JPH0793919B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH0793919B2 JPH0793919B2 JP62094630A JP9463087A JPH0793919B2 JP H0793919 B2 JPH0793919 B2 JP H0793919B2 JP 62094630 A JP62094630 A JP 62094630A JP 9463087 A JP9463087 A JP 9463087A JP H0793919 B2 JPH0793919 B2 JP H0793919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tube
- tube
- endoscope
- insertion portion
- hard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、関節その他の診断に用いられるのに適した
内視鏡に関するもので、特に、硬質パイプよりなる外套
管内に挿入部を挿通して用いられる内視鏡に関するもの
である。
内視鏡に関するもので、特に、硬質パイプよりなる外套
管内に挿入部を挿通して用いられる内視鏡に関するもの
である。
［従来の技術］ 外套管内に挿通して用いられる内視鏡は、従来は、例え
ば特開昭58-190422号公報に示されるように、外套管の
先端から突出する部分が、遠隔操作により屈曲自在な湾
曲部、外套管内に収納される部分が、可撓性のある合成
樹脂チューブで外装された軟性管により構成されてい
た。
ば特開昭58-190422号公報に示されるように、外套管の
先端から突出する部分が、遠隔操作により屈曲自在な湾
曲部、外套管内に収納される部分が、可撓性のある合成
樹脂チューブで外装された軟性管により構成されてい
た。
［発明が解決しようとする問題点］ 従来の内視鏡は、外套管内に収納される部分が可撓性の
ある合成樹脂チューブで外装された軟性管により構成さ
れていたので、挿入部を外套管に挿脱する際にその外装
チューブがこすれて破損したり、外套管内に挿入する際
に管内で撓んでスムーズに挿入することができない等の
欠点があった。
ある合成樹脂チューブで外装された軟性管により構成さ
れていたので、挿入部を外套管に挿脱する際にその外装
チューブがこすれて破損したり、外套管内に挿入する際
に管内で撓んでスムーズに挿入することができない等の
欠点があった。
本件発明は、従来のそのような欠点を解消して、挿入部
を外套管内にスムーズに挿脱することができ、しかもそ
の際に挿入部が破損しない内視鏡を提供することを目的
とする。
を外套管内にスムーズに挿脱することができ、しかもそ
の際に挿入部が破損しない内視鏡を提供することを目的
とする。
［問題点を解決するための手段］ 上述の問題点を解決するための、本発明の内視鏡は、硬
質パイプよりなる外套管内に挿入部を挿脱自在に設けた
内視鏡において、上記外套管の先端から突出する挿入部
の部分を、遠隔操作により屈曲自在な湾曲部とするとと
もに、上記外套管内に収納される部分を、屈曲不能な硬
性管により構成したことを特徴とする。
質パイプよりなる外套管内に挿入部を挿脱自在に設けた
内視鏡において、上記外套管の先端から突出する挿入部
の部分を、遠隔操作により屈曲自在な湾曲部とするとと
もに、上記外套管内に収納される部分を、屈曲不能な硬
性管により構成したことを特徴とする。
また、本発明に関連する第２の発明の内視鏡は、硬質パ
イプよりなる外套管内に挿入部を挿脱自在に設けた内視
鏡において、上記外套管の先端から突出する部分を、遠
隔操作により屈曲自在な湾曲部とするとともに、上記外
套管内に収納される部分の先端部分を、可撓性のある軟
性管、他の部分を、屈曲不能な硬性管により構成したこ
とを特徴とする。
イプよりなる外套管内に挿入部を挿脱自在に設けた内視
鏡において、上記外套管の先端から突出する部分を、遠
隔操作により屈曲自在な湾曲部とするとともに、上記外
套管内に収納される部分の先端部分を、可撓性のある軟
性管、他の部分を、屈曲不能な硬性管により構成したこ
とを特徴とする。
［作用］ 本発明の内視鏡は、外套管に収納される挿入部の部分が
硬性管により構成されているので、挿入部を外套管に挿
入する際に挿入部が外套管内で撓んだりせず、また、挿
脱に際して、挿入部が外套管で擦られたりしない。
硬性管により構成されているので、挿入部を外套管に挿
入する際に挿入部が外套管内で撓んだりせず、また、挿
脱に際して、挿入部が外套管で擦られたりしない。
