に、押さえ部材16により振動板20のエ
ッジ部22を支持する。
ユニットとして、従来図7に示す如く構成されているも
のがある。図7において、11は外周側センタープレー
ト、12はボトムプレート、13は磁石、14は内周側
センタープレートを示し、この外周側センタープレート
11,ボトムプレート12,磁石13,内周側センター
プレート14で磁気回路が構成され、内周側に磁石13
が配される。この内周側の磁石13とボトムプレート1
2と内周側センタープレート14には、中央部に透孔が
形成されている。そして、この磁気回路では、外周側セ
ンタープレート11の最内周部11aと、内周側センタ
ープレート14の最外周部14aとの間に所定の隙間が
形成され、この隙間に後述するボイスコイル24が配置
される。そして、外周側センタープレート11の上に
は、フレーム15が取付けられ、このフレーム15の環
状の最外周部に、押さえ部材16により振動板20のエ
ッジ部22を支持する。
【0003】そして、振動板20は円形のコーン21
と、その外周部のエッジ22と、中央部のセンターキャ
ップ23及びコイルボビン24とで構成され、コイルボ
ビン24にはボイスコイル25が巻装されている。そし
て、このボイスコイル25が巻装されたコイルボビン2
4を、外周側センタープレート11の最内周部11a
と、内周側センタープレート14の最外周部14aとの
間に形成された隙間に挿入させる。このとき、ボイスコ
イル25の上下のコイルボビン24に、ダンパ26,2
7を取付け、この上側のダンパ26をフレーム15に接
続させると共に、下側のダンパ27を外周側センタープ
レート11に接続させ、この上下のダンパ26,27で
コイルボビン24を揺動自在に支持する。このようにボ
イスコイルの上下にダンパが配されたものを、ダブルダ
ンパ構造と称する。このようなダブルダンパ構造は、比
較的大型のスピーカユニットに適用される。
と、その外周部のエッジ22と、中央部のセンターキャ
ップ23及びコイルボビン24とで構成され、コイルボ
ビン24にはボイスコイル25が巻装されている。そし
て、このボイスコイル25が巻装されたコイルボビン2
4を、外周側センタープレート11の最内周部11a
と、内周側センタープレート14の最外周部14aとの
間に形成された隙間に挿入させる。このとき、ボイスコ
イル25の上下のコイルボビン24に、ダンパ26,2
7を取付け、この上側のダンパ26をフレーム15に接
続させると共に、下側のダンパ27を外周側センタープ
レート11に接続させ、この上下のダンパ26,27で
コイルボビン24を揺動自在に支持する。このようにボ
イスコイルの上下にダンパが配されたものを、ダブルダ
ンパ構造と称する。このようなダブルダンパ構造は、比
較的大型のスピーカユニットに適用される。
【0004】このように構成されるスピーカユニットに
よると、ボイスコイル25に供給される駆動信号(音声
信号)に応じてコイルボビン24が振動し、このコイル
ボビン24によりコーン21が振動して、ボイスコイル
25に供給される音声信号に基づいた音が再生される。
よると、ボイスコイル25に供給される駆動信号(音声
信号)に応じてコイルボビン24が振動し、このコイル
ボビン24によりコーン21が振動して、ボイスコイル
25に供給される音声信号に基づいた音が再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のスピーカユニットに使用される振動板を構成する
コーン21には、通常リブと称される補強用の突起が形
成されている。即ち、例えば図8及び図9に示すよう
に、コーン21に一定の間隔で同心円状にリブ21a,
21b,21c‥‥21mを形成させ、振動板の強度が
増すようにしている。このようにリブ21a〜21mを
形成させて振動板の強度が増すようすることで、振動板
の振動状態が良好になる。
構成のスピーカユニットに使用される振動板を構成する
コーン21には、通常リブと称される補強用の突起が形
成されている。即ち、例えば図8及び図9に示すよう
に、コーン21に一定の間隔で同心円状にリブ21a,
21b,21c‥‥21mを形成させ、振動板の強度が
増すようにしている。このようにリブ21a〜21mを
形成させて振動板の強度が増すようすることで、振動板
の振動状態が良好になる。
【0006】ところが、このようにリブを設けると、再
生させる周波数帯域によっては、逆に特性が劣化してし
まう場合がある。即ち、同心円状のリブで補強すると、
振動板に分割振動が発生することが多くなり、平坦な周
波数特性でなくなってしまう。例えば、大振幅でスピー
カを駆動させるときには、分割振動が顕著に現れて、い
わゆる音崩れが発生してしまう。
生させる周波数帯域によっては、逆に特性が劣化してし
