JPH0794409B2 - 塩化クロロホルミルオキシ置換イソフタロイルの製造方法 - Google Patents

塩化クロロホルミルオキシ置換イソフタロイルの製造方法

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JPH0794409B2
JPH0794409B2 JP6167493A JP16749394A JPH0794409B2 JP H0794409 B2 JPH0794409 B2 JP H0794409B2 JP 6167493 A JP6167493 A JP 6167493A JP 16749394 A JP16749394 A JP 16749394A JP H0794409 B2 JPH0794409 B2 JP H0794409B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、水溶液の脱塩のような逆浸透
工程に使用するための複合膜におけるポリアミドウレタ
ン分離層を形成するのに有用な塩化クロロホルミルオキ
シ置換イソフタロイルの製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】逆浸透は塩水の精製用の周知の方法であ
る。この方法においては、塩水供給原料溶液の浸透圧を
超える圧力を供給原料溶液に適用して、選択浸透性半透
膜の使用により純粋な水を分離する。これにより純粋な
水が膜を通して拡散し、塩および他の不純物は膜により
保持される結果となる。
【0003】選択透過性膜は、支持用多孔性基材上に分
離層を持つ複合膜を有する。この基材は、典型的には多
孔性支持体に支持されてこの膜に機械的強度を与える。
逆浸透における使用に適した選択透過性膜は種々の形状
および構成で入手することができる。平面シート、管状
繊維膜および中空繊維膜が当該技術において周知されて
いる。これらの膜はまた、形態において変化することが
できる。均一な非対称膜も薄いフィルム複合体と同様に
操作可能である。
【0004】選択透過性膜は微孔性膜に重ね合わせられ
た膜層を有する多層構造体の形状で入手することができ
る。基材上に使用され得る膜層にはポリアミド、ポリフ
ェニレンエステルおよびポリスルホンアミドが含まれ
る。
【0005】ポリアミドの識別層は当該技術で周知され
ている。ポリアミドは脂肪族のものであっても芳香族の
ものであってもよく、また、架橋されていてもよい。ポ
リアミド膜は環状脂肪族ジアミンと塩化イソフタロイ
ル、塩化トリメソイルまたはこれらの酸塩化物の混合物
との界面反応により製造することができる。ポリアミド
膜はまた、m‐フェニレンジアミンと塩化シクロヘキサ
ン‐1,3,5‐トリカルボニルとの反応によっても製造
することができる。加えて、ポリアミド膜はまた、芳香
環に少なくとも2個の第1級アミンを有する芳香族ポリ
アミンと、芳香環に平均として2個を超えるハロゲン化
アシル基を有する芳香族多官能性ハロゲン化アシルとの
反応によっても製造することができる。
【0006】これらの先行技術の膜は逆浸透膜として有
用ではあるが、有用寿命が短いことおよび流通性と塩排
除とが低いことのような欠点を示しがちであった。した
がって、高い塩排除率を示すと同時に改良された流通速
度をも与える改良された逆浸透膜に対する要求が存在す
る。
【0007】
【発明の概要】本発明は、驚くほど改良された溶質排除
と透過性とを示す改良された逆浸透膜を指向するもので
ある。この膜は、ハロゲン化ハロホルミルオキシ置換ア
シルとジアミン処理した基材との反応により工程中で形
成された、ポリアミドウレタンの分離層を有する。
【0008】本発明に従えば、重合体多孔性基材をジア
ミンの溶液で処理することにより、改良された逆浸透膜
が形成される。ついで、この処理された基材を上記の重
合体基材に対して非反応性の有機溶媒中のハロゲン化ハ
ロホルミルオキシ置換アシルに暴露してポリアミドウレ
タンの膜を形成させる。
【0009】得られる膜の驚くべきほどに改良された溶
