JPH079481Y2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH079481Y2
JPH079481Y2 JP13461385U JP13461385U JPH079481Y2 JP H079481 Y2 JPH079481 Y2 JP H079481Y2 JP 13461385 U JP13461385 U JP 13461385U JP 13461385 U JP13461385 U JP 13461385U JP H079481 Y2 JPH079481 Y2 JP H079481Y2
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晴計 松下
勲 芝田
秀実 斉藤
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Canon Finetech Nisca Inc
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Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、原稿の画像を光電変換器により、光学的に
読取るための画像読取装置、特に、光電変換器が載置さ
れるキャリッジの支持機構を改良した画像読取装置に関
する。
[考案の技術的背景] 一般に読取りヘッドとしての光電変換器が載置されたキ
ャリッジを、読取り領域内で往復走査可能に支持する支
持機構として、種々の機構が開発されている。例えば、
キャリッジの一方側に走査方向に沿って延出した軸受け
用ベアリング、若しくは、軸受け面を低摩擦係数となる
よう特殊な処理を施した乾性メタル構造の軸受け部を設
け、このベアリング若しくは軸受け部をガイドシャフト
に嵌入して、走査方向を規定すると共に、キャリッジの
他方側にガイドローラを設け、このガイドローラをガイ
ドレールに転接させるようにして、キャリッジを支持す
るようにしている。
また、他方の機構として、キャリッジの一方側に、走査
方向に沿って所定間隔だけ離間して設けられた一対のガ
イドローラと、キャリッジの他方側に、走査方向に沿っ
て所定間隔だけ離間して設けられた一対のガイドローラ
とを備え、各側のガイドローラを夫々ガイドレールによ
り支持することにより、キャリッジを支持するようにし
ている。
[背景技術の問題点] しかしながら、前者の機構では、支持機構の各構成部品
の加工精度が厳しく要求され、部品加工費の高騰を招
き、装置が高価になる欠点がある。一方、後者の機構に
おいては、前者の機構のように高価になることは無い
が、左右一対のガイドレールの平行度を正確に規定する
ことが困難であり、このため、キャリッジの走行中にキ
ャリッジが、がた付くことが生じる。このがた付きによ
り光電変換器が傾斜し、再生画像が斜めになることがあ
る。また、このがた付きがあると、走行しているキャリ
ッジに衝撃が加えられた場合、キャリッジが振動し、こ
の振動した時点での画像読取り部分の再生画像が乱れる
ことになる欠点が指摘される。
[考案の目的] この考案は、上述した事情に鑑みて成されたもので、こ
の考案の目的は、キャリッジのがた付きを防止し、読取
り精度の良い画像読取装置を提供することである。
[考案の概要] この考案に係わる画像読取装置は、上述した目的を達成
するため、原稿載置台を挟んで設けられた一対のレール
と、このレールに沿って往復動自在に支持されたキャリ
ッジと、このキャリッジに取付けられ、原稿載置台に載
置された原稿の画像を光学的に読取る光電変換器と、前
記キャリッジをレールに支持させる支持機構とを具備
し、この支持機構は、キャリッジの一方のレールに対向
する部分に、互いに所定の間隔だけ離間して一方のレー
ルに転接するように設けられ、その位置を固定された状
態で回転可能に取り付けられた少なくとも2個以上のガ
イドローラと、他方のレールに対向する部分に軸を介し
て一端で回動自在に取付けられたレバー部材と、このレ
バー部材に回転可能に取付けられ、かつ、この他方のレ
ールに転接するように設けられた可動ガイドローラと、
この可動ガイドローラを他方のレールに弾性的に圧接す
るように付勢する付勢部材と、レバー部材の他端に当接
可能にキャリッジに設けられ、キャリッジの傾斜を防止
するストッパとを具備したことを特徴としている。
〔考案の実施例〕
以下に、この考案に係わる画像読取装置の一実施例を、
添附図面を参照して、詳細に説明する。
この画像読取装置10は、第1図に示すように、箱状の本
体12を備えている。この本体12の上部には、画像読取り
領域Nに対応して開口12aが形成されている。この本体1
2の上部の下面には、開口12aを挟むように、且つ、矢印
Xで示す画像読走査方向に沿って延出して、互いに対向
する一対の側板14a,14bが立ち下がって設けられてい
る。
第1及び第2の側板14a,14bの互いに対向する側面に
は、第2図に示すように、案内部材として規定される第
1及び第2のレール16a,16bが、画像走査方向Xに沿っ
て延出して、夫々取り付けられている。各レール16a,16
bには、互いに平行に配設された凹所から構成される案
内溝18a,18bが形成されている。この一対のレール16a,1
6bに案内された状態で、画像読取り領域Nを走査すべく
画像走査方向Xに沿って往復動可能に、キャリッジ20が
設けられている。
このキャリッジ20は、画像走査方向Xに直交する幅方向
に沿って長く形成された透孔22aを有するキャリッジ本
体22を備えている。このキャリッジ本体22の第2のレー
ル16b側には、後述するレバー部材24の時計方向の回動
を規制するストッッパアーム22bが設けられている。ま
た、キャリッジ本体22の下面には、ミラー26が取り付け
られている。このミラー26には、幅方向に沿って配設さ
れた一対のハロゲンランプ28a,28bが着脱自在に取り付
けられている。このハロゲンランプ28a,28bは、これか
ら発光された光がミラー26により反射されて画像読取り
領域Nに載置された原稿の原稿面において集光するよう
に、その位置を規定されている。
また、このキャリッジ本体22には、原稿からの反射光の
光路中に位置するように、反射光から赤外成分のみをカ
ットし、後述するセンサにおける赤外光の悪影響を排除
するために、赤外光カットフィルタ30が設けられてい
る。更に、この反射光の光路中には、この赤外光カット
フィルタ30の後段に位置した状態で、複数個の集束性光
伝送体を2列に配列して構成された結像素子(商標名:
セルフォックレンズ)32が設けられている。
この結像素子32により原稿からの反射光が結像される位
置のキャリッジ本体22には、結像された反射光を光電変
換する光電変換器34が取り付けられている。この光電変
換器34は、862画素のシリコンフォトセルを一列に配設
して構成されている。この結像素子32と光電変換器34と
の間には、結像素子32により集光された原稿からの反射
光を、波長により3通りに分解するフィルタ機構36が設
けられている。
このフィルタ機構36は、画像走査方向Xに沿って移動可
能に設けられたフィルタ枠36aと、このフィルタ枠36a内
に設けられ、各々光電変換器34に対応した形状に形成さ
れた赤色フィルタR、緑色フィルタG、青色フィルタB
とを備えている。この赤色フィルタRは、このフィルタ
を透過する光の中で赤色成分のみを透過させるフィルタ
を意味し、緑色フィルタGは、このフィルタを透過する
光の中で緑色成分のみを透過させるフィルタを意味し、
青色フィルタBは、このフィルタを透過する光の中で青
色成分のみを透過させるフィルタを意味する。
ここで、各フィルタR、G、Bは、画像走査方向Xに沿
って、夫々等しい距離Lだけ離間するように設定されて
いる。各フィルタR、G、Bは同一平面上に配設され、
後述する切り換え機構74によりフィルタ枠36aの位置が
切り換えられることに伴って、換言すれば、フィルタ枠
36aがキャリッジ本体22と相対的に位置を変更すること
に伴って、夫々、選択的に結像素子32と光電変換器34と
の間の反射光の光路中に位置するようになされている。
尚、フィルタの配設状態は、緑色フィルタGを中央に置
いて、画像走査方向Xに関して上流側に赤色フィルタ
R、下流側に青色フィルタBが夫々配設されるようにな
されている。
第3図及び第4図に示すように、キャリッジ本体22の第
1のレール16a側の部分には、原稿走査方向Xに沿っ
て、所定間隔だけ離間して配設された一対の第1及び第
