JPH0795636B2 - ピン形フィンを備えた放熱器の製造法 - Google Patents
ピン形フィンを備えた放熱器の製造法Info
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- JPH0795636B2 JPH0795636B2 JP4157071A JP15707192A JPH0795636B2 JP H0795636 B2 JPH0795636 B2 JP H0795636B2 JP 4157071 A JP4157071 A JP 4157071A JP 15707192 A JP15707192 A JP 15707192A JP H0795636 B2 JPH0795636 B2 JP H0795636B2
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータ用プリ
ント基板の放熱等に使用されるピン形フィンを備えた放
熱器の製造法に関するものである。
ント基板の放熱等に使用されるピン形フィンを備えた放
熱器の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ用プリント基板の高
集積化、高性能化に伴う放熱量の増大に対応するため、
ピン形フィンを備えた放熱器が採用されている。そして
従来は、このようなピン形フィンを備えた放熱器は、通
常、冷間鍛造により製造されていた。
集積化、高性能化に伴う放熱量の増大に対応するため、
ピン形フィンを備えた放熱器が採用されている。そして
従来は、このようなピン形フィンを備えた放熱器は、通
常、冷間鍛造により製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに冷間鍛造により製造された従来のピン形フィンを備
えた放熱器では、フィン高さが4mm程度、およびピッチ
3mm程度が限界であり、より高密度(高放熱量)のピン
形フィンを備えた放熱器の出現が強く望まれていた。
うに冷間鍛造により製造された従来のピン形フィンを備
えた放熱器では、フィン高さが4mm程度、およびピッチ
3mm程度が限界であり、より高密度(高放熱量)のピン
形フィンを備えた放熱器の出現が強く望まれていた。
【0004】この発明の目的は、上記の従来の要望に応
えんとするもので、ピン形フィンの高さを非常に高くす
ることができるとともに、フィンピッチも細かくするこ
とができて、非常に高密度、従って高放熱量であるピン
形フィンを備えた放熱器を提供しようとするにある。
えんとするもので、ピン形フィンの高さを非常に高くす
ることができるとともに、フィンピッチも細かくするこ
とができて、非常に高密度、従って高放熱量であるピン
形フィンを備えた放熱器を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、放熱基板の片面に多数のピン形フィンを備えた放
熱器を製造するこの発明の第1発明の方法は、フィン形
成用金属板を、並列状のピン形フィンとこれらの一端部
を連結する連結部とよりなる櫛形フィン部材を形成する
ように打ち抜く工程と、放熱基板の片面に、所要数の櫛
形フィン部材を相互に隣り合うもの同志の間に間隔保持
板を介在させて並列状にかつ放熱基板に対して略垂直状
に配置する工程と、放熱基板の片面に、各櫛形フィン部
材の連結部を接合する工程と、間隔保持板を櫛形フィン
部材の間より取り出す工程とよりなる、ピン形フィンを
備えた放熱器の製造法を要旨としている。
めに、放熱基板の片面に多数のピン形フィンを備えた放
熱器を製造するこの発明の第1発明の方法は、フィン形
成用金属板を、並列状のピン形フィンとこれらの一端部
を連結する連結部とよりなる櫛形フィン部材を形成する
ように打ち抜く工程と、放熱基板の片面に、所要数の櫛
形フィン部材を相互に隣り合うもの同志の間に間隔保持
板を介在させて並列状にかつ放熱基板に対して略垂直状
に配置する工程と、放熱基板の片面に、各櫛形フィン部
材の連結部を接合する工程と、間隔保持板を櫛形フィン
部材の間より取り出す工程とよりなる、ピン形フィンを
備えた放熱器の製造法を要旨としている。
【0006】つぎに、第2発明の方法は、長尺のフィン
形成用金属板を、並列状のピン形フィンとこれらの一端
部を連結する連結部とよりなる長尺の櫛形フィン部材を
形成するように打ち抜く工程と、放熱基板の片面に、長
尺の櫛形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折り曲げて
のせるとともに、蛇行状の櫛形フィン部材の隣り合う直
線部同志の間に間隔保持板を介在させかつ放熱基板に対
して略垂直状に配置する工程と、放熱基板の片面に、蛇
行状の櫛形フィン部材の連結部を全長にわたって接合す
る工程と、間隔保持板を櫛形フィン部材の隣り合う直線
部同志の間より取り出す工程とよりなる、ピン形フィン
を備えた放熱器の製造法を要旨としている。
形成用金属板を、並列状のピン形フィンとこれらの一端
部を連結する連結部とよりなる長尺の櫛形フィン部材を
形成するように打ち抜く工程と、放熱基板の片面に、長
尺の櫛形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折り曲げて
のせるとともに、蛇行状の櫛形フィン部材の隣り合う直
線部同志の間に間隔保持板を介在させかつ放熱基板に対
して略垂直状に配置する工程と、放熱基板の片面に、蛇
行状の櫛形フィン部材の連結部を全長にわたって接合す
る工程と、間隔保持板を櫛形フィン部材の隣り合う直線
部同志の間より取り出す工程とよりなる、ピン形フィン
を備えた放熱器の製造法を要旨としている。
【0007】また第3発明の方法は、板状部とこれの一
側縁部の左右両側のうち少なくとも一側に張出状に設け
られた間隔保持用張出部とよりなるフィン形成用押出形
材の板状部を打ち抜いて、並列状のピン形フィンと、こ
れらの一端部を連結する連結部と、連結部の左右両側の
うち少なくとも一側の張出部とよりなる櫛形フィン部材
を形成する工程と、放熱基板の片面に、所要数の櫛形フ
ィン部材を、隣り合うもの同志相互に張出部により間隔
を保持して並列状にかつ放熱基板に対して略垂直状に配
置する工程と、放熱基板の片面に、各櫛形フィン部材の
連結部および張出部を接合する工程とよりなる、ピン形
フィンを備えた放熱器の製造法を要旨としている。
側縁部の左右両側のうち少なくとも一側に張出状に設け
られた間隔保持用張出部とよりなるフィン形成用押出形
材の板状部を打ち抜いて、並列状のピン形フィンと、こ
れらの一端部を連結する連結部と、連結部の左右両側の