質排除および透過性が、この膜を、高純度の透過物を必
要とする広い範囲の応用面において使用することを可能
にする。これらの応用面の例には、塩水の脱塩、半導体
製造用の純水、廃水処理におけるBODの低下、金属の
回収における溶解塩の除去、乳製品の加工、果汁の濃
縮、ワイン、ビールの脱アルコール等が含まれるが、こ
れに限定されるものではない。この種の応用面において
は、上記の液体を加圧下において本発明記載の改良され
た膜と接触させて不純物を除去する。
【0010】
【発明の詳細な記述】本発明を手短に概括したが、ここ
では以下の明細書および非限定的な実施例を引用して本
発明を詳細に記述する。これと異なる指示のない限り、
全ての百分率は重量%であり、全ての温度は ℃ であ
る。
【0011】一般的には、本発明記載の改良された逆浸
透膜の製造は重合体多孔性基材を多官能性アミンの、た
とえばm‐フェニレンジアミン、ピペラジン、キシリレ
ンジアミン等の、好ましくは芳香族ジアミン、たとえば
p‐フェニレンジアミン、m‐フェニレンジアミン等
の、最も好ましくは m‐フェニレンジアミンの水溶液
で処理し、この基材をさらにハロゲン化ハロホルミルオ
キシ置換アシルの、たとえば塩化5‐クロロホルミルオ
キシイソフタロイル、塩化4‐クロロホルミルオキシイ
ソフタロイル、塩化2‐クロロホルミルオキシイソフタ
ロイルの、塩化5‐クロロホルミルオキシイソフタロイ
ルのブロモ同族体、たとえば二臭化5‐ブロモホルミル
オキシイソフタロイル、塩化5‐ブロモホルミルオキシ
イソフタロイルの、好ましくは二ハロゲン化5‐ハロホ
ルミルオキシイソフタロイルの、最も好ましくは塩化5
‐クロロホルミルオキシイソフタロイルの溶液で処理す
ることにより達成される。ハロゲン化ハロホルミルオキ
シ置換アシルと多官能性アミンとの反応により、驚くべ
きほどに改良された溶質排除と改良された溶媒流通性と
の双方を示すポリアミドウレタンの新規な組成物が得ら
れる。このポリアミドウレタンの一般式は:
【0012】
【化1】
【0013】式中、X は三価の有機基、たとえば三置
換シクロヘキサン、三置換ベンゼン、三置換ナフタレ
ン、三置換シクロペンタン、三置換シクロヘプタン等で
あり、Yは二価の有機基、たとえばm‐フェニレンジア
ミン、p‐フェニレンジアミン、ピペラジン等であるで
ある。
【0014】一般的には、本件塩化ハロホルミルオキシ
置換イソフタロイルは、ヒドロキシ置換イソフタル酸ま
たはヒドロキシ置換イソフタル酸の塩、触媒、ホスゲ
ン、および溶媒を自然発生的な圧力下、高温で反応させ
て製造することができる。ジアミン処理微孔性基材と最
も好適に反応する塩化5‐クロロホルミルオキシイソフ
タロイル(CFIC)は、好ましくは、5‐ヒドロキシ
イソフタル酸25g、イミダゾール0.3g、ホスゲン
70g、およびクロロベンゼン溶媒100mlの混合物
を圧力容器中、160℃で18時間、自然発生的な圧力
下で加熱して製造する。溶媒を除去し、続いて生成物を
143−151℃、1mmHgで蒸留すると、12.6
gの(CFIC)(白色固体、融点55.5−56.5
℃)が得られる。
【0015】CFIC はまた、上記の好ましい反応剤
の代替物を用いて製造することもできる。たとえば、5
‐ヒドロキシイソフタル酸の塩たとえば5‐ヒドロキシ
イソフタル酸二ナトリウムまたは5‐ヒドロキシイソフ
タル酸三ナトリウムで5‐ヒドロキシイソフタル酸を置
き換えることもできる。同様に、ホスゲンと錯体形成し
得る他のヘテロ原子含有化合物でイミダゾールを置き換
えることもできる。この種の触媒の例にはピリジン、
N,N‐ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N‐ジメ
チルアセタミド(DMAc)等が含まれるが、これに限
定されるものではない。同様に、その溶媒が反応剤およ
び生成物と十分に非反応性のものである限り、ジオキサ
ンおよび塩化メチレンのような溶媒を使用することもで
きる。
