JPH0794204B2 - 空気案内箱 - Google Patents

空気案内箱

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JPH0794204B2
JPH0794204B2 JP3303722A JP30372291A JPH0794204B2 JP H0794204 B2 JPH0794204 B2 JP H0794204B2 JP 3303722 A JP3303722 A JP 3303722A JP 30372291 A JP30372291 A JP 30372291A JP H0794204 B2 JPH0794204 B2 JP H0794204B2
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air guide
guide box
air
plug
removable
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ハインツ・コウカール
リヒヤルト・デユーステルヘフト
ハンス・トルーベ
Original Assignee
メルセデス−ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
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Publication date
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Publication of JPH0794204B2 publication Critical patent/JPH0794204B2/ja
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
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    • B60H1/00528Connections between housing parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H3/0608Filter arrangements in the air stream
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
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    • B60H3/0608Filter arrangements in the air stream
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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に自動車用の空気案内
箱に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば交換可能な空気フイルタ素子を収
容する空気フイルタ箱は一般に空気案内箱とみなされ
る。空気フイルタ箱は使用により公知であり(出願人に
より製造された車両シリーズR129),車体保持体に
固定的に設けられて客室の換気及び空調用の交換可能な
空気フイルタ素子を収容するのに用いられる空気案内箱
部分内に,主空気ダンパを制御可能に操作する空気圧操
作素子が保持されている。これらの操作素子は,機械的
に操作駆動装置を介して操作素子に結合される主空気
ンパと共に,交換可能な空気フイルタ素子の下流にあ
る。このような収容により操作素子は環境の影響から大
幅に保護されている。特に飛沫に対する密封を行わなく
てもよい。
【0003】この空気フイルタ箱の空気フイルタ素子を
交換するため取外し可能な覆い部分は,空気入口開口を
持つ空気取入れ口として構成され,固定的に設けられる
部分に対して密封されて,空気がフイルタを通つて送風
機へ達しそれから車両の内部空間へ達することのないよ
うにしている。
【0004】この装置では,操作素子用空気圧接続管路
は,空気フイルタ箱の固定的に設けられる部分の外部に
問題なく取付け可能であるが,密封される管路貫通部を
経て箱の内部空間へ導かれるようにせねばならない。
【0005】空気案内箱の空気ダンパ用操作素子をこの