2の支軸38a,38bが、その位置を固定された状態で立ち
下がって設けられている。各支軸38a,38bには、前述し
た第1の案内溝18aに摺動可能に転接する第1及び第2
のガイドローラ40a,40bが夫々回転可能に取り付けられ
ている。
一方、キャリッジ本体22の第2のレール16b側の部分に
は、前述したように、レバー部材24が、回動自在に取り
付けられている。即ち、キャリッジ本体22の第2のレー
ル16b側の部分には、前述した第1及び第2の支軸38a,3
8bの間に位置する状態で、第3の支軸42が起立して設け
られている。この第3の支軸42に、レバー部材24の一端
が回動自在に取り付けられている。このレバー部材24の
中央部には、第4の支軸44が起立して設けられている。
この第4の支軸44には、可動ガイドローラ46が回動自在
に取り付けられている。この可動ガイドローラ46は、第
2のレール16bの第2の案内溝18bに摺動可能に転接する
ように、その位置を規定されている。
ここで、第3の支軸42には、トーションばね48が巻回し
て設けられている。このトーションばね48の一端はキャ
リッジ本体22に当接され、他端はレバー部材24に当接さ
れ、このようにして、レバー部材24は、第3図において
反時計方向に回動するように付勢されている。即ち、こ
の可動ガイドローラ46は、このトーションばね48の付勢
力により、第2の案内溝18bに圧接されるように付勢さ
れている。
ここで、このレバー部材24の他端は、前述したキャリッ
ジ本体22のストッパーアーム22bに、読取り走査開始時
や走査中にキャリッジ20に衝撃が加えられた際にキャリ
ッジ本体22が時計方向あるいは反時計方向に回動し傾斜
しようとした場合に、いずれの場合であっても可動ガイ
ドローラ46がキャリッジ20側に押込まれることにより当
接し、キャリッジ20の傾斜を防止するようになされてい
る。
次に、キャリッジ20を原稿走査方向Xに沿って移動する
ためのキャリッジ駆動機構50について説明する。
第1図に示すように、原稿読取り領域よりも原稿操作方
向Xに関して下流側に位置するように、第1及び第2の
側板14a,14b間には、第1のプーリ軸52aが回動自在に取
り付けられている。一方、原稿読取り領域よりも原稿操
作方向Xに関して上流側に位置するように、第1及び第
2の側板14a,14b間には、取付板54が固定して設けれて
いる。この取付板54の、第1の側板14a側の部分には、
折曲片54aが立ち下がった状態で一体に設けられてい
る。この折曲片54aと第1の側板14aとの間には、前述し
た第1のプール軸52aと平行に第2のプーリ軸52bが回動
自在に取り付けられている。
このような第1のプーリ軸52aの第1の側板14a側の部分
には、第1のプーリ56aが固定して取り付けられてい
る。一方、この第1のプーリ56aに対向する第2のプー
リ軸52bの部分には、第2のプーリ56bが固定して取り付
けられている。
一方、第5図に示すように、これら第1及び第2のプー
リ56a,56b間には、駆動力伝達媒体としてのワイヤ58が
巻回されている。このワイヤ58の一端は、前述した第1
の支軸38aの突出端に固着され、ワイヤ58の他端は、コ
イルスプリング60を介して、キャリッジ本体22に一体に
成形された取付け片22cに固着されている。このように
して、第1のプーリ軸52aの回転により、キャリッジ20
は移動される。
また、このキャリッジ駆動機構50は、第1図に示すよう
に、更に、駆動源としてパルスモータ62を備えている。
尚、この駆動源は、別段パルスモータでなくとも良く、
例えば、エンコーダを備え、回転量の制御が可能なモー
タであっても良い。このパルスモータ62の駆動軸62aと
第1のプーリ軸52aとの間には、パルスモータ62の駆動
力を伝達する駆動力伝達機構64が設けられている。
この駆動力伝達機構64は、パルスモータ62の回転数を減
速して伝えるギヤーユニット64aと、このギヤーユニッ
ト64aにおける減速された駆動力を第1のプーリ軸52aに
伝えるタイミングベルト64bとを備えている。このよう
にして、パルスモータ62の駆動力によりキャリッジ20
は、画像走査方向Xに沿って、移動駆動される。
一方、前述した画像読取り領域Nに対応して本体12に形
成された開口12aには、これを閉塞するようにプラテン
ガラス66が設けられている。この画像読取装置10により
画像を読み取られる原稿は、原稿面を下にして、このプ
ラテンガラス66上に載置される。また、このプラテンガ
ラス66を本体12に固定するために、プラテンガラス66の
画像走査方向Xに関して下流側及び上流側の側縁には、
第1及び第2のプラテンガラス押え板68a,68bが取り付
けられている。
ここで、第6図に示すように、画像走査方向Xに関して
上流側に位置する第2のプラテンガラス押え板68bの下
面には、プラテンガラス66の側縁に隣接した状態で、即
ち、画像読取り領域Nから画像読取り方向Xに沿って外
れた位置に、キャリッジ29の基準位置設定部材70が取り
付けられている。この基準位置設定部材70は、幅方向に
沿って延出して設けられ、下面に凹所が形成された黒色
の第1の部材70aと、この凹所中に埋設され、下面が露
出された白色の第2の部材70bとから構成されている。
第1の部材70aは、アルミニウムの板材をブラックアル
マイト処理して形成したものを用いている。一方、第2
の部材70bは、白色のセラミック板から形成されてい
る。即ち、この基準位置設定部材70においては、キャリ
ッジ20の移動により走査される部分に、白色帯部Whと、
この白色帯部Whより画像読取り領域N側に隣接した位置
した黒色帯部Blとからなる検出面を備えていることにな
る。
尚、前述した光電変換器34により、白色帯部Whにおいて
検出される白レベルから黒色帯部Blにおいて検出される
黒レベルに検出レベルが変化することを利用して、電気
的に、読取り走査のためのスタート位置を設定してい
る。一方、この白色帯部Whは、読取り走査時における基
準の白レベルを設定し、光電変換器34における読取りレ
ベルの範囲を決定するための機能も備えている、この白
色帯部Whにおいて設定された白レベルを基準として、一
対のハロゲンランプ28a,28bの光量の変化の補正、及び
シェーディング補正が実行される。具体的には、これら
補正は、各フィルタG、B、Rを切換え装着した状態
で、各画像読取り走査前に、その都度、白色帯部Whを読
取り、その白データを基準データとして上述したよう
に、制御回路に記憶することにより行なわれている。
また、第1図に示すように、前述した取付け板54の幅方
向の略中央部の下面には、パルスモータ62の駆動のタイ
ミングを規定するためのリセットスイッチ72が取り付け
られている。このリセットスイッチ72は、キャリッジ20
の、リセットスイッチ72に対向する一側縁が、キャリッ
ジ20の復帰動作に伴って、リセットスイッチ72のアクチ
ュエータ72aを押し込むことにより、オンされ、キャリ
ッジ20の一側縁がアクチュエータ72aから離間すること
により、オフされる。換言すれば、このキャリッジ20
は、これの一側縁が画像読取り領域Nを通り越して、リ
セットスイッチ72をオンするまで、移動するように設定
されている。
尚、前述した黒色帯部Blからリセットスイッチ72までの
範囲は、ホームポジション領域Hとして規定される。
次に、第7図乃至第9図を参照して、前述したフィルタ
機構36におけるフィルタ枠36aの位置を切り換える切り
換え機構74について説明する。
第7図に示すように、第1及び第2の側板14a,14bに
は、前述した黒色帯部Blよりホームポジション領域H側
に前述した距離Lだけ入り込んだ位置に、キャリッジ本
体22には当接しないが、フィルタ枠36aには当接するよ
うに、作動部材としての第1及び第2の突出部76a,76b
が夫々設けられている。ここで、第1若しくは第2の突
出部76a,76bと前述したリセットスイッチ72との距離
は、前述した距離Lの2倍の距離に相当するように設定
されている。
一方、キャリッジ本体22の、フィルタ枠36aが載置され
ている部分の上面には、フィルタ枠36aを画像走査方向
Xに沿って移動可能に支持するために、一対のフィルタ
枠ガイドレール78a,78bが、画像走査方向Xに沿って延
出した状態で、互いに平行に取り付けられている。フィ
ルタ枠36aの下面には、これらガイドレール78a,78bに嵌
合される一対の溝80a,80bが形成されている。これらガ
イドレール78a,78bが溝80a,80bに夫々嵌合することによ