まう場合がある。即ち、同心円状のリブで補強すると、
振動板に分割振動が発生することが多くなり、平坦な周
波数特性でなくなってしまう。例えば、大振幅でスピー
カを駆動させるときには、分割振動が顕著に現れて、い
わゆる音崩れが発生してしまう。
【0007】なお、ここではダブルダンパ構造のスピー
カユニットについて説明したが、ダンパが一枚の通常の
構造のコーン型スピーカの場合にも、同様な問題点があ
る。
カユニットについて説明したが、ダンパが一枚の通常の
構造のコーン型スピーカの場合にも、同様な問題点があ
る。
【0008】本発明はこれらの点に鑑み、この種の振動
板を使用して良好な周波数特性が得られるスピーカユニ
ットを提供することを目的とする。
板を使用して良好な周波数特性が得られるスピーカユニ
ットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、フレーム15と、このフレーム15にエッ
ジ22が支持された振動板20と、この振動板20に取
付けられたコイルボビン24に巻装されたボイスコイル
25と、このボイスコイル25の周囲に構成された磁気
回路11〜14とを有し、ボイスコイル25に所定の信
号を供給することで、信号に対応した音響が再生される
スピーカユニットにおいて、振動板20に、同心円状の
リブ31〜39を複数設けると共に、このリブ31〜3
9の幅(又はリブを配する間隔)を変化させるようにし
たものである。
示すように、フレーム15と、このフレーム15にエッ
ジ22が支持された振動板20と、この振動板20に取
付けられたコイルボビン24に巻装されたボイスコイル
25と、このボイスコイル25の周囲に構成された磁気
回路11〜14とを有し、ボイスコイル25に所定の信
号を供給することで、信号に対応した音響が再生される
スピーカユニットにおいて、振動板20に、同心円状の
リブ31〜39を複数設けると共に、このリブ31〜3
9の幅(又はリブを配する間隔)を変化させるようにし
たものである。
【0010】また、この場合に振動板20の中心方向に
向かって徐々に強度が強くなるように、リブを配する間
隔又はリブの幅を変化させるようにしたものである。
向かって徐々に強度が強くなるように、リブを配する間
隔又はリブの幅を変化させるようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明によると、同心円状に複数配されたリブ
31〜39の幅、又は各リブ31〜39を配する間隔を
変化させることで、振動板の強度を部分的に変化させる
ことができ、分割振動などが抑えられるようにリブを配
することで、スピーカとしての周波数特性が向上する。
31〜39の幅、又は各リブ31〜39を配する間隔を
変化させることで、振動板の強度を部分的に変化させる
ことができ、分割振動などが抑えられるようにリブを配
することで、スピーカとしての周波数特性が向上する。
【0012】この場合、振動板20の中心方向に向かっ
て徐々に強度が強くなるように、リブを配する間隔又は
リブの幅を変化させることで、振動板20の内周側が強
く補強されることになり、大振幅時などにおいても分割
振動などが発生しない良好な周波数特性が得られるよう
になる。
て徐々に強度が強くなるように、リブを配する間隔又は
リブの幅を変化させることで、振動板20の内周側が強
く補強されることになり、大振幅時などにおいても分割
振動などが発生しない良好な周波数特性が得られるよう
になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
して説明する。この図1において、従来例で説明した図
7に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は
省略する。
して説明する。この図1において、従来例で説明した図
7に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は
省略する。
【0014】図1は本例のスピーカユニットを示す断面
図で、本例においては振動板20を構成するコーン21
に、同心円状に複数のリブ31,32,33‥‥39を
形成させる。この場合、最外周のリブ31から最内周の
リブ39になるに従って、順次リブの幅が広くなるよう
にする。即ち、図2及び図3にコーン21の詳細を示す
ように、最外周のリブ31の幅をd1 、次のリブ32の
幅をd2 、次のリブ33の幅をd3 ‥‥最内周のリブ3
9の幅をd9 とすると、次の関係が保たれるようにす
る。
図で、本例においては振動板20を構成するコーン21
に、同心円状に複数のリブ31,32,33‥‥39を
形成させる。この場合、最外周のリブ31から最内周の