また、これに加えて本発明に関連する第２の発明は、操
作中に湾曲部に無理な力が加わった場合に、軟性管がク
ッションの役割を果して無理な力を吸収する。
作中に湾曲部に無理な力が加わった場合に、軟性管がク
ッションの役割を果して無理な力を吸収する。
［実施例］ 本発明の第１の実施例について、第１図及び第２図にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
１は操作部、２は、操作部１の下端部に連結された挿入
部であり、その挿入部２は、例えばステンレス鋼管で外
装された真直で屈曲不能な硬性管３の先端に、遠隔操作
により屈曲自在な湾曲部４が設けられて構成されてい
る。５は、対物光学系などが内蔵された先端部本体、６
は、湾曲操作を行う湾曲操作レバーである。
部であり、その挿入部２は、例えばステンレス鋼管で外
装された真直で屈曲不能な硬性管３の先端に、遠隔操作
により屈曲自在な湾曲部４が設けられて構成されてい
る。５は、対物光学系などが内蔵された先端部本体、６
は、湾曲操作を行う湾曲操作レバーである。
７は、例えばステンレス鋼管よりなる外套管であり、そ
の管内に挿入部２が挿脱自在になるよう、外套管７の内
径が挿入部２の外径より太く形成されている。そして、
挿入部２が外套管７内に挿入された状態では、硬性管３
が外套管７内に収納され、湾曲部４が外套管７の先端か
ら突出する。
の管内に挿入部２が挿脱自在になるよう、外套管７の内
径が挿入部２の外径より太く形成されている。そして、
挿入部２が外套管７内に挿入された状態では、硬性管３
が外套管７内に収納され、湾曲部４が外套管７の先端か
ら突出する。
また、挿入部２の基部には、外套管７を固定する外套管
固定口金８が形成されており、外套管７の基部に形成さ
れた係止部９がその口金８に係止固定される。本実施例
においては、外套管固定口金８と係止部９とが回転リン
グ10に挟まれて固定されるようになっている。この固定
手段はどのようなものであってもよい。11,12は各々、
回転止め用の爪と溝であり、13,14は各々、送水チュー
ブ及び排液チューブを接続する送水口と排液口である。
第１図中15は接眼部、16は、光源装置に接続されるコネ
クタ、17は、操作部１とコネクタ16とを連結する可撓管
である。
固定口金８が形成されており、外套管７の基部に形成さ
れた係止部９がその口金８に係止固定される。本実施例
においては、外套管固定口金８と係止部９とが回転リン
グ10に挟まれて固定されるようになっている。この固定
手段はどのようなものであってもよい。11,12は各々、
回転止め用の爪と溝であり、13,14は各々、送水チュー
ブ及び排液チューブを接続する送水口と排液口である。
第１図中15は接眼部、16は、光源装置に接続されるコネ
クタ、17は、操作部１とコネクタ16とを連結する可撓管
である。
このように構成された本実施例の内視鏡は、外套管７に
収納される挿入部の部分が硬性管３により構成されてい
るので、挿入部２を外套管７に挿入する際に、管内で挿
入部２が撓むことなくスムーズに挿入され、挿入部２の
挿脱に際して挿入部２が外套管７にこすれて損傷するよ
うなことも発生しない。
収納される挿入部の部分が硬性管３により構成されてい
るので、挿入部２を外套管７に挿入する際に、管内で挿
入部２が撓むことなくスムーズに挿入され、挿入部２の
挿脱に際して挿入部２が外套管７にこすれて損傷するよ
うなことも発生しない。
第３図及び第４図は本発明の第２の実施例を示してお
り、上述の第１の実施例と同じ部分には同じ符号を付し
て、その説明は省略する。
り、上述の第１の実施例と同じ部分には同じ符号を付し
て、その説明は省略する。
本実施例においては、挿入部２のうち、外套管７内に収
納される部分の先端部分が、可撓性のある軟性管21、他
の部分が屈曲不能な硬性管３により構成されている。第
４図は、その軟性管21と硬性管３との接続部を示してお
り、巻き方向を異にする２重のらせん管22,23の外周に
金属製の網状管24が被覆されて硬性管３に例えば半田付
により連結され、網状管24の外周に合成樹脂製の可撓性
チューブ25が被覆されている。このように本実施例にお
いては、硬性管３と湾曲部４との間に軟性管21が設けら
れているので、操作中に湾曲部４に無理な力が加わった
場合、軟性管21がクッションの役割を果してその力を吸
収し、湾曲部４の破損が防止される。
納される部分の先端部分が、可撓性のある軟性管21、他
の部分が屈曲不能な硬性管３により構成されている。第
４図は、その軟性管21と硬性管３との接続部を示してお
