JPH0794652B2 - 2液硬化型接着剤組成物 - Google Patents

2液硬化型接着剤組成物

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JPH0794652B2 JP1321967A JP32196789A JPH0794652B2 JP H0794652 B2 JPH0794652 B2 JP H0794652B2 JP 1321967 A JP1321967 A JP 1321967A JP 32196789 A JP32196789 A JP 32196789A JP H0794652 B2 JPH0794652 B2 JP H0794652B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種プラスチックフイルム、金属箔、金属蒸
着フイルム及び紙等をラミネートして複合ラミネートフ
イルムを製造する際に使用される、接着性、透明性及び
耐久性等に優れた2液硬化型接着剤組成物に関する。
[従来の技術] ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート及びポリアミド等のプラスチックフイルム及び金
属箔、金属蒸着フイルム等を接着剤を用いて2層、3層
と多層にラミネートした多層ラミネートフイルムは、食
品、医薬品、化粧品、家庭用品等の軟包装材料として広
く使用されている。
近年、無溶剤型ラミネータが開発され、このような無溶
剤型ラミネータは、多層複合フイルムのラミネートに幅
広く利用されている。
[発明が解決しようとする課題] 多層複合フイルムのラミネートに使用する前記の無溶剤
型ラミネータとしては現在数社の機械が開発されてお
り、すでに実用に供されている。これらの無溶剤型ラミ
ネータは、基本的に3本スクローズロールによるダイレ
クトロールコート方式で接着剤を1〜5μmの厚さの薄
膜にして被接着材であるフイルムに塗工し、150m/分前
後の高速で他の被接着剤フイルムとラミネートするもの
である。
ところがこのラミネートにおいて、特に非吸収性表面を
有するプラスチックフイルムや金属箔等を接着する場
合、ニップパターン現象が起こりやすい。従って、この
現象を回避するためには接着剤の粘度範囲が著しく制約
され、通常の塗工温度において10〜20ポイズの接着剤し
か実用上使用できない。これらの制約のため接着剤の組
成、分子量が制限され、実際には初期接着強度が十分で
なく、硬化完了後のラミネート物の接着性能が満足され
るものではなかった。
本発明者らは、上記した従来技術の欠陥を解消すべく鋭
意研究を重ねた結果、ポリオールの分子量の増大に伴っ
て粘度が上昇する群から選ばれた1種以上のポリウレタ
ンポリイソシアネートとポリオールの分子量の増大に伴
って粘度が低下する群の中から選ばれた1種以上を混和
せしめた接着剤組成物が低粘度でラミネート加工性がよ
くプラスチックフイルム、金属箔に対する優れた接着性
を有し、さらに透明性、柔軟性のある接着剤層を形成す
ることを知見して本発明に到達した。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、次の各項の態様よりなる。
(1)(A)ポリオール及び/又はポリウレタンポリオ
ールと(B)ポリウレタンポリイソシアネートから成る
2液硬化型接着剤組成物において、(B)ポリウレタン
ポリイソシアネート中に使用されるポリオールが(b1)
該ポリオールの分子鎖長が長くなるに伴いポリウレタン
ポリイソシアネートの粘度が高くなるポリオール化合物
群から選ばれた少なくとも1種及び(b2)該ポリオール
の分子鎖長が長くなるに伴いポリウレタンポリイソシア
ネートの粘度が低くなるポリオール化合物群から選ばれ
た少なくとも1種のポリオールとからなることを特徴と
する2液硬化型接着剤組成物。
(2)有機溶剤を本質的に含有しない第(1)項記載の
2液硬化型接着剤組成物。
(3)ポリウレタンポリイソシアネート中に使用される
(b1)群のポリオールがポリカプロラクトンポリオー
ル、1,4−ブタンジオール/アジペート、1,6−ヘキサン
ジオール/アジペート、ポリテトラメチレングリコー
ル、ヘキサンカーボネートポリオールからなる群から選
ばれた少なくとも1種及び(b2)群のポリオールがポリ
プロピレングリコール、ポリβ−メチル−δ−バレロラ
クトンポリオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル/アジペート、1,3−ブタンジオール/セバケートか
らなる群から選ばれた少なくとも1種とからなることを
特徴とする第(1)項記載の2液硬化型接着剤組成物。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で使用するポリウレタンポリイソシアネートは、
常法に従ってポリオールと有機ポリイソシアネート化合