空気案内箱の外側に設けることも公知であるが(ドイツ
連邦共和国特許出願公開第3820431号明細書),
操作素子の接続管路をどこに設けるかについて何も示し
ていない。
【0006】更に熱交換器用空気案内箱も公知で(ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第3836374号明細
書),熱交換器を経て導かれる空気流を,制御可能な操
作駆動装置により動かされるルーバによつて絞ることが
できる。即ち冷媒温度が高いと,ルーバが流れの方向に
対して平行に向けられ,また冷間始動の際は流れ方向に
対してほぼ直角に向けられて,冷媒が急速に温度上昇す
るように空気流通路を閉じる。ルーバを保持するこの空
気案内箱の熱交換器を覆う部分を,冷媒を導く熱交換器
自体を分解することなく,取外すことができるようにす
るのは当然である。更に場合によつては設けられる操作
駆動装置もルーバと共に分解できるようにする。
【0007】ハウジング内に設けられる自動車用加熱装
置が公知で(ドイツ連邦共和国特許第3333066号
明細書),その熱交換器の接続管路はホースとして構成
されて,例えば掃除のため蓋を取外す際このホースを変
形することができる。この場合管路の分離は必要でな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,動力
源への少なくとも1つの空気ダンパ用操作素子の確実な
接続を維持しながら,空気案内箱の固定的に設けられる
部分にこの操作素子用の取付け空間をもはや必要としな
いように,取外し可能な覆い部分及び固定的に設けられ
る部分を持つ空気案内箱を構成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め,本発明による空気案内箱は,保持体に固定的に設け
られる部分と,この固定的に設けられる部分に結合可能
でこれから取外し可能な覆い部分と,この取外し可能な
覆い部分に支持されかつこれに対して可動で空気案内箱
に通される可変空気流を制御する少なくとも1つの空気
ダンパと,取外し可能な覆い部分に保持されかつ少なく
とも1つの空気ダンパを動かすため少なくとも1つの管
路により動力源に接続されている少なくとも1つの制御
可能な操作素子と,取外し可能な覆い部分の壁内に延び
て操作素子に固定的に接続されている少なくとも1つの
管路の第1の区域と,固定的に設けられる部分の壁内に
延びて動力源に接続されている少なくとも1つの管路の
第2の区域と,取外し可能な覆い部分と固定的に設けら
れる部分との間に延びる継目の範囲において少なくとも
1つの管路の両方の区域を接続するため取外し可能な覆
い部分の取外し又は載置により分離可能又は差込み可能
な差込み接続装置を含んでいる。
【0010】
【発明の効果】今や操作素子は空気案内箱の取外し可能
な覆い部分に取付けられ,外部の影響に対して保護する
ためなるべくその内部空間に取付けられ,空気ダンパ
同様にその中に支持される。更に取外し可能な覆い部分
の取外し毎に各操作素子と動力源との間の管路を分離し
なくてようようにするため,管路の第1の区域が取外し
可能な覆い部分の壁内に設けられ,また管路の第2の区
域が固定的に設けられる部分の壁内に設けられ,管路の
両方の区域を接続する差込み接続装置が,取外し可能な
覆い部分と固定的に設けられる部分との間の継目の範囲
に設けられている。差込み接続装置から遠い方にある管
路の両方の区域の端部には,取付け状態においてそれぞ
れ動力源及び操作素子への固定接続を行う管路延長部が
接続される。
【0011】本発明の別の利点として,操作素子を更に
空気案内箱内に保護して収容することができるが,覆い
部分を取外して空気案内箱を開くことにより,例えば保
守のため操作素子に近づくことができ,固有の工程なし
に同じ工程において動力源への操作素子の接続が中断さ
れる。空気案内箱が再び閉じられる際,取外し可能な覆
い部分が固定的に設けられる部分上へ正しい位置で載置
されると,差込み接続装置が必然的に再び接続されるの
で,管路接続を再び行うのを忘れることはあり得ない。
更に連続する管路を閉じた空気案内箱へ通すことによる
問題は最初から回避される。
【0012】特に適当に設けられる空気フイルタ箱とし
ての空気案内箱では,取外し可能な覆い部分に操作素子
が取付けられるにもかかわらず,空気フイルタ素子の簡
単な交換又は掃除が妨げられることはない。