うち少なくとも一側の張出部とよりなる櫛形フィン部材
を形成する工程と、放熱基板の片面に、所要数の櫛形フ
ィン部材を、隣り合うもの同志相互に張出部により間隔
を保持して並列状にかつ放熱基板に対して略垂直状に配
置する工程と、放熱基板の片面に、各櫛形フィン部材の
連結部および張出部を接合する工程とよりなる、ピン形
フィンを備えた放熱器の製造法を要旨としている。
【0008】さらに第4発明の方法は、板状部とこれの
一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保持用張
出部とよりなる長尺のフィン形成用押出形材の板状部を
打ち抜いて、並列状のピン形フィンと、これらの一端部
を連結する連結部と、連結部の左右両側の張出部とより
なる長尺の櫛形フィン部材を形成する工程と、長尺の櫛
形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折り曲げるととも
に、折り曲げのさい、蛇行状の屈曲部において櫛形フィ
ン部材の間隔保持用張出部に切欠きを設ける工程と、放
熱基板の片面に、平面よりみて蛇行状に折り曲げた長尺
の櫛形フィン部材をのせる工程と、放熱基板の片面に、
蛇行状の櫛形フィン部材の連結部および間隔保持用張出
部を接合する工程とよりなる、ピン形フィンを備えた放
熱器の製造法を要旨としている。
一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保持用張
出部とよりなる長尺のフィン形成用押出形材の板状部を
打ち抜いて、並列状のピン形フィンと、これらの一端部
を連結する連結部と、連結部の左右両側の張出部とより
なる長尺の櫛形フィン部材を形成する工程と、長尺の櫛
形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折り曲げるととも
に、折り曲げのさい、蛇行状の屈曲部において櫛形フィ
ン部材の間隔保持用張出部に切欠きを設ける工程と、放
熱基板の片面に、平面よりみて蛇行状に折り曲げた長尺
の櫛形フィン部材をのせる工程と、放熱基板の片面に、
蛇行状の櫛形フィン部材の連結部および間隔保持用張出
部を接合する工程とよりなる、ピン形フィンを備えた放
熱器の製造法を要旨としている。
【0009】上記において、放熱基板としては、いずれ
の場合も、アルミニウム(合金を含む)、あるいは銅
(合金を含む)等の金属によりつくられていて、例えば
長さ10〜150mm、幅10〜150mm、および厚み1
〜5mmを有するものである。
の場合も、アルミニウム(合金を含む)、あるいは銅
(合金を含む)等の金属によりつくられていて、例えば
長さ10〜150mm、幅10〜150mm、および厚み1
〜5mmを有するものである。
【0010】上記第1発明の方法において、ピン形フィ
ン形成用の金属板は、同様に、アルミニウム、銅(いず
れも合金を含む)等の金属によりつくられていて、例え
ば長さ5〜25mmおよび厚み0.3〜1mmを有し、ピン
形フィンの高さを5mm以上とするため、金属板の幅(高
さ)は5mm以上、好ましくは5〜80mmとする。
ン形成用の金属板は、同様に、アルミニウム、銅(いず
れも合金を含む)等の金属によりつくられていて、例え
ば長さ5〜25mmおよび厚み0.3〜1mmを有し、ピン
形フィンの高さを5mm以上とするため、金属板の幅(高
さ)は5mm以上、好ましくは5〜80mmとする。
【0011】そして、このフィン形成用金属板を、並列
状のピン形フィンとこれらの一端部を連結する連結部と
よりなる櫛形フィン部材を形成するように打ち抜くので
あるが、ここで、打ち抜かれたピン形フィンは、横断面
正方形もしくは長方形を有し、その一辺の長さが0.3
〜1mmを有している。ピン形フィンのピッチは、例えば
0.9〜2.5mmである。通常、打抜き幅を金属板の板
厚と同じとし、打抜きによって形成されたピン形フィン
を横断面正方形とするのが、好ましい。
状のピン形フィンとこれらの一端部を連結する連結部と
よりなる櫛形フィン部材を形成するように打ち抜くので
あるが、ここで、打ち抜かれたピン形フィンは、横断面
正方形もしくは長方形を有し、その一辺の長さが0.3
〜1mmを有している。ピン形フィンのピッチは、例えば
0.9〜2.5mmである。通常、打抜き幅を金属板の板
厚と同じとし、打抜きによって形成されたピン形フィン
を横断面正方形とするのが、好ましい。
【0012】なお、すべてのピン形フィンの一端部を連
結する連結部の幅は、例えば0.1〜1mmである。
結する連結部の幅は、例えば0.1〜1mmである。
【0013】櫛形フィン部材と交互に配置する間隔保持
板の材質としては、ステンレス鋼板等を用いる。また間
隔保持板の高さは、櫛形フィン部材の高さと略同じと
し、また厚みはフィンピッチと同じ、すなわちフィンの
一辺の長さと同じにするのが、好ましい。間隔保持板の
長さは、後の取出し工程のために、櫛形フィン部材の長
さより長くするのが、好ましい。
板の材質としては、ステンレス鋼板等を用いる。また間
隔保持板の高さは、櫛形フィン部材の高さと略同じと
し、また厚みはフィンピッチと同じ、すなわちフィンの
一辺の長さと同じにするのが、好ましい。間隔保持板の
長さは、後の取出し工程のために、櫛形フィン部材の長
さより長くするのが、好ましい。
【0014】放熱基板の片面に、櫛形フィン部材の連結
部を、ろう付けあるいは接着等により接合する。放熱基
板がアルミニウムの場合は、アルミニウムブレージング
・シート、あるいはアルミニウムベア材にろう材のフィ
ラー・シートを使用するのが好ましい。
部を、ろう付けあるいは接着等により接合する。放熱基
板がアルミニウムの場合は、アルミニウムブレージング
・シート、あるいはアルミニウムベア材にろう材のフィ
ラー・シートを使用するのが好ましい。
【0015】なお、ピン形フィン形成用金属板を熱処理
合金を使用することにより、ろう付け後の時効処理で強
度を上げることができる。
合金を使用することにより、ろう付け後の時効処理で強
度を上げることができる。
【0016】つぎに、上記第2発明の方法において、ピ
ン形フィン形成用の金属板は、いわゆる長尺ものであっ
ても良く、上記アルミニウムあるいは銅(合金を含む)
等の金属よりなるコイル材を使用しても良い。このコイ
ル材は、例えば幅5〜80mm、および厚み0.3〜1mm
を有し、また長さは、これを打ち抜いて櫛形フィン部材
とした後、蛇行状に折り曲げて形成される直線部の数に
応じて、適宜設定(すなわち切断)するものである。
ン形フィン形成用の金属板は、いわゆる長尺ものであっ