り、巻き方向を異にする２重のらせん管22,23の外周に
金属製の網状管24が被覆されて硬性管３に例えば半田付
により連結され、網状管24の外周に合成樹脂製の可撓性
チューブ25が被覆されている。このように本実施例にお
いては、硬性管３と湾曲部４との間に軟性管21が設けら
れているので、操作中に湾曲部４に無理な力が加わった
場合、軟性管21がクッションの役割を果してその力を吸
収し、湾曲部４の破損が防止される。
第３図には操作部１下部の構造が示されており、31は、
外套管固定口金８がビス止め連結されたフレーム。32,3
3は、そのフレーム31に螺着又はナット締めにより固定
されたカバーである。硬性管３の基部には接続口金34が
ロー付等により固着されており、その接続口金34はフレ
ーム31にビス止め固定されている。35,36はシール用の
Ｏリングである。
外套管固定口金８がビス止め連結されたフレーム。32,3
3は、そのフレーム31に螺着又はナット締めにより固定
されたカバーである。硬性管３の基部には接続口金34が
ロー付等により固着されており、その接続口金34はフレ
ーム31にビス止め固定されている。35,36はシール用の
Ｏリングである。
第５図は、外套管固定口金41を交換自在に設けた例であ
り、上述の第１及び第２の実施例のいずれにも採用する
ことができる。即ち、第５図のものは、外套管固定口金
41がフレーム42に着脱自在に嵌合しており、フレーム42
に形成された溝43内にバネ性のある金属製のＣリング44
がはめ込まれている。そして、外套管固定口金41に形成
された溝45にそのＣリング44が係合してクリックとして
働き、外套管固定口金41がフレーム42に固定されるとと
もに、必要に応じて外套管固定口金41をフレーム42から
取り外して交換することができる。
り、上述の第１及び第２の実施例のいずれにも採用する
ことができる。即ち、第５図のものは、外套管固定口金
41がフレーム42に着脱自在に嵌合しており、フレーム42
に形成された溝43内にバネ性のある金属製のＣリング44
がはめ込まれている。そして、外套管固定口金41に形成
された溝45にそのＣリング44が係合してクリックとして
働き、外套管固定口金41がフレーム42に固定されるとと
もに、必要に応じて外套管固定口金41をフレーム42から
取り外して交換することができる。
［発明の効果］ 本発明の内視鏡によれば、挿入部を外套管に挿入する際
に外套管内で挿入部が撓まないので挿入をスムーズに行
うことができ、また、挿脱に際して、挿入部が外套管に
よって擦られないので挿入部の耐久性が大幅に向上する
等の効果が得られる。
に外套管内で挿入部が撓まないので挿入をスムーズに行
うことができ、また、挿脱に際して、挿入部が外套管に
よって擦られないので挿入部の耐久性が大幅に向上する
等の効果が得られる。
また、本発明に関連する第２の発明によれば、操作中に
湾曲部に無理な力が加わった場合、軟性管がクッション
の役割を果してその力を吸収してしまうので、湾曲部の
破損が防止され、耐久性がさらに向上する優れた効果を
有する。
湾曲部に無理な力が加わった場合、軟性管がクッション
の役割を果してその力を吸収してしまうので、湾曲部の
破損が防止され、耐久性がさらに向上する優れた効果を
有する。
そして、第１及び第２の発明ともに、内視鏡の挿入部の
うち湾曲部だけがちょうど全長にわたって外套管の先端
から突出して、その部分を遠隔操作によって屈曲させる
ことができるので、体腔内において患部を観察範囲の正
面に容易に捉えて検査と処置等を正確に行うことができ
る。
うち湾曲部だけがちょうど全長にわたって外套管の先端
から突出して、その部分を遠隔操作によって屈曲させる
ことができるので、体腔内において患部を観察範囲の正
面に容易に捉えて検査と処置等を正確に行うことができ
る。
第１図は本発明の第１の実施例の部分断面図、第２図は
第１の実施例の全体斜視図、第３図は第２の実施例の部
分断面図、第４図はその硬性管と軟性管との接続部の部
分断面図、第５図は外套管固定口金の異なる実施例の部
分断面図である。 ２……挿入部、３……硬性管、４……湾曲部、７……外
套管、８……外套管固定口金、21……軟性管、41……外
套管固定口金。
第１の実施例の全体斜視図、第３図は第２の実施例の部
分断面図、第４図はその硬性管と軟性管との接続部の部
分断面図、第５図は外套管固定口金の異なる実施例の部
分断面図である。 ２……挿入部、３……硬性管、４……湾曲部、７……外
套管、８……外套管固定口金、21……軟性管、41……外
套管固定口金。
Claims (2)