物をNCO/OH比1.1以上、好ましくは1.5〜2.0で反応さ
せ、また必要に応じて少量の鎖伸長剤を併用して容易に
得ることができる。
本発明の接着剤組成物を特徴づける(b1)群の分子鎖長
が長くなるに伴いポリウレタンポリイソシアネートの粘
度が高くなるポリオール化合物とは、例えばポリカプロ
ラクトンポリオール、1,4−ブタンジオール/アジペー
ト、1,6−ヘキサンジオール/アジペート、ポリテトラ
メチレングリコール、ヘキサンカーボネートポリオール
等が挙げられる。
一方、本発明の接着剤組成物を特徴づける(b2)群の分
子鎖長が長くなるに伴いポリウレタンポリイソシアネー
トの粘度が低くなるポリオール化合物とは、例えば、ポ
リプロピレングリコールが挙げられるが、ポリβ−メチ
ル−δ−バレロラクトンポリオール、3−メチル−1,5
−ペンタンジオール/アジペート、1,3−ブタンジオー
ル/セバケート等から得られるポリウレタンポリイソシ
アネートもこの化合物群に属する。
前記したポリオールの分子量の増大に伴って粘度が上昇
する群のポリオールは、高分子量が概ね室温(約25℃)
で結晶性の固体であり、ポリオールの分子量の増大に伴
って粘度が低下する群のポリオールは概ね室温(約255
℃)で液状であるが例外もある。ポリオールの分子構造
によって異なる分子間の引力の差異によって粘度に与え
る影響が異なるものと推定することができる。
本発明で使用するポリウレタンポリイソシアネートは、
ポリオールを予め混合してポリイソシアネートと反応さ
せてもよく、あるいはポリオールを各々独自に有機ポリ
イソシアネートと反応させてから、混合してもよい。混
合の際、同時にイソシアネートアダクト体及びイソシア
ネート多量体等を混合することもできる。
本発明において使用する有機ポリイソシアネートとは、
脂肪族あるいは芳香族化合物中に少なくとも2個のイソ
シアネート基を有する化合物であって、従来からポリウ
レタン系樹脂の合成原料として広く使用されているもの
である。
これらの公知の有機ポリイソシアネートはいずれも本発
明において有用である。特に好ましい有機ポリイソシア
ネートを挙げれば以下の通りである。
トリレンジイソシアネート、4−メトキシ−1,3−フェ
ニレンジイソシアネート、4−イソプロピル−1,3−フ
ェニレンジイソシアネート、4−クロル−1,3−フェニ
レンジイソシアネート、4−ブトキシ−1,3−フェニレ
ンジイソシアネート、2,4−ジイソシアネート−ジフェ
ニルエーテル、メシチレンジイソシアネート、4,4′−
メチレンビス(フェニルイソシアネート)、ジュリレン
ジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、ベンジジンジイソシアネート、o−ニトロベンジジ
ンジイソシアネート、4,4−ジイソシアネートジベンジ
ル、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−テト
ラメチレンジイソシアネート、1,10−デカメチレンジイ
ソシアネート、1,4−シクロヘキシレンジイソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、4,4−メチレンビス
(シクロヘキシルイソシアネート)、1,5−テトラヒド
ロナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート等。
また、本発明で使用してもよい鎖伸長剤は、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、水
等がある。
[発明の作用] 本発明の接着剤組成物は、粘度特性の著しく異なった2
つの群よりなるポリウレタンポリイソシアネートを混合
して使用しているため、一定の粘度的制約条件下にあっ
ても、接着剤としての分子量、NCO含有率、NCO/OH比、
硬化物の選択範囲が著しく拡大される。そのため、ラミ
ネート条件に合った接着剤組成の自由な選択ができるも
のである。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、実施例、比較例中、部又は%とあるのは、重量
部、重量%基準である。
実施例1 平均分子量1000、水酸基価112のポリカプロラクトンポ
リオール100部、平均分子量2000、水酸基価56のポリバ
レロラクトンポリオール400部及び平均分子量850、水酸
基価195のポリカプロラクトンポリオール100部とTDI 13
3部、MDI 189部を窒素気流下に70℃で10時間反応させて
NCO含有率4.6%、粘度1800cps/90℃のポリウレタンポリ
イソシアネートを得た。前記のポリウレタンポリイソシ
アネートとポリオール成分としてポリエステルポリオー
ル(商品名;デスモフェン1700 バイエル社製品 OH%
1.2)を用い、NCO基と活性水酸基との比が2.5となるよ