ても良く、上記アルミニウムあるいは銅(合金を含む)
等の金属よりなるコイル材を使用しても良い。このコイ
ル材は、例えば幅5〜80mm、および厚み0.3〜1mm
を有し、また長さは、これを打ち抜いて櫛形フィン部材
とした後、蛇行状に折り曲げて形成される直線部の数に
応じて、適宜設定(すなわち切断)するものである。
【0017】また長尺の櫛形フィン部材を平面よりみて
蛇行状に折り曲げたさい、蛇行状櫛形フィン部材の隣り
合う直線部同志の間に介在させる間隔保持板としては、
上記と同じものを使用すれば、良い。
蛇行状に折り曲げたさい、蛇行状櫛形フィン部材の隣り
合う直線部同志の間に介在させる間隔保持板としては、
上記と同じものを使用すれば、良い。
【0018】なお、上記第1発明と第2発明の方法にお
いては、放熱基板の片面に櫛形フィン部材の連結部を嵌
め入れるための凹溝を放熱基板の全長にわたって設ける
場合もある。この場合には、間隔保持板を使用する必要
がない。
いては、放熱基板の片面に櫛形フィン部材の連結部を嵌
め入れるための凹溝を放熱基板の全長にわたって設ける
場合もある。この場合には、間隔保持板を使用する必要
がない。
【0019】また、上記第3発明の方法において、フィ
ン形成用押出形材としては、上記第1発明の方法で用い
るピン形フィン形成用の金属板と同様に、アルミニウ
ム、銅(いずれも合金を含む)等の金属によりつくられ
ていて、例えば長さ5〜25mmを有するものである。こ
の押出形材の板状部の厚みは、0.3〜1mmであり、ピ
ン形フィンの高さを5mm以上とするため、押出形材の板
状部の高さを5mm以上、好ましくは5〜25mmとする。
ン形成用押出形材としては、上記第1発明の方法で用い
るピン形フィン形成用の金属板と同様に、アルミニウ
ム、銅(いずれも合金を含む)等の金属によりつくられ
ていて、例えば長さ5〜25mmを有するものである。こ
の押出形材の板状部の厚みは、0.3〜1mmであり、ピ
ン形フィンの高さを5mm以上とするため、押出形材の板
状部の高さを5mm以上、好ましくは5〜25mmとする。
【0020】また、フィン形成用押出形材の間隔保持用
張出部は、板状部の一側縁部の左右両側に張り出してい
るのが好ましいが、左右両側のうち片側に張り出してい
る場合もある。
張出部は、板状部の一側縁部の左右両側に張り出してい
るのが好ましいが、左右両側のうち片側に張り出してい
る場合もある。
【0021】なお、これらの間隔保持用張出部の高さす
なわち連結部の幅は、いずれの場合も例えば0.5〜1
mmである。間隔保持用張出部の高さと連結部の幅とが、
相互に異なるものであっても。勿論良い。
なわち連結部の幅は、いずれの場合も例えば0.5〜1
mmである。間隔保持用張出部の高さと連結部の幅とが、
相互に異なるものであっても。勿論良い。
【0022】間隔保持用張出部自体の幅は、これが板状
部の一側縁部の左右両側に張り出している場合は、フィ
ンピッチの半分の大きさとなり、片側に張り出している
場合は、フィンピッチ自体の大きさとなる。
部の一側縁部の左右両側に張り出している場合は、フィ
ンピッチの半分の大きさとなり、片側に張り出している
場合は、フィンピッチ自体の大きさとなる。
【0023】放熱基板の片面に櫛形フィン部材を配置す
る場合には、隣り合うもの同志相互に張出部により間隔
が保持されるため、上記間隔保持部材が不要となる。
る場合には、隣り合うもの同志相互に張出部により間隔
が保持されるため、上記間隔保持部材が不要となる。
【0024】上記第4発明の方法においては、板状部と
これの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保
持用張出部とよりなる長尺のフィン形成用押出形材を使
用し、これの板状部を打ち抜いてピン形フィン形成す
る。そしてこの長尺の櫛形フィン部材を平面よりみて蛇
行状に折り曲げるさいには、折り曲げるべき部分におい
て櫛形フィン部材左右両側の間隔保持用張出部に、所要
幅の切欠きを設けておく。左右両側の間隔保持用張出部
の幅は、フィンピッチの半分の大きさとする。
これの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保
持用張出部とよりなる長尺のフィン形成用押出形材を使
用し、これの板状部を打ち抜いてピン形フィン形成す
る。そしてこの長尺の櫛形フィン部材を平面よりみて蛇
行状に折り曲げるさいには、折り曲げるべき部分におい
て櫛形フィン部材左右両側の間隔保持用張出部に、所要
幅の切欠きを設けておく。左右両側の間隔保持用張出部
の幅は、フィンピッチの半分の大きさとする。
【0025】
【作用】上記第1発明の放熱器の製造法によれば、金属
板を櫛形に打ち抜いて、ピン形フィンを形成しているの
で、フィンの連結部となる部分を除く金属板自体の幅
(高さ)が、製造後のピン形フィンの高さとなり、かつ
金属板のフィンの打抜きピッチ、あるいはまた放熱基板
上に並べたさいの間隔保持板の厚みが、それぞれフィン
ピッチとなる。
板を櫛形に打ち抜いて、ピン形フィンを形成しているの
で、フィンの連結部となる部分を除く金属板自体の幅
(高さ)が、製造後のピン形フィンの高さとなり、かつ
金属板のフィンの打抜きピッチ、あるいはまた放熱基板
上に並べたさいの間隔保持板の厚みが、それぞれフィン
ピッチとなる。
【0026】従って、この発明の方法によれば、放熱器
のピン形フィンの高さを非常に高くすることができると
ともに、フィンピッチを細かくすることができて、高密
度のピン形フィンを備えた放熱器を得ることができる。
のピン形フィンの高さを非常に高くすることができると
ともに、フィンピッチを細かくすることができて、高密
度のピン形フィンを備えた放熱器を得ることができる。
【0027】またとくに、打ち抜により形成されたピン
形フィンは、横断面正方形もしくは長方形で、角形を有
しているため、ピン形フィンのいわゆる稜の作用によ
り、送風時の乱流効果がすぐれていて、より一層性能の
向上をはかり得る。
形フィンは、横断面正方形もしくは長方形で、角形を有
しているため、ピン形フィンのいわゆる稜の作用によ
り、送風時の乱流効果がすぐれていて、より一層性能の
向上をはかり得る。
【0028】アルミニウム・コイル材のような長尺もの
のピン形フィン形成用金属板を使用する第2発明の方法
によれば、コイル材を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィ
ン部材を形成した後、これを平面よりみて蛇行状に折り
曲げて、金属板の直線部同志の間に間隔保持板を介在さ
