JP2006006421A - 硬性内視鏡の挿入部 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入部先端が体内臓器等にぶつかったり引っ掛かったりしても湾曲部に大きな負荷が作用せず、また、体内臓器の横方向の隙間内等でもよく観察することができる硬性内視鏡の挿入部を提供すること。
【解決手段】硬質パイプにより外装された硬質部11が手元側寄りの部分に設けられた挿入部1の先端部分に、挿入部1の基端に連結された操作部2からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部13が設けられた硬性内視鏡の挿入部1において、挿入部1の硬質部11と湾曲部13との間に、可撓管140により外装されて外力によって任意の方向に屈曲する軟質部14を設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は硬性内視鏡の挿入部に関する。
硬性内視鏡は、体壁に突き刺されたトラカール内に通して開腹せずに手術を行う目的等に極めて有効に用いられるが、観察窓等が配置されている挿入部先端を目標に対して容易に誘導することができるように、硬質部が手元側寄りの部分に設けられた挿入部の先端部分に、操作部からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部が設けられたものがある(例えば、特許文献1)。
特開平9−168506
しかし、硬質部が手元側寄りの部分に設けられた挿入部の先端部分に湾曲部が設けられた構成の硬性内視鏡は、例えば図5に示されるように、湾曲部91を屈曲させた状態で挿入部92を進退操作した時に挿入部先端93が体内臓器200等にぶつかったり引っ掛かったりすると、進退操作の力がそのまま湾曲部91に対して負荷として作用し、湾曲部91の基端部91a等が破損してしまう場合がある。100はトラカールである。
また、図6に示されるように、体内臓器200に横方向の隙間201等がある場合に、その隙間201内を観察しようとしても、湾曲部91の首振り動作だけでは目標患部202を思うように観察できない場合がある。Aは観察視野範囲である。
そのような場合に、挿入部が全長にわたって可撓管で外装された軟性内視鏡を用いれば上述のような不都合は発生しない。しかし、軟性内視鏡は押し引き操作にダイレクト感がなくて手元側の操作が先端にメリハリよく伝わらないので、トラカール内に通して経内視鏡的な手術を行うのには不向きである。
そこで本発明は、挿入部先端が体内臓器等にぶつかったり引っ掛かったりしても湾曲部に大きな負荷が作用せず、また、体内臓器の横方向の隙間内等でもよく観察することができる硬性内視鏡の挿入部を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の硬性内視鏡の挿入部は、硬質パイプにより外装された硬質部が手元側寄りの部分に設けられた挿入部の先端部分に、挿入部の基端に連結された操作部からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部が設けられた硬性内視鏡の挿入部において、挿入部の硬質部と湾曲部との間に、可撓管により外装されて外力によって任意の方向に屈曲する軟質部を設けたものである。
なお、軟質部の長さが、湾曲部の長さの0.5〜1.5倍の範囲にあるとよい。
本発明によれば、挿入部の手元側寄りの硬質部と先端側の湾曲部との間に、可撓管により外装されて外力によって任意の方向に屈曲する軟質部を設けたことにより、挿入部先端が体内で体内臓器等にぶつかったり引っ掛かったりしても負荷が軟質部で吸収されて湾曲部に大きな負荷が作用せず、また、軟質部が適宜に撓むことにより、体内臓器の横方向の隙間内等へも誘導してその内部をよく観察することができる。
挿入部の手元側寄りの硬質部と先端側の湾曲部との間に、可撓管により外装されて外力によって任意の方向に屈曲する軟質部が設けられ、その軟質部の長さが、湾曲部の長さの0.5〜1.5倍の範囲にある。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は硬性内視鏡の全体構成を示しており、細長い管状に形成された挿入部1の手元側基端部に操作部2が連結され、挿入部1の手元側から半分以上の部分はステンレス鋼管等のような硬質パイプによって外装された硬質部11になっている。