うに配合し2液硬化型接着剤組成物を得た。
次いでこの接着剤組成物を使用し、無溶剤型専用ラミネ
ータで、接着剤温度90℃、加工速度100m/分、設定塗工
量1.5g/m2で、2軸延伸6−ナイロンフイルム(商品
名;エンブレムON ユニチカ社製品 15μ)とL−LDPE
フイルム(商品名;TUX−HC東京セロファン紙社製品50
μ)とのラミネートを行い、40℃48時間エージング後の
外観を判定し、JIS K−6854に準ずる方法で接着強度を
測定した。その結果を第1表に示す。
比較例1 平均分子量1000、水酸基価112のポリカプロラクトンポ
リオール100部、平均分子量2000、水酸基価56のポリカ
プロラクトンポリオール400部及び平均分子量850、水酸
基価195のポリカプロラクトンポリオール100部とTDI 33
部、MDI 189部を窒素気流下に70℃で10時間反応させてN
CO含有率4.6%、粘度4350cps/90℃のポリウレタンポリ
イソシアネートを得た。前記のポリウレタンポリイソシ
アネートとポリオール成分としてポリエステルポリオー
ル(商品名;デスモフェン1700 バイエル社製品 OH%
1.2)を用い、NCO基と活性水酸基との比が2.5となるよ
うに配合し2液硬化型接着剤組成物を得た。
次いでこの接着剤組成物を使用し、無溶剤型専用ラミネ
ータで、接着剤温度90℃、加工速度100m/分、設定塗工
量1.5g/m2で、2軸延伸6−ナイロンフイルム(商品
名;エンブレムON ユニチカ社製品 15μ)とL−LDPE
フイルム(商品名;TUX−HC 東京セロファン紙社製品
50μ)とのラミネートを行い、40℃48時間エージング後
の外観を判定し、JIS K−6854に準ずる方法で接着強度
を測定した。その結果を第1表に示す。
実施例2 平均分子量1000、水酸基価112のポリカプロラクトンポ
リオール200部、平均分子量2000、水酸基価56の3−メ
チル1,5−ペンタンジオール−アジペート700部及び平均
分子量1000、水酸基価165の3−メチル1,5−ペンタンジ
オール/アジペート100部とXDI 52部、MDI 278部を窒素
気流下に70℃で10時間反応させてNCO含有率4.2%、粘度
1600cps/90℃のポリウレタンポリイソシアネートを得
た。前記のポリウレタンポリイソシアネートとポリオー
ル成分としてポリエステルポリオール(商品名;デスモ
フェン1700 バイエル社製品 OH%1.2)を用い、NCO基
と活性水酸基との比が2.5となるように配合し2液硬化
型接着剤組成物を得た。
次いでこの接着剤組成物を使用し、無溶剤型専用ラミネ
ータで、接着剤温度90、加工速度100m/分、設定塗工量
1.5g/m2で、2軸延伸6−ナイロンフイルム(商品名;
エンブレムON ユニチカ社製品 15μ)とL−LDPEフイ
ルム(商品名;TUX−HC 東京セロファン紙社製品 50
μ)とのラミネートを行い、40℃48時間エージング後の
外観を判定し、JIS K−6854に準ずる方法で接着強度
を測定した。その結果を第1表に示す。
比較例2 平均分子量1000、水酸基価112の3−メチル1,5−ペンタ
ンジオール/アジペート200部、平均分子量2000、水酸
基価56の3−メチル1,5−ペンタンジオール/アジペー
ト700部及び平均分子量1000、水酸基価165の3−メチル
1,5−ペンタンジオール/アジペート100部とXDI52部、M
DI278部を窒素気流下に70℃で10時間反応させてNCO含有
率4.2%、粘度3000cps/90℃のポリウレタンポリイソシ
アネートを得た。前記のポリウレタンポリイソシアネー
トとポリオール成分としてポリエステルポリオール(商
品名;デスモフェン1700 バイエル社製品OH%1.2)を
用い、NCO基と活性水酸基との比が2.5となるように配合
し2液硬化型接着剤組成物を得た。
次いでこの接着剤組成物を使用し、無溶剤型専用ラミネ
ータで、接着剤温度90℃、加工速度100m/分、設定塗工
量1.5g/m2で、2軸延伸6−ナイロンフイルム(商品
名;エンブレムON ユニチカ社製品 15μ)とL−LDPE
フイルム(商品名;TUX−HC 東京セロファン紙社製品
50μ)とのラミネートを行い、40℃48時間エージング後
の外観を判定し、JIS K−6854に準ずる方法で接着強度
を測定した。その結果を第1表に示す。
実施例3 平均分子量1500、水酸基価112のポリプロピレングリコ
ール100部、平均分子量2000、水酸基価56のポリテトラ
メチレングリコール200部及び平均分子量1000、水酸基
価112のポリプロピレングリコール600部とMDI 399部を
窒素気流下に80℃で5時間反応させてNCO含有率5.0%、
粘度1300cps/90℃のポリウレタンポリイソシアネートを
得た。前記のポリウレタンポリイソシアネートとポリオ
ール成分としてポリエステルポリオール(商品名;デス
モフェン1700バイエル社製品 OH%1.2)を用い、NCO基