- 【請求項１】硬質パイプよりなる真っ直ぐな外套管内に
挿入部を挿脱自在に設けた内視鏡において、上記外套管
の先端から突出する挿入部の部分を、遠隔操作により屈
曲自在な湾曲部とするとともに、上記外套管内に収納さ
れる部分を屈曲不能な硬性管により構成し、上記外套管
内に上記挿入部を挿入して、上記挿入部の基部に設けら
れた外套管固定口金に上記外套管を固定したとき、上記
外套管の先端が上記湾曲部の基端部付近に位置するよう
にしたことを特徴とする内視鏡。 - 【請求項２】硬質パイプよりなる真っ直ぐな外套管内に
挿入部を挿脱自在に設けた内視鏡において、上記外套管
の先端から突出する挿入部の部分を、遠隔操作により屈
曲自在な湾曲部とするとともに、上記外套管内に収納さ
れる挿入部の先端部分を可撓性のある軟性管により構成
して、他の部分を屈曲不能な硬性管により構成し、上記
外套管内に上記挿入部を挿入して、上記挿入部の基部に
設けられた外套管固定口金に上記外套管を固定したと
き、上記外套管の先端が上記湾曲部の基端部付近に位置
するようにしたことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62094630A JPH0793919B2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62094630A JPH0793919B2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 内視鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63260524A JPS63260524A (ja) | 1988-10-27 |
| JPH0793919B2 true JPH0793919B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=14115582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62094630A Expired - Fee Related JPH0793919B2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | 内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793919B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5301061A (en) * | 1989-07-27 | 1994-04-05 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope system |
| JP2006006421A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Pentax Corp | 硬性内視鏡の挿入部 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5873330A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-05-02 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡の湾曲表示装置 |
| JPS60145118A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-07-31 | オリンパス光学工業株式会社 | トラカ−ルシ−ス |
| JPS60128602U (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-29 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用シ−ス構造 |
| JPS61196702U (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-08 |
-
1987
- 1987-04-17 JP JP62094630A patent/JPH0793919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63260524A (ja) | 1988-10-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |