JPH0795281A - 留守番電話装置 - Google Patents
留守番電話装置Info
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- JPH0795281A JPH0795281A JP23642293A JP23642293A JPH0795281A JP H0795281 A JPH0795281 A JP H0795281A JP 23642293 A JP23642293 A JP 23642293A JP 23642293 A JP23642293 A JP 23642293A JP H0795281 A JPH0795281 A JP H0795281A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 32
- 238000012217 deletion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037430 deletion Effects 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重要性または緊急性の高い用件を優先的に記
録することができる留守番電話装置を得る。 【構成】 発信者から送信されるパスワードを検出する
PB信号検出部6、パスワードに対応する優先度を記憶
するパスワードテーブル及び用件録音部10に録音され
る用件の位置と対応するパスワードの優先度を記憶する
用件位置テーブルを有する記憶部4、発信者からのパス
ワードに対応する優先度をパスワードテーブルから検索
して用件録音部10に録音される用件の位置とパスワー
ドの優先度との対応関係を用件位置テーブルに記憶させ
ると共に、用件録音部10の記憶容量がなくなったとき
に発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用
件録音が有るか否かを用件位置テーブルから検索し、有
る場合は最も優先度の低い用件を用件録音部10から消
去し新たな用件を録音制御する制御部3を備えた。
録することができる留守番電話装置を得る。 【構成】 発信者から送信されるパスワードを検出する
PB信号検出部6、パスワードに対応する優先度を記憶
するパスワードテーブル及び用件録音部10に録音され
る用件の位置と対応するパスワードの優先度を記憶する
用件位置テーブルを有する記憶部4、発信者からのパス
ワードに対応する優先度をパスワードテーブルから検索
して用件録音部10に録音される用件の位置とパスワー
ドの優先度との対応関係を用件位置テーブルに記憶させ
ると共に、用件録音部10の記憶容量がなくなったとき
に発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用
件録音が有るか否かを用件位置テーブルから検索し、有
る場合は最も優先度の低い用件を用件録音部10から消
去し新たな用件を録音制御する制御部3を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、留守番電話装置に関
するもので、特に、重要または緊急の用件を確実に記録
するようにする留守番電話装置に関する。
するもので、特に、重要または緊急の用件を確実に記録
するようにする留守番電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は既に公知の従来例に係る留守番電
話装置を示すブロック構成図である。図において、1は
電話回線を留守番電話装置側に接続するための切分器、
2は呼の着信を検出する呼出信号受信部、5は呼の着信
に応答するために直流回路を閉結する直流回路閉結部、
7は留守番電話装置使用者の伝言を発信者に送出すると
共に発信者の用件を用件録音部10に送出するための伝
言送出部、8は留守番電話装置使用者の伝言を予め録音
するための伝言録音部、9は予め録音された伝言を再生
するための伝言再生部である。
話装置を示すブロック構成図である。図において、1は
電話回線を留守番電話装置側に接続するための切分器、
2は呼の着信を検出する呼出信号受信部、5は呼の着信
に応答するために直流回路を閉結する直流回路閉結部、
7は留守番電話装置使用者の伝言を発信者に送出すると
共に発信者の用件を用件録音部10に送出するための伝
言送出部、8は留守番電話装置使用者の伝言を予め録音
するための伝言録音部、9は予め録音された伝言を再生
するための伝言再生部である。
【0003】また、10は発信者からの用件を録音する
用件録音部、11は録音された発信者からの用件を再生
するための用件録音再生部、12は録音された用件をモ
ニタするための用件録音モニタ部、15は呼出信号受信
部2からの着信検出信号の受信に基づいて直流回路閉結
部5を動作させて直流回路を閉結し、呼の着信に対して
応答して伝言送出部7を動作させて留守番電話装置使用
者の伝言を発信者に伝えると共に、用件録音部10を動
作させて発信者の用件を記録させるようタイミング制御
するタイミング部である。
用件録音部、11は録音された発信者からの用件を再生
するための用件録音再生部、12は録音された用件をモ
ニタするための用件録音モニタ部、15は呼出信号受信
部2からの着信検出信号の受信に基づいて直流回路閉結
部5を動作させて直流回路を閉結し、呼の着信に対して
応答して伝言送出部7を動作させて留守番電話装置使用
者の伝言を発信者に伝えると共に、用件録音部10を動
作させて発信者の用件を記録させるようタイミング制御
するタイミング部である。
【0004】また、上記構成において、電話回線には電
話機が接続されると共に、切分器1を経由して呼出信号
受信部2と直流回路閉結部5が接続され、直流回路閉結
部5は伝言送出部7と接続され、伝言送出部7は伝言録
音部8と伝言再生部9及び用件録音部10と接続され、
用件録音部10は用件録音再生部11と用件録音モニタ
部12と接続され、呼出信号受信部2はタイミング部1
5と接続され、タイミング部15は伝言送出部7と用件
録音部10と接続されている。
話機が接続されると共に、切分器1を経由して呼出信号
受信部2と直流回路閉結部5が接続され、直流回路閉結
部5は伝言送出部7と接続され、伝言送出部7は伝言録
音部8と伝言再生部9及び用件録音部10と接続され、
用件録音部10は用件録音再生部11と用件録音モニタ
部12と接続され、呼出信号受信部2はタイミング部1
5と接続され、タイミング部15は伝言送出部7と用件
録音部10と接続されている。
【0005】次に動作について説明する。電話回線に接
続された切分器1のスイッチが留守番電話装置側に倒れ
ているときに呼が着信すると、呼出信号受信部2が着信
を検出してその着信検出信号をタイミング部15に通知
する。タイミング部15は呼出信号受信部2からの着信
検出信号を受けると、直流回路閉結部5を動作させるこ
とにより直流回路を閉結し、呼の着信に対して応答す
る。
