JPH0795344A - ファクシミリ装置のロール記録紙収納機構 - Google Patents
ファクシミリ装置のロール記録紙収納機構Info
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- JPH0795344A JPH0795344A JP5239532A JP23953293A JPH0795344A JP H0795344 A JPH0795344 A JP H0795344A JP 5239532 A JP5239532 A JP 5239532A JP 23953293 A JP23953293 A JP 23953293A JP H0795344 A JPH0795344 A JP H0795344A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 家庭用ファクシミリ装置として必要な小型化
と低価格化を図る。 【構成】 密着センサ７等からなる原稿読み取り部と、
サーマルヘッド４やプラテンローラ５等からなる記録部
と、ロール記録紙１の収納部分とを有するファクシミリ
装置において、ロール記録紙１を記録紙収納部分に出し
入れする収納口を、装置本体の底面に設けて、装置本体
の底面パネルを形成する開閉カバーで開け閉めする構成
とし、また、開閉カバー側にプラテンローラ５を取り付
け、さらに、装置上面や後面を平坦な形状とし、記録紙
を交換する際には、装置を裏返して、または、後面を下
にして立てかけて、開閉カバー２を開閉するロール記録
紙収納機構。
と低価格化を図る。 【構成】 密着センサ７等からなる原稿読み取り部と、
サーマルヘッド４やプラテンローラ５等からなる記録部
と、ロール記録紙１の収納部分とを有するファクシミリ
装置において、ロール記録紙１を記録紙収納部分に出し
入れする収納口を、装置本体の底面に設けて、装置本体
の底面パネルを形成する開閉カバーで開け閉めする構成
とし、また、開閉カバー側にプラテンローラ５を取り付
け、さらに、装置上面や後面を平坦な形状とし、記録紙
を交換する際には、装置を裏返して、または、後面を下
にして立てかけて、開閉カバー２を開閉するロール記録
紙収納機構。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール記録紙を用いる
ファクシミリ装置に係わり、特に、家庭用のファクシミ
リ装置に求められる装置の小型化に好適なファクシミリ
装置のロール記録紙収納機構に関するものである。
ファクシミリ装置に係わり、特に、家庭用のファクシミ
リ装置に求められる装置の小型化に好適なファクシミリ
装置のロール記録紙収納機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、一般家庭における使用を目的に、
ファクシミリ装置の低価格化や小型化および操作性の簡
易化などが進められている。特に、家庭用では、ファク
シミリ装置を使用する頻度が非常に少なく、また、設置
場所も限定され、さらなる小型化が要求されている。こ
の問題に対処するために、薄型や縦型、あるいは、特開
昭６２−１０００６９号公報に記載のような折り畳み式
のファクシミリ装置など、様々な工夫がなされてきた。
図７は、従来の薄型ファクシミリ装置の構成例を示す側
断面図である。本例のファクシミリ装置は、ロール記録
紙１に画像を記録するサーマルヘッド４およびプラテン
ローラ５等からなる記録部５ａと、送信原稿６を読み取
る密着センサ７と読み取りローラ８等からなる原稿読み
取り部７ａと、ロール記録紙１を収容する記録紙収納部
１ａのそれぞれを、水平方向に並べて薄型にした構成と
なっている。しかし、このように薄型にした分、設置面
積が大きくなる。
ファクシミリ装置の低価格化や小型化および操作性の簡
易化などが進められている。特に、家庭用では、ファク
シミリ装置を使用する頻度が非常に少なく、また、設置
場所も限定され、さらなる小型化が要求されている。こ
の問題に対処するために、薄型や縦型、あるいは、特開
昭６２−１０００６９号公報に記載のような折り畳み式
のファクシミリ装置など、様々な工夫がなされてきた。
図７は、従来の薄型ファクシミリ装置の構成例を示す側
断面図である。本例のファクシミリ装置は、ロール記録
紙１に画像を記録するサーマルヘッド４およびプラテン
ローラ５等からなる記録部５ａと、送信原稿６を読み取
る密着センサ７と読み取りローラ８等からなる原稿読み
取り部７ａと、ロール記録紙１を収容する記録紙収納部
１ａのそれぞれを、水平方向に並べて薄型にした構成と
なっている。しかし、このように薄型にした分、設置面
積が大きくなる。
【０００３】図８は、従来の折り畳み式ファクシミリ装
置の構成例を示す側断面図である。本例のファクシミリ
装置は、送信原稿６を読み取る密着センサ７と読み取り
ローラ８等からなる原稿読み取り部などが設けられて、
画像データの送信を行う送信部２１と、サーマルヘッド
４およびプラテンローラ５等からなる記録部やロール記
録紙１を収容する記録紙収納部などが設けられて、画像
データの受信と印字出力を行う受信部２２とを、連結部
２３を介して、折り畳み自在に構成し、装置の小型化を
図ったものである。すなわち、受信動作時には、送信部
２１を受信部２２の上に折り畳んだままの状態で良いの
で、通常は、折り畳んだ状態としてスペースを取らない
で済む。また、受信動作時には、ロール記録紙１を手前
側に排紙するので、使い勝手が良い。しかし、送信原稿
６を送信するときや、ロール記録紙１の交換時には、送
信部２１を開かなければならないため、手間がかかり、
スペースも大きくなってしまう。また、連結部２３は、
送信部２１を支えるために強度の高い機構が要求され、
コストアップとなる。
置の構成例を示す側断面図である。本例のファクシミリ
装置は、送信原稿６を読み取る密着センサ７と読み取り
ローラ８等からなる原稿読み取り部などが設けられて、
画像データの送信を行う送信部２１と、サーマルヘッド
４およびプラテンローラ５等からなる記録部やロール記
録紙１を収容する記録紙収納部などが設けられて、画像
データの受信と印字出力を行う受信部２２とを、連結部
２３を介して、折り畳み自在に構成し、装置の小型化を
図ったものである。すなわち、受信動作時には、送信部
２１を受信部２２の上に折り畳んだままの状態で良いの
で、通常は、折り畳んだ状態としてスペースを取らない
で済む。また、受信動作時には、ロール記録紙１を手前
側に排紙するので、使い勝手が良い。しかし、送信原稿
６を送信するときや、ロール記録紙１の交換時には、送
信部２１を開かなければならないため、手間がかかり、
スペースも大きくなってしまう。また、連結部２３は、
送信部２１を支えるために強度の高い機構が要求され、
コストアップとなる。
【０００４】図９は、従来の縦型ファクシミリ装置の構
成例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
は、送信原稿６を読み取る密着センサ７や読み取りロー
ラ８からなる原稿読み取り部の下部に、ロール記録紙１
に画像を記録するサーマルヘッド４やプラテンローラ５
からなる記録部と、ロール記録紙１を収容する記録紙収
納部を設けた構成となっている。このように、記録部と
記録紙収納部の上に、原稿読み取り部を重ねて縦型に構
成することにより、ロール記録紙１をファクシミリ装置
の前面から手前側に排紙させることができ、使い勝手が
良く、また、設置スペースを小さくすることができる。
しかし、記録紙収納部の上に、原稿読み取り部を重ねて
いるために、ロール記録紙１の交換時には、密着センサ
７や読み取りローラ８からなる原稿読み取り部を開閉カ
バーとして開く必要があり、強度の高い開閉機構が要求
され、コストアップとなる。また、このような構成のフ