り、フィルタ枠36aは、画像走査方向Xに沿って、確実
に摺動するように支持されている。
このフィルタ枠36aとキャリッジ本体22との間には、一
対のコイルスプリング82a,82bが取り付けられている。
これらコイルスプリング82a,82bは、フィルタ枠36aを、
原稿走査方向Xとは反対の方向に移動するように付勢し
ている。
前述したフィルタ枠36の上には、フィルタ群B、G、R
の両側に位置するように、一対のカム溝84、86が形成さ
れている。一方、キャリッジ本体22には、両カム溝84,8
6に夫々係止される一対の係止爪88,90が取り付けられて
いる。即ち、第1の側板14a側において、第1のカム溝8
4に第1の係止爪88が係止され、第2の側板14b側では、
第2のカム溝86に第2の係止爪90が係止されている。
これら第1及び第2のカム溝84,86、及び第1及び第2
の係止爪88,90は、間に置かれたフィルタ群B、G、R
を中心として左右対象形状に形成されている。従って、
以下の説明においては、第1の側板14a側の第1のカム
溝84及び第1の係止爪88を代表して説明し、第2のカム
溝86及び第2の係止爪90の説明は省略する。
第1のカム溝84は、第8図に示すように、画像走査方向
Xに沿って延出する直線溝部84aと、この直線溝部84aの
画像走査方向Xに関して上流側の一端部に接続された一
端部を有して第1の側板14aに向けて突出し、直線溝部8
4aの他端部付近に接続された他端部を有した曲線状の迂
回溝部84bとから、概略D字形状に構成されている。
この直線溝部84aは、所定の第1の深さD1を有するよう
に形成されている。この直線溝部84aには、中ほどに、
第1及び第2の突起部84c,84dが画像走査方向Xに沿っ
て距離Lを隔てて形成されている。また、第2の突起部
84dと直線溝部84aの一端部との間の距離は、各フィルタ
間の距離Lよりも短い距離に設定されている。第1の突
起部84c及び第2の突起部84cは、共に、画像走査方向X
に反対の方向に沿って徐々にその高さを高くする傾斜面
と、この傾斜面の頂上が所定の第1の深さD1より浅い第
2の深さD2を有した位置で直立して設けられた直立面と
から構成されている。
この直線溝部84aの一端部の深さと、迂回溝部84bの一端
部の深さとは、共に第1の深さD1に設定されている。一
方、迂回溝部84bの中程から他端部に向けての部分は、
その深さを徐々に浅くするように傾斜して設けられてい
る。即ち、迂回溝部84bの他端部においては、その深さ
は、第1の深さD1より浅い第3の深さD3に設定されてい
る。
一方、前述したキャリッジ本体22の、フィルタ枠36aよ
りも、画像走査方向Xに沿って下流側に位置する部分に
は、支軸92が起立して設けられている。この支軸92に、
係止レバー94が枢動自在に取り付けられている。即ち、
この係止レバー94は、支軸92回りに水平面内で回動可能
に、且つ、支軸92に沿って垂直面内で移動可能に、支軸
92に取り付けられている。この係止レバー94は、第7図
に示すように、その先端部に、前述した第1のカム溝84
に係合する第1の係止爪88を下方に折曲した状態で備え
ている。
この支軸92には、第9図に示すように、係止レバー94を
下方に付勢するとともに、第7図に示すように、係止レ
バー94を図中時計方向に、即ち、第1の側板14aに向け
て回動するように付勢するばね96が取り付けられてい
る。換言すれば、このばね96は、係止レバー94を下方に
付勢するコイルスプリング部96aと、側方へ付勢するト
ーションスプリング部96bとから構成されている。この
ようにして、第1の係止爪88は、これの下端が第1のカ
ム溝84の底面に当接するように、且つ、これの側面が第
1のカム溝86の第1の側板14a側の側面に当接するよう
に、付勢されている。
このような構成により、フィルタ枠36aは、一対のコイ
ルスプリング82a,82bにより、常に画像走査方向Xに反
対の方向に、換言すれば、ホームポジション領域H側に
付勢されているものの、第1の係止爪88が第1のカム溝
84に係止されることにより、その位置を係止位置に応じ
て保持されることになる。即ち、第1のカム溝84の画像
走査方向Xに関して下流側の端面は、青色フィルタ用設
定面SBとして規定され、第1の突起部84cの直立面は、
緑色フィルタ用設定面SGとして規定され、そして、第2
の突起部84dの直立面は、赤色フィルタ用設定面SRとし
て規定されている。
ここで、前述した第1の係止爪88が青色フィルタ用設定
面SBに係合することにより、フィルタ機構36の青色フィ
ルタBは、反射光の光路中に位置するように、また緑色
フィルタ用設定面SGに係合することにより、フィルタ機
構36の緑色フィルタGは、反射光の光路中に位置するよ
うに、更に、第9図に示すように、赤色フィルタ用設定
面SRに係合することにより、フィルタ機構36の赤色フィ
ルタRは、反射光の光路中に位置するように、その位置
を切り換えられることになる。
以上のように構成された画像読取装置10において、以下
に画像読取り動作について説明する。
まず、原稿がカラー画像面を備え、このカラー画像面を
読み取る場合について説明する。
画像読取装置10の図示しないメインスイッチをオンする
ことにより、制御回路の作動により、キャリッジ20がい
ずれの位置にあろうと、パルスモータ62の駆動により、
ホームポジション領域Hまで復帰される。この復帰動作
に伴って、キャリッジ20に設けられたフィルタ機構36の
フィルタ枠36aは、第1及び第2の側板14a,14bに夫々設
けられた第1及び第2の突出部76a,76bに当接する。こ
のようにして、フィルタ機構36においては、キャリッジ
20の復帰動作前に、反射光の光路中にいずれのフィルタ
が位置していたとしても、必ず、画像走査方向Xに関し
て下流側に位置したフィルタ、即ち、この一実施例にお
いては、青色フィルタBが反射光の光路中に位置するよ
うになる。まず、この動作について詳述する。
反射光の光路中に赤色フィルタRが位置した状態で、即
ち、係止爪88,90が赤色フィルタ用設定面SRに係止され
た状態で、キャリッジ20が、前述したように、パルスモ
ータ62により画像走査方向Xとは反対の方向に移動され
て来る。この移動において、キャリッジ20がホームポジ
ション領域Hに入り込んだ状態で、フィルタ枠36aは、
第1及び第2の突出部76a,76bに当接して、その移動を
禁止されるが、キャリッジ本体22は、更に、距離Lの2
倍以上の距離だけ移動されることになる。
換言すると、第1及び第2の係止爪88,90は、キャリッ
ジ本体22に取り付けられているので、フィルタ枠36aの
移動が停止された後も、更に、距離Lの2倍の距離だけ
移動できることになる。即ち、第1及び第2の係止爪8
8,90は、第1及び第2のカム溝84,86の夫々の直線溝部8
4aを、画像走査方向Xとは反対の方向に移動されること
になる。ここで、第1及び第2の係止爪88,90は、第2
のばね96bにより、夫々第1及び第2の側板14a,14bに向
かう方向に付勢されているので、直線溝部84aの一端部
に至った段階で、迂回溝部84bの一端部に入り込むこと
になる。
このようにして、この後、キャリッジ20が画像走査方向
Xに沿って移動されることに伴い、フィルタ枠36bと第
1及び第2の突出部76a,76bとの係合が解除され、フィ
ルタ枠36aは、第1及び第2のコイルスプリング82a,82b
の付勢力により、画像走査方向Xとは反対の方向に移動
される。従って、第1及び第2の係止爪88,90は、相対
的に、迂回溝部84bを介して直線溝部84aの他端面、即
ち、青色フィルタ用設定面SBに当接させられることにな
る。即ち、キャリッジ20のホームポジション領域Hへの
復帰動作に伴い、反射光の光路中には、青色フィルタB
が位置することになる。
以上の説明は、予め、赤色フィルタRが反射光の光路中
に位置している場合についてなされたが、緑色フィルタ
Gがこの光路中に予め位置していた場合にも、即ち、係
止爪88,90が緑色フィルタ用設定面SGに係止されている
場合にも、フィルタ枠36aが停止してからキャリッジ本
体22が距離Lの2倍の距離だけ移動するので、前述した
赤色フィルタRの場合と同様に、キャリッジ20のホーム
ポジション領域Hへの復帰動作に伴い、反射光の光路中
に青色フィルタBが位置するようになる。
このようにして、キャリッジ20の復帰動作前に、反射光
の光路中にいかなるフィルタが位置していようとも、キ
