JPH0795430A - 色変換装置及び方法 - Google Patents

色変換装置及び方法

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JPH0795430A
JPH0795430A JP6037075A JP3707594A JPH0795430A JP H0795430 A JPH0795430 A JP H0795430A JP 6037075 A JP6037075 A JP 6037075A JP 3707594 A JP3707594 A JP 3707594A JP H0795430 A JPH0795430 A JP H0795430A
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JP
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color
color space
input
interval
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JP6037075A
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Inventor
James Robert Metcalfe
ロバート メットカーフ ジェームズ
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Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd
Canon Inc
Original Assignee
Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd
Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6016Conversion to subtractive colour signals
    • H04N1/6019Conversion to subtractive colour signals using look-up tables

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基盤上に多くのスペースが要求されることが
なく、大きな電源が要求されず、更には膨大なメモリを
も必要としない、高品位にカラー変換を行う。 【構成】 カラー変換装置2は入力カラー空間(RG
B)から出力カラー空間(CMYK)への画像のマッピ
ングを行う。それら空間の変化は、表示媒体(例えばプ
リンタ)に関連しており、2つのカラー空間の間を補間
するためいくつかに分割する。この間隔(インターバ
ル)は変換関数がビヘイビアでない部分(傾きの変化が
急である部分)では短くする。入力画素データ(RGB
の8点)の体積は出力画素データの成分の体積に対応さ
せるようにしたマッピングに基づいて、実行される。補
間は出力画素カラー成分値を得るためにこれらの点の間
を補間することで実行される。そして、合成出力画素を
提供するために出力カラー空間の各原色成分について繰
りかえす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置上へのカラー画
像表示及びカラー記録装置によるカラー画像の表示に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図面を用いて背景技術を説明すると次の
通りである。
【0003】図1は、理論的な色関係を示しており、図
2は現実におけるより詳しい色関係を示している。
【0004】画像は通常、赤(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)といったRGBフォーマットのような加法
フォーマットを使用し、CRTディスプレイのようなタ
イプの装置によって表示される。このフォーマットで
は、各分離色情報はR,G,Bの各原色に提供され、そ
れらをいっしょに表示することで所望とする表示色を形
成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
カラー表示装置に表示された画像の色表現を印刷する場
合には、一般に今度は減法混色フォーマットが使用され
る。ここでいう減法混色とは、シアン(C)、マゼンタ
(M),イエロー(Y)及びブラックKのCMYKフォ
ーマットである。そのような減法混色はカラープリンタ
装置において共通に使用されており、特に、キヤノン社
製の「Canon CLC500 colour laser copier/printer」に
使用されている。
【0006】図1には、理想的な色関係を示しており、
理論的には加法混色と減法混色との間の関係は単純で、
シアン、マゼンタ、イエローはレッド、グリーン、ブル
ーそれぞれに対して単純な補色であり、それらは次のよ
うに表される。
【0007】 C=1−R …(1) M=1−G …(2) Y=1−B …(3) ブラック(K)は、次式の如く、3つすべての加法パラ
メータの式で表される。
【0008】 K=rR+gG+bB …(4) ここで、r,g,bは人間のレッド、グリーン、ブルー
に対する相対的な知覚で決定される係数である。
【0009】図2には、実際における現実のカラー関係
を示している。現実には、上記式はまだ不十分であり、
例えばシアンの量は複雑な非線形式となっていて、レッ
ド、グリーンそしてブルーの量に依存する。従って、2
つのカラーフォーマット間の変換する場合、印刷メカニ
ズムには非線形変換式が要求される。図1は例えばシア
ンの理想的なカーブを示し、一方で、図2に示されるカ
ーブがプリンタでは要求される。
【0010】図2に示されるアレンジに従ってカラー訂
正を実現する1つの手法としては、プログラム可能なリ
ードオンリーメモリ(PROM)を多数使用し、各々が
起こり得る入力点を参照でき、図2に示すような機能を
予めプログラムさせておくことであろう。
【0011】しかしながら、これにはいくつもの不具合
がある。例えば、次に示す通りである。
【0012】(i) PROMに要求される多数の周辺チ
ップのため、基盤上に多くのスペースが要求される点。
【0013】(ii) 高速なPROMを使用する場合に
は、大きな電源が要求される点。
【0014】(iii) レッド、ブルー、グリーンそれぞれ
の色を8ビットで表わし、各原色の取り得る色の値を8
ビットで出力すると、結局、全記憶容量は28×28×2
8となり、各色パス(color pass)に16Mバイトを越
える大きなメモリ容量が要求される点。
【0015】他の手法は、求められる値へ直線近似算出
するためにマトリックス乗算を用いる点であるが、この
場合にもいくつかの不具合が発生する。例えば次の通り
である。
【0016】(i) 色間の線形合成の品位は、コンピュー
タが生成するグラフィックとしてはあまりにも低い点。
【0017】(ii)色変換処理で発生する誤差が、各色の
ゆるやかな合成領域では非常に目立つ点。特に、黒から
白に直線的に変化する部分では、そのおかしい色が発生
する。“バンド”効果は、原色レベル値を供給すること
によるフルレベル情報の使用できないプリンタで誇張さ
れる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも上
記従来技術の問題点の1つを実質上解決、或いは改良す
るものである。
【0019】本発明の一態様によれば、そのカラー変換
方法は以下の工程を備える。すなわち、入力カラー空間
内の入力画像を出力カラー空間の出力画像に変換する色
変換方法であって、ここで、各画像は各カラー空間にお
ける原色成分で有する複数の画素で構成されている、前
記出力カラー空間の少なくとも1つの原色カラーをいく
つかの出力カラー空間間隔に分割し、前記出力カラー空
間間隔から対応する入力カラー空間間隔を判別し、前記
対応する入力空間間隔の点を補間処理に用いる点として
使用し、前記出力カラー空間内の出力画素値の成分を得
ることを特徴とする色変換方法。
【0020】ここで好ましくは、補間する工程は、所定
のルックアップテーブルの手段によって、前記近傍の補
間点の少なくとも1つから出力画素成分の距離を判断す
る工程を含むことが望ましい。また、前記2つのカラー
空間の間の関係は、変換関数によって定義され、出力カ
ラー空間間隔はその変換関数に依存して長さが変化する
ことが望ましい。
【0021】本発明の他の態様によれば、以下の工程を
備えることを特徴とする。すなわち、入力カラー空間内
の入力画像を出力カラー空間の出力画像に変換する色変
換方法であって、前記入力カラー空間の少なくとも1つ
の原色をいくつかの間隔に分割し、各間隔の端点を格納
し、前記間隔を多数のグループに分解し、;ここで隣接
する間隔は異なるグループに分解される、前記画像の予
め選択された画素を有する選択された間隔を備えるグル
ープを決定し、グループの間で変化するオフセットアド
レスを使用して、選択された間隔の端点を獲得すること
を特徴とする色変換方法。
【0022】
【作用】上記工程において、例えば、前記出力カラー空
間の少なくとも1つの原色カラーをいくつかの出力カラ
ー空間間隔に分割し、その出力カラー空間間隔から対応
する入力カラー空間間隔を判別する。そして、それに対
応する入力空間間隔の端点を補間点として使用し、入力
画像の各画素に対し、その近傍の補間点を判断し、前記
補間点間を補間して前記出力カラー空間内の出力画素値
の成分を得る。
【0023】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0024】図3に、実施例における好適なカラー変換
装置2の示す。しかしながら、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0025】図3は、実施例の本願出願で使用されるカ
ラー画像処理システム1の簡単なブロック構成を示して
おり、スタンダードなコンピュータシステム上で動作す
るようになっている。カラー変換装置2は2つのメイン
サブシステムで相互作用するようになっている。
【0026】その1つはプロセッササブシステム60で
あり、特にプロセッサメモリ61を含んでいる。各色パ
ス(colour pass)で要求されるカラー変換テーブル
は、プロセッサメモリ61内に設けられている。カラー
画像処理システム1は、変換パスの初期段階で、各色パ
ス(C,M,Y或いはK)で要求されるカラー変換テー
ブルをロードする。これらのロード処理は、プロセッサ
メモリ61への正常時の書き込みサイクル、もしくは、
DMAマスタコントローラ64の制御下で行われる。プ
ロセッササブシステム60へは、複合メモリ(composit
ing memory)62と対応する複合バス63(compositin
g bus)が接続されている。
【0027】もう一方は、プリンタサブシステム8であ
る。カラー変換装置2によるカラーテーブルの補間によ
って生成されたC,M,Y或いはKの値は、カラー変換
装置2によってプリンタサブシステム8に出力される。
【0028】カラー変換装置2へ/からのプロセッサ入
出力(I/O)は処理クロックに同期して、プロセッサ
バス4を介してプロセッサバスインターフェースサブシ
ステムで実行される。プリンタサブシステム8へ/から
のI/Oは、関連するプリンタサブシステムの画素クロ
ックに同期する。本発明の好適な実施例で使用するプリ
ンタサブシステム8は、例えばキヤノン社製「CLC5
00」カラープリンタである。
【0029】図4は、好適な実施例におけるカラー変換
装置の基本構成を示している。
【0030】カラー変換装置2内のモジュールは、複合
バス63からのR,G,B画素データのストリームを入
力する処理パイプラインを形成しており、そして、プリ
ンタインターフェースに出力するための適当なカラー変
換データを生成させるために処理パイプラインに沿って
通過させる。
【0031】カラー変換装置2のプロセッサバス4への
インターフェースは、プロセッサバスインターフェース