リブ39になるに従って、順次リブの幅が広くなるよう
にする。即ち、図2及び図3にコーン21の詳細を示す
ように、最外周のリブ31の幅をd1 、次のリブ32の
幅をd2 、次のリブ33の幅をd3 ‥‥最内周のリブ3
9の幅をd9 とすると、次の関係が保たれるようにす
る。
【0015】
【数1】d1 >d2 >d3 >d4 >d5 >d6 >d7 >
d8 >d9
d8 >d9
【0016】例えば、最外周のリブ31の幅d1 から順
に0.5mmずつ幅を広げてさせて、最内周のリブ39
の幅d9 を、最外周のリブ31の幅d1 よりも4.0m
m広くさせる。また、最外周のリブ31の外側の溝部4
0と、各リブ31〜39の間の溝部41〜48と、最内
周のリブ39の内側の溝部49との幅(図3参照)をd
0 とすると、この溝部40〜49の幅d0 は全て同じ
(例えば0.5mm)とする。
に0.5mmずつ幅を広げてさせて、最内周のリブ39
の幅d9 を、最外周のリブ31の幅d1 よりも4.0m
m広くさせる。また、最外周のリブ31の外側の溝部4
0と、各リブ31〜39の間の溝部41〜48と、最内
周のリブ39の内側の溝部49との幅(図3参照)をd
0 とすると、この溝部40〜49の幅d0 は全て同じ
(例えば0.5mm)とする。
【0017】なお、本例のコーン21は、木材パルプを
ベースとして形成させる。
ベースとして形成させる。
【0018】また、本例のコーン21は、図3に示すよ
うに、最外周のリブ31の外側の溝部40よりも外側の
外周部50と、最内周のリブ39の内側の溝部49より
も内側の内周部51についても、リブ31〜39とほぼ
同様の厚みを持つようにしてある。
うに、最外周のリブ31の外側の溝部40よりも外側の
外周部50と、最内周のリブ39の内側の溝部49より
も内側の内周部51についても、リブ31〜39とほぼ
同様の厚みを持つようにしてある。
【0019】次に、このように構成されるコーン21を
使用した振動板20を使用した本例のスピーカユニット
の構成について説明すると、本例においては図1に示す
ように、トッププレート11の上下にダンパ26,27
が配されたダブルダンパ構造のスピーカユニットとさ
れ、磁気回路を構成する外周側トッププレート11に透
孔11bを設け、このトッププレート11と接したフレ
ーム15の対応した位置にも透孔15aを設け、両透孔
11b,15aが連続するようにしてある。この場合、
各透孔11b,15aの出口には、孔の径が徐々に広が
るテーパー部11c,15bを設ける。なお、この透孔
11b,15aは、所定の間隔で複数個配置する。
使用した振動板20を使用した本例のスピーカユニット
の構成について説明すると、本例においては図1に示す
ように、トッププレート11の上下にダンパ26,27
が配されたダブルダンパ構造のスピーカユニットとさ
れ、磁気回路を構成する外周側トッププレート11に透
孔11bを設け、このトッププレート11と接したフレ
ーム15の対応した位置にも透孔15aを設け、両透孔
11b,15aが連続するようにしてある。この場合、
各透孔11b,15aの出口には、孔の径が徐々に広が
るテーパー部11c,15bを設ける。なお、この透孔
11b,15aは、所定の間隔で複数個配置する。
【0020】また、磁気回路の下端を構成するボトムプ
レート12にも、透孔12aを設ける。この透孔12a
の場合にも、出口の孔の径が徐々に広がるテーパー部1
2bを設ける。また、この透孔12aは、所定の間隔で
複数個配置する。
レート12にも、透孔12aを設ける。この透孔12a
の場合にも、出口の孔の径が徐々に広がるテーパー部1
2bを設ける。また、この透孔12aは、所定の間隔で
複数個配置する。
【0021】その他の部分は、従来例として図7に示し
たスピーカユニットと同様に構成する。
たスピーカユニットと同様に構成する。
【0022】このように構成した本例のスピーカユニッ
トによると、良好な特性のスピーカとして作動する。即
ち、振動板20を構成するコーン21として、図2及び
図3に示すように、同心円状に複数配されたリブ31〜
39の幅を順次変化させたことで、振動板20の強度が
中心に近づくほど強くなり、分割振動などを効果的に抑
えることが可能になり、スピーカとしての周波数特性が
向上する。特に、大振幅時などにおいても分割振動など
が発生しない良好な周波数特性が得られるようになる。
トによると、良好な特性のスピーカとして作動する。即
ち、振動板20を構成するコーン21として、図2及び
図3に示すように、同心円状に複数配されたリブ31〜
39の幅を順次変化させたことで、振動板20の強度が
中心に近づくほど強くなり、分割振動などを効果的に抑
えることが可能になり、スピーカとしての周波数特性が
向上する。特に、大振幅時などにおいても分割振動など