ァクシミリ装置がカッター付きであれば、原稿ジャム解
除のために原稿読み取り部を開閉する度に、ペーパーサ
イクルを行い、ある一定長の長さの記録紙を切断してし
まい、無駄となる。
成例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
は、送信原稿６を読み取る密着センサ７や読み取りロー
ラ８からなる原稿読み取り部の下部に、ロール記録紙１
に画像を記録するサーマルヘッド４やプラテンローラ５
からなる記録部と、ロール記録紙１を収容する記録紙収
納部を設けた構成となっている。このように、記録部と
記録紙収納部の上に、原稿読み取り部を重ねて縦型に構
成することにより、ロール記録紙１をファクシミリ装置
の前面から手前側に排紙させることができ、使い勝手が
良く、また、設置スペースを小さくすることができる。
しかし、記録紙収納部の上に、原稿読み取り部を重ねて
いるために、ロール記録紙１の交換時には、密着センサ
７や読み取りローラ８からなる原稿読み取り部を開閉カ
バーとして開く必要があり、強度の高い開閉機構が要求
され、コストアップとなる。また、このような構成のフ
ァクシミリ装置がカッター付きであれば、原稿ジャム解
除のために原稿読み取り部を開閉する度に、ペーパーサ
イクルを行い、ある一定長の長さの記録紙を切断してし
まい、無駄となる。
【０００５】一般の家庭で使用されるファクシミリ装置
は、使用頻度が非常に低いため、記録紙の交換の回数も
非常に少ない。例えば、３０メートルの記録紙を使用す
る場合、ファクシミリ装置の受信回数が１週間に１回
（Ａ４サイズ）とすると、記録紙の交換時期は約２年後
である。このように一般家庭では記録紙の交換頻度が非
常に少ないにも関わらず、従来のファクシミリ装置にお
いては、記録紙の交換の操作性が重要視され、記録紙の
収納口を上面に設けた構成となっている。このため、フ
ァクシミリ装置の設計においては、レイアウト上でかな
りの制限を受けてしまい、他の部分の使い勝手にも影響
を与えたり、省スペースに関しても限界に達している。
また、記録紙ジャムに関しても、家庭用ファクシミリ装
置では、カッターを装備しているものはほとんど無いた
め、記録紙のジャムはほとんど無い。このように、家庭
用ファクシミリ装置においては、収納口およびその開閉
カバーを装置の上面に設ける必要は全く無い。
は、使用頻度が非常に低いため、記録紙の交換の回数も
非常に少ない。例えば、３０メートルの記録紙を使用す
る場合、ファクシミリ装置の受信回数が１週間に１回
（Ａ４サイズ）とすると、記録紙の交換時期は約２年後
である。このように一般家庭では記録紙の交換頻度が非
常に少ないにも関わらず、従来のファクシミリ装置にお
いては、記録紙の交換の操作性が重要視され、記録紙の
収納口を上面に設けた構成となっている。このため、フ
ァクシミリ装置の設計においては、レイアウト上でかな
りの制限を受けてしまい、他の部分の使い勝手にも影響
を与えたり、省スペースに関しても限界に達している。
また、記録紙ジャムに関しても、家庭用ファクシミリ装
置では、カッターを装備しているものはほとんど無いた
め、記録紙のジャムはほとんど無い。このように、家庭
用ファクシミリ装置においては、収納口およびその開閉
カバーを装置の上面に設ける必要は全く無い。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、ファクシミリ装置の家庭での利
用状況が十分に考慮されていないために、ロール記録紙
の交換時には、ファクシミリ装置の上部を開ける構成と
なっており、ファクシミリ装置の小型化と低価格化およ
び使い勝手の向上を十分に行うことがきない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ファ
クシミリ装置の底面側からロール記録紙を交換する構成
とし、ファクシミリ装置を家庭で用いるのに十分な小型
化と低価格化、および、使い勝手の良さを可能とするフ
ァクシミリ装置のロール記録紙収納機構を提供すること
である。
点は、従来の技術では、ファクシミリ装置の家庭での利
用状況が十分に考慮されていないために、ロール記録紙
の交換時には、ファクシミリ装置の上部を開ける構成と
なっており、ファクシミリ装置の小型化と低価格化およ
び使い勝手の向上を十分に行うことがきない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ファ
クシミリ装置の底面側からロール記録紙を交換する構成
とし、ファクシミリ装置を家庭で用いるのに十分な小型
化と低価格化、および、使い勝手の良さを可能とするフ
ァクシミリ装置のロール記録紙収納機構を提供すること
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構
は、（１）送信原稿を読み取る原稿読み取り部と、ロー
ル記録紙に画像を記録する記録部と、ロール記録紙を収
容する記録紙収納部とを有するファクシミリ装置におい
て、ロール記録紙を記録紙収納部に出し入れする収納口
を、装置本体の底面に設けることを特徴とする。また、
（２）上記（１）に記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、収納口を開閉すると共に、装置
本体の底面パネルを形成する開閉カバーを設けることを
特徴とする。また、（３）上記（２）に記載のファクシ
ミリ装置のロール記録紙収納機構において、ロール記録
紙を装置本体側の記録部の印字ヘッドに押しつけながら
搬送するプラテンローラを、開閉カバーに設けることを
特徴とする。また、（４）上記（１）から（３）のいず
れかに記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構
において、装置本体の上面側に、ロール記録紙の交換時
に裏返された装置本体のガタツキを抑止する形状を設け
ることを特徴とする。また、（５）上記（１）から
（４）のいずれかに記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、装置本体の後面側に、ロール記
録紙の交換時に後面側を底として立てかけられた装置本
体のガタツキを抑止する形状を設けることを特徴とす
る。また、（６）上記（１）から（５）のいずれかに記
載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構におい
て、原稿読み取り部に送り込まれる送信原稿がセットさ
れると共に、ロール記録紙の交換時に後面側を底として
立てかけられた装置本体の支えとなる原稿トレイを設け
ることを特徴とする。また、（７）上記（１）から
（６）のいずれかに記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、収納口から収納されるロール記
録紙を所定の収納位置に保持する装置側記録紙ホルダ
を、装置本体側に設けることを特徴とする。また、
（８）上記（１）から（６）のいずれかに記載のファク
シミリ装置のロール記録紙収納機構において、収納口か
ら収納されるロール記録紙を所定のセット位置に保持す
るカバー側記録紙ホルダを、上記（２）に記載の開閉カ
バーに設けることを特徴とする。また、（９）上記
（１）から（８）のいずれかに記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、ロール記録紙の軸芯
を挾み込んで、このロール記録紙を所定のセット位置に
保持する軸芯保持部を、装置本体側もしくは上記（２）
に記載の開閉カバー側のいずれかに設けることを特徴と
する。また、（１０）上記（１）から（９）のいずれか
に記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構にお