せている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれてい
るとともに、やはり金属板の幅(高さ)(フィン連結部
を除く)が、製造後のピン形フィンの高さとなり、かつ
フィンの打抜きピッチおよび間隔保持板の厚みがそれぞ
れフィンピッチとなるため、ピン形フィンの高さを非常
に高く、かつフィンピッチを細かくすることができるも
のである。
のピン形フィン形成用金属板を使用する第2発明の方法
によれば、コイル材を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィ
ン部材を形成した後、これを平面よりみて蛇行状に折り
曲げて、金属板の直線部同志の間に間隔保持板を介在さ
せている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれてい
るとともに、やはり金属板の幅(高さ)(フィン連結部
を除く)が、製造後のピン形フィンの高さとなり、かつ
フィンの打抜きピッチおよび間隔保持板の厚みがそれぞ
れフィンピッチとなるため、ピン形フィンの高さを非常
に高く、かつフィンピッチを細かくすることができるも
のである。
【0029】第3発明の方法では、フィン形成用押出形
材の板状部を打ち抜いてピン形フィンを形成している。
従って押出形材の板状部の幅(高さ)が、製造後のピン
形フィンの高さとなり、かつフィンの打抜きピッチおよ
び隣り合うフィン形成用押出形材同志の間の間隔保持用
張出部の合計の幅がそれぞれフィンピッチとなるため、
ピン形フィンの高さを非常に高く、かつフィンピッチを
細かくすることができるものである。しかもフィン形成
用押出形材には間隔保持用張出部が備えられているの
で、第1発明および第2発明の場合のような間隔保持板
を介在させる必要がなく、従って作業容易で、生産性に
すぐれているものである。
材の板状部を打ち抜いてピン形フィンを形成している。
従って押出形材の板状部の幅(高さ)が、製造後のピン
形フィンの高さとなり、かつフィンの打抜きピッチおよ
び隣り合うフィン形成用押出形材同志の間の間隔保持用
張出部の合計の幅がそれぞれフィンピッチとなるため、
ピン形フィンの高さを非常に高く、かつフィンピッチを
細かくすることができるものである。しかもフィン形成
用押出形材には間隔保持用張出部が備えられているの
で、第1発明および第2発明の場合のような間隔保持板
を介在させる必要がなく、従って作業容易で、生産性に
すぐれているものである。
【0030】第4発明の方法では、長尺のフィン形成用
押出形材の板状部を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィン
部材を形成した後、間隔保持用張出部の所要箇所に切欠
きをいれて、櫛形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折
り曲げている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれ
ているとともに、ピン形フィンの高さを非常に高く、か
つフィンピッチを細かくすることができる点は同じであ
り、また間隔保持板を介在させる必要がない。
押出形材の板状部を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィン
部材を形成した後、間隔保持用張出部の所要箇所に切欠
きをいれて、櫛形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折
り曲げている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれ
ているとともに、ピン形フィンの高さを非常に高く、か
つフィンピッチを細かくすることができる点は同じであ
り、また間隔保持板を介在させる必要がない。
【0031】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0032】図1は、この発明の第1発明の方法により
製造した第1実施例の放熱器(20)を示すもので、該放熱
器(20)は、放熱基板(1) の片面に多数のピン形フィン
(2) を備えているものである。
製造した第1実施例の放熱器(20)を示すもので、該放熱
器(20)は、放熱基板(1) の片面に多数のピン形フィン
(2) を備えているものである。
【0033】以下に、この発明の第1実施例を図2〜図
6を参照して工程順に説明する。
6を参照して工程順に説明する。
【0034】第1工程 フィン形成用金属板を、並列状のピン形フィン(2) とこ
れらの一端部を連結する連結部(3) とよりなる櫛形フィ
ン部材(4) を形成するように打ち抜いた。
れらの一端部を連結する連結部(3) とよりなる櫛形フィ
ン部材(4) を形成するように打ち抜いた。
【0035】ここで、ピン形フィン形成用の金属板とし
ては、厚み(t) 0.5mmのアルミニウム合金(A606
3)よりなるコイル材を使用した。またピン形フィン
(2) の高さを20mm、および連結部(3) の高さを0.5
mmとするため、フィン形成用アルミニウム板の幅を25
mmとした。
ては、厚み(t) 0.5mmのアルミニウム合金(A606
3)よりなるコイル材を使用した。またピン形フィン
(2) の高さを20mm、および連結部(3) の高さを0.5
mmとするため、フィン形成用アルミニウム板の幅を25
mmとした。
【0036】フィン形成用アルミニウム板の打抜きピッ
チは、アルミニウム板の板厚(t) と同じく0.5mmとし
た。これにより一辺の長さが0.5mmの横断面正方形の
ピン形フィン(2) が形成された(図2と図3参照)。
チは、アルミニウム板の板厚(t) と同じく0.5mmとし
た。これにより一辺の長さが0.5mmの横断面正方形の
ピン形フィン(2) が形成された(図2と図3参照)。
【0037】第2工程 つぎに、長さ60mm、幅60mm、および厚み1.6mmを
有するアルミニウムブレージング・シートよりなる放熱
基板(1) のろう材層を有する面に、多数の櫛形フィン部
材(4) を相互に隣り合うもの同志の間に間隔保持板(11)
を介在させて並列状にかつ放熱基板(1) に対して略垂直
状に配置し、セッティングを行なった(図4参照)。
有するアルミニウムブレージング・シートよりなる放熱
基板(1) のろう材層を有する面に、多数の櫛形フィン部
材(4) を相互に隣り合うもの同志の間に間隔保持板(11)
を介在させて並列状にかつ放熱基板(1) に対して略垂直