続された切分器1のスイッチが留守番電話装置側に倒れ
ているときに呼が着信すると、呼出信号受信部2が着信
を検出してその着信検出信号をタイミング部15に通知
する。タイミング部15は呼出信号受信部2からの着信
検出信号を受けると、直流回路閉結部5を動作させるこ
とにより直流回路を閉結し、呼の着信に対して応答す
る。
【0006】応答後、留守番電話装置は予め録音された
留守番電話装置使用者の伝言を伝言再生部6と伝言送出
部7を経由し発信者に伝える。そして、発信者は、留守
番電話装置使用者の伝言を聞いた後に、自分の用件を話
すが、この用件は用件録音部10に記録される。
留守番電話装置使用者の伝言を伝言再生部6と伝言送出
部7を経由し発信者に伝える。そして、発信者は、留守
番電話装置使用者の伝言を聞いた後に、自分の用件を話
すが、この用件は用件録音部10に記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の留守番電話装置
は以上のように構成されているので、発信者の用件を着
信順に録音するだけであり、用件録音部10内の録音用
メモリの容量が無くなった時点でそれ以上の用件を記録
することはできなく、従って、それまで記録された用件
よりも重要または緊急の用件があっても記録することが
できないという問題点があった。
は以上のように構成されているので、発信者の用件を着
信順に録音するだけであり、用件録音部10内の録音用
メモリの容量が無くなった時点でそれ以上の用件を記録
することはできなく、従って、それまで記録された用件
よりも重要または緊急の用件があっても記録することが
できないという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような従来例に係る問題
点を解消するためになされたもので、重要性または緊急
性の高い用件を優先的に記録することができる留守番電
話装置を得ることを目的とする。
点を解消するためになされたもので、重要性または緊急
性の高い用件を優先的に記録することができる留守番電
話装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る留守番電話装置は、電話回線を介して発信者からの呼
の着信を検出する呼出信号受信部からの着信検出信号に
基づいて直流回路閉結部により直流回路を閉結し呼の着
信に対して応答し伝言送出部を動作させて留守番電話装
置使用者の伝言を発信者に伝えると共に発信者から送信
される用件を用件録音部へ記録するようにした留守番電
話装置において、発信者から用件と共に送信されるパス
ワードを検出するパスワード検出手段と、パスワードに
対応する優先度を記憶するパスワードテーブル及び上記
用件録音部に録音される用件の位置とその用件に対応す
るパスワードの優先度を記憶する用件位置テーブルを有
する記憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先
度を上記パスワードテーブルから検索して上記用件録音
部に録音される用件の位置とパスワードの優先度との対
応関係を上記用件位置テーブルに記憶させると共に、上
記用件録音部の記憶容量がなくなったときに発信者から
のパスワードの優先度より低い優先度の用件録音が有る
か否かを上記用件位置テーブルから検索し、有る場合は
最も優先度の低い用件を上記用件録音部から消去し新た
な用件を録音制御する制御部とを備えたことを特徴とす
るものである。
る留守番電話装置は、電話回線を介して発信者からの呼
の着信を検出する呼出信号受信部からの着信検出信号に
基づいて直流回路閉結部により直流回路を閉結し呼の着
信に対して応答し伝言送出部を動作させて留守番電話装
置使用者の伝言を発信者に伝えると共に発信者から送信
される用件を用件録音部へ記録するようにした留守番電
話装置において、発信者から用件と共に送信されるパス
ワードを検出するパスワード検出手段と、パスワードに
対応する優先度を記憶するパスワードテーブル及び上記
用件録音部に録音される用件の位置とその用件に対応す
るパスワードの優先度を記憶する用件位置テーブルを有
する記憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先
度を上記パスワードテーブルから検索して上記用件録音
部に録音される用件の位置とパスワードの優先度との対
応関係を上記用件位置テーブルに記憶させると共に、上
記用件録音部の記憶容量がなくなったときに発信者から
のパスワードの優先度より低い優先度の用件録音が有る
か否かを上記用件位置テーブルから検索し、有る場合は
最も優先度の低い用件を上記用件録音部から消去し新た
な用件を録音制御する制御部とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】また、請求項2に係る留守番電話装置は、
電話回線を介して発信者からの呼の着信を検出する呼出
信号受信部からの着信検出信号に基づいて直流回路閉結
部により直流回路を閉結し呼の着信に対して応答し伝言
送出部を動作させて留守番電話装置使用者の伝言を発信
者に伝えると共に発信者から送信される用件を用件録音
部へ記録するようにした留守番電話装置において、留守
モードが設定された状態の時に上記電話回線上に流れる
電流を検出するループ検出部と、切換制御信号に基づい
て上記電話回線に留守番電話装置から通常の電話機への
接続切換を行う接続制御部と、発信者から用件と共に送
信されるパスワードを検出するパスワード検出手段と、
パスワードに対応する優先度を記憶するパスワードテー
ブル及び上記用件録音部に録音される用件の位置とその
用件に対応するパスワードの優先度を記憶する用件位置
テーブルを有する記憶部と、発信者からのパスワードに
対応する優先度を上記パスワードテーブルから検索して
上記用件録音部に録音される用件の位置とパスワードの
優先度との対応関係を上記用件位置テーブルに記憶させ
ると共に、上記用件録音部の記憶容量がなくなったとき
に発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用
件録音が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索
し、有る場合は最も優先度の低い用件を上記用件録音部
から消去し新たな用件を録音制御すると共に、上記ルー
プ検出部からの検出信号に基づいて上記接続制御部に切
換制御信号を送出する制御部とを備えたことを特徴とす
るものである。
電話回線を介して発信者からの呼の着信を検出する呼出
信号受信部からの着信検出信号に基づいて直流回路閉結
部により直流回路を閉結し呼の着信に対して応答し伝言
送出部を動作させて留守番電話装置使用者の伝言を発信
者に伝えると共に発信者から送信される用件を用件録音
部へ記録するようにした留守番電話装置において、留守
モードが設定された状態の時に上記電話回線上に流れる
電流を検出するループ検出部と、切換制御信号に基づい
て上記電話回線に留守番電話装置から通常の電話機への
接続切換を行う接続制御部と、発信者から用件と共に送
信されるパスワードを検出するパスワード検出手段と、
パスワードに対応する優先度を記憶するパスワードテー
ブル及び上記用件録音部に録音される用件の位置とその
用件に対応するパスワードの優先度を記憶する用件位置
テーブルを有する記憶部と、発信者からのパスワードに
対応する優先度を上記パスワードテーブルから検索して
上記用件録音部に録音される用件の位置とパスワードの
優先度との対応関係を上記用件位置テーブルに記憶させ
ると共に、上記用件録音部の記憶容量がなくなったとき
に発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用
件録音が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索
し、有る場合は最も優先度の低い用件を上記用件録音部
から消去し新たな用件を録音制御すると共に、上記ルー
プ検出部からの検出信号に基づいて上記接続制御部に切
換制御信号を送出する制御部とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0011】また、請求項3に係る留守番電話装置は、
電話回線を介して発信者からの呼の着信を検出する呼出
信号受信部からの着信検出信号に基づいて直流回路閉結
部により直流回路を閉結し呼の着信に対して応答し伝言
送出部を動作させて留守番電話装置使用者の伝言を発信
者に伝えると共に発信者から送信される用件を用件録音
部へ記録するようにした留守番電話装置において、発信
者から用件と共に送信されるパスワードを検出するパス
ワード検出手段と、パスワードに対応する優先度を記憶
するパスワードテーブル及び上記用件録音部に録音され
る用件の位置とその用件に対応するパスワードの優先度
及び日付と時刻を記憶する用件位置テーブルを有する記
憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先度を上
記パスワードテーブルから検索して上記用件録音部に録
音される用件の位置とパスワードの優先度及び日付と時
刻との対応関係を上記用件位置テーブルに記憶させると
共に、上記用件録音部の記憶容量がなくなったときに発
信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用件録
音が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索し、有
る場合は最も優先度が低くかつ最も古い用件を上記用件
録音部から消去し新たな用件を録音制御する制御部とを
備えたことを特徴とするものである。
電話回線を介して発信者からの呼の着信を検出する呼出
信号受信部からの着信検出信号に基づいて直流回路閉結
部により直流回路を閉結し呼の着信に対して応答し伝言
送出部を動作させて留守番電話装置使用者の伝言を発信
者に伝えると共に発信者から送信される用件を用件録音
部へ記録するようにした留守番電話装置において、発信
者から用件と共に送信されるパスワードを検出するパス
ワード検出手段と、パスワードに対応する優先度を記憶
するパスワードテーブル及び上記用件録音部に録音され
る用件の位置とその用件に対応するパスワードの優先度
及び日付と時刻を記憶する用件位置テーブルを有する記
憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先度を上
記パスワードテーブルから検索して上記用件録音部に録
音される用件の位置とパスワードの優先度及び日付と時
刻との対応関係を上記用件位置テーブルに記憶させると
共に、上記用件録音部の記憶容量がなくなったときに発
信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用件録
音が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索し、有
る場合は最も優先度が低くかつ最も古い用件を上記用件
録音部から消去し新たな用件を録音制御する制御部とを
備えたことを特徴とするものである。
【0012】さらに、請求項4に係る留守番電話装置
は、電話回線を介して発信者からの呼の着信を検出する
呼出信号受信部からの着信検出信号に基づいて直流回路
閉結部により直流回路を閉結し呼の着信に対して応答し
伝言送出部を動作させて留守番電話装置使用者の伝言を
発信者に伝えると共に発信者から送信される用件を用件
録音部へ記録するようにした留守番電話装置において、
発信者から用件と共に送信されるパスワードを検出する
パスワード検出手段と、パスワードに対応する優先度と
消去フラグを記憶するパスワードテーブル及び上記用件
録音部に録音される用件の位置とその用件に対応するパ
スワードの優先度を記憶する用件位置テーブルを有する
記憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先度を
上記パスワードテーブルから検索して上記用件録音部に
録音される用件の位置とパスワードの優先度との対応関
係を上記用件位置テーブルに記憶させると共に、上記用
件録音部の記憶容量がなくなったときに発信者からのパ
スワードの優先度より低い優先度の用件録音が有るか否
かを上記用件位置テーブルから検索し、有る場合は最も
優先度の低い用件を上記用件録音部から消去して上記パ
スワードテーブルの消去フラグをセットし報知すると共
に新たな用件を録音制御する制御部とを備えたことを特
徴とするものである。
は、電話回線を介して発信者からの呼の着信を検出する
呼出信号受信部からの着信検出信号に基づいて直流回路
閉結部により直流回路を閉結し呼の着信に対して応答し
伝言送出部を動作させて留守番電話装置使用者の伝言を
発信者に伝えると共に発信者から送信される用件を用件
録音部へ記録するようにした留守番電話装置において、
発信者から用件と共に送信されるパスワードを検出する
パスワード検出手段と、パスワードに対応する優先度と
消去フラグを記憶するパスワードテーブル及び上記用件
録音部に録音される用件の位置とその用件に対応するパ
スワードの優先度を記憶する用件位置テーブルを有する
記憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先度を
上記パスワードテーブルから検索して上記用件録音部に
録音される用件の位置とパスワードの優先度との対応関
係を上記用件位置テーブルに記憶させると共に、上記用
件録音部の記憶容量がなくなったときに発信者からのパ
スワードの優先度より低い優先度の用件録音が有るか否
かを上記用件位置テーブルから検索し、有る場合は最も
優先度の低い用件を上記用件録音部から消去して上記パ
スワードテーブルの消去フラグをセットし報知すると共
に新たな用件を録音制御する制御部とを備えたことを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】この発明の請求項1に係る留守番電話装置にお