いて、上記（２）に記載の開閉カバーとして、スライド
式の開閉カバーを設けることを特徴とする。また、（１
１）上記（１）から（９）のいずれかに記載のファクシ
ミリ装置のロール記録紙収納機構において、上記（２）
に記載の開閉カバーとして、ドア式の開閉カバーを設け
ることを特徴とする。また、（１２）上記（１１）に記
載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構におい
て、ドア式の開閉カバーの開閉支軸を、ロール記録紙の
ロール部分の収納側に設けることを特徴とする。また、
（１３）上記（１１）、もしくは、（１２）のいずれか
に記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構にお
いて、ロール記録紙を収納する半円柱形状の記録紙収納
皿と、装置本体を後面側を底として立てかけた状態での
ドア式の開閉カバーの開閉動作に伴い、記録紙収納皿を
この記録紙収納皿の辺を支軸に回転させ、開閉カバーの
開状態で記録紙収納皿の開口部を上側に、開閉カバーの
閉状態で記録紙収納皿の開口部を開閉カバーと逆側に向
けさせロール記録紙を所定のセット位置に保持させる収
納皿回転部とを設けることを特徴とする。また、（１
４）上記（１３）に記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、収納皿回転部は、記録紙収納皿
の一辺を開閉カバーに回転自在に軸止するカバー側軸止
部と、開閉カバーの開状態で記録紙収納皿の開口部を上
側に向けさせ、開閉カバーの閉動作時に、記録紙収納皿
を所定の角度に回転させながら装置本体側の所定の収納
位置に移動させる形状の装置本体側の長穴と、記録紙収
納皿の他方の一辺を装置本体側の長穴に沿って回動自在
に取り付ける装置側取付部からなることを特徴とする。
また、（１５）上記（１３）に記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、収納皿回転部は、装
置本体を後面側を底として立てかけた状態でのドア式の
開閉カバーの開動作に伴い、記録紙収納皿が自重で回転
して、開閉カバーの閉状態でこの開閉カバーと逆側に向
いていた記録紙収納皿の開口部が上向きになるように、
記録紙収納皿を装置本体に回転自在に軸止する装置側軸
止部を具備することを特徴とする。
め、本発明のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構
は、（１）送信原稿を読み取る原稿読み取り部と、ロー
ル記録紙に画像を記録する記録部と、ロール記録紙を収
容する記録紙収納部とを有するファクシミリ装置におい
て、ロール記録紙を記録紙収納部に出し入れする収納口
を、装置本体の底面に設けることを特徴とする。また、
（２）上記（１）に記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、収納口を開閉すると共に、装置
本体の底面パネルを形成する開閉カバーを設けることを
特徴とする。また、（３）上記（２）に記載のファクシ
ミリ装置のロール記録紙収納機構において、ロール記録
紙を装置本体側の記録部の印字ヘッドに押しつけながら
搬送するプラテンローラを、開閉カバーに設けることを
特徴とする。また、（４）上記（１）から（３）のいず
れかに記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構
において、装置本体の上面側に、ロール記録紙の交換時
に裏返された装置本体のガタツキを抑止する形状を設け
ることを特徴とする。また、（５）上記（１）から
（４）のいずれかに記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、装置本体の後面側に、ロール記
録紙の交換時に後面側を底として立てかけられた装置本
体のガタツキを抑止する形状を設けることを特徴とす
る。また、（６）上記（１）から（５）のいずれかに記
載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構におい
て、原稿読み取り部に送り込まれる送信原稿がセットさ
れると共に、ロール記録紙の交換時に後面側を底として
立てかけられた装置本体の支えとなる原稿トレイを設け
ることを特徴とする。また、（７）上記（１）から
（６）のいずれかに記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、収納口から収納されるロール記
録紙を所定の収納位置に保持する装置側記録紙ホルダ
を、装置本体側に設けることを特徴とする。また、
（８）上記（１）から（６）のいずれかに記載のファク
シミリ装置のロール記録紙収納機構において、収納口か
ら収納されるロール記録紙を所定のセット位置に保持す
るカバー側記録紙ホルダを、上記（２）に記載の開閉カ
バーに設けることを特徴とする。また、（９）上記
（１）から（８）のいずれかに記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、ロール記録紙の軸芯
を挾み込んで、このロール記録紙を所定のセット位置に
保持する軸芯保持部を、装置本体側もしくは上記（２）
に記載の開閉カバー側のいずれかに設けることを特徴と
する。また、（１０）上記（１）から（９）のいずれか
に記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構にお
いて、上記（２）に記載の開閉カバーとして、スライド
式の開閉カバーを設けることを特徴とする。また、（１
１）上記（１）から（９）のいずれかに記載のファクシ
ミリ装置のロール記録紙収納機構において、上記（２）
に記載の開閉カバーとして、ドア式の開閉カバーを設け
ることを特徴とする。また、（１２）上記（１１）に記
載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構におい
て、ドア式の開閉カバーの開閉支軸を、ロール記録紙の
ロール部分の収納側に設けることを特徴とする。また、
（１３）上記（１１）、もしくは、（１２）のいずれか
に記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構にお
いて、ロール記録紙を収納する半円柱形状の記録紙収納
皿と、装置本体を後面側を底として立てかけた状態での
ドア式の開閉カバーの開閉動作に伴い、記録紙収納皿を
この記録紙収納皿の辺を支軸に回転させ、開閉カバーの
開状態で記録紙収納皿の開口部を上側に、開閉カバーの
閉状態で記録紙収納皿の開口部を開閉カバーと逆側に向
けさせロール記録紙を所定のセット位置に保持させる収
納皿回転部とを設けることを特徴とする。また、（１
４）上記（１３）に記載のファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構において、収納皿回転部は、記録紙収納皿
の一辺を開閉カバーに回転自在に軸止するカバー側軸止
部と、開閉カバーの開状態で記録紙収納皿の開口部を上
側に向けさせ、開閉カバーの閉動作時に、記録紙収納皿
を所定の角度に回転させながら装置本体側の所定の収納
位置に移動させる形状の装置本体側の長穴と、記録紙収
納皿の他方の一辺を装置本体側の長穴に沿って回動自在
に取り付ける装置側取付部からなることを特徴とする。
また、（１５）上記（１３）に記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、収納皿回転部は、装
置本体を後面側を底として立てかけた状態でのドア式の
開閉カバーの開動作に伴い、記録紙収納皿が自重で回転
して、開閉カバーの閉状態でこの開閉カバーと逆側に向