が発生しない良好な周波数特性が得られるようになる。
【0023】ここで、本例の形状の振動板20を使用し
たスピーカユニットの周波数特性を、図8及び図9に示
す同じ幅のリブを等間隔で配した振動板を使用した従来
のスピーカユニットの周波数特性と比べた状態を、図4
に示す。図4において、太い線で示す特性f1 が、本例
の形状の振動板20を使用したスピーカユニットの周波
数特性で、細い線で示す特性f2 が、従来の振動板を使
用したスピーカユニットの周波数特性である。この図4
に示されるように、本例の振動板20を使用したスピー
カユニットの方が、平坦な周波数特性となっていて、良
好な特性であることが判る。
たスピーカユニットの周波数特性を、図8及び図9に示
す同じ幅のリブを等間隔で配した振動板を使用した従来
のスピーカユニットの周波数特性と比べた状態を、図4
に示す。図4において、太い線で示す特性f1 が、本例
の形状の振動板20を使用したスピーカユニットの周波
数特性で、細い線で示す特性f2 が、従来の振動板を使
用したスピーカユニットの周波数特性である。この図4
に示されるように、本例の振動板20を使用したスピー
カユニットの方が、平坦な周波数特性となっていて、良
好な特性であることが判る。
【0024】なお、上述実施例においては、リブの幅を
順次変えて振動板の強度を中心部と周辺部とで変えるよ
うにしたが、他の要因を変えて振動板の強度を変えるよ
うにしても良い。例えば、図5に示すように、同じ幅d
10のリブ61,62‥‥68を同心円状に複数配すると
共に、隣接するリブとの距離d11,d12,d13‥‥d 17
を、外周側から順次狭くするようにして、中心に向かっ
て順次強度が強くなるようにしたコーン60を使用して
も良い。
順次変えて振動板の強度を中心部と周辺部とで変えるよ
うにしたが、他の要因を変えて振動板の強度を変えるよ
うにしても良い。例えば、図5に示すように、同じ幅d
10のリブ61,62‥‥68を同心円状に複数配すると
共に、隣接するリブとの距離d11,d12,d13‥‥d 17
を、外周側から順次狭くするようにして、中心に向かっ
て順次強度が強くなるようにしたコーン60を使用して
も良い。
【0025】或いは、図6に示すように、リブ71,7
2,73‥‥76として、外周側のリブ71の幅d21を
最も狭くし、内周寄りのリブになるに従って幅d22,d
23,d24‥‥d26と順次広げるようにすると共に、隣接
するリブとの距離d31,d32,d33‥‥d35を、外周側
から順次狭くするようにして、中心に向かって順次強度
が強くなるようにしたコーン70を使用しても良い。
2,73‥‥76として、外周側のリブ71の幅d21を
最も狭くし、内周寄りのリブになるに従って幅d22,d
23,d24‥‥d26と順次広げるようにすると共に、隣接
するリブとの距離d31,d32,d33‥‥d35を、外周側
から順次狭くするようにして、中心に向かって順次強度
が強くなるようにしたコーン70を使用しても良い。
【0026】また、上述実施例においては、ダブルダン
パ構造のスピーカユニットに適用したが、ダンパが1個
の通常のコーン型のスピーカユニットにも適用できるこ
とは勿論である。
パ構造のスピーカユニットに適用したが、ダンパが1個
の通常のコーン型のスピーカユニットにも適用できるこ
とは勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、同心円状に複数配され
たリブの幅、又は各リブを配する間隔を変化させること
で、振動板の強度を部分的に変化させることができ、分
割振動などが抑えられるようにリブを配することで、ス
ピーカとしての周波数特性が向上する。
たリブの幅、又は各リブを配する間隔を変化させること
で、振動板の強度を部分的に変化させることができ、分
割振動などが抑えられるようにリブを配することで、ス
ピーカとしての周波数特性が向上する。
【0028】この場合、振動板の中心方向に向かって徐
々に強度が強くなるように、リブを配する間隔又はリブ
の幅を変化させることで、振動板の内周側が強く補強さ
れることになり、大振幅時などにおいても分割振動など
が発生しない良好な周波数特性が得られるようになる。
々に強度が強くなるように、リブを配する間隔又はリブ
の幅を変化させることで、振動板の内周側が強く補強さ
れることになり、大振幅時などにおいても分割振動など
が発生しない良好な周波数特性が得られるようになる。
【図1】本発明の一実施例のスピーカユニットを示す断
面図である。
面図である。
【図2】一実施例の振動板を示す正面図である。
【図3】図2の III-III線に沿う断面図図である。
【図4】一実施例の振動板による周波数特性図である。