【0016】ジアミン処理基材と反応させてポリアミド
ウレタンの界面重合を行うには CFIC が最も好まし
いが、臭化5‐ブロモホルミルオキシイソフタロイルの
ような同族体で CFIC を置き換えることもできる。
CFIC の位置異性体、たとえば塩化4‐クロロホル
ミルオキシイソフタロイルで CFIC を置き換えるこ
ともできる。脂肪族の同族体、たとえば塩化5‐クロロ
ホルミルオキシシクロヘキサン‐1,3‐ジカルボニル
も同様に使用することができる。ハロゲン化ハロホルミ
ルオキシ置換アシルはまたハロゲン化ジアシルとの組合
わせで使用してジアミンとのポリアミドウレタンへの重
合を行わせることもでき;塩化イソフタロイルがこの種
のハロゲン化ジアシルの例である。
【0017】本発明記載の膜は一般に、まず膜に適した
基材層を支持膜上に鋳込むことにより製造することがで
きる。適当な基材層は、当該技術において広範に記述さ
れている。説明的な基材物質には有機重合体物質、たと
えばポリスルホン、ポリエーテルスルホン、塩素化ポリ
塩化ビニル、スチレン/アクリロニトリル共重合体、ポ
リブチレンテレフタレート、セルローズエステル類およ
び、高度の多孔性と制御された微孔サイズ分布とを持っ
て製造し得る他の重合体が含まれる。これらの物質を、
一般には不織布または織布の支持材料、一般にはポリエ
ステルまたはポリプロピレン上に鋳込む。多孔性の有機
および無機の材料も支持材料として使用することができ
る。可能な支持材料の例にはナイロン、セルローズ、多
孔性ガラス、セラミックス、焼結金属等が含まれるが、
これに限定されるものではない。これらの支持材料に
は、たとえば繊維の形状の膜を与える平滑シート、中空
管、中空繊維等が可能である。
【0018】微孔性重合体基材の製造は、当該技術で周
知されている。好ましい基材である微孔性ポリスルホン
の製造は、典型的には、ポリスルホンの15−20%ジ
メチルホルムアミド(DMF)溶液を支持体上に鋳込
み、続いて、鋳込み材料を直ちに水に浸して微孔性ポリ
スルホンフィルムを得る工程を含む。ポリスルホンフィ
ルムの鋳込み中に空気に暴露した側を“面”と呼ぶが、
これは主として直径200オングストローム以下の極め
て小さな孔を有する。支持体と接触しているこのフィル
ムの“背”は、極めて粗い孔を有する。
【0019】鋳込みののちに、多孔性ポリスルホン基材
を水性多官能性アミン、好ましくは多官能性芳香族アミ
ンで処理する。基材の処理には水性m‐フェニレンジア
ミン(MPD)が最も有利に使用し得るが、ハロゲン化
ハロホルミルオキシ置換アシルとの界面重合に影響を与
えるのに十分な水溶性を有する他の芳香族アミンも使用
することができる。ジアミンの例にはp‐フェニレンジ
アミン、ピペラジン、m‐キシリレンジアミン等が含ま
れるが、これに限定されるものではない。ついで、アミ
ノ鋳込みした基材をハロゲン化ハロホルミルオキシ置換
アシルに暴露する。
【0020】以下の説明的な実施例においては、微孔性
ポリスルホン基材を示された重量/体積(w/v)パー
セント濃度のm‐フェニレンジアミン(MPD)の水溶
液に、20℃の温度で2ないし5分間暴露する。有利に
は0.5ないし3.0重量%の水性 MPD を、最も有利
には1ないし2重量%の水性 MPD を使用する。暴露
ののちに基材を MPD 溶液から取り出し、水きりし、
過剰の MPD 溶液をゴムローラーで基材から除去す
る。ついで、MPD 処理したポリスルホン基材をハロ
ゲン化ハロホルミルオキシ置換アシルを含有する水混和
性の溶媒の溶液に、好ましくは CFIC の溶液に、ポ
リアミドウレタン膜の重合を促進する条件下で暴露す
る。ハロゲン化ハロホルミルオキシ置換アシルに適した
溶媒は、基材に有害な影響を与えない溶媒である。溶媒
の例にはC5-C8n-アルカン、C4-C8フルオロアルカ
ン、C5-C8シクロフルオロアルカン、C5-C8シクロア
ルカン、C2-C6クロロフルオロアルカンおよびC4-C8
シクロクロロフルオロアルカンならびにフレオン TF