ャリッジ20のホームポジション領域Hへの復帰動作に伴
い、必ずこの反射光の光路中には、画像走査方向Xに関
して下流側のフィルタ、すなわち、青色フィルタBが位
置するようになる。
キャリッジ20がホームポジション領域Hに復帰され、待
機された後、例えば、この画像読取装置10が接続されて
いる図示しないプリンタやCRTの電源がオンされる。こ
のCRTのスタート信号にもとずいて、画像読取装置10の
制御回路が制御動作を開始する。
この開始に伴い、第10図に示すように、ハロゲンランプ
28a,28bは点灯され、ホームポジション領域Hにおける
基準位置設定部材70が光電変換器34により捕えられ始め
る。即ち、まず、白色の第2の部材70bの白色帯部Whの
基準の白レベルが光電変換器34を介して読み取られ、こ
のデータが基準データとして記憶される。尚、この際、
シェーディング補正及びハロゲンランプ28a,28bの光量
変化の補正が同時に行われる。
一方、この制御動作の開始に伴い、パルスモータ62の駆
動が開始され、キャリッジ20が、画像走査方向Xに沿っ
て移動され始める。このようにして、光電変換器34は、
第1の部材70aの黒色帯部Blを光学的に捕えることにな
る。ここで、光電変換器34の各画素からの出力レベル
が、黒の判定レベルに達したビット数を計測し、そのビ
ット数が所定数に達した位置を読取り基準位置O1と規定
し、この読取り基準位置O1は制御回路に記憶される。
即ち、具体的には、光電変換器34の出力は、A/Dコンバ
ータに入力されることになる。ここで、このA/Dコンバ
ータの入力レベルのフルスケールの1/4の値が読取り基
準レベルとして規定される。尚、この1/4という数値
は、1/2でも1/8でも良く、要は、その数値は限定されな
い。ここで、読取り基準レベルをフルスケールの1/2n
規定することにより、A/Dコンバータの出力をそのまま
検出結果として用いることが出来る。また、この数値を
1/2以下にする理由は、所定の白レベルが、シェーディ
ング特性により、最悪の場合で1/2にまで落ち込む可能
性があるからである。更に、この一実施例のように、1/
4に設定することにより、黒レベルの設定が、真黒でな
くとも良く、設定が簡易化される。
また、読取り基準位置O1の設定は、光電変換器34を構成
している全てのシリコンフォトセル(画素)からの出力
が、白レベルから黒レベルに変化した位置、もしくは、
1個のフォトセルが白レベルから黒レベルに変化した位
置ではなく、862画素の中で、2n個,この一実施例で
は、64個のフォトセルが変化した位置を読取り基準位置
O1と設定している。このように設定することにより、例
えば、1個のフォトセルの上にごみが付着し、1個のフ
ォトセルが黒であると判定したり、何等かの反射により
1個のフォトセルが白であると判定している場合におい
ても、正確に読取り基準位置O1を規定することが出来る
ようになる。また、変化したフォトセルの数を2nに設定
することにより、黒レベルに変化したフォトセルの数を
カウンタにより計数し、このカウンタにおけるオーバー
フローを注目すれば、簡単に検出できることになる。
このようにして、読取り基準位置O1を制御回路に記憶し
た後に、この読取り基準位置O1からパルスモータ62への
駆動パルス数を計測し、このパルス数が所定の数値に至
ったキャリッジ20の位置を読取り開始位置O2と規定す
る。そして、この読取り開始位置O2から光電変換器34に
よる画像の読取り動作、更に詳細には、原稿からの反射
光であって青色フィルタBを透過した光の読取り動作が
開始される。
この読取り動作において、キャリッジ20は、第1及び第
2のレール16a,16bに案内されて、画像走査方向Xに沿
って移動されることになる。ここで、キャリッジ20はガ
イドローラ40a,40bにより第1のレール16aに支持され、
可動ガイドローラ46により第2のレール16bに支持され
ている。このような構成において、可動ガイドローラ46
は、トーションばね48により、常に、第2のレール16b
に付勢されている。換言すると、キャリッジ20は、この
トーションばね48により第1のレール16aに付勢されて
いることになる。このようにして、キャリッジ20は両方
のレール16a,16bに弾性的に支持され、常に全てのガイ
ドローラ40a,40b,46は対応するレール16a,16bに転接す
ることになり、このようにして、たとえ、両レール16a,
16bの平行度が少し狂っていても、キャリッジ20の走行
に際してキャリッジ20のがた付きは防止されることにな
る。
また、第1のレール16aが基準のレールとして機能する
ことになり、この第1のレール16aにガイドローラ40a,4
0bは常に転接しているので、キャリッジ20の位置は安定
され、従って、光電変換器34の移動状態も安定に維持さ
れることになる。
更に、ガイドローラ40a,40bは第1のレール16aに、ま
た、可動ガイドローラ46は第2のレール16bに、夫々弾
性的に転接しているので、たとえ、キャリッジ20の走行
中に画像読取装置10に衝撃が加えられたとしても、ガイ
ドローラ40a,40bと第1のレール16aとの係合、及び、可
動ガイドローラ46と第2のレール16bとの係合が外れる
ことはなく、即ち、キャリッジ20が両レール16a,16bか
ら外れるおそれは無い。このようにして、良好な読取り
動作が実行される。
この読取り動作により読み出されたデータは、逐次、プ
リンタ若しくはCRTに、これらの作動速度に応じて出力
される。尚、この画像読取装置10における読取り速度
は、プリンタ若しくはCRTの作動速度に応じて可変され
るようになされている。
以上説明した読取り動作においては、前述したように、
先ず、青色フィルタBを用いて原稿の青色画像のみの読
取り動作が実行される。この原稿の青色部分の読取り動
作が終了すると、キャリッジ20は、ホームポジション領
域Hに復帰される。ここで、既に制御回路に記憶された
読取り基準位置O1に至る。この読取り基準位置O1をキャ
リッジ20が通過した時点で、この読取り基準位置O1より
距離Lだけ画像走査方向Xに反対する方向に離間して設
けられた突出部76a,76bにフィルタ枠36aは当接し、キャ
リッジ20が距離Lだけ更に移動することにより、フィル
タ枠切換え機構74のフィルタ枠36aは、第1及び第2の
係止爪88,90が青色フィルタ用設定面SBに係止される位
置から、緑色フィルタ用設定面SGに係止される位置に、
切換えられる。このようにして、反射光の光路中に緑色
フィルタGが位置するようになる。
この後、キャリッジ20は画像走査方向Xに沿って移動さ
れ始めることになるが、先ず光電変換器34により、緑色
フィルタGを介した入射光について、前述したように基
準の白の読取り動作が実行される。この読取られた白デ
ータは、前回の青色フィルタBの場合と同様に制御回路
に記憶される。また、前回の青色フィルタBの場合と同
様に、白レベルから黒レベルに変更される読取り基準位
置O1、及びこの読取り基準位置O1を通過した時点から所
定のパルス数を計測することにより、読取り開始位置O2
が夫々改めて規定されることになる。
このようにして、原稿の緑色の画像が光電変換器34によ
り、読取り走査され、この後、キャリッジ20は、ホーム
ポジション領域Hに再び復帰される。
ここで、既に制御回路に記憶された読取り基準位置O1
至る。この読取り基準位置O1をキャリッジ20が通過して
から距離Lだけ移動した時点で、突出部76a,76bにフィ
ルタ枠36aが当接する。一方、この読取り基準位置O1
キャリッジ20が通過してからキャリッジ20は、今度は、
距離Lの2倍に相当する距離を更に移動することにな
る。このようにして、フィルタ枠36aはキャリッジ本体2
2に対して、相対的に距離Lだけ移動することになり、
従って、フィルタ枠切換え機構74のフィルタ枠36aは、
第1及び第2の係止爪88,90が緑色フィルタ用設定面SG
に係止される位置から、赤色フィルタ用設定面SRに係止
される位置に切換えられる。このようにして、反射光の
光路中に赤色フィルタRが位置するようになる。
この後、キャリッジ20は画像走査方向Xに沿って再び移
動され始めることになるが、先ず光電変換器34により、
赤色フィルタRを介した入射光について、前述したよう
に基準の白の読取り動作が実行される。この読取られた
白データは、前回の緑色フィルタGの場合と同様に制御
回路に記憶される。また、前回の緑色フィルタGの場合
と同様に、白レベルから黒レベルに変更される読取り基
準位置O1、及びこの読取り基準位置O1を通過した時点か