いていた記録紙収納皿の開口部が上向きになるように、
記録紙収納皿を装置本体に回転自在に軸止する装置側軸
止部を具備することを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明においては、ロール記録紙の交換は、フ
ァクシミリ装置本体の底面部分に設けた収納口から行
う。このことにより、収納口のドア式またはスライド式
の開閉カバーに、装置本体の底面パネルを利用すること
ができ、装置全体の小型化と軽量化が可能となる。ロー
ル記録紙の交換は、装置を裏返して、または、後面側を
底にして立てかけて行うことになるが、装置が小型で軽
量となることにより、また、一般家庭においてはロール
記録紙の交換頻度が少なく、操作性は問題とならない。
尚、ドア式の開閉カバーの場合には、開閉カバーの開閉
支軸を、ロール記録紙のロール部分の収納側に設けるこ
とにより、ロール記録紙の交換が容易となる。また、記
録部のプラテンローラを開閉カバー側に設けることによ
り、ロール記録紙先端をプラテンローラと印字ヘッド間
に容易にセットでき、ロール記録紙の交換に係わる操作
性が向上する。また、装置の上面や後面側を平坦にする
などして、装置を裏返した時や、後面側を底にして立て
かけた場合のガタツキを防ぎ、ロール記録紙の交換時の
操作性を良くする。特に、後面側を底にして装置を立て
かけた場合には、原稿トレイを、支えとして用いること
により、安定度を増すことができる。また、装置本体側
もしくは開閉カバーに、ロール記録紙の軸芯を挾み込ん
で保持する記録紙ホルダ等を設けることにより、ロール
記録紙の所定の位置への収納操作が容易となる。また、
後面側を底にして装置を立てかける構成の場合には、ロ
ール記録紙を収納する半円柱形状の記録紙収納皿を、ド
ア式の開閉カバーの開閉動作に伴い回転させて、開閉カ
バーの開状態で記録紙収納皿の開口部を上側に向けさせ
ることにより、ロール記録紙の出し入れが容易となり、
また、開閉カバーの閉状態で、開口部を開閉カバーと逆
側に向けさせ、ロール記録紙の所定のセット位置に保持
させることにより、ロール記録紙の所定の位置への収納
操作が容易となる。このようにして、ファクシミリ装置
の小型軽量化と低価格化、および、操作性能の維持がで
き、ファクシミリ装置の一般家庭における設置が容易と
なる。
ァクシミリ装置本体の底面部分に設けた収納口から行
う。このことにより、収納口のドア式またはスライド式
の開閉カバーに、装置本体の底面パネルを利用すること
ができ、装置全体の小型化と軽量化が可能となる。ロー
ル記録紙の交換は、装置を裏返して、または、後面側を
底にして立てかけて行うことになるが、装置が小型で軽
量となることにより、また、一般家庭においてはロール
記録紙の交換頻度が少なく、操作性は問題とならない。
尚、ドア式の開閉カバーの場合には、開閉カバーの開閉
支軸を、ロール記録紙のロール部分の収納側に設けるこ
とにより、ロール記録紙の交換が容易となる。また、記
録部のプラテンローラを開閉カバー側に設けることによ
り、ロール記録紙先端をプラテンローラと印字ヘッド間
に容易にセットでき、ロール記録紙の交換に係わる操作
性が向上する。また、装置の上面や後面側を平坦にする
などして、装置を裏返した時や、後面側を底にして立て
かけた場合のガタツキを防ぎ、ロール記録紙の交換時の
操作性を良くする。特に、後面側を底にして装置を立て
かけた場合には、原稿トレイを、支えとして用いること
により、安定度を増すことができる。また、装置本体側
もしくは開閉カバーに、ロール記録紙の軸芯を挾み込ん
で保持する記録紙ホルダ等を設けることにより、ロール
記録紙の所定の位置への収納操作が容易となる。また、
後面側を底にして装置を立てかける構成の場合には、ロ
ール記録紙を収納する半円柱形状の記録紙収納皿を、ド
ア式の開閉カバーの開閉動作に伴い回転させて、開閉カ
バーの開状態で記録紙収納皿の開口部を上側に向けさせ
ることにより、ロール記録紙の出し入れが容易となり、
また、開閉カバーの閉状態で、開口部を開閉カバーと逆
側に向けさせ、ロール記録紙の所定のセット位置に保持
させることにより、ロール記録紙の所定の位置への収納
操作が容易となる。このようにして、ファクシミリ装置
の小型軽量化と低価格化、および、操作性能の維持がで
き、ファクシミリ装置の一般家庭における設置が容易と
なる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図１は、本発明のロール記録紙収納機構を設
けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第１の実
施例を示す側断面図である。図１（ａ）において、１は
画像が記録されるロール記録紙、２は本発明に係わり、
ファクシミリ装置本体の底面パネルを形成すると共にロ
ール記録紙１を出し入れする収納口を開閉するドア式の
開閉カバー、３は開閉カバー２の支点軸、４はロール記
録紙１に画像を記録するサーマルヘッド（印字ヘッ
ド）、５はロール記録紙１をサーマルヘッド４に押しつ
けながら搬送するプラテンローラ、６は送信原稿、７は
送信原稿６を読み取る原稿読み取り部を構成する密着セ
ンサ、８は送信原稿６を密着センサ７に押しつけながら
搬送する読み取りローラである。
説明する。図１は、本発明のロール記録紙収納機構を設
けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第１の実
施例を示す側断面図である。図１（ａ）において、１は
画像が記録されるロール記録紙、２は本発明に係わり、
ファクシミリ装置本体の底面パネルを形成すると共にロ
ール記録紙１を出し入れする収納口を開閉するドア式の
開閉カバー、３は開閉カバー２の支点軸、４はロール記
録紙１に画像を記録するサーマルヘッド（印字ヘッ
ド）、５はロール記録紙１をサーマルヘッド４に押しつ
けながら搬送するプラテンローラ、６は送信原稿、７は
送信原稿６を読み取る原稿読み取り部を構成する密着セ
ンサ、８は送信原稿６を密着センサ７に押しつけながら
搬送する読み取りローラである。
【００１０】このように、本例のロール記録紙収納機構
では、開閉カバー２をファクシミリ装置本体の底面部に
設けている。そして、記録紙の交換時には、図１（ｂ）
に示すように、装置本体を裏返し、開閉カバー２を上方
向に開いて作業を行う。また、装置の上面（図中のＡ）
を水平な形状としているので、装置のガタツキがなく安
定性し、作業性も良い。また、図１１で示した従来技術
のように開閉カバー２に原稿の読み取り系を設ける必要
が無いため、開閉カバー２に大きな強度を持たせる必要
も無く、簡素な構成ので十分となり、コストダウンが可
能となる。さらに、カッター付きファクシミリ装置での
原稿ジャム解除の度のペーパーサイクルによる記録紙の
無駄遣いも無くなる。また、原稿読み取り部と記録部を
縦方向に重ねた構成としているので、記録紙および原稿
共に、装置本体の前面から手前の方向に排出されるよう
な搬送が可能となり、使い勝手が良い。
では、開閉カバー２をファクシミリ装置本体の底面部に
設けている。そして、記録紙の交換時には、図１（ｂ）
に示すように、装置本体を裏返し、開閉カバー２を上方
向に開いて作業を行う。また、装置の上面（図中のＡ）
を水平な形状としているので、装置のガタツキがなく安
定性し、作業性も良い。また、図１１で示した従来技術
のように開閉カバー２に原稿の読み取り系を設ける必要
が無いため、開閉カバー２に大きな強度を持たせる必要
も無く、簡素な構成ので十分となり、コストダウンが可
能となる。さらに、カッター付きファクシミリ装置での
原稿ジャム解除の度のペーパーサイクルによる記録紙の
無駄遣いも無くなる。また、原稿読み取り部と記録部を
縦方向に重ねた構成としているので、記録紙および原稿
