JPH0793922A - 光ディスク装置のピックアップ駆動方式 - Google Patents

光ディスク装置のピックアップ駆動方式

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JPH0793922A
JPH0793922A JP5262859A JP26285993A JPH0793922A JP H0793922 A JPH0793922 A JP H0793922A JP 5262859 A JP5262859 A JP 5262859A JP 26285993 A JP26285993 A JP 26285993A JP H0793922 A JPH0793922 A JP H0793922A
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pickup
optical disk
pickup unit
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drive motor
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川 真 小
Hidehiro Takahashi
橋 秀 博 高
Takehiro Kataoka
岡 武 浩 片
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクの動作速度を上げること 【構成】 回転する光ディスク(20)のトラックを横
切るようにピックアップ部(10)を移動させてデータ
を読み出すようにした光ディスク装置のピックアップ駆
動方式において、パルス電圧のON時のみに前記ピック
アップ部を駆動する駆動モータ(14)の駆動電圧をあ
る間隔または、あるデューティー比のパルス信号により
コントロールすることを特徴とする光ディスク装置のピ
ックアップ駆動方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置のピッ
クアップ駆動方式に関し、特に、回転する光ディスクの
トラックを横切るようにピックアップ部を移動させてデ
ータを読み出すようにした光ディスク装置のピックアッ
プ駆動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置においては、指定
されたトラックにピックアップを移動させるために、こ
のピックアップ部を例えば駆動モータで光ディスクの径
方向に移動させていた。このように光ディスクを径方向
に移動させる機構としては、種々の方式があるが、その
代表的なものは、ラックピニオン方式である。この方式
は、ピックアップ移動に二軸を用い、ピックアップをラ
ックピニオンにより移動させる機構である。このスライ
ド機構は、レンズがトラック方向に移動する事により、
トラッキングコイルがDC分を出す働きをし、そのDC
分によりピックアップ分を移動させ、レンズがある移動
範囲内でトラックを追いかけて行けるようにフィードサ
ーボがかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このラ
ックピニオン方式は、コストが安いというメリットがあ
る反面、構造上の問題からアクセス速度が通常のハード
ディスクに比べて遅く、この光ディスクを使用するシス
テムにおいて動作速度を高めるためには、この光ディス
クの動作速度をあげることが至上命題である。しかし、
単にピックアップ部の駆動モータからピックアップ部へ
のラックピニオンでの減速比を下げ、ピックアップ部の
移動速度をあげるだけでは、以下のような問題を発生す
る。
【0004】すなわち、ピックアップ部の駆動モータか
らピックアップ部へのラックピニオンでの減速比を下げ
ると、この駆動モータとピックアップ部との間のモータ
の単位回転当りのピックアップ部の動作が大きくなり、
その結果、同一駆動電力に対するピックアップ部の移動
距離が大きくなり、移動誤差が大きくなって、再生時に
ピックアップの行き過ぎ現象が発生する。また、減速比
が小さくなると、駆動モータの静止状態から運動状態に
なるときの抵抗が大きく、駆動モータの動作状態を不安
定にし、ピックアップ部の動作を不安定にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、ピックアップ部を駆動する駆動モ
ータの駆動電圧をある間隔または、あるデューティー比
のパルス信号により、コントロールする。
【0006】
【作用】このように構成すれば、ピックアップ部の駆動
モータは、パルス性の電圧で動作し静摩擦の影響を小さ
くできる為、常に動摩擦状態に近い状態になり、これに
より安定した追従性能を確保し、駆動モータからピック
アップ部への減速比を下げアクセス速度をあげても上述
した従来のピックアップの行き過ぎや駆動モータの動作
の不安定状態は発生しないようにすることができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明による光ディスク装置のピッ
クアップ駆動方式の一実施例を示す基本構成図であり、
図2は、図1に示されるピックアップの送り機構の具体
例を示す図である。同図において、10は、トラッキン
グエラーを検出するピックアップ部であり、このピック