ら所定のパルス数を計測することにより、読取り開始位
置O2が夫々改めて規定されることになる。
このようにして、原稿の赤色の画像が光電変換器34によ
り、読取り走査され、この後、キャリッジ20は、ホーム
ポジション領域Hに再び復帰される。
このようにして、一連のカラー画像の読取り動作が完了
する。
このようにカラー画像の読取り動作が終了すると、制御
回路によりキャリッジ20は、ホームポジション領域Hに
向かって、リセットスイッチ72がオンされるまで移動さ
れる。即ち、読取り基準位置O1から距離Lの3倍に相当
する距離だけ移動された時点で、キャリッジ20の駆動は
停止される。一方、フィルタ枠36aは、係止爪88,90が赤
色フィルタ設定面SRに係止されている位置に保持されて
いるので、このフィルタ枠36aは読取り基準位置O1から
距離Lの2倍に相当する距離だけ進んだ時点で突出部76
a,76bに当接し、以後の移動を阻止される。このように
して、係止爪88,90は、赤色フィルタ設定面SRから距離
Lだけ進まされることになり、この結果、係止爪88,90
は、第1及び第2のばね96a,96bの付勢力により、迂回
溝部84bを通って青色フィルタ設定面SBに係止される状
態となる。
このように、一連のカラー画像読取り動作が終了した後
で、キャリッジ20がホームポジション領域Hに復帰され
ることにより、初期状態、即ち、青色フィルタBが反射
光の光路中に位置する状態、に復帰されることになる。
以上のように構成、及び動作される画像読取装置10にお
いて、フィルタ機構36は切換機構74により、各フィルタ
R、G、Bが反射光の光路中に選択的に位置するように
切換えられることになる。ここで、各フィルタR、G、
Bが切換えられたとしても、光電変換器34の出力レベル
が変化せずに、一定の出力レベルを維持できるように、
第11図に示すように、両ハロゲンランプ28a,28bと、こ
れらに電圧を印加する電源100との間には、制御回路か
らの制御信号に従って電源100からの電圧を変化させる
第1の規制回路102が接続されている。
以下に、この第1の規制回路102の一実施例の構成を説
明する。
第11図に示すように、電源100に接続された電圧入力端
子104a,104bの一方の入力端子104aは、第1のnpn形トラ
ンジスタ106を介して一方の出力端子108aに接続されて
いる。また、他方の入力端子104bは、直接に他方の出力
端子108bに接地ラインにより接続されている。ここで、
入力端子104a,104b間には第1の電界コンデンサ110aが
接続されている。一方、出力端子108a、108b間にも第2
の電界コンデンサ110bが接続されている。尚、出力端子
108a,108b間には、第1及び第2のハロゲンランプ28a,2
8bが並列に接続されている。
この第1のトランジスタ106のコレクタとベースとの間
には抵抗が接続されている。また、この第1のトランジ
スタ106のベースは、第2のトランジスタ112ののコレク
タに接続されている。この第2のトランジスタ112のエ
ミッタは、チェナーダイオード114とコンデンサ116とを
並列に介して、接地ラインに接続されている。一方、第
1のトランジスタ106のエミッタと第2のトランジスタ1
12のエミッタとの間は、抵抗を介して互いに接続されて
いる。更に、第2のトランジスタ112のベースは第1の
抵抗118を介して第1のトランジスタ106のベースに、ま
た、第2の抵抗120を介して接地ラインに、夫々接続さ
れている。
この構成により、第1及び第2の抵抗118,120の接続点
Aにおける電圧VAは、第2のトランジスタ112における
ベース〜エミッタ電圧VBEと、チェナーダイオード114に
おけるチェナー電圧VZとを加えた値により規定される。
この電圧VAは、周知のように、一定の電圧値に保たれる
ように成されている。
この第1の規制回路102には、制御回路からの制御信号
が入力される第1及び第2の制御信号入力端子122a,122
bが設けられている。この第1の制御信号入力端子122a
は、第3のトランジスタ124のベースに抵抗を介して接
続されている。一方、第2の制御信号入力端子122bは、
第4のトランジスタ126のベースに抵抗を介して接続さ
れている。これら第3及び第4のトランジスタ124,126
は、“H"レベルの制御信号によりオンされ、“L"レベル
の制御信号によりオフされるスイッチとして機能してい
る。
ここで、第3のトランジスタ124のコレクタは、第3の
抵抗128を介して、また、第4のトランジスタ126のコレ
クタは、第4の抵抗130を介して、夫々、第1及び第2
の抵抗118,120の間の接続部分Aに接続される。
このような第1の規制回路102の構成により、両出力端
子108a,108b間に印加される電圧VOは、点Aにおける電
圧VAを第1の抵抗118の抵抗値R1と抵抗値RVとで抵抗分
割した値となる。
即ち、VOは、以下の式により規定される。
ここで、RVは、第2乃至第4の抵抗120,128,130の抵抗
値R2、R3、R4の並列抵抗値により計算される抵抗値であ
る。
一方、第1及び第2の制御信号入力端子122a,122bに
は、選択されたフィルタに応じて決められた制御信号が
入力される。即ち、この制御回路は、選択されたフィル
タの色に応じて、換言すれば、光電変換器34に入射され
る光の色に応じて、夫々の色温度が変化することに着目
して、どのフィルタが選択されたとしても、光電変換器
34からの出力レベルが一定となるように、ハロゲンラン
プ28a,28bの露光量、即ち、ハロゲンランプ28a,28bへの
印加電圧を規定するように、制御信号を出力している。
具体的には、青色フィルタBが選択された場合には、第
1の制御信号入力端子122aには、“H"レベル信号が、ま
た第2の制御信号入力端子122bには、“L"レベル信号が
夫々入力される。また、緑色フィルタGが選択された場
合には、第1の制御信号入力端子122aには、“L"レベル
信号が、また第2の制御信号入力端子122bには、“H"レ
ベル信号が夫々入力される。更に、赤色フィルタRが選
択された場合には、第1の制御信号入力端子122aには、
“L"レベル信号が、また第2の制御信号入力端子122bに
も、“L"レベル信号が夫々入力される。
ここで、前述したように、第3及び第4のトランジスタ
124、126は、夫々、“H"レベル信号が入力されることに
よりオンされ、“L"レベル信号が入力されることにより
オンされる。即ち、第1の制御信号入力端子122aに“H"
レベル信号が入力されると、第3のトランジスタ124は
オンされ、従って、第3の抵抗128の抵抗値R3は並列抵
抗値RVの計算に寄与することになる。一方、第1の制御
信号入力端子122aに“L"レベル信号が入力されると、第
3のトランジスタ124はオフされ、従って、第3の抵抗1
28の抵抗値R3は並列抵抗値RVの計算に寄与しないことに
なる。
また、第2の制御信号入力端子122bに“H"レベル信号が
入力されると、第4のトランジスタ126はオンされ、従
って、第4の抵抗130の抵抗値R4は並列抵抗値RVの計算
に寄与することになる。一方、第2の制御信号入力端子
122bに“L"レベル信号が入力されると、第4のトランジ
スタ126はオフされ、従って、第4の抵抗値130の抵抗値
R4は並列抵抗値RVの計算に寄与しないことになる。
このようにして、青色フィルタBが選択された場合に
は、抵抗値RVは第2の抵抗120の抵抗値R2と第3の抵抗1
28の抵抗値R3との並列抵抗値により計算される。また、
緑色フィルタGが選択された場合には、抵抗値RVは第2
の抵抗120の抵抗値R2と第4の抵抗130の抵抗値R4との並
列抵抗値により計算される。更に、赤色フィルタRが選
択された場合には、抵抗値RVは第2の抵抗120の抵抗値R
2そのものにより計算される。
このように、この一実施例によれば、選択されたフィル
タの色特性に応じて、ハロゲンランプ28a,28bへの印加
電圧値、即ち、ハロゲンランプ28a,28bの光源の色温度
特性を変化させ、この温度特性とフィルタの色特性とに
よって、光電変換器34からの出力感度は、常に一定に維
持されることになる。
このようにして画像読取装置10においては、光電変換器
34への入射光量を一定にすることにより、出力レベルを
一定に維持するようにしている。ここで、光電変換器34
からの出力信号は、第12図に示すように、処理回路132
においてビデオ信号に変換されている。このビデオ信号