状に配置し、セッティングを行なった(図4参照)。
【0038】間隔保持板(11)としては、長さ80mm、お
よび厚み0.6mmを有するステンレス鋼によりつくられ
たものを使用した。間隔保持板(11)の幅(高さ)20mm
は、櫛形フィン部材(4) の高さと同じとした。
よび厚み0.6mmを有するステンレス鋼によりつくられ
たものを使用した。間隔保持板(11)の幅(高さ)20mm
は、櫛形フィン部材(4) の高さと同じとした。
【0039】第3工程 つぎに、セッティング完了後の放熱器構成部材を上下2
枚のステンレス鋼製のろう付け用挾持板(5)(5)で挟ん
だ。そうして、これらすべてのものを4本のスプリング
・クリップ(6) で止め、真空ろう付け装置の炉内に入
れ、放熱基板(1) のろう材を有する面に、各櫛形フィン
部材(4) の連結部(3) を接合した(図5参照)。
枚のステンレス鋼製のろう付け用挾持板(5)(5)で挟ん
だ。そうして、これらすべてのものを4本のスプリング
・クリップ(6) で止め、真空ろう付け装置の炉内に入
れ、放熱基板(1) のろう材を有する面に、各櫛形フィン
部材(4) の連結部(3) を接合した(図5参照)。
【0040】第4工程 ろう付け後、上下両挾持板(5)(5)、およびスプリング・
クリップ(6) を取り外すとともに、間隔保持板(11)を櫛
形フィン部材(4) の間より取り出し(図6参照)、放熱
基板(1) の片面に多数のピン形フィン(2) を備えた放熱
器(20)を製造した(図1参照)。
クリップ(6) を取り外すとともに、間隔保持板(11)を櫛
形フィン部材(4) の間より取り出し(図6参照)、放熱
基板(1) の片面に多数のピン形フィン(2) を備えた放熱
器(20)を製造した(図1参照)。
【0041】上記の方法によれば、アルミニウム板を櫛
形に打ち抜いて、ピン形フィン(2)を形成しているの
で、フィン(2) の連結部(3) となる部分を除くアルミニ
ウム板自体の幅(高さ)が、製造後のピン形フィン(2)
の高さとなり、かつアルミニウム板のフィン(2) の打抜
きピッチ、あるいはまた間隔保持板(11)の厚みが、それ
ぞれフィンピッチとなる。従って、放熱器(20)のピン形
フィン(2) の高さを非常に高くすることができるととも
に、フィンピッチを細かくすることができ、高密度のピ
ン形フィン(2) を備えた放熱器(20)を製造することがで
きた。
形に打ち抜いて、ピン形フィン(2)を形成しているの
で、フィン(2) の連結部(3) となる部分を除くアルミニ
ウム板自体の幅(高さ)が、製造後のピン形フィン(2)
の高さとなり、かつアルミニウム板のフィン(2) の打抜
きピッチ、あるいはまた間隔保持板(11)の厚みが、それ
ぞれフィンピッチとなる。従って、放熱器(20)のピン形
フィン(2) の高さを非常に高くすることができるととも
に、フィンピッチを細かくすることができ、高密度のピ
ン形フィン(2) を備えた放熱器(20)を製造することがで
きた。
【0042】図7は、櫛形フィン部材(4) の変形例を示
すものである。ここで、上記図2の第1実施例の場合と
異なる点は、櫛形フィン部材(4) が、並列状のピン形フ
ィン(2) の一端部を連結する連結部(3) だけでなく、ピ
ン形フィン(2) の高さの中間部分を連結する中間連結部
(8) をも備えている点にある。このような中間連結部
(8) を有する櫛形フィン部材(4) によれば、強度がアッ
プするので、ピン形フィン(2) の高さをより一層高くす
ることができる利点がある。
すものである。ここで、上記図2の第1実施例の場合と
異なる点は、櫛形フィン部材(4) が、並列状のピン形フ
ィン(2) の一端部を連結する連結部(3) だけでなく、ピ
ン形フィン(2) の高さの中間部分を連結する中間連結部
(8) をも備えている点にある。このような中間連結部
(8) を有する櫛形フィン部材(4) によれば、強度がアッ
プするので、ピン形フィン(2) の高さをより一層高くす
ることができる利点がある。
【0043】図8は、櫛形フィン部材(4) の成形法の変
形例を示すものである。
形例を示すものである。
【0044】すなわち、まず方形のフィン形成用金属板
(10)に、並列状のスリット(7) を打ち抜きにより設け
て、金属板(10)を格子状とする(図8イ参照)。
(10)に、並列状のスリット(7) を打ち抜きにより設け
て、金属板(10)を格子状とする(図8イ参照)。
【0045】ついで、金属板(10)を、並列状のスリット
(7) の上端部は切断するが、同下端部は、これより若干
下側に離れて、所要幅の連結部(3) を残すように打ち抜
く(図8ロ参照)。これによって並列状のピン形フィン
(2) とこれらの一端部を連結する連結部(3) とからなる
櫛形フィン部材(4) を形成した(図8ハ参照)。
(7) の上端部は切断するが、同下端部は、これより若干
下側に離れて、所要幅の連結部(3) を残すように打ち抜
く(図8ロ参照)。これによって並列状のピン形フィン
(2) とこれらの一端部を連結する連結部(3) とからなる
櫛形フィン部材(4) を形成した(図8ハ参照)。
【0046】図9は、この発明の第2発明の方法により
製造した第2実施例の放熱器(20)を示すもので、該放熱
器(20)は、放熱基板(1) の片面に、並列状のピン形フィ
ン(2) とこれらの一端部を連結する連結部(3) とよりな
る長尺の櫛形フィン部材(4)を平面よりみて蛇行状に折
り曲げてのせ、両者を接合しているものである。
製造した第2実施例の放熱器(20)を示すもので、該放熱
器(20)は、放熱基板(1) の片面に、並列状のピン形フィ
ン(2) とこれらの一端部を連結する連結部(3) とよりな
る長尺の櫛形フィン部材(4)を平面よりみて蛇行状に折
り曲げてのせ、両者を接合しているものである。
【0047】なお、詳細な図示は省略したが、第2発明
の方法では、長尺のフィン形成用金属板を、並列状のピ
ン形フィン(2) とこれらの一端部を連結する連結部(3)
とよりなる長尺の櫛形フィン部材(4) を形成するように
打ち抜く。そして、放熱基板(1) のろう材層を有する面
に、長尺の櫛形フィン部材(4) を平面よりみて蛇行状に
折り曲げてのせるとともに、蛇行状の櫛形フィン部材
(4) の隣り合う直線部(4a)(4a)同志の間に、図4に示す
ような間隔保持板(11)を介在させかつ放熱基板(1) に対
して略垂直状に配置し、セッティングを行なった。
の方法では、長尺のフィン形成用金属板を、並列状のピ
ン形フィン(2) とこれらの一端部を連結する連結部(3)