【図5】本発明の他の実施例による振動板を示す部分断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の更に他の実施例による振動板を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図7】従来のスピーカユニットの一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】従来の振動板の一例を示す正面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図である。
11 外周側トッププレート 12 ボトムプレート 13 磁石 14 内周側トッププレート 15 フレーム 20 振動板 21 コーン 22 エッジ 23 センタキャップ 24 コイルボビン 25 ボイスコイル 26,27 ダンパ 31,32,33,34,35,36,37,38,3
9 リブ 40,41,42,43,44,45,46,47,4
8,49 溝部 50 外周部 51 ネック部 60,70 コーン
9 リブ 40,41,42,43,44,45,46,47,4
8,49 溝部 50 外周部 51 ネック部 60,70 コーン
Claims (2)
- 【請求項1】 フレームと、該フレームにエッジが支持
された振動板と、該振動板に取付けられたコイルボビン
に巻装されたボイスコイルと、該ボイスコイルの周囲に
構成された磁気回路とを有し、上記ボイスコイルに所定
の信号を供給することで、信号に対応した音響が再生さ
れるスピーカユニットにおいて、 上記振動板に、同心円状のリブを複数設けると共に、該
リブを配する間隔又はリブの幅を変化させるようにした
ことを特徴とするスピーカユニット。 - 【請求項2】 振動板の中心方向に向かって徐々に強度
が強くなるように、リブを配する間隔又はリブの幅を変
化させるようにした請求項1記載のスピーカユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23685093A JPH0795686A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | スピーカユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23685093A JPH0795686A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | スピーカユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795686A true JPH0795686A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17006728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23685093A Pending JPH0795686A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | スピーカユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795686A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081839A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Nippon Kinzoku Co Ltd | スピーカーの振動板、及びそれを有するスピーカーユニット、スピーカーシステム |
WO2015140962A1 (ja) * | 2014-03-19 | 2015-09-24 | パイオニア株式会社 | スピーカ装置用振動板 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23685093A patent/JPH0795686A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081839A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Nippon Kinzoku Co Ltd | スピーカーの振動板、及びそれを有するスピーカーユニット、スピーカーシステム |
WO2015140962A1 (ja) * | 2014-03-19 | 2015-09-24 | パイオニア株式会社 | スピーカ装置用振動板 |
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