は、ゲイン調整部134においてゲイン調整をなされるこ
とになる。ゲイン調整されたビデオ信号は、A/Dコンバ
ータ136においてデジタル信号に変換され、図示しないC
RTやプリンタに出力される。
ここで、CRTやプリンタにおける画質を向上させるため
に、この一実施例では、明度調整が行われている。この
明度調整は、第12図に示すように、画像読取装置10のパ
ネルボード138に設けられた明度切換スイッチ140を押す
ことにより実行される。
この明度切換スイッチ140は、コントロール部142に接続
されている。このコントロール部142は、明度切換スイ
ッチ140を1回押す毎に、明度レベルを切り換えるべ
く、後述する第3及び第4の制御信号入力端子144a,144
bに異なる種類の制御信号を出力するようになされてい
る。このコントロール部142は、前述した第3及び第4
の制御信号入力端子144a,144bを備えた第2の規制回路1
46と、前述したA/Dコンバータ136とに接続されている。
尚、この第2の規制回路146には、電源100が接続されて
いる。
この第12図の構成は、第13図に具体的に示されている。
前述したパネルボード138には、明度切換スイッチ140の
他に、この明度切換スイッチ140により切換られた明度
がいずれの程度のものなのかを示す2個の発光素子148
a,148bが各発光素子148a,148bは、コントロール部142に
接続されている。普通の明度が設定された状態から、明
度切換スイッチ140が1回押されることにより、低明度
が設定される。この設定に伴い、第1の発光素子148aが
点灯されるようになされている。また、この低明度が設
定された状態から、明度切換スイッチ140が更に1回押
されることにより、高明度が設定される。この設定に伴
い、第2の発光素子148bが点灯されるようになされてい
る。更に、この状態から、明度切換スイッチ140が更に
1回押されることにより、普通の明度が設定される。こ
の設定に伴い、両発光素子148a,148bは共に消灯される
ようになされている。
また、コントロール部142は、第1及び第2の制御信号
出力端子150a,150bを備えている。第1の制御信号出力
端子150aは、第1の制御信号入力端子144aに接続され、
第2の制御信号出力端子150bは、第2の制御信号入力端
子144bに接続されている。
ここで、普通の明度が設定されている場合には、第1及
び第2の制御信号出力端子150a,150bには、夫々、“H"
レベル信号及び“L"レベル信号が出力される。この普通
の明度が設定されている場合から、明度切換スイッチ14
0が1回押されて、低明度が設定されている場合には、
第1及び第2の制御信号出力端子150a,150bには、夫
々、“L"レベル信号及び“H"レベル信号が出力され、明
度切換スイッチ140が更に押されて、高明度が設定され
ている場合には、第1及び第2の制御信号出力端子150
a,150bには、共に、“L"レベル信号が出力されている。
次に、第2の規制回路146の構成について説明する。
この第2の規制回路146は、定電圧用集積回路152を備え
ている。この定電圧用集積回路152の入力端子には、電
源100の12vの出力端子が接続されている。この定電圧用
集積回路152の入力端子は、コンデンサを介して、定電
圧用集積回路152の接地端子とオペアンプ154の入力端子
と電源100の接地端子とに接地ラインを介して接続され
ている。また、定電圧用集積回路152の出力端子は、コ
ンデンサを介して,また抵抗値R5の第5の抵抗156及び
抵抗値R6の第6の抵抗158を直列に介して、オペアンプ1
54の出力端子に接続されている。尚、第6の抵抗158に
は、コンデンサが並列に接続されている。
また、オペアンプ154の一方の入力端子は、第5及び第
6の抵抗156,168のの接続端に接続されている。ここ
で、定電圧用集積回路152の出力端子は、抵抗値R7の第
7の抵抗160を介して、オペアンプ154の他方の入力端子
に接続されている。このオペアンプ154の他方の入力端
子は、第8の抵抗162を介して、前述した接地ラインに
接続されている。
このような構成により、第7及び第8の抵抗160,102の
接続部分Cに一定の電圧VCが出力されることになる。
尚、定電圧用集積回路152の出力端子は、A/Dコンバータ
136の基準電圧入力端子136aに接続されている。
前述した第3の制御信号入力端子144aは、第5のトラン
ジスタ164のベースに接続されている。この第5のトラ
ンジスタ164のコレクタは、第9の抵抗166を介してオペ
アンプ154の他方の入力端子に接続されている。この第
5のトランジスタ164のエミッタは接地ラインに接続さ
れている。
一方、第2の制御信号入力端子144bは、第6のトランジ
スタ168のベースに接続されている。この第6のトラン
ジスタ168のエミッタは、第10の抵抗170を介して、オペ
アンプ154の他方の入力端子に接続されている。この第
6のトランジスタ168のエミッタは、接地ラインに直接
に接続されている。
尚、第5のトランジスタ164のベースは、第11の抵抗172
を介して電源100の5vの出力端子に、また、第12の抵抗1
74を介して接地ラインに、それぞれ接続されている。ま
た、第6のトランジスタ168のベースは、第13の抵抗176
を介して電源100の5vの出力端子に、また、第14の抵抗1
78を介して接地ラインに、それぞれ接続されている。
このような第2の規制回路146の構成により、A/Dコンバ
ータ136の基準電圧入力端子136aに出力される基準電圧V
Oは、以下の式により計算されることになる。
ここで、RVは、第8、第9、並びに第10の抵抗162,166,
170の夫々の抵抗値R8、R9、R10の並列抵抗値により規定
される抵抗値である。
ここで、第5及び第6のトランジスタ164、168は、夫
々、“H"レベル信号が入力されることによりオンされ、
“L"レベル信号が入力されることによりオフされる。即
ち、第3の制御信号入力端子150aに“H"レベル信号が入
力されると、第5のトランジスタ164はオンされ、従っ
て、第9の抵抗166の抵抗値R9は並列抵抗値RVの計算に
寄与することになる。一方、第3の制御信号入力端子15
0aに“L"レベル信号が入力されると、第5のトランジス
タ164はオフされ、従って、第9の抵抗166R9の抵抗値は
並列抵抗値RVの計算に寄与しないことになる。
また、第4の制御信号入力端子150bに“H"レベル信号が
入力されると、第6のトランジスタ168はオンされ、従
って、第10の抵抗170の抵抗値R10は並列抵抗値RVの計算
に寄与することになる。一方、第4の制御信号入力端子
150bに“L"レベル信号が入力されると、第10のトランジ
スタ170はオフされ、従って、第10の抵抗170の抵抗値R
10は並列抵抗値RVの計算に寄与しないことになる。
このようにして、普通の明度が明度切換スイッチ140に
より選択された場合には、抵抗値RVは、第8の抵抗162
の抵抗値R8と第9の抵抗166の抵抗値R9との並列抵抗値
により規定されることになる。また、高い明度が選択さ
れた場合には、抵抗値RVは、第8の抵抗162の抵抗値R8
のみにより規定される抵抗値となる。更に、低い明度が
選択された場合には、抵抗値RVは、第8の抵抗162の抵
抗値R8と第10の抵抗170の抵抗値R10との並列抵抗値によ
り規定されることになる。
このように明度切換スイッチ140により画像の明度が切
換られることにより、抵抗値RVが変化し、従って、A/D
コンバータ136の基準電圧入力端子136aに入力される基
準電圧VOも変化することになる。
ここで、A/Dコンバータ136のデータ出力端子136bから出
力されるデータの値は、 出力データ値= 入力電圧÷基準電圧×フルビット数 により規定されている。従って、この基準電圧が明度の
切換により変化することにより、出力データの値もこの
明度の切換により変化することになる。このようにし
て、明度切換スイッチ140により明度を切換ことによ
り、原稿の画質に拘らず、画像の画質が向上されること
になる。
尚、上述した一実施例においては、画像読取り動作につ
いて、原稿がカラー画像面を備えている場合について説
明した。ここで、原稿が白黒画像面を備えている場合に
は、フィルタ機構36は、緑色フィルタGが切換機構74に
より、反射光の光路中に位置するように、その位置を切
換られる。このようにして、原稿の白黒画像は、緑色フ
ィルタGを介して読取り走査されることになる。