とよりなる長尺の櫛形フィン部材(4) を形成するように
打ち抜く。そして、放熱基板(1) のろう材層を有する面
に、長尺の櫛形フィン部材(4) を平面よりみて蛇行状に
折り曲げてのせるとともに、蛇行状の櫛形フィン部材
(4) の隣り合う直線部(4a)(4a)同志の間に、図4に示す
ような間隔保持板(11)を介在させかつ放熱基板(1) に対
して略垂直状に配置し、セッティングを行なった。
【0048】つぎに、セッティング完了後の放熱器構成
部材を、図5に示すような上下両ろう付け用挾持板(5)
(5)で挟み、これらすべてのものをスプリング・クリッ
プ(6)で止め、真空ろう付け装置の炉内に入れ、放熱基
板(1) のろう材を有する面に、蛇行状の櫛形フィン部材
(4) の連結部(3) を全長にわたって接合した。
部材を、図5に示すような上下両ろう付け用挾持板(5)
(5)で挟み、これらすべてのものをスプリング・クリッ
プ(6)で止め、真空ろう付け装置の炉内に入れ、放熱基
板(1) のろう材を有する面に、蛇行状の櫛形フィン部材
(4) の連結部(3) を全長にわたって接合した。
【0049】ろう付け後、上下両挾持板(5)(5)、および
スプリング・クリップ(6) を取り外すとともに、間隔保
持板(11)を蛇行状の櫛形フィン部材(4) の隣り合う直線
部(4a)(4a)同志の間より取り出し、放熱基板(1) の片面
に多数のピン形フィン(2) を備えた放熱器(20)を製造し
た(図9参照)。
スプリング・クリップ(6) を取り外すとともに、間隔保
持板(11)を蛇行状の櫛形フィン部材(4) の隣り合う直線
部(4a)(4a)同志の間より取り出し、放熱基板(1) の片面
に多数のピン形フィン(2) を備えた放熱器(20)を製造し
た(図9参照)。
【0050】図10は、第3発明の方法により製造した
第3実施例の放熱器(20)を示すものである。ここで、詳
細な図示は省略したが、第3発明の方法では、板状部と
これの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保
持用張出部(15)とよりなるフィン形成用押出形材の板状
部を打ち抜いて、並列状のピン形フィン(12)と、これら
の一端部を連結する連結部(13)と、連結部(13)の左右両
側の張出部(15)とよりなる櫛形フィン部材(14)を形成し
た(図11参照)。
第3実施例の放熱器(20)を示すものである。ここで、詳
細な図示は省略したが、第3発明の方法では、板状部と
これの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保
持用張出部(15)とよりなるフィン形成用押出形材の板状
部を打ち抜いて、並列状のピン形フィン(12)と、これら
の一端部を連結する連結部(13)と、連結部(13)の左右両
側の張出部(15)とよりなる櫛形フィン部材(14)を形成し
た(図11参照)。
【0051】つぎに、セッティング完了後の放熱器構成
部材を、図5に示すような上下両ろう付け用挾持板(5)
(5)で挟み、これらすべてのものをスプリング・クリッ
プ(6)で止め、真空ろう付け装置の炉内に入れ、放熱基
板(1) のろう材を有する面に、放熱基板(1) の片面に、
各櫛形フィン部材(14)の連結部(13)および張出部(15)を
接合した(図10参照)。
部材を、図5に示すような上下両ろう付け用挾持板(5)
(5)で挟み、これらすべてのものをスプリング・クリッ
プ(6)で止め、真空ろう付け装置の炉内に入れ、放熱基
板(1) のろう材を有する面に、放熱基板(1) の片面に、
各櫛形フィン部材(14)の連結部(13)および張出部(15)を
接合した(図10参照)。
【0052】なお、上記第2実施例では、櫛形フィン部
材(14)の連結部(13)の左右両側に張出部(15)(15)が設け
られているが、このような張出部(15)は、連結部(13)の
左右両側のうち一側に設けられることもある。
材(14)の連結部(13)の左右両側に張出部(15)(15)が設け
られているが、このような張出部(15)は、連結部(13)の
左右両側のうち一側に設けられることもある。
【0053】図12は、第4発明の方法により製造した
第4実施例の放熱器(20)を示すものである。ここで、詳
細な図示は省略したが、第4発明の方法では、板状部と
これの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保
持用張出部(15)(15)とよりなる長尺のフィン形成用押出
形材の板状部を打ち抜いて、並列状のピン形フィン(12)
と、これらの一端部を連結する連結部(13)と、連結部(1
3)の左右両側の張出部(15)(15)とよりなる長尺の櫛形フ
ィン部材(14)を形成した。そして、放熱基板(1) のろう
材層を有する面に、長尺の櫛形フィン部材(14)を平面よ
りみて蛇行状に折り曲げてのせるとともに、放熱基板
(1) に対して略垂直状に配置し、セッティングを行なっ
た。
第4実施例の放熱器(20)を示すものである。ここで、詳
細な図示は省略したが、第4発明の方法では、板状部と
これの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔保
持用張出部(15)(15)とよりなる長尺のフィン形成用押出
形材の板状部を打ち抜いて、並列状のピン形フィン(12)
と、これらの一端部を連結する連結部(13)と、連結部(1
3)の左右両側の張出部(15)(15)とよりなる長尺の櫛形フ
ィン部材(14)を形成した。そして、放熱基板(1) のろう
材層を有する面に、長尺の櫛形フィン部材(14)を平面よ
りみて蛇行状に折り曲げてのせるとともに、放熱基板
(1) に対して略垂直状に配置し、セッティングを行なっ
た。
【0054】つぎに、セッティング完了後の放熱器構成
部材を、図5に示すような上下両ろう付け用挾持板(5)
(5)で挟み、これらすべてのものをスプリング・クリッ
プ(6)で止め、真空ろう付け装置の炉内に入れ、放熱基
板(1) のろう材を有する面に、蛇行状の櫛形フィン部材
(14)の連結部(3) を全長にわたって接合した(図13参
照)。
部材を、図5に示すような上下両ろう付け用挾持板(5)
(5)で挟み、これらすべてのものをスプリング・クリッ
プ(6)で止め、真空ろう付け装置の炉内に入れ、放熱基
板(1) のろう材を有する面に、蛇行状の櫛形フィン部材
(14)の連結部(3) を全長にわたって接合した(図13参
照)。
【0055】
【発明の効果】この発明は、上述のように、第1発明の
放熱器の製造法によれば、金属板を櫛形に打ち抜いて、