(1,1,2-トリクロロトリフルオロエタン)が含まれ
るが、これに限定されるものではない。最も好ましく
は、フレオン TF を CFIC 溶液用の溶媒として使
用する。
【0021】ジアミン処理した基材上のポリアミドウレ
タンの界面重合に影響を与えるために必要な溶液中の
CFIC の濃度は、特定の溶媒、基材等に応じて変化
し得るが、実験的に決定することができる。しかし、一
般的には0.03−5%の、好ましくは0.05−0.2
0%の CFIC 濃度 を使用することができる。
【0022】ポリアミドウレタン膜層が形成されたのち
に、得られた膜を CFIC 溶液から取り出し、5ない
し120秒、好ましくは60ないし120秒、最も好ま
しくは120秒間ドリップ乾燥する。ついで、この膜を
処理して不純物、たとえば残留 CFIC、残留ジアミ
ン、生成物による反応物等を抽出する。これは、膜を水
および水性アルコールで順次に処理することにより達成
される。したがって、この膜を20ないし60℃の、好
ましくは40ないし60℃ の、最も好ましくは50−
55℃の噴流水道水で5ないし30分、好ましくは10
ないし20分、最も好ましくは10分、ついで水性低級
1-C3アルカノール、たとえばメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、好ましくはエタノールで洗浄す
る。使用する水性エタノールには5ないし25%のエタ
ノール、好ましくは10ないし15%のエタノール、最
も好ましくは15%エタノールが可能であり、残余は水
である。この水性エタノールは20ないし60℃、好ま
しくは40ないし60℃、最も好ましくは50−60℃
のものである。上記の膜を水性アルカノールで5ないし
20分、好ましくは10ないし20分、最も好ましくは
10分間洗浄する。ついで、この膜を水洗してエタノー
ルを除去する。
【0023】ついで、透過性および流通性を試験するま
で、この膜を湿潤状態で貯蔵する。これに替えて、この
膜に湿潤剤、たとえばグリセリンを含浸させて、乾燥貯
蔵とこれに続く再湿潤を行うこともできる。
【0024】本発明記載の膜は種々の構成で製造するこ
とができ、種々の装置に組み立てることができる。この
膜は、好ましくはフィルムまたは繊維の形状にする。た
とえば、この膜の平滑なシートは平板と枠との装置、ま
たは螺旋状の装置中で使用することができる。管状また
は中空の繊維膜は、一般には膜の他端に管状シートを有
する装置内で平行な束にに組み立てることができる。中
空繊維装置では、半径方向の、軸方向の、または微孔内
を流下する流動供給を利用することができる。重合体基
材、たとえばポリスルホン上に得られるポリアミドウレ
タンの膜を、pH6.8、25−30℃の、0.26%−
0.28%の水性 NaCl の供給原料を交差流透過セ
ル中でこの膜に負荷することにより、塩排除および流通
性に関して評価する。直径47mmの寸法の膜をセルに
入れ、0.75 l/分の NaCl 水溶液に暴露する。
この膜を420psigの供給圧に少なくとも14時間
暴露し、そののちに供給圧を225psigに低下させ
て透過性を測定した。膜の性能は、排除された塩NaC
l の百分率(R)、透過性(Kw)および透過物の生産
性によって特定される。排除された塩の百分率は R =(1−(Cp/Cf))× 100% 式中、CpおよびCfは、それぞれ透過物および供給原料
中の NaCl の濃度である。
【0025】として定義される。透過物および供給原料
中の NaCl の濃度は、ベックマン(Beckma
n)G1 伝導度セル(セル定数1.0)と YSI 34
型伝導度計とを用いて伝導度的に決定することができ
る。
【0026】透過性(Kw)は、流通性が膜を通しての
水の流通速度であり、有効圧が供給圧マイナス逆浸透圧
に等しいとして(流通性/有効圧)として定義される。
流通性は透過物生産性として、すなわち、25℃、22
5psigにおける(透過物のガロン数/膜面積平方フ
ィート/日)(GFD)で表わされる。したがって、透