サブシステム3によって制御される。プロセッサバスイ
ンターフェースサブシステム3は、レジスタ読み取り及
び書き込みサイクルで内部レジスタバス5へのプロセッ
サバス4を調停し、カラー変換装置2内の内部RAMへ
プロセッサDMAアクセスする。
【0032】カラー変換装置2のコングレーション及び
コントロールは、カラー変換装置2のコンフィグレーシ
ョン・コントロールレジスタ6の読み取り及び書き込み
で実現する。カラー変換装置2は、これらのレジスタか
ら制御情報7を生成することになる。
【0033】内部メモリのそれぞれはデュアルポートで
あり(物理的に必須ではないが、コングレーション・コ
ントロールレジスタ6内の処理モードビットの手段によ
る機能があればよい)、カラー変換装置2の実行パイプ
ラインに割り当てるポートと、レジスタバス5へ割り当
てられるポートを備える。レジスタバス5へ割り当てら
れたポートは、プリンタサブシステム8の各カラーパス
の前に設けられた各内部メモリにロードするために用い
られる。
【0034】3つの動作処理がカラー変換装置2で実行
される。これらは、カラー変換、近白補正ユニット35
により実行される近白補正、そして、近黒補正ユニット
36により実行されるテキストエッジ強調処理である。
この結果の出力データ9は、関連するプリンタ装置によ
って要求されるCMYKへ色変換するためのRGBデー
タである。
【0035】出力データ9は双方向バッファ10によっ
て複合メモリ62に戻すことができる。
【0036】非一様色空間変換インターバルRAM(no
n-uniform colour space conversion interval RAM)1
1は、色変換処理を改良するために有益に提供される。
この非一様色空間変換インターバルRAM11は分離し
ているインターバルRAM12、13、14を備え、そ
れらは各色パスでロードされ、各々は入力されるレッ
ド、グリーン、ブルーのチャネルの各々の変換マッピン
グにデータを出力する。
【0037】図4〜図7を用いて、レッドインターバル
RAM12の動作を説明するが、グリーンインターバル
RAM13及びブルーインターバルRAM14の動作も
同様である。
【0038】以下に説明するように、カラー変換装置2
で要求される記憶量を縮小するため、補間法を用いて最
終的な出力を得る。この補間法の基本的な説明を、例え
ば図2のグラフから得られる2つのシアン値間で実行さ
れる補間処理による、1つの色に関して説明しよう。
【0039】図5、図6は値補間の第1の方法の例を示
している。この手法においては、レッドデータ点18に
対するシアン成分を決定しようとするものである。この
ため、レッド値のスケールを、予め定義された数であっ
て実質的に等間隔に分割する。そして、これらの間隔の
隣接する2つを補間法に使用する。その結果、下位レッ
ド参照点19と上位レッド参照点20が決定される。そ
して、対応する第1のシアン値22と第2のシアン値2
3が決定され、それらが最終的な補間値24の決定のた
めの補間点として使用される。
【0040】しかしながら、図6に示すごとく、最終的
な補間値24と求めようしているシアン値25との間に
は或程度のずれがあり、精度が悪くならざるを得ない。
こような非正常な出力結果、たとえばレッドからシアン
への変換では正常な動作にはならない。従って、補間処
理は、ある間隔では高い精度を持つことができるのに、
また、別の間隔では精度が下がってしますことを意味す
る。
【0041】図7及び図8は、シアン値21間のより良
好な補間の形態を示しており、最終的な補間値24と求
めようとしているシアン25間の誤差を最少にするた
め、補間値が適に正配置されてことを示している。
【0042】補間点の配置は特定の変換曲線の性質によ
って決定できるが、ここで正しく処理できない曲線の部
分の点の周りについては多数の点を設ける。この場合、
補間間隔は曲線の傾きが大きい部分(ここでは正しく処
理できない)では、実質的により短くする。特に、補間
点間の出力カラー空間間隔の長さは、変換関数が相対的
に傾きの急な部分で受ける部分及びその近傍で、より短
くする。更に、出力色空間間隔の長さは、隣接する出力
カラー空間の間隔の変換関数の傾きの大きさが所定値以
下となるよう、調整する。
【0043】レッドインターバルRAM12は図5〜図
7の入力点のセットを再スケール或いは再マッピングす
るように応答可能になっている。これにより、カラー変
換曲線28の各具合の悪い処理エリアにおける補間点の
距離を短くでき、カラー変換曲線の各良好な部分におけ
る補間点の距離を長くすることができる。この内の曲線
の良好な部分は、入力されるレッド値と出力されるシア
ン値との関係が実質的に直線になっている。
【0044】実施例におけるカラー変換装置2におい
て、レッド軸は15個に分割され、16のインターバル
(間隔)端点を与える。そして、非一様カラー空間変換
インターバルRAM11は、レッド入力30、グリーン
入力31、ブルー入力32の各々に8ビットの全部で2
4ビットのRGB画素情報を入力する。各インターバル
RAM12、13、14は先に説明したインターバルを
決定し、各入力カラーの分割を16個の間隔の1つに分
割するのに対応する4ビットキーを出力する。この4ビ
ットキーは、注目プリンタサブシステム8への変換曲線
の性質の解析から得られ、非一様カラー空間変換インタ
ーバルRAM11に予めロードされる。この4ビットイ
ンターバルキーの値は、互いに連結(コンカチネーショ
ン)され、カラー変換RAM33をアクセスするための
12ビットアドレスを形成している。12ビットアドレ
スは、カラー変換RAM33で使用され、入力画素を包
含するRGB空間内の1つのキューブの8つの頂点を決
定させる。
【0045】非一様カラー空間変換インターバルRAM
11は、レッドインデックス、そしてそれに続くグリー
ンインデックス、ブルーインデックスの3つの8ビット
配列として見ることができる。例えば、プログラミング
言語Cで、シミュレーションすると、「char Color_Tab
le[blue][green][red]」として宣言することであろう。
ここで、red,green,blueは0〜15の範囲の値である。
レッドインターバルRAM12は、アドレス0x100
0〜0x10FF(0xは16進数を示す)に256個
の4ビットインターバル値を含む。グリーンインターバ
ルRAM13はアドレス0x1100〜0x11FFに
256個の4ビットインターバル値を含み、ブルーイン
ターバルRAM14はアドレス0x1200〜0x12
FFに256個の4ビットインターバル値を含んでい
る。ここで、データの順序は低インターバルから高イン
ターバルの順である。
【0046】図9では、カラー変換RAM33によって
実行される変換処理における次の段階に使用される適正
な色材(トナー)の量を決定する方法を示している。カ
ラー変換RAM33には、アドレス0x0000〜0x
0FFFに4096個のカラー変換値を含むために、プ
リンタ(CMYK)の各色パスの前にあるレジスタバス
5を介し、プロセッサバスインターフェースシステム3
によって特定の出力色空間の原色ルックアップテーブル
をロードする。非一様カラー空間変換インターバルRA
M11からの12ビットのアドレスは、キューブの頂点
として4096の中の8つを選択するために使用され
る。
【0047】この処理は、実施例では、記憶容量を減少
させるために使用される。例えば、各原色が256階調
(8ビット)の入力であるとした場合、R,G,Bの全
ての組み合わせのためのルックアップテーブルは、CM
Y及びKの各々のために16Mバイト(256×256
×256)が要求される。しかし、非一様カラー空間変
換インターバルRAM11から得られるR,G,B位置
の周りのキューブを形成している8点間を補間すること
で、そのような膨大なルックアップテーブルがシミュレ
ートできることになる。各インターバルRAM12、1
3、14から出力された3つの4ビットの使用、及び、
キューブを囲む端点間の補間では、カラー変換RAM3
3には、たったの4Kバイト(16×16×16)のキ
ューブルックアップテーブル空間が要求されるだけであ
る。
【0048】図9は、カラー変換RAM33と補間プロ
セッサ16がどのようにRGBの性質である色材の値を
どのようにして見つけるかの一例を示している。まず、
ルックアップテーブルは求められる的確な点(C、M、
Y或いはK)を囲む8つ(RGB)の点の“キューブ”
を探しだす。インターバルRAM12、13、14から
出力された値が5、3、1(各16進数)である場合、
これらの値は、図9に示すように、適正なキューブを含
むように選択されるためのものである。図10は、選択
されたキューブを示している。この例では、角C(0、
0、0)は、インターバルRAMの出力値がR,G,B
のそれぞれに対して5、3及び1であるとき、例えばシ
アンの色材の強度値を表している。同様に、角C100
はインターバルRAM12、13、14のR,G,Bの
値がそれぞれ6、3及び1のときのシアンの色材の値を
示している。
【0049】共通なカラープリンタにおける画素出力率
では、カラー変換データは約75ナノ秒(ns)毎に更
新しなければならない。8個の頂点を得るためには、1
つのRAMのルックアップテーブルから8回のリードが
要求される。これでは、要求された時間制約内では対処
できない。そこで、カラー変換RAM33は、キューブ
を包含する各頂点の8つのRAMとして実施する。頂点
RAMにデータをセーブするため、ハードウェアアドレ
ス再マッピング法が実行されている。
【0050】図11には、カラー変換RAMによって実
行されるアドレス再マッピングの処理の例を示してい
る。この例では、補間インターバルの端点を格納するた
めに使用される2つのRAMで16個の点にサンプルさ
れた関数の1次元(1−D)補間のケースを示してい
る。
【0051】補間インターバルの偶数端点は第1のRA
Mに割り当てられ、奇数のグリッド点は第2のRAMに
割り当てられている。15個の補間インターバルの1つ
を選択するための4ビットアドレス(A3〜A0)が与
えられるが、3ビットだけが各RAMに格納された8つ
の端点のうちの1つを選択するために必要である。奇数
番目の端点を含むRAMへのアドレスは、4ビットアド
レスの上位3ビット(A3,A2,A1)である。偶数
番目の端点を含むRAMへのアドレスは上位3ビットと
なるが、この3ビットアドレスに最下位のビットを伴う
(例えば、A3A2A1+A0)。
【0052】図11では、第1の偶数RAMは点{0、
2、3、4、6、8、10、12、14}に対応する値
を含み、奇数RAMは点{1、3、5、7、9、11、
13、15}に対応する値を含むことになる。補間イン
ターバルを通した順序では、対応するRAMアドレスが
{0,0}、{1,0}、{1,1}、{2,1}、…
となる。{左、右}端点の順序で、その入力を要求する
補間プロセッサ16に関しては、要求されたデータフォ
ーマットでデータを持つため、補間インターバルアドレ
スの最下位ビット(LSB)がセットされる場合に、デ
ータ出力上で交換(スワップ)を実行するだけである。
【0053】図12は上記処理を使用することによっ
て、各方向に対する第2のキューブが、RGB空間に全
ての点を記憶するために必要となっていることを示し、
個々の点の重複記憶を避けるものである。図13は、わ
かり易くするためにレッド方向のみ対する図12の3次
元処理を示している。キューブ0 37とキューブ23
8の値だけがカラー変換RAM33に格納される。仮
に、キューブ0の注目点が欠落すると“正常”な補間方
向はRGB0からR’GBに向かうことになる。しかし
ながら、キューブ1内に点Aがある場合、RGBの角の
値はキューブ2から取れるし、R’GBの角の値キュー
ブ0から取れる。この場合、レッド軸に沿った補間方向
は2つの角の値を効果的にスワップするために逆転され
る。補間の第1段階の一部を形成する部分的なRAM1
5を参照する場合に使用されるレッドLSBを補足する
ことでなされ、より十分な形で説明すると以下の通りで
ある。
【0054】8つの頂点の各々は分離されたRAMに格
納される。各RAMは正しいキューブをアクセスるため
に異なってアドレスを受ける。カラー変換RAMの出力
52は補間プロセッサ16に送られる。
【0055】図14には、カラー変換RAMが示されて
いる。これは{左、右}端点の順に出力するものであ
る。レッドインターバルRAM12から、偶数RAM4
0、42、44、46に対して、レッド入力値39が出
力される場合を例にすると、レッドインターバルRAM
12の値は適正な頂点の値を調べるために直接使用され
る。奇数値RAM40、42、44、46のアドレスを
決定するためには、最下位ビット48が取られ、奇数R
AMアドレス51を与えるために上位3ビット49に加
算器50で加算される。
【0056】再び図4に戻って、微細RAM(fractina
l RAM)15は、各プリンタパスのプロセッサバスイン
ターフェースシステム3によって再ロードするように設
けられる。この微細RAM15は図7におけるレッド軸
上にある各カラー値のインターバルの端数(fraction)
に対応する値をロードする。例えば、レッド入力データ
点18が下位レッド参照点19と上位レッド参照点20
の間の3番目にある場合、微細RAM15はこの位置に
対応する8ビット値を出力する。微細RAM15は(u
1,u2,u3)で表わされる各カラー毎の8ビット
を、補間プロセッサ16に出力する。
【0057】R,G,B画素データの各成分は、8ビッ
トの補間断片量を提供するフラクションRAM15を通
る。座標3成分は更なる処理のために補間プロセッサ1
6に渡される。
【0058】図15には、キューブ内における或る点の
補間例を示している。ここには、最終的な値を探しだす
ための7つの補間器が使用されている。最初の4つは、
R軸(R補間端数(fraction)を使用している)に沿った
補間を行ない、点A1、A2、A3及びA4におけるカ
ラー変換値を探しだす。次の、2つは、A1、A2間の
G軸に沿った補間を行なってB1を探しだすもの、及び
A3、A4間におけるB2を探しだすものである。最後
の補間器はB軸に沿った補間を行ない、最終的な補間値
24を形成する点Cを探しだすものである。
【0059】このように、補間された関数値C(u1,
u2,u3)として望まれる点(u1,u2,u3)で
は、次の一連の線形補間が実行される。
【0060】 A1=C(u1,0,0)=(1−u1)*C000+u1*C100 (5) A2=C(u1,0,1)=(1−u1)*C001+u1*C101 (6) A3=C(u1,1,0)=(1−u1)*C010+u1*C110 (7) A4=C(u1,1,1)=(1−u1)*C011+u1*C111 (8) B1=C(u1,u2,0)=(1−u2)*A1+u2*A3 (9) B2=C(u1,u2,1)=(1−u2)*A2+u2*A4 (10) C=C(u1,u2,u3)=(1−u3)*B1+u3*B2 (11) ここで、補間セルにおける座標値は0〜1の範囲に正規
化されている。
【0061】3線形補間の演算結果は関連するシアン、
マエンタ、イエロー或いはブラック成分を提供する。こ
の8ビットデータは、白近補正の入力として使用され、
カラー変換装置2の次の段階の動作で使用される。
【0062】ここで、出力カラー空間補間インターバル
が決定されたとき、対応するインターバルが異なった長
さになることが可能であることが注目する点である。従
って、8つの頂点はキューブを定義せず、むしろ、変動
する体積(ボリューム)を定義する。しかしながら、各
体積は接触し、カラー空間全体を満たす。或るカラー空
間から他のカラー空間へのマッピングもまた、同様の形
状の体積に再マッピングを伴う必要がない。この明細書
全体における“キューブ”は便宜的に使用しているので
あって、実施例における動作イメージの安易にするため
に使用している。
【0063】図15は、図4における補間プロセッサ1
6の構成を示している。補間プロセッサ16は、データ
点を含むキューブの8つの頂点に位置する点に対するカ
ラー変換RAMの出力52のC000〜C111と、イ
ンターバルスワップ信号53であるswap_R,sw
ap_G,swap_Bを獲得する。上記の如く、補間
スワップ信号53は、各カラー毎に非一様カラー空間変
換インターバルRAM11からの各カラー出力の最下位
ビットから得られる。微細RAM15によって発生した
3つの補間端数を使用することで、補間プロセッサ15
は、一連の補間処理部34を介し、上記のようにし、多
次元補間色式を実行し、式11に与えられた求めようと
するカラー変換値を算出する。
【0064】図16には、各補間処理部34の内部構成
を示している。各補間処理部34は次の1次元補間式を
実行する。
【0065】 f(xi)=f(x0)+((f(x1)-f(x0))*(xi-x0)/(x1-x0)) (12) 先に説明したように、インターバル入力をスワップする
ことが、ときとして必要になる。これは、swap信号
55の制御の下でスワップユニット54で実行される。
【0066】補間の最初のパスでは、補間f(x1)、
f(x0)の端点は、カラー変換RAMの出力52によ
って決定されるキューブを含む頂点である。微細RAM
15によって供給される微細項(xi−x0)/(x1
−x0)は、f(xi)に到達させるために補間するた
めの8ビットの微細量(0〜1に正規化されている)で
ある。
【0067】図17には、近白補正ユニット35の構成
を示している。補間プロセッサ16の出力のカラー変換
データ70の上位4ビットはゼロ検出ユニット71の入
力に使用される。ゼロ検出ユニット71は取り得る近白
値を検出し、マルチプレクサ選択信号72を出力する。
マルチプレクサ74はこのマルチプレクサ選択信号72
を使用して、下位4ビットの出力を選択する。
【0068】近白補正ユニット35は、プリントアウト
の知覚ダイナミックレンジを大きくするため、0〜0x
0Fの濃度の範囲で各値をディザ処理を行う。
【0069】画像のディザ処理では、特定の出力位置の
強度の決定は、その特定点の所望とする強度S(x,
y)と所定のディザマトリックス値D(i,j)に依存
してなされる。O(x,y)に要求される点を表示する
ためには、次のようにして値を発生することが必要にな
る。
【0070】 i=x modulo n (13) j=y modulo n (14) ここで、S(x,y)>D(i,j)である場合には、
O(x,y)における点は強調され、それ以外の場合に
は強調されない。
【0071】図18は、2×2のディザマトリックス値
75を使用したディザ処理の例を示している。入力マト
リックス値76はS(x,y)を含み、ディザマトリッ
クス値75はD(i,j)を持っていて、それらは上記
規則と共に使用され、強調されない点に対応する0、強
調される点に対応する1となる出力マトリックス値77
O(x,y)を生成する。その結果、入力位置のS
(0、0)の値0はD(0、0)(ここでは、0であ
る)と比較されるが、比較判断が満足しないので、点
(0、0)は強調されない。また、値3を持った入力要
素S(2、3)では、ディザマトリックスの要素D
(0,1)(なぜなら、2 modulo 2=0 であり、3modul
o 2=1になるからである)とマッチングがとられ、D
(0、1)は値2をもっているので、出力要素(2、
3)は強調されることになる。
【0072】上記例は、出力をONもしくはOFFにす
る、2×2の要素のディザマトリックスの動作例である
が、本発明における好適な実施例では16×16のディ
ザマトリックスを使用している。
【0073】近白補正ユニット35は、補間プロセッサ
16からの出力を受け、近白閾値以下の強度、例えば0
x0Fで点をディザ処理する。もし、カラー変換データ
70の上位4ビットが近白閾値より大きい値に対応する
場合には、ゼロ検出ユニット71は、マルチプレクサ7
4が入力データを妨害されずに通過するよう、マルチプ
レクサ選択信号72を出力する。これ以外の場合には、
ゼロ検出ユニット71の出力は、比較ユニット78によ
って提供される値を出力するようにさせる。補間プロセ
ッサ16からの入力データ73の下位4ビットは比較ユ
ニット78に入力され、ここでこのデータがディザマト
リックスRAM79からフェッチされたディザマトリッ
クス値より大きいかが検査される。もし、そのディザ閾
値を越える場合には、近白閾値が比較ユニット78内の
或るレジスタから出力される。
【0074】ディザマトリックスRAM79からの出力
値は入力インデックス値によって決定され、この入力イ
ンデックス値は4ビット画素カウンタ80と4ビットラ
インカウンタ81からのデータで構成される。これらカ
ウンタはディザマトリックス内の画素位置を走査するよ
うに維持されている。
【0075】4ビットラインカウンタ81はFSYNC
信号82によるフレーム先スタート時にリセットされ、
LSYNC信号83のパルスを計数する。4ビット画素
カウンタ80は、LSYNC信号83のラインの先スタ
ート時にリセットされ、PIXCLK84のパルスを計
数する。
【0076】近白補正ユニット35は近白出力85を提
供する。この近白出力85は、補間プロセッサ16から
出力されるカラー変換データ70の上位4ビットから得
られた4つの最上位ビットと、マルチプレクサ74の出
力から得られた4つの最下位ビットである。
【0077】近黒補正ユニット36は、黒から白、もし
くはその逆への変化部分を検出することでテキストのエ
ッジを明瞭にさせるためのものである。エッジが検出さ
れた場合、例えば通常備えるシアン、マゼンタ、イエロ
ー及びブラックで作られる黒を印刷する代わりに、黒単
一でもって実質的な部分の印刷を行う。これはカラー記
録エラーを隠したり、黒の細いテキスト文字の周りにお
ける過度の色材を除去する効果がある。
【0078】単一ブラック色は、実際には4つのカラー
ブラックであり、下色除去(UCR)の実質的な量であ
る。ブラックエッジが検出されたとき、その出力は近黒
補正ユニット36内のレジスタ値の印刷に限定される。
このレジスタはブラックパスについては100%出力を
表す値をロードし、他のパスでは20%となる。この結
果、細いテキストラインが印刷されるとき、非常に細く
なってしまう100%UCRより、80%UCRの方が
より良い結果を生成することになる。
【0079】図19に、近黒補正ユニット36の構成を
示す。複合バス63からのRGB入力画素88はラッチ
&ディレイユニット87に入力され、補間プロセッサ1
6から従前に得られた近白出力85で得られたカラー変
換データに同期される。近黒補正ユニット36は黒画素
入力の場合を検出する。入力画素が黒でない場合、マル
チプレクサ90はその入力から出力へ変化させないよう
に近白出力85のカラー変換データ85(すなわち、従
前のパイプライン段階からのデータ)を通過させる。
【0080】また、現在の入力画素が黒である場合、近
黒制御ユニット92は隣接する画素の白度を検査する。
もし、隣接画素のいずれかが白である場合には、近黒制
御ユニット92はエッジを検出したと判断し、マルチプ
レクサ90をマルチプレクサ制御信号93を介して付勢
する。このマルチプレクサ制御信号93は近白出力85
より、近白出力85よりむしろ高濃度黒レジスタ(deep
black register)91の内容を選択させるための信号
である。
【0081】入力信号中のノイズの許容するため、白値
は0xFF〜0xFEのRGB値の範囲にあるとし、黒
値は0x00〜0x01の範囲にセットされている。こ
の結果、カラー変換の前の合成動作の間の最下位ビット
エラーを許容する。
【0082】近黒補正ユニット36の処理は、黒から白
或いは白から黒に変化する場合のラインを走査する。こ
れで、水平方向のエッジの検出が可能になる。システム
が垂直方向へのエッジ検出を要求する場合には、ライン
間のスキャンも必要になろう。2つの状態信号、すなわ
ち、白検出信号94と黒検出信号95が、垂直走査方向
における更なるエッジ検出に使用するために提供され
る。
【0083】図20を参照すると、垂直エッジ検出シス
テムの実施例が示されている。これはカラー変換装置2
の補助するものである。出力データ9を有するカラー変
換データのあるラインはデータライン記憶部96に格納
され、テキストエッジのために補正される色となるべく
保持される。状態情報の最初のラインは第1状態情報記
憶部97に格納され、状態情報の第2ラインは第2状態
情報記憶部98に格納される。ここで、記憶部98はデ
ータライン記憶部96に書き込まれているラインに対応
し、記憶部97はデータライン記憶部96内の従前のラ
インに対応する。状態情報の第3ラインは現在の状態情
報99であり、カラー変換装置2から直接出力されてく
るものである(図17参照)。
【0084】エッジ判別論理ユニット100は近黒補正
ユニット36内で実行されるのと同様の機能を実行し、
第2状態情報記憶部98の出力が黒画素を示した場合、
及び、第1状態情報記憶部97と現在状態情報記憶部9
9の出力のいずれか一方の出力が白画素である場合、エ
ッジ判別論値ユニットの出力信号101はHIGHにす
る。そのような状態が発生したとき、マルチプレクサ1
03は他の高濃度黒レジスタ102に記憶された値を出
力し、さもなければデータライン記憶部96からのカラ
ーデータを出力する。その高濃度黒レジスタ102はR
BUSを介して、プリンタデバイスの各色データパス
に、レジスタバス5から得られた入力104を再ロード
する。
【0085】上記説明は、本願発明のいくつかの実施例
を説明しているが、当業者であれば、本願発明の範囲内
からはずれることなくそれらを改良できることは明らか
であろう。
【0086】従って、上記実施例の装置は、装置単体で
も、複数の装置から構成されるシステムであっても、更
には一部の処理としてプログラムを供給することで実現
しても良いのは勿論である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカラー変換
方法によれば、基盤上に多くのスペースが要求されるこ
とがなくなり、大きな電源が要求されず、更には膨大な
メモリをも必要としない、高品位のカラー変換を行うこ
とが可能になる。
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】理想的な色変換関係を示す図である。
【図2】実際の色変換関係を示す図である。
【図3】本発明における好適な実施例におけるカラー処
理システムのブロック構成図である。
【図4】好適な実施例のカラー変換装置の基本構成を示
す図である。
【図5】図2に対する通常のカラー変換処理を説明する
ための図である。
【図6】図5における部分拡大図である。
【図7】図4におけるレッドインターバルRAMのカラ
ー変換処理を説明するための図である。
【図8】図7における部分拡大図である。
【図9】3次元カラー空間におけるサンプルカラー点の
探しだす処理を説明するための図である。
【図10】キューブ内の点の補間の例を示す図である。
【図11】カラー変換RAMによって実行されるアドレ
ス再マッピングの処理例を示す図である。
【図12】過剰部分の除去の更なる例を示す図である。
【図13】過剰部分の除去の更なる例を示す図である。
【図14】カラー変換RAMの構成を示す図である。
【図15】補間プロセッサを示す図である。
【図16】補間処理部の内部構成を示す図である。
【図17】近白補正ユニットを示す図である。
【図18】2×2のディザ処理の例を示す図である。
【図19】近黒補正ユニットを示す図である。
【図20】垂直エッジ走査を使用したテキスト検出部を
示す図である。
【符号の説明】
1 カラー画像処理システム 2 カラー変換装置 4 プロセッサバス 8 プリンタサブシステム 60 プロセッササブシステム 61 プロセッサメモリ 62 複合メモリ 64 DMAコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/06 9471−5G H04N 1/46 8420−5L G06F 15/66 310 9191−5L 15/68 310 A 4226−5C H04N 1/46 Z (71)出願人 000001007 キヤノン株式会社 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 (72)発明者 ジェームズ ロバート メットカーフ オーストラリア国,ニュー サウス ウェ ールズ州,2098,コラロイ プラテウ,パ ークス ロード 90

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力カラー空間内の入力画像を出力カラ
    ー空間の出力画像に変換する色変換方法であって、ここ
    で、各画像は各カラー空間における原色成分で有する複
    数の画素で構成されている、 前記出力カラー空間の少なくとも1つの原色カラーをい
    くつかの出力カラー空間間隔に分割し、 前記出力カラー空間間隔から対応する入力カラー空間間
    隔を判別し、 前記対応する入力空間間隔の点を補間処理に用いる点と
    して使用し、前記出力カラー空間内の出力画素値の成分
    を得ることを特徴とする色変換方法。
  2. 【請求項2】 前記補間工程は、所定のルックアップテ
    ーブルの手段によって、前記近傍の補間点の少なくとも
    1つから出力画素成分の距離を判断する工程を備えるこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記2つのカラー空間の間の関係は、変
    換関数によって定義され、出力カラー空間間隔はその変
    換関数に依存して長さが変化することを特徴とする請求
    項第1項に記載の方法
  4. 【請求項4】 出力カラー空間間隔の長さは、変換関数
    がその傾きが相対的に急になっている部分では短くなっ
    ていることを特徴とする請求項第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記出力カラー空間間隔の長さは、隣接
    する出力カラー空間間隔の間における長さの傾き変化の
    大きさが所定値以下になるように調整されることを特徴
    とする請求項第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 出力カラー空間の各原色は前記出力カラ
    ー空間間隔の対応する個数に分割され、 出力カラー空間の各原色の対応する間隔は、対応する出
    力画素成分を提供するために補間される出力画素の体積
    を定義することを特徴とする請求項第5項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記出力カラー空間はプリントシステム
    手段で表示するためのものであり、前記出力カラー空間
    間隔はプリントシステム手段の変換特性に基づいて予め
    設定されていることを特徴とする請求項第6項に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 更に、出力画素間における、これら出力
    画素の近白の値を検出し、全出力画素のダイナミックレ
    ンジを拡張するために同様に変更する工程を備えること
    を特徴とする請求項第1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記変更する工程は、画素値のレンジで
    前記出力画素をディザ処理を行うことを含むことを特徴
    とする請求項第8項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 更に、出力画素間における、これら出
    力画素の近黒の値を検出し、これら画素の選択された1
    つの値を黒として出力する工程を備えることを特徴とす
    る請求項第1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 各方法工程のそれぞれは出力カラー空
    間の各原色成分に対し繰り返されることを特徴とする請
    求項第1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 入力カラー空間内の入力画像を出力カ
    ラー空間の出力画像に変換する色変換方法であって、 前記入力カラー空間の少なくとも1つの原色をいくつか
    の間隔に分割し、 各間隔の端点を格納し、 前記間隔を多数のグループに分解し、 ;ここで隣接する間隔は異なるグループに分解される、 前記画像の予め選択された画素を有する選択された間隔
    を備えるグループを決定し、 グループの間で変化するオフセットアドレスを使用し
    て、選択された間隔の端点を獲得することを特徴とする
    色変換方法。
  13. 【請求項13】 入力カラー空間内の入力画像を出力カ
    ラー空間の出力画像に変換する色変換装置であって、こ
    こで、各画像は各カラー空間における原色成分を備える
    複数の画素で構成されている、 前記入力カラー空間の各原色成分を、前記出力カラー空
    間の原色成分の所定の間隔に応じた複数の入力間隔に変
    換し、前記入力間隔の端点を補間点として特定する間隔
    付け手段と、 前記入力画像の各画素を、近接する前記補間点にマッピ
    ングするマッピング手段と、 前記出力カラー空間内の出力画素値の成分を決定するた
    め、前記補間点間の補間を行う補間プロセッサとを備え
    ることを特徴とするカラー変換装置。
  14. 【請求項14】 前記マッピング手段は、前記出力画素
    成分の近接する補間点の少なくとも1つとの距離を決定
    するためのルックアップテーブルを備えることを特徴と
    する請求項第13項に記載のカラー変換装置。
  15. 【請求項15】 前記2つのカラー空間の間の関係は変
    換関数で定義され、出力カラー空間間隔の距離はその変
    換関数の作用に依存することを特徴とする請求項第14
    項に記載のカラー変換装置。
  16. 【請求項16】 前記出力カラー空間間隔の長さは、変
    換関数の傾きが想定的に急な部分では短いことを特徴と
    する請求項第15項に記載のカラー変換装置。
  17. 【請求項17】 前記出力カラー空間間隔の長さは、隣
    接する出力カラー空間間隔の間における傾き変化の大き
    さが所定値以下になるように調整されることを特徴とす
    る請求項第16項に記載のカラー変換装置。
  18. 【請求項18】 出力カラー空間の各原色は前記出力カ
    ラー空間間隔の対応する個数に分割され、入力カラー空
    間の各原色カラーの対応する間隔は出力画素の体積を定
    義し、これによってその出力画素は対応する出力画素成
    分を提供するために補間されることを特徴とする請求項
    第17項に記載のカラー変換装置。
  19. 【請求項19】 出力カラー空間は、プリントシステム
    手段で表示するためのものであり、前記出力カラー空間
    間隔はプリントシステム手段の変換特性に基づいて予め
    設定されていることを特徴とする請求項第18項に記載
    のカラー変換装置。
  20. 【請求項20】 前記入力画素の体積は端点によって定
    義される頂点を有し、前記マッピング手段は、前記頂点
    を前記出力画素の原色成分の体積の対応する頂点にマッ
    ピングすることを特徴とする請求項第19項に記載のカ
    ラー変換装置。
  21. 【請求項21】 前記出力画素の原色成分の体積は、前
    記マッピング手段にルックアップテーブルとして提供さ
    れ、 ;ここでこのルックアップテーブルは前記出力カラー空
    間の各原色成分に応じて変化する、 前記補間プロセッサは前記対応する頂点によってマッピ
    ングされたルックアップテーブルの値から対応する出力
    画素成分に補間することを特徴とする請求項第20項に
    記載のカラー変換装置。
JP6037075A 1993-03-08 1994-03-08 色変換装置及び方法 Withdrawn JPH0795430A (ja)

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