と活性水酸基との比が2.5となるように配合し2液硬化
型接着剤組成物を得た。
次いでこの接着剤組成物を使用し、無溶剤型専用ラミネ
ータで、接着剤温度90℃、加工速度100m/分、設定塗工
量1.5g/m2で、2軸延伸6−ナイロンフイルム(商品
名;エンブレムON ユニチカ社製品 15μ)とL−LDPE
フイルム(商品名;TUX−HC 東京セロファン紙社製品
50μ)とのラミネートを行い、40℃48時間エージング後
の外観を判定し、JIS K−6854に準ずる方法で接着強度
を測定した。その結果を第1表に示す。
比較例3 平均分子量1500、水酸基価112のポリプロピレングリコ
ール100部、平均分子量2000、水酸基価56のポリプロピ
レングリコール200部及び平均分子量1000、水酸基価112
のポリプロピレングリコール600部とMDI 399部を窒素気
流下に80℃で5時間反応させてNCO含有率5.0%、粘度67
0cps/90℃のポリウレタンポリイソシアネートを得た。
前記のポリウレタンポリイソシアネートとポリオール成
分としてポリエステルポリオール(商品名;デスモフェ
ン1700 バイエル社製品 OH%1.2)を用い、NCO基と活
性水酸基との比が2.5となるように配合し2液硬化型接
着剤組成物を得た。
次いでこの接着剤組成物を使用し、無溶剤型専用ラミネ
ータで、接着剤温度90℃、加工速度100m/分、設定塗工
量1.5g/m2で、2軸延伸6−ナイロンフイルム(商品
名;エンブレムON ユニチカ社製品 15μ)とL−LDPE
フイルム(商品名;TUX−HC 東京セロファン紙社製品
50μ)とのラミネートを行い、40℃48時間エージング後
の外観を判定し、JIS K−6854に準ずる方法で接着強度
を測定した。その結果を第1表に示す。
比較例1及び2の外観が×(不良)なのは、接着剤組成
物の粘度が適正範囲10〜20ポイズよりも著しく高いため
であり、比較例3の外観不良は粘度が低いためと、初期
接着強度が不足しているためである。
[発明の効果] 本発明の2液硬化型接着剤組成物は、接着剤組成物中の
ポリウレタンポリイソシアネートとしてポリオールの分
子量の増大に伴って粘度が上昇する群の中から採択され
た1種以上と、ポリオールの分子量の増大に伴って粘度
が低下する群の中から選ばれた1種以上を含有せしめて
あるため、一定の粘度制約条件下にあっても、接着剤成
分としての分子量、NCO含有率、NCO/OH比、硬化物の性
質等の選択条件が著しく拡大される。
そのため接着剤組成を自由に選択することができるの
で、無溶剤型ラミネートによる作業性も良好であり、さ
らに接着性、透明性、耐久性にも優れているため、複合
ラミネートフイルム用接着剤としてその利用価値は大で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−339(JP,A) 特開 昭57−109877(JP,A) 特開 昭63−139909(JP,A) 特開 昭64−36671(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリオール及び/又はポリウレタン
    ポリオールと(B)ポリウレタンポリイソシアネートか
    ら成る2液硬化型接着剤組成物において、(B)ポリウ
    レタンポリイソシアネート中に使用されるポリオールが
    (b1)該ポリオールの分子鎖長が長くなるに伴いポリウ
    レタンポリイソシアネートの粘度が高くなるポリオール
    化合物群から選ばれた少なくとも1種及び(b2)該ポリ
    オールの分子鎖長が長くなるに伴いポリウレタンポリイ
    ソシアネートの粘度が低くなるポリオール化合物群から
    選ばれた少なくとも1種のポリオールとからなることを
    特徴とする2液硬化型接着剤組成物。
  2. 【請求項2】有機溶剤を本質的に含有しない請求項1記
    載の2液硬化型接着剤組成物。
  3. 【請求項3】ポリウレタンポリイソシアネート中に使用
    される(b1)群のポリオールがポリカプロラクトンポリ
    オール、1,4−ブタンジオール/アジペート、1,6−ヘキ
    サンジオール/アジペート、ポリテトラメチレングリコ
    ール、ヘキサンカーボネートポリオールからなる群から
    選ばれた少なくとも1種及び(b2)群のポリオールがポ
    リプロピレングリコール、ポリβ−メチル−δ−バレロ
    ラクトンポリオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオ
    ール/アジペート、1,3−ブタンジオール/セバケート
    からなる群から選ばれた少なくとも1種とからなること
    を特徴とする請求項1記載の2液硬化型接着剤組成物。
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