【0013】この場合構造上生ずる差異を別として,操
作素子の動作方式に応じて,これを動力源に接続するた
め電気導線接続を行わねばならないか,流体管路接続を
行わねばならないかは,問題でない。動力源は例えば電
気操作素子に対しては電源回路でよく,前述した空気フ
イルタ箱に使用される空気圧操作素子又は液圧操作素子
に対しては,動力源として役立つポンプ等へ至るホース
又は管路を設けねばならない。操作素子を空気案内箱外
で取外し可能な覆い部分に取付けるかどうかも問題でな
い。この場合も必要な管路を空気案内箱の壁内に部分的
に設けることは,一層大きい利点を生ずる。
【0014】
【従来の技術との対比】前述したドイツ連邦共和国特許
第3333066号明細書に従つて,操作素子を接続す
るため充分な過大長の自由に設けられる管路を使用し
て,空気案内箱の取外し可能な覆い部分を管路の分離な
しに取外して置<ことも考えられるが,自動車の狭い取
付け空間や費用を考慮すると,このような過大長の管路
は望ましくなく,また常に損傷(屈曲)の危険にさらさ
れる。
【0015】内燃機関では,冷却水及び潤滑油用管路
が,シリンダブロツクとシリンダヘツドとの間でこれら
の壁内に延び,継目においてシリンダヘツド密封片によ
り密封されている。しかしこれには,空気案内箱に操作
素子を本発明のように設けることについて何も示唆して
いない。
【0016】公知の電気−空気圧操作駆動装置(ドイツ
連邦共和国特許3637404号明細書)では,膜ピス
トンへ交番圧力を加える空気管路が,操作駆動装置の2
分割ハウジングの壁を通して導かれ,管路の範囲に切欠
きを持つ面密封片により継目を密封されている。この操
作駆動装置も,空気案内箱の取外し可能な覆い部分に操
作素子を本発明のように設けることについて全く示唆し
ていない。
【0017】自動車用扉にある空気圧鎖錠装置の接続管
路に,車体と扉との間の蝶番の範囲に空気圧継手を設
け,扉の開閉によりこの継手を分離又は接続することが
公知(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3720675
号明細書,米国特許第2888287号明細書)である
けれども, 空気案内箱の取外し可能な覆い部分に操作
素子を本発明のように設けること,及び空気案内箱壁内
に管路を設けることについて,示唆するものがない。
【0018】従属請求項の特徴は本発明による空気案内
箱の有利な発展を示している。
【0019】流体差込み接続装置用防塵キヤツプも公知
で(ドイツ連邦共和国特許第3426089号明細
書),差込み接続装置の分離後スリツト付き膜を持つ差
込み接続装置の差込み開口を閉鎖する。差込み部分を差
込み開口へ差込む際,膜のスリツトを通して差込み部分
を簡単に導入することができる。差込み接続装置自体に
関してこの防塵キヤツプは密封機能を持たず,別個の密
封環により密封が行われる。本来の差込み接続装置用の
密封片となるべく一体のこのような防塵キヤツプを2つ
の管路区域の差込み接続装置に使用することによつて,
特に空気フイルタ箱を使用する場合,空気フイルタ素子
の交換の際それから落下する塵埃粒子が,箱の固定的に
設けられる部分の壁内に延びる管路の区域へ侵入するの
を防止することができる。
【0020】
【実施例】それ以外の詳細及び利点は,図面に示す実施
例の以下の説明から明らかになる。
【0021】図1に著しく簡単化して示す空気案内箱1
の全装置は,保持体2に固定的に設けられる部分3と,
その上に取付けられる取外し可能な覆い部分4とを持
ち,破線枠で示す自動車Fの例えば機関室内に取付けら
れている。取外し可能な覆い部分4は空気案内箱1用の
密閉蓋を形成し,この空気案内箱の内側に2つの負圧操
作素子5が取付けられている。これらの操作素子5は,
取外し可能な覆い部分4に揺動可能に支持される空気
ンパ7に,記号的にのみ示す機械的結合部6を介して作
用する。各操作素子5は複数の区域8.0〜8.3から
成る管路8を介して固有の開閉可能な弁Vに接続され,
この弁が動力源P例えば負圧ポンプに接続されている。
操作素子5を操作するため弁Vを自動的に又は手動で開
放位置へ制御し,この位置でそれぞれ管路8を介して動
力源Pを対応する操作素子5に接続して,操作素子5の
動作室を排気することができる。それにより対応する空
ダンパ7が開かれるか,又は設計に応じて閉じられ
る。