共に、装置本体の前面から手前の方向に排出されるよう
な搬送が可能となり、使い勝手が良い。
【００１１】このように、開閉カバー２を装置の上面に
設けないことにより、レイアウト上の制限が緩和され、
省スペースで使い勝手の良いファクシミリ装置の設計が
可能となる。さらに、本例では、プラテンローラ５を開
閉カバー２側に、また、サーマルヘッド４を装置本体側
にそれぞれ設けており、記録紙セットのために開閉カバ
ー２を開いた時には、プラテンローラ５とサーマルヘッ
ド４が離れている。このことにより、ロール記録紙１の
サーマルヘッド４とプラテンローラ５との間へのセット
は、ロール記録紙１の先端をサーマルヘッド４上にお
き、開閉カバー２を閉めるだけで良く、作業が容易とな
る。尚、本例では、開閉カバー２にドア式のものを用い
ているが、スライド式の開閉カバーを用いても良い。
設けないことにより、レイアウト上の制限が緩和され、
省スペースで使い勝手の良いファクシミリ装置の設計が
可能となる。さらに、本例では、プラテンローラ５を開
閉カバー２側に、また、サーマルヘッド４を装置本体側
にそれぞれ設けており、記録紙セットのために開閉カバ
ー２を開いた時には、プラテンローラ５とサーマルヘッ
ド４が離れている。このことにより、ロール記録紙１の
サーマルヘッド４とプラテンローラ５との間へのセット
は、ロール記録紙１の先端をサーマルヘッド４上にお
き、開閉カバー２を閉めるだけで良く、作業が容易とな
る。尚、本例では、開閉カバー２にドア式のものを用い
ているが、スライド式の開閉カバーを用いても良い。
【００１２】図２は、本発明のロール記録紙収納機構を
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第２の
実施例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
は、図１におけるファクシミリ装置に、本発明の装置側
記録紙ホルダとしての上ロール紙ホルダ９と、本発明の
カバー側記録紙ホルダとしての下ロール紙ホルダ１０を
設けてロール記録紙収納機構を構成している。このよう
に、本例のロール記録紙収納機構では、ファクシミリ装
置本体と開閉カバー２に、それぞれ上ロール紙ホルダ９
と下ロール紙ホルダ１０を設けている。このことによ
り、ロール記録紙１の交換時には、ロール記録紙１を上
ロール紙ホルダ９に落とし込むだけで良く、記録紙の交
換作業が容易となる。また、使用時は、図２（ｂ）に示
すように、下ロール紙ホルダ１０でロール記録紙１を保
持しているので、ロール記録紙１がカタカタ移動して不
安定になることも無い。
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第２の
実施例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
は、図１におけるファクシミリ装置に、本発明の装置側
記録紙ホルダとしての上ロール紙ホルダ９と、本発明の
カバー側記録紙ホルダとしての下ロール紙ホルダ１０を
設けてロール記録紙収納機構を構成している。このよう
に、本例のロール記録紙収納機構では、ファクシミリ装
置本体と開閉カバー２に、それぞれ上ロール紙ホルダ９
と下ロール紙ホルダ１０を設けている。このことによ
り、ロール記録紙１の交換時には、ロール記録紙１を上
ロール紙ホルダ９に落とし込むだけで良く、記録紙の交
換作業が容易となる。また、使用時は、図２（ｂ）に示
すように、下ロール紙ホルダ１０でロール記録紙１を保
持しているので、ロール記録紙１がカタカタ移動して不
安定になることも無い。
【００１３】図３は、本発明のロール記録紙収納機構を
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第３の
実施例を示す側断面図である。本例におけるファクシミ
リ装置のロール記録紙収納機構は、図２におけるファク
シミリ装置の上ロール紙ホルダ９と下ロール紙ホルダ１
０の代わりに、本発明の軸芯保持部としてのロール紙ホ
ルダ１１を、開閉カバー２に設けた構成となっている。
このロール紙ホルダ１１は、図３（ｂ）に示すように、
ロール記録紙１の軸芯を挾み込んで、ロール記録紙１を
保持するので、ロール記録紙１をロール紙ホルダ１１に
容易にセットすることができると共に、ロール記録紙１
をロール紙ホルダ１１にセットした状態で、ロール記録
紙１の先端を引出すことが容易にでき、記録紙交換の作
業性が良くなる。また、開閉カバー２を閉めて、ロール
記録紙１を収納する場合にも、ロール記録紙１の保持が
確実であり、脱落することは無い。さらに、ロール記録
紙１を保持するホルダを、装置本体側と開閉カバー２の
両方に設ける必要が無いために、コストを低減すること
ができる。尚、本例では、ロール紙ホルダ１１を開閉カ
バー２に設けた構成としているが、図３（ａ）に示すよ
うに、ロール紙ホルダ１１ａとして装置本体側に設ける
構成としても良い。
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第３の
実施例を示す側断面図である。本例におけるファクシミ
リ装置のロール記録紙収納機構は、図２におけるファク
シミリ装置の上ロール紙ホルダ９と下ロール紙ホルダ１
０の代わりに、本発明の軸芯保持部としてのロール紙ホ
ルダ１１を、開閉カバー２に設けた構成となっている。
このロール紙ホルダ１１は、図３（ｂ）に示すように、
ロール記録紙１の軸芯を挾み込んで、ロール記録紙１を
保持するので、ロール記録紙１をロール紙ホルダ１１に
容易にセットすることができると共に、ロール記録紙１
をロール紙ホルダ１１にセットした状態で、ロール記録
紙１の先端を引出すことが容易にでき、記録紙交換の作
業性が良くなる。また、開閉カバー２を閉めて、ロール
記録紙１を収納する場合にも、ロール記録紙１の保持が
確実であり、脱落することは無い。さらに、ロール記録
紙１を保持するホルダを、装置本体側と開閉カバー２の
両方に設ける必要が無いために、コストを低減すること
ができる。尚、本例では、ロール紙ホルダ１１を開閉カ
バー２に設けた構成としているが、図３（ａ）に示すよ
うに、ロール紙ホルダ１１ａとして装置本体側に設ける
構成としても良い。
【００１４】図４は、本発明のロール記録紙収納機構を
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第４の
実施例を示す実体図である。本例のファクシミリ装置
は、図３で示したファクシミリ装置と同様な構成である
が、ロール紙ホルダ１１で保持したロール記録紙１の交
換時には、装置本体を、装置本体の後面側（図中のＢ）
を底として立てかける構成としたものであり、装置本体
の後面側は、装置を立てかけたときのガタツキを抑止す
るために、平坦な形状とされ、かつ、電源コード１２や
モジュラージャック１３を、装置本体の側面から引出す
構成となっている。さらに、装置本体の後面側での立て
かけを安定化させるために、原稿トレイ１４を利用して
いる。本例においては、ロール記録紙収納機構をこのよ
うな構成とすることにより、ファクシミリ装置を裏返す
こと無く記録紙の交換を行うことができ、作業性が良く
なる。また、支点軸３を装置本体底面の奥側に設け、開
閉カバー２を開いたときの開口部が上側を向くようにし
ており、ロール記録紙１の交換を容易に行うことができ
る。さらに、図１〜図３で示した例と同様に、開閉カバ
ー２側にプラテンローラ５を取付けており、ロール記録
紙１の先端のセットも容易である。
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第４の
実施例を示す実体図である。本例のファクシミリ装置
は、図３で示したファクシミリ装置と同様な構成である