いては、パスワード検出手段により、発信者から用件と
共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、発
信者からのパスワードに対応する優先度をパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を用件位置テーブル
に記憶させ、用件録音部の記憶容量がなくなったときに
発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用件
録音が有るか否かを用件位置テーブルから検索し、有る
場合は最も優先度の低い用件を用件録音部から消去し新
たな用件を録音制御することにより、重要性または緊急
性の高い用件を留守番電話装置に確実に残す。
いては、パスワード検出手段により、発信者から用件と
共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、発
信者からのパスワードに対応する優先度をパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を用件位置テーブル
に記憶させ、用件録音部の記憶容量がなくなったときに
発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用件
録音が有るか否かを用件位置テーブルから検索し、有る
場合は最も優先度の低い用件を用件録音部から消去し新
たな用件を録音制御することにより、重要性または緊急
性の高い用件を留守番電話装置に確実に残す。
【0014】また、請求項2に係る留守番電話装置にお
いては、ループ検出部により、留守モードが設定された
状態の時に電話回線上に流れる電流を検出し、制御部に
より、ループ検出部からの検出信号に基づいて電話回線
に留守番電話装置から通常の電話機への接続切換を行う
接続制御部に切換制御信号を送出するようにすることに
より、電話機と留守番電話機との回線接続を自動的に制
御する。
いては、ループ検出部により、留守モードが設定された
状態の時に電話回線上に流れる電流を検出し、制御部に
より、ループ検出部からの検出信号に基づいて電話回線
に留守番電話装置から通常の電話機への接続切換を行う
接続制御部に切換制御信号を送出するようにすることに
より、電話機と留守番電話機との回線接続を自動的に制
御する。
【0015】また、請求項3に係る留守番電話装置にお
いては、パスワード検出手段により、発信者から用件と
共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、発
信者からのパスワードに対応する優先度をパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度及び日付と時刻との対応関係を用
件位置テーブルに記憶させ、用件録音部の記憶容量がな
くなったときに発信者からのパスワードの優先度より低
い優先度の用件録音が有るか否かを上記用件位置テーブ
ルから検索し、有る場合は最も優先度が低くかつ最も古
い用件を上記用件録音部から消去し新たな用件を録音制
御することにより、優先度が高く、かつ比較的新しい用
件を残す。
いては、パスワード検出手段により、発信者から用件と
共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、発
信者からのパスワードに対応する優先度をパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度及び日付と時刻との対応関係を用
件位置テーブルに記憶させ、用件録音部の記憶容量がな
くなったときに発信者からのパスワードの優先度より低
い優先度の用件録音が有るか否かを上記用件位置テーブ
ルから検索し、有る場合は最も優先度が低くかつ最も古
い用件を上記用件録音部から消去し新たな用件を録音制
御することにより、優先度が高く、かつ比較的新しい用
件を残す。
【0016】さらに、請求項4に係る留守番電話装置に
おいては、パスワード検出手段により、発信者から用件
と共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、
発信者からのパスワードに対応する優先度をパスワード
テーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位
置とパスワードの優先度との対応関係を用件位置テーブ
ルに記憶させると共に、用件録音部の記憶容量がなくな
ったときに発信者からのパスワードの優先度より低い優
先度の用件録音が有るか否かを用件位置テーブルから検
索し、有る場合は最も優先度の低い用件を用件録音部か
ら消去してパスワードテーブルの消去フラグをセットし
報知すると共に新たな用件を録音制御することにより、
留守中に電話のあった相手先を全て確認でき、用件消去
の不具合を解消する。
おいては、パスワード検出手段により、発信者から用件
と共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、
発信者からのパスワードに対応する優先度をパスワード
テーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位
置とパスワードの優先度との対応関係を用件位置テーブ
ルに記憶させると共に、用件録音部の記憶容量がなくな
ったときに発信者からのパスワードの優先度より低い優
先度の用件録音が有るか否かを用件位置テーブルから検
索し、有る場合は最も優先度の低い用件を用件録音部か
ら消去してパスワードテーブルの消去フラグをセットし
報知すると共に新たな用件を録音制御することにより、
留守中に電話のあった相手先を全て確認でき、用件消去
の不具合を解消する。
【0017】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
ついて説明する。図1は実施例1に係る留守番電話装置
を示す構成図である。図1において、1は電話回線を留
守番電話装置側に接続するための切分器、2は呼の着信
を検出する呼出信号受信部、3は、呼出信号受信部2か
らの着信検出信号の受信に基づいて直流回路閉結部5を
動作させて直流回路を閉結し、呼の着信に対して応答し
て伝言送出部7を動作させて留守番電話装置使用者の伝
言を発信者に伝えると共に、発信者から送信されるパス
ワードの優先度に従って発信者の用件の用件録音部10
への記録を制御する制御部である。
ついて説明する。図1は実施例1に係る留守番電話装置
を示す構成図である。図1において、1は電話回線を留
守番電話装置側に接続するための切分器、2は呼の着信
を検出する呼出信号受信部、3は、呼出信号受信部2か
らの着信検出信号の受信に基づいて直流回路閉結部5を
動作させて直流回路を閉結し、呼の着信に対して応答し
て伝言送出部7を動作させて留守番電話装置使用者の伝