【0022】既に述べた管路8の区域は次の通りであ
る。取外し可能な覆い部分4内に少なくとも点状に支持
される内側区域8.0は,それぞれの操作素子5の空気
圧接続口を,取外し可能な覆い部分4の壁4W内に延び
て例えば穴としてこの覆い部分に一体に形成されている
第1の区域8.1に固定的に接続している。この第1の
区域8.1は,空気案内箱1の取外し可能な覆い部分4
と固定的に設けられる部分3との間で周囲にわたつて延
びる継目9の範囲で,固定的に設けられる部分3の壁3
Wに一体に形成される第2の区域8.2へ通じている。
もちろん継目9の範囲には,外部に対して密閉を行う差
込み接続装置が設けられているが,これについては図2
で説明する。第2の区域8.2には更に外部区域8.3
が接続されて,弁Vを介して動力源Pに接続されてい
る。
【0023】図1からわかるように,空気案内箱1の内
部にある操作素子5は外部の影響から大幅に保護されて
いるが,取外し可能な覆い部分4の取外し後保守又は検
査のため容易に操作素子5へ接近可能である。更に管路
8の第1の区域8.1と第2の区域8.2との間に密封
される差込み接続装置が分離のために設けられているの
で,管路8の分離に固有の工程は必要でない。取外し可
能な覆い部分4を固定的に設けられる部分3上に再び載
置するのと同時に,連続する管路接続が必然的に行われ
る。固定的に設けられる部分3上における取外し可能な
覆い部分4の正しい載置位置は,例えば通常のように空
気案内箱1の継目9に沿つて延びかつ両部分3,4の相
対組合わせ位置を一義的に規定する相対組合わせ位置規
定装置により保証され,適当な形成により差込み接続装
置自体をこの相対組合わせ位置規定装置として利用する
ことができる。
【0024】図2には個々の管路8用の差込み接続装置
が示されている。ここには図1におけるのと精確に同じ
第1及び第2の区域の装置は示されていないが,空気案
内箱の壁内に延びる管路の区域が固定的に設けられる部
分3と取外し可能な覆い部分4との間の継目9を経て導
かれる原理と,継目9の範囲に設けられる差込み接続装
置が,ここにも示されている。
【0025】空気案内箱1はここでは空気フイルタ箱と
して構成されて,交換可能な空気フイルタ素子10を収
容している。この空気フイルタ素子は周囲の縁11を固
定的に設けられる部分3と取外し可能な覆い部分4との
間に締付けられ,空気フイルタ素子10の締付けられる
縁11は弾性的に構成されて,継目9を周囲にわたつて
密封している。空気弁7により空気フイルタ素子10の
下流に設けられる図示しない送風機により吸入される全
空気流は,従つてこの空気フイルタ素子を通過せねばな
らない。
【0026】取外し可能な覆い部分4を固定的に設けら
れる部分3に取付けるため,一体化された弾性クリツプ
結合片又は別体の保持クリツプを公知のように設けるこ
とができる。
【0027】管路8の第1の区域8.1の接続管片Sは
空気案内箱1の内部空間へ開口し,継目9に近い方の他
端は差込み接続管片8Stを持つている。第2の区域
8.2は継目側で差込み穴8Aに終り,その他端は接続
管片Sにより形成されている。これらの接続管片Sへ例
えばホース片を通常のように接続して,管路8の図1に
示す内部及び外部の区域8.0及び8.3を形成して,
管路8を完成することができる。差込み穴8Aへ密封片
12が挿入されている。固定的に設けられる部分3の押
込み案内部14へ挿入される保持部分13によつて,取
外し可能な覆い部分4を取外す際,密封片12を貫通す
る管路8の差込み接続管片8Stにより密封片が引出さ
れるのを防止されている。
【0028】密封片12は密封環12Dと前述したよう
に公知の防塵キヤツプ12Kとから一体に形成され,こ
れらの密封環と防塵キヤツプはスリーブ状中間片12Z
により軸線方向に互いに離されている。密封環12Dは
弾性変形して差込み接続管片8Stに密着し,その外径
も差込み接続管片8Stの差込みの際拡大されるので,
密封環12Dは差込み穴8Aに当つて,差込み接続装置
を外部に対して確実に密封することができる。
【0029】密封片の別の実施例では,密封片を外周で
も密封して差込み穴へ固定的に挿入し,それにより保持
部分をなくすことができるが,密封片の万一の損傷後そ
の交換が困難になる。
【0030】図示した装置では,空気案内箱1の壁内に
一体に形成される管路8の区域は,明らかに管路貫通部
の機能も持つている。なぜならば第1の区域8.1の接
続管片Sは空気案内箱1の内部空間で終り,第2の区域
8.2の接続管片Sは外部へ開口しているからである。
【0031】相対組合わせ位置規定装置として利用可能
な差込み接続装置の前述した機能を実現するため,例え
取外し可能な覆い部分4の差込み接続管片8Stが,
正しい位置とは異なる位置で,固定的に設けられる部分
3の周囲輪郭上に載ると,空気案内箱1の密閉を妨げる
ようにすることができる。正しい載置位置では,差込み
接続管片8Stが図2に示すように差込穴8Aへはま
り,それにより空気案内箱1の密封を可能にする。
【0032】図3は図2による差込み接続装置用の密封
片12の断面図を示し,この密封片は図1による密封す
べき管路の数に応じて二重に構成され,個々の密封片は
絡片16により一体に形成されている。密封片の材料
としてなるべくゴム又はゴム弾性プラスチックが使用さ
れる。特にここでは防塵キヤツプ12Kの機能も明らか
である。この防塵キヤツプは公知のようにスリツト付き
膜として構成され,差込み接続管片を引抜く際このスリ
ツトが閉じられる。それにより,粗粒の形で空気フイル
タ素子にぶら下つて空気フイルタ素子の交換の際脱落す
ることのある塵埃が差込み穴8Aへ落ち込むことは,取
外し可能な覆い部分4の取外し直後特別の工程なしに防
止される。膜の荷重を受けない位置が図3において密封
片12の右の部分に示され,密封片12の左の部分又は
その防塵キヤツプ12Kは,弾性変形した開き位置(た
だしこれを開く差込み接続管片なし)で示されている。
防塵キヤツプの変形例として,互いに直角に交わるスリ
ツト(十字スリツト)を持つ膜も考えられる。同様にこ
の断面図からわかるように,密封片12の両方の中間片
12Zは外方へ突出するフランジ12Bを持ち,これら
のフランジ12Bの間にそれぞれ1つの軸線方向区域1
2Hがあり,この区域に連絡片16が設けられている。
この区域12Hにおいて密封片12は保持部分13によ
り包囲され,フランジ12Bによりはまり合い結合が行
われる。
【0033】最後に図4は,多重管路用,ここでは図1
による二重管路用に構成することができる差込み接続装
置の差込み穴8Aと,図3による密封片用の保持部分1
3とを,押込み案内部14への保持部分の押込み前の状
態において,平面図で示している。もちろん必要に応じ
て,種々の操作素子用のもつと多くの管路を,ここに述
べるように導き,差込み,かつ密封することができる。
図4からよくわかるように,保持部分13は切欠き15
を持ち,図3による密封片12を連絡片16と共に,フ
ランジ12Bを一時的に弾性変形しながらこの切欠き1
5へ押込むことができる。組立てた状態で切欠き15の
縁は密封片12の区域12H及び連絡片16を包囲す
る。図4から更にわかるように,空気案内箱1の固定的
に設けられる部分3の外方へ(必要な湯合には内方へ)
突出する膨張部17に差込み接続装置を収容することが
できる。もちろん対応する膨出部が取外し可能な覆い部
分4にも設けられている。これらの膨出部の所でのみ空
気案内箱1は,管路区域を形成するのに必要な大きい肉
厚を持つていればよい。上述した相対組合わせ位置規定
のため,必要に応じてカラーを周囲に設けることができ
る。しかし一般に空気案内箱の外周は継目に沿つて幾何
学的に非対称又は不規則なので,いずれにせよ取外し可
能な覆い部分を間違つて載置する可能性はない。
【0034】固定的に設けられる部分3にある膨出部1
7は,保持部分13用の例えばスリツト状の押込み案内
部14へストツパの所まで(図2において右から)押込
まれ,それから密封片12がその取付け位置で差込み穴
8Aへ入り込むと,保持部分13が押込み案内部14か
ら脱落するのを防止し,一方この保持部分13が,密封
片12とのはまり合い結合(区域12H,フランジ12
B)のため,前述したように差込み穴8A内の密封片1
2を引抜きに対して保護する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車内にある空気フイルタ箱としての空気案
内箱の全装置の断面図で,その取外し可能な覆い部分内
にそれぞれ空気ダンパを持つ2つの操作素子が設けられ
て,空気フイルタ箱の壁内に一部延びる管路を介して動
力源に接続されているものを示す。
【図2】空気フイルタ箱の固定と固定的に設けられる部
分との間の継目の範囲にあつて操作素子の接続管路の2