過性はメートル/秒/テレパスカル(m/s/TPa)
で表される。透過性、塩排除および膜の透過性の値は以
下に与えられている。単位時間あたりの透過物の体積を
体積時間あたりの供給原料の体積で割ったものとして表
現した転化率は、典型的には2%以下である。
【0027】本発明記載の膜は、たとえばジアミン処理
した基材の処理に使用するハロゲン化ハロホルミルオキ
シ置換アシルの濃度を変化させて、容易に特定の応用
面、たとえば飲料水からの塩の除去、乳製品の加工等に
適するように仕上げることができる。たとえば、ポリア
ミドウレタン層は、90パーセント以下から99パーセ
ント以上までの塩排除を達成するのに適するように形成
させることができる。
【0028】余分な労力を費やすことなく、当業者はこ
れまでの記述を使用して本発明をその最も広い範囲で利
用することができると考えられる。したがって、以下の
好ましい特定の具体例は単に説明的なものであって、本
件開示の残余の部分に関して決して限定的なものではな
いと解釈すべきである。以下の実施例においては、これ
と異なる指示のない限り、全ての温度は ℃ で表され、
全ての部および百分率は重量部および重量%である。
【0029】
【実施例】実施例1−10 ユニオンカーバイド社(Union Carbide
Corp.)の UDEL P3500ポリエーテルスル
ホンを0.3%の水を含有する N,N‐ジメチルホルム
アミド(DMF)に溶解させた16%溶液を、ポリエス
テル帆布の支持体上に鋳込んで微孔性ポリスルホン基材
を製造する。この溶液は5.5ミルのナイフ逃げで鋳込
む。鋳込みポリエーテルスルホン溶液を持った帆布を鋳
込みの2秒以内に水浴に浸漬して微孔性ポリスルホン基
材を製造する。この基材を水洗してN,N‐ジメチルホ
ルムアミド溶媒を除去し、使用するまで湿潤状態で貯蔵
する。
【0030】表示した濃度のm‐フェニレンジアミン
(MPD)の水溶液に、微孔性ポリスルホン基材を5分
間浸漬する。基材を取り出し、短時間水きりし、ゴムロ
ーラーでロールして表面の過剰の MPD の小滴を除去
する。ついで、この MPD 浸漬基材を、表示した濃度
の塩化5‐クロロホルミルオキシイソフタロイル(CF
IC)のフレオン TF(1,1,2‐トリクロロトリフ
ルオロエタン)溶媒中の溶液に20−40秒間浸漬して
ポリアミドウレタンの膜を形成させる。
【0031】この膜を CFIC 溶液から取り出し、2
分間滴下乾燥する。ついで、この膜を熱(55℃)噴流
水道水で10分間、ついで撹拌15%水性エタノール
(50−60℃)で10分間、順次に処理する。この膜
を、透過性および流通性に関して試験するまで0.1%
の炭酸水素ナトリウムを含有する水中で貯蔵する。溶媒
中の CFIC を用いて形成した膜の性能は表1に報告
してある。
【0032】 表 1 実施例 MPD CFIC % NaCl 透過性 Kw 生産性 濃度(%) 濃度(%) 排除 (m/s/TPa) (gfd @ 225 psig) 1 1.0 0.05 99.29 5.48 15.4 2 2.0 0.05 99.20 3.96 11.5 3 1.0 0.10 99.47 4.18 11.9 4 1.2 0.10 99.44 2.85 8.1 5 1.5 0.10 99.51 3.47 9.8 6 1.8 0.10 99.31 2.73 7.8 7 2.0 0.10 98.95 3.98 11.3 8 1.0 0.15 99.76 2.92 8.2 9 1.5 0.15 99.74 3.31 9.3 10 2.0 0.15 99.47 3.19 9.1 供給原料の pH の NaCl 排除に対する影響を、
0.27% NaCl 供給原料の pH を HCl およ
び NaOH を用いて調整して、実施例4および5の膜
に関して測定する。結果は表2に与えてある。