以上詳述したように、この一実施例によれば、以下に述
べるような種々の効果を奏することができるようにな
る。
(1)まず、フィルタ機構36の位置を切換るための切換
機構74を、フィルタ枠36aに形成した一対のカム溝84,86
と、これらカム溝84,86に夫々係止される一対の係止爪8
8,90と、フィルタ枠36aに当接可能に第1および第2の
側板14a,14bに取付けられた突出部76a,76bとを備えるよ
うに構成している。そして、これら突出部76a,76bをホ
ームポジション領域H内に設けるようにしている。この
ようにして、フィルタの切換及びリセット動作がホーム
ポジション領域Hにおいて行われるようになる。従っ
て、このフィルタの切換動作は、読取り領域Nとは全く
無関係に行われることになり、この読取り領域を広く設
定できることになる。
また、この切換機構74は、自身で駆動源を備えておら
ず、キャリッジ20の駆動源であるパルスモータ62の駆動
力を利用している。このようにして、切換機構74の構成
は簡単化されると共に、その制御が容易におこなわれる
ようになる。
更に、いずれのフィルタが反射光の光路中に位置した状
態で、画像読取装置10の駆動が停止された場合でも、画
像読取装置10の駆動の再開にともない、キャリッジ20が
リセットスイッチ72をオンするまで画像走査方向Xとは
反対の方向に沿って移動されることにより、自動的にフ
ィルタ機構36は初期状態に復帰されることになる。即
ち、電源のオン動作に伴い、フィルタ機構36の青色フィ
ルタBが、自動的に反射光の光路中に位置するようにな
る。このように、キャリッジ20の復帰動作とフィルタ機
構36の復帰動作とが同時に実行されるので、両者の間に
無駄な動作がなく、読取り開始までの時間が短縮化され
ることになる。
(2)次に、この一実施例においては、キャリッジ20の
支持機構として、第1のレール16aに転接される第1及
び第2のガイドローラ40a,40bと、第2のレール16bに転
接される可動ガイドローラ46とを備えるようにしてい
る。ここで、第1及び第2のガイドローラ40a,40bは、
その位置を固定して取り付けられており、一方、可動ガ
イドローラ46は、その位置を可動に取り付けられてい
る。また、可動ガイドローラ46はトーションばね48によ
り、第2のレール16bに圧接されるように付勢されてい
る。このようにして、常にキャリッジ20は弾性的に支持
されているので、たとえ、両レール16a,16bの平行度が
多少狂っていても、キャリッジ20の走行時におけるキャ
リッジ20のがた付きは防止されることになる。
また、キャリッジ本体22のストッパアーム22bにより、
レバー部材24が回動規制されることになり、衝撃等によ
りキャリッジ20が左右に振れてもキャリッジ20の所定以
上の傾斜が防止されることになる。従って、レール16b
の案内溝18bから可動ガイドローラ46が離脱するのを防
止できる。また、光電変換器34が読取り走査方向に対し
傾いたり、読取り最中に振動することが無く、精度良く
読取ることが出来、再生画像に歪みやブレ等が生じない
良好な再生画像が提供出来ることになる。
さらに、レバー部材24の一端を支軸42で支持すると共
に、レバー部材24の中央部に可動ガイドローラ46を取付
け、レバー部材24の先端の振れをストッパアーム22bで
規制するようにしたので、衝撃等によりキャリッジ20が
振れ可動ガイドローラ46がわずかに振れても、レバー部
材24の先端の振れは大きく、ローラ46のわずかな振れで
もレバー部材24の先端が、ストッパアーム22bに当た
り、キャリッジ20の振れを最小限におさえることができ
る。
(3)また、この一実施例においては、キャリッジ20を
ホームポジション領域Hから画像読取り領域Nに移動す
る毎に、即ち、原稿の各色の画像を読取り動作する毎
に、固定された読取り基準位置O1に対して、所定距離離
間した読取り開始位置O2を規定している。このようにし
て、たとえ、キャリッジ20の読取り走査動作中にキャリ
ッジ20の位置のずれが生じたとしても、このずれが次の
読取り動作に影響することは防止されることになる。即
ち、各色毎の読取り開始位置O2が固定された読取り基準
位置O1に対して設定されることになるので、各色毎の画
像の位置が常に補正され、従って、各色毎の色ずれが防
止された良好な画像が提供されることになる。
ここで、この読取り開始位置O2は、光学的に検出される
ので、その位置は極めて正確に規定されることになる。
更に、この読取り開始位置O2のための光学的な検出装置
として、別途、専用の検出装置を備えているのではな
く、画像読取り用の光電変換器34を使用している。この
ようにして、読取り開始位置O2を規定するために、部品
点数を増やす必要が無く、構成が簡易化されることにな
る。
(4)また、この一実施例においては、読取り基準位置
O1を検出するために、光電変換器34において基準位置設
定部材70の白色帯部Whから黒色帯部Blに検出結果が変化
する位置が検出されている。ここで、白色帯部Whから黒
色帯部Blに検出位置が変化した事は、検出レベルがA/D
コンバータ136の入力レベルのフルスケールの1/4に至っ
た時点で規定されている。即ち、黒色帯部Blを検出する
検出動作の基準点が、フルスケールの1/2nにより規定さ
れているので、A/Dコンバータ136の出力がそのまま検出
結果として利用されることになる。また、白色がシェー
ディング特性によりレベル降下がおこったとしても、検
出結果が影響されることなく、かつ、黒色の設定が真黒
でなくても良い効果がある。
また、この光電変換器34は、862個のフォトセルを備え
ている。ここで、この一実施例では、1個のフォトセン
サが黒レベルに至ったことを検出したり、全てのフォト
センサが黒レベルに至ったことを検出することにより、
光電変換器34が黒レベルを検出したと認識しているので
はなく、64個のフォトセンサが黒レベルを検出するに至
った時点で,光電変換器34は黒レベルを検出していると
認識している。このようにして、たとえ、1個のフォト
センサの上にごみが付着することにより、1個のフォト
センサが間違って黒レベルを検出したり、何らかの反射
で1個のフォトセンサが白レベルを間違って検出してい
る場合においても、このような誤差に影響されることな
く、正確に位置検出がなされるようになる。
また、この検出においては、64個、即ち、2n個のフォト
センサが黒レベルを検出することにより、光電変換器34
は黒レベルを検出していると認識している。したがっ
て、黒レベルを検出したフォトセンサの数をカウンタに
より計数し、このカウンタにおけるオーバフローを検出
しれば良いことになる。このようにして、光電変換器34
が黒レベルを検出する事は、非常に簡単に行われること
になる。
更に、光電変換器34により白色帯部Whを検出している際
に、シェーディング補正をおこなう事ができ、このシェ
ーディングの為に別途白色部材を設ける必要は無く、構
成が簡素化されることになる。
(5)また、この一実施例においては、各フィルタが反
射光の光路中に選択的に位置するように切換られて、原
稿のカラー画像を読取るようにしている。ここで、各フ
ィルタが切換られたとしても、光電変換器34の出力レベ
ルが変化せずに、一定の出力レベルを維持できるよう
に、両ハロゲンランプ28a,28bには、各フィルタの色に
対応した電圧が印加されるようになされている。このよ
うにして、各フィルタの色が異なることにより出力レベ
ルが異ならないようにする補正が、電気的な処理のみ
で、非常に容易に行われるようになる。
また、各フィルタに対して、光電変換器34の最適な直線
変化領域を用いて検出することができるようになるの
で、画像の階調精度が非常に良くなることになる。
(6)最後に、この一実施例においては、画質の向上の
ために、明度の調整、即ち、明度の切換を行なえるよう
にしている。この明度の切換は、パネルボード138に設
けられた明度切換スイッチ140を押すことにより実行さ
れる。そして、このスイッチ140の押し込みにより、A/D
コンバータ136の基準入力電圧が変化され、これからの
出力データが、切換られた明度に応じて変化することに
なる。このように、基準電圧を変化させるために、アナ
ログ的に抵抗値を変化させている。このようにして、非
常に簡単に明度を切り変えることができるようになる。
また、A/Dコンバータ136からの出力レベルもディジタル
的でなく、アナログ的に変化させることができるように
なる。
また、この明度の切換は、ビデオ信号のレベルを変化す
ることなく、行なえることになるので、システム全体の
S/N比が良好に保たれることになる。また、A/Dコンバー
タ136に対する保護も実現されることになる。
以上詳述した種々の効果は、この考案に係わる画像読取
装置の一実施例の構成により奏せられるものである。こ
こで、しかしながら、この考案の画像読取装置の構成
は、この一実施例の構成に限定されることなく、この考
案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能なことは言う
までもない。
例えば、上述した一実施例においては、フィルタ切換機
構74がカム溝84(86)の底面に第1及び第2の突起部84
c,84dを備え、スプリング96が係止爪88(90)を下方及
び側方に付勢するように説明した。しかし、この考案は
このような構成に限定されることなく、例えば、第14図
に変形例として示すように、カム溝84(86)の直線溝部
84aの、対応する側板14a(14b)側の側壁に、第1及び
第2の突起部84c,84dに対応して、第1及び第2の係止
溝180a,180bを形成するようにしても良い。
ここで、各係止溝180a,180bは、側面に対して直立した
起立面と、傾斜した傾斜面とを備えている。そして、第
1の係止溝180aの起立面は、緑色フィルタ用設定面SG
して規定され、第2の係止溝180bの起立面は、赤色フィ
ルタ用設定面SRとして規定されている。
このように、フィルタ機構36の切換機構74の変形例を構
成することにより、前述した一実施例の場合と同様な効
果を奏することができるようになる。また、この変形例
においては、ばね96の構成が、係止爪88を単に、側板14
aに向かってのみ付勢すれば良いことになり、その構成
が簡易化される特有の効果が奏せられることになる。
また、前述した一実施例においては、フィルタ機構36の
フィルタ枠36aを画像走査方向Xとは反対の方向に付勢
する付勢手段として、一対のコイルスプリング82a,82b
を備えるように説明したが、この考案はこの様な構成に
限定されることなく、例えば、板ばねにより構成される
ようにしても良い。また、作動部材として、上述した一
実施例では突出部材を備えるように説明したが、別段、
キャリッジに取付けられ、側板部に形成された溝に係合
可能なフック部を備えるようにしても良いし、永久磁石
を備えるようにしても良い。
また、上述した一実施例においては、白黒の原稿を読取
り動作する場合には、緑色フィルタGを介して、原稿か
らの反射光を光電変換器34に導くように説明したが、こ
の考案は、このような構成に限定されることなく、たと
えば、フィルタ機構36が、青色フィルタB、緑色フィル
タG、赤色フィルタRの他に、透明フィルタを備えるよ
うにし、白黒の原稿を読取る場合には、切換機構74を介
して、この透明フィルタが反射光の光路中に位置するよ
うにしても良い。
また、上述した一実施例では、読取り基準位置O1を規定
するのに、基準位置設定部材70の、白色帯部Whから黒色
帯部Blに、光電変換器34による被検出部が移動した位置
を利用している。しかしながら、この考案は、このよう
な構成に限定されることなく、例えば、黒色帯部Blから
白色帯部Whに被検出部が移った時点を、読取り基準位置
O1と規定するようにしても良い。
また、上述した一実施例においては、フィルタ機構36に
おけるフィルタB、G、Rの切換動作に伴って、光電変
換器34の出力レベルが変化するのを防止するために、第
1の規制回路102を備えるように説明したが、この考案
はこのような構成に限定されることなく、例えば、第1
の規制回路の構成は、第11図に示した構成に限定され
ず、制御回路からの制御信号に従って、ハロゲンランプ
28a,28bへの印加電圧を変化できるものであれば、どの
ような構成でも良い。
更に、上述した一実施例においては、明度の切換を、明
度切換スイッチ140を押すことにより、コントロール部1
42から設定された明度に応じた制御信号が出力されるよ
うに構成したが、この考案はこの様な構成に限定される
ことなく、例えば、明度切換スイッチをボリュームから
構成し、このボリュームを回転することにより、直接
に、A/Dコンバータ136への基準電圧をアナログ的に変化
するように構成しても良い。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案に係わる画像読取装置
は、原稿載置台を挟んで設けられた一対のレールと、こ
のレールに沿って往復動自在に支持されたキャリッジ
と、このキャリッジに取付けられ、原稿載置台に載置さ
れた原稿の画像を光学的に読取る光電変換器と、前記キ
ャリッジをレールに支持させる支持機構とを具備し、こ
の支持機構は、キャリッジの一方のレールに対向する部
分に、互いに所定の間隔だけ離間して一方のレールに転
接するように設けられ、その位置を固定された状態で回
転可能に取り付けられた少なくとも2個以上のガイドロ
ーラと、他方のレールに対向する部分に軸を介して一端
で回動自在に取付けられたレバー部材と、このレバー部
材に回転可能に取付けられ、かつ、この他方のレールに
転接するように設けられた可動ガイドローラと、この可
動ガイドローラを他方のレールに弾性的に圧接するよう
に付勢する付勢部材と、レバー部材の他端に当接可能に
キャリッジに設けられ、キャリッジの傾斜を防止するス
トッパとを具備したことを特徴としている。従って、こ
の考案によれば、キャリッジのがた付きを防止し、読取
り精度の良い画像読取装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わる画像読取装置の一実施例の構
成を示す平面断面図、 第2図は第1図に示す画像読取装置の構成を示す側断面
図、 第3図はキャリッジの構成を示す平面図、 第4図はキャリッジ本体の構成を示す正面図、 第5図はキャリッジの構成を示す側面図、 第6図は、読取り基準部材の構成を説明する側面図、 第7図は切換機構の構成を説明するためのキャリッジの
平面図、 第8図はカム溝の構成を示す斜視図、 第9図は係止レバーの取り付け状態を示す側断面図、 第10図は光電変換器によるよみとり基準部材の読取り開
始状態を示す側断面図、 第11図は第1の規制回路の構成を示す回路図、 第12図は明度切換システムを示すブロック図、 第13図は第2の規制回路の構成を示す回路図、そして、 第14図はカム溝の変形例を示す斜視図である。 10…画像読取装置、16a,16b…レール、20…キャリッ
ジ、34…光電変換器、40a,40b…ガイドローラ、46…可
動ガイドローラ、48…トーションばね(付勢部材)、66
…プラテンガラス(原稿載置台)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置台を挟んで設けられた一対のレー
    ルと、 このレールに沿って往復動自在に支持されたキャリッジ
    と、 このキャリッジに取付けられ、原稿載置台に載置された
    原稿の画像を光学的に読取る光電変換器と、 前記キャリッジをレールに支持させる支持機構とを具備
    し、 この支持機構は、キャリッジの一方のレールに対向する
    部分に、互いに所定の間隔だけ離間して一方のレールに
    転接するように設けられ、その位置を固定された状態で
    回転可能に取り付けられた少なくとも2個以上のガイド
    ローラと、他方のレールに対向する部分に軸を介して一
    端で回動自在に取付けられたレバー部材と、このレバー
    部材に回転可能に取付けられ、かつ、この他方のレール
    に転接するように設けられた可動ガイドローラと、この
    可動ガイドローラを他方のレールに弾性的に圧接するよ
    うに付勢する付勢部材と、レバー部材の他端に当接可能
    にキャリッジに設けられ、キャリッジの傾斜を防止する
    ストッパとを具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記付勢部材は、レバー部材が取り付けら
    れた軸に巻回され、一端がキャリッジに係合し、他端が
    レバー部材に係合し、可動ガイドローラを他方のレール
    に圧接する回動付勢力を付与するトーションスプリング
    を備えていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の画像読取装置。
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