アップ部10は、例えば図2に示されるラックピニオン
方式のスライド機構に組み込まれて光ディスク20の必
要なトラックまで移動するように動作する。11は、こ
のピックアップ部10の出力を増幅するトラッキングエ
ラーアンプ、12は、このトラッキングエラーアンプ1
1の出力を増幅するフィードエラーアンプ、13は、ト
ラッキングエラーアンプ11の出力側に接続されてトラ
ッキングエラーを補正するトラッキングコイル、14は
フィードエラーアンプ12の出力側に接続されたフィー
ドモータあるいは駆動モータ、xxは、CPU出力ポー
トで、フィードサーボON時にパルス発生部15から発
生するパルスを出力し、その他は出力しない。xxは、
パルス発生時、フィードエラーアンプ12の出力をON
/OFFする信号である。
【0008】なお、図2において、31は、レーザダイ
オード、プリズム、フォトダイオード、コリメートレン
ズ、対物レンズ、レンズアクチュエータ31aなどを含
むヘッドであり、このヘッドを構成する各要素は、公知
であるためここでは省略してある。なお、このレンズア
クチュエータ31aは、前述したトラッキングコイル1
3を内蔵する。また、図2において、32は、ピックア
ップ部10のラック10aと係合するピニオン、33、
34は、ピックアップ部10を移動させる軸である。
【0009】このような構成にすると、ピックアップ駆
動モータであるフィードモータ14の駆動電圧を発生す
るフィードエラーアンプ12にCPUからのパルス出力
が供給され、この結果、フィードエラーアンプ12の出
力側に例示されるようにCPUからの周期パルスにより
フィードサーボONの時のみ鋸歯状の駆動電圧を発生さ
せ、フィードモータ14に供給する。このため、フィー
ドモータ14は常に動摩擦状態に近い状態におかれ、ピ
ックアップの移動時のシフト量を従来よりも小さくする
ことができ、再生時のヘッドの行き過ぎのような問題を
発生しない。またこのような効果に付随して、ラックピ
ニオンでの減速比を下げることよりアクセス速度を従来
よりも速くでき、レンズのトラックを横切る方向の移動
を常に小さくすることにより傷つきディスクや外来振動
に対する動作も確実にすることができる。また、従来、
機種ごとにフィードモータ14の負荷が異なるため駆動
電圧を変えるかあるいはその他の調整方法を用いて負荷
に対応させていたが、本発明によれば、パルス電圧のデ
ューティー比を変えることによって駆動電圧を簡単に調
整することができる。この考えにしたがえば、ガタの多
い機構のプレーアビリティを向上させることができる。
たとえば、フィードモータの起動可能な最小パルス幅の
パルスによって駆動電圧を発生させフィードモータを起
動し、これにより起動時の微細な動作制御を行うことが
できる。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による光ディ
スク装置のピックアップ駆動方式によれば、フィードサ
ーボON時のみパルスを発生させ、駆動電圧をコントロ
ールするようにしたため、ピックアップの駆動モータ
は、常に動摩擦状態に近い状態におかれ、モータの回転
速度をあげてアクセス速度をあげても上述した従来のピ
ックアップの行き過ぎやモータの動作の不安定状態は発
生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク装置のピックアップ駆
動方式の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示されるピックアップ部のスライド機構
の具体例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ピックアップ部 10a ラック 11 トラッキングエラーアンプ 12 フィードエラーアンプ 13 トラッキングコイル 14 フィードモータ 15 パルス発生部 20 光ディスク 31 ヘッド 31a レンズアクチュエータ 32 ピニオン 33、34 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する光ディスクのトラックを横切る
    ようにピックアップ部を移動させてデータを読み出すよ
    うにした光ディスク装置のピックアップ駆動方式におい
    て、前記ピックアップ部を移動させる駆動モータの駆動
    電圧をある間隔または、あるデューティー比のパルス信
    号により、コントロールすることを特徴とする光ディス
    ク装置のピックアップ駆動方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591162U (ja) * 1982-06-28 1984-01-06 松下電器産業株式会社 光学記録再生装置
JPS6460875A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Pioneer Electronic Corp Slider driving device
JPH05189892A (ja) * 1992-01-10 1993-07-30 Sony Corp 電動機駆動用電源回路

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