挿入部1の最先端部分は、観察窓等が配置された先端部本体12であり、その先端部本体12に隣接する部分は、操作部2に配置されている湾曲操作レバー21を操作することによって遠隔的に任意に屈曲させることができる湾曲部13になっている。
そして、本発明においては湾曲部13と硬質部11とが直結されておらず、可撓管により外装されていて外力により任意の方向に屈曲する軟質部14が、湾曲部13と硬質部11との間に配置されている
図2は、そのような挿入部1の先側寄りの半部を示しており、先端部本体12の先端面には観察窓121と処置具突出口122、及び図示されていない照明窓等が並んで配置されている。
湾曲部13は、例えば短筒状の複数の節輪131をリベット132等で回動自在に連結して、その外面をゴムチューブ等で被覆して構成されており、湾曲操作レバー21によって牽引操作される操作ワイヤ(図示せず)の先端が湾曲部13の先端部分に連結されている。
軟質部14は断面形状を図示してあり、軟質部14を外装する可撓管140は、例えば巻き方向が相違する二重の金属螺旋管141,142の外面に網状管143を被覆して、その外面である最外層部分に可撓性樹脂材144をチューブ状に被覆して構成されている。
挿入部1内には各種内蔵物が全長にわたって挿通配置されており、例えば、3は、観察窓121から取り込まれた内視鏡観察像を撮像した撮像信号を伝送するための信号ケーブル、4は、処置具突出口122に連通する処置具挿通チャンネルである。
このように構成された実施例の硬性内視鏡は、図3に示されるようにトラカール100に通して使用され、操作部2からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部13と硬質部11との間に、外力によって任意の方向に屈曲する軟質部14が配置されていることにより、湾曲部13を屈曲させた状態で挿入部1を進退操作した時に先端部本体12が体内臓器200等にぶつかったり引っ掛かったりしても、それに応じて軟質部14が変形するので湾曲部13に大きな力が作用せず、したがって部材の破損等が発生しない。
また、図4に示されるように、体内臓器200に横方向の隙間201等がある場合に、その隙間201内を観察しようとする際に、湾曲部13の首振り動作だけでは目標患部202を思うように観察できない場合でも、湾曲部13の屈曲操作と共に硬質部11を手元側から押し込み操作することにより、軟質部14が体内臓器200側から受ける力により適宜撓んで、先端部本体12を体内臓器200の横方向の隙間201内に導いて、目標患部202を観察視野範囲A内に捉えることができる。
なお、そのように動作させるためには、軟質部14の軸線方向長さが湾曲部13の軸線方向長さの0.5〜1.5倍の範囲にあるとよく、軟質部14がそれより短いと上述の効果の発生が不十分になり、逆にそれより長いと、挿入部1を押し引き操作したときにダイレクト感が小さくなるため、トラカール100に通して経内視鏡的な手術を行うのに不向きになる。
本発明の実施例の硬性内視鏡の全体構成を示す側面図である。 本発明の実施例の硬性内視鏡の挿入部の先側半部の構成を示す側面部分断面図である。 本発明の実施例の硬性内視鏡の使用状態の略示図である。 本発明の実施例の硬性内視鏡の使用状態の略示図である。 従来の硬性内視鏡の使用状態の略示図である。 従来の硬性内視鏡の使用状態の略示図である。
符号の説明
1 挿入部
2 操作部
11 硬質部
12 先端部本体
13 湾曲部
14 軟質部
21 湾曲操作レバー
100 トラカール
140 可撓管
200 体内臓器
201 隙間
202 患部

Claims (2)

  1. 硬質パイプにより外装された硬質部が手元側寄りの部分に設けられた挿入部の先端部分に、上記挿入部の基端に連結された操作部からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部が設けられた硬性内視鏡の挿入部において、
    上記挿入部の硬質部と湾曲部との間に、可撓管により外装されて外力によって任意の方向に屈曲する軟質部を設けたことを特徴とする硬性内視鏡の挿入部。
  2. 上記軟質部の長さが、上記湾曲部の長さの0.5〜1.5倍の範囲にある請求項1記載の硬性内視鏡の挿入部。
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