言を発信者に伝えると共に、発信者から送信されるパス
ワードの優先度に従って発信者の用件の用件録音部10
への記録を制御する制御部である。
【0018】また、4は、発信者から送信されるパスワ
ードとそのパスワード毎に予め設定された優先度とを記
憶するパスワードテーブルと、用件録音部10に記憶さ
れる用件の位置とその用件に対応するパスワードの優先
度を記憶する用件位置テーブルとを有する記憶部、5は
呼の着信に応答するために直流回路を閉結する直流回路
閉結部、6は発信者から送信されるプッシュボタン信号
(以下、PB信号と称す)に基づくパスワードを検出す
るためのパスワード検出手段としてのプッシュボタン信
号検出部である。
ードとそのパスワード毎に予め設定された優先度とを記
憶するパスワードテーブルと、用件録音部10に記憶さ
れる用件の位置とその用件に対応するパスワードの優先
度を記憶する用件位置テーブルとを有する記憶部、5は
呼の着信に応答するために直流回路を閉結する直流回路
閉結部、6は発信者から送信されるプッシュボタン信号
(以下、PB信号と称す)に基づくパスワードを検出す
るためのパスワード検出手段としてのプッシュボタン信
号検出部である。
【0019】さらに、7は留守番電話装置使用者の伝言
を発信者に送出すると共に発信者の用件を用件録音部1
0に送出するための伝言送出部、8は留守番電話装置使
用者の伝言を予め録音するための伝言録音部、9は予め
録音された伝言を再生するための伝言再生部、10は発
信者からの用件を録音する用件録音部、11は録音され
た発信者からの用件を再生するための用件録音再生部、
12は録音された用件をモニタするための用件録音モニ
タ部である。
を発信者に送出すると共に発信者の用件を用件録音部1
0に送出するための伝言送出部、8は留守番電話装置使
用者の伝言を予め録音するための伝言録音部、9は予め
録音された伝言を再生するための伝言再生部、10は発
信者からの用件を録音する用件録音部、11は録音され
た発信者からの用件を再生するための用件録音再生部、
12は録音された用件をモニタするための用件録音モニ
タ部である。
【0020】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。まず、通常の用件の録音動作について述べる。電話
回線に接続された切分器1のスイッチが留守番電話装置
側に倒れているときに呼が着信すると、呼出信号受信部
2が着信を検出してその信号を制御部3に通知する。制
御部3は、呼出信号受信部2からの信号を受けると、直
流回路閉結部5を動作させて直流回路を閉結し、呼の着
信に対して応答する。
る。まず、通常の用件の録音動作について述べる。電話
回線に接続された切分器1のスイッチが留守番電話装置
側に倒れているときに呼が着信すると、呼出信号受信部
2が着信を検出してその信号を制御部3に通知する。制
御部3は、呼出信号受信部2からの信号を受けると、直
流回路閉結部5を動作させて直流回路を閉結し、呼の着
信に対して応答する。
【0021】応答後、留守番電話装置は、予め録音され
た留守番電話装置使用者の伝言を伝言再生部6と伝言送
出部7を経由し発信者に伝える。発信者は、留守番電話
装置使用者の伝言を聞いた後に自分の用件を話すが、こ
の時、発信者のパスワードをPB信号で入力する。この
PB信号によるパスワードはPB信号検出部6により検
出され、パスワードデータは制御部3へ送られる。
た留守番電話装置使用者の伝言を伝言再生部6と伝言送
出部7を経由し発信者に伝える。発信者は、留守番電話
装置使用者の伝言を聞いた後に自分の用件を話すが、こ
の時、発信者のパスワードをPB信号で入力する。この
PB信号によるパスワードはPB信号検出部6により検
出され、パスワードデータは制御部3へ送られる。
【0022】ここで、発信者からの用件は、図2に示す
ように、用件録音部10の位置1、2、3、・・・、n
−1、nに順次録音される。このとき、記憶部4には、
図3に示すように、パスワードとそれに対応する優先度
が設定されており、制御部3は、発信者からのパスワー
ドに対応する優先度を上記記憶部4内のパスワードテー
ブルから検索して読み取り、用件録音部10に録音され
る位置とパスワードの優先度との対応関係を、図4に示
すように、記憶部4の用件位置テーブルに記憶する。
ように、用件録音部10の位置1、2、3、・・・、n
−1、nに順次録音される。このとき、記憶部4には、
図3に示すように、パスワードとそれに対応する優先度
が設定されており、制御部3は、発信者からのパスワー
ドに対応する優先度を上記記憶部4内のパスワードテー
ブルから検索して読み取り、用件録音部10に録音され
る位置とパスワードの優先度との対応関係を、図4に示
すように、記憶部4の用件位置テーブルに記憶する。
【0023】次に、用件録音部10のメモリ容量が無く
なった時に、重要性または緊急性の高い用件を録音する
場合について説明する。発信者が予め録音された留守番
電話装置使用者の伝言を聞いた後に、PB信号によるパ
スワードを留守番電話装置に送出すると、留守番電話装
置の制御部3は、このパスワードを図3に示す記憶部4
内のパスワードテーブルを検索することにより該パスワ
ードに該当する優先度を得る。次に、図4に示す記憶部
4内の用件位置テーブルから今取得した優先度より低い
優先度の用件録音が有るか否かを検索し、有る場合は最
も優先度の低い用件を用件録音部10から消去し、新た
に用件を録音する。用件位置テーブルの中に今取得した
優先度より低い優先度が無ければ、発信者にその旨伝え
電話回線を開放する。
なった時に、重要性または緊急性の高い用件を録音する
場合について説明する。発信者が予め録音された留守番
電話装置使用者の伝言を聞いた後に、PB信号によるパ
スワードを留守番電話装置に送出すると、留守番電話装
置の制御部3は、このパスワードを図3に示す記憶部4
内のパスワードテーブルを検索することにより該パスワ
ードに該当する優先度を得る。次に、図4に示す記憶部
4内の用件位置テーブルから今取得した優先度より低い
優先度の用件録音が有るか否かを検索し、有る場合は最
も優先度の低い用件を用件録音部10から消去し、新た
に用件を録音する。用件位置テーブルの中に今取得した
優先度より低い優先度が無ければ、発信者にその旨伝え
電話回線を開放する。
【0024】従って、上記実施例1によれば、発信者か
ら用件と共に送信されるパスワードをPB信号検出部6
により検出し、そのパスワードに対応する優先度を記憶
部4内のパスワードテーブルから検索して用件録音部1
0に録音される用件の位置とパスワードの優先度との対
応関係を記憶部4内の用件位置テーブルに記憶させると
共に、上記用件録音部10の記憶容量がなくなったとき
に発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用
件録音が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索
し、有る場合は最も優先度の低い用件を上記用件録音部
10から消去し新たな用件を録音制御するようにしたの
で、重要性または緊急性の高いメッセージを優先的に留
守番電話装置に残すことができ、留守番電話の使い勝手
が向上するという効果がある。
ら用件と共に送信されるパスワードをPB信号検出部6
により検出し、そのパスワードに対応する優先度を記憶
部4内のパスワードテーブルから検索して用件録音部1
0に録音される用件の位置とパスワードの優先度との対
応関係を記憶部4内の用件位置テーブルに記憶させると
共に、上記用件録音部10の記憶容量がなくなったとき
に発信者からのパスワードの優先度より低い優先度の用
件録音が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索
し、有る場合は最も優先度の低い用件を上記用件録音部
10から消去し新たな用件を録音制御するようにしたの
で、重要性または緊急性の高いメッセージを優先的に留
守番電話装置に残すことができ、留守番電話の使い勝手
が向上するという効果がある。
【0025】実施例2.上記記実施例1では、切分器1
を備えた留守番電話装置について説明したが、図5に示
すように、切分器1の代わりに、制御部3に留守モード
が設定されている状態で電話機の受話器を上げたとき
に、電話回線上に流れる電流を検出するLP(ループ)
検出部13と、このLP検出部13からの検出信号に基
づき制御部3から送出される切換制御信号に基づいて励
磁するコイルとそのコイルの励磁によって接点動作して
電話回線を電話機側に切り換える切換器を内蔵するNC
U(網制御装置)14を備えた留守番電話装置の場合
も、上述した実施例1と全く同様の効果が得られるとと
もに、留守番電話装置が電話機と留守番電話装置の電話
回線の接続を自動的に制御できるので、切分器1を用い
る場合の切換操作の忘れ等ミスを防ぐことができる。
を備えた留守番電話装置について説明したが、図5に示
すように、切分器1の代わりに、制御部3に留守モード
が設定されている状態で電話機の受話器を上げたとき
に、電話回線上に流れる電流を検出するLP(ループ)
検出部13と、このLP検出部13からの検出信号に基
づき制御部3から送出される切換制御信号に基づいて励
磁するコイルとそのコイルの励磁によって接点動作して
電話回線を電話機側に切り換える切換器を内蔵するNC
U(網制御装置)14を備えた留守番電話装置の場合
も、上述した実施例1と全く同様の効果が得られるとと
もに、留守番電話装置が電話機と留守番電話装置の電話
回線の接続を自動的に制御できるので、切分器1を用い
る場合の切換操作の忘れ等ミスを防ぐことができる。
【0026】実施例3.また、図6に示すように、記憶
部4内の用件位置テーブルを、用件録音部の位置と優先
度の他に、対応する日付・時刻を記憶させる構成とする
ことによって、消去する用件の条件を、最も優先度が低
いもので、かつ日付・時刻が最も古いものとすることに
より、優先度が高く、かつ比較的新しいメッセージを残
すことができ、よりきめ細かい制御が可能となる。
部4内の用件位置テーブルを、用件録音部の位置と優先
度の他に、対応する日付・時刻を記憶させる構成とする
ことによって、消去する用件の条件を、最も優先度が低
いもので、かつ日付・時刻が最も古いものとすることに
より、優先度が高く、かつ比較的新しいメッセージを残
すことができ、よりきめ細かい制御が可能となる。
【0027】実施例4.また、図7に示すように、記憶
部4内のパスワードテーブルを、パスワードとその優先
度の他に、消去フラグを記憶させる構成とすることによ
って、用件を消去した場合に消去フラグをセット(消去
フラグを1にする)させ、用件を消去しない場合は消去
フラグを0のままとして、留守番電話装置使用者が用件
録音モニタ部12から用件を聞くときに、留守番電話装
置から消去したパスワードを例えば音声等により報知さ
せることにより、留守中に誰から連絡があったのかを判
断でき、用件消去の不具合を最少にすることができる。
部4内のパスワードテーブルを、パスワードとその優先
度の他に、消去フラグを記憶させる構成とすることによ
って、用件を消去した場合に消去フラグをセット(消去
フラグを1にする)させ、用件を消去しない場合は消去
フラグを0のままとして、留守番電話装置使用者が用件
録音モニタ部12から用件を聞くときに、留守番電話装
置から消去したパスワードを例えば音声等により報知さ
せることにより、留守中に誰から連絡があったのかを判
断でき、用件消去の不具合を最少にすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、発信者から送信されるパスワードを検出し、その
パスワードに対応する優先度を記憶部内のパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を記憶部内の用件位
置テーブルに記憶させると共に、用件録音部の記憶容量
がなくなったときに発信者からのパスワードの優先度よ
り低い優先度の用件録音が有るか否かを用件位置テーブ
ルから検索し、有る場合は最も優先度の低い用件を用件
録音部から消去し新たな用件を録音制御するようにした
ので、重要性または緊急性の高いメッセージを優先的に
留守番電話装置に残すことができ、留守番電話の使い勝
手が向上するという効果を奏する。
れば、発信者から送信されるパスワードを検出し、その
パスワードに対応する優先度を記憶部内のパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を記憶部内の用件位
置テーブルに記憶させると共に、用件録音部の記憶容量
がなくなったときに発信者からのパスワードの優先度よ
り低い優先度の用件録音が有るか否かを用件位置テーブ
ルから検索し、有る場合は最も優先度の低い用件を用件
録音部から消去し新たな用件を録音制御するようにした
ので、重要性または緊急性の高いメッセージを優先的に
留守番電話装置に残すことができ、留守番電話の使い勝
手が向上するという効果を奏する。
【0029】また、請求項2によれば、ループ検出部に
より、留守モードが設定された状態の時に電話回線上に
流れる電流を検出し、制御部により、ループ検出部から
の検出信号に基づいて電話回線に留守番電話装置から通
常の電話機への接続切換を行う接続制御部に切換制御信
号を送出するようにしたので、留守番電話装置が電話機
と留守番電話装置の電話回線の接続を自動的に制御で
き、切分器を用いる場合の切換操作の忘れ等ミスを防ぐ
ことができるという効果を奏する。
より、留守モードが設定された状態の時に電話回線上に
流れる電流を検出し、制御部により、ループ検出部から
の検出信号に基づいて電話回線に留守番電話装置から通
常の電話機への接続切換を行う接続制御部に切換制御信
号を送出するようにしたので、留守番電話装置が電話機
と留守番電話装置の電話回線の接続を自動的に制御で
き、切分器を用いる場合の切換操作の忘れ等ミスを防ぐ
ことができるという効果を奏する。
【0030】また、請求項3によれば、パスワード検出
手段により、発信者から用件と共に送信されるパスワー
ドを検出し、制御部により、発信者からのパスワードに
対応する優先度をパスワードテーブルから検索して用件
録音部に録音される用件の位置とパスワードの優先度及
び日付と時刻との対応関係を用件位置テーブルに記憶さ
せ、用件録音部の記憶容量がなくなったときに発信者か
らのパスワードの優先度より低い優先度の用件録音が有
るか否かを上記用件位置テーブルから検索し、有る場合
は最も優先度が低くかつ最も古い用件を上記用件録音部
から消去し新たな用件を録音制御するようにしたので、
優先度が高く、かつ比較的新しい用件を残すことができ
るという効果を奏する。
手段により、発信者から用件と共に送信されるパスワー
ドを検出し、制御部により、発信者からのパスワードに
対応する優先度をパスワードテーブルから検索して用件
録音部に録音される用件の位置とパスワードの優先度及
び日付と時刻との対応関係を用件位置テーブルに記憶さ
せ、用件録音部の記憶容量がなくなったときに発信者か
らのパスワードの優先度より低い優先度の用件録音が有
るか否かを上記用件位置テーブルから検索し、有る場合
は最も優先度が低くかつ最も古い用件を上記用件録音部
から消去し新たな用件を録音制御するようにしたので、
優先度が高く、かつ比較的新しい用件を残すことができ
るという効果を奏する。
【0031】さらに、請求項4に係る留守番電話装置に
よれば、パスワード検出手段により、発信者から用件と
共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、発
信者からのパスワードに対応する優先度をパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を用件位置テーブル
に記憶させると共に、用件録音部の記憶容量がなくなっ
たときに発信者からのパスワードの優先度より低い優先
度の用件録音が有るか否かを用件位置テーブルから検索
し、有る場合は最も優先度の低い用件を用件録音部から
消去してパスワードテーブルの消去フラグをセットし報
知すると共に新たな用件を録音制御するようにしたの
で、留守中に電話のあった相手先を全て確認でき、用件
消去の不具合を解消することができるという効果を奏す
る。
よれば、パスワード検出手段により、発信者から用件と
共に送信されるパスワードを検出し、制御部により、発
信者からのパスワードに対応する優先度をパスワードテ
ーブルから検索して用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を用件位置テーブル
に記憶させると共に、用件録音部の記憶容量がなくなっ
たときに発信者からのパスワードの優先度より低い優先
度の用件録音が有るか否かを用件位置テーブルから検索
し、有る場合は最も優先度の低い用件を用件録音部から
消去してパスワードテーブルの消去フラグをセットし報
知すると共に新たな用件を録音制御するようにしたの
で、留守中に電話のあった相手先を全て確認でき、用件
消去の不具合を解消することができるという効果を奏す
る。
【図1】この発明の実施例1による留守番電話装置を示
すブロック構成図である。
すブロック構成図である。
【図2】実施例1に係る用件録音部10の位置と用件と
の対応の説明図である。
の対応の説明図である。
【図3】実施例1に係る記憶部4内のパスワードテーブ
ルの構造図である。
ルの構造図である。
【図4】実施例1に係る記憶部4内の用件位置テーブル
の構造図である。
の構造図である。
【図5】この発明の実施例2による留守番電話装置を示
すブロック構成図である。
すブロック構成図である。
【図6】この発明の実施例3における用件位置テーブル
の構造図である。
の構造図である。
【図7】この発明の実施例4におけるパスワードテーブ
ルの構造図である。
ルの構造図である。
【図8】従来の留守番電話装置を示すブロック構成図で
ある。
ある。
1 切分器 2 呼出信号受信部 3 制御部 4 記憶部 5 PB信号検出部 6 伝言送出部 7 伝言録音部 8 伝言再生部 9 用件録音部 10 用件録音再生部 11 用件録音モニタ部 12 LP(ループ)検出部 13 NCU(網制御装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (4)
- 【請求項1】 電話回線を介して発信者からの呼の着信
を検出する呼出信号受信部からの着信検出信号に基づい
て直流回路閉結部により直流回路を閉結し呼の着信に対
して応答し伝言送出部を動作させて留守番電話装置使用
者の伝言を発信者に伝えると共に発信者から送信される
用件を用件録音部へ記録するようにした留守番電話装置
において、発信者から用件と共に送信されるパスワード
を検出するパスワード検出手段と、パスワードに対応す
る優先度を記憶するパスワードテーブル及び上記用件録
音部に録音される用件の位置とその用件に対応するパス
ワードの優先度を記憶する用件位置テーブルを有する記
憶部と、発信者からのパスワードに対応する優先度を上
記パスワードテーブルから検索して上記用件録音部に録
音される用件の位置とパスワードの優先度との対応関係
を上記用件位置テーブルに記憶させると共に、上記用件
録音部の記憶容量がなくなったときに発信者からのパス
ワードの優先度より低い優先度の用件録音が有るか否か
を上記用件位置テーブルから検索し、有る場合は最も優
先度の低い用件を上記用件録音部から消去し新たな用件
を録音制御する制御部とを備えたことを特徴とする留守
番電話装置。 - 【請求項2】 電話回線を介して発信者からの呼の着信
を検出する呼出信号受信部からの着信検出信号に基づい
て直流回路閉結部により直流回路を閉結し呼の着信に対
して応答し伝言送出部を動作させて留守番電話装置使用
者の伝言を発信者に伝えると共に発信者から送信される
用件を用件録音部へ記録するようにした留守番電話装置
において、留守モードが設定された状態の時に上記電話
回線上に流れる電流を検出するループ検出部と、切換制
御信号に基づいて上記電話回線に留守番電話装置から通
常の電話機への接続切換を行う接続制御部と、発信者か
ら用件と共に送信されるパスワードを検出するパスワー
ド検出手段と、パスワードに対応する優先度を記憶する
パスワードテーブル及び上記用件録音部に録音される用
件の位置とその用件に対応するパスワードの優先度を記
憶する用件位置テーブルを有する記憶部と、発信者から
のパスワードに対応する優先度を上記パスワードテーブ
ルから検索して上記用件録音部に録音される用件の位置
とパスワードの優先度との対応関係を上記用件位置テー
ブルに記憶させると共に、上記用件録音部の記憶容量が
なくなったときに発信者からのパスワードの優先度より
低い優先度の用件録音が有るか否かを上記用件位置テー
ブルから検索し、有る場合は最も優先度の低い用件を上
記用件録音部から消去し新たな用件を録音制御すると共