【0033】 表 2 pH6.8 pH3.5 pH4.0 pH4.9 pH6.8 実施例 膜を製造した % NaCl % NaCl % NaCl % NaCl % NaCl 実施例 # 排除 排除 排除 排除 排除 11 4 99.34 89.40 95.18 99.17 12 5 99.64 91.89 95.24 99.34 99.70 表3に表した実施例13−16は、MPD−処理した支
持体を、表示した濃度の塩化イソおよびテレフタロイル
(I/T)の70:30混合物を含有する表示した濃度
の CFIC 溶液で、実施例1−10の条件下で処理し
て製造した膜の性能を説明する。
【0034】 表 3 実施例 MPD CFIC I/T % NaCl 透過性 Kw 生産性(gfd 濃度(%) 濃度(%) 濃度(%) 排除 (m/s/TPa) @ 225psig) 13 1.0 0.05 0.10 98.53 3.5 10.0 14 1.0 0.15 0.10 99.64 3.0 8.5 15 2.0 0.05 0.10 98.70 3.0 8.5 16 2.0 0.15 0.10 99.77 3.2 9.0 実施例17−18は、本発明記載の膜の、供給原料から
不純物のシリカを除去する驚くべき能力を説明する。表
4に示した結果は、実施例1および16記載の膜に関し
て達成される溶解シリカ排除を説明する。シリカ排除
は、130ppmのメタケイ酸ナトリウム無水物を0.
27% NaCl 水性供給原料に添加してSiO2 とし
て27ppmの溶解シリカを与えて測定する。シリカ排
除は225psigで、上記のようにして NaCl 排
除に関して測定する。供給原料と透過物とのシリカ濃度
は ASTM D 859の方法 B により測定する。%
シリカ排除は下に与えてある。
【0035】 表 4 実施例# 膜を製造した実施例 %シリカ排除 17 1 99.89 18 16 99.53 これまでの記述から、当業者は容易に本発明の基本的な
特徴を確認することができ、その精神および範囲から外
れることなく、本発明を種々の用途および条件に適合さ
せるために、種々の変更および改良を行うことができ
る。
【0036】
【実施態様】
【0037】
【実施態様1】 ヒドロキシ置換イソフタル酸、触媒、
ホスゲンおよび溶媒の混合物を形成させ、上記の混合物
を圧力容器中、自然発生的な圧力下で加熱し、上記の混
合物を処理して上記の溶媒を除去し、上記の混合物を蒸
留して上記の塩化クロロホルミルオキシ置換イソフタロ
イルを得ることよりなる塩化クロロホルミルオキシ置換
イソフタロイルの製造方法。
【0038】
【実施態様2】 上記の塩化クロロホルミルオキシ置換
イソフタロイルが塩化4-クロロホルミルオキシイソフ
タロイル、塩化2‐クロロホルミルオキシイソフタロイ
ルおよび塩化5‐クロロホルミルオキシイソフタロイル
よりなるグループから選択したものであることを特徴と
する実施態様1記載の方法。
【0039】
【実施態様3】 上記のヒドロキシ置換イソフタル酸が
5‐ヒドロキシイソフタル酸であることを特徴とする実
施態様1記載の方法。
【0040】
【実施態様4】 上記の触媒がイミダゾールであること
を特徴とする実施態様3記載の方法。
【0041】
【実施態様5】 上記の溶媒が塩素化ベンゼンであるこ
とを特徴とする実施態様4記載の方法。
【0042】
【実施態様6】 上記の塩化クロロホルミルオキシ置換
イソフタロイルが塩化5‐クロロホルミルオキシイソフ
タロイルであることを特徴とする実施態様5記載の方
法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシ置換イソフタル酸、触媒、ホ
    スゲンおよび溶媒の混合物を形成させ、 上記の混合物を圧力容器中、自然発生的な圧力下で加熱
    し、 上記の混合物を処理して上記の溶媒を除去し、 上記の混合物を蒸留して上記の塩化クロロホルミルオキ
    シ置換イソフタロイルを得ることよりなる塩化クロロホ
    ルミルオキシ置換イソフタロイルの製造方法。
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