つの区域を互いに接続する差込み接続装置の断面図であ
る。
【図3】図2による差込み接続装置用の一体の多重密封
片の断面図である。
【図4】図3による密封片用の保持部分を持つ図2の差
込み接続装置の差込み穴の平面図である。
【符号の説明】
1 空気案内箱 2 保持体 3 固定的に設けられる部分 3W,4W 壁 4 取外し可能な覆い部分 5 操作素子 7 空気ダンパ 8 管路 8St,8A 差込み接続装置 8・1 第1の区域 8.2 第2の区域 9 継目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・トルーベ ドイツ連邦共和国ヘレンベルク・ブリユー ルシユトラーセ17/1

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持体(2)に固定的に設けられる部分
    (3)と,この固定的に設けられる部分(3)に結合可
    能でこれから取外し可能な覆い部分(4)と,この取外
    し可能な覆い部分(4)に支持されかつこれに対して可
    動で空気案内箱(1)に通される可変空気流を制御する
    少なくとも1つの空気ダンパ(7)と,取外し可能な覆
    い部分(4)に保持されかつ少なくとも1つの空気ダン
    (7)を動かすため少なくとも1つの管路(8)によ
    り動力源(P)に接続されている少なくとも1つの制御
    可能な操作素子(5)と,取外し可能な覆い部分(4)
    の壁(4W)内に延びて操作素子(5)に固定的に接続
    されている少なくとも1つの管路(8)の第1の区域
    (8.1)と,固定的に設けられる部分(3)の壁(3
    W)内に延びて動力源(P)に接続されている少なくと
    も1つの管路(8)の第2の区域(8.2)と,取外し
    可能な覆い部分(4)と固定的に設けられる部分(3)
    との間に延びる継目(9)の範囲において少なくとも1
    つの管路(8)の両方の区域(8.1,8.2)を接続
    するため取外し可能な覆い部分(4)の取外し又は載置
    により分離可能又は差込み可能な差込み接続装置(8S
    t,8A)を含んでいる空気案内箱。
  2. 【請求項2】 取外し可能な覆い部分(4)が,空気
    ンパにより閉鎖可能な少なくとも1つの吸入開口を持つ
    空気取入れ口として,交換可能な空気フイルタ素子(1
    0)を固定的に設けられる部分(3)内に固定するよう
    に構成されている,請求項1に記載の空気案内箱。
  3. 【請求項3】 取外し可能な覆い部分が,熱交換器にあ
    つて少なくとも1つの操作素子により可動な冷却空気案
    内部の空気ダンパ用架台として構成されている,請求項
    1に記載の空気案内箱。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの菅路(8)が可撓管路
    として構成され,更に差込み接続装置(8St,8A)
    用密封片(12)を含んでいる,請求項1に記載の空気
    案内箱。
  5. 【請求頂5】 密封片(12)を取付けるため別体の保
    持部分(13)を含んでいる,請求項4に記載の空気案
    内箱。
  6. 【請求項6】 密封片(12)がはまり合い(12B,
    15)により保持部分(13)に結合され,密封片(1
    2)が保持部分(13)を案内部(14)に固定してい
    る,請求項5に記載の空気案内箱。
  7. 【請求頂7】 差込み接続装置(8St,8A)用密封
    片(12)が密封環(12D)に一体に結合されかつこ
    れから軸線方向に離れている防塵キヤツプ(12K)を
    持つている,請求項4に記載の空気案内箱。
  8. 【請求項8】 密封片(12)が管路(8)の第2の区
    域(8.2)の端部に属する差込み穴(8A)へ挿入さ
    れている,請求項7に記載の空気案内箱。
  9. 【請求項9】 差込み接続装置が,固定的に設けられる
    部分(3)とこの上に載置される取外し可能な覆い部分
    (4)との相対組合わせ位置を一義的に規定する相対組
    合わせ位置規定装置の部分である,請求項1に記載の空
    気案内箱。
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