が、ロール紙ホルダ１１で保持したロール記録紙１の交
換時には、装置本体を、装置本体の後面側（図中のＢ）
を底として立てかける構成としたものであり、装置本体
の後面側は、装置を立てかけたときのガタツキを抑止す
るために、平坦な形状とされ、かつ、電源コード１２や
モジュラージャック１３を、装置本体の側面から引出す
構成となっている。さらに、装置本体の後面側での立て
かけを安定化させるために、原稿トレイ１４を利用して
いる。本例においては、ロール記録紙収納機構をこのよ
うな構成とすることにより、ファクシミリ装置を裏返す
こと無く記録紙の交換を行うことができ、作業性が良く
なる。また、支点軸３を装置本体底面の奥側に設け、開
閉カバー２を開いたときの開口部が上側を向くようにし
ており、ロール記録紙１の交換を容易に行うことができ
る。さらに、図１〜図３で示した例と同様に、開閉カバ
ー２側にプラテンローラ５を取付けており、ロール記録
紙１の先端のセットも容易である。
【００１５】図５は、本発明のロール記録紙収納機構を
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第５の
実施例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構は、図４で示したファクシミリ
装置のロール紙ホルダ１１の代わりに、本発明の記録紙
収納皿としての半円柱形状の記録紙トレイ１５と、本発
明の収納皿回転部を構成するカバー側回転軸１６、回転
軸支え板１７、装置側回転軸１８、長穴１９とを設けた
構成となっている。ここで、カバー側回転軸１６および
装置側回転軸１８は、それぞれ、本発明のカバー側軸止
部および装置側取付部に該当する。本例においては、半
円柱形状の記録紙トレイ１５を設け、その奥側の１辺を
装置本体側に設けられた長穴１９に沿って移動させ、ま
た、手前側の１辺を開閉カバー２側に回転可能に取付け
られている。このような構成とすることにより、ロール
記録紙１の交換時に開閉カバー２を開けると、記録紙ト
レイ１５の開口部が上を向くように回転移動するので、
ロール記録紙１を記録紙トレイ１５に落とし込むように
して容易にセットすることができる。さらに、図５
（ｂ）に示すように、開閉カバー２を閉じて、ファクシ
ミリ装置を使用時の設置状態に戻した時にも、記録紙ト
レイ１５は、その開口部が上側になるように回転移動す
るため、ロール記録紙１がガタ付くことも無く、脱落を
防止でき、また、図２で示した例のような下ロール紙ホ
ルダ１０を設ける必要は無く、コストを低減できる。ま
た、記録紙ホルダ１５の１辺が回転軸支え板１７を介し
て開閉カバー２側に取付けられているので、開閉カバー
２のストッパーともなり、安全性も高くなる。
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第５の
実施例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構は、図４で示したファクシミリ
装置のロール紙ホルダ１１の代わりに、本発明の記録紙
収納皿としての半円柱形状の記録紙トレイ１５と、本発
明の収納皿回転部を構成するカバー側回転軸１６、回転
軸支え板１７、装置側回転軸１８、長穴１９とを設けた
構成となっている。ここで、カバー側回転軸１６および
装置側回転軸１８は、それぞれ、本発明のカバー側軸止
部および装置側取付部に該当する。本例においては、半
円柱形状の記録紙トレイ１５を設け、その奥側の１辺を
装置本体側に設けられた長穴１９に沿って移動させ、ま
た、手前側の１辺を開閉カバー２側に回転可能に取付け
られている。このような構成とすることにより、ロール
記録紙１の交換時に開閉カバー２を開けると、記録紙ト
レイ１５の開口部が上を向くように回転移動するので、
ロール記録紙１を記録紙トレイ１５に落とし込むように
して容易にセットすることができる。さらに、図５
（ｂ）に示すように、開閉カバー２を閉じて、ファクシ
ミリ装置を使用時の設置状態に戻した時にも、記録紙ト
レイ１５は、その開口部が上側になるように回転移動す
るため、ロール記録紙１がガタ付くことも無く、脱落を
防止でき、また、図２で示した例のような下ロール紙ホ
ルダ１０を設ける必要は無く、コストを低減できる。ま
た、記録紙ホルダ１５の１辺が回転軸支え板１７を介し
て開閉カバー２側に取付けられているので、開閉カバー
２のストッパーともなり、安全性も高くなる。
【００１６】図６は、本発明のロール記録紙収納機構を
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第６の
実施例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構は、図５で示したファクシミリ
装置のカバー側回転軸１６、回転軸支え板１７、装置側
回転軸１８、長穴１９の代わりに、記録紙ホルダ１５を
装置本体に回転自在に軸止する本発明の装置側軸止部と
しての回転軸２０を設けた構成となっている。このよう
に、本例では、記録紙ホルダ１５の奥側の１辺のみを回
転軸２０で回転可能に取付けているので、開閉カバー２
を開けると、図中の破線で示す記録紙ホルダ１５は、自
重により、図中の実戦で示す記録紙ホルダ１５の位置ま
で回転移動して、記録紙ホルダ１５の開口部は上側を向
く。このことにより、記録紙の交換は、ロール記録紙１
を記録紙ホルダ１５に落とし込むようにして行うことが
でき、記録紙交換の作業性の良いロール記録紙収納機構
を、簡素でかつ安価に構成することができる。また、開
閉カバー２を閉じて、装置を使用時の設置状態に戻した
ときにも、記録紙ホルダ１５の開口部が上側を向くよう
に回転して戻るので、ロール記録紙１がガタつくことも
なく、また、開閉カバー２側にロール記録紙１を保持す
るためのホルダを設ける必要も無く、安価で簡単な構造
とすることができる。
設けたファクシミリ装置の本発明に係わる構成の第６の
実施例を示す側断面図である。本例のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構は、図５で示したファクシミリ
装置のカバー側回転軸１６、回転軸支え板１７、装置側
回転軸１８、長穴１９の代わりに、記録紙ホルダ１５を
装置本体に回転自在に軸止する本発明の装置側軸止部と
しての回転軸２０を設けた構成となっている。このよう
に、本例では、記録紙ホルダ１５の奥側の１辺のみを回
転軸２０で回転可能に取付けているので、開閉カバー２
を開けると、図中の破線で示す記録紙ホルダ１５は、自
重により、図中の実戦で示す記録紙ホルダ１５の位置ま
で回転移動して、記録紙ホルダ１５の開口部は上側を向
く。このことにより、記録紙の交換は、ロール記録紙１
を記録紙ホルダ１５に落とし込むようにして行うことが
でき、記録紙交換の作業性の良いロール記録紙収納機構
を、簡素でかつ安価に構成することができる。また、開
閉カバー２を閉じて、装置を使用時の設置状態に戻した
ときにも、記録紙ホルダ１５の開口部が上側を向くよう
に回転して戻るので、ロール記録紙１がガタつくことも
なく、また、開閉カバー２側にロール記録紙１を保持す
るためのホルダを設ける必要も無く、安価で簡単な構造
とすることができる。
【００１７】以上、図１〜図６を用いて説明したよう
に、本実施例のファクシミリ装置のロール記録紙収納機
構では、ロール記録紙を収納口を、装置本体の底面部に
設けることにより、原稿読み取り部と記録部を縦に重ね
た構成としても、開閉カバーに原稿読み取り系を設ける
必要が無く、過度な強度が不要な単純な構造の開閉カバ
ーとすることができ、コストダウンできる。また、カッ
タ付けファクシミリ装置での原稿ジャム解除時のペーパ
ーサイクルによる記録紙の無駄遣いも無くなる。さら