に、上記ループ検出部からの検出信号に基づいて上記接
続制御部に切換制御信号を送出する制御部とを備えたこ
とを特徴とする留守番電話装置。 - 【請求項3】 電話回線を介して発信者からの呼の着信
を検出する呼出信号受信部からの着信検出信号に基づい
て直流回路閉結部により直流回路を閉結し呼の着信に対
して応答し伝言送出部を動作させて留守番電話装置使用
者の伝言を発信者に伝えると共に発信者から送信される
用件を用件録音部へ記録するようにした留守番電話装置
において、発信者から用件と共に送信されるパスワード
を検出するパスワード検出手段と、パスワードに対応す
る優先度を記憶するパスワードテーブル及び上記用件録
音部に録音される用件の位置とその用件に対応するパス
ワードの優先度及び日付と時刻を記憶する用件位置テー
ブルを有する記憶部と、発信者からのパスワードに対応
する優先度を上記パスワードテーブルから検索して上記
用件録音部に録音される用件の位置とパスワードの優先
度及び日付と時刻との対応関係を上記用件位置テーブル
に記憶させると共に、上記用件録音部の記憶容量がなく
なったときに発信者からのパスワードの優先度より低い
優先度の用件録音が有るか否かを上記用件位置テーブル
から検索し、有る場合は最も優先度が低くかつ最も古い
用件を上記用件録音部から消去し新たな用件を録音制御
する制御部とを備えたことを特徴とする留守番電話装
置。 - 【請求項4】 電話回線を介して発信者からの呼の着信
を検出する呼出信号受信部からの着信検出信号に基づい
て直流回路閉結部により直流回路を閉結し呼の着信に対
して応答し伝言送出部を動作させて留守番電話装置使用
者の伝言を発信者に伝えると共に発信者から送信される
用件を用件録音部へ記録するようにした留守番電話装置
において、発信者から用件と共に送信されるパスワード
を検出するパスワード検出手段と、パスワードに対応す
る優先度と消去フラグを記憶するパスワードテーブル及
び上記用件録音部に録音される用件の位置とその用件に
対応するパスワードの優先度を記憶する用件位置テーブ
ルを有する記憶部と、発信者からのパスワードに対応す
る優先度を上記パスワードテーブルから検索して上記用
件録音部に録音される用件の位置とパスワードの優先度
との対応関係を上記用件位置テーブルに記憶させると共
に、上記用件録音部の記憶容量がなくなったときに発信
者からのパスワードの優先度より低い優先度の用件録音
が有るか否かを上記用件位置テーブルから検索し、有る
場合は最も優先度の低い用件を上記用件録音部から消去
して上記パスワードテーブルの消去フラグをセットし報
知すると共に新たな用件を録音制御する制御部とを備え
たことを特徴とする留守番電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236422A JP2974896B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 留守番電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236422A JP2974896B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 留守番電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795281A true JPH0795281A (ja) | 1995-04-07 |
JP2974896B2 JP2974896B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17000526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5236422A Expired - Fee Related JP2974896B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 留守番電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2974896B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2762465A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-23 | Philips Electronics Nv | Equipement, systeme et procede de telecommunications munis de moyens de gestion de listes de rappel d'abonnes |
JPH1168929A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 留守番電話機 |
JP2018013976A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 株式会社ベイビッグ | 移動体捜索システム及び移動体捜索方法 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5236422A patent/JP2974896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2762465A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-23 | Philips Electronics Nv | Equipement, systeme et procede de telecommunications munis de moyens de gestion de listes de rappel d'abonnes |
EP0874505A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Equipement, système et procédé de télécommunications munis de moyens de gestion de listes de rappel d'abonnés. |
JPH1168929A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 留守番電話機 |
JP2018013976A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 株式会社ベイビッグ | 移動体捜索システム及び移動体捜索方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2974896B2 (ja) | 1999-11-10 |
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