ピン形フィンを形成しているので、フィンの連結部とな
る部分を除く金属板自体の幅(高さ)が、製造後のピン
形フィンの高さとなり、かつ金属板のフィンの打抜きピ
ッチ、あるいはまた放熱基板上に並べたさいの間隔保持
板の厚みが、それぞれフィンピッチとなる。
放熱器の製造法によれば、金属板を櫛形に打ち抜いて、
ピン形フィンを形成しているので、フィンの連結部とな
る部分を除く金属板自体の幅(高さ)が、製造後のピン
形フィンの高さとなり、かつ金属板のフィンの打抜きピ
ッチ、あるいはまた放熱基板上に並べたさいの間隔保持
板の厚みが、それぞれフィンピッチとなる。
【0056】従って、この第1の発明の方法によれば、
放熱器のピン形フィンの高さを非常に高くすることがで
きるとともに、フィンピッチを細かくすることができ
て、高密度のピン形フィンを備えた放熱器を得ることが
できる。
放熱器のピン形フィンの高さを非常に高くすることがで
きるとともに、フィンピッチを細かくすることができ
て、高密度のピン形フィンを備えた放熱器を得ることが
できる。
【0057】またとくに、打ち抜きにより形成されたピ
ン形フィンは、横断面正方形もしくは長方形で、角形を
有しているため、ピン形フィンのいわゆる稜の作用によ
り、送風時の乱流効果がすぐれていて、より一層性能の
向上を図り得る。
ン形フィンは、横断面正方形もしくは長方形で、角形を
有しているため、ピン形フィンのいわゆる稜の作用によ
り、送風時の乱流効果がすぐれていて、より一層性能の
向上を図り得る。
【0058】アルミニウム・コイル材のような長尺もの
のピン形フィン形成用金属板を使用する第2発明の方法
によれば、コイル材を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィ
ン部材を形成した後、これを平面よりみて蛇行状に折り
曲げて、金属板の直線部同志の間に間隔保持板を介在さ
せている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれてい
るとともに、やはり金属板の幅(高さ)(フィン連結部
を除く)が、製造後のピン形フィンの高さとなり、かつ
フィンの打抜きピッチおよび間隔保持板の厚みがそれぞ
れフィンピッチとなるため、ピン形フィンの高さを非常
に高く、かつフィンピッチを細かくすることができるも
のである。
のピン形フィン形成用金属板を使用する第2発明の方法
によれば、コイル材を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィ
ン部材を形成した後、これを平面よりみて蛇行状に折り
曲げて、金属板の直線部同志の間に間隔保持板を介在さ
せている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれてい
るとともに、やはり金属板の幅(高さ)(フィン連結部
を除く)が、製造後のピン形フィンの高さとなり、かつ
フィンの打抜きピッチおよび間隔保持板の厚みがそれぞ
れフィンピッチとなるため、ピン形フィンの高さを非常
に高く、かつフィンピッチを細かくすることができるも
のである。
【0059】第3発明の方法では、フィン形成用押出形
材の板状部を打ち抜いてピン形フィンを形成している。
従って押出形材の板状部の幅(高さ)が、製造後のピン
形フィンの高さとなり、かつフィンの打抜きピッチおよ
び隣り合うフィン形成用押出形材同志の間の間隔保持用
張出部の合計の幅がそれぞれフィンピッチとなるため、
ピン形フィンの高さを非常に高く、かつフィンピッチを
細かくすることができるものである。しかもフィン形成
用押出形材には間隔保持用張出部が備えられているの
で、第1発明および第2発明の場合のような間隔保持板
を介在させる必要がなく、従って作業容易で、生産性に
すぐれているものである。
材の板状部を打ち抜いてピン形フィンを形成している。
従って押出形材の板状部の幅(高さ)が、製造後のピン
形フィンの高さとなり、かつフィンの打抜きピッチおよ
び隣り合うフィン形成用押出形材同志の間の間隔保持用
張出部の合計の幅がそれぞれフィンピッチとなるため、
ピン形フィンの高さを非常に高く、かつフィンピッチを
細かくすることができるものである。しかもフィン形成
用押出形材には間隔保持用張出部が備えられているの
で、第1発明および第2発明の場合のような間隔保持板
を介在させる必要がなく、従って作業容易で、生産性に
すぐれているものである。
【0060】第4発明の方法では、長尺のフィン形成用
押出形材の板状部を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィン
部材を形成した後、間隔保持用張出部の所要箇所に切欠
きをいれて、櫛形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折
り曲げている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれ
ているとともに、ピン形フィンの高さを非常に高く、か
つフィンピッチを細かくすることができる点は同じであ
り、また間隔保持板を介在させる必要がない。
押出形材の板状部を連続的に打抜いて長尺の櫛形フィン
部材を形成した後、間隔保持用張出部の所要箇所に切欠
きをいれて、櫛形フィン部材を平面よりみて蛇行状に折
り曲げている。従って作業性が良好で、生産性にすぐれ
ているとともに、ピン形フィンの高さを非常に高く、か
つフィンピッチを細かくすることができる点は同じであ
り、また間隔保持板を介在させる必要がない。
【0061】また上記第2発明〜第4発明においても、
打ち抜きにより形成されたピン形フィンは、横断面正方
形もしくは長方形で、角形を有しているため、ピン形フ
ィンのいわゆる稜の作用により、送風時の乱流効果がす
ぐれていて、性能の向上を図り得る点は、上記第1発明
の場合と同じである。
打ち抜きにより形成されたピン形フィンは、横断面正方
形もしくは長方形で、角形を有しているため、ピン形フ
ィンのいわゆる稜の作用により、送風時の乱流効果がす
ぐれていて、性能の向上を図り得る点は、上記第1発明
の場合と同じである。
【図1】この発明の第1発明の方法により製造したピン
形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
【図2】図2〜図6は、この発明の第1発明の方法を工
程順に説明するためのもので、図2は、ピン形フィンを
備えた櫛形フィン部材の斜視図である。
程順に説明するためのもので、図2は、ピン形フィンを
備えた櫛形フィン部材の斜視図である。
【図3】櫛形フィン部材の要部拡大水平断面図である。
【図4】放熱基板の片面に、櫛形フィン部材と間隔保持
板とを交互に配置したセッティング状態の概略斜視図で
ある。
板とを交互に配置したセッティング状態の概略斜視図で
ある。
【図5】セッティング状態の放熱器構成部材の上下両面
にろう付け用挾持板を配置して、スプリング・クリップ
で止めた状態の概略斜視図である。
にろう付け用挾持板を配置して、スプリング・クリップ
で止めた状態の概略斜視図である。
【図6】ピン形フィンの形成後、間隔保持板をピン形フ
ィンの間より取り出す状態の概略斜視図である。
ィンの間より取り出す状態の概略斜視図である。
【図7】ピン形フィンを備えた櫛形フィン部材の変形例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図8】ピン形フィンを備えた櫛形フィン部材のいま1
つの製造法を工程順に示す概略平面図である。
つの製造法を工程順に示す概略平面図である。
【図9】この発明の第2発明の方法により製造したピン
形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
【図10】この発明の第3発明の方法により製造したピ
ン形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
ン形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
【図11】第3発明の方法において使用するピン形フィ
ンを備えた櫛形フィン部材の斜視図である。
ンを備えた櫛形フィン部材の斜視図である。
【図12】この発明の第4発明の方法により製造したピ
ン形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
ン形フィンを備えた放熱器の斜視図である。
【図13】第4発明の方法において使用するピン形フィ
ンを備えた櫛形フィン部材の斜視図である。
ンを備えた櫛形フィン部材の斜視図である。
1 放熱基板 2 ピン形フィン 3 連結部 4 櫛形フィン部材 4a 蛇行状の櫛形フィン部材の直線部 11 間隔保持板 12 ピン形フィン 13 連結部 14 櫛形フィン部材 15 間隔保持用張出部 16 切欠き 20 放熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島尻 芳文 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−168240(JP,A) 特開 昭63−259392(JP,A) 実開 昭63−100893(JP,U) 実開 平3−10593(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】 放熱基板(1) の片面に多数のピン形フィ
ン(2) を備えた放熱器を製造する方法であって、フィン
形成用金属板を、並列状のピン形フィン(2)とこれらの
一端部を連結する連結部(3) とよりなる櫛形フィン部材
(4) を形成するように打ち抜く工程と、放熱基板(1) の
片面に、所要数の櫛形フィン部材(4)を相互に隣り合う
もの同志の間に間隔保持板(11)を介在させて並列状にか
つ放熱基板(1) に対して略垂直状に配置する工程と、放
熱基板(1) の片面に、各櫛形フィン部材(4) の連結部
(3) を接合する工程と、間隔保持板(11)を櫛形フィン部
材(4) の間より取り出す工程とよりなる、ピン形フィン
を備えた放熱器の製造法。 - 【請求項2】 放熱基板(1) の片面に多数のピン形フィ
ン(2) を備えた放熱器を製造する方法であって、長尺の
フィン形成用金属板を、並列状のピン形フィン(2) とこ
れらの一端部を連結する連結部(3) とよりなる長尺の櫛
形フィン部材(4) を形成するように打ち抜く工程と、放
熱基板(1) の片面に、長尺の櫛形フィン部材(4) を平面
よりみて蛇行状に折り曲げてのせるとともに、蛇行状の
櫛形フィン部材(4) の隣り合う直線部(4a)(4a)同志の間
に間隔保持板(11)を介在させかつ放熱基板(1) に対して
略垂直状に配置する工程と、放熱基板(1) の片面に、蛇
行状の櫛形フィン部材(4) の連結部(3) を全長にわたっ
て接合する工程と、間隔保持板(11)を櫛形フィン部材
(4) の隣り合う直線部(4a)(4a)同志の間より取り出す工
程とよりなる、ピン形フィンを備えた放熱器の製造法。 - 【請求項3】 放熱基板(1) の片面に多数のピン形フィ
ン(12)を備えた放熱器を製造する方法であって、板状部
とこれの一側縁部の左右両側のうち少なくとも一側に張
出状に設けられた間隔保持用張出部(15)とよりなるフィ
ン形成用押出形材の板状部を打ち抜いて、並列状のピン
形フィン(12)と、これらの一端部を連結する連結部(13)
と、連結部(13)の左右両側のうち少なくとも一側の張出
部(15)とよりなる櫛形フィン部材(14)を形成する工程
と、放熱基板(1) の片面に、所要数の櫛形フィン部材(1
4)を、隣り合うもの同志相互に張出部(15)により間隔を
保持して並列状にかつ放熱基板(1) に対して略垂直状に
配置する工程と、放熱基板(1) の片面に、各櫛形フィン
部材(14)の連結部(13)および張出部(15)を接合する工程
とよりなる、ピン形フィンを備えた放熱器の製造法。 - 【請求項4】 放熱基板(1) の片面に多数のピン形フィ
ン(12)を備えた放熱器を製造する方法であって、板状部
とこれの一側縁部の左右両側に張出状に設けられた間隔
保持用張出部(15)(15)とよりなる長尺のフィン形成用押
出形材の板状部を打ち抜いて、並列状のピン形フィン(1
2)と、これらの一端部を連結する連結部(13)と、連結部
(13)の左右両側の張出部(15)(15)とよりなる長尺の櫛形
フィン部材(14)を形成する工程と、長尺の櫛形フィン部
材(14)を平面よりみて蛇行状に折り曲げるとともに、折
り曲げのさい、蛇行状の屈曲部において櫛形フィン部材
(14)の間隔保持用張出部(15)(15)に切欠き(16)(16)を設
ける工程と、放熱基板(1) の片面に、平面よりみて蛇行
状に折り曲げた長尺の櫛形フィン部材(14)をのせる工程
と、放熱基板(1) の片面に、蛇行状の櫛形フィン部材(1
4)の連結部(13)および間隔保持用張出部(15)(15)を接合
する工程とよりなる、ピン形フィンを備えた放熱器の製
造法。
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