に、レイアウト上での制限も緩和できて、省スペースな
ファクシミリ装置とすることができる。また、読み取り
部と記録部を縦方向に重ねて構成しているので、記録紙
と原稿共に、装置本体の前面側から手前方向に排出させ
ることができ、利用者にとっても使い勝手の良いものと
なる。
に、本実施例のファクシミリ装置のロール記録紙収納機
構では、ロール記録紙を収納口を、装置本体の底面部に
設けることにより、原稿読み取り部と記録部を縦に重ね
た構成としても、開閉カバーに原稿読み取り系を設ける
必要が無く、過度な強度が不要な単純な構造の開閉カバ
ーとすることができ、コストダウンできる。また、カッ
タ付けファクシミリ装置での原稿ジャム解除時のペーパ
ーサイクルによる記録紙の無駄遣いも無くなる。さら
に、レイアウト上での制限も緩和できて、省スペースな
ファクシミリ装置とすることができる。また、読み取り
部と記録部を縦方向に重ねて構成しているので、記録紙
と原稿共に、装置本体の前面側から手前方向に排出させ
ることができ、利用者にとっても使い勝手の良いものと
なる。
【００１８】また、記録紙交換時においては、ドア式の
開閉カバーの開方向を上側とすることにより、記録紙交
換時には、必然的に装置を裏返しに、もしくは、立てか
けた状態しなければならなくなる。このことにより、装
置本体を持ち上げたままで記録紙交換を行う等の危険な
体勢での作業を防止でき、安全で正確な記録紙項感を促
すことができる。また、記録紙交換時には下側になる装
置上面や装置後面側が平坦な形状となってするので、装
置のガタツキがない。また、プラテンローラを開閉カバ
ー側に設けているので、ロール記録紙の先端側の、サー
マルヘッドとプラテンローラ間へのセットが容易であ
る。また、開閉カバーもしくは装置本体側に、ロール記
録紙を所定の位置に保持するホルダーを設けているの
で、ロール記録紙を、ホルダーに落とし込めるようにし
て、もしくは、ロール記録紙の軸芯を嵌め込むことによ
り容易にセットすることができる。
開閉カバーの開方向を上側とすることにより、記録紙交
換時には、必然的に装置を裏返しに、もしくは、立てか
けた状態しなければならなくなる。このことにより、装
置本体を持ち上げたままで記録紙交換を行う等の危険な
体勢での作業を防止でき、安全で正確な記録紙項感を促
すことができる。また、記録紙交換時には下側になる装
置上面や装置後面側が平坦な形状となってするので、装
置のガタツキがない。また、プラテンローラを開閉カバ
ー側に設けているので、ロール記録紙の先端側の、サー
マルヘッドとプラテンローラ間へのセットが容易であ
る。また、開閉カバーもしくは装置本体側に、ロール記
録紙を所定の位置に保持するホルダーを設けているの
で、ロール記録紙を、ホルダーに落とし込めるようにし
て、もしくは、ロール記録紙の軸芯を嵌め込むことによ
り容易にセットすることができる。
【００１９】尚、本発明は、図１〜図６を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、図１〜
図３等においては、開閉カバー２の支点軸３を、ロール
記録紙１の収納位置側に設けることにより、ロール記録
紙１を、サーマルヘッド４とプラテンローラ５との間に
セットする作業が容易となる構成としているが、逆側に
設ける構成でも良い。
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、図１〜
図３等においては、開閉カバー２の支点軸３を、ロール
記録紙１の収納位置側に設けることにより、ロール記録
紙１を、サーマルヘッド４とプラテンローラ５との間に
セットする作業が容易となる構成としているが、逆側に
設ける構成でも良い。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリ装置の底
面側からロール記録紙を交換することにより、開閉カバ
ーの構造を簡素化することができ、家庭用のファクシミ
リ装置として必要な小型化と低価格化が可能である。
面側からロール記録紙を交換することにより、開閉カバ
ーの構造を簡素化することができ、家庭用のファクシミ
リ装置として必要な小型化と低価格化が可能である。
【図１】本発明のロール記録紙収納機構を設けたファク
シミリ装置の本発明に係わる構成の第１の実施例を示す
側断面図である。
シミリ装置の本発明に係わる構成の第１の実施例を示す
側断面図である。
【図２】本発明のロール記録紙収納機構を設けたファク
シミリ装置の本発明に係わる構成の第２の実施例を示す
側断面図である。
シミリ装置の本発明に係わる構成の第２の実施例を示す
側断面図である。
【図３】本発明のロール記録紙収納機構を設けたファク
シミリ装置の本発明に係わる構成の第３の実施例を示す
側断面図である。
シミリ装置の本発明に係わる構成の第３の実施例を示す
側断面図である。
【図４】本発明のロール記録紙収納機構を設けたファク
シミリ装置の本発明に係わる構成の第４の実施例を示す
実体図である。
シミリ装置の本発明に係わる構成の第４の実施例を示す
実体図である。
【図５】本発明のロール記録紙収納機構を設けたファク
シミリ装置の本発明に係わる構成の第５の実施例を示す
側断面図である。
シミリ装置の本発明に係わる構成の第５の実施例を示す
側断面図である。
【図６】本発明のロール記録紙収納機構を設けたファク
シミリ装置の本発明に係わる構成の第６の実施例を示す
側断面図である。
シミリ装置の本発明に係わる構成の第６の実施例を示す
側断面図である。
【図７】従来の薄型ファクシミリ装置の構成例を示す側
断面図である。
断面図である。
【図８】従来の折り畳み式ファクシミリ装置の構成例を
示す側断面図である。
示す側断面図である。
【図９】従来の縦型ファクシミリ装置の構成例を示す側
断面図である。
断面図である。
１ ロール記録紙 ２ 開閉カバー ３ 支点軸 ４ サーマルヘッド ５ プラテンローラ ６ 送信原稿 ７ 密着センサ ８ 読み取りローラ ９ 上ロール紙ホルダ １０ 下ロール紙ホルダ １１ ロール紙ホルダ １２ 電源コード １３ モジュラージャック １４ 原稿トレイ １５ 記録紙トレイ １６ カバー側回転軸 １７ 回転軸支え板 １８ 装置側回転軸 １９ 長穴 ２０ 回転軸 ２１ 送信部 ２２ 受信部 ２３ 連結部
Claims (15)
- 【請求項１】 送信原稿を読み取る原稿読み取り手段
と、ロール記録紙に画像を記録する記録手段と、上記ロ
ール記録紙を収容する記録紙収納手段とを有するファク
シミリ装置において、上記ロール記録紙を上記記録紙収
納手段に出し入れする収納口を、装置本体の底面に設け
ることを特徴とするファクシミリ装置のロール記録紙収
納機構。 - 【請求項２】 請求項１に記載のファクシミリ装置のロ
ール記録紙収納機構において、上記収納口を開閉すると
共に、装置本体の底面パネルを形成する開閉カバーを設
けることを特徴とするファクシミリ装置のロール記録紙
収納機構。 - 【請求項３】 請求項２に記載のファクシミリ装置のロ
ール記録紙収納機構において、上記ロール記録紙を装置
本体側の上記記録手段の印字ヘッドに押しつけながら搬
送するプラテンローラを、上記開閉カバーに設けること
を特徴とするファクシミリ装置のロール記録紙収納機
構。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３のいずれかに記載
のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構において、
装置本体の上面側に、上記ロール記録紙の交換時に裏返
された装置本体のガタツキを抑止する形状を設けること
を特徴とするファクシミリ装置のロール記録紙収納機
構。 - 【請求項５】 請求項１から請求項４のいずれかに記載
のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構において、
装置本体の後面側に、上記ロール記録紙の交換時に後面
側を底として立てかけられた装置本体のガタツキを抑止
する形状を設けることを特徴とするファクシミリ装置の
ロール記録紙収納機構。 - 【請求項６】 請求項１から請求項５のいずれかに記載
のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構において、
上記原稿読み取り手段に送り込まれる送信原稿がセット
されると共に、上記ロール記録紙の交換時に後面側を底
として立てかけられた装置本体の支えとなる原稿トレイ
を設けることを特徴とするファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構。 - 【請求項７】 請求項１から請求項６のいずれかに記載
のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構において、
上記収納口から収納されるロール記録紙を所定の収納位
置に保持する装置側記録紙ホルダを、装置本体側に設け
ることを特徴とするファクシミリ装置のロール記録紙収
納機構。 - 【請求項８】 請求項１から請求項６のいずれかに記載
のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構において、
上記収納口から収納されるロール記録紙を所定のセット
位置に保持するカバー側記録紙ホルダを、請求項２に記
載の開閉カバーに設けることを特徴とするファクシミリ
装置のロール記録紙収納機構。 - 【請求項９】 請求項１から請求項８のいずれかに記載
のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構において、
上記ロール記録紙の軸芯を挾み込んで、該ロール記録紙
を所定のセット位置に保持する軸芯保持手段を、装置本
体側もしくは請求項２に記載の開閉カバー側のいずれか
に設けることを特徴とするファクシミリ装置のロール記
録紙収納機構。 - 【請求項１０】 請求項１から請求項９のいずれかに記
載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構におい
て、請求項２に記載の開閉カバーとして、スライド式の
開閉カバーを設けることを特徴とするファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構。 - 【請求項１１】 請求項１から請求項９のいずれかに記
載のファクシミリ装置のロール記録紙収納機構におい
て、請求項２に記載の開閉カバーとして、ドア式の開閉
カバーを設けることを特徴とするファクシミリ装置のロ
ール記録紙収納機構。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、上記ドア式の開閉カ
バーの開閉支軸を、上記ロール記録紙のロール部分の収
納側に設けることを特徴とするファクシミリ装置のロー
ル記録紙収納機構。 - 【請求項１３】 請求項１１、もしくは、請求項１２の
いずれかに記載のファクシミリ装置のロール記録紙収納
機構において、上記ロール記録紙を収納する半円柱形状
の記録紙収納皿と、装置本体を後面側を底として立てか
けた状態での上記ドア式の開閉カバーの開閉動作に伴
い、上記記録紙収納皿を該記録紙収納皿の辺を支軸に回
転させ、上記開閉カバーの開状態で上記記録紙収納皿の
開口部を上側に、上記開閉カバーの閉状態で上記記録紙
収納皿の開口部を上記開閉カバーと逆側に向けさせ上記
ロール記録紙を所定のセット位置に保持させる収納皿回
転手段とを設けることを特徴とするファクシミリ装置の
ロール記録紙収納機構。 - 【請求項１４】 請求項１３に記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、上記収納皿回転手段
は、上記記録紙収納皿の一辺を上記開閉カバーに回転自
在に軸止するカバー側軸止手段と、上記開閉カバーの開
状態で上記記録紙収納皿の開口部を上側に向けさせ、上
記開閉カバーの閉動作時に、上記記録紙収納皿を所定の
角度に回転させながら装置本体側の所定の収納位置に移
動させる形状の装置本体側の長穴と、上記記録紙収納皿
の他方の一辺を上記装置本体側の長穴に沿って回動自在
に取り付ける装置側取付手段からなることを特徴とする
ファクシミリ装置のロール記録紙収納機構。 - 【請求項１５】 請求項１３に記載のファクシミリ装置
のロール記録紙収納機構において、上記収納皿回転手段
は、装置本体を後面側を底として立てかけた状態での上
記ドア式の開閉カバーの開動作に伴い、上記記録紙収納
皿が自重で回転して、上記開閉カバーの閉状態で該開閉
カバーと逆側に向いていた上記記録紙収納皿の開口部が
上向きになるように、上記記録紙収納皿を装置本体に回
転自在に軸止する装置側軸止手段を具備することを特徴
とするファクシミリ装置のロール記録紙収納機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239532A JPH0795344A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | ファクシミリ装置のロール記録紙収納機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239532A JPH0795344A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | ファクシミリ装置のロール記録紙収納機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795344A true JPH0795344A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17046214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5239532A Pending JPH0795344A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | ファクシミリ装置のロール記録紙収納機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795344A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996033914A1 (fr) * | 1995-04-27 | 1996-10-31 | Kabushiki Kaisha Tec | Imprimante pour etiquettes |
| US7911658B2 (en) | 2005-08-30 | 2011-03-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5239532A patent/JPH0795344A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996033914A1 (fr) * | 1995-04-27 | 1996-10-31 | Kabushiki Kaisha Tec | Imprimante pour etiquettes |
| US7911658B2 (en) | 2005-08-30 